JP2008034032A - 位置決め制御装置の整定判定方法及び位置決め制御装置 - Google Patents

位置決め制御装置の整定判定方法及び位置決め制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】対象物が目標位置に整定したことを判定する整定判定方法において、整定判定のマージンを拡大し、正確に整定判定する。
【解決手段】整定判定ブロック(24)の整定判定式として、位置誤差と、位置誤差の複数サンプル数の加算値とを併用する。特に、低周波数域での振動に対し、整定判定のマージンが大きくなる。このため、低周波数域での振動があっても、整定判定条件を外れていると判定することを、より少なくでき、動作(例えば、リード/ライト動作)を継続できる。
【選択図】図11

Description

本発明は、対象物をアクチュエータで目標位置に移動する位置決め制御装置において、目標位置に対象物が整定したか又は追従しているかを判定する整定判定方法及び位置決め制御装置に関し、特に、振動が印加されても、整定判定を正確に行うための位置決め制御装置の整定判定方法及び位置決め制御装置に関する。
対象物を移動して、目標位置に移動する位置決め制御装置は、広く利用されている。この位置決め制御装置は、ディスク装置等では、高精度の位置決めが要求される。特に、磁気ディスク装置や光ディスク装置においては、ヘッドを目標トラックに正確に位置決めすることが、記録密度向上のために極めて重要である。この目標位置に正確に位置決め制御を行っているかを判断する方法として、整定判定がある。
位置決め制御装置の整定判定においては、移動後又は位置が外れた後の位置決め制御が一定の時間内、決められた位置決め条件を満足することが条件である。例えば、磁気ディスク装置では、シーク制御後の整定判定や追従制御時の整定判定がある。
このような整定判定では、位置誤差を元にした判定式の値が、所定のスライス範囲内を満足することが、連続し、連続した回数が一定回数(サンプル数)以上のときに整定完了と判断する。例えば、位置誤差そのものが、所定のスライス範囲であることが一定回数連続したことを検出して、整定完了と判定する方法や、位置誤差そのものと、前のサンプルの位置誤差と現サンプルの位置誤差との差(1サンプル先の予測位置)とが、所定のスライス範囲であることが一定回数連続したことを検出して、整定完了と判定する方法が知られている。
この整定判定の方法としては、次のサンプルの位置を予測する方法(特許文献1)や,オブザーバを用いて予測位置を用いる方法(特許文献2)が提案されている。
特開平08−106742号公報 特開平04−298868号公報
例えば、ディスク装置においては、データトラックの幅が決められており、データトラックは、半径方向に隣接して配置されている。そのため、シーク後や追従時の整定判定後に、ヘッドが隣接トラックに移動してしまうと、誤ってデータを消去することになる。または、一部を消去して、記録済みのデータのS/Nが劣化することになる。
又、ディスク装置のシーク制御や追従制御時の復旧制御において、応答性能を改善するには、整定判定時間が短ければよい。しかし、短すぎると、シーク後の残留振動を見逃し、整定完了した後に位置決め精度が悪くなる。
前述の従来技術では、位置誤差が所定のスライス値の範囲内であることが条件で、且つ1サンプル先の予測位置が所定スライス内であることが、整定と判定した後、振動しても、整定判定条件を外しにくいという思想に基づいていた。即ち、位置誤差が所定スライス内でも、1サンプル先の予測位置が大きいと、次のサンプル以降、位置誤差がスライスを越える可能性があるため、前述のように、位置誤差の他に、1サンプル先の予測位置もチエックするものであった。
一方、近年のディスク装置等の位置決め制御装置は、外部から振動を受ける環境で使用されることも生じてきた。このような外部振動環境での使用としては、例えば、ディスク装置では、携帯型パーソナルコンピュータ、携帯型AV(Audio/Visual)装置、携帯電話等の携帯型装置やカーナビゲーション等の車載装置への搭載例がある。
このような環境下では、外部からの種々の周波数の振動が印加される場合があり、前述の位置と1サンプル先の予測位置での整定判定では、少しの振動でも、整定不良と判定されるおそれがあった。
従って、本発明の目的は、外部振動環境でも、正確に整定を判定するための位置決め制御装置の整定判定方法及び位置決め制御装置を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、低周波数の振動環境下でも、整定と判定し、動作を継続するための位置決め制御装置の整定判定方法及び位置決め制御装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、低周波数域での整定判定マージンを改善し、且つ位置決め精度を向上するための位置決め制御装置の整定判定方法及び位置決め制御装置を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の整定判定方法は、対象物を、目標位置と現在位置との位置誤差に従い、位置制御する位置決め制御装置の目標位置への整定を判定する整定判定方法において、サンプル毎に、前記位置誤差を演算するステップと、前記サンプル毎に、前記位置誤差から第1の判定値を計算する第1の計算ステップと、連続して前記第1の判定値が第1のスライス値未満となったサンプル数が第1の判定サンプル数に達したかを判定する第1の判定ステップと、前記サンプル毎に、複数サンプルの位置誤差の加算から第2の判定値を計算する第2の計算ステップと、連続して前記第2の判定値が第2のスライス値未満となったサンプル数が第2の判定サンプル数に達したかを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップと前記第2の判定ステップとの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力するステップを有する。
