JP2008034387A - バックライトアセンブリ及びそれを有する表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】構成部品の個数を減少させたバックライトアセンブリ及びそれを有する表示装置を提供する。
【解決手段】バックライトアセンブリ１００は、複数個のランプ１０、収納容器３０及び導電性接着部材４７を含む。収納容器の底板３１にはランプが並んで配置される。各ランプの第２電極部１３は、収納容器に形成されたアース部４１に接触される。導電性接着部材は各第２電極部をアース部に固定させる。従って、第２電極部のアースのためのランプソケットなどの部品が省略され組立工程の生産性が向上される。
【選択図】図１

Description

本発明はバックライトアセンブリ及びそれを有する表示装置に係り、より詳細には、ランプの駆動のための構成部品の個数を減少させたバックライトアセンブリ及びそれを有する表示装置に関する。

一般的に、液晶表示装置は画素単位を成す液晶セルがマトリックス状に配列される液晶パネルと、液晶セルを駆動するための駆動回路と、液晶パネルに対して光を均一に供給するバックライトアセンブリと、を含む。

ここで、バックライトアセンブリは光源であるランプを液晶パネルの背面に配置して液晶パネルに光を照射する直下方式と、液晶パネルの背面に導光板が備えられランプが導光板の少なくとも一つの側面に配置され導光板を通じて液晶パネルに光を照射するエッジ方式と、で区分される。

直下方式は、エッジ方式に比べて光の均一性及び耐久性が劣るが、複数個のランプを並列で駆動するので光利用効率が優れ、高輝度を要求する大型液晶表示装置に主に使用される。

ランプを並列駆動させるために、従来の液晶表示装置は、大体、インバータマスタ、インバータスレーブ及びリターンワイヤを含む。インバータマスタはランプのホット電極にランプ駆動電圧を印加し、インバータスレーブは、ランプのコールド電極をアースさせ、コールド電極から出力される電流をインバータマスタにフィードバックさせるための導電パターンを提供する。リターンワイヤは導電パターンとインバータマスタとを電気的に接続させ電流をインバータマスタにフィードバックさせる。インバータは、フィードバックされた電流を入力信号にしてランプに入力される駆動電圧の偏差を均一にする回路部を含む。

インバータスレーブは一種の印刷回路基板（ＰＣＢ）であり、収納容器にアースされる。複数個のランプのコールド電極はインバータスレーブを通じて収納容器にアースされる。

しかし、上述したバックライトアセンブリの場合、複数個のランプのコールド電極それぞれがランプソケット及びコネクタを通じてインバータスレーブに連結されるので、バックライトアセンブリの組立における工数が増加し、また、リターンワイヤのためにサイドモールドや収納容器が複雑な構造を有するため、組立における作業性が低下するという問題点があった。

本発明は、このような従来の問題点を解決するためのもので、複数個のランプを駆動するための構成部品の数が少なく、組立が容易なバックライトアセンブリを提供することを目的とする。

本発明の他の目的は、前記バックライトアセンブリを含む表示装置を提供することにある。

前述の本発明の目的を達成するためのバックライトアセンブリは、複数個のランプ、収納容器及び導電性接着部材を含む。各ランプは、第１電極部及び第２電極部を含む。電源供給ユニットは、各ランプの第１電極部に駆動電圧を印加する。収納容器は底板、側壁及びアース部を含む。側壁は、底板から延長されランプを収容する収納空間を形成する。アース部は、各ランプの第２電極部に接触する。導電性接着部材は、各第２電極部をアース部に接触させる。

上記バックライトアセンブリにおいて、アース部は、第１面及び第２面を含む。第１面は底板から延長される。第２面は、第１面につながり第１面から側壁に向かって底板に向き合うように延長される。また、第２面は、導電性接着部材が付着す。バックライトアセンブリは、サイドカバーをさらに含むことができる。サイドカバーは、第２電極部が形成されたランプの端部をカバーする。サイドカバーには、導電性接着部材を加圧する突出部が、ランプの各第２電極部に対応して形成される。バックライトアセンブリは、電源供給ユニット、ランプサポータ及びランプソケットをさらに含むことができる。ランプサポータは底板上に固定させる。ランプソケットには第１電極部が形成されたランプの端部が挿入され、ランプソケットは、第１電極部と電源供給ユニットとを電気的に接続させる。バックライトアセンブリは、ランプを介して底板に対向する光学シートをさらに含むことができる。

