JP2008026638A - 液晶表示装置 - Google Patents

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尚輝 岩本
Takahiro Asada
崇裕 浅田
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Abstract

【課題】液晶パネルに対向して配置される剛性を有した板状部材を作業性良く枠体内へ収容可能な液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】剛性を有した板状部材である液晶シャッタ54は液晶パネル52に対向して配置されている。液晶シャッタ54は枠体90内に収容されている。枠体90は枠状部材100と押さえ部材200とを含んで構成されている。枠状部材100の前面枠部110の内周縁部は、液晶シャッタ54の一の辺部の側では液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に突出しているが、上記一の辺部に対向する辺部の側では液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に突出していない。上記対向する辺部の側では、押さえ部材200の張り出し部230が液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に突出している。両部材100,200は重ね合わせた後にスライド移動させることによって互いに着脱可能に係合する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶表示装置に係り、より具体的には液晶パネルに対向して配置される剛性を有した板状部材(例えば液晶シャッタ)を作業性良く枠体内への収容を可能とする液晶表示装置に関する。
図26に従来の液晶表示装置550を説明する断面図を示す。液晶表示装置550では、液晶パネル552と液晶シャッタ554とが対向して配置されている。液晶パネル552と液晶シャッタ554との間には枠体600の内周縁部601が介在し、これによって液晶シャッタ554が枠体600内に保持されている。内周縁部601は液晶パネル552と液晶シャッタ554との間の空間に突出し、枠体600の液晶シャッタ554が収納される周辺側壁のうちの、対向する2つの辺部に設けられている。
液晶シャッタ554は基板に可撓性を有した樹脂板を利用しており、液晶シャッタ554全体としても可撓性を有している。このため、液晶シャッタ554は、撓ませることによって、液晶パネル552の配置側すなわち前面側から内周縁部601の上記突出部を越えて、枠体600内へ挿入可能である。
特開2006−98878号公報
液晶シャッタ554は、可撓性を有するので、液晶表示装置550の駆動時の発熱によって撓み(熱変形し)、液晶パネル552に接触すると、干渉縞、表示ムラ等の表示品質の低下を起こす可能性がある。
上記接触を回避しうる一つの対策として、液晶シャッタ554の基板にガラス板等の剛性部材を用いることによって、液晶シャッタ554に剛性を付与することが考えられる。これによれば、液晶シャッタ554の熱変形が抑制されて上記接触が回避可能である。
しかし、剛性を有した液晶シャッタ554は撓まないため、液晶パネル552の配置側から内周縁部601の突出部より導光板側、すなわち枠体600の内側の空間へ挿入することが困難になってしまう。なお、同様のことが、液晶シャッタ554以外の部材であって剛性を有した板状部材を挿入する場合にもあてはまる。
本発明の目的は、液晶パネルに対向して配置される剛性を有した板状部材を作業性良く枠体内へ収容可能な液晶表示装置を提供することである。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルと、前記液晶パネルに対向して配置された剛性を有した板状部材と、前記板状部材を収容し、前記板状部材の第1辺部の側で前記板状部材と前記液晶パネルとの間に突出した第1突出部と前記第1辺部に対向する前記板状部材の第2辺部の側で前記板状部材と前記液晶パネルとの間に突出した第2突出部とを有した、枠体と、を備え、前記枠体は、互いに係合可能に構成された枠状部材と押さえ部材とを含んで構成され、前記枠状部材に前記第1突出部が設けられ、前記押さえ部材に前記第2突出部が設けられていることを特徴とする。
