JP2008025864A - 空調装置 - Google Patents

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Shuichi Murakami
秀一 村上
Chika Sasaki
親 佐々木
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Abstract

【課題】コンパクトで室内空間を有効に使用することができ、施工も容易な空調装置を提供する。
【解決手段】熱源装置と放熱装置を分離してなる空調装置10であって、熱源装置である温水器12は、家屋の屋内と屋外を区切る隔壁または屋内の部屋同士を区切る隔壁の内側空間に収容される。放熱装置である熱交換パイプは、隔壁の内側空間に収容された空調装置10に配管接続される。温水器12は箱体20を有し、箱体20の中にヒータを内蔵したタンク22と、タンク22に温水を循環させるポンプ38と、ヒータとポンプ38を制御する制御回路が設けられた制御盤50が、一列に並べられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、浴室やトイレ等、室内空間の温度を調整する空調装置に関する。
近年、浴室やトイレ等の小さい空間を空調する例が増加している。このような場合、空調装置の熱源装置が屋外に設置され、床暖房装置や壁暖房装置などの薄形の放熱装置が室内に設置されている。一方、熱源一体形の暖房装置もあるが、小さいものはエネルギーが小さく十分な暖房効果が得られず、十分なエネルギーを得ようとすると、形状が大きくなり室内に設置すると邪魔なものであった。
また、トイレ等の小さい空間に空調装置を設置するために、特許文献1の床暖房一体型トイレユニットが提供されている。これは、トイレ用器具を一体に備え、且つ便座の暖房と床暖房等の熱源を一つにして設けたトイレユニットである。このトイレユニットは、箱形ユニットの内壁が二重構造にされ、その二重構造の内部に小形温水器が設置されている。さらにこのトイレユニットは、温水式暖房便座付きの水洗式便器と、温水式床暖房を設け、小形温水器に、給湯用循環ポンプを介して配管接続したものである。
特開平9−273322号公報
上記従来の技術の、熱源装置を屋外に設置する場合、熱源装置と室内の放熱装置を接続するパイプを設置するのに工数と費用が掛かるものであった。また、特許文献1に開示されているトイレユニットは、小形温水器を取り付けるために内壁を二重構造としており、その分室内が狭くなっていた。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、コンパクトで室内空間を有効に使用することができ、施工も容易な空調装置を提供することを目的とする。
本発明は、熱源装置と放熱装置を分離してなる空調装置であり、前記熱源装置は、家屋の屋内と屋外を区切る隔壁または屋内の部屋同士を区切る隔壁の内側空間に収容され、前記放熱装置は空調を行う部屋に設けられている。前記放熱装置は、前記隔壁の内側空間に収容された前記熱源装置に配管接続されている。
また、前記熱源装置は温水器であり、前記温水器は箱体を有し、前記箱体の中に、ヒータを内蔵したタンクと、前記タンクに温水を循環させるポンプと、前記ヒータやポンプを制御する制御回路が設けられた制御盤が、一列に並べられて薄形に収納されている。前記箱体は、前記空調装置を取り付ける隔壁の内側空間の厚みとほぼ等しい奥行きを有している。
また、前記放熱装置は、複数の熱交換パイプが平行にメインパイプに接続された薄形の暖房装置である。例えば床の下に設けられた床暖房装置や、壁の表側または裏側に取り付けられた壁暖房装置等でもよい。
本発明の空調装置は、熱源装置を家屋の隔壁の内側空間に埋め込むことにより、場所をとらずに屋内に設置することが可能であり、屋内に設けられた放熱装置との配管接続が容易となる。空調する室内には熱交換パイプ等の放熱装置が効率良く設置され、スペースを有効に使用し圧迫感も減少する。特に、熱源装置の奥行きを隔壁の厚さ以下に限定することにより、壁面が平坦になり、壁面のデザインがすっきりとしたものとなる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の空調装置10は、図示しない家屋に取り付けられ、熱源装置である温水器12を有し、温水器12は1または複数個の放熱装置に配管接続されている。放熱装置は、複数の熱交換パイプが平行にメインパイプに接続されてマット状に形成され、例えば部屋床暖房装置14、浴室15の浴室床暖房装置16、壁暖房装置18として取り付けられている。温水器12には、温水器12の操作を行うリモコン19が接続されている。