又、本発明の位置決め制御装置は、対象物を、目標位置と現在位置との位置誤差に従い、位置制御する位置決め制御ブロックと、サンプル毎に、前記位置誤差から第1の判定値を計算し、連続して前記第1の判定値が第1のスライス値未満となったサンプル数が第1の判定サンプル数に達したかを判定する整定判定ブロックとを有し、前記整定判定ブロックは、前記サンプル毎に、複数サンプルの位置誤差の加算から第2の判定値を計算し、連続して前記第2の判定値が第2のスライス値未満となったサンプル数が第2の判定サンプル数に達したかを判定し、前記2つの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力する。
更に、本発明では、好ましくは、前記第2の計算ステップは、前記複数サンプルの前記位置誤差の絶対値を加算して、前記第2の判定値を計算するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記第2の判定ステップは、前記サンプル数が、5サンプル未満の前記第2の判定サンプル数に達したかを判定するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記第2の計算ステップは、4サンプル未満の位置誤差の加算から前記第2の判定値を計算するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記第1の判定ステップは、前記サンプル数が、5サンプル未満の前記第1の判定サンプル数に達したかを判定するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記サンプル毎に、現サンプルの前記位置誤差と前のサンプルの位置誤差の差分から第3の判定値を計算する第3の計算ステップと、連続して前記第3の判定値が第3のスライス値未満となったサンプル数が第3の判定サンプル数に達したかを判定する第3の判定ステップとを更に有し、前記出力ステップは、前記第1の判定ステップと前記第2の判定ステップと前記第3の判定ステップとの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記出力ステップは、ディスクの目標位置にヘッドの位置が整定したかの判定結果を出力するステップからなる。
本発明では、整定判定式として、位置誤差と、位置誤差の複数サンプル数の加算値とを併用しているため、特に、低周波数域での振動に対し、整定判定のマージンが大きくなる。このため、低周波数域での振動の判定マージンが大きくとれ、整定判定条件を外れていると判定することを、より少なくでき、動作(例えば、リード/ライト動作)を継続できる。
以下、本発明の実施の形態を、位置決め制御装置の構成、整定判定構成の第1の実施の形態、整定判定構成の第2の実施の形態、整定判定構成の第3の実施の形態、整定判定構成の他の実施の形態、他の実施の形態の順で説明するが、本発明は、この実施の形態に限られない。
*位置決め制御装置の構成*
図1は、本発明の一実施の形態の位置決め制御装置の構成図、図2は、図1の磁気ディスクの位置信号及びトラックの配置図、図3は、図1及び図2の磁気ディスクの位置信号の構成図、図4は、図1のヘッド位置制御系の構成図、図5は、図1及び図4のヘッド位置制御の説明図である。
図1は、位置決め制御装置として、ディスク装置の一種である磁気ディスク装置を例に示す。図1に示すように、磁気記憶媒体である磁気ディスク4が、スピンドルモータ5の回転軸2に設けられている。スピンドルモータ5は、磁気ディスク4を回転する。アクチュエータ(VCM)1は、先端に磁気ヘッド3を備え、その回転により、磁気ヘッド3を磁気ディスク4の半径方向に移動する。
アクチュエータ1は、回転軸を中心に回転するボイスコイルモータ(VCM)で構成される。図では、磁気ディスク装置に、2枚の磁気ディスク4が搭載され、4つの磁気ヘッド3が、同一のアクチュエータ1で同時に駆動される。尚、磁気ディスク4が、1枚、磁気ヘッドが2つのものでも同様の構成である。
磁気ヘッド3は、リード素子と、ライト素子とからなる分離型ヘッドである。磁気ヘッド3は、スライダに、磁気抵抗(MR)素子を含むリード素子を積層し、その上にライトコイルを含むライト素子を積層して、構成される。
位置検出回路7は、磁気ヘッド3が読み取った位置信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。リード/ライト(R/W)回路10は、磁気ヘッド3の読み取り及び書込みを制御する。スピンドルモータ(SPM)駆動回路8は、スピンドルモータ5を駆動する。ボイスコイルモータ(VCM)駆動回路6は、ボイスコイルモータ(VCM)1に駆動電流を供給し、VCM1を駆動する。
マイクロコントローラ(MCU)14は、位置検出回路7からのデジタル位置信号から現在位置を検出(復調)し、検出した現在位置と目標位置との誤差に従い、VCM駆動指令値を演算する。即ち、位置復調とサーボ制御(位置制御)を行う。リードオンリーメモリ(ROM)13は、MCU14の制御プログラム等を格納する。ランダムアクセスメモリ(RAM)12は、MCU14の処理のためのデータ等を格納する。
ハードディスクコントローラ(HDC)11は、サーボ信号のセクタ番号を基準にして、1周内の位置を判断し,データを記録・再生する。バッファ用ランダムアクセスメモリ(RAM)15は、リードデータやライトデータを一時格納する。HDC11は、USB,ATAやSCSI等のインターフェイスIFで、ホストと通信する。バス9は、これらを接続する。
図2に示すように、磁気ディスク4は、外周から内周に渡り、円周方向に各トラックのセクタに配置され、サーボ情報を記録したサーボ領域16とを有する。尚、図2の実線は、サーボ情報16の記録位置を示す。