また、前記枠状部材および前記押さえ部材はそれぞれ、穴部と前記穴部の一部に対向して設けられた係合部とを有し、前記枠状部材および前記押さえ部材は、前記枠状部材の前記穴部内に前記押さえ部材の前記係合部が位置し前記押さえ部材の前記穴部内に前記枠状部材の前記係合部が位置し前記係合部同士が前記枠状部材と前記押さえ部材との重なり方向において係合した状態を形成可能に構成されていることが好ましい。
また、前記枠状部材および前記押さえ部材は、前記枠状部材と前記押さえ部材との少なくとも一方のスライド移動によって前記係合した状態を形成可能に構成されていることが好ましい。
また、前記枠状部材の前記係合部は前記重なり方向について前記押さえ部材の前記穴部内に収容可能な大きさを有し、前記押さえ部材の前記係合部は前記重なり方向について前記枠状部材の前記穴部内に収容可能な大きさを有することが好ましい。
上記構成により、液晶パネルに対向して配置される剛性を有した板状部材を作業性良く枠体内への収容を可能とする液晶表示装置を提供することができる。
図1および図2に本発明の実施の形態に係る液晶表示装置50を説明する分解斜視図および平面図(正面図)を示し、図3および図4に図2中の3−3線および4−4線における断面図を示す。
液晶表示装置50は、液晶パネル52と、液晶シャッタ54と、光学シート56と、導光板58と、反射シート60と、ランプハウス62と、光源64と、前面枠体70と、背面枠体80と、枠体90と、を含んで構成されている。
液晶パネル52と、液晶シャッタ54と、光学シート56と、導光板58と、反射シート60とはこの順序で重ねられて(積層されて)、上記3つの枠体70,80,90を含んで構成されるケース内に収容されている。ここでは、上記部材52,54,56,58,60が平面視上(上記積層方向から見た場合)大略長方形の場合を例示する。
ここで、上記部材52,54,56,58,60の積層方向をZ方向と定義し、Z方向において、液晶パネル52の側を前面側、反射シート60の側を背面側と定義する。この場合、例えば、液晶シャッタ54は導光板58に対して(導光板58を基準にして)前面側に位置し、また、導光板58は液晶シャッタ54に対して(液晶シャッタ54を基準にして)背面側に位置する。
液晶パネル52は、バックライトを利用するタイプ、すなわち透過型または半透過型であれば各種構造のものを用いることが可能である。
液晶シャッタ54は、印加電圧等の制御によって透光性を調整可能な部材である。液晶シャッタ54は、開いた状態すなわち透光性が高い状態では、透明度が高くなり、入射した光を透過させる。他方、閉じた状態すなわち透光性が低い状態では、液晶シャッタ54は、外観視上白濁した状態になり、入射した光を拡散する作用を奏する。なお、液晶シャッタ54は、上記印加電圧等の制御によって、完全に開いた状態と完全に閉じた状態との間の中間的な状態、すなわち透光性が最も高い状態と最も低い状態との間の中間的な状態も形成可能である。液晶シャッタ54は、例えば2枚のガラス板で構成し、または、ガラス基板と樹脂基板とで構成し、それら基板の間に液晶を封入しており、全体として剛性を有した板状部材である。
光学シート56は、ここでは例えば樹脂製の透明なシートの複数で構成され、例えばレンズシート、拡散シート等を積層して構成されている。導光板58は、例えばアクリル樹脂性の透明な板状部材で構成されている。反射シート60は、光源64からの光を反射可能な材料で構成されている。
光源64は、ランプハウス62内に収容された状態で上記ケース内に収容され、導光板58の端面に出力光を照射可能に配置されている。液晶表示装置50では光源64は導光板58の対向する2つの端面に対してそれぞれ設けられている。なお、光源64には、冷陰極管やLED(Light Emitting Diode)やEL(Electro Luminescence)を用いることが可能である。
前面枠体70は開口部71を有し、当該開口部71内に液晶パネル52の表示領域が露出している。背面枠体80は開口部81を有し、当該開口部81内に導光板58が露出している。背面枠体80の開口部81に対応して反射シート60にも開口部が設けられている。前面枠体70および背面枠体80は例えばアルミニウムやステンレス鋼等の金属で形成可能である。枠体90は、前面枠体70と背面枠体80との間に介在し、液晶パネル52等の各種部材の位置決め、支持等をする部材である。枠体90は、枠状部材100と押さえ部材200とを含んで構成されている。枠体90については後に詳述する。
