JP2008031674A - Curing sheet - Google Patents
Curing sheet Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008031674A JP2008031674A JP2006204230A JP2006204230A JP2008031674A JP 2008031674 A JP2008031674 A JP 2008031674A JP 2006204230 A JP2006204230 A JP 2006204230A JP 2006204230 A JP2006204230 A JP 2006204230A JP 2008031674 A JP2008031674 A JP 2008031674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curing sheet
- adhesive
- curing
- sheet
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
Description
本発明は、作業性を向上した養生シートに関する。 The present invention relates to a curing sheet with improved workability.
既設の建築物等に使用されている石綿は、大きな環境問題になっており、現在では、その石綿の除去を行っている。この石綿の除去作業時には、大量の石綿が粉塵となって飛散する。この粉塵は、人体に悪影響を及ぼすので、粉塵が外部へ飛散したり、壁や床に付着しないようにしなければならない。そのためには、石綿除去の前作業工程として、壁や床をビニールシート等で覆うようにしている。また、石綿の除去に限らず、この対策は、塗装、リフォーム、解体時においても、塗料の付着や粉塵の飛散を防止するために、必要な個所を、ビニールシート等で覆うようにしている。このビニールシートを、養生シートと言う。以下、室内天井の石綿除去を代表的な例として説明する。 Asbestos used in existing buildings has become a major environmental problem and is currently being removed. During the asbestos removal operation, a large amount of asbestos is scattered as dust. Since this dust adversely affects the human body, it is necessary to prevent the dust from scattering to the outside or adhering to the wall or floor. For this purpose, as a pre-operation process for asbestos removal, the walls and floor are covered with a vinyl sheet or the like. In addition to removing asbestos, this measure is to cover the necessary parts with a vinyl sheet or the like in order to prevent adhesion of paint and scattering of dust even during painting, reforming, and dismantling. This vinyl sheet is called a curing sheet. Hereinafter, the removal of asbestos from the indoor ceiling will be described as a representative example.
養生シートの施行は、概略次のようにして行われている。図3に示すように、養生シート1は、通常ロール2状に巻かれている。そして、壁面3には、ロール2を転がしながら、養生シート1aを壁面3に貼着する。次に、図4に示すように、壁面3に貼着された養生シート1aの下端に寸法Lだけ重ね合わせるようにして、床4には、養生シート1bが敷設される。次に、図5に示すように、養生シート1bに重ねて、養生シート1cを敷設する。このように、壁面3及び床4を養生した後に、天井5に使用されている石綿を除去する。石綿の除去に対しては、重ね合わせ寸法L(30cm)、床4には、二重に養生することが、法律で定められている。
The enforcement of the curing sheet is performed as follows. As shown in FIG. 3, the
従来の養生シートを用いて、壁面3及び床4を養生する場合に、次のような問題があった。即ち、ロール2状に巻かれた養生シート1を壁面3に貼着する場合に、一人の作業員が、養生シート1aの端縁を位置決めしながら、荷造り粘着テープ等で仮止めし、他の作業員が、ロール2を壁面3に沿って転がすようにしていた。従って、従来では、養生シートを位置合わせしながら仮止めするための作業員と、ロール2を転がすための作業員の、少なくとも二人の作業員が必要になり、作業性が悪く、その分コストが嵩むという問題があった。
When the
又、図4に示すように、養生シート1aの下端は、壁面3に対して自由端であるので、規定の寸法Lになるように、養生シート1bを養生シート1aの下端に貼着するのは困難である。そのため従来は、養生シート1aの下端を荷造り粘着テープ等で壁面3に仮止めする必要があり、作業性の点で問題があり、かつ、余分な工程が必要になって、コストが嵩むという問題があった。また、この場合も同様に、荷造り粘着テープ等を使用して位置決めしながら仮止めする必要があるので、少なくとも二人の作業員が必要になり、その分コストが嵩むという問題があった。また、床4の養生についても同様に、重ね寸法Lを厳守しなければならないので、荷造り粘着テープ等で位置合わせしながら仮止めする作業員と、ロール2を転がす作業員の少なくとも二人の作業員が必要になり、その分コストが嵩むという問題があった。
