JP2008027434A - 広告方法、広告システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 実際の予約顧客の分析を通じて広告発信先の的確な絞込みを可能とし、効率の良い商品の広告発信をなし得るようにした商品の広告方法を提供すること。(主たる取扱品目は、旅行商品)。
【解決手段】 商品の企画するステップと、予め用意された複数の属性の中から、その商品に見合った1又は2以上の属性を推定して、該属性が予め対応付けられた顧客に当該商品の広告を行う初回広告ステップと、前記商品の予約を受付けると共に予約者の属性分布を計測する統計処理ステップと、統計処理された属性分布に基づき、その商品に見合った属性を新たに推定して、該属性が予め対応付けられた未予約の顧客に当該商品の広告を行うフィードバック広告ステップと、を具備する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば電子メールによる商品広告に好適に使用可能な広告方法及び広告システムに係り、特に、1の商品に関する予約乃至購買状況が反映された属性分布を把握することにより、広告発信の的確な絞込みを可能とし、もって効率よく広告を行えるようにした広告方法、広告システム及びプログラムに関する。
昨今、インターネットの利用人口の増加に伴い、電子メールを利用した商品広告が盛んになっているが、そのような広告メールの送り先の選別に関しては未だ検討の余地が多く残されている。すなわち、この種の広告メールは、一般にはML(メーリングリスト)により、予めメールアドレスが特定されている会員(顧客)に広告メールが一斉同報送信されるのであるが、このようなMLによる広告メールは、多くの場合、目も通されることなく破棄されるのが現状である。
つまり、不特定多数を対象とした従来の広告メールでは、その広告に興味のないものにとってはそれ自体迷惑なものになり兼ねず、そのようなメール発信が繰り返されれば、その広告メール発信者(業者)に対する信頼性が欠如する結果、広告メールの発信数に対する応答率(集客率)が低くなるというデメリットも生じやすい。殊、たとえば旅行商品が広告対象である場合、交通機関や宿泊施設の手配のためになるべく早期に(特定の期間内に)予約(購買)を受け付けなければならないが、広告メールに対する応答率が低いと、手配が間に合わないことが多い。応答率が低いというデメリットから生じる利益損失は顕著なものとなる。
そこで、昨今では、広告対象となる特定商品、たとえば旅行商品に見合った顧客層を予め推測し、発信先を絞り込んでから広告メールを送信するといった広告手法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−15115号公報
しかしながら、そのような推測による広告の絞込みは、前掲した例によれば特定商品を旅行商品としたときの販売者は旅行業者になるが、この旅行業者としての"勘"が拠り所となることは云うまでもなく、顧客の実際のニーズを必ずしも的確に反映したものとは言えない場合がある。仮に、絞込みに問題があった場合には、広告メールを受けたならその旅行商品に興味を示すだろう顧客に広告メールが行き届かず、この結果、販売できたであろう旅行商品が販売できなかった分、旅行業者に不利益が生じることとなる。
この発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、提供した広告メールに対して実際に予約を行った顧客の属性分布の分析を通じて広告発信先の的確な絞込みを可能とし、効率の良い特定商品の広告メール発信をなし得るようにした広告方法、広告システム及びプログラムを提供することにある。
上記目的に加え、この発明がさらに目的とするところは、上述の旅行商品の広告方法の実施に好適に使用可能な広告システム及びプログラムを提供することにある。
この発明の構成及び作用効果については、以下の明細書の記載を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。以下、各請求項記載の発明について、その構成及び作用効果を説明する。なお、何れかの請求項記載の発明を説明するに当たって行う用語の定義等は、発明のカテゴリーの違いや記載順等に関わらず、可能な範囲において他の請求項記載の発明にも適用されるものとする。
(請求項1記載の発明の特徴)
