JP2008029964A - 浄化槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】曝気槽内に配置される曝気ノズルの構造や配置の位置に対する制約もなく、沈殿槽における沈殿固形成分の被処理水への混入を確実に抑制し、かつ、沈殿固形成分の曝気槽内への吸引も確実に期待することのできる浄化槽。
【解決手段】槽内に設置した散気管17からの曝気により好気処理を行う曝気槽Bと、曝気槽Bに対して隔壁5で区画された沈殿槽Cを有し、隔壁5の底部に曝気槽Bと沈殿槽Cを連通する連通口20が設けられ、沈殿槽Cにおいて、隔壁5とその隔壁5に対向する槽本体側壁27との水平方向における間隔が水面上から見たときに狭まる絞り部Eが設けられている浄化槽で、絞り部Eが、隔壁5の横幅方向の一部に設けられ、絞り部E以外の部分における水平方向の間隔が、絞り部Eにおける間隔よりも広く設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、槽内に設置した散気管からの曝気により好気処理を行う曝気槽と、その曝気槽に対して隔壁で区画された沈殿槽を有し、前記隔壁の底部に前記曝気槽と沈殿槽を連通する連通口が設けられ、前記沈殿槽において、前記隔壁とその隔壁に対向する槽本体側壁との水平方向における間隔が水面上から見たときに狭まる絞り部が設けられている浄化槽に関する。
このような浄化槽では、沈殿槽において沈殿した固形成分を絞り部で受け止めるのであるが、受け止めた固形成分の量が多くなると、沈殿槽の被処理水中に再び混入するおそれがあり、また、受け止めた固形成分を再び曝気処理する必要性もある。
そのため、絞り部で受け止めた固形成分を隔壁の底部に設けられた連通口から徐々に曝気槽内へ吸引するように、例えば、隔壁がその横幅方向の全幅にわたって沈殿槽内へ入り込むように、側面視で部分円弧状に彎曲させたり、隔壁の下半分を側面視でVの字に折曲して、固形成分を受け止める絞り部を隔壁の横幅方向の全幅にわたって設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭60−63495号公報
しかしながら、隔壁を横幅方向の全幅にわたって部分円弧状に彎曲されたものやVの字状に折曲されたものでは、上記特許文献中にも記載されているように、曝気槽内における被処理水の流れ方向が特定されるという制約がある。すなわち、曝気槽内に配置される曝気ノズルの構造や配置の位置が特定されるという制約があり、いずれにせよ、従来の浄化槽では、沈殿した固形成分の再浮遊に伴う被処理水への混入防止および固形成分の曝気槽内への吸引に関して必ずしも満足できる作用を期待することができず、この点に改良の余地が残されていた。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、曝気槽内に配置される曝気ノズルの構造や配置の位置に対する制約もなく、沈殿槽における沈殿固形成分の被処理水への混入を確実に抑制し、かつ、沈殿固形成分の曝気槽内への吸引も確実に期待することのできる浄化槽の提供にある。
本発明の第1の特徴構成は、槽内に設置した散気管からの曝気により好気処理を行う曝気槽と、その曝気槽に対して隔壁で区画された沈殿槽を有し、前記隔壁の底部に前記曝気槽と沈殿槽を連通する連通口が設けられ、前記沈殿槽において、前記隔壁とその隔壁に対向する槽本体側壁との水平方向における間隔が水面上から見たときに狭まる絞り部が設けられている浄化槽であって、前記絞り部が、前記隔壁の横幅方向の一部に設けられ、その絞り部以外の部分における前記水平方向の間隔が、前記絞り部における間隔よりも広く設定されているところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、固形成分を受け止める絞り部が、曝気槽と沈殿槽を区画する隔壁の横幅方向の一部に設けられ、絞り部以外の部分における水平方向の間隔が、絞り部における間隔よりも広く設定されているので、隔壁の横幅方向に沿って水平方向の間隔が狭い絞り部とその絞り部よりも間隔の広い部分とが存在し、そのため、曝気槽と沈殿槽との間における流動抵抗が、隔壁の横幅方向に沿って不均一な状態となる。
