JP2008022491A - 存在確認方法ならびにそれを利用した無線装置および存在確認システム - Google Patents

存在確認方法ならびにそれを利用した無線装置および存在確認システム Download PDF

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孝介 辻田
Kyoichi Takano
恭一 高埜
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一晃 岡本
Hiroki Miura
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Abstract

【課題】状況に応じて通知のなされる距離を調節したい。
【解決手段】近距離無線用通信部50は、他の無線装置から、存在確認の要求が含まれた無線信号を受信する。測定部52は、受信した無線信号をもとに、他の無線信号との間の距離を推定する。決定部54は、推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定する。近距離無線用通信部50は、存在確認を認定した場合に、存在確認の応答が含まれた無線信号を他の無線装置に送信する。決定部54は、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、さらに他の無線装置を探索して、当該無線装置でのしきい値を取得し、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合に、推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、存在確認技術に関し、特に一方の無線装置が他方の無線装置の存在を確認する存在確認方法ならびにそれを利用した無線装置および存在確認システムに関する。
互いに通信可能なふたつの無線装置のうちの一方(以下、「第1装置」という)の置き忘れ、盗難等の紛失を防止するために、以下のような技術が提案されている。ふたつの無線装置のうちの他方(以下、「第2装置」という)は、ユーザによって携帯されており、第2装置は、第1装置からの無線信号を受信する。第2装置は、無線信号の信号強度を測定し、測定した信号強度が小さくなると、第1装置が紛失した旨をユーザに通知する(例えば、特許文献1参照。)
特開2002−42084号公報
第1装置が放置された状態のまま、第2装置を携帯したユーザが第1装置から離れると、第2装置は、ユーザに対して紛失した旨を通知する。このとき、第1装置が子供に携帯され、第2装置が親に携帯されていると、上記の動作によって、迷子の防止を実現できる。迷子になったとされる距離は、一般的に子供の年齢に応じて異なる。つまり、子供の年齢が低くなるほど、迷子になったとされる距離は、短くなるべきである。そのため、複数の子供のそれぞれに無線装置を携帯させる場合、迷子になったとされる距離は、子供の年齢に応じて無線装置単位に異なった値に設定される。このような構成によれば、年齢の異なった子供が一緒に行動する場合、その中で一番年齢の低い子供に対応した距離にて通知がなされる。しかしながら、年齢の低い子供は年齢の高い子供と一緒に行動しているので、そのような通知は不要である。つまり、状況に応じて通知のなされる距離を調節するための機能が必要になる。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、状況に応じて通知のなされる距離を変更する存在確認技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の無線装置は、他の無線装置から、存在確認の要求が含まれた無線信号を受信する受信部と、受信部において受信した無線信号をもとに、他の無線信号との間の距離を推定する推定部と、推定部において推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定する決定部と、決定部において存在確認を認定した場合に、存在確認の応答が含まれた無線信号を他の無線装置に送信する送信部とを備える。決定部は、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、さらに他の無線装置を探索して、当該無線装置でのしきい値を取得し、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合に、推定部において推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行する。
「他の無線信号との間の距離を推定」するために、無線信号の信号強度が測定されてもよく、信号強度から距離が算出されてもよく、距離に応じた値が導出されればよい。「しきい値」が、距離に対するしきい値に相当する場合、このようなしきい値の増加は、受信強度に対するしきい値の減少に相当する。この態様によると、推定した距離がしきい値よりも長く存在を確認できない場合であっても、他の無線装置でのしきい値も使用して認証処理を実行するので、状況に応じて通知のなされる距離を変更できる。