図3に示すように、サーボ情報16は、磁気記録又はピット等の機械的パターンにより、位置信号(サーボ情報)が記録されている。この位置信号は,サーボマークServo Markと、トラック番号Gray Codeと、インデックスIndexと、オフセット情報(サーボバースト)PosA,PosB,PosC,PosDとからなる。尚、図3の点線は、サーボのトラックセンターを示す。
図3の位置信号をヘッド3のリード素子で読み取り、トラック番号Gray Codeとオフセット情報PosA,PosB,PosC,PosDを使い,磁気ヘッドの半径方向の位置を検出する。さらに、インデックス信号Indexを元にして,磁気ヘッドの円周方向の位置を把握する。
例えば,インデックス信号を検出したときのセクタ番号を0番に設定し、サーボ信号を検出する毎に、カウントアップして、トラックの各セクタのセクタ番号を得る。このサーボ信号のセクタ番号は,データの記録再生を行うときの基準となる。尚、インデックス信号は、1周に1つである、又、インデックス信号の代わりに、セクタ番号を設けることもできる。
図4は、MCU14が実行するサーボ制御系の演算ブロック図である。図4に示すように、サーボ制御系では、目標位置rと現在位置yとの位置誤差eを演算ブロック20で演算し、制御ブロック(Cn)21で制御演算し、制御量Unを計算し、プラント22であるVCM1、3を駆動する。プラントの位置は、磁気ヘッド3からのサーボ信号を復調し、復調結果から現在位置yを計算し、演算ブロック20にフィードバックする。
又、整定判定ブロック24は、位置誤差eから整定判定式、整定判定条件(スライス値、サンプル数)により整定判定する。整定判定式としては、位置誤差e(=Y[n])そのものを用いるものと、(2・Y[n}−Y[n−1])を併用するものがある。
図5は、図1及び図4のMCU14が行うアクチュエータのシーク制御例である。図1の位置検出回路7を通じて、MCU14が、アクチュエータの位置を確認して,サーボ演算し、適切な電流をVCM1に供給する。図5では、あるトラック位置から目標トラック位置へヘッド3を移動するシーク開始時からの制御の遷移と、アクチュエータ1の電流、アクチュエータ(ヘッド)の速度、アクチュエータ(ヘッド)の位置を示す。
即ち、シーク制御は、コアース制御、整定制御及びフォローイング制御(追従制御)と遷移することで,目標位置まで移動させることができる。コアース制御は、位置又は速度制御であり、整定制御、フォローイング制御は、基本的に位置制御であり、いずれも、ヘッド3の現在位置を検出する必要がある。この整定制御において、整定判定を行い、リード又はライトを許可する。又、追従制御において、オフトラック発生時に、トラック中心に復旧制御する際も、整定判定を行う。更に、追従制御中に、整定判定条件を満足しているかの判定を行う。
このような,位置を確認するためには,前述の図2、図3のように、磁気ディスク上にサーボ信号を事前に記録しておく。即ち、図3に示したように、サーボ信号の開始位置を示すサーボマーク,トラック番号を表すグレイコード,インデックス信号,オフセットを示すPosA〜PosDといった信号が記録されている。この信号を磁気ヘッド3で読み出し、このサーボ信号を、位置検出回路7が、デジタル値に変換する。
*整定判定機構の第1の実施の形態*
図6は、本発明の整定判定機構の第1の実施の形態の機能ブロック図であり、図7は、本発明の整定判定式の評価のための測定処理フロー図、図8は、図7の測定処理のブロック図、図9は、図7及び図8の測定処理の説明図、図10は、図7乃至図9の測定処理結果のテーブルの説明図、図11は、図7の測定による各判定式における周波数対最大値比の特性図、図12は、整定判定の許容範囲の説明図である。
図6に示すように、整定判定ブロック24は、2つの判定式(判定値計算)ブロック50,58と、判定サンプル数分の遅延ブロック52−1〜52−m,60−1〜60−mと、整定判定ブロック54−1,54−2と、論理積回路56とで構成される。
先ず、位置誤差eは、第1の判定式ブロック50に入力し、第1の判定式ブロック50で、第1の整定判定式(y[n]=e)で判定値が計算される。その判定値は、遅延ブロック52−1、・・・52−mで、順次遅延される。判定式ブロック50及び各遅延ブロック52−1、・・・、52−mの出力は、第1の整定判定ブロック54−1に入力する。
又、位置誤差eは、第2の判定式ブロック58に入力し、第2の判定式ブロック58で、第2の整定判定式(y[n]+y[n−1]+y[n−2])で判定値が計算される。その判定値は、遅延ブロック60−1、・・・60−mで、順次遅延される。判定式ブロック58及び各遅延ブロック60−1、・・・、60−mの出力は、第2の整定判定ブロック54−2に入力する。
第1の整定判定ブロック54−1は、判定値y[n]、判定値y[n−1]、・・・、判定値y[n−m]の(m+1)サンプルの入力の各々が、第1のスライス値未満かを判定し、全サンプル入力が、第1のスライス値未満であれば、整定と判定する。
又、第2の整定判定ブロック54−2は、判定値(y[n]+y[n−1]+y[n−2])、判定値(y[n−1]+y[n−2]+y[n−3])、・・・、判定値(y[n−m]+y[n−m−1]+y[n−m−2])の(m+1)サンプルの入力の各々が、第2のスライス値未満かを判定し、全サンプル入力が、第2のスライス値未満であれば、整定と判定する。
第1及び第2の整定判定ブロック54−1,54−2の整定判定結果は、論理積回路56で論理積がとられ、整定判定結果を出力する。
即ち、本発明では、位置y[n]そのものと、3サンプルの位置の平均値(y[n]+y[n−1]+y[n−2])とを整定判定式に使用している。
この複数サンプルの位置の平均値を併用する理由を説明する。本発明では、位置誤差の周波数毎に、整定判定後の位置誤差の最大振幅を測定した。先ず、測定処理の概要を、図8及び図9を用いて、説明する。