Moreover, as shown in FIG. 4, since the lower end of the curing sheet 1a is a free end with respect to the
又、図5に示すように、特に床4に対しては、二重の養生が必要である。そして床4は、作業機材の運搬及び設置や作業員が歩行する。又、床4と養生シート1b及び養生シート1bと1cとは、摩擦力が小さいのでずれ易く、重ね合わせ部分が剥離したり、養生シートが破損する虞があることから、作業員は気を使って作業する必要があり、作業性の点で問題がある。
Moreover, as shown in FIG. 5, double curing is required especially for the
本発明は、仮止めに使用する荷造り粘着テープ等の使用を不要にして、作業員一人でも、養生シートの位置合わせと仮止め及びロールの転がしを一人の作業員でもできるようにして作業性をよくし、コストを低減することを目的とする。更に、床面の養生において、養生シートのずれを少なくし、作業員の作業性を向上することを目的とする。 The present invention eliminates the need for packing adhesive tape used for temporary fixing, and enables one worker to align the curing sheet and temporarily fix and roll the single sheet. It aims to improve and reduce costs. Furthermore, it aims at reducing the shift | offset | difference of a curing sheet in the curing of a floor surface and improving workability | operativity of a worker.
請求項1に記載の発明は、養生シートの片端縁に、着色した接着剤を所定幅に塗布して、接着面を形成したことを特徴とする養生シートである。
The invention according to
次に請求項2に記載の発明は、養生シートの両端縁に、着色した接着剤を所定幅に塗布して、接着面を形成したことを特徴とする養生シートである。
Next, the invention according to
次に請求項3に記載の発明は、上述した請求項1又は2に係る発明において、接着剤にブチル系接着剤を使用することを特徴とする。
Next, the invention according to
また、請求項4に記載の発明は、上述した請求項1乃至3のいずれかに記載の養生シートにおいて、養生シートの面には、接着剤を塗付する端縁に対して垂直な線であり、該端縁に平行な方向に所定間隔毎に設けられた線が記されていることを特徴とする。さらに、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の養生シートにおいて、該所定間隔が、塗布される接着剤の所定幅の整数倍に設定されていることを特徴とする。
The invention according to
請求項1の記載から把握される本発明によれば、養生シートの片端縁に、着色した接着剤を所定幅に塗布して、接着面を形成し、着色した接着剤の着色に沿って、重ね合わせ寸法を確認しながら、作業員一人で位置合せと仮止めを同時に行うことができるので、作業性を向上することができ、コスト低減することができる。
According to the present invention ascertained from the description of
次に請求項2の記載から把握される本発明によれば、養生シートの両端縁に、着色した接着剤を所定幅に塗布して接着面を形成し、着色した接着剤の着色に沿って、重ね合わせ寸法を確認しながら、作業員一人で位置合せと仮止めを同時に行うことができると共に、壁面に貼着した養生シートの下端(自由端)の仮止めが容易になり、また床面における養生シートのずれを少なくすことができるので、作業性を向上することができ、コスト低減することができる。
Next, according to the present invention ascertained from the description of
次に、請求項3の記載から把握される本発明によれば、接着剤にブチル系接着剤を使用し、粘着力を弱くして、位置合わせ及び仮止めのやり直し等を容易にすることができるので、作業性を向上することができ、コスト低減することができる。更に、作業終了後に養生シートを容易に剥離することができ、作業性を向上すると共に、コスト低減することができる。
Next, according to the present invention ascertained from the description of
次に、請求項4の記載から把握される本発明によれば、養生シートの面には、接着剤を塗付する端縁に対して垂直な線であり、該端縁に平行な方向に所定間隔毎に設けられた線が記されているため、該線を利用して養生シートの位置合せを容易に行うことができ、作業性を向上させることが可能となる。しかも、請求項5の記載から把握される本発明によれば、該所定間隔が、塗布される接着剤の所定幅の整数倍に設定されているため、着色した接着剤の着色に沿った養生シートの重ね合わせと同様に、養生時に必要とされる重ね合わせ寸法をより正確に実現することができる。
Next, according to the present invention ascertained from the description of
以下、本発明に係る養生シートについて、詳細に説明する。
本発明の養生シートに係る第1の実施例は、図1に示すように、養生シート1の片端縁に、着色した接着剤を所定幅Lに塗布し、接着面6を形成する養生シートである。なお、養生シートをロール状に巻き取る場合には、接着面は、ロール状の外側又は内側のいずれかに位置するが、接着面の汚れを防止するためには、接着面がロール状の内側に位置するよう配置することが好ましいが、長尺のロールを扱う際には、ロール状の外側に接着面を配置することが好ましい。
Hereinafter, the curing sheet according to the present invention will be described in detail.