そのため、曝気ノズルの構造や位置などに関係なく、曝気槽内において被処理水が循環通流して、曝気槽内の被処理水の一部が沈殿槽内へと流出すれば、それに伴って、絞り部に受け止められていた固形成分が、主として絞り部以外の間隔の広い部分から沈殿槽内の被処理水と一緒に曝気槽内へと吸引される。
その結果、曝気槽内に配置される曝気ノズルの構造や位置に対する制約もなく、沈殿槽における固形成分の沈殿とその固形成分に対する再度の曝気処理が確実に行われる。
本発明の第2の特徴構成は、前記絞り部が、前記隔壁の横幅方向のほぼ中央部に設けられているところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、固形成分を受け止める絞り部が、隔壁の横幅方向のほぼ中央部に設けられているので、曝気槽内における被処理水の循環通流に伴って、曝気槽内の被処理水は、主として絞り部下方の連通口から沈殿槽内へと流出し、それに伴って、絞り部に受け止められていた固形成分は、主として絞り部の両側に位置する間隔の広い部分から沈殿槽内の被処理水と一緒に曝気槽内へと吸引され、絞り部による固形成分の受け止めと曝気槽への固形成分の吸引が確実に実行される。
本発明の第3の特徴構成は、前記散気管に取り付けられた曝気ノズルが、前記曝気槽の横幅方向のほぼ中央部に配置されているところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、散気管に取り付けられた曝気ノズルが、曝気槽の横幅方向のほぼ中央部に配置されているので、曝気ノズルによる曝気に伴って、曝気槽内における被処理水の循環通流は、曝気ノズルから上方へ上昇して曝気槽の横幅方向の左右で下降流となり、隔壁の沈殿槽側の底部では、左右における圧力が中央部に比べて相対的に低下する。そのため、沈殿槽内の絞り部に沈殿した固形成分は、絞り部の両側に位置する間隔の広い部分からより一層確実に曝気槽内へと吸引され、沈殿した固形成分に対する再度の曝気処理が確実に実行される。
本発明の第4の特徴構成は、前記絞り部が、ほぼ鉛直方向に沿って配置された前記槽本体側壁とその槽本体側壁に近接するように膨出された前記隔壁により形成されているところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、固形成分を受け止める絞り部が、ほぼ鉛直方向に沿って配置された槽本体側壁とその槽本体側壁に近接するように膨出された隔壁により形成されているので、沈殿槽における固形成分は、槽本体側壁に近接するように膨出された隔壁の表面に沿って絞り部へ確実に案内されて受け止められ、その後、上述したように、曝気槽内へ吸引されて再び曝気処理される。
本発明による浄化槽の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の浄化槽は、例えば、生活排水(汚水)を被処理水として浄化処理するためのもので、図1および図2に示すように、マンホール1などを備えた浄化槽の槽本体2を有し、その槽本体2が、横方向の全幅にわたって、図1と図2において左から順に第1隔壁3、第2隔壁4、第3隔壁5により仕切られて、流入管6から流入する被処理水を固液分離する固液分離槽A1、固液分離槽A1で固液分離された被処理水を嫌気処理する嫌気処理槽A2、嫌気処理槽A2で嫌気処理された被処理水を曝気により好気処理する曝気槽B、曝気槽Bで曝気処理された被処理水を沈殿処理する沈殿槽Cに区画されている。