測定処理は、位置決め時には、対象物(図1では、ヘッド3)が、目標位置に対し、振動する軌跡を描いて、目標位置に収束するから、正弦波を位置誤差とする。そして、この正弦波の位相を変化して、整定判定を完了した後の次のサンプルまたは,次のサンプルとの間での最大振幅が、整定判定式の値に対して何倍かを求め,その倍率の最大値を求める。そして、この位置誤差の周波数は、シーク距離や外部振動等により、変化するため、様々な周波数で、倍率の最大値を求める。
具体的に、説明する。図8に示すように、正弦波発生ブロック30に、周波数Fと位相Phaseを指示し、正弦波発生ブロック30から指定された周波数F、位相Phaseの正弦波Yを発生する。この正弦波Yは、所定のサンプル周期で、判定式で、判定値を計算する判定式ブロック32に入力する。ここで、判定式は、各サンプルでの値Y[n]そのもの、現サンプルの値Y[n]と前のサンプルの値Y[n−1]とを用いた1サンプル先の予測位置(2・Y[n]−Y[n−1])と、3サンプルの加算値(Y[n]+Y[n−1]+Y[n−2])とである。
判定式の値は、遅延ブロック34−1〜34−mで、順次遅延され、遅延ブロックの入力及び出力は、最大値判定ブロック36に入力され、その最大値Max1が取り出される。図9で説明すると、図9は、5サンプルの判定区間の後に、1サンプルのサンプル点区間を設けている。
この遅延ブロック34−1〜34−mは、5サンプルの場合には、4つ設けられ、最大値判定ブロック36には、判定式が、位置そのもののY[n]である場合には、Y[n−4]〜Y[n]の5サンプル分の判定値が入力され、その最大値Max1が、最大値判定ブロック36で取り出される。
一方、正弦波発生ブロック30の正弦波Yは、アナログ波形最大値取得ブロック40に入力する。アナログ波形最大値取得ブロック40は、図9の判定区間後のサンプル区間内の正弦波Yの最大値Max2を取得する。
最大値Max1は、最大値Max2より1サンプル前に、決定されるので、遅延ブロック38で遅延され、除算(割り算)ブロック42に入力する。除算ブロック42は、最大値Max1の絶対値と、最大値Max2の絶対値とから、最大値比Rate(=Max2/Max1)を求める。
図9に示すように、1つの周波数F1に対し、各位相P1〜Pnの正弦波F1(P1)〜F1(Pn)を発生し、その周波数F1での各位相の最大値比Rateを計算し、その各位相の最大値比Rateの最大値Rate Maxを、最大値取得ブロック44が取得する。
このことは、所定の判定区間(図12では、5サンプル)で、位置誤差を、ある判定式で判定した判定結果の最大値が、その後のサンプル点区間の位置誤差(振幅値)にどの程度現れるかを測定している。即ち、ある周波数での判定区間での判定値の最大値Max1と、判定区間後のサンプル区間での最大値Max2とを測定し、最大値比から判定式を評価する。
この周波数における最大値比の最大値Rate(Max)の測定を、図9に示すように、正弦波(即ち、位置誤差)の周波数を変え、行う。例えば、図9のFnに示すように、周波数を変化し、前述の指定周波数における最大値比の最大値Rate(Max)の測定を行う。
このようにして得られた各周波数の振幅最大比(最大値比の最大値)は、図10のように、測定周波数毎に、テーブルに格納される。即ち、各周波数F(=f1、f2、・・・、fn)における最大比Rate(Max)を格納するテーブルが得られる。
この測定は、プログラムの実行により実現でき、図7のフローにより、説明する。
(S10)設定周波数Fを、dFに初期化する。
(S12)設定位相Phaseを「0」に初期化し、最大比Rate(Max)を「0」に初期化する。
(S14)正弦波Y=sin(2πF+Phase)を生成する。
(S16)この生成した正弦波Yを、前述の判定式で、判定区間のサンプル数(図9では、5サンプル)分計算し、且つその最大値Max1を求める。
(S18)同様に、生成した正弦波Yの判定区間から次のサンプル点までのサンプル点区間(図9参照)の最大値Max2を求める。
(S20)その位相Phaseでの最大値Max2とMax1の比Rate(Phase)を、Rate(Phase)=abs(Max2/Max1)で計算する。
(S22)計算した比Rate(Phase)が、その周波数での今までの最大比RateMax(F)より大きいか判定する。Rate(Phase)が、最大比RateMax(F)より大きい場合には、最大比RateMax(F)を、計算したRate(Phase)に更新する。
(S24)次に、位相を変化すべく、設定位相Phaseを、(Phase+dPhase)に更新する。
(S26)更新した設定位相Phaseが、2π以上かを判定する。設定位相Phaseが、2π以上でない場合には、ステップS14に戻る。
(S28)一方、更新した設定位相Phaseが、2π以上であれば、その設定周波数Fの最大比の計算は、終了したことになる。このため、次の周波数の処理に移るため、設定周波数Fを、(F+dF)に更新する。そして、更新した設定周波数Fが、Fs(サンプリング周波数)/2以上かを判定する。更新した設定周波数Fが、Fs(サンプリング周波数)/2以上であれば、設定周波数Fは、ナイキスト周波数に達しているため、制御不能であるから、終了する。一方、更新した設定周波数Fが、Fs(サンプリング周波数)/2以上でなければ、ステップS12に戻り、次の周波数の最大比計算を行う。
このように、計算された結果は、図10のように、テーブルに格納される。ある判定式における判定サンプル数での周波数毎の最大振幅比から、その判定式の評価を行う。即ち、図8、図9の測定は、同一の振幅の位置誤差(正弦波)を判定区間に印加した時の判定式での判定値に対し、次のサンプルでの位置ずれ量の最大値を測定している。これにより、判定式の周波数毎の特性を評価できる。