上記目的を達成するための他のバックライトアセンブリは、光ガイドユニット、光源、収納容器及び電源供給ユニットを含む。光源は、ランプ、ランプ反射器及び導電性接着部材を含む。ランプは、光ガイドユニットの側面に配置され、第１電極部及び第２電極部を含む。ランプ反射器は、ランプから光ガイドユニットの側面に向かう方向が開口されるようにランプを取り囲み、ランプ反射器には第２電極部が接触するアース部が形成される。導電性接着部材は、第２電極部をアース部に固定させる。収納容器は、底板、及び底板から側面に沿って延長された側壁を含む。電源供給ユニットは、収納容器の外側に配置され第１電極部に駆動電圧を印加する。

ランプ反射器は、光ガイドユニットの側面と対向する第１反射部、光ガイドユニットの出射面に対向する対向面に並び第１反射部から延長された第２反射部、及び第２反射部と対向する第３反射部を含み、アース部は第１乃至第３反射部のうち少なくともいずれか一つから突出されたことを特徴とする。

前述の本発明の他の目的を達成するための表示装置は、光出射モジュール、第１サイドカバー、第２サイドカバー、光学シート及び表示パネルを含む。光出射モジュールは、第１電極部及び第２電極部が形成された複数個のランプ、各ランプの第１電極部に駆動電圧を印加する電源供給ユニット、複数個のランプが配置される底板と底板から延長され収納空間を形成する側壁と各ランプの第２電極部に接触するアース部とを含む収納容器、及び第２電極部をアース部に固定させる導電性接着部材を含む。第１サイドカバーは、第１電極部が形成されたランプの第１端部をカバーし、第２サイドカバーは、第２電極部が形成されたランプの第２端部をカバーする。第２サイドカバーには、第２電極部に対応する導電性接着部材を加圧する突出部が形成される。光学シート及び表示パネルは、第１サイドカバー及び第２サイドカバー上に順次積層される。

このようなバックライトアセンブリ及び表示装置によると、ランプの第２電極部のアース構造が簡単であるため、バックライトアセンブリ及び表示装置の構成部品の個数が減少する。よって、本発明のバックライトアセンブリ及び表示装置は、組立が容易である。

以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。

＜バックライトアセンブリ＞
図１は本発明の第１実施形態によるバックライトアセンブリの分解斜視図である。

図１を参照すると、バックライトアセンブリ１００は複数個のランプ１０、電源供給ユニット５、収納容器３０及び導電性接着部材４７を含む。

ランプ１０は複数個が並列駆動される。本実施形態において、ランプ１０は冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ）である。ランプ１０はランプ本体１１、第１電極部（図示せず）及び第２電極部１３を含む。

ランプ本体１１は、アルゴン及び水銀などの放電ガスが注入された直線形状の管であり、ランプ本体１１の内壁には蛍光体が塗布される。第１電極部及び第２電極部１３は、ランプ本体１１の両端部に互いに対向するように配置される。第１電極部は放電電極及びリード線を含む。放電電極はランプ本体１１の内部に配置され、リード線は放電電極からランプ本体１１の外部に延長される。第２電極部１３も第１電極部と同様に放電電極及びリード線を含む。以下、第２電極部１３とは、第２電極部１３が含むリード線を指すものとする。

他の実施形態において、ランプ１０は、高輝度、低費用及び低消費電力の特性を有し一つの電源供給ユニットで複数個のランプ１０を駆動することができる外部電極蛍光ランプ（ＥＥＦＬ）であってもよい。

図２は図１に示されたバックライトアセンブリの平面図である。図３は図２に示されたバックライトアセンブリの背面の平面図である。

図１、図２及び図３を参照すると、収納容器３０は複数個のランプ１０を収容する。収納容器３０は、底板３１、第１側壁３３、第２側壁３５、第３側壁３７、第４側壁３９及びアース部４１を含む。

底板３１は略四角形形状を有し、第１側壁３３、第２側壁３５、第３側壁３７及び第４側壁３９は底板３１の周辺部から延長されて収納空間を形成する。第１側壁３３及び第２側壁３５は互いに対向するように配置され、第３側壁３７及び第４側壁３９は互いに対向し第１側壁３３及び第２側壁３５をそれぞれ連結する。第３側壁３７及び第４側壁３９の上端には段差部が形成される。第１側壁３３に隣接した底板３１には第１側壁３３に沿って複数個の開口が形成される。