決定部において、長い距離に対応したしきい値ほど高い優先度が付与されていてもよい。この場合、長い距離に対応したしきい値が優先的に使用されるので、通知のなされる距離を長くできる。
決定部は、探索の結果、さらに他の無線装置を検知した場合に、所定のコードを表示する表示部と、表示部に表示したコードが、さらに他の無線装置に入力された後に、さらに他の無線装置からコードを受けつける受付部と、受付部において受けつけたコードと表示部において表示したコードとが一致する場合に、取得したしきい値の優先度と予め規定したしきい値の優先度との比較を実行する比較部と、を備えてもよい。この場合、コードが一致した場合にしきい値間の比較を実行するので、本無線装置を携帯しているユーザの存在が、さらに他の無線装置を携帯しているユーザによって認識されているかを確認できる。
本発明の別の態様は、存在確認システムである。この存在確認システムは、存在確認の要求が含まれた無線信号を送信する第1の無線装置と、第1の無線装置から、存在確認の要求が含まれた無線信号を受信し、第1の無線装置に、存在確認の応答が含まれた無線信号を送信する第2の無線装置と、第2の無線装置と通信可能な第3の無線装置とを備える。第2の無線装置は、受信した無線信号をもとに、第1の無線装置との間の距離を推定する推定部と、推定部において推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定し、存在確認の応答が含まれた無線信号を生成する決定部とを備える。決定部は、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、第3の無線装置を探索して、第3の無線装置でのしきい値を取得し、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合に、推定部において推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行する。
この態様によると、推定した距離が第2の無線装置でのしきい値よりも長く存在を確認できない場合であっても、第3の無線装置でのしきい値も使用して認証処理を実行するので、状況に応じて通知のなされる距離を変更できる。
第1の無線装置は、第2の無線装置と第3の無線装置との位置関係を推定し、位置関係の差異が大きい場合に、第2の無線装置に対して、第3の無線装置でのしきい値を使用しないように指示してもよい。この場合、第2の無線装置を携帯しているユーザと第3の無線装置を携帯しているユーザとは、別に行動していると想定されるので、それぞれの無線装置に対して規定されたしきい値を使用することによって、それぞれの無線装置の存在を正確に検出できる。
本発明のさらに別の態様は、存在確認方法である。この方法は、他の無線装置から、存在確認の要求が含まれた無線信号を受信するステップと、受信した無線信号をもとに、他の無線信号との間の距離を推定するステップと、推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定するステップと、存在確認を認定した場合に、存在確認の応答が含まれた無線信号を他の無線装置に送信するステップとを備える。認定するステップは、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、さらに他の無線装置を探索して、当該無線装置でのしきい値を取得し、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合に、推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、状況に応じて通知のなされる距離を変更できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、携帯端末装置(以下、「マスタ端末装置」という)と無線通信機器(以下、「スレーブ端末装置」という)とによって構成される通信システムに関する。また前提として、マスタ端末装置は基地局装置と通信することによって、マスタ端末装置と基地局装置とは携帯電話システムを構成している。ここで、端末装置携帯電話システムとは別に、マスタ端末装置はスレーブ端末装置と通信する。また、マスタ端末装置は、親に携帯されており、スレーブ端末装置は、子供に携帯されている。親が子供から離れたとき、子供が迷子になっているか否かを判別するために、マスタ端末装置は、スレーブ端末装置に要求信号を送信する。
スレーブ端末装置は、受信した要求信号をもとにマスタ端末装置との距離を推定し、推定した距離がしきい値よりも短いときに存在を確認する。また、スレーブ端末装置は、推定した距離がしきい値よりも短くないときに不存在を確認する。さらに、スレーブ端末装置は、確認結果が含まれるように応答信号をマスタ端末装置に送信する。マスタ端末装置は、応答信号に含まれた内容に応じて、親に通知を行う。
