JP2008022641A - バックアップ電源装置 - Google Patents

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茂治 山下
Tsunehiro Ono
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Abstract

【課題】交流電源停電時に負荷に直流電圧を継続して供給できるバックアップ電源装置に関し、比較的廉価な構成且つ信頼性を維持する。
【解決手段】交流電源10からの交流電圧ACを直流電圧に変換して負荷7に供給し、且つ充電部2によりバッテリ3を充電し、交流電源10の停電時に、エンジンにより駆動される交流発電機20からの交流電圧が立ち上がるまでの間、バッテリ3から逆流防止用のダイオード6を介して負荷7に直流電圧を供給するバックアップ電源装置であって、バッテリ3から負荷7にダイオード6を介して直流電流を供給する状態か否かを検出するバックアップ動作検出手段と、バックアップ動作検出手段による検出信号を保持部12に保持して、バッテリ3の充電作用を停止させる充電停止手段と、交流電源10の停電検出後の復電検出により、保持部12をリセットして、バッテリ3の充電作用を再開させる停電検出部8とを備えている。
【選択図】図1

Description

本願発明は、交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換して負荷に供給すると共に、充電器によりバッテリを充電し、交流電源の停電時には、バッテリから負荷に直流電圧を供給するバックアップ電源装置に関する。
交流電源からの交流電圧又は交流電源の停電時に動作を開始するエンジン駆動の交流発電機からの交流電圧を、スイッチング電源等による主電源部によって直流の定電圧に変換して負荷に供給し、交流電源からの交流電圧を、スイッチング電源装置等により直流に変換してバッテリ充電部から常時バッテリを充電し、交流電源の停電時に、そのバッテリから負荷に直流電圧を供給するバックアップ電源装置が知られている。又交流電源の停電時に、エンジンを起動して交流発電機を駆動し、この交流発電機からの交流電圧を主電源部に供給し、主電源部からの直流電圧を負荷に供給する無停電装置UPS(Uninterruptable Power Supply)も知られている。
従来のバックアップ電源装置の主要部は、例えば、図6に示すように、交流電圧ACを入力して直流定電圧を出力するスイッチ電源等の構成を有する主電源部51と、交流電圧ACを入力して、バッテリ53を充電するスイッチング電源等の構成を有する充電部52と、逆流防止用のダイオード54とを含み、交流電源が正常の場合、主電源部51の出力電圧Voutを負荷55に供給し、充電部52の出力電圧によりバッテリ53を充電し、その充電電圧VBoutは、Vout>VBoutの関係となるから、ダイオード54は逆方向電圧が印加された状態となり、バッテリ53からは負荷55への直流電流は供給されない。そして、交流電源の停電時に、バッテリ53の電圧VBoutを、ダイオード54を介して負荷55に供給し、交流電源停電時のバックアップを行うものである。又エンジン駆動の交流発電機を備えている場合は、交流電源停電時に、エンジンを起動し、交流発電機を回転させて交流電圧を発生させ、交流電源からの交流電圧の代わりに、交流発電機からの交流電圧を主電源部51に供給し、交流電源停電時のバックアップを行う構成も前述のように知られている。
又複数のバッテリを並列にAC/DCコンバータにより充電し、バッテリの端子電圧と充電電流及び放電電流を検出して、AC/DCコンバータを制御し、バッテリの過充電及び過放電を制御可能としたコントローラを設け、AC/DCコンバータの出力電圧又は交流電源停電時にバッテリの充電電圧を複数のDC/DCコンバータに供給して、所定の直流電圧に変換して負荷に供給するバックアップ電源としての機能を備えた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−18764号公報