アース部４１は、収納容器３０の底板３１または第２側壁３５から延長される。本実施形態において、アース部４１は、第２側壁３５に形成された段差部である。具体的に、アース部４１は、底板３１と第２側壁３５とが接して形成する角が収納空間側に折曲されて形成される。アース部４１は、第１面４２及び第２面４４を含む。第１面４２は、底板３１から第２側壁３５と向き合うように延長される。第２面４４は、第１面４２につながり、底板３１に向き合うように第１面４２から第２側壁３５に延長される。底板３１から第２面４４までの高さは、底板３１から第２電極部１３までの高さと同一であることが望ましい。

バックライトアセンブリ１００は、複数個のランプサポータ２０をさらに含むことができる。ランプサポータ２０は、底板３１に固定される。ランプサポータ２０は、ランプ１０を互いに略平行に並ばせる。また、ランプサポータ２０は、ランプ１０がたるむことを防止する。幾つかのランプサポータ２０は、ランプ１０の中央部と第１電極部との間に配置され、残りのランプサポータ２０は、ランプ１０の第２電極部１３に近接するように配置される。

ランプサポータ２０は、固定プレート及び複数個の固定リング部を含む。固定プレートは底板３１にランプ１０の長さ方向と略垂直を成す方向に配置され、底板３１に固定される。固定リング部は、上側が開口したリング形状を有し、固定プレートに一定の間隔で形成される。ランプ本体１１は、固定リング部を介して底板３１に対してその位置が固定される。この際、第２電極部１３が形成されたランプ１０の第２端部は、アース部４１の第１面４２と対向し、第２電極部１３は第２面４４に接触される。

図４は、バックライトアセンブリの部分拡大図である。導電性接着部材４７は、アース部４１の第２面４４に付着する。導電性接着部材４７は、例えば、導電性接着テープ４７であり、第２電極部１３をアース部４１の第２面４４に密着させ、第２電極部１３とアース部４１と間の電気的接続の信頼性を向上させる。

図１、図２及び図３を参照すると、バックライトアセンブリ１００はランプソケット１５をさらに含むことができる。

ランプソケット１５は、第１電極部が形成されたランプ１０の第１端部を収容し、一つのランプソケット１５には２つのランプ１０が取り付けられる。ランプソケット１５は、第１側壁３３近くの底板３１に固定され、ランプソケット１５に連結されたコネクタ１７は、開口を通じて底板３１の背面に引出される。

電源供給ユニット５は、底板３１の背面に配置される。電源供給ユニット５は、ランプ１０の駆動電圧を出力する。開口を通じて引出されたコネクタ１７は電源供給ユニット５に形成された端子に電気的に接続される。電源供給ユニット５は、第１電極部に電圧を印加する。

それにより、第１電極部と第２電極部１３との間に電場が形成され、第１電極部からアーク放電が発生する。放電ガスはアーク放電に起因して紫外線を放射する。紫外線が蛍光体を通過して可視光線に変換する。

図５は、図１に示されたサイドカバーの背面図である。図６は、図１に示されたＩ−Ｉ’線に沿って切断した断面図である。図７は、図１に示されたＩＩ−ＩＩ’線に沿って切断した断面図である。

図１及び図５を参照すると、バックライトアセンブリ１００は、第１サイドカバー５５、第２サイドカバー５０及び光学シート６０をさらに含むことができる。

第１サイドカバー５５は、第１側壁３３に沿って配置されランプ１０の第１端部をカバーする。第１サイドカバー５５は、支持板５７及び上板５９を含む。支持板５７は第１側壁３３と向き合うように配置され、底板３１に接触する。支持板５７にはランプ１０との干渉を防止するガイド溝が形成される。上板５９は、底板３１と向き合うように支持板５７から延長される。上板５９には後述される光学シート６０が配置される段差部が形成される。

第２サイドカバー５０は、第２側壁３５に沿って配置されランプ１０の第２端部をカバーする。第２サイドカバー５０は、第１サイドカバー５５と同様に、支持板５２及び上板５４を含む。第２サイドカバー５０の上板５４には、第１サイドカバー５５とは異なり、突出部５６が形成される。突出部５６は、図５に示されたように、第２サイドカバー５０の上板５４の背面に形成される。各突出部５６はアース部４１に配置された各第２電極部１３に対応して、図６及び図７に示されたように、導電性接着テープ４７を加圧する。その結果、第２電極部１３とアース部４１と間の電気的接続の信頼性がより向上する。