請求項1記載の発明に係る広告方法(以下、適宜「請求項1の広告方法」という)は、情報処理装置と、当該情報処理装置と通信網を介して相互通信可能な顧客端末群と、を用いて実施する広告方法である。請求項1の広告方法は、初回広告ステップと統計処理ステップとフィードバック広告ステップという3段階のステップを具備する。初回広告ステップは、当該情報処理装置が、データベースに予め登録された登録属性群の中から、広告対象となる特定商品に見合った1又は2以上の初回属性を抽出して、当該初回属性が予め対応付けられた顧客を当該データベースから検索し、検索によって得た顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を送信するステップである。また、統計処理ステップは、当該情報処理装置が、当該初回広告ステップを送信した顧客端末から送信された当該特定商品の購買予約を受け付けると共に、当該初回属性とは別の属性であって受け付けた予約を送信した顧客端末を使用する顧客に係るものを、当該登録属性群の中から抽出し、抽出によって得た統計属性の分布を計測するステップである。さらに、フィードバック広告ステップは、当該情報処理装置が、当該統計属性の分布に基づき、当該特定商品に見合った改定属性を当該登録属性群の中から新たに抽出して、当該改定属性が予め対応付けられた当該検索によって得た顧客のうち購買予約を送信しなかった顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を送信するステップである。
ここで『属性』としては、顧客(購入者)の性別や年齢をその典型例とするほか種種のものが考えられる。典型的な属性例を以下に列挙する。これらの属性をデータベースに検索できるように登録することによって、登録属性群となる。
(1) 趣味に関する属性:ドライブ、読書、史跡見学、華道、茶道、書道、絵画、キャンプ、スポーツ、ギャンブル、映画鑑賞、音楽鑑賞、カラオケ、写真、演劇鑑賞、オペラ鑑賞、ミュージカル鑑賞、社交ダンス、ジャズダンス、温泉、テーマパーク、料理、買い物等。
(2) 興味に関する属性:料理、ブランド品、有名人、宝石、風土、健康、環境等
(3) 特技に関する属性:スポーツ、暗算、楽器演奏、料理等
尚、これら属性は、広告メールを送信する前に、アンケート等により顧客(会員としてもよい)から情報収集して特定されるようにすればよい。さらに、属性は、広告メール送信後、また、特定商品の購入前後等において適時、追加、変更等することもできる。
請求項1の広告方法によれば、初回広告ステップから統計処理ステップの順で実施され、最後にフィードバック広告ステップが実施される。初回広告ステップでは、たとえば事前アンケートによって収集されデータベースに登録されている登録属性群の中から初回属性を検索抽出する。次に、この抽出した初回属性をキーワードとしてデータベースを検索して顧客を抽出する。そして、抽出した顧客の顧客端末に特定商品の広告を送信する。抽出した顧客は、初回属性を介して特定商品と対応(リンク)しているから、その所有する顧客端末に広告を送信すれば特定商品に興味を示す確率がたいへん高い。無作為抽出した顧客に一斉配信することに比べると、より効率のよい特定商品の販売が期待できる。統計処理ステップでは、顧客端末から送信された特定商品の購買予約を受け付ける。さらに、予約を送信した顧客端末を使用する顧客について、初回属性以外の属性を登録属性群の中から抽出する。購買予約をした顧客は、予約をしてきたのであるからそれだけで特定商品に興味を持ったことが分かるが、そのように興味を持った人は購買予約の直接原因となった属性以外の属性(間接原因となる属性)を把握するためである。間接原因となる属性の統計分布(たとえば、20代の女性に購買層が集中)を分析することによって、特定商品の販売対象となる顧客層が浮かび上がってくる。統計属性の分布は、これに基づき特定商品に見合った改定属性を登録属性群の中から抽出する。改定属性を手がかりにして購買予約をしてこなかった顧客に特定商品の広告を再送信する。再送信は、必要に応じて複数回としてもよい。改定属性は、購買予約をしてきた顧客を介して初回属性と繋がるわけであるから、改定属性と初回属性の両者を備える顧客は購買予約をしてきた顧客と好みを共通にする可能性が極めて高い。この点を利用して、購買予約をしてこなかった他の顧客に特定商品の広告メールを送信することによって顧客の高い購買確率を期待することができる。すなわち、顧客ニーズに適切に対応した広告が可能となる。結果、従来のような不特定多数への繰り返しのメール発信に起因する広告発信者に対する信頼性の損失や、それに伴う先述した応答率(集客率)低下といったデメリット、並びにその広告に興味を示すだろう顧客への広告漏れ等を解消して、効率の良い広告を行うことが可能となる。尚、フィードバックによる広告は2度、3度と繰り返し行うようにすれば一層の集客効果が期待されることはいうまでもない。
(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2記載の発明に係る広告方法(以下、適宜「請求項2の広告方法」という)では、請求項1の広告方法における前記特定商品を、旅行商品としてある。本明細書では特定商品を旅行商品に限定するものではないが、旅行商品は、前掲の背景技術の欄でも述べたように、交通機関や宿泊施設の早期手配のために広告メールに対する応答率を特に高める必要があるからである。
請求項2の広告方法によれば、旅行商品の広告に対する応答率を、他の特定商品と同様に高めることができる。加えて、このように、顧客ニーズに適切に対応した広告が可能となれば、短期間での売買も期待されるから、特に早期購買を理想とする旅行商品の広告には正にうってつけであると言える。
(請求項3記載の発明の特徴)