このような状況下、年齢の高い子供と年齢の低い子供が、スレーブ端末装置をそれぞれ携帯している場合、それぞれのスレーブ端末装置において、存在を確認するための距離が異なっている。つまり、年齢の低い子供に携帯されるスレーブ端末装置(以下、「第1スレーブ端末装置」という)では、年齢の高い子供に携帯されるスレーブ端末装置(以下、「第2スレーブ端末装置」という)よりも、存在を確認するためのしきい値が短くなるように設定されている。そのため、年齢の低い子供が年齢の高い子供と共に行動していても、第1スレーブ端末装置の不存在が先に確認される。一般的に、親にとってこのような通知は不要である。
そのため、本実施例に係る第1スレーブ端末装置は、以下のような処理を実行する。第1スレーブ端末装置は、推定した距離がしきい値よりも短くないときに、直ちに不存在を確認せずに、他のスレーブ端末装置の存在を探索する。第2スレーブ端末装置が検知されると、第1スレーブ端末装置は、第2スレーブ端末装置でのしきい値を取得する。第1スレーブ端末装置は、推定した距離が取得したしきい値よりも短ければ、存在を確認し、それに応じた応答信号をマスタ端末装置に送信する。
図1は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、マスタ端末装置10、第1スレーブ端末装置12、第2スレーブ端末装置14、基地局装置16を含む。また、マスタ端末装置10は、携帯電話用アンテナ18、近距離無線用アンテナ22を含み、第1スレーブ端末装置12は、近距離無線用アンテナ24を含み、第2スレーブ端末装置14は、近距離無線用アンテナ26を含み、基地局装置16は、携帯電話用アンテナ20を含む。
マスタ端末装置10は、携帯電話用アンテナ18を備え、携帯電話用アンテナ20を備えた基地局装置16に対して通信を実行する。ここで、マスタ端末装置10と基地局装置16によって、携帯電話システムが構成されている。そのため、基地局装置16は、図示しないネットワークに接続されている。なお、携帯電話システムとしてのマスタ端末装置10と基地局装置16の構成は、公知の技術によって構成されればよいので、ここでは説明を省略する。
マスタ端末装置10は、第1スレーブ端末装置12および第2スレーブ端末装置14とも通信を実行している。また、これら以外にも、マスタ端末装置10は、図示しないスレーブ端末装置と通信を実行してもよい。その際、マスタ端末装置10の近距離無線用アンテナ22、第1スレーブ端末装置12の近距離無線用アンテナ24、第2スレーブ端末装置14の近距離無線用アンテナ26が使用される。ここで、近距離無線通信システムとしては、例えば、Zigbee(商標)、Bluetooth(商標)、NFC(Near Field Communication and protocol)あるいは特定小電力無線などが挙げられるが、ここでは特に限定しない。
なお、マスタ端末装置10と基地局装置16との間における通信は、音声通信等であるのに対して、マスタ端末装置10と第1スレーブ端末装置12との間、およびマスタ端末装置10と第2スレーブ端末装置14との間における通信は、第1スレーブ端末装置12や第2スレーブ端末装置14がマスタ端末装置10の近傍に存在しているかを確認するための通信である。マスタ端末装置10は、近距離無線通信システムを使用しながら、第1スレーブ端末装置12および第2スレーブ端末装置14に対して要求信号を送信する。ここで、要求信号は、存在確認の要求が含まれた無線信号である。また、要求信号は、所定の時間間隔にて送信されてもよいし、マスタ端末装置10を操作するユーザの指示にしたがって送信されてもよい。ここでは、説明を明瞭にするために、要求信号が、マスタ端末装置10から第1スレーブ端末装置12へ送信される場合を中心に説明する。
第1スレーブ端末装置12は、マスタ端末装置10から、要求信号を受信する。また、第1スレーブ端末装置12は、受信した要求信号をもとに、存在確認が要求されていることを認識するとともに、マスタ端末装置10との間の距離を推定する。第1スレーブ端末装置12は、推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定する。さらに、第1スレーブ端末装置12は、応答信号をマスタ端末装置10に送信する。ここで、応答信号は、存在確認の応答が含まれた無線信号である。