本実施形態において、ランプ１０の第２端部は、ランプ１０の第１端部と異なり、ランプソケット１５によって固定されない。第２電極部１３を固定させる導電性接着テープ４７の固定力はランプソケット１５による固定力よりは小さくてもよい。従って、ランプ１０の第２端部が、外部からの衝撃により移動し、アース部４１から外れる可能性を減少させるために、ランプサポータ２０を第２電極部１３に近接するように配置することが望ましい。

光学シート６０は、ランプ１０から出射された光の輝度均一性及び正面輝度のような光学特性を向上させる。光学シート６０は、第１サイドカバー５５及び第２サイドカバー５０に形成された段差部に積層された拡散板６１及び集光シート６３、６５を含む。拡散板６１は、ランプ１０から出射された光の輝度均一性を向上させ、集光シート６３、６５は、拡散板６１から出射された光の正面輝度を向上させる。光学シート６０は、拡散板６１と集光シート６３、６５との間に介在される拡散シート及び底板３１に配置される反射シートをさらに含むことができる。

図８は、本発明の一実施形態によるバックライトアセンブリの断面図である。

図８を参照すると、バックライトアセンブリ２００は複数個のランプ、電源供給ユニット、収納容器、導電性接着部材２４７、ランプサポータ、ランプソケット、第１サイドカバー、第２サイドカバー及び光学シートを含む。バックライトアセンブリ２００は収納容器に形成されたアース部２４１の形状及び第２サイドカバーに形成された突出部２５６の形状を除いては図１乃至図７に示されたバックライトアセンブリ１００と実質的に同一である。

アース部２４１は第１面２４２及び第２面２４４を含み、第２面２４４に各ランプの第２電極部２１３が配置される支持溝２４５が形成された点を除いては図１、図２、図４、図６及び図７に示されたアース部４１と実質的に同一である。

ランプは、ランプサポータによって収納容器の底板２３１上の指定された位置に並べられる。第２電極部２１３は、支持溝２４５に一部収容され水平移動が防止される。導電性接着テープ２４７は、アース部２４１の第２面２４４及び支持溝２４５の上部に露出された第２電極部２１３に接着される。導電性接着テープ２４７と第２電極部２１３とが外れることを防止するために、支持溝２４５の深さは第２電極部２１３の直径より小さく形成されることが望ましい。

第２サイドカバーは、第２電極部２１３が形成されたランプの第２端部をカバーし、ランプ本体との干渉を防止するガイド溝が形成された支持板、及び底板２３１と向き合い支持板につながる上板２５４を含む。

上板２５４の背面には第２電極部２１３にそれぞれ対応して導電性接着テープ２４７を加圧する突出部２５６が形成される。また、突出部２５６の端部には第２電極部２１３が収まる固定溝２５７が形成される。固定溝２５７の深さは第２電極部２１３の直径より小さく形成されることが望ましい。

支持溝２４５と固定溝２５７とが互いに対向して配置されるとき、第２電極部２１３の形状に対応する収容空間が形成される。アース部２４１と突出部２５６とが第２電極部２１３を加圧できるように、収容空間の高さは第２電極部２３の直径より小さいことが望ましい。

図９は、本発明の一実施形態によるバックライトアセンブリの分解斜視図である。図１０は、図９に示された光源の斜視図である。

図９及び図１０を参照すると、バックライトアセンブリ４００は、光ガイドユニット４１０、光源４２０、収納容器４６０及び電源供給ユニット４７０を含む。

光ガイドユニット４１０は、プレート形状の導光体として、入射光をガイドして面状に光を出射する。光ガイドユニット４１０は、光透過性、耐熱性、耐化学性及び機械的強度の優れた、例えば、ポリメチルメタクリレート（ＰＭＭＡ）で製作することができる。

光源４２０は、光ガイドユニット４１０の側面に光を出射する。光源４２０は、光ガイドユニット４１０の一側面か、互いに対向する両側面に配置される。光源４２０は、ランプ４３０、ランプ反射器４４０及び導電性接着部材４５０を含む。光源４２０は、複数個のランプ４３０を含むことができる。ランプ４３０は、図１に示されたランプ１０と実質的に同一である。