さらに、沈殿槽C内には消毒槽Dが配置され、沈殿槽Cからオーバーフローによって流入した被処理水を消毒処理した後、その被処理水を流出管7から外部へ排出するように構成されている。
前記固液分離槽A1には、水平断面形状が略コの字状の第1バッフル8が、その上端部分で流入管6の出口側を取り囲むように槽壁に固定されて設けられ、流入管6を通して固液分離槽A1に流入する被処理水の流動方向を下向きに規制するようにしてある。
第1隔壁3には、固液分離槽A1で固液分離した後の被処理水を嫌気処理槽A2に移流させる2つの移流口9が開口され、各移流口9は、半割椀状の案内部材10により覆われ、各案内部材10に設けられた開口部11から流入した被処理水が、案内部材10の内周面に沿って案内されて移流口9から嫌気処理槽A2に流入するようにしてある。
さらに、嫌気処理槽A2には、左右に位置する2つの移流口9を一連に囲む平面視で略コの字状の邪魔板12が、第1隔壁3の嫌気処理槽A2側に固定して設けられ、移流口9から流入した被処理水が、邪魔板12の下端側を通過して嫌気処理槽A2に流入するようにしてある。
その嫌気処理槽A2は、被処理水中に含まれる溶解性有機物質を嫌気性微生物によって分解処理するもので、そのため、嫌気処理槽A2には、嫌気性微生物が付着生息する濾材を有する嫌気性濾床13が設けられ、邪魔板12の下端側を通過して流入した被処理水が、嫌気性濾床13に流入して嫌気処理された後、第2隔壁4に設けた第2バッフル14を有する流入口15からオーバーフローにより曝気槽Bに流入するようにしてある。
その曝気槽Bには、輪郭形状が略球形の多数の樹脂製担体16が槽内で流動可能に充填され、さらに、曝気用の空気を流入する散気管17が配設されて、その散気管17の先端に曝気ノズル18が取り付けられている。そして、曝気ノズル18から空気を噴出させて曝気することにより担体16を攪拌し、担体16の表面に付着生成している生物膜と被処理水とを繰り返し接触させて、被処理水中の有機物の分解除去や窒素化合物の酸化を行うようにしてあり、曝気槽Bの上部には担体流出防止用の多孔板19を設けてある。
前記曝気槽Bと沈殿槽Cは、槽本体2の横方向の全幅にわたる第3隔壁5によって、槽本体2の底面と第3隔壁5の下端縁との間に互いに連通する連通口20を有する状態で仕切られ、曝気槽Bで曝気処理された後の被処理水が、その連通口20から沈殿槽Cへ流出するようにしてある。
その第3隔壁5には、図3および図4に詳しく示すように、第3隔壁5の下方部分で、かつ、横幅方向の中央部分に膨出部21が設けられている。つまり、第3隔壁5は、1枚の板状体により形成されてほぼ鉛直方向に沿って配置され、その横幅方向の中央部分が、下端縁ほど沈殿槽C内へ入り込むように、側面視において斜めに膨出され、それによって、膨出部21が形成されて、その膨出部21と槽本体側壁27によって絞り部Eが形成されている。
すなわち、膨出部21に対向する槽本体側壁27はほぼ鉛直方向に沿って配置されているが、第3隔壁5の一部である膨出部21が沈殿槽C内へ入り込むように斜めに膨出されているので、膨出部21と槽本体側壁27との水平方向における間隔は、水面上から見たときに狭まっており、その狭まった部分が、沈殿固形成分を受け止める絞り部Eとして機能するように設定されている。
そして、その膨出部21の形成によって、膨出部21の横方向における左右両側には、膨出部21よりも曝気槽B側へ引退する引退部22が形成され、その引退部22における第3隔壁と槽本体側壁27との水平方向における間隔は、水面上から見たとき、絞り部Eにおける間隔よりも広く設定され、さらに、膨出部21の幅方向における中央部分には、曝気槽B側へ凹入する凹入部23が形成されている。