請求項3記載の発明に係る広告システム(以下、適宜「請求項3の広告システム」という)は、情報処理装置と、当該情報処理装置と通信網を介して相互通信可能な顧客端末群と、を具備するものである。ここで、当該情報処理装置は、、初回広告手段と、統計処理手段及びフィードバック広告手段を具備する。初回広告手段は、データベースに予め検索可能に登録された登録属性群の中から、広告対象となる特定商品に見合った1又は2以上の初回属性を抽出して、当該初回属性が予め対応付けられた顧客を当該データベースから検索し、検索によって得た顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を送信する手段である。統計処理手段は、当該初回広告ステップを送信した顧客端末から送信された当該特定商品の購買予約を受け付けると共に、当該初回属性とは別の属性であって受け付けた予約を送信した顧客端末を使用する顧客に係るものを、当該登録属性群の中から抽出し、抽出によって得た統計属性の分布を計測する手段である。最後に、フィードバック広告手段は、当該統計属性の分布に基づき、当該特定商品に見合った改定属性を当該登録属性群の中から新たに抽出して、当該改定属性が予め対応付けられた当該検索によって得た顧客のうち購買予約を送信しなかった顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を少なくとも1回送信する手段である。他方、当該顧客端末各々は、当該情報処理装置から送信された広告を受信する受信手段と、当該情報処理装置に予約を送信する送信手段と、を具備する。
請求項3の広告システムによれば、初回広告手段、統計処理手段及びフィードバック広告手段は、次のように機能する。初回広告手段は、たとえば事前アンケートによって収集されデータベースに登録されている登録属性群の中から初回属性を検索抽出する。次に、この抽出した初回属性をキーワードとしてデータベースを検索して顧客を抽出する。そして、抽出した顧客の顧客端末に特定商品の広告を送信する。この広告は、顧客端末の受信手段によって受信される。抽出した顧客は、初回属性を介して特定商品と対応(リンク)しているから、その所有する顧客端末に広告を送信すれば特定商品に興味を示す確率がたいへん高い。無作為抽出した顧客に一斉配信することに比べると、より効率のよい特定商品の販売が期待できる。統計処理手段は、顧客端末から送信された特定商品の購買予約を受け付ける。予約は、顧客端末の送信手段によって行われる。さらに、予約を送信した顧客端末を使用する顧客について、初回属性以外の属性を登録属性群の中から抽出する。購買予約をした顧客は、予約をしてきたのであるからそれだけで特定商品に興味を持ったことが分かるが、そのように興味を持った人は購買予約の直接原因となった属性以外の属性(間接原因となる属性)を把握するためである。間接原因となる属性の統計分布(たとえば、20代の女性に購買層が集中)を分析することによって、特定商品の販売対象となる顧客層が浮かび上がってくる。統計属性の分布は、これに基づき特定商品に見合った改定属性を登録属性群の中から抽出する。改定属性を手がかりにして購買予約をしてこなかった顧客に特定商品の広告を再送信する。再広告も、顧客端末の受信手段が行う。改定属性の抽出と広告の再送信は、フィードバック広告手段の役割である。再送信は、必要に応じて複数回としてもよい。改定属性は、購買予約をしてきた顧客を介して初回属性と繋がるわけであるから、改定属性と初回属性の両者を備える顧客は購買予約をしてきた顧客と好みを共通にする可能性が極めて高い。この点を利用して、繋がりを購買予約をしてこなかった他の顧客に、特定商品の広告メールを送信することによって顧客の高い購買確率を期待することができる。すなわち、顧客ニーズに適切に対応した広告が可能となる。結果、従来のような不特定多数への繰り返しのメール発信に起因する広告発信者に対する信頼性の損失や、それに伴う先述した応答率(集客率)低下といったデメリット、並びにその広告に興味を示すだろう顧客への広告漏れ等を解消して、効率の良い広告を行うことが可能となる。尚、フィードバックによる広告は2度、3度と繰り返し行うようにすれば一層の集客効果が期待されることはいうまでもない。
(請求項4記載の発明の特徴)
請求項4記載の発明に係る広告システム(以下、適宜「請求項4の広告システム」という)では、請求項3の広告システムにおける前記特定商品を、旅行商品としてある。本明細書では特定商品を旅行商品に限定するものではないことは、請求項2の広告方法の特徴の欄で説明したとおりである。
請求項4の広告システムによれば、旅行商品の広告に対する応答率を、他の特定商品と同様に高めることができる。加えて、このように、顧客ニーズに適切に対応した広告が可能となれば、短期間での売買も期待されるから、特に早期購買を理想とする旅行商品の広告には正にうってつけであると言える。
上記情報処理装置の好ましい態様として、顧客毎に1又は2以上の属性とメールアドレスと旅行商品予約履歴(旅行商品以外の場合は「特定商品予約履歴」、以下、同じ)と対応付けて記憶されたデータベースと所望の属性指定により前記データベースから抽出される顧客のメールアドレスを宛先として、旅行商品(特定商品、以下同じ)の広告メールを送信するためのメール作成・送信機能と、所定のオペレータ操作に応答して、1の旅行商品(特定商品)に関する予約者の属性分布表をデータベースに基づいてモニタ表示する情報処理機能とが具備させるとよい。