ランプ反射器４４０は、ランプから光ガイドユニット４１０の側面に向かう方向が開口されるように、ランプ４３０を取り囲む。ランプ反射器４４０には、ランプ４３０の第２電極部４３３が接触するアース部４４７が、形成される。

ランプ反射器４４０は、例えば、第１反射部４４１、第２反射部４４３及び第３反射部４４５を含むことができる。第１反射部４４１は、光ガイドユニット４１０の側面と対向する。第２反射部４４３及び第３反射部４４５は、互いに対向するように第１反射部４４１から延長され、光ガイドユニット４１０の出射面またはその対向面と並んで配置される。

図１１は、図９に示されたバックライトアセンブリをＩＩＩ−ＩＩＩ’線に沿って切断した断面図である。図１２は、図９に示されたバックライトアセンブリをＩＶ−ＩＶ’線に沿って切断した断面図である。

図１１及び図１２を参照すると、アース部４４７は、第１反射部４４１、第２反射部４４３及び第３反射部４４５のうち少なくともいずれか一つから突出する。本実施形態において、アース部４４７は、図１１に示されたように、第２反射部４４３から突出し、第１反射部４４１に平行なアース面を含む。導電性接着部材４５０は、アース面に付着し、第２電極部４３３をアース面に固定させる。

アース部４４７は、例えば、第１反射部４４１、第２反射部４４３または第３反射部４４５の面の一部を、ランプ反射器４４０の内側に折曲させて形成することもできる。

他の実施形態において、ランプ反射器４４０には、第２電極部４４３が挿入されて接触する複数個のクリップ部を形成することができる。クリップ部は、例えば、開口を備えるリング形状を有するように、板金によりランプ反射器４４０に一体に形成することができる。クリップ部が形成される位置及びその形状は、多様に変更することができる。

さらに他の実施形態において、ランプ反射器４４０は第４反射部をさらに含むことができる。第４反射部は、ランプ反射器４４０の長さ方向の端部に配置され、第１反射部４４１、第２反射部４４３及び第３反射部４４５にそれぞれ連結される。第４反射部には、第２電極部４３３が挿入され接触する接続ホールを形成することができる。

光源４２０は、ランプソケット４２５をさらに含むことができる。ランプソケット４２５は、ランプ反射器４４０の端部に挿入されて固定される。ランプソケット４２５にはランプ４３０の第１端部が挿入される。ランプソケット４２５は、後述される電源供給ユニット４７０と第１電極部とを電気的に接続する。

収納容器４６０は、底板４６１、第１側壁４６３、第２側壁４６５、第３側壁４６７及び第４側壁４６９を含む。第１側壁４６３と第２側壁４６５とは互いに対向する。第３側壁４６７と第４側壁４６９とは互いに対向し、第１側壁４６３及び第２側壁４６５にそれぞれ連結される。

収納容器４６０は、光ガイドユニット４１０及び光源４２０を収納する。光源４２０は、光ガイドユニット４１０の側面と収納容器４６０の第２側壁４６７との間、及び光ガイドユニット４１０の側面と収納容器４６０の第４側壁４６９との間に配置される。この際、ランプソケット４２５は、収納容器４６０の第１側壁４６３と対向する。ランプソケット４２５に対応する底板４６１にはランプソケット４２５に連結されたコネクタ４２７が引出される開口が形成される。ランプ反射器４４０は収納容器４６０と接触され電気的に収納容器４６０にアースされる。

一方、本実施形態において、ランプ４３０の第２電極部４３３はランプソケット４２５のような別途の部品を介することなく、直接ランプ反射器４４０にアースされ、その結果、第２電極部４３３は収納容器４６０にアースされる。

電源供給ユニット４７０は、底板４６１の背面に配置され、コネクタ４２７を通じてランプソケット４２５に電気的に接続される。

従って、ランプ４３０の一方の電極をアースさせ、他方の電極に駆動電圧を印加する場合、ランプ４３０の第２電極部４３３をアースさせるために、別途のランプソケット４２５やワイヤなどの部品を使用する必要がない。