上記構成により、液晶シャッタ54が閉じた状態では、光源64から出射した光は、導光板58および光学シート56を通り、液晶シャッタ54で拡散されて、液晶パネル52に照射される。これにより、液晶パネル52は、当該光をバックライトにした表示を実施可能である。他方、液晶シャッタ54が開いた状態では、液晶シャッタ54の透光性が高いので、液晶表示装置50の背面側に、すなわち背面枠体80の側に配置された物体(図示せず)を、液晶パネル52の側から、液晶パネル52、液晶シャッタ54等越しに視認することが可能になる。このため、液晶表示装置50は、例えば遊技機(パチンコやスロット装置等)への利用が考えられる。
次に、枠体90を、図1〜図4に加え、図5〜図25も参照しつつ、より具体的に説明する。なお、図5は枠体90を説明する分解斜視図である。図6は枠状部材100を説明する平面図である。図7は図6中の一点鎖線で囲んだ部分7の拡大図であり、図8および図9は図7中の8−8線および9−9線における断面図である。図10は図6中の一点鎖線で囲んだ部分10の拡大図であり、図11は図10中の11−11線における断面図である。図12は押さえ部材200を説明する平面図である。図13は図12中の一点鎖線で囲んだ部分13の拡大図であり、図14および図15は図13中の14−14線および15−15線における断面図である。図16は図12中の一点鎖線で囲んだ部分16の拡大図であり、図17は図16中の17−17線における断面図である。図18は枠状部材100と押さえ部材200とが係合した状態の枠体90を説明する平面図である。図19は図18中の一点鎖線で囲んだ部分19の拡大図であり、図20および図21は図19中の20−20線および21−21線における断面図である。図22は図18中の一点鎖線で囲んだ部分22の拡大図であり、図23は図22中の23−23線における断面図である。図24および図25は枠体90の組み立て方法すなわち液晶表示装置50の製造方法を説明する断面図である。なお、図24および図25は図20および図23に対応する。
枠体90は、枠状部材100と押さえ部材200とが重ね合わされて構成され、両部材100,200の重なり方向は両部材100,200が液晶表示装置50を構成した状態においてZ方向と同じである。
枠状部材100は、前面枠部110と、側部120とを含んで構成されている。
前面枠部110は枠形状をしており、当該枠形状の内周縁および外周縁は液晶パネル52等の平面視形状に対応した略四角形をしている。前面枠部110の内周縁部は、液晶シャッタ54の一の辺部の側では、液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に突出し介在している(図3参照)。前面枠部110のうちで液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に突出し両者52,54の間に位置する部分を第1突出部と呼ぶことにする。
ここで、液晶シャッタ54の上記一の辺部を第1辺部とも呼ぶことにする。また、液晶パネル52のうちで液晶シャッタ54の第1辺部とZ方向において対向する辺部を、液晶パネル52の第1辺部と呼ぶことにする。また、枠状部材100の4つの辺部(各辺部は前面枠部110等の対応する辺部の集合体になる)のうちで液晶表示装置50において液晶シャッタ54等の第1辺部に近接し当該第1辺部に沿った辺部を、枠状部材100の第1辺部と呼ぶことにする。また、液晶シャッタ54等において第1辺部に対向する辺部を第2辺部と呼ぶことにする。
液晶パネル52の第1辺部は、第1突出部と前面枠体70の内周縁部とに接触し両内周縁部によって保持されている。図3では液晶シャッタ54の第1辺部が前面枠部110の内周縁部と離れた場合を例示しているが、接触状態にあってもよい。
他方、第2辺部の側では、前面枠部110の内周縁部は、液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に突出しておらず介在していない(図4参照)。
側部120は、前面枠部110の外周縁から、前面枠部110に交差する方向(ここでは直交する方向であり、Z方向)に延びている。側部120は、前面枠部110とともに断面視上L字形状を形成している(図3および図4参照)。側部120は液晶表示装置50において前面枠体70の側部と背面枠体80の側部との間に位置している(図3および図4参照)。