交流電源停電時には、図6に示す主電源部51の出力電圧が零となるから、前述のように、バッテリ53からダイオード54を介して負荷55に直流電流を供給する状態となり、交流電源停電時に於いても負荷55を動作状態とすることができる。この場合のバッテリ53の容量を大きくすれば、停電時間が長くなっても負荷55を継続して動作状態とすることができるが、大容量バッテリを設けることによるコスト上昇の問題があり、前述のように、交流電源停電時に、エンジンを起動し、交流発電機を駆動する構成とすることにより、バッテリ55の容量は、停電発生からエンジン起動により回転数が上昇して、所定の交流電圧となって主電源部51に供給するまでの間、負荷55に動作電力を供給する容量ですむことになる。又エンジン駆動の交流発電機は、その発電容量を負荷55に供給する電力量に相当する必要最小限とすることがコスト的に要望される。
例えば、図7の(a)に示すように、主電源部51に入力する交流電圧が時刻t1に於いて停電により零となると、バッテリ53からダイオード54を介して負荷55に供給する電流は、図7の(b)に示すものとなる。そして、時刻t2に、交流電源復電により、交流電圧を主電源部51に入力すると、バッテリ53から負荷55に供給していた電流は、図7の(b)に示すように零となる。又充電部52からバッテリ53に供給する充電電流は、図7の(c)に示すように、停電の時刻t1から零となり、時刻t2に、主電源部51と共に充電部52に対しても交流電圧が入力されるから、充電部52からの充電電流は、一時的ではあるが、バッテリ53から負荷55に対するバックアップ電力に相当する放電量に従った充電電流が流れる。即ち、時刻t1以前は、バッテリ53に対するフロー充電状態の充電電流であるが、時刻t2の交流電圧印加時に、充電部52からバッテリ53に対する充電電流は増加し、充電時間の経過に従って次第に減少し、停電前と同様のフロー充電状態の充電電流となる。
時刻t2に交流電源が復電した場合は、交流電源の電流容量が充分に大きいから、充電部52からバッテリ53に対する充電電流が多少増加しても問題がないが、停電により起動した交流発電機からの交流電圧を、主電源部51と充電部52とに印加し、充電部52からバッテリ53の充電電流を、図7の(c)の時刻t2以降に示すように供給する場合、交流発電機は、この充電電流に相当する出力容量を備える必要がある。即ち、バックアップ用の交流発電機の電力容量を、負荷55駆動用の電力容量よりも、増大する充電電流を供給できる分だけ大きくする必要がある。従って、バックアップ電源装置としてのコストが上昇する問題があった。又バッテリ53は、長期間信頼性を維持することが要望されるが、過放電状態が発生すると、その耐用期間が短くなる問題がある。又このように、バッテリ53の信頼性を維持する為に、所定期間毎や、バックアップ頻度等により交換することがあり、その場合に、バッテリ53は、製造年月日等に対応して、各種の使用条件の構成となる場合があり、常に初期時の充放電特性を有するものとは限らない問題があり、その為に、バッテリを交換した場合、充電部52の充電条件を設定変更しなければならないことがあり、再設定時に誤設定が発生する可能性を含む問題がある。
本発明は、前述の従来の問題点を解決することを目的するものであり、交流電源の停電時に交流電圧を発生する交流発電機の容量を増大することなく、廉価且つ信頼性のある構成のバックアップ電源装置を提供するものである。
本発明のバックアップ電源装置は、交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換して負荷に供給し、且つ充電部により直流電圧に変換してバッテリを充電し、前記交流電源の停電時に、エンジンを起動して該エンジンで駆動される交流発電機からの交流電圧が立ち上がるまでの間、前記バッテリから逆流防止用のダイオードを介して前記負荷に直流電圧を供給するバックアップ電源装置に於いて、前記バッテリから前記負荷に前記ダイオードを介して直流電流を供給する状態か否かを検出するバックアップ動作検出手段と、該バックアップ動作検出手段による検出信号を保持部に保持して前記バッテリの充電作用を停止させる充電停止手段と、前記交流電源の停電検出後の該交流電源の復電検出により前記保持部をリセットして、前記バッテリの充電作用を再開させる停電検出部とを備えている。
又前記バックアップ動作検出手段は、前記交流電圧を直流電圧に変換して前記負荷に供給する主電源部の出力電圧と前記バッテリの電圧とを比較し、該バッテリの電圧が高い場合にバックアップ動作開始として検出した検出信号を前記保持部に入力する構成を有するものである。