一方、第1スレーブ端末装置12は、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、他のスレーブ端末装置を探索する。他のスレーブ端末装置として第2スレーブ端末装置14が検知された場合、第1スレーブ端末装置12は、近距離無線通信システムを使用しながら、第2スレーブ端末装置14からしきい値を取得する。取得されたしきい値は、第2スレーブ端末装置14に対して当初から設定されたしきい値である。また、第1スレーブ端末装置12は、取得したしきい値に付与された優先度と、予め規定したしきい値に付与された優先度とを比較し、前者の方が高い場合に、推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行する。ここで、優先度は、長い距離を実現できるしきい値に対して、より高くなるように設定されている。認定処理の結果、第1スレーブ端末装置12は、存在確認の応答、あるいは不存在確認の応答を含めながら応答信号を生成し、応答信号をマスタ端末装置10に送信する。
マスタ端末装置10は、応答信号を受信すると、その内容を確認し、内容に応じた通知を実行する。例えば、存在確認の応答が含まれていると、マスタ端末装置10は、その旨を表示するだけであるが、不存在確認の応答が含まれていると、マスタ端末装置10は、警告音を出力する。なお、以上の説明において、要求信号と応答信号は、パケット信号にて形成されていればよい。
図2は、マスタ端末装置10の構成を示す。マスタ端末装置10は、携帯電話用アンテナ18、近距離無線用アンテナ22、携帯電話用通信部30、近距離無線用通信部32、制御部34、入力インタフェース部36、出力インタフェース部38、記憶部40を含む。
携帯電話用通信部30は、携帯電話用アンテナ18を介して、図示しない基地局装置16と通信を行う。このような通信を実行するために、携帯電話用通信部30は、送信処理と受信処理とを実行するが、前述のごとく、携帯電話通信システムとして、公知の技術が使用されればよいので、ここでは、携帯電話用通信部30の処理の説明を省略する。近距離無線用通信部32は、近距離無線用アンテナ22を介して、図示しない第1スレーブ端末装置12に要求信号を送信する。また、要求信号の送信後、近距離無線用通信部32は、応答信号を受信する。
入力インタフェース部36は、例えば、複数のボタン等によって構成されており、ユーザからの指示を受けつける。入力インタフェース部36は、受けつけた指示を制御部34に出力し、制御部34は、指示の内容に応じて、受けつけた指示を出力する。また、入力インタフェース部46は、ユーザからの指示として、図示しない第1スレーブ端末装置12の存在を確認する旨の要求を受けつける。
記憶部40は、第1スレーブ端末装置12、第2スレーブ端末装置14およびそれら以外のスレーブ端末装置を識別するための識別番号等を記憶する。例えば、第1スレーブ端末装置12に対して要求信号等の無線信号を送信する際、記憶部40は、制御部34に対して、第1スレーブ端末装置12に付与された識別番号を出力する。また、記憶部40は、携帯電話用通信部30での通信に必要なデータも記憶するが、ここでは、説明を省略する。
制御部34は、マスタ端末装置10全体の動作を制御する。制御部34は、パケット信号の前方の部分に、要求信号の宛先として識別番号を配置し、パケット信号の中央部分に存在確認を要求する旨の指示を配置することによって、要求信号を生成する。制御部34は、生成した要求信号を近距離無線用通信部32に出力する。また、制御部34は、近距離無線用通信部32から応答信号を入力する。制御部34は、応答信号に含まれた内容を確認し、内容に応じた動作を実行する。
出力インタフェース部38は、ディスプレイ等の表示部やスピーカによって構成されており、制御部34の指示をもとに、所望の動作を実行する。ここで、制御部34は、確認した内容が存在確認の応答である場合、その旨をディスプレイに表示し、確認した内容が不存在確認の応答である場合、その旨をディスプレイに表示するとともに、スピーカから警告音を出力させる。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリのロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図3は、第1スレーブ端末装置12の構成を示す。第1スレーブ端末装置12は、近距離無線用アンテナ24、近距離無線用通信部50、測定部52、決定部54、問合部56、記憶部58、制御部66、入力インタフェース部62、出力インタフェース部64を含む。また、第2スレーブ端末装置14も、第1スレーブ端末装置12の構成を有する。
近距離無線用通信部50は、近距離無線用アンテナ24を介して、図示しないマスタ端末装置10との通信を実行する。近距離無線用通信部50の機能は、近距離無線用通信部32の機能と同様である。具体的に説明すると、近距離無線用通信部50は、マスタ端末装置10から要求信号を受信し、マスタ端末装置10に応答信号を送信する。また、詳細は後述するが、近距離無線用通信部50は、図示しない第2スレーブ端末装置14に問合信号を送信し、第2スレーブ端末装置14から返答信号を受信する。
測定部52は、近距離無線用通信部50において受信した要求信号に対して、信号強度を測定する。なお、所定の伝搬モデルを想定することによって、信号強度は、マスタ端末装置10との距離に対応づけられる。そのため、測定部52における信号強度の測定は、マスタ端末装置10との距離の推定に相当する。ここで、測定部52は、信号強度から距離を導出してもよい。