As shown in FIG. 1, the first embodiment of the curing sheet of the present invention is a curing sheet in which a colored adhesive is applied to a predetermined width L on one edge of the
また、本発明の養生シートに係る第2の実施例は、図2において、養生シート1の両端縁に、着色した接着剤を所定幅Lに塗布し、接着面6及び7を形成する養生シートである。
Moreover, the 2nd Example which concerns on the curing sheet of this invention is a curing sheet which apply | coats the colored adhesive to the predetermined width L to the both ends edge of the
本発明の養生シートにおいては、図1及び2に示した接着面6及び7に塗布する接着剤は、ブチル系接着剤を使用する。
In the curing sheet of the present invention, a butyl adhesive is used as the adhesive applied to the
また、本発明の養生シートにおいては、図1及び2に示すように、養生シートの面には、接着剤を塗付する端縁に対して垂直な線であり、該端縁に平行な方向に所定間隔毎に設けられた線Wが記されている。線WのピッチP(所定間隔)は、塗布される接着剤の所定幅Lの整数倍に設定されている。好ましくは、該ピッチPは、所定幅Lと同じに設定する。線Wは、印刷技術などを用いて、養生シートの面(表面又は裏面)に記される。 In the curing sheet of the present invention, as shown in FIGS. 1 and 2, the surface of the curing sheet is a line perpendicular to the edge to which the adhesive is applied, and is parallel to the edge. Are marked with lines W provided at predetermined intervals. The pitch P (predetermined interval) of the lines W is set to an integral multiple of the predetermined width L of the adhesive to be applied. Preferably, the pitch P is set to be the same as the predetermined width L. The line W is marked on the surface (front surface or back surface) of the curing sheet using a printing technique or the like.
以下、本発明の養生シートの施工方法について、図面に基いて説明する。
(第1の実施例である養生シートを用いた施工方法)
図3において、壁面3を養生する場合は、接着面6を壁面3に押し当てるようにして、ロール2を支持しながら、ロール2を壁面に沿って転がす。これにより、養生シート1aの上端縁は、壁面3に貼着し、仮止めされた状態で、壁面3を養生することができる。又、養生シート1は、ロール2状に巻かれているので、接着面6を壁面3に押し当てるのが容易である。このように、一人の作業員で、位置決め、仮止め及びロール2の転がしを行うことができる。又、接着剤に、接着力が比較的弱いブチル系接着剤を使用すると、剥離が容易であるので、位置決めがずれた場合に、やり直しを容易にすることができる。そして、図7に示すように、貼着された養生シート1aの上端縁を、荷造り粘着テープ8にて壁面3に固定する。
Hereinafter, the construction method of the curing sheet of this invention is demonstrated based on drawing.