押さえ部材200は、本体部210と、張り出し部230とを含んで構成されている。
本体部210は、交差する2辺部の長さが異なる略L字形状をしている。本体部210は、液晶表示装置50において、前面枠部110に対して前面側に位置する。本体部210の上記略L字形状の長辺部は、枠状部材100の第2辺部に、互いの延在方向(換言すれば長手方向)を揃えて重ね合わされる(図4、図5および図18参照)。本体部210の上記略L字形状の短辺部は、枠状部材100の第2辺部に続く辺部に、互いの延在方向を揃えて重ね合わされる(図5および図18参照)。
張り出し部230は、本体部210の上記略L字形状の内側(略L字形状の2つの辺部が形成する角度のうちで小さい方の角度が位置する側)へ張り出し、枠体90の内周縁部の一部を構成している。張り出し部230は、本体部210の上記略L字形状の内側の端部と段差を成して結合して本体部210から張り出している。張り出し部230は、液晶表示装置50において、本体部210に対して背面側に位置し、前面枠部110の内周縁側に位置し、前面枠部110の内周縁部の延長上に位置している。張り出し部230において張り出した先端側の端部は、液晶パネル52および液晶シャッタ54の両第2辺部間に突出し介在している(図4参照)。張り出し部230のうちで液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に突出し両者52,54の間に位置する部分を第2突出部と呼ぶことにする。液晶パネル52の第2辺部は、第2突出部と前面枠体70の内周縁部とに接触し両者によって保持されている。
上記のように、液晶シャッタ54の第1辺部の側では枠状部材100に設けられた第1突出部が液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に介在し、液晶シャッタ54の第2辺部の側では押さえ部材200に設けられた第2突出部が液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に介在している。つまり、枠体90のうちで液晶パネル52と液晶シャッタ54との間に介在する2つの突出部が、枠状部材100と押さえ部材200とに分けて設けられている。このため、枠状部材100内に液晶シャッタ54を収容した後に枠状部材100に押さえ部材200を重ねて取り付けることが可能であり、剛性を有する液晶シャッタ54を容易に枠体90内に収容することができる。これにより、作業性が向上する。また、押さえ部材200が取り付けられた状態の枠体90によれば、液晶シャッタ54等が枠体90内に保持される。
枠状部材100は係合部140をさらに含んで構成され、係合部140は前面枠部110の各穴部111に対して設けられている(図6〜図9参照)。
穴部111は、第2辺部の側に設けられ、前面枠部110を、押さえ部材200との重なり方向すなわちZ方向に貫通している。前面枠部110には複数の穴部111が設けられている。ここでは、穴部111の開口形状が平面視上、大略四角形の場合を例示する。
係合部140は、穴部111の一部に対向して、換言すれば穴部111の一部にのみ被せて設けられている。図示の例示では、係合部140は、前面枠部110に対して押さえ部材200の側に位置し、平面視上、穴部111のうちで前面枠部110の内周縁側の一の隅部(図7において右下隅部)に結合し、当該一の隅部から穴部111の中央部へ張り出した形態を有し、張り出した係合部140は他の隅部には到達していない。
また、押さえ部材200は係合部240をさらに含んで構成され、係合部240は本体部210の各穴部211に対して設けられている(図12〜図15参照)。
穴部211は、本体部210の長辺部を、枠状部材100との重なり方向すなわちZ方向に貫通している。穴部211は、枠状部材100の穴部111に対応する位置に設けられ、穴部111と同数設けられている。ここでは、穴部211の開口形状が平面視上、大略四角形の場合を例示する。