又前記バックアップ動作検出手段は、前記バッテリから前記ダイオードを介して前記負荷に電流を供給する時の該ダイオードの順方向電圧降下を検出してバックアップ動作開始とする検出信号を前記保持部に入力する構成を有するものである。
又前記バックアップ動作検出手段は、前記交流電圧を直流電圧に変換して前記負荷に供給する電流が零となったことを検出してバックアップ動作開始とする検出信号を前記保持部に入力する構成を有するものである。
又前記充電部は、前記バッテリの特性に対応した充電特性で充電制御する充電制御部と、該充電制御部により制御されて前記バッテリを充電する変換出力部と、前記バッテリに設けた特性設定部の設定情報を該バッテリの装着により読み取って前記充電制御部に入力する特性設定入力部とを備えている。
交流電源の停電時に、バッテリから負荷に直流電圧を供給してバックアップを行うもので、そのバックアップ動作開始を検出して、充電部によるバッテリに対する充電作用を停止し、エンジン駆動の交流発電機から充電部を介してバッテリ充電の為の電力を供給する必要をなくすことにより、その交流発電機は、負荷のバックアップ用の電力容量ですむことになり、経済的なバックアップ電源を構成することができる利点がある。
本発明のバックアップ電源装置は、図1を参照すると、交流電源10からの交流電圧ACを直流電圧に変換して負荷7に供給し、且つ充電部2により直流電圧に変換してバッテリ3を充電し、交流電源10の停電時に、エンジンを起動して該エンジンで駆動される交流発電機20からの交流電圧が立ち上がるまでの間、バッテリ3から逆流防止用のダイオード6を介して負荷7に直流電圧を供給するバックアップ電源装置であって、バッテリ3から負荷7にダイオード6を介して直流電流を供給する状態か否かを検出するバックアップ動作検出手段と、このバックアップ動作検出手段による検出信号を保持部12に保持して、バッテリ3の充電作用を停止させる充電停止手段と、交流電源10の停電検出後の該交流電源10の復電検出により、保持部12をリセットして、バッテリ3の充電作用を再開させる停電検出部8とを備えている。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、1は交流電圧ACを安定化した直流電圧に変換して出力するスイッチング電源等の主電源部、2はバッテリ充電用の充電部、3はバッテリ、4は電流検出手段としての抵抗等の電流検出部、5は電磁スイッチ等のスイッチ回路、6は逆流防止用のダイオード、7は各種の電子回路等の負荷、8は停電検出部、9は切替スイッチ回路、10は商用交流電源や大工場等に於ける自家発電設備等の交流電源、11はバッテリ充電用の変換出力部、12は保持部、13はバッテリ3の電圧を検出して変換出力部11とスイッチ回路5とを制御する制御部、20はエンジン駆動の交流発電機(G)、21は比較器を示す。又Vaは主電源部1の出力電圧又は抵抗により分圧した電圧、Vbはバッテリ3の電圧又は抵抗により分圧した電圧、Vfはダイオード6の順方向電圧を示す。なお、主電源部1は、負荷7に安定化した直流電圧を印加する既に知られているスイッチング電源等の各種の構成を適用することができる。又変換出力部11も、既に知られているバッテリ充電手段を適用することができる。
交流電源10が正常の場合、その交流電圧ACは、主電源部1と充電部2とに印加され、主電源部1から負荷7に対して安定化した直流電圧を供給し、又充電部2からバッテリ3の充電を行う。この充電電流は、バッテリ3の構造や特性によっても異なるが、バッテリ3の容量をC(AH)とすると、0.1C〜0.3Cとすることが推奨されている。又バッテリ3の電圧は、正常時の主電源部1の出力直流電圧より低くなるように設定されているから、ダイオード6には逆方向電圧が印加されている状態となり、バッテリ3から負荷7への電流は流れない。又制御部13は、バッテリ3の端子電圧を検出して変換出力部11を制御し、この変換出力部11からバッテリ3への充電電流を制御して過充電となることを回避し、又停電時には、バッテリ3からダイオード6を介して負荷7に直流電流を供給し、比較的長時間となる場合のバッテリ3の過放電状態を示す時に、制御部13からの制御によりスイッチ回路5をオフとして、過放電によるバッテリ3の使用可能時間が短くなることを回避することができる。