(Construction method using the curing sheet of the first embodiment)
In FIG. 3, when curing the
次に、図4に示すように、貼着された養生シート1aの下端(自由端)に、床4に敷設する養生シート1bの端縁を貼着する。この場合に、養生シート1bの端縁には、位置決めをする接着面6がないが、重ね合わせ寸法Lは、所定のピッチPで印刷された線Wを利用することにより、正確な位置決めをすることができる。この場合には、ロール2を床4に置けるので、ロール2を作業員が支持する必要はない。従って、作業員は、接着面6側を、寸法Lに合わせて仮止めすることにより位置決めし、接着面6と反対側を荷造り粘着テープ等で位置決めし貼着する。また、粘着面6は、同時に壁面3及び床4に貼着されて、位置決めが固定される。このようにして、一人の作業員により、位置決め、仮止め及びロール2の転がしを行うことができる。そして、接着剤に、接着力が比較的弱いブチル系接着剤を使用すると、剥離が容易であるので、位置決めがずれた場合に、やり直しを容易にすることができる。そして、図7に示すように、貼着された養生シート1bの端縁を、荷造り粘着テープ8にて、壁面3に貼着されている養生シート1aに固定する。図4では、ロール2の転がし方向が矢印A方向であるが、矢印B方向にした場合には、接着面6が、所定幅Lになっているので、養生シート1bの着色された接着面6に沿って、貼着すればよい。これにより、養生シート1bの上端縁は、接着面6によって、養生シート1aの下端に貼着され、粘着テープ等による仮止めが不要となり、作業性を向上することができる。
Next, as shown in FIG. 4, the edge of the
次に、図5に示すように、貼着された養生シート1bの上に重ねて、養生シート1cを敷設する。この場合に、寸法Lは規定されていないので、床4に対して位置決めしながらロール2を転がし、養生シート1cの接着面6を養生シート1bに貼着する。この作業も、作業員一人で行うことができる。そして、図7に示すように、貼着された養生シート1cの端縁を、養生シート1bに荷造り粘着テープ8で固定する。この場合も同様に、接着剤に、接着力が比較的弱いブチル系接着剤を使用すると、剥離が容易であるので、位置決めがずれた場合に、やり直しを容易にすることができる。図5では、ロール2の転がし方向が矢印A方向であるが、矢印B方向でもよい。
Next, as shown in FIG. 5, the curing
上記図3〜図5に示した養生シートの施工は、壁面3に最初に養生シート1aを貼着したが、図8に示すように、床面4に最初に養生シート1bを貼着する施工もある。この場合には、図8に示すように、折り返し高さHになるように、壁面3に接着面6を貼着する。この折り返し高さHは、図9に示す、養生シート1bと1aとの重ね寸法が所定幅Lになるように決定する。高さHは、壁面3に貼着するロール2の長さが決まっているので、容易に決定することができる。この作業も、作業員一人で行うことができる。次に、図9に示すように、壁面3に養生シート1aを貼着する。そして、図11に示すように、養生シート1aの下端と養生シート1bの上端、また養生シート1aの上端を、各々粘着テープ8で固定する。
The construction of the curing sheet shown in FIGS. 3 to 5 is performed by first pasting the curing sheet 1a on the
次に、図10に示すように、養生シート1bの上に、養生シート1cを貼着し、床4の上に二重の養生する。図10では、養生シート1bにおけるロール2の転がし方向が矢印B方向であり、養生シート1cにおけるロール2の転がし方向が、矢印A方向になっている。このロール2の転がし方向は特に限定されないが、互いにクロスする方向にすることにより、養生シート1b同士の重ね合わせ部と、養生シート1c同士の重ね合わせ部が重なることが無いので、養生シート1b同士の重ね合わせ部を、養生シート1cで保護することができる。作業性については、前記図3〜図5で説明したのと同じであるので、その説明は省略する。
また、養生シート1cは、図10のように養生シート1aにかかる様に配置しても良いし、図11に示すように養生シート1b上のみに配置することも可能である。
Next, as shown in FIG. 10, the curing
Further, the curing
次に、床4の養生手順は、図6に示すようにして行う。床4に貼着された養生シート1b同士は、規定の寸法Lになるように、重ね合わせなければならない。そこで、接着剤は着色された物を使用し、接着剤は所定幅Lに塗布されているので、その色に沿って、貼着された養生シート1bを貼着すればよい。これにより、規定の寸法Lを確認しながら、作業をすることができる。貼着された養生シート1cも同様に、規定の寸法Lを確認しながら、作業をすることができる。このようにして、規定の寸法Lを確認しながら、貼着された養生シート1b及び1cを貼着することにより、位置決め及び仮止めを同時にすることができ作業性を向上することができる。そして、それぞれの重ね合わせ部を、荷造り粘着テープ8を貼着して、固定する。この荷造り粘着テープ8による固定作業において、貼着された養生シート1b及び1cは、互いに接着面6で仮止めされているので、相互間でずれることはなく、作業性を向上することができる。これらの作業は、全て一人の作業員で行うことができる。
Next, the curing procedure for the
壁面3の養生においても同様に、貼着された養生シート1a同士、及び1b同士も規定寸法Lの重ね合わせが必要である。この場合も同様に、接着剤は着色された物を使用し、接着材は所定幅Lに塗布されているので、その色に沿って、養生シート1aと1bとを貼着すればよい。これにより、規定の寸法Lを確認しながら、作業をすることができる。このようにして、規定の寸法Lを確認しながら、養生シート1a及び1bを貼着することにより、位置決め及び仮止めを同時にすることができ作業性を向上することができる。そして、それぞれの重ね合わせ部を、荷造り粘着テープ8を貼着して、固定する。この荷造り粘着テープ8による固定作業において、貼着された養生シート1a及び1bは、互いに接着面6で仮止めされているので、相互間でずれることはなく、作業性を向上することができる。これらの作業は、全て一人の作業員で行うことができる。