図11は、判定サンプル数を「5」とした場合の、周波数対最大振幅比MaxRateの関係図である。ここでは、判定式が、y[n]と、(2*y[n]−y[n−1])と、(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の場合の関係を示す。又、図11において、横軸の周波数は、サンプリング周波数Fsを「1」とし、各周波数を正規化して示し、且つサンプル点のみを取り上げた関係を示す。
この関係図は、ある1つの判定式では、周波数毎に、最大振幅比が異なり、且つ判定式が異なると、最大振幅比も異なることを示す。
図11から、判定式が、y[n]の場合には、判定サンプル数が、5サンプル数の場合には、ナイキスト周波数近傍を除き、全周波数域で、最大振幅比の最大が、「1.5」である。このことは、この判定式の判定値が「1」の場合に、ヘッド位置は、次のサンプルで、最大、1.5倍ずれることを示す。
同様に、判定式が、(2*y[n]−y[n−1])の場合には、判定サンプル数が、低周波数域で、5サンプル数の場合には、最大振幅比の最大が、「1」である。更に、判定式が、(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の場合には、判定サンプル数が、低周波数域で、5サンプル数の場合には、最大振幅比の最大が、「0.65」である。このことは、判定式が、(2*y[n]−y[n−1])の1サンプル先の予測位置より、判定式が、(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の位置の平均値(加算値)の方が、低周波数域で、判定値による、次のサンプルでの位置ずれ量が少ないことを示す。
例えば、図12に示すように、磁気ディスクの例で説明すると、トラックセンターに対し、1トラック幅の±0.15の幅の許容幅(位置決め精度)を与えられる。この場合に、前述の各判定式の最大位置ずれ量が、周波数毎に異なるため、判定式が、(2*y[n]−y[n−1])の1サンプル先の予測位置と、判定式が、(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の位置の平均値とを比較すると、低周波数域では、同一の位置誤差振動が与えられた場合に、判定式が、(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の方が、最大位置ずれ量が小さい。
このことは、最大位置ずれ量を、判定式(2*y[n]−y[n−1])と、判定式(y[n]+y[n−1]+y[n−2])とで同一とすると、入力される最大位置誤差は、判定式(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の方が、大きくても良いことになる。従って、低周波数域では、判定式(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の方が、より大きい揺れを許容できる。このため、低周波数域での判定マージンを大きくとれる。
逆に、高周波数域では、同一の位置誤差振動が与えられた場合に、判定式が、(2・y[n]−y[n−1])の方が、最大位置ずれ量が小さい。
このことは、最大位置ずれ量を、判定式(2*y[n]−y[n−1])と、判定式(y[n]+y[n−1]+y[n−2])とで同一とすると、入力される最大位置誤差は、判定式(2・y[n]−y[n−1])の方が、大きくても良いことになる。従って、高周波数域では、判定式(2・y[n]−y[n−1])の方が、より大きい揺れを許容できる。このため、高周波数域での判定マージンを大きくとれる。
即ち、判定式が、(y[n]+y[n−1]+y[n−2])の場合には、低周波数域での振動があっても、整定判定条件を外れていると判定することを、より少なくでき、動作(例えば、リード/ライト動作)を継続できる。
このように、正弦波を与え,それを位置誤差とし、指定サンプル経過後の次のサンプルの間の位置誤差の最大値を求め、そのサンプル間の位置誤差の最大値と,判定期間の整定判定式の最大値の比を求める。この比の値を、正弦波の位相を変化させながら、周波数ごとに比の最大値を求める。そして、各周波数の最大値比の最大値から、整定判定式の周波数特性を評価する。
このため、広い周波数範囲で、整定判定マージンが広い整定判定式の組み合わせを求めることができる。
*整定判定機構の第2の実施の形態*
図13は、本発明の整定判定機構の第2の実施の形態の構成図であり、図6で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。図13に示すように、整定判定ブロック24は、2つの判定式(判定値計算)ブロック50,64と、判定サンプル数分の遅延ブロック52−1〜52−m,66−1〜66−mと、整定判定ブロック54−1,54−3と、論理積回路56とで構成される。
先ず、位置誤差eは、第1の判定式ブロック50に入力し、第1の判定式ブロック50で、第1の整定判定式(y[n]=e)で判定値が計算される。その判定値は、遅延ブロック52−1、・・・52−mで、順次遅延される。判定式ブロック50及び各遅延ブロック52−1、・・・、52−mの出力は、第1の整定判定ブロック54−1に入力する。
又、位置誤差eは、第3の判定式ブロック64に入力し、第3の判定式ブロック64で、第3の整定判定式(y[n]+y[n−1])で判定値が計算される。その判定値は、遅延ブロック66−1、・・・、66−mで、順次遅延される。判定式ブロック64及び各遅延ブロック66−1、・・・、66−mの出力は、第3の整定判定ブロック54−3に入力する。
第1の整定判定ブロック54−1は、判定値y[n]、判定値y[n−1]、・・・、判定値y[n−m]の(m+1)サンプルの入力の各々が、第1のスライス値未満かを判定し、全サンプル入力が、第1のスライス値未満であれば、整定と判定する。