ここで、『旅行商品予約履歴』とあるが、この情報は、もっぱら、1の旅行商品に関する予約者の属性分布表をデータベースに基づいてモニタ表示する際の旅行商品をキーとする抽出(検索)、特に2次的広告メールの作成(前回広告後の広告メールの作成)に際してその旅行商品の未予約の顧客を選別(検索)するために使用される。
『属性分布表』としては、縦軸(又は横軸)が人数を、横軸(又は縦軸)が属性(属性値)を表すヒストグラムを挙げることができる。この他にも、円やグラフや折れ線グラフ等、属性の分布を視覚的に認識し易い種種の態様のものを採用することができる。
このような情報処理装置によれば、先述した旅行商品の広告方法を簡易に実現できるだけでなく、1の旅行商品に関する予約者の属性分布表がモニタ表示されるから、実際の商品予約結果を反映させた商品購買層の再推定(フィードバック)を簡便かつ適切に行うことができる。
本発明の情報処理装置において、属性分布表としてヒストグラムを採用する場合、好ましくは、情報処理機能は、所定のオペレータ操作に応答して、横軸(又は縦軸)における属性並び順を、対応する人数が多いもの順に並べ替える機能を更に具備して構成されることが好ましい。
このような態様によれば、任意の1の属性よりも対応する人数が多いものと少ない物とが、任意の属性を中心として軸方向に区分けされるため、商品購買層の推定が一層容易となる。
また、本発明の情報処理装置において、属性分布表としてヒストグラムを採用する場合、好ましくは、情報処理機能は、前回広告時に指定された属性を記憶しておき、当該属性よりも人数が多い属性を特徴付けて表示する機能を更に具備する。尚、『特徴付けて表示』とは、例えば、その属性に対応するグラフ上の領域を特徴的な色で表示するような場合を意味している。
このような態様によれば、オペレータ等のユーザは、前回指定された属性よりも人数が多い属性を一目で認識することができ、商品購買層の再推定(フィードバック)をより一層適切に行うことができる。
ここで、更に好ましくは、本発明の情報処理装置は、所定のオペレータ操作に応答して、前記特徴付けて表示された属性が対応付けられた未予約の顧客をデータベースに基づき抽出すると共に、メール作成・送信機能を介して、その旅行商品の当該未予約顧客宛の広告メールを作成する機能を更に具備して構成される。
本発明に係る好ましい態様の情報処理装置は、顧客毎に1又は2以上の属性とメールアドレスと旅行商品予約履歴とが対応付けて記憶されたデータベースを有しているため、特徴付けて表示された属性が対応付けられた未予約の顧客のメールアドレスを直ちに検索(特定)することができる。更に、この態様では、データベース並びにメール作成・送信機能を通じて、当該未予約の顧客宛の広告メールが作成される。
このような態様によれば、オペレータ等のユーザは、前回広告時に指定された属性よりも人数が多い属性が対応付けられた未予約顧客宛の広告メールを、未予約顧客に関する情報等を意識することなく直ちに作成することができる。加えて、このときの発信先は、前回広告時に指定された属性よりも人数が多い属性が対応付けられた顧客であるから、
その応答率(予約率)はより一層高いものが期待されるであろう。
上述のように、本発明の特定商品(旅行商品)の広告方法、広告システムによれば、実際の予約顧客の分析を通じて広告発信先の的確な絞込みが可能となり、効率の良い特定商品(旅行商品)の広告発信を行うことができる。
(請求項5記載の発明の特徴)
請求項5記載の発明に係るソフトウェア(以下、適宜「請求項5のソフトウェア」という)は、請求項3又は4の広告システムが有する情報処理装置をコンピュータにて実現するためのソフトウェア(起動させるためのコンピュータプログラム)
請求項5のソフトウェアによれば、請求項1または2の広告方法に使用することができるとともに、情報処理装置を請求項3又は4の広告システムの情報処理装置として起動させることができる。その結果、特定商品の広告について前掲した請求項3又は4の広告システムの作用効果を生じさせることができる。
以上の説明で明らかなように、本発明の広告方法及び広告システムによれば、初回(前回)の広告の応答結果、すなわち実際の商品予約結果を反映させた商品購買層の再推定(フィードバック)により、顧客ニーズに適切に対応した広告が可能となる。結果、従来のような不特定多数への繰り返しのメール発信に起因する広告発信者に対する信頼性の損失や、それに伴う応答率(集客率)低下といったデメリット、並びにその広告に興味を示すだろう顧客への広告漏れ等を解消して、効率の良い広告を行うことが可能となる。
また、本発明の情報処理装置によれば、上記旅行商品の広告方法を簡易に実現できるだけでなく、1の旅行商品に関する予約者の属性分布表がモニタ表示されるから、実際の商品予約結果を反映させた商品購買層の再推定(フィードバック)をより簡便かつ適切に行うことができる。さらに、本発明のソフトウェア(プログラム)によれば、上記情報処理装置を、コンピュータにより実現することができる。