Similarly, in the curing of the
(第2の実施例である養生シートを用いた施工方法)
次に、第2の実施例(図2)の養生シートを用いた施工方法について説明する。ロール2状に巻かれた養生シート1の両端縁には、所定幅Lに着色した接着剤を塗布して、接着面6と7を形成している。又、養生シート1の幅方向に、幅Lに等しいか又は幅Lの整数倍のピッチPで、線Wが印刷されている。この養生シート1を用いた養生の仕方を説明する。
(Construction method using a curing sheet according to the second embodiment)
Next, a construction method using the curing sheet of the second embodiment (FIG. 2) will be described.
図3において、壁面3を養生する場合は、接着面6及び7を壁面3に押し当てるようにして、ロール2を支持しながら、ロール2を壁面に沿って転がす。これにより、養生シート1aの両端縁は、壁面3に接着し、仮止めされた状態で、壁面3を養生することができる。又、養生シート1は、ロール2状に巻かれているので、接着面6及び7を壁面3に押し当てるのが容易である。このように、一人の作業員で、位置決め、仮止め及びロール2の転がしを行うことができる。又、接着剤に、接着力が比較的弱いブチル系接着剤を使用すると、剥離が容易であるので、位置決めがずれた場合に、やり直しを容易にすることができる。そして、図7に示すように、貼着された養生シート1aの上端縁を、荷造り粘着テープ8にて壁面3に固定する。
In FIG. 3, when the
次に、図4に示すように、貼着された養生シート1aの下端に、床4に敷設する養生シート1bの端縁を貼着する。養生シート1aは、両端縁に接着面6及び7を設けているので、貼着された養生シート1aの下端も、壁面3に仮止めされており、自由端ではない。又、養生シート1bの寸法Lの位置決めは、養生シート1aの下端で、着色された接着面6又は7に沿って行うことができる。従って、貼着された養生シート1bの端縁の位置決め及び仮止めを容易に行うことができ、作業性を向上することができる。また、この場合には、ロール2を床4に置けるので、ロール2を作業員が支持する必要はない。従って、作業員は、接着面6又は7を、寸法Lに合わせて接着することにより、貼着された養生シート1bの両端を位置決めすることができ、作業性を向上することができる。また、養生シート1bの接着面6及び7は、同時に壁面3及び床4に貼着されて、位置決めが固定される。このようにして、一人の作業員により、位置決め、仮止め及びロール2の転がしを行うことができる。又、接着剤に、接着力が比較的弱いブチル系接着剤を使用すると、剥離が容易であるので、位置決めがずれた場合に、やり直しを容易にすることができる。そして、図7に示すように、養生シート1bの端縁は、荷造り粘着テープ8にて貼着された養生シート1aに固定される。
Next, as shown in FIG. 4, the edge of the
次に、図5に示すように、貼着された養生シート1bの上に重ねて、養生シート1cを敷設する。この場合に、寸法Lは規定されていないので、床4に対して位置決めしながらロール2を転がし、養生シート1cの接着面6及び7を貼着された養生シート1bに貼着する。この作業も、作業員一人で行うことができる。そして、図7に示すように、貼着された養生シート1cの端縁を、貼着された養生シート1bに、荷造り粘着テープ8で固定する。この場合も同様に、接着剤に、接着力が比較的弱いブチル系接着剤を使用すると、剥離が容易であるので、位置決めがずれた場合に、やり直しを容易にすることができる。
Next, as shown in FIG. 5, the curing
上記図3〜図5に示した養生シートの施工方法では、壁面3に最初に養生シート1aを貼着したが、図8に示すように、床面4に最初に養生シート1bを貼着する施工もある。この場合には、図8に示すように、折り返し高さHになるように、壁面3に接着面6を貼着する。この折り返し高さHは、図9に示す、養生シート1bと1aとの重ね寸法が所定幅Lになるように決定する。高さHは、壁面3に貼着するロール2の長さが決まっているので、容易に決定することができる。この作業も、作業員一人で行うことができる。次に、図9に示すように、ロール2を転がしながら、壁面3に養生シート1aの上下端を貼着する。この作業も、作業員一人で行うことができる。そして、図11に示すように、養生シート1aの下端と養生シート1bの上端、また養生シート1aの上端を、各々粘着テープ8で固定する。
In the curing sheet construction method shown in FIGS. 3 to 5, the curing sheet 1 a is first attached to the
次に、図10に示すように、養生シート1bの上に、養生シート1cを貼着し、床4の上に二重の養生する。図10では、養生シート1bにおけるロール2の転がし方向が矢印B方向であり、養生シート1cにおけるロール2の転がし方向が、矢印A方向になっている。このロール2の転がし方向は特に限定されないが、互いにクロスする方向にすることにより、養生シート1b同士の重ね合わせ部と、養生シート1c同士の重ね合わせ部が重なることが無いので、養生シート1b同士の重ね合わせ部を、養生シート1cで保護することができる。作業性については、前記図3〜図5で説明したのと同じであるので、その説明は省略する。
Next, as shown in FIG. 10, the curing
次に、床4の養生手順は、図6に示すようにして行う。床4に貼着された養生シート1b同士は、規定の寸法Lになるように、重ね合わせなければならない。そこで、接着剤は着色された物を使用し、接着剤は所定幅Lに塗布されているので、その色に沿って、貼着された養生シート1bを貼着すればよい。或は、所定のピッチPで印刷されている線Wを利用して、貼着すればよい。これにより、規定の寸法Lを確認しながら、作業をすることができる。又、この養生シート1は、両端縁に接着面6及び7を設けているので、どちらかの接着面が、床4に接着する。これにより、床4と貼着された養生シート1bは、ずれることなく固定される。従って、作業基材や、作業員が歩行してもずれることはなく、貼着された養生シート1b同士の重ね合わせ部及び貼着された養生シート1bを破損することが軽減され、作業員の作業を円滑にして、作業性を向上することができる。