係合部240は、穴部211の一部に対向して、換言すれば穴部211の一部にのみ被せて設けられている。図示の例示では、係合部240は、本体部210に対して枠状部材100の側に位置し、平面視上、穴部211の一の隅部(図13において左上隅部)に結合し、当該一の隅部から穴部211の中央部へ張り出した形態を有し、張り出した係合部240は他の隅部には到達していない。ここで、係合部140,240は、両穴部111,211を重ねた場合に両穴部111,211の中心部を挟んで対角に位置している。
押さえ部材200の穴部211のうちで係合部240によって隠されていない部分は、本体部210と前面枠部110とを重ね合わせた状態において、枠状部材100の係合部140を挿入可能な形状、大きさ等を有している(図20、図21および図24参照)。また、枠状部材100の穴部111のうちで係合部140によって隠されていない部分は、上記重ね合わせ状態において、押さえ部材200の係合部240を挿入可能な形状、大きさ等を有している(図20、図21および図24参照)。
このため、穴部111内に係合部240を挿入し穴部211内に係合部140を挿入して枠状部材100と押さえ部材200とを重ね合わせ(図24参照)、この状態から押さえ部材200を、押さえ部材200の長辺部の延在方向に、すなわち枠状部材100の第2辺部の延在方向にスライド移動させることによって、両係合部140,240が重なって、部材100,200の重なり方向において係合する(図20参照)。係合部140,240の当該係合状態によって、両部材100,200が重なり方向すなわちZ方向に移動するのが抑制される。
ここで、上記スライド移動は、両部材100,200の相対的な移動であり、部材200,100の少なくとも一方を移動させることによって、係合部140,240の上記係合状態を形成することが可能である。
また、枠状部材100の係合部140は、部材100,200の重なり方向について押さえ部材200の穴部211内に収容可能な大きさを有している。すなわち、上記重なり方向において、枠状部材100の係合部140の寸法は、挿入される穴部211の寸法以下に設定されている。同様に、上記重なり方向において、押さえ部材200の係合部240の寸法は穴部111の寸法以下に設定されている。このため、係合部140,240は穴部211,111の外に存在することがない。したがって、部材100,200の重ね合わされた部分110,210について、重なり方向の寸法の増大を抑えることが可能である。
また、枠状部材100の穴部111と押さえ部材200の係合部240は、上記係合状態において、上記スライド移動の方向に交差する方向、より具体的には第1辺部と第2辺部との配列方向について略同じ寸法を有している(図9、図15および図21参照)。このため、穴部111と係合部240とは、係合状態では上記方向について嵌合している。同様に、穴部211と係合部140とは、係合状態では上記方向について嵌合している。したがって、この嵌合状態によって、両部材100,200が上記方向に移動するのが抑制される。
ここで、嵌合した状態とは、一の部材が当該一の部材の形状の整合した他の部材内に収容されて係合した状態をいい、両部材間に隙間が在っても実質的な移動が認められない状態を含むものとする。なお、穴部111と係合部240との嵌合状態と穴部211と係合部140との嵌合状態との少なくとも一方によって、両部材100,200の上記移動を抑制可能である。
押さえ部材200は、フック部250をさらに含んで構成されている(図12、図16および図17参照)。フック部250は、本体部210の上記略L字形状の短辺部の先端部に設けられ、短辺部に対して長辺部とは反対側の縁部(エッジ部)に設けられている。すなわち、押さえ部材200の全体において、上記スライド移動の方向の端部に設けられている。
これに対応して、枠状部材100は、2つの突起部150をさらに含んで構成されている(図6、図10および図11参照)。突起部150は、部材100,200が重ね合わされて上記係合状態にある場合にフック部250が対向する位置、より具体的にはフック部250の両端部が対向する位置にそれぞれ設けられている。
このため、押さえ部材200のスライド移動によってフック部250と突起部150とがフック係合する。このフック係合状態は、スライド移動によって係合部140,240の係合状態が形成される終期に形成され(換言すれば上記係合状態の完成に連動して形成され)、係合部140,240が係合状態にある間、保持される。このフック係合状態によって両部材100,200が上記スライド移動の方向に移動するのが抑制される(図23参照)。すなわち、フック部250と突起部150とでスライド抑制構造が形成されている。