以下に、本発明に係る好適な実施の一形態(以下、適宜「本実施形態」という)の添付図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に述べる本実施形態は本発明の一例を示すものに過ぎず、言うまでもなく、本発明の要旨は特許請求の範囲によってのみ規定されるものである。
本実施形態係る旅行商品の広告システムの全体構成が図1に示されている。同図に示されるように、この広告システム100は、情報処理装置1と、予めメールアドレス等の個人情報が情報処理装置1側に登録された会員(顧客)の端末機(たとえば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話等により構成される)21〜2nとが、通信網の典型例であるインターネット3により結ばれてなるものである。情報処理装置1は汎用コンピュータによって構成され、内蔵する記憶装置1aに格納されたソフトウェア(プログラム)によって起動するようになっている。また、上記端末機のことを本明細書では「顧客端末」という。なお、本実施形態では広告対象となる特定商品を旅行商品としたが、旅行商品以外の商品にも適用可能であることは言うまでもない。
情報処理装置1は、データベース10を有している。このデータベース10には、顧客である会員の個人情報が予め格納されている。個人情報としては、「氏名」、「性別」、「年齢」、「職業」、「商品予約履歴(たとえば、○○○○年△△月□□日に京都3泊旅行購入)」、並びに、この例では「属性(属性値)」としての「趣味(たとえば、陶芸、食通)・興味(たとえば、ファッション)・特技(たとえば、サーフィン)」に関する情報が検索可能に記憶されている。尚、上記商品予想履歴は初回属性を選択する際に参考とすることを主目的とするものであり、上記個人情報は、旅行商品予約(購買)時のアンケート等により予め収集されるものである。登録された個人情報や属性のことを、本明細書では「登録属性群」と呼ぶことがある。アンケートは、たとえば、個人情報保護に充分な配慮を行った上で、インターネットを介して行ったり、旅行商品購入時に行ったりするとよい。記憶されている個人情報は、適宜、削除、追加、変更等することができるようになっている。
広告システム100を介して行われる広告方法(旅行商品販売方法)の内容が図2のフローチャートにより示されている。同フローチャートに示されるように、本実施形態で実施される広告方法は、旅行商品の企画を行う商品企画処理(ステップ201)と、企画された旅行商品の購買層を属性(初回属性)に基づき推定すると共に広告メールを作成して、推定された属性が対応付けられた会員に広告メールを一斉送信する商品広告処理(初回広告ステップ、ステップ202)と、電話や窓口或いはWebサイト、電子メール等を通じてその旅行商品の予約(購買)を受け付ける予約受付処理(ステップ203)と、受け付けられた予約者の属性の分布を計測して、予約結果を反映させた商品購買層を属性(統計属性)に基づき再推定(フィードバック)する統計処理(統計処理ステップ、ステップ204)と、再推定に基づき特定された属性(改定属性)が対応づけられた顧客(会員)に広告メールを送信するフィードバック広告処理(フィードバック広告ステップ、ステップ205)との一連の処理を経て実行される。本実施形態では、ステップ203(予約受付処理)からステップ205(フィードバック広告処理)で示される一連の業務処理は、所定の受付期間が終了するまで(ステップ206YES)、2度、3度と繰り返し行われる。顧客の予約確率を高めるためである。すなわち、上記ステップを繰り返すことによって、変化に富んだ属性に基づいた広告メールの送信を行うことができるから、顧客に対する広告の打ち方にバリエーションがつき、これが、予約確率の向上を促進する。
ステップ201に示される商品企画処理は、本実施形態では、情報処理装置1を利用して行われる。図示は省略されているが、この情報処理装置1は、インターネット3を介して、AXESS、INFINI、WORLDSPAN、APPOLO(いずれも商標)等で構成されるCRS(商標、航空券予約システム)通信網や、各旅行会社のコンピュータ端末機等が接続されており、宿泊施設や切符、航空券等の旅券の空き情報をリアルタイムで確認しながら旅行商品を企画することが可能な専用のソフトウェアがインストールされている。尚、その詳細は本発明の要部とは関係しないので、ここでは説明を省略する。
ステップ202に示される商品広告処理では、先述したように、まず、属性に基づく旅行商品の購買層の推定が行われる。本実施形態では、属性に基づく購買層の推定を行うにあたって、情報処理装置1を通じて、その時点での会員の属性分布状況の確認が可能とされている。
属性分布状況の確認は、情報処理装置1のモニタ1b(図1参照)に表示されるデータベース10の検索用画面上で属性指定を行うことにより可能とされる。データベース検索用画面の一例を図3に示す。図3に示されるようにデータベース検索用画面10aには、性別指定欄31と、年齢範囲指定欄32a、32bと、属性指定欄33とが表示される。尚、同図から示唆されるように、何れかの指定欄31、32、33も、プルダウンメニューからの選択方式が採用されている。本発明の要部となる属性指定欄においては、予め用意された複数の属性がプルダウンメニューとして表示され、その中から、この例では任意の3つの(種別1〜種別3)までを選択的に指定可能とされている。尚、属性としては、以下の34種(大別して3種(趣味・興味・特技))が用意されている。