Next, the curing procedure for the
貼着された養生シート1cも同様に、規定の寸法Lを確認しながら、作業をすることができる。このようにして、規定の寸法Lを確認しながら、養生シート1b及び1cを貼着することにより、位置決め及び仮止めを同時にすることができ作業性を向上することができる。又、この養生シート1cは、両端縁に接着面6と7を設けているので、そのどちらか一方が、貼着された養生シート1bに接着することになり、実質的に、貼着された養生シート1b及び1cは、床4に固定されることになる。
Similarly, the adhered curing
そして、それぞれの重ね合わせ部を、荷造り粘着テープ8を貼着して、固定する。この荷造り粘着テープ8による固定作業において、貼着された養生シート1b及び1cは、互いに接着面6及び7で仮止めされているので、相互間でずれることはなく、作業性を向上することができる。これらの作業は、全て一人の作業員で行うことができる。また、床4と貼着された養生シート1b及び1cは、接着面6等で床4に固定されているため、作業基材の搬入・設置や、作業員の歩行などでずれることはなく、貼着された養生シート1b同士及び1c同士の重ね合わせ部及び貼着された養生シート1b及び1cを破損することが軽減され、作業員の作業を円滑にし、作業性を向上することができる。
And each overlapping part is fixed by sticking the packing
壁面3の養生においても同様に、養生シート1a同士の接着や、養生シート1aと1bとの接着においても、規定寸法Lの重ね合わせが必要である。この場合も同様に、接着剤は着色された物を使用し、接着剤は養生シートの端縁に所定幅Lで塗布されているため、その色に沿って、養生シート1a及び1bを貼着すればよい。或は、所定のピッチPで印刷された線Wを利用して、貼着することも可能である。これにより、規定の寸法Lを確認しながら、一人の作業員で作業をすることができる。また、規定の寸法Lを確認しながら、接着面6などにより養生シート1aと1bとを貼着するため、位置決め及び仮止めを同時にすることができ作業性を向上することができる。そして、それぞれの重ね合わせ部を、荷造り粘着テープ8を貼着して、固定する。この荷造り粘着テープ8による固定作業において、貼着された養生シート1a及び1bは、互いに接着面6と7で仮止めされているので、相互間でずれることはなく、作業性を向上することができる。特にこの養生シート1は、両端縁に接着面6と7を設けているので、少なくともどちらか一方の接着面が、壁面3に接着して固定されるので、荷造り粘着テープ8による接着作業が容易になり、作業性を向上することができる。これらの作業は、全て一人の作業員で行うことができる。
Similarly, in the curing of the
養生シートの施工において、ロール2の転がし方向に応じての寸法Lの位置決めは、着色された接着面6又は7と、所定のピッチPで印刷された線Wを使い分けして行う。これにより、正確な位置決めを確認しながら養生できるので、作業性を向上することができる。
In the construction of the curing sheet, the positioning of the dimension L according to the rolling direction of the
以上のように本発明の養生シートによれば、仮止めに使用する荷造り粘着テープ等の使用を不要にして、作業員一人でも、養生シートの位置合わせと仮止め及びロールの転がしを一人の作業員でもできるようにして作業性をよくし、コストを低減することが可能となる。更に、床面の養生において、養生シートのずれを少なくし、作業員の作業性を向上することができる。 As described above, according to the curing sheet of the present invention, it is not necessary to use packing adhesive tape or the like used for temporary fixing, and even one worker can perform positioning of the curing sheet, temporary fixing, and rolling of the roll by one person. As a result, it is possible to improve the workability and reduce the cost. Furthermore, in the curing of the floor surface, the shift of the curing sheet can be reduced and the workability of the worker can be improved.
1 養生シート
1a,1b,1c 貼着された養生シート
2 ロール
3 壁面
4 床
5 天井
6,7 接着面
8 粘着テープ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
The curing sheet according to claim 4, wherein the predetermined interval is set to an integral multiple of a predetermined width of the adhesive to be applied.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006204230A JP2008031674A (en) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | Curing sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006204230A JP2008031674A (en) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | Curing sheet |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008031674A true JP2008031674A (en) | 2008-02-14 |