決定部54は、測定部52において測定した信号強度と記憶部58において記憶したしきい値とを比較し、信号強度がしきい値よりも大きい場合に、存在確認を認定する。このように、測定部52において信号強度が導出される場合、記憶部58は、信号強度に対するしきい値を記憶する。しかしながら、前述のごとく、信号強度と距離とは、関係づけられている。そのため、測定部52において距離が導出される場合、記憶部58は、距離に対するしきい値を記憶する。ここで、信号強度に対するしきい値が小さくなれば、距離に対するしきい値は、大きくなる。そのため、決定部54は、推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定するともいえる。なお、以下においては、説明を簡潔にするために、測定部52は、信号強度を測定し、しきい値は、信号強度に対するしきい値であるとする。
決定部54は、測定部52において測定した信号強度がしきい値よりも小さい場合に、その旨を問合部56に出力する。問合部56は、近距離無線用通信部50を介して、問合信号を送信する。問合信号は、近傍に他のスレーブ端末装置が存在するかを検索するために送信される信号である。当該問合信号を受信したスレーブ端末装置、例えば第2スレーブ端末装置14は、第1スレーブ端末装置12に対して、返答信号を送信する。返答信号は、自らが存在することを第1スレーブ端末装置12に知らしめるために送信される信号である。また、返答信号には、第2スレーブ端末装置14において規定されているしきい値が含まれる。なお、以上の処理は、第2スレーブ端末装置14での近距離無線用通信部50、問合部56、記憶部58においてなされる。問合部56は、近距離無線用通信部50を介して、返答信号を受信する。返答信号を受信した場合、問合部56は、返答信号に含まれたしきい値と、当該しきい値に対応したスレーブ端末装置の識別番号を決定部54と記憶部58に出力する。
図4は、記憶部58に記憶されたデータのデータ構造を示す。図示のごとく、スレーブ端末装置ID欄200としきい値欄202とが含まれる。スレーブ端末装置ID欄200には、スレーブ端末装置に付与された識別番号が入力され、しきい値欄202には、識別番号に対応したしきい値が入力される。スレーブ端末装置ID欄200の一段目には、識別番号が入力されていないが、これに対応したしきい値「C1」は、第1スレーブ端末装置12にて規定されたしきい値に相当する。図3に戻る。
決定部54は、問合部56において取得したしきい値の優先度と予め規定されたしきい値の優先度とを比較する。優先度は、任意の規則にしたがって付与されていればよいが、ここでは、長い距離に対応したしきい値、つまり小さい値のしきい値ほど高い優先度が付与されている。決定部54は、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合、つまり取得したしきい値が予め規定したしきい値よりも小さい場合に、測定部52において測定した信号強度と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行する。そのため、信号強度がしきい値よりも大きければ、前述のごとく、存在確認が認定される。
一方、信号強度がしきい値よりも小さければ、不存在確認が認定される。なお、問合部56において複数のスレーブ端末装置が検出された場合、上記の処理が繰り返し実行されればよい。最終的に、決定部54は、存在確認の応答または不存在確認の応答が含まれた応答信号を生成する。近距離無線用通信部50は、決定部54において生成した応答信号をマスタ端末装置10に送信する。制御部66は、第1スレーブ端末装置12全体のタイミングを制御し、入力インタフェース部62、出力インタフェース部64は、図示しない入力インタフェース部36、出力インタフェース部38にそれぞれ相当する。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図5は、通信システム100における存在確認の手順を示すシーケンス図である。マスタ端末装置10は、要求信号を生成し(S10)、生成した要求信号を第1スレーブ端末装置12に送信する(S12)。第1スレーブ端末装置12は、要求信号を受信し(S14)、信号強度を測定する(S16)。また、第1スレーブ端末装置12は、しきい値確認処理を実行した(S18)後に、比較処理を実行し(S20)、問合信号を生成する(S22)。問合信号は、第1スレーブ端末装置12から第2スレーブ端末装置14に送信され(S24)、第2スレーブ端末装置14は、問合信号を受信する(S26)。
第2スレーブ端末装置14は、返答信号を生成し(S28)、生成した返答信号を送信する(S30)。第1スレーブ端末装置12は、返答信号を受信し(S32)、比較処理を再び実行する(S34)。第1スレーブ端末装置12は、応答信号を生成し(S36)、生成した応答信号を送信する(S38)。マスタ端末装置10は、応答信号を受信し(S40)、受信した応答信号にもとづいた通知を実行する(S42)。