温水器12は、図2、図3に示すように金属板で作られた矩形の箱体20を有している。箱体20は、家屋の屋内と屋外を区切る隔壁または屋内の部屋同士を区切る隔壁の内側空間に収容可能な大きさに形成されている。
箱体20の上面20aには開口部21が形成され、開口部21には、熱交換用流体である温水を貯蔵するタンク22が嵌合されている。タンク22の上面22aは箱体20の上面20aに露出し、上面22aには水を補給する給水口24が設けられている。タンク22の底面22bは、箱体20のほぼ中間の高さ付近に達している。
タンク22の底面22bの図3において右側端部付近に、循環する温水が導入される戻り口26が設けられている。戻り口26にはホース28が接続され、ホース28の他端は、箱体20の底面20bに設けられた吸入口48に接続されている。吸入口48の先端は、底面20bの外側に引き出され、部屋床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18の温水戻り口側の配管に接続されている。
タンク22の底面22bの図3において左側端部付近には、温水を送り出す供給口34が設けられている。供給口34には、ホース36が接続され、ホース36の先端は、ポンプ38の吸い込み口40に接続されている。
ポンプ38は、タンク22の下方に位置し、図示しないモータを内蔵している。ポンプ38の吐き出し口42には、別のホース44が接続され、ホース44の先端は、箱体20の底面20bに設けられた突出口46に接続されている。突出口46の先端は、底面20bの外側に引き出され、部屋床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18の温水供給口側の配管に接続されている。
タンク22内には、図示しないヒータが設けられ、タンク22の下方には、箱体20の底面20bとの間に、制御盤50が設けられている。制御盤50は、ヒータやポンプ38の制御回路が設けられ、リモコン19に接続されている。
箱体20の上面22aには、箱体20を隔壁に固定する固定板52が設けられている。固定板52は、タンク22を隔壁に設置したときに室内と反対側の一側縁部、つまり図2において左側縁部に設けられ、上面22aに対してほぼ直角に上方へ突出している。固定板52の角部付近には、ネジ等の固定具が挿通される透孔54が形成されている。また、箱体20の底面22bにも、箱体20を隔壁に固定する固定板56が設けられている。固定板56は、固定板52と同じく室内と反対側の一側縁部に設けられ、底面20bに対してほぼ直角に下方へ突出している。
次に、温水器12の取付方法について説明する。温水器12は、図示しない家屋の、屋内と屋外を区切る隔壁または屋内の部屋同士を区切る隔壁の内側に収容されている。隔壁は、例えば構造材や断熱材を挟んで互いに平行に取り付けられた一対の壁板60,62から成る。図2に示すように壁板62側から取り付ける場合、壁板62に開口部64を形成し、開口部64から壁板62の裏面に温水器12を入れる。固定板52,56を壁板60に重ね、透孔54,58にネジ等の固定具を挿入して壁板60に固定する。このようにして、温水器12を隔壁の一対の壁板60,62の間の空間内に収容する。壁板60,62の間の空間よりも温水器12の奥行きが小さい場合は、壁板62の開口部64に扉を取り付けて、覆ってもよい。また、壁板62が温水器12の輪郭にくり抜かれ、温水器12の正面が壁板62から僅かに突出していても良く、壁板60,62間の空間を有効に利用して取り付ければよいものである。その他、壁板60,62間に胴縁を固定して温水器12を取り付けたり、壁板62の開口部64の周囲に額縁などの化粧木を固定し、温水器12を取り付けても良く、取付方法は適宜変更可能である。
壁板60,62の内側空間に取り付けられた温水器12の突出口46は、床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18の図示しない温水供給口に配管接続する。また、床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18の図示しない温水戻り口は、温水器12の吸入口48へ配管接続する。床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18の循環経路は、分岐させて並列としてもよく、直列としてもよい。なお接続された配管は、家屋の壁板60,62の内側空間や、床下、天井裏を通過させてもよい。