(1) 趣味に関する属性:ドライブ、読書、史跡見学、華道、茶道、書道、絵画、キャンプ、スポーツ、ギャンブル、映画鑑賞、音楽鑑賞、カラオケ、写真、演劇鑑賞、オペラ鑑賞、ミュージカル鑑賞、社交ダンス、ジャズダンス、温泉、テーマパーク、料理、買い物
(2) 興味に関する属性:料理、ブランド品、有名人、宝石、風土、健康、環境
(3) 特技に関する属性:スポーツ、暗算、楽器演奏、料理
図3に示されるデータベース検索用画面上において、性別、年齢範囲及び属性の指定を行い、同図中に符号30で示される"検索"ボタンを押下(クリック)すると、データベース10に基づき検索が行われ、指定された性別、年齢範囲及び属性が対応付けられた会員を特定(抽出)し、各属性に対する抽出人数が算出される。そして、会員の属性分布を示すヒストグラムが情報処理装置1のモニタ1a上に表示される。
会員の属性分布を示すヒストグラムが表示されたモニタの一例が図4に示されている。図4に示されるように、このヒストグラムは、横軸が指定属性を縦軸の指定属性が対応付けられた会員の人数を表すグラフである。図4に示すヒストグラムによれば、年齢20〜39歳の男女の属性分布は、演劇鑑賞を趣味とする会員が76名、スポーツを趣味とする会員が51名、さらに、テーマパークを趣味とする会員が30名となっている。このヒストグラムを通じて、オペレータは、指定された属性が対応付けられた会員の人数)を即座に知ることができ、この分布状況を加味しつつ、属性に基づく購買層の推定を好適に行い得るのである。属性に基づく購買層の推定結果は、初回属性を決定するに当たりたいへん参考になる。
また、同じく図4に示されるように、このグラフの右上には、符号41で示される"メール作成"ボタン41が用意されている。この"メール作成"ボタン41を押下すると、データベース10に基づき、そのとき指定されている属性(初回属性)が対応付けられた会員のメールアドレスが検索抽出され、それら会員を一斉同報送信先とした電子メールが作成される。本実施形態では、この電子メールの本文に予め企画された旅行商品の広告内容を掲載することにより、広告メールが完成する。尚、この"メール作成"ボタンの押下による広告メールの自動作成は、通常のメールソフトに連動して実行されるように構成されている。また、本実施形態では、広告メールが作成されたのち、一斉同報送信が実行されると、それにより、そのときの指定属性(初回属性)が"前回属性"として所定メモリ(図示を省略)に保存される。このデータは、後述するヒストグラム表示処理において使用される(図5参照)。つまり、たとえば、図4に示される演劇鑑賞(初回属性)を趣味とする76名の会員個々のメールアドレスが、この「演劇鑑賞」をキーワードとしてデータベース10から検索抽出され、これら76名の会員の全員に一斉同報するためのメール群が作成される。
図2のフローチャートに戻り、予約受付処理では、電話や窓口或いはWebサイト、電子メール等を通じて旅行商品の予約(購買)が一定期間受け付けられる(ステップ203)。旅行商品の予約は、その予約を行う会員(顧客)の会員端末(送信手段)によって行われる。このとき、会員による旅行商品の予約が受け付けられると、その旅行商品名称(或いはその旅行商品を示す識別子)がデータベース10に旅行商品履歴として格納される。また、新規顧客の場合には、会員登録が行われて、同様に、「氏名」、「性別」、「住所」、「年齢」、「職業」、「商品予約履歴」、並びに、この例では"属性"としての「趣味・興味・特技」に関する情報がデータベース10に格納される。
次いで、その時点で受け付けられている予約者の属性の分布を計測して、予約結果を反映させた商品購買層をそれらの属性(統計属性)に基づき再推定(フィードバック)する統計処理が行われる(ステップ204)。本実施形態では、その時点で受付けられている予約者の属性分布計測において、予約者の属性分布状況を示すヒストグラムが作成される。このヒストグラム作成のために情報処理装置1における処理内容が図5のフローチャートに示されている。
図5のフローチャートに示されるように、先ず、情報処理装置1では、所定画面上でオペレータにより指定される旅行商品名称(或いはその旅行商品を示す識別子)を読み込み、旅行商品(特定商品)を特定する(ステップ501)。旅行商品が特定されると、その旅行商品が"旅行商品履歴"として対応づけられている会員が抽出されるとともに、抽出された会員の属性分布が計測される(ステップ502)。これにより、指定された旅行商品の予約者の属性分布と、前回指定した属性とが特定され、情報処理装置1のモニタ上に指定旅行商品の予約者の属性分布を示すヒストグラムが作成される(ステップ504)。