又、第3の整定判定ブロック54−3は、判定値(y[n]+y[n−1])、判定値(y[n−1]+y[n−2])、・・・、判定値(y[n−m]+y[n−m−1])の(m+1)サンプルの入力の各々が、第3のスライス値未満かを判定し、全サンプル入力が、第3のスライス値未満であれば、整定と判定する。
第1及び第3の整定判定ブロック54−1,54−3の整定判定結果は、論理積回路56で論理積がとられ、整定判定結果を出力する。
即ち、本発明では、位置y[n]そのものと、2サンプルの位置の平均値(y[n]+y[n−1])とを整定判定式に使用している。
図14は、図7乃至図10の測定処理により測定した判定サンプル数を「5」とした場合の、周波数対最大振幅比MaxRateの関係図である。ここでは、判定式が、y[n]と、(2*y[n]−y[n−1])と、(y[n]+y[n−1])の場合の関係を示す。又、図14において、横軸の周波数は、サンプリング周波数Fsを「1」とし、各周波数を正規化して示し、且つサンプル点のみを取り上げた関係を示す。
図14から、判定式が、y[n]の場合には、判定サンプル数が、5サンプル数の場合には、ナイキスト周波数近傍を除き、最大振幅比の最大が、「1.5」である。このことは、この判定式の判定値が、最大、その1.5倍ずれることを示す。
同様に、判定式が、(2*y[n]−y[n−1])の場合には、判定サンプル数が、ナイキスト周波数近傍を除き、5サンプル数の場合には、最大振幅比の最大が、「1」である。更に、判定式が、(y[n]+y[n−1])の場合には、判定サンプル数が、ナイキスト周波数近傍を除き、5サンプル数の場合には、最大振幅比の最大が、「0.8」である。このことは、判定式が、(2*y[n]−y[n−1])の1サンプル先の予測位置より、判定式が、(y[n]+y[n−1])の位置の平均値(加算値)の方が、特に、低周波数域で、次のサンプルでの最大位置ずれが少ないことを示す。
即ち、判定式が、(y[n]+y[n−1])の場合には、低周波数域での振動に対し、整定判定のマージンが大きくなる。このため、低周波数域での振動があっても、整定判定条件を外れていると判定することを、より少なくでき、動作(例えば、リード/ライト動作)を継続できる。
*整定判定機構の第3の実施の形態*
図15は、本発明の整定判定機構の第3の実施の形態の構成図であり、図6及び図13で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。図15に示すように、整定判定ブロック24は、3つの判定式(判定値計算)ブロック50,58(64)、68と、判定サンプル数分の遅延ブロック52−1〜52−4,60−1〜60−4、70と、整定判定ブロック54−1,54−2(54−3)、54−4と、論理積回路56とで構成される。
先ず、位置誤差eは、第1の判定式ブロック50に入力し、第1の判定式ブロック50で、第1の整定判定式(y[n]=e)で判定値が計算される。その判定値は、遅延ブロック52−1、・・・52−4で、順次遅延される。判定式ブロック50及び各遅延ブロック52−1、・・・、52−4の出力は、第1の整定判定ブロック54−1に入力する。
又、位置誤差eは、第2の判定式ブロック58(64)に入力し、第2の判定式ブロック58(64)で、第2又は3の整定判定式(y[n]+y[n−1]+y[n−2]又はy[n]+y[n−1])で判定値が計算される。その判定値は、遅延ブロック60−1、・・・、60−4で、順次遅延される。判定式ブロック58(64)及び各遅延ブロック60−1、・・・、60−4の出力は、第2又は第3の整定判定ブロック54−2(54−3)に入力する。
更に、位置誤差eは、第4の判定式ブロック68に入力し、第4の判定式ブロック68で、第4の整定判定式(2*y[n]−y[n−1])で判定値が計算される。その判定値は、遅延ブロック70で、遅延される。判定式ブロック68及び遅延ブロック70の出力は、第4の整定判定ブロック54−4に入力する。
第1の整定判定ブロック54−1は、判定値y[n]、判定値y[n−1]、・・・、判定値y[n−4]の5サンプルの入力の各々が、第1のスライス値未満かを判定し、全サンプル入力が、第1のスライス値未満であれば、整定と判定する。
又、第2(又は第3)の整定判定ブロック54−2(54−3)は、判定値(y[n]+y[n−1]+y[n−2]又はy[n]+y[n−1])、判定値(y[n−1]+y[n−2]+y[n−3]又はy[n−1]+y[n−2])、・・・、判定値(y[n−4]+y[n−5]+y[n−6]又はy[n−4]+y[n−5])の5サンプルの入力の各々が、第3のスライス値未満かを判定し、全サンプル入力が、第3のスライス値未満であれば、整定と判定する。
更に、第4の整定判定ブロック54−4は、判定値(2*y[n]−y[n−1])、判定値(2*y[n−1]−y[n−2])の2サンプルの入力の各々が、第4のスライス値未満かを判定し、全サンプル入力が、第4のスライス値未満であれば、整定と判定する。
第1,第2(又は第3)、第4の整定判定ブロック54−1,54−2(54−3)、54−4の整定判定結果は、論理積回路56で論理積がとられ、整定判定結果を出力する。
即ち、この実施の形態では、位置y[n]そのものと、2又は3サンプルの位置の平均値(判定値y[n]+判定値y[n−1]+判定値y[n−2]又はy[n]+y[n−1])と、1サンプル先の予測位置(2*y[n]−y[n−1])とを整定判定式に使用している。
換言すれば、第1、第2の実施の形態の整定判定構成に、1サンプル先の予測位置(2*y[n]−y[n−1])の整定判定構成を加えている。図11及び図14から明らかなように、加算値(平均値)の整定判定は、比較的高い周波数成分でマージンが少ない。一方、1サンプル先の予測位置の整定判定は、低周波数でマージンが少ないが、高い周波数では、マージンが大きい。
この例では、1サンプル先の予測位置の整定判定を加えることで、より全周波数に対し、マージンのある整定判定を実現する。