又比較器21は、バックアップ動作検出手段を構成するものであり、主電源部1の出力電圧と、バッテリ3の電圧とを比較する。そして、Vb−Vf>Vaの関係となったことを検出すると、その比較検出信号をバックアップ動作開始の検出信号として、充電部2の保持部12により保持し、その保持した信号を、変換出力部11に動作停止信号として入力し、バッテリ3の充電を停止させる充電停止手段を構成している。従って、交流電源10が正常の場合は、前述のように、バッテリ3から負荷7への供給電流は零であるから、ダイオード6の順方向電圧Vfは零である。この場合、Vb<Vaの関係となり、比較器21の出力は零を示すものとなる。
又交流電源10の停電時等の主電源1の出力電圧が低下又は零となると、バッテリ3から負荷7に対してダイオード6を介して電流が供給されるから、ダイオード6の順方向電圧Vfによる電圧降下が発生し、比較器21は、Vb−Vf>Vaの関係の比較検出信号をバックアップ動作開始の検出信号として、前述のように、充電停止手段を構成する保持部12に保持させて、バッテリ3の充電動作を停止させる。又電流検出部4は、バッテリ3から負荷7に供給する電流を検出し、検出信号を充電部2に入力して、供給する電流が過電流状態を示す場合に、前述の過放電状態の場合と同様に、充電部2からスイッチ回路5を制御して、負荷7に供給する電流を遮断することができる。又電流検出部4によるバッテリ3から負荷7に供給する電流の検出信号を、前述の比較器21の比較検出信号と同様に、充電部2の保持部12に保持して、変換出力部11に動作停止信号として入力し、バッテリ3の充電を停止させる構成とすることもできる。
このように、交流電源10の停電時に、バッテリ3の充電を停止させることにより、交流発電機20が起動されて、発生した交流電圧を主電源部1と充電部2とに入力した時、充電部2はバッテリ3の充電作用を停止しているから、交流発電機20は、負荷7に供給する電力容量の構成で済むことになる。なお、停電検出部8は、交流電源10の停電を検出すると、切替スイッチ回路9を制御して、交流電源10側から交流発電機20側へ切替え、且つ図示を省略しているエンジンを起動し、そのエンジンにより交流発電機20を駆動する。又その後、停電検出部8は、交流電源10の復電を検出すると、切替スイッチ回路9を制御し、交流発電機20側から交流電源10側へ切替えると共に、充電部2の保持部12をリセットして、変換出力部11の動作を再開させ、交流電源10からの電力によりバッテリ3の充電動作を開始させる。従って、従来例の問題点としての図6に(c)の時刻t2以後の比較的大きな充電電流を交流発電機20から供給する必要はなくなり、交流発電機20は、負荷7のバックアップ用の電力容量の構成で済むことになる。この場合の比較的大きな充電電流は、交流電源10から供給することになるから、何らの問題も生じないものである。
図2は、前述の動作説明図であり、(a)は交流電源10の電圧、(b)は交流発電機20の電圧、(c)は主電源部1と充電部2とに入力される電圧、(d)はバッテリの充放電電流の概要を示し、正側を充電電流、負側を充電電流とした場合を示す。時刻t1に、交流電源10の停電により、(a)に示すように電圧は零となり、エンジンが起動されて、交流発電機20の電圧は、時刻t2に所定の値に上昇する。なお、説明の便宜上、上昇過程や低下過程の詳細は図示を省略している。従って、主電源部1と充電部2とに入力される電圧は、時刻t1〜t2の間、零となり、この間、バッテリ3から(d)に示すように負荷7に供給される。このバッテリ3から負荷7に供給される時の電圧の関係の変化をバックアップ動作開始として検出し、バッテリ3の充電動作を停止させる。又交流発電機20からの交流電圧が充電部2に印加されても、充電部2の変換出力部11の動作は停止されているから、充電部2からバッテリ3に対する充電は行われない。