指定された旅行商品予約者の属性分布を示すヒストグラムが表示されたモニタの一例が図6に示されている。同図に示されるように、このヒストグラムは、横軸が属性を、縦軸が各属性が対応付けられた会員の人数を表すグラフである。
このヒストグラム上においては、前回の広告発信を行う際に指定された属性に対応する領域(柱状バー)(この例ではS3)が、他の属性に対応するバーと(S1、S2・・・Sn−2、Sn−1、Sn)は異なった態様(たとえば、色違い)で表示されると共に、前回指定された属性に対応する会員の人数を指し示す直線(L)が表示される。これにより、オペレータは、前回指定された属性よりも人数が多い属性、すなわち、その旅行商品により一層興味を示すと考えられる会員の属性(統計属性)を、容易に特定できるのである。
同モニタ中、ヒストグラムの右上には、"並び替え"ボタン61と、"追加"ボタン62と、指定属性表示欄63と、分布状況グラフ作成ボタン64と、"メール作成"ボタン65とが表示されている。
"並び替え"ボタン61は、ヒストグラムの横軸における属性並び順を、対応する人数が多いものから順に並べ替える機能を実行するために用意されたボタンであり、このボタン61を押下すると、この例では、対応人数が多い属性が左から順番に配置されたヒストグラムが新たにモニタ上に表示(更新表示)されるようにされている。並び替え後のヒストグラムの図示は省略するが、この機能は、属性分布状況の視覚による把握をより一層容易とするためのものである。
"追加"ボタンは、図6中、矢印で示されるカーソルCが指し示す属性名称を指定属性表示欄63に追加するためのボタンである。カーソルCは、図示しないキーボードの方向操作ボタンの操作により、属性に対応するバーを順次指し示すようになっている。任意の属性対応領域がカーソルCで指し示されている追加ボタンを押下すると、その属性名称が指定属性表示欄62に順次追加表示される。図6に示される例では、既に、属性名称『ショッピング』と『ミュージカル鑑賞』とが指定属性表示欄63に表示されている。
指定属性表示欄62に1又は2以上の属性名称が表示された状態において、分布状況グラフ作成ボタン64を押下すると、指定属性分布状況グラフがモニタ上に表示される。
指定属性分布状況グラフ表示のための情報処理装置1における処理内容が図7のフローチャートにより示されている。同フローチャートに示されるように、分布状況グラフ作成ボタン64が押下されると、先ず、指定属性表示欄63に表示されている属性名称(初期属性)が読み込まれる(ステップ701)。次いで、読み込まれた指定属性が対応付けられ、かつ、未予約の会員がデータベース10に基づき特定される(ステップ702)。この例では、更に、データベース10に基づき、特定された会員の年齢、性別の分布状況が計測され、これに基づき、指定属性(統計属性)分布状況グラフが作成される。
指定属性分布状況グラフが表示されたモニタの一例が図8に示されている。同図に示されるように、このグラフは、横軸が年齢層を、縦軸が会員の人数を表すヒストグラムである。尚、この例では、各領域(バー)は、男女の人数別に色分けされている(この例では、男性が黒、女性が白)。また、グラフの上部には、指定商品名と、指定属性名称とが表示されている。
この指定属性分布状況グラフを通じて、オペレータは、図6のヒストグラムから任意選択された属性を有する会員の分布状況を、性別並びに年齢の観点から分析することができ、予約結果を反映させた商品購買層を属性に基づき再推定するのに好適に参照することができる。
図6に戻り、ヒストグラムの右上に示されるメール作成ボタンを押下すると、そのとき指定属性表示欄63に表示されている属性が対応付けられた会員宛のフィードバック広告メールが作成される(図2のステップ205)。このフィードバック広告メール作成のための情報処理装置1における処理内容が図9のフローチャートにより示されている。
図9のフローチャートに示されるように、フィードバック広告メールの作成処理では、まず、そのとき指定属性表示欄63に表示されている属性が読み込まれる(ステップ901)。次いで、データベース10に基づき、読み込まれた属性が対応づけられ、かつ、その旅行商品の未予約の会員(旅行商品履歴を参照して特定される)のメールアドレスを抽出する(ステップ902)。そして、それら会員を一斉同報送信先とした電子メールが作成される(ステップ903)。本実施形態では、この電子メールの本文に先に企画された旅行商品の広告内容を掲載することにより、フィードバック広告メールが完成する。尚、この"メール作成"ボタン65の押下によるフィードバック広告メールの自動作成も、通常のメールソフトに連動して実行されるように構成されている。同じく、本実施形態では、フィードバック広告メールが作成されたのち、一斉同報送信が実行されると、それにより、そのときの指定属性(改定属性)が"前回属性"として所定のメモリに追加保存される。これにより、再度、フィードバック広告を行う際、それまでに送信された広告メールの送り先である会員が、何れの属性に対応する会員であるかをその後も適宜特定可能となる。
このように、本発明によれば、初回(前回)の広告の応答結果、すなわち実際の商品予約結果を反映させた商品購買層の再推定(フィードバック)により、顧客ニーズに適切に対応した広告が可能となる。