以上の構成による第1スレーブ端末装置12の動作を説明する。図6は、第1スレーブ端末装置12におけるしきい値確認処理の手順を示すフローチャートである。図6は、図5のステップ18に相当する。決定部54は、設定されたしきい値(以下、「設定値」という)がデフォルト値に等しくなければ(S60のN)、問合部56に対して、他のスレーブ装置の存在を確認させる(S62)。ここで、デフォルト値は、第1スレーブ端末装置12に対して予め規定されているしきい値である。また、存在を確認するために、前述の問合信号および返答信号が使用されてもよい。他のスレーブ端末装置が存在しなければ(S64のN)、決定部54は、設定値をデフォルト値に戻す(S66)。一方、他のスレーブ端末装置が存在する場合(S64のY)、および設定値がデフォルト値である場合(S60のY)、決定部54は、処理を終了する。
図7は、第1スレーブ端末装置12における応答信号の生成手順を示すフローチャートである。図7は、図5の第1スレーブ端末装置12における処理のうち、ステップ20からステップ36に相当する。決定部54において、信号強度が設定値より大きければ(S80のY)、決定部54は、存在確認が含まれた応答信号を生成する(S92)。決定部54において、信号強度が設定値より大きくなければ(S80のN)、問合部56は、他のスレーブ端末装置の存在を確認する(S82)。他のスレーブ端末が存在し(S84のY)、他の端末装置のしきい値の方が小さければ(S86のY)、決定部54は、他のスレーブ端末装置のしきい値を設定値に代入する(S88)。
信号強度が設定値よりも大きければ(S90のY)、決定部54は、存在確認が含まれた応答信号を生成する(S92)。一方、他のスレーブ端末が存在せず(S84のN)、あるいは他の端末装置のしきい値の方が小さくなく(S86のN)、あるいは信号強度が設定値よりも大きくなければ(S90のN)、決定部54は、不存在確認が含まれた応答信号を生成する(S94)。
以下、変形例を説明する。実施例において、第1スレーブ端末装置12は、信号強度が予め規定したしきい値よりも小さい場合に、第2スレーブ端末装置14に対して規定されたしきい値を使用する。変形例では、信号強度が予め規定したしきい値よりも小さい場合であっても、第1スレーブ端末装置12が、第2スレーブ端末装置14に対して規定されたしきい値を使用しない。マスタ端末装置10は、第1スレーブ端末装置12と第2スレーブ端末装置14との位置関係を推定する。例えば、マスタ端末装置10は、アンテナ指向性が互いに異なった複数のセクタアンテナを備えており、それぞれのセクタアンテナにおいて、第1スレーブ端末装置12からの受信信号の信号強度と第2スレーブ端末装置14からの受信信号の信号強度とを測定する。第1スレーブ端末装置12からの受信信号の信号強度が最大となるセクタアンテナと、第2スレーブ端末装置14からの受信信号の信号強度が最大となるセクタアンテナとが異なっている場合、マスタ端末装置10は、両者の位置関係の差異が大きいと判定する。
また、例えば、マスタ端末装置10は、アダプティブアレイアンテナを備えており、第1スレーブ端末装置12に対するウエイトベクトルと、第2スレーブ端末装置14に対するウエイトベクトルとの相関値がしきい値よりも小さい場合に、両者の位置関係の差異が大きいと判定する。マスタ端末装置10は、位置関係の差異が大きい場合に、第1スレーブ端末装置12に対して、第2スレーブ端末装置14において規定されたしきい値を使用しないように指示する。この指示は、要求信号に含まれてもよい。以上のような状況下では、第1スレーブ端末装置12を携帯した子供と、第2スレーブ端末装置14を携帯した子供とが、別々に行動していると想定されるためである。
なお、マスタ端末装置10は、位置関係の差異が大きい場合に、第1スレーブ端末装置12と第2スレーブ端末装置14に対して、両者のしきい値よりも大きい値のしきい値を送信してもよい。つまり、マスタ端末装置10は、現在よりも存在が確認される距離が短くなるようなしきい値を送信する。第1スレーブ端末装置12および第2スレーブ端末装置14は、マスタ端末装置10からしきい値を使用し、互いのしきい値を使用しない。以上のような状況下では、マスタ端末装置10を携帯したユーザは、第1スレーブ端末装置12を携帯した子供と、第2スレーブ端末装置14を携帯した子供とを探す必要があるので、予め存在が確認される距離を短くしておく。
別の変形例を説明する。第1スレーブ端末装置12を携帯した子供と、第2スレーブ端末装置14を携帯した子供とが、ある程度近くにいても、そのことを互いに認識しているかは明らかではない。つまり、一緒に行動しているとは限らない。そのような状況において相手側に合わせるようにしきい値を変更すると、迷子になる可能性が高くなる。変形例では、子供同士が互いに認識しているかを確認するための機能を説明する。問合部56による検索の結果、第2スレーブ端末装置14を検知した場合、制御部66は、ランダムなコードを生成する。ランダムなコードの生成には、公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。出力インタフェース部64に含まれた表示部は、制御部66において生成したコードを表示する。