次に、時刻t3に交流電源10が復電すると、切替スイッチ回路9により交流電源10からの交流電圧が主電源部1と充電部2とに印加され、エンジンは停止するように制御されるが、急停止ではないから、時刻t4後に交流発電機20の出力電圧が零となる場合を示している。又時刻t3に於ける復電検出により、充電部2の保持部12はリセットされるから、変換出力部11は動作を開始し、バッテリ3の充電を開始する。その時、図6の(c)の時刻t2に於ける場合と同様に、バッテリ3の充電電流が大きくなるが、電力容量の大きい交流電源10から充電部2を介して供給するので、充分な充電電流を供給することができる。
図3は、本発明の実施例2の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、22は比較器、Vcは比較電圧を示す。この実施例2は、比較器22と比較電圧Vcとによりバックアップ動作検出手段を構成した場合を示し、交流電源10の停電時に、エンジン起動により交流発電機20から主電源部1に交流電圧を印加して、主電源部1から負荷7に直流電圧を供給するまでの間、バッテリ3からダイオード6を介して負荷7に直流電圧を供給し、その場合のダイオード6の順方向電圧Vfと、比較電圧Vcとを比較器22により比較する構成とし、Vc≒Vfの場合に、比較器22の比較検出信号をバックアップ動作開始の検出信号として充電部2の充電停止手段を構成する保持部12に入力し、変換出力部11の動作停止信号として保持させて、バッテリ3の充電動作を停止させる。従って、交流電源10の停電時に、交流発電機20から充電部2を介してバッテリ3を充電することがなく、交流発電機20の電力容量は、負荷7に供給する電力容量ですむようにすることができる。なお、交流電源10が正常の場合は、ダイオード6には電流が流れないので、Vf=0となり、Vc≠Vfとなるから、主電源部1から負荷7に直流電圧が供給されている状態であると判定することができる。又停電検出部8と切替スイッチ回路9との動作、交流電源10の停電及び復電の場合の動作、電流検出部4の動作等については、前述の実施例1と同様であるから、重複する説明は省略する。
図4は、本発明の実施例3の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、23は電流検出部であり、バックアップ動作検出手段を構成するものである。この実施例3は、交流電源10が正常な場合の交流電圧AC又は交流電源10の停電検出により起動した交流発電機20からの交流電圧ACを基に、主電源部1から負荷7に直流電圧を供給している状態の電流を、電流検出部23により検出し、交流電源10が停電し、交流発電機20からの交流電圧が立ち上がり過程では、その電流が零となるから、その電流が零の場合の検出信号を、バックアップ動作開始の検出信号として、充電停止手段を構成する充電部2の保持部12に入力して保持し、変換出力部11の動作停止信号とする。又停電検出部8により交流電源10の停電検出により切替スイッチ回路9を制御して、交流電源10側から交流発電機20側へ切替え、その後の交流電源10の復電検出により切替スイッチ回路9を制御して、交流発電機20側から交流電源10側へ切替えると共に、保持部12をリセットし、変換出力部11の動作を再開させるものである。又停電検出部8と切替スイッチ回路9との動作、交流電源10の停電及び復電の場合の動作、電流検出部4の動作等については、前述の実施例1と同様であるから、重複する説明は省略する。
図5は、本発明の実施例4の要部説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、3Aはバッテリユニット、14は特性設定部、15は特性設定入力部を示す。バックアップ用のバッテリは、使用可能期間が経過することにより交換する場合が一般的であり、通常は、同一充放電特性のバッテリと交換するものである。その場合は、充電部2に於ける充放電特性の再設定は必要でない。しかし、バックアップ特性の改善等に従って、異なる充放電特性のバッテリと交換する場合もある。或いは、旧バッテリと同一充放電特性のバッテリの生産中止により、新たな充放電特性のバッテリと交換しなければならない場合もある。このように、充放電特性が前回と異なるバッテリと交換した場合、充電部2によるバッテリの充電特性に従って設定変更を行う必要が生じる場合がある。そこで、バッテリユニット3Aとして、充放電特性情報を示す特性設定部14をバッテリユニット3Aに設け、充電部2側には、特性設定入力部15を設け、バッテリユニット3Aの装着により、特性設定部14の充放電特性情報を、特性設定入力部15により読取り、制御部13に充放電特性を設定する。従って、バッテリユニット3Aを装着するだけで、新たなバッテリに対する変換出力部11の充電特性を設定して、充電を行うことができる。又放電特性の過放電判定電圧等の放電特性を制御部13に設定し、バックアップ動作による放電時のバッテリ電圧が、過放電状態か否かを判定し、過放電状態となった時、スイッチ回路5をオフとなるように制御して、過放電を防止することができる。