尚、上述の説明では、性別、年齢は、属性とはべつのものとして取り扱ったがこれらも属性として取り扱うようにすることも可能である。
また、上述の説明では、既存のメールソフトに連動して広告メールを作成したが、専用のメール作成機能を持たせるようにしてもよい。ウェブサイトに、たとえば、SNS(Social Network System)のような登録した会員の専用ページを設け、この会員専用ページに、たとえば、広告枠を設けその中に広告を配信するように構成することもできる。
加えて、上述の説明では、各種グラフは、全てにヒストグラムを用いたが、この他にも、円グラフや折れ線グラフ等、種種の態様のものを採用することができる。
本発明に係る広告システムの構成図である。 本発明の情報処理装置を使用して行われる業務内容全体を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置のモニタに表示されるデータベース検索用画面の一例を示す図である。 会員の属性分布を示すヒストグラムが表示されたモニタの一例を示す図である。 予約者の属性分布を示すヒストグラムをモニタ表示するための情報処理装置における処理内容を示すフローチャートである。 予約者の属性分布を示すヒストグラムが表示されたモニタの一例を示す図である。 指定属性が対応づけられた予約者の分布状況を示すヒストグラムをモニタ表示するための情報処理装置における処理内容を示すフローチャートである。 指定属性が対応づけられた予約者の分布状況を示すヒストグラムが表示されたモニタの一例を示す図である。 電子メールを使用したフィードバック広告のために情報処理装置で行われる処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
2 会員側端末器
3 インターネット
10 データベース
100 旅行商品販売システム

Claims (5)

  1. 情報処理装置と、当該情報処理装置と通信網を介して相互通信可能な顧客端末群と、を用いて実施する広告方法において、
    当該情報処理装置が、データベースに予め検索可能に登録された登録属性群の中から、広告対象となる特定商品に見合った1又は2以上の初回属性を抽出して、当該初回属性が予め対応付けられた顧客を当該データベースから検索し、検索によって得た顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を送信する初回広告ステップと、
    当該初回広告ステップを送信した顧客端末から送信された当該特定商品の購買予約を受け付けると共に、当該初回属性とは別の属性であって受け付けた予約を送信した顧客端末を使用する顧客に係るものを、当該登録属性群の中から抽出し、抽出によって得た統計属性の分布を計測する統計処理ステップと、
    当該統計属性の分布に基づき、当該特定商品に見合った改定属性を当該登録属性群の中から新たに抽出して、当該改定属性が予め対応付けられた当該検索によって得た顧客のうち購買予約を送信しなかった顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を少なくとも1回送信するフィードバック広告ステップと、を具備する
    ことを特徴とする広告方法。
  2. 前記特定商品が、旅行商品である
    ことを特徴とする請求項1記載の広告方法。
  3. 情報処理装置と、当該情報処理装置と通信網を介して相互通信可能な顧客端末群と、を具備するとともに、
    当該情報処理装置が、データベースに予め検索可能に登録された登録属性群の中から、広告対象となる特定商品に見合った1又は2以上の初回属性を抽出して、当該初回属性が予め対応付けられた顧客を当該データベースから検索し、検索によって得た顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を送信する初回広告手段と、
    当該初回広告ステップを送信した顧客端末から送信された当該特定商品の購買予約を受け付けると共に、当該初回属性とは別の属性であって受け付けた予約を送信した顧客端末を使用する顧客に係るものを、当該登録属性群の中から抽出し、抽出によって得た統計属性の分布を計測する統計処理手段と、
    当該統計属性の分布に基づき、当該特定商品に見合った改定属性を当該登録属性群の中から新たに抽出して、当該改定属性が予め対応付けられた当該検索によって得た顧客のうち購買予約を送信しなかった顧客の顧客端末に当該特定商品の広告を少なくとも1回送信するフィードバック広告手段と、を具備し、
    当該顧客端末各々が、当該情報処理装置から送信された広告を受信する受信手段と、当該情報処理装置に予約を送信する送信手段と、を具備する
    ことを特徴とする広告システム。
  4. 前記特定商品が、旅行商品である
    ことを特徴とする請求項3記載の広告システム。
  5. 請求項3又は4記載の情報処理装置をコンピュータにて実現するためのソフトウェア。
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