＜表示装置＞
図１３は、本発明の一実施形態による表示装置の分解斜視図である。図１４は、図１３に示された表示装置をＶ−Ｖ’線に沿って切断した断面図である。

図１３及び図１４を参照すると、表示装置６００は、光出射モジュール、第１サイドカバー６５５、第２サイドカバー６５０、光学シート６６０及び表示パネル６８０を含む。

光出射モジュールは、図１乃至図７に示されたバックライトアセンブリ１００で第１サイドカバー５５、第２サイドカバー５０及び光学シート６０を除いたものと実質的に同一である。従って、光出射モジュールは、複数個のランプ６１０、アース部６４１が形成された収納容器６３０、導電性接着部材６４７、複数個のランプサポータ６２０、複数個のランプソケット６１５及び電源供給ユニット６０５を含む。

第１サイドカバー６５５、第２サイドカバー６５０及び光学シート６６０は、図１に示された第１サイドカバー５５、第２サイドカバー５０及び光学シート６０と実質的に同一である。

表示装置６００は、ミドルモールド６７０をさらに含むことができる。

ミドルモールド６７０は、集光シート６６３、６６５の端を押しながら収納容器６３０と接続される。ミドルモールド６７０の上面にはパネルガイド溝が形成される。

表示パネル６８０は、パネルガイド溝に配置され、光学シート６６０から出射された光を画像情報が含まれた画像に変更する。表示パネル６８０は、薄膜トランジスタ基板６８１、薄膜トランジスタ基板６８１に対向するカラーフィルタ基板６８５及び薄膜トランジスタ基板６８１とカラーフィルタ基板６８５との間に注入された液晶（図示せず）を含む。

表示パネル６８０は、印刷回路基板６８３及びパネル印刷回路フィルム６８４をさらに含むことができる。印刷回路基板６８３はゲート電圧及びデータ電圧のようなパネル駆動信号を出力する。パネル印刷回路フィルム６８４は、一端が表示パネル６８０に電気的に接続され、一端に対向するパネル印刷回路フィルム６８４の他端は、印刷回路基板６８３に電気的に接続される。印刷回路基板６８３から伝達されるパネル駆動信号に従って液晶の配列が変更され、表示パネル６８０に提供される光の透過度が変化し、表示パネル６８０は所望する階調の画像を表示する。

表示装置６００は、表示パネル６８０の有効表示領域を露出させ収納容器６３０に締結されるトップシャーシ６９０をさらに含むことができる。

以上、詳細に説明したように本発明によると、複数個のランプを並列駆動するバックライトアセンブリにおいて、ランプの第２電極部をアースするためのランプソケット、印刷回路基板（インバータスレーブ）、第２電極部と印刷回路基板とを連結させるコネクタ及び第２電極部から印刷回路基板に出力される電流を電源供給ユニット（インバータマスタ）にフィードバックさせるリターンワイヤなどの部品が省略される。それにより、バックライトアセンブリの構成部品の個数が減少する。

また、ランプの第２電極部は、収納容器のアース部に直接接触され、導電性接着部材によってアース部との電気的な接続の信頼性が向上する。

部材点数が減少するため、バックライトアセンブリの組立工程でランプの組立がより簡単となり、バックライトアセンブリ及びそれを有する表示装置の組立が容易になる。

以上、本発明の実施形態によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想を離脱することなく、本発明を修正または変更できる。

本発明の一実施形態によるバックライトアセンブリの分解斜視図である。 図１に示されたバックライトアセンブリの平面図である。 図２に示されたバックライトアセンブリの背面の平面図である。 図２に示されたバックライトアセンブリの部分拡大図である。 図１に示されたサイドカバーの背面図である。 図１に示されたＩ−Ｉ’線に沿って切断した断面図である。 図１に示されたＩＩ−ＩＩ’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態によるバックライトアセンブリの断面図である。 本発明の一実施形態によるバックライトアセンブリの分解斜視図である。 図９に示された光源の斜視図である。 図９に示されたバックライトアセンブリをＩＩＩ−ＩＩＩ’線に沿って切断した断面図である。 図９に示されたバックライトアセンブリをＩＶ−ＩＶ’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による表示装置の分解斜視図である。 図１３に示された表示装置をＶ−Ｖ’線に沿って切断した断面図である。

符号の説明

５ 電源供給ユニット、
１０ ランプ、
１１ ランプ本体、
１３ 第２電極部、
２０ ランプサポータ、
３０ 収納容器、
４１ アース部、
４２ 第１面、
４４ 第２面、
４７ 導電性接着テープ、
５０，５５ サイドカバー、
５６ 突出部、
６０ 光学シート、
１００ バックライトアセンブリ、
４１０ 光ガイドユニット、
４２０ 光源、
４３０ ランプ、
４４０ ランプ反射器、
４５０ 導電性接着部材、
６００ 表示装置、
６８０ 表示パネル。