また、フック部250および突起部150は、係合部140,240の係合状態を解消する方向に所定以上の力で押さえ部材200をスライド移動させた場合には、フック係合状態が解除されるように、形状等が設定されている。
フック部250と突起部150によって、枠状部材100と押さえ部材200とは着脱可能に構成されている。このため、押さえ部材200を枠状部材100に取り付けた後に例えば液晶シャッタ54等の配置位置を調整する必要が生じた場合には、押さえ部材100を取り外すことが可能である。これにより、作業性が向上する。
なお、押さえ部材200を、例示した略L字形状に替えて、略直線形状(略I字形状)にし当該略直線形状の一端部にフック部250を設けることも可能である。
枠体90は背面側位置決め部91を複数有し、これらの位置決め部91は枠状部材100と押さえ部材200とに分けて設けられている(図3および図4参照)。
背面側位置決め部91は、第1辺部側においては、前面枠部110から背面側へ突出した部分によって構成されている。第1辺部側の背面側位置決め部91は導光板58に接触しており、これにより第1辺部側において導光板58のZ方向の移動が抑制され位置決めされる。また、第1辺部側の背面側位置決め部91は、前面枠部110の内周縁から離れた位置に設けられ前面枠部110とともに断面視上略T字形状を構成している。当該略T字形状のうちで液晶シャッタ54の側に開いた略L字形状によって、液晶シャッタ54および光学シート56がZ方向に移動するのが抑制されるとともに、第1辺部と第2辺部との配列方向に移動するのが抑制される。つまり、液晶シャッタ54および光学シート56が第1辺部側において位置決めされる。
また、背面側位置決め部91は、第2辺部側においては、張り出し部230から背面側へ突出した部分によって構成されている。第2辺部側の背面側位置決め部91は導光板58に接触しており、これにより第2辺部側において導光板58のZ方向の移動が抑制され位置決めされる。また、第2辺部側の背面側位置決め部91は、張り出し部230の端部から離れた位置に設けられ張り出し部230とともに断面視上略T字形状を構成している。当該略T字型形状のうちで液晶シャッタ54の側に開いた略L字形状によって、液晶シャッタ54および光学シート56がZ方向に移動するのが抑制されるとともに、第1辺部と第2辺部との配列方向に移動するのが抑制される。つまり、液晶シャッタ54および光学シート56が第2辺部側において位置決めされる。
枠体90は複数の前面側位置決め部92をさらに有し、これらの位置決め部92は枠状部材100と押さえ部材200とに分散して設けられている(図18等参照)。
枠状部材100の前面側位置決め部92は、前面枠部110から前面側へ突出した段差部として構成され、図6等では第1辺部の両端の角部と第1辺部の各端に繋がった各辺部に当該位置決め部92を設けた場合を例示している。
押さえ部材200の前面側位置決め部92は、張り出し部230から前面側へ突出した段差部として構成されている(図12,図15および図16参照)。図12等では、当該位置決め部92を押さえ部材200の長辺部および短辺部にそれぞれ設けた場合を例示している。
これらの前面側位置決め部92は液晶パネル52の端面に接触し、これにより液晶パネル52がZ方向に直交する方向に移動するのが抑制され位置決めされる。前面側位置決め部92は枠状部材100と押さえ部材200との両方に設けられているので、2つの部材100,200で構成される枠体90によっても上記位置決めが可能である。
枠状部材100は、前面側位置決め部93をさらに含んで構成されている(図4参照)。前面側位置決め部93は、枠状部材100において、側部120から引き続き、前面枠部110に対して前面側へ突出した部分として構成されている。前面側位置決め部93は、押さえ部材200の本体部210の端面に対向する。このため、押さえ部材200を枠状部材100へ取り付ける際に、当該位置決め部93をガイドとして位置決めすることが可能であり、作業性が向上する。
なお、枠状部材100および押さえ部材200は、樹脂、ステンレス鋼等の各種材料で構成可能である。