Family
ID=39121404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006204230A Pending JP2008031674A (en) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | Curing sheet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008031674A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084343A (en) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Fujibayashi Shokai:Kk | Floor face curing material for asbestos treatment |
WO2013100047A1 (en) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | 株式会社サワヤ | Inundation prevention sheet and inundation prevention construction method for household, etc. |
JP2015057538A (en) * | 2014-11-25 | 2015-03-26 | 株式会社藤林商会 | Method in which waterproof material is used as floor curing material upon asbestos processing |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439214U (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | ||
JPH036837U (en) * | 1989-06-08 | 1991-01-23 | ||
JPH0331434U (en) * | 1989-08-07 | 1991-03-27 | ||
JPH0736990Y2 (en) * | 1987-11-26 | 1995-08-23 | 松下電工株式会社 | Outer wall base equipment |
JPH09295752A (en) * | 1996-05-02 | 1997-11-18 | Takashi Hino | Roll sheet and portable sheet feeding device |
JPH10331429A (en) * | 1997-06-02 | 1998-12-15 | Sumika Purasutetsuku Kk | Floor curing sheet |
JP2001031918A (en) * | 1999-07-07 | 2001-02-06 | Three M Innovative Properties Co | Pressure-sensitive adhesive sheet |
JP2004041932A (en) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Fumie Anamizu | Coating sheet and coating method |
JP2005263936A (en) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Fumiaki Amari | Adhesive tape |
JP2006152192A (en) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Sliontec Corp | Butyl rubber adhesive and adhesive tape or sheet using the same |
-
2006
- 2006-07-27 JP JP2006204230A patent/JP2008031674A/en active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439214U (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | ||
JPH0736990Y2 (en) * | 1987-11-26 | 1995-08-23 | 松下電工株式会社 | Outer wall base equipment |
JPH036837U (en) * | 1989-06-08 | 1991-01-23 | ||
JPH0331434U (en) * | 1989-08-07 | 1991-03-27 | ||
JPH09295752A (en) * | 1996-05-02 | 1997-11-18 | Takashi Hino | Roll sheet and portable sheet feeding device |
JPH10331429A (en) * | 1997-06-02 | 1998-12-15 | Sumika Purasutetsuku Kk | Floor curing sheet |
JP2001031918A (en) * | 1999-07-07 | 2001-02-06 | Three M Innovative Properties Co | Pressure-sensitive adhesive sheet |
JP2004041932A (en) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Fumie Anamizu | Coating sheet and coating method |