*整定判定の他の実施の形態*
図16及び図17は、本発明の他の整定判定条件の説明図であり、図16は、3サンプルでの周波数対最大値比の関係図、図17は、5サンプルでの周波数対最大値比の関係図である。
図16、図17に示すように、前述の加算値として、2,3,4サンプルの判定値の絶対値の加算形式を整定判定式としたものである。即ち、2サンプルの(|y[n]|+|y[n−1]|)と、3サンプルの(|y[n]|+|y[n−1]|+|y[n−2]|)と、4サンプルの(|y[n]|+|y[n−1]|+|y[n−2]|+|y[n−3]|)とを使用した。
図11及び図14と同様に、3サンプルと5サンプルとで、周波数対最大値比を測定した。図16は、3サンプルの場合の、位置y[n]そのものの周波数対最大値比及び前述の2,3,4サンプルの絶対値の加算の場合の周波数対最大値比を示す。又、図17は、5サンプルの場合の、位置y[n]そのものの周波数対最大値比及び前述の2,3,4サンプルの絶対値の加算の場合の周波数対最大値比を示す。
図11及び図14と比較すると、絶対値の加算形式では、高周波数域でも、最大値比が小さくなり、低周波数域のみならず、高周波数域でも、整定判定マージンを大きくできる。
*他の実施の形態*
前述の実施の形態では、位置決め制御装置を、磁気ディスク装置のヘッド位置決め装置の例で説明したが、光ディスク装置等の他のディスク装置にも適用でき、且つディスク装置以外の対象物の位置決め制御装置にも適用できる。更に、許容幅(位置決め精度)は、他の値を採用でき、且つ判定サンプル数も他の数を採用できる。望ましくは、判定速度を考慮して、判定サンプルは、5サンプル以内であり、且つ加算するサンプル数は、4以内である。
以上、本発明を、実施の形態で説明したが、本発明は、その趣旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これを本発明の範囲から排除するものではない。
(付記1)対象物を、目標位置と現在位置との位置誤差に従い、位置制御する位置決め制御装置の目標位置への整定を判定する整定判定方法において、サンプル毎に、前記位置誤差を演算するステップと、前記サンプル毎に、前記位置誤差から第1の判定値を計算する第1の計算ステップと、連続して前記第1の判定値が第1のスライス値未満となったサンプル数が第1の判定サンプル数に達したかを判定する第1の判定ステップと、前記サンプル毎に、複数サンプルの位置誤差の加算から第2の判定値を計算する第2の計算ステップと、連続して前記第2の判定値が第2のスライス値未満となったサンプル数が第2の判定サンプル数に達したかを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップと前記第2の判定ステップとの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力するステップを有することを特徴とする位置決め制御装置の整定判定方法。
(付記2)前記第2の計算ステップは、前記複数サンプルの前記位置誤差の絶対値を加算して、前記第2の判定値を計算するステップからなることを特徴とする付記1の位置決め制御装置の整定判定方法。
(付記3)前記第2の判定ステップは、前記サンプル数が、5サンプル未満の前記第2の判定サンプル数に達したかを判定するステップからなることを特徴とする付記1の位置決め制御装置の整定判定方法。
(付記4)前記第2の計算ステップは、4サンプル未満の位置誤差の加算から前記第2の判定値を計算するステップからなることを特徴とする付記3の位置決め制御装置の整定判定方法。
(付記5)前記第1の判定ステップは、前記サンプル数が、5サンプル未満の前記第1の判定サンプル数に達したかを判定するステップからなることを特徴とする付記1の位置決め制御装置の整定判定方法。
(付記6)前記サンプル毎に、現サンプルの前記位置誤差と前のサンプルの位置誤差の差分から第3の判定値を計算する第3の計算ステップと、連続して前記第3の判定値が第3のスライス値未満となったサンプル数が第3の判定サンプル数に達したかを判定する第3の判定ステップとを更に有し、前記出力ステップは、前記第1の判定ステップと前記第2の判定ステップと前記第3の判定ステップとの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力するステップからなることを特徴とする付記1の位置決め制御装置の整定判定方法。
(付記7)前記出力ステップは、ディスクの目標位置にヘッドの位置が整定したかの判定結果を出力するステップからなることを特徴とする付記1の位置決め制御装置の整定判定方法。
(付記8)対象物を、目標位置と現在位置との位置誤差に従い、位置制御する位置決め制御ブロックと、サンプル毎に、前記位置誤差から第1の判定値を計算し、連続して前記第1の判定値が第1のスライス値未満となったサンプル数が第1の判定サンプル数に達したかを判定する整定判定ブロックとを有し、前記整定判定ブロックは、前記サンプル毎に、複数サンプルの位置誤差の加算から第2の判定値を計算し、連続して前記第2の判定値が第2のスライス値未満となったサンプル数が第2の判定サンプル数に達したかを判定し、前記2つの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力することを特徴とする位置決め制御装置。
(付記9)前記整定判定ブロックは、前記複数サンプルの前記位置誤差の絶対値を加算して、前記第2の判定値を計算することを特徴とする付記8の位置決め制御装置。
(付記10)前記整定判定ブロックは、前記サンプル数が、5サンプル未満の前記第2の判定サンプル数に達したかを判定することを特徴とする付記8の位置決め制御装置。
(付記11)前記整定判定ブロックは、4サンプル未満の位置誤差の加算から前記第2の判定値を計算することを特徴とする付記10の位置決め制御装置。