特性設定部14と特性設定入力部15とは、例えば、複数のピン接点の選択による充放電特性情報とすることができるが、バッテリユニット3Aは、完全充電状態でなくても、充電電圧を有する状態であるから、非接触による設定情報の伝達手段を適用し、バッテリユニット3Aを装着した時に、特性設定部14の充放電特性情報を、特性設定入力部15に伝達する構成とすることも可能である。例えば、RFID等による電磁波を利用した非接触情報伝達手段を適用することもできる。従って、バッテリ交換は、充放電特性等の知識がない作業員によっても簡単に行うことができ、且つ新たなバッテリの充放電特性の誤設定を確実に防止することができ、信頼性を維持することができる。
本発明の実施例1の説明図である。 本発明の実施例1の動作説明図である。 本発明の実施例2の説明図である。 本発明の実施例3の説明図である。 本発明の実施例4の説明図である。 従来例のバックアップ電源装置の説明図である。 従来例の充電電流変化の説明図である。
符号の説明
1 主電源部
2 充電部
3 バッテリ
4 電流検出部
5 スイッチ回路
6 ダイオード
7 負荷
8 停電検出部
9 切替スイッチ回路
10 交流電源
11 変換出力部
12 保持部
13 制御部
20 交流発電機
21、22 比較器
23 電流検出部

Claims (5)

  1. 交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換して負荷に供給し、且つ充電部により直流電圧に変換してバッテリを充電し、前記交流電源の停電時に、エンジンを起動して該エンジンで駆動される交流発電機からの交流電圧が立ち上がるまでの間、前記バッテリから逆流防止用のダイオードを介して前記負荷に直流電圧を供給するバックアップ電源装置に於いて、
    前記バッテリから前記負荷に前記ダイオードを介して直流電流を供給する状態か否かを検出するバックアップ動作検出手段と、
    該バックアップ動作検出手段による検出信号を保持部に保持して前記バッテリの充電作用を停止させる充電停止手段と、
    前記交流電源の停電検出後の該交流電源の復電検出により前記保持部をリセットして、前記バッテリの充電作用を再開させる停電検出部と
    を備えたことを特徴とするバックアップ電源装置。
  2. 前記バックアップ動作検出手段は、前記交流電圧を直流電圧に変換して前記負荷に供給する主電源部の出力電圧と前記バッテリの電圧とを比較し、該バッテリの電圧が高い場合にバックアップ動作開始として検出した検出信号を前記保持部に入力する構成を有することを特徴とする請求項1記載のバックアップ電源装置。
  3. 前記バックアップ動作検出手段は、前記バッテリから前記ダイオードを介して前記負荷に電流を供給する時の該ダイオードの順方向電圧降下を検出してバックアップ動作開始とする検出信号を前記保持部に入力する構成を有することを特徴とする請求項1記載のバックアップ電源装置。
  4. 前記バックアップ動作検出手段は、前記交流電圧を直流電圧に変換して前記負荷に供給する電流が零となったことを検出してバックアップ動作開始とする検出信号を前記保持部に入力する構成を有することを特徴とする請求項1記載のバックアップ電源装置。
  5. 前記充電部は、前記バッテリの特性に対応した充電特性で充電制御する充電制御部と、該充電制御部により制御されて前記バッテリを充電する変換出力部と、前記バッテリに設けた特性設定部の設定情報を該バッテリの装着により読み取って前記充電制御部に入力する特性設定入力部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のバックアップ電源装置。
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