第2スレーブ端末装置14を携帯している子供は、第1スレーブ端末装置12の表示部に表示されたコードを第2スレーブ端末装置14の入力インタフェース部62に入力する。第2スレーブ端末装置14の近距離無線用通信部50は、入力されたコードを第1スレーブ端末装置12に送信する。第1スレーブ端末装置12の近距離無線用通信部50は、第2スレーブ端末装置14からのコードを受けつける。問合部56は、近距離無線用通信部50において受けつけたコードと、表示部において表示したコードとが一致する場合に、取得したしきい値の優先度と予め規定したしきい値の優先度との比較を実行する。これに続く処理は、これまでと同様であるので、ここでは、説明を省略する。一方、異なっていれば、問合部56は、両者の優先度の比較処理を中止する。
図8は、第1スレーブ端末装置12における第2スレーブ端末装置の確認手順を示すシーケンス図である。図8のシーケンス図は、図5のステップ32とステップ34との間に配置される。第1スレーブ端末装置12は、第2スレーブ端末装置14を検知する(S110)と、コードをランダムに生成し(S112)、生成したコードを表示部に表示する(S114)。第2スレーブ端末装置14には、コードが入力される(S116)。第2スレーブ端末装置14は、コードを送信する(S118、S120)。第1スレーブ端末装置12は、受信したコードと生成したコードとを比較し(S122)、同一であればしきい値の比較を実行する(S124)。
さらに別の変形例では、第1スレーブ端末装置12を携帯した子供と、第2スレーブ端末装置14を携帯した子供とが、別々に行動しており、マスタ端末装置10を携帯した親が、そのうちの一方、例えば、第1スレーブ端末装置12を携帯した子供を捜している場合を前提とする。そのような状況において親は、第2スレーブ端末装置14を携帯した子供の位置を気にせずに行動する。そのため、マスタ端末装置10と第2スレーブ端末装置14との距離も大きくなって、マスタ端末装置10では、第2スレーブ端末装置14からの警告がなされる。しかしながら、第1スレーブ端末装置12を携帯した子供を捜している親は、第2スレーブ端末装置14からの警告を無視したい場合がある。
マスタ端末装置10を携帯した親は、入力インタフェース部36を介して、制御部34に第1スレーブ端末装置12を介している旨を指示する。制御部34は、第2スレーブ端末装置14への要求信号の送信を中止する。あるいは、近距離無線用通信部32が、第2スレーブ端末装置14からの応答信号を受信し、当該応答信号に不存在の確認が含まれていた場合であっても、制御部34は、警告の出力を中止する。その結果、不要な警告の出力を抑制できる。
本発明の実施例によれば、測定した受信強度がしきい値よりも小さく、存在を確認できない場合であっても、別のスレーブ端末装置でのしきい値も使用して認証処理を実行するので、状況に応じて通知のなされる距離を変更できる。また、状況に応じて通知のなされる距離を変更するので、不要な通知を回避できる。また、長い距離に対応したしきい値が優先的に使用されるので、通知のなされる距離を長くできる。また、通知のなされる距離が長くなるので、不要な通知を回避できる。また、コードが一致した場合にしきい値間の比較を実行するので、第1スレーブ端末装置を携帯しているユーザの存在が、第2スレーブ端末装置を携帯しているユーザによって認識されているかを確認できる。
また、第1スレーブ端末装置を携帯しているユーザの存在が、第2スレーブ端末装置を携帯しているユーザによって認識されているかを確認できるので、両者に対する状況を確認できる。また、第1スレーブ端末装置を携帯している子供と第2スレーブ端末装置を携帯している子供とは、別に行動していると想定されるので、それぞれのスレーブ端末装置に対して規定されたしきい値を使用することによって、それぞれのスレーブ端末装置の存在を正確に検出できる。また、それぞれのスレーブ端末装置の存在が正確に検出されるので、両者を使用している子供が迷子になる確率を低減できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図1のマスタ端末装置の構成を示す図である。 図1の第1スレーブ端末装置の構成を示す図である。 図3の記憶部に記憶されたデータのデータ構造を示す図である。 図1の通信システムにおける存在確認の手順を示すシーケンス図である。 図3の第1スレーブ端末装置におけるしきい値確認処理の手順を示すフローチャートである。 図3の第1スレーブ端末装置における応答信号の生成手順を示すフローチャートである。 図3の第1スレーブ端末装置における第2スレーブ端末装置の確認手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 マスタ端末装置、 12 第1スレーブ端末装置、 14 第2スレーブ端末装置、 16 基地局装置、 30 携帯電話用通信部、 32 近距離無線用通信部、 34 制御部、 36 入力インタフェース部、 38 出力インタフェース部、 40 記憶部、 50 近距離無線用通信部、 52 測定部、 54 決定部、 56 問合部、 58 記憶部、 62 入力インタフェース部、 64 出力インタフェース部、 66 制御部、 100 通信システム。