このような形状の第3隔壁5により曝気槽Bと沈殿槽Cが区画されていて、散気管17の先端に取り付けられた曝気ノズル18が、曝気槽Bの横幅方向のほぼ中央部に配置され、より好ましくは、沈殿槽C側から見て絞り部Eの裏側(曝気槽B側)で、かつ、絞り部Eの幅方向のほぼ中央に配置されている。そして、沈殿槽C内に沈殿した固形成分を吸引除去するエアリフトポンプ式の吸引管24が、膨出部21の凹入部23に挿入配置され、その吸引管24の吸引口25が、膨出部21の表側(沈殿槽C側)に開口されている。
したがって、曝気槽Bで曝気処理された後の被処理水は、主として絞り部Eの下方に位置する連通口20から沈殿槽Cへ流出し(図中、鎖線の矢印で示す)、沈殿槽Cにおいて沈殿した固形成分は、主として絞り部Eで受け止められ、その受け止められた固形成分が、曝気ノズル18からの空気の噴出による曝気に伴って左右の引退部22の下方に位置する連通口20から曝気槽B内へ吸引される(図中、実線の矢印で示す)。
詳述すると、曝気ノズル18が曝気槽Bの横幅方向のほぼ中央部に配置されているので、曝気ノズル18による曝気に伴って、曝気槽B内における被処理水の循環通流は、曝気ノズル18から上方へ上昇して曝気槽Bの横幅方向の左右で下降流となる(図中、白抜きの矢印で示す)。そのため、第3隔壁5の沈殿槽C側の底部では、左右における圧力が中央部に比べて相対的に低下し、絞り部Eの両側に位置する間隔の広い部分の連通口20から曝気槽B内への流れが顕著となり、それに伴って、絞り部Eの下方の連通口20では、曝気槽Bから沈殿槽Cへと被処理水が流出し、沈殿槽Cの底部で被処理水の循環が行われ、沈殿した固形成分に対する再度の曝気処理が確実に実行される。
さらに、絞り部Eの両側に引退部22があり、その引退部22から沈殿固形成分が下方へ沈降するので、引退部22がない場合に比べて、沈殿固形成分の沈降界面が低くなり、その結果、沈殿固形成分の浮上が抑制されて放流水への固形成分の混入が低減される。
そして、前記吸引管24には、返送管26が接続され、沈殿した固形成分を吸引し吸引管24と返送管26を介して、吸引した固形成分を固液分離槽A1の第1バッフル8内に返送して再処理するように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、絞り部Eの裏側(曝気槽B側)に曝気ノズル18を配置した例を示したが、曝気ノズル18は必ずしも絞り部Eの裏側に配置する必要はなく、例えば、絞り部Eより上方において、第3隔壁5に近接するように配置することもできる。
また、膨出部21に凹入部23を設けた例を示したが、凹入部23は必ずしも必要ではなく、凹入部23を設けずに実施することもでき、その場合、吸引管24は、例えば、膨出部21の沈殿槽C側に配置することになる。
(2)さらに、沈殿槽C内へ入り込む膨出部21を設けることなく実施することもでき、その例を示したのが図5である。この図5に示す別の実施形態では、第3隔壁5の中央部分をほぼ鉛直方向に沿って下方へ垂下させて鉛直垂下部21aとし、その鉛直垂下部21aの左右両側部分を下端縁ほど曝気槽B内へ入り込ませて、鉛直垂下部21aの左右両側に入り込み部22aを形成してある。
そして、第3隔壁5の鉛直垂下部21aに対向する槽本体側壁27を下方側ほど第3隔壁5の鉛直垂下部21aに近接するように傾斜させ、その傾斜した槽本体側壁27と鉛直垂下部21aにより絞り部Eを形成してある。
この別の実施形態によれば、曝気処理後の被処理水は、鎖線の矢印で示すように、主として絞り部Eを形成する鉛直垂下部21aの下方に位置する連通口20から沈殿槽Cへ流出し、絞り部Eで受け止められた固形成分は、実線の矢印で示すように、主として左右の入り込み部22aの下方に位置する連通口20から曝気槽B内へ吸引されることになる。