ここで、空調装置10の使用方法と熱交換用流体である温水の流れについて説明する。温水器12のタンク22に溜められた温水は、タンク22内のヒータで所定温度に加温され、加温された温水はタンク22の供給口34、ホース36を通過してポンプ38の吸い込み口40から引き込まれ、吐き出し口42から吐出されて、ホース44を通過して突出口46から箱体20の外側へ送られる。送り出された温水は、図示しない配管により部屋床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18を循環し、温水器12の吸入口48に戻る。吸入口48に戻った温水は、ホース28を通過してタンク22の戻り口26から、タンク22内に入る。温水は、部屋床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18を循環しながら放熱し、その輻射熱で部屋や浴室を暖房する。長時間の循環により温水が蒸発して少なくなった場合は、温水器12の給水口24から水を追加する。温水の温度や循環するスピードは、リモコン19や制御盤50の調節部を操作し調整する。
この実施形態の空調装置10によれば、温水器12を家屋の屋内と屋外を区切る隔壁または屋内の部屋同士を区切る隔壁の内側空間に設置することにより、スペースを有効に使用することができ、圧迫感がなく、動作の支障とならず、快適に過ごすことができる。また、壁面のデザインをすっきりとしたものにすることができる。放熱装置である部屋床暖房装置14、浴室床暖房装置16、壁暖房装置18も、平坦であるかまたは床下や壁に埋め込むことが可能であり、このことからもスペースを有効に使うことができる。温水器12の奥行きを隔壁の厚さ、つまり壁板60,62の間隔以下に限定することにより、壁面を平坦にすることができ、より圧迫感を減少することができる。例えば、温水器12の大きさを、ツーバーフォーの住宅の壁厚に合うものとし、100〜110cmとすれば、ツーバイフォー住宅のいろいろな間取りの家屋に適用することができる。また、温水器12を隔壁の内側空間に入れることで、部屋床暖房装置14等との接続が容易となり、施工が短時間で可能となり、安価となる。
なお、この実施形態の空調装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、放熱装置の種類や数は、適宜変更可能である。また、温水器の構造はタンクとポンプ、制御盤が、上下方向に並べられているもの以外に左右方向に並べられる等、互いに重ならず薄形であれば自由に変更可能である。タンクやポンプの配置の順番も互いに並ばないように薄形になっていれば自由に変更可能である。空調装置の放熱装置を取り付ける部屋は、浴室やトイレ等の小さい空間以外に、居間等、広い空間でもよい。また、熱源装置を冷却装置とすれば、冷水を循環させて冷房装置とすることができる。熱源装置と放熱装置が一体となった一体形の空調装置においても、熱源装置を壁に埋め込むことにより、同様の効果を得ることができる。
この発明の第一実施形態の空調装置の概略図である。 この実施形態の空調装置の温水器の左側面図である。 この実施形態の空調装置の温水器の正面図である。
符号の説明
10 空調装置
12 温水器
14 部屋床暖房装置
15 浴室
16 浴室床暖房装置
18 壁暖房装置
20 箱体
22 タンク
38 ポンプ
50 制御盤

Claims (3)

  1. 熱源装置と放熱装置を分離してなる空調装置において、前記熱源装置は、家屋の屋内と屋外を区切る隔壁または屋内の部屋同士を区切る隔壁の内側空間に収容され、前記放熱装置は空調を行う部屋に設けられ、前記放熱装置は、前記隔壁の内側空間に収容された前記熱源装置に配管接続されていることを特徴とする空調装置。
  2. 前記熱源装置は温水器であり、前記温水器は箱体を有し、前記箱体の中に、ヒータを内蔵したタンクと、前記タンクに温水を循環させるポンプと、前記ポンプを制御する制御回路が設けられた制御盤が、並べられて薄形に収納され、前記箱体は、前記空調装置を取り付ける隔壁の内側空間の厚みとほぼ等しい奥行きを有していることを特徴とする請求項1記載の空調装置。
  3. 前記放熱装置は、複数の熱交換パイプが平行にメインパイプに接続された薄形の暖房装置であることを特徴とする請求項2記載の空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109990377A (zh) * 2019-04-17 2019-07-09 湘潭大学 一种空气源热泵浴室供热***

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