Claims (14)

1. 第１電極部及び第２電極部を含む複数個のランプと、
   底板、前記底板から延長され前記ランプを収容する収納空間を形成する側壁、及び前記各ランプの第２電極部に接触するアース部を含む収納容器と、
   前記各第２電極部を前記アース部に接触させる導電性接着部材と、
   を含むことを特徴とするバックライトアセンブリ。
2. 前記アース部は、前記底板から延長された第１面と、当該第１面につながり前記底板に向き合うように前記第１面から前記側壁に延長され、前記導電性接着部材が付着する第２面と、を含むことを特徴とする請求項１に記載のバックライトアセンブリ。
3. 前記第２面には前記各第２電極部が配置される支持溝が形成されることを特徴とする請求項２に記載のバックライトアセンブリ。
4. 前記導電性接着部材は、接着テープであることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のバックライトアセンブリ。
5. 前記第２電極部が形成されたランプの端部をカバーし、前記導電性接着部材を加圧する突出部が前記ランプの各第２電極部に対応して形成されたサイドカバーをさらに含むことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載のバックライトアセンブリ。
6. 前記サイドカバーは、前記ランプとの干渉を防止するガイド溝が形成された支持板と、前記底板と向き合うように前記支持板から延長され、背面に前記突出部が形成された上板と、を含むことを特徴とする請求項５に記載のバックライトアセンブリ。
7. 前記各突出部の端部には、前記第２電極部が収まる固定溝が形成されたことを特徴とする請求項５又は６に記載のバックライトアセンブリ。
8. 前記底板に固定された固定プレートと、当該固定プレートに形成され、少なくとも一部が開口したリング形状を有し前記ランプを支持する固定リング部と、を有するランプサポータをさらに含むことを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載のバックライトアセンブリ。
9. 前記第１電極部に駆動電圧を印加する電源供給ユニット、及び、当該電源供給ユニットと前記第１電極部とを電気的に接続させ前記第１電極部が形成されたランプの端部が挿入されるランプソケットをさらに含むことを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載のバックライトアセンブリ。
10. 前記ランプを介して前記底板に対向する光学シートをさらに含むことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載のバックライトアセンブリ。
11. プレート形状の導光体である光ガイドユニットと、
    第１電極部及び第２電極部を含み前記光ガイドユニットの側面に配置されたランプ、当該ランプから前記側面に向かう方向が開口されるように前記ランプを取り囲み前記第２電極部が接触するアース部が形成されたランプ反射器、及び前記第２電極部を前記アース部に固定させる導電性接着部材を含む光源と、
    底板及び当該底板から前記側面に沿って延長された側壁を含む収納容器と、
    前記収納容器の外側に配置され前記第１電極部に駆動電圧を印加する電源供給ユニットと、を含むことを特徴とするバックライトアセンブリ。
12. 前記ランプ反射器は、前記側面と対向する第１反射部と、
    前記光ガイドユニットの出射面に対向する対向面と並び前記第１反射部から延長された第２反射部と、
    前記第２反射部と対向する第３反射部と、を含み、前記アース部は前記第１乃至第３反射部のうち少なくともいずれか一つから突出することを特徴とする請求項１１に記載のバックライトアセンブリ。
13. 前記アース部は、前記第１反射部と対向し、前記導電性接着部材が付着されるアース面を含むことを特徴とする請求項１２に記載のバックライトアセンブリ。
14. 第１電極部及び第２電極部が形成された複数個のランプと、
    前記各ランプの第１電極部に駆動電圧を印加する電源供給ユニットと、
    前記複数個のランプが配置される底板と前記底板から延長され収納空間を形成する側壁と前記各ランプの第２電極部に接触するアース部とを含む収納容器及び前記第２電極部を前記アース部に固定させる導電性接着部材を含む光出射モジュールと、
    前記第１電極部が形成されたランプの第１端部をカバーする第１サイドカバーと、
    前記第２電極部が形成されたランプの第２端部をカバーし、前記各第２電極部に対応する前記導電性接着部材を加圧する突出部が形成された第２サイドカバーと、
    前記第１サイドカバー及び前記第２サイドカバー上に配置された光学シートと、
    前記光学シートを介して前記複数個のランプに対向する表示パネルと、
    を含むことを特徴とする表示装置。

Images