Claims (6)

  1. 他の無線装置から、存在確認の要求が含まれた無線信号を受信する受信部と、
    前記受信部において受信した無線信号をもとに、前記他の無線信号との間の距離を推定する推定部と、
    前記推定部において推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定する決定部と、
    前記決定部において存在確認を認定した場合に、存在確認の応答が含まれた無線信号を前記他の無線装置に送信する送信部とを備え、
    前記決定部は、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、さらに他の無線装置を探索して、当該無線装置でのしきい値を取得し、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合に、前記推定部において推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行することを特徴とする無線装置。
  2. 前記決定部において、長い距離に対応したしきい値ほど高い優先度が付与されていることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記決定部は、
    探索の結果、前記さらに他の無線装置を検知した場合に、所定のコードを表示する表示部と、
    前記表示部に表示したコードが、前記さらに他の無線装置に入力された後に、前記さらに他の無線装置からコードを受けつける受付部と、
    前記受付部において受けつけたコードと前記表示部において表示したコードとが一致する場合に、取得したしきい値の優先度と予め規定したしきい値の優先度との比較を実行する比較部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
  4. 存在確認の要求が含まれた無線信号を送信する第1の無線装置と、
    前記第1の無線装置から、存在確認の要求が含まれた無線信号を受信し、前記第1の無線装置に、存在確認の応答が含まれた無線信号を送信する第2の無線装置と、
    前記第2の無線装置と通信可能な第3の無線装置とを備え、
    前記第2の無線装置は、
    受信した無線信号をもとに、前記第1の無線装置との間の距離を推定する推定部と、
    前記推定部において推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定し、存在確認の応答が含まれた無線信号を生成する決定部とを備え、
    前記決定部は、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、前記第3の無線装置を探索して、前記第3の無線装置でのしきい値を取得し、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合に、前記推定部において推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行することを特徴とする存在確認システム。
  5. 前記第1の無線装置は、前記第2の無線装置と前記第3の無線装置との位置関係を推定し、位置関係の差異が大きい場合に、前記第2の無線装置に対して、前記第3の無線装置でのしきい値を使用しないように指示することを特徴とする請求項4に記載の存在確認システム。
  6. 他の無線装置から、存在確認の要求が含まれた無線信号を受信するステップと、
    受信した無線信号をもとに、前記他の無線信号との間の距離を推定するステップと、
    推定した距離と予め規定したしきい値とを比較し、推定した距離がしきい値よりも短い場合に、存在確認を認定するステップと、
    存在確認を認定した場合に、存在確認の応答が含まれた無線信号を前記他の無線装置に送信するステップとを備え、
    前記認定するステップは、推定した距離がしきい値よりも長い場合に、さらに他の無線装置を探索して、当該無線装置でのしきい値を取得し、取得したしきい値の優先度が予め規定したしきい値の優先度よりも高い場合に、推定した距離と取得したしきい値とをもとに、認定処理を実行することを特徴とする存在確認方法。
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