(3)これまでの実施形態では、絞り部Eを形成する第3隔壁5を1枚の板状体で構成した例を示したが、第3隔壁5に関しては、必ずしも1枚の板状体で構成する必要はなく、さらに、第3隔壁5の形状や構成についても種々の改変が可能であり、その一例を図6および図7に基づいて説明する。
図6に示す別の実施形態では、その断面図を(イ)に斜視図を(ロ)に示すように、隔壁5がほぼ鉛直方向に沿って配置した1枚の板状部材5aとその板状部材5aに取り付けた絞り部形成用部材21cにより構成されている。絞り部形成用部材21cは、(イ)に示すように、板状体によって側面視で変形した台形状に形成されており、したがって、絞り部形成用部材21cは中空で、隔壁5の裏面は凹入部のない平坦な面となっている。そして、この隔壁5によれば、最も槽本体側壁27側に突出している部分とそれに対向する槽本体側壁27により絞り部Eが形成されて、その絞り部Eの横方向両側に絞り部Eにおける水平方向間隔よりも広い間隔を有する引退部22cが形成される。
また、図7に示す別の実施形態では、その断面図を(イ)に斜視図を(ロ)に示すように、1枚の板状部材5bを折曲し、その板状部材5bに対して側面視でほぼ「へ」の字に折曲された絞り部形成用部材21dを取り付けて隔壁5が構成されている。そして、この別の実施形態では、槽本体側壁27が隔壁5に近接するように傾斜され、その槽本体側壁27と絞り部形成用部材21dの突出端部により絞り部Eが形成されて、その絞り部Eの横方向両側に絞り部Eにおける水平方向間隔よりも広い間隔を有する引退部22dが形成される。この図7に示す例でも、絞り部形成用部材21dは中空で、隔壁5の裏面は平坦な面となっている。
なお、図6および図7に示した隔壁5において、絞り部形成用部材21c,21dをブロック状の部材で形成することもでき、また、隔壁5全体を1枚の板状体で形成することもでき、その場合には、隔壁5の裏面に凹入部が形成されることになる。
(4)これまでの実施形態では、第3隔壁5の横幅方向のほぼ中央部に絞り部Eを設けた例を示したが、絞り部Eは、必ずしも第3隔壁5の横幅方向の中央部に設ける必要性はなく、例えば、隔壁5の横幅方向において、左側または右側に片寄った位置に絞り部Eを設けて実施することもできる。
浄化槽の内部を示す平面図 浄化槽の内部を示す側面図 第3隔壁を曝気槽側から見た斜視図 第3隔壁を沈殿槽側から見た斜視図 別の実施形態による第3隔壁を曝気槽側から見た斜視図 別の実施形態による第3隔壁の説明図 別の実施形態による第3隔壁の説明図
符号の説明
5 隔壁
17 散気管
18 曝気ノズル
20 連通口
27 槽本体側壁
B 曝気槽
C 沈殿槽
E 絞り部

Claims (4)

  1. 槽内に設置した散気管からの曝気により好気処理を行う曝気槽と、その曝気槽に対して隔壁で区画された沈殿槽を有し、前記隔壁の底部に前記曝気槽と沈殿槽を連通する連通口が設けられ、前記沈殿槽において、前記隔壁とその隔壁に対向する槽本体側壁との水平方向における間隔が水面上から見たときに狭まる絞り部が設けられている浄化槽であって、
    前記絞り部が、前記隔壁の横幅方向の一部に設けられ、その絞り部以外の部分における前記水平方向の間隔が、前記絞り部における間隔よりも広く設定されている浄化槽。
  2. 前記絞り部が、前記隔壁の横幅方向のほぼ中央部に設けられている請求項1に記載の浄化槽。
  3. 前記散気管に取り付けられた曝気ノズルが、前記曝気槽の横幅方向のほぼ中央部に配置されている請求項2に記載の浄化槽。
  4. 前記絞り部が、ほぼ鉛直方向に沿って配置された前記槽本体側壁とその槽本体側壁に近接するように膨出された前記隔壁により形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の浄化槽。
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