JP2005263936A (en) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Fumiaki Amari | Adhesive tape |
JP2006152192A (en) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Sliontec Corp | Butyl rubber adhesive and adhesive tape or sheet using the same |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084343A (en) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Fujibayashi Shokai:Kk | Floor face curing material for asbestos treatment |
WO2013100047A1 (en) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | 株式会社サワヤ | Inundation prevention sheet and inundation prevention construction method for household, etc. |
JP2015057538A (en) * | 2014-11-25 | 2015-03-26 | 株式会社藤林商会 | Method in which waterproof material is used as floor curing material upon asbestos processing |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9540821B2 (en) | Roofing membranes having multiple adhesive regions and method therefor | |
FI70589B (en) | FOERFARANDE FOER ATT LIMMA ETT FOERSTA FOEREMAOL VID ETT ANDRAFOEREMAOL OCH EN SAMMANSATT TRYCKKAENSLIG LIMKONSTRUKTION | |
US7467476B2 (en) | Marking sheet for cutting drywall | |
US6935379B1 (en) | Prefabricated insulation for HVAC ductwork and other fluid conduits | |
CA2643293A1 (en) | Drywall tape | |
US20060107850A1 (en) | Stencil tape | |
JP2008031674A (en) | Curing sheet | |
US9187907B2 (en) | Drywall joint system and method | |
US20100263589A1 (en) | Device for surface masking | |
US20200130980A1 (en) | Rapid caulk tape system and method | |
US6226957B1 (en) | Drywall joint system | |
WO2002055805A1 (en) | Panel with decorated sheet, and wall surface construction method using this panel | |
US20150096252A1 (en) | Wallboard joint tape having directional indicators | |
US20060070331A1 (en) | Versatile tapeless drywall system | |
JP4908990B2 (en) | Flooring construction method | |
JP2005263936A (en) | Adhesive tape | |
US20200087032A1 (en) | Liner For Construction Material Container | |
JP3484502B2 (en) | Wall-mounting method using a panel with a decorative sheet and a panel with a decorative sheet used in the method | |
JP3100221U (en) | Curing board | |
JP5997306B2 (en) | Corner adhesive tape | |
JP3194012U (en) | Underlay tape for attaching glued sheets | |
JP5395339B2 (en) | Surface material and surface finishing method | |
JP2004324339A (en) | Floor finishing material and execution method therefor | |
JP3134916U (en) | Adhesive sheet affixed underlay tape | |
JP3208976U (en) | Masking tool for shape steel painting work |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20090715 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20110725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20111108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120110 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120703 |