(付記12)前記整定判定ブロックは、前記サンプル数が、5サンプル未満の前記第1の判定サンプル数に達したかを判定することを特徴とする付記8の位置決め制御装置。
(付記13)前記整定判定ブロックは、前記サンプル毎に、現サンプルの前記位置誤差と前のサンプルの位置誤差の差分から第3の判定値を計算し、連続して前記第3の判定値が第3のスライス値未満となったサンプル数が第3の判定サンプル数に達したかを判定し、且つ3つの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力することを特徴とする付記8の位置決め制御装置。
(付記14)前記整定判定ブロックは、ディスクの目標位置にヘッドの位置が整定したかの判定結果を出力することを特徴とする付記8の位置決め制御装置。
(付記15)前記整定判定ブロックは、前記ヘッドが、前記目標位置の前記位置決め精度範囲内に整定したかを判定することを特徴とする付記14の位置決め制御装置。
(付記16)前記整定判定ブロックは、前記ヘッドのシーク制御時の前記ヘッドが前記目標位置に整定したかを判定することを特徴とする付記14の位置決め制御装置。
(付記17)前記整定判定ブロックは、前記ヘッドが前記目標位置に追従しているかを判定することを特徴とする付記14の位置決め制御装置。
整定判定式として、位置誤差と、位置誤差の複数サンプル数の加算値とを併用するため、特に、低周波数域での振動に対し、整定判定のマージンが大きくなる。このため、低周波数域での振動があっても、整定判定条件を外れていると判定することを、より少なくでき、動作(例えば、リード/ライト動作)を継続できる。
本発明の一実施の形態の位置決め制御装置の構成図である。 図1の磁気記録媒体の構成図である。 図2のサーボ領域の説明図である。 図1の位置決め制御系の構成図である。 図1及び図4のヘッド移動制御の遷移図である。 本発明の第1の実施の形態の整定判定ブロックの構成図である。 本発明の一実施の形態の整定判定の周波数毎の最大値比計算処理フロー図である。 図7の周波数毎の最大値比計算処理のブロック図である。 図7及び図8の周波数毎の最大値比計算処理の説明図である。 図7乃至図9の周波数毎の最大値比のテーブルの説明図である。 図7の周波数毎の最大値比計算により得られた5サンプル判定期間の関係図である。 図11からスライス値計算のための位置決め精度の説明図である。 本発明の第2の実施の形態の整定判定ブロックの構成図である。 第2の実施の形態の図7の周波数毎の最大値比計算により得られた5サンプル判定期間の関係図である。 本発明の第3の実施の形態の整定判定機構の説明図である。 本発明の他の整定判定式の判定サンプル数が5の場合の周波数特性図である。 本発明の他の整定判定式の判定サンプル数が3の場合の周波数特性図である。
符号の説明
1 アクチュエータ
3 分離型ヘッド
4 ディスク
5 スピンドルモータ
14 MCU(制御ユニット)
20 演算ブロック
22 コントローラ
24 整定判定ブロック
30 正弦波発生ブロック
32 整定判定式ブロック
36 判定期間最大値取得ブロック
40 サンプル点間最大値取得ブロック
42 比計算ブロック
44 最大値比取得ブロック
50,58、64 判定式演算ブロック
52−1〜52−m 遅延ブロック
54−1〜54−4 判定ブロック
56 論理積ブロック

Claims (5)

  1. 対象物を、目標位置と現在位置との位置誤差に従い、位置制御する位置決め制御装置の目標位置への整定を判定する整定判定方法において、
    サンプル毎に、前記位置誤差を演算するステップと、
    前記サンプル毎に、前記位置誤差から第1の判定値を計算する第1の計算ステップと、
    連続して前記第1の判定値が第1のスライス値未満となったサンプル数が第1の判定サンプル数に達したかを判定する第1の判定ステップと、
    前記サンプル毎に、複数サンプルの位置誤差の加算から第2の判定値を計算する第2の計算ステップと、
    連続して前記第2の判定値が第2のスライス値未満となったサンプル数が第2の判定サンプル数に達したかを判定する第2の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップと前記第2の判定ステップとの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力するステップを有する
    ことを特徴とする位置決め制御装置の整定判定方法。
  2. 前記第2の計算ステップは、前記複数サンプルの前記位置誤差の絶対値を加算して、前記第2の判定値を計算するステップからなる
    ことを特徴とする請求項1の位置決め制御装置の整定判定方法。
  3. 対象物を、目標位置と現在位置との位置誤差に従い、位置制御する位置決め制御ブロックと、
    サンプル毎に、前記位置誤差から第1の判定値を計算し、連続して前記第1の判定値が第1のスライス値未満となったサンプル数が第1の判定サンプル数に達したかを判定する整定判定ブロックとを有し、
    前記整定判定ブロックは、前記サンプル毎に、複数サンプルの位置誤差の加算から第2の判定値を計算し、連続して前記第2の判定値が第2のスライス値未満となったサンプル数が第2の判定サンプル数に達したかを判定し、前記2つの判定結果の論理積を整定判定結果として、出力する
    ことを特徴とする位置決め制御装置。
  4. 前記整定判定ブロックは、前記複数サンプルの前記位置誤差の絶対値を加算して、前記第2の判定値を計算する
    ことを特徴とする請求項3の位置決め制御装置。
  5. 前記整定判定ブロックは、前記サンプル数が、5サンプル未満の前記第2の判定サンプル数に達したかを判定する
    ことを特徴とする請求項3の位置決め制御装置。
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