上記では剛性を有した液晶シャッタ54を枠体90内へ収容する場合を例示したが、液晶シャッタ54以外の剛性を有する板状部材を前面側から収容する場合にも枠体90は好適である。例えば、液晶表示装置50において導光板58を収容する場合、液晶シャッタ54を有さない構造の液晶表示装置において導光板を収容する場合、液晶シャッタ54を別個の液晶パネルに替えた構造の液晶表示装置において当該別個の液晶パネルを収容する場合に、枠体90は作業性を向上可能である。なお、上記別個の液晶パネルを備え2枚の液晶パネルが重ねられた構造は、例えば立体映像を表示する液晶表示装置に利用される。
本発明の実施の形態に係る液晶表示装置を説明する分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置を説明する平面図(正面図)である。 図2中の3−3線における断面図である。 図2中の4−4線における断面図である。 本発明の実施の形態に係る枠体を説明する分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る枠体の枠状部材を説明する平面図である。 図6中の一点鎖線で囲んだ部分7の拡大図である。 図7中の8−8線における断面図である。 図7中の9−9線における断面図である。 図6中の一点鎖線で囲んだ部分10の拡大図である。 図10中の11−11線における断面図である。 本発明の実施の形態に係る枠体の押さえ部材を説明する平面図である。 図12中の一点鎖線で囲んだ部分13の拡大図である。 図13中の14−14線における断面図である。 図13中の15−15線における断面図である。 図6中の一点鎖線で囲んだ部分16の拡大図である。 図16中の17−17線における断面図である。 本発明の実施の形態に係る係合状態の枠体を説明する平面図である。 図18中の一点鎖線で囲んだ部分19の拡大図である。 図19中の20−20線における断面図である。 図19中の21−21線における断面図である。 図18中の一点鎖線で囲んだ部分22の拡大図である。 図22中の23−23線における断面図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する断面図である。 従来の液晶表示装置を説明する断面図である。
符号の説明
50 液晶表示装置、52 液晶パネル、54 液晶シャッタ、90 枠体、92 前面側位置決め部、100 枠状部材、110 前面枠部、111 穴部、140 係合部、150 突起部、200 押さえ部材、211 穴部、230 張り出し部、240 係合部、250 フック部。

Claims (4)

  1. 液晶パネルと、前記液晶パネルに対向して配置された剛性を有した板状部材と、前記板状部材を収容し、前記板状部材の第1辺部の側で前記板状部材と前記液晶パネルとの間に突出した第1突出部と前記第1辺部に対向する前記板状部材の第2辺部の側で前記板状部材と前記液晶パネルとの間に突出した第2突出部とを有した、枠体と、を備え、
    前記枠体は、互いに係合可能に構成された枠状部材と押さえ部材とを含んで構成され、前記枠状部材に前記第1突出部が設けられ、前記押さえ部材に前記第2突出部が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置であって、前記枠状部材および前記押さえ部材はそれぞれ、穴部と前記穴部の一部に対向して設けられた係合部とを有し、前記枠状部材および前記押さえ部材は、前記枠状部材の前記穴部内に前記押さえ部材の前記係合部が位置し前記押さえ部材の前記穴部内に前記枠状部材の前記係合部が位置し前記係合部同士が前記枠状部材と前記押さえ部材との重なり方向において係合した状態を形成可能に構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項2に記載の液晶表示装置であって、前記枠状部材および前記押さえ部材は、前記枠状部材と前記押さえ部材との少なくとも一方のスライド移動によって前記係合した状態を形成可能に構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の液晶表示装置であって、前記枠状部材の前記係合部は前記重なり方向について前記押さえ部材の前記穴部内に収容可能な大きさを有し、前記押さえ部材の前記係合部は前記重なり方向について前記枠状部材の前記穴部内に収容可能な大きさを有することを特徴とする液晶表示装置。
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