JP2008022172A - 放送受信装置及び配信情報更新方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送受信装置に格納される配信情報の更新の要否判定及び更新を自動的に行うことのできる放送受信装置を提供する。
【解決手段】不揮発性メモリに記憶された、前回最後に選局された放送チャンネルの情報と配信情報とをもとにマルチキャスト放送の受信要求を送信した後、IP通信網より最新の配信情報を取得し、取得した配信情報の中の地域コードと不揮発性メモリに記憶された配信情報の中の地域コードとを比較して、不一致の場合には、取得した配信情報で不揮発性メモリに記憶された既存の配信情報を更新する。
【選択図】図4

Description

本発明は、IP(Internet Protocol )通信網にマルチキャスト配信された放送信号を受信する放送受信装置及び配信情報更新方法に関する。
TV放送サービスをIP通信網を用いてマルチキャスト配信するIP放送サービスが提案されている。このようなIP放送サービスでは、個々の放送チャンネルごとにマルチキャストアドレス、送信元ポート番号などを割り当ててIPマルチキャストによる配信を実現することが考えられる。
一方、IP放送サービスを利用するユーザの放送受信装置は、IP通信網に配信されたマルチキャスト放送を受信するために必要な情報である配信情報をサーバから取得するとした場合、一度サーバから取得した後は不揮発性メモリに格納すれば、次回以降の起動時に不揮発メモリから読み出した配信情報を利用してマルチキャスト包装の受信要求を送信することで、電源投入によるシステム起動後、遅滞無くIP放送サービスを受信することが期待できる。ここで、配信情報は、IP放送サービスのサービスエリアを一意に識別する地域コード、配信情報のバージョンを示すバージョンデータ、サービス(放送チャンネル)ごとのストリーム配信情報などで構成され、ストリーム配信情報は、マルチキャストアドレス、送信元ポート番号、及び配信されるトランスポートストリーム(TS)のID(TS_ID)などで構成されるものとする。また、この配信情報は、IP通信網に接続された配信情報サーバにて、サービスエリアごとに最新のものが管理されているものとする。
ところで、IP放送サービスの運営がサービスエリアごとに独立しており、配信されるマルチキャスト放送はサービスエリアごとに異なることが考えられる。この様なサービス運営下では、放送受信装置が属するサービスエリアの変更が発生した場合、その放送受信装置が不揮発性メモリに格納している配信情報は変更先のサービスエリアでは無効となり、マルチキャスト放送の受信不能に陥る場合がある。この場合、ユーザがIP通信網を通じて配信情報サーバに対して最新の配信情報の取得を要求する手順を実行し、不揮発性メモリ内の配信情報を最新の配信情報で置き換える必要がある。
上記の配信情報の更新に関連する技術として、特許文献1には、地上波放送を受信する受信端末に設定されたチャンネルと放送局との割り当てを、サーバよりネットワークを通じて取得した新たな割り当て情報で置き換えることが記載されている。しかし、割り当ての更新の要否を判断したり、この判断の結果をもとに割り当てを更新する具体的な仕組みまでは特許文献1には示されていない。
特開2002−335474公報(段落0191)
上記のように、IP放送システムにおいては、放送受信装置が属するサービスエリアの変更が発生した場合、その放送受信装置が不揮発性メモリに格納している配信情報は変更先のサービスエリアでは無効となり、マルチキャスト放送の受信不能に陥る場合がある。この場合、ユーザがIP通信網を通じて配信情報サーバに対して最新の配信情報の取得を要求する手順を実行し、不揮発性メモリ内の配信情報を最新の配信情報で置き換える必要があった。
そこで、本発明は、配信情報の更新の要否判定及び更新を容易に行うことのできる放送受信装置及び配信情報更新方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の放送受信装置は、IP通信網に配信されたマルチキャスト放送を受信するために必要な配信情報を記憶する配信情報記憶部と、最後に選局された放送チャンネルの情報を記憶する選局履歴記憶部と、前記選局履歴記憶部に記憶された放送チャンネルの情報及び前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とをもとに前記マルチキャスト放送の受信要求を送信した後、前記IP通信網より配信情報を取得し、取得した配信情報と前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とを比較して、不一致の場合には、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新する配信情報更新部とを具備するものである。
本発明において、配信情報更新部は、前記取得した配信情報と前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とが不一致の場合に、ユーザに更新の必要を告知し、ユーザからの更新の指示を入力したとき、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新するようにしてもよい。勿論、前記取得した配信情報と前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とが不一致の場合に、自動的に、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新するようにしてもよい。
また、前記配信情報は前記サービスエリアを示す地域コードを含んでおり、前記配信情報更新部は、前記IP通信網より取得した前記配信情報の中の前記地域コードと前記配信情報記憶部に記憶された既存の前記配信情報の中の前記地域コードとを比較して、不一致の場合には、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新するものであってもよい。
本発明において、前記配信情報はマルチキャスト放送ごとに割り当てられたトランスポートストリームの識別情報を含んでおり、前記配信情報更新部は、要求したマルチキャスト放送と受信したマルチキャスト放送とで前記トランスポートストリームの識別情報が異なる場合に、前記IP通信網より取得した最新の配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新するものであってもよい。
また、前記配信情報更新部は、前記要求したマルチキャスト放送を受信できない場合に、前記IP通信網より取得した最新の配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新するものであってもよい。
以上のように、本発明の放送受信装置及び配信情報更新方法によれば、放送受信装置に格納される配信情報の更新の要否判定及び更新を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る、サービスエリアごとのIP放送システムの全体構成例を示す図である。同図において、10−1,・・・,10−nはそれぞれ放送信号をルータ12に送出するIP放送送出サーバである。12はIP放送送出サーバ10−1,・・・,10−nより受信した放送信号をIP通信網14にマルチキャスト配信するルータである。16はIP通信網14に配信されたマルチキャスト放送をルータ18を介して受信する放送受信装置である。18はIP通信網14と放送受信装置16との間の通信を中継するルータである。20は各サービスエリアの最新の配信情報を管理し、放送受信装置16からの要求に応じて、その放送受信装置16が設置されたサービスエリアに対応する最新の配信情報をユニキャスト配信する配信情報サーバである。
図2は、図1の放送受信装置16の基本構成を示す図である。なお、この実施形態では、放送信号を放送(オンエアー)経由で受信することも可能な構成となっているが、ここではIP通信網14経由で受信する場合を中心に説明する。
図2に示すように、放送受信装置16は、チューナ部102、デスクランブラ103、TSデコード部104、映像音声デコード部105、表示処理部106、制御部107、キー入力部108、ICカードI/F部110、メモリ部112、及び通信処理部111を備えている。
チューナ部102は、放送受信装置16に入力された放送波から所望のチャンネルを選局する。チューナ部102で選局された放送信号は図示しない復調器にてデジタル化された後、誤り訂正などの処理を経てTSとされ、デスクランブラ103へ出力される。
通信処理部111は、ルータ18を介してIP通信網14に対してIPパケットの送受信の処理を行う。通信処理部111は、たとえば、IP通信網14に配信されたマルチキャスト放送のIPパケットをルータ18を介して受信し、受信したIPパケットに対して誤り訂正などの処理を経てTSを抽出し、デスクランブラ103へ出力する。
デスクランブラ103は、通信処理部111や復調器から入力されたTSをデスクランブルしてTSデコード部104へ出力する。
TSデコード部104は、デスクランブラ103から入力されたTSからPSI(Program Specific Information)を基に必要なパケットを分離し、この分離したパケットから更に、MPEG−2方式などによって圧縮符号化された映像データ及び音声データの抽出や、各種多重データ(各種SI(Service Information)データやECM,EMM等)を分離する。また、TSデコード部104は、抽出した映像データ及び音声データを映像音声デコード部105へ出力する。
映像音声デコード部105は、TSデコード部104から入力された圧縮符号化された映像データ及び音声データをデコードして、非圧縮の映像データ及び音声データを表示処理部106へ出力する。
表示処理部106は、映像音声デコード部105から入力された非圧縮の映像データ及び音声データから、表示用の信号及びスピーカ用の信号を生成し、それぞれ外部のモニタ及び外部のスピーカに出力する。また、表示処理部106は、配信情報の更新などを行う際のユーザインタフェース画面や各種エラー情報の画面の表示用の画像信号を生成し、この画像信号を放送の映像信号に代えて外部のモニタに出力したり、放送の映像信号と合成して出力する機能を有している。
キー入力部108は、リモートコントローラ(リモコン)109等のユーザインタフェース機器からの赤外線等による遠隔操作信号を受信する機能を有している。メモリ部112はRAM、不揮発性メモリで構成される。不揮発性メモリには、配信情報、及び最後に選局されたサービス(放送チャンネル)の情報などが格納される。すなわち、不揮発性メモリは、本発明の請求項における配信情報記憶部、選局履歴記憶部に相当する。
制御部107は、上記した各機能を統括して制御する機能を有しており、バス接続やシリアル通信接続等で各機能ブロックをコントロールする。
ICカードI/F部110は、ISO規格であるISO7816に準拠したICカードインターフェースである。
ICカード115は契約管理や視聴制御を行うものであり、CPU119,ROM116,RAM117,不揮発性メモリ120,I/F部118等から構成されており、放送受信装置16とはISO規格であるISO7816に準拠したインターフェースで接続される。ICカード115内の不揮発性メモリ120には、少なくともカードID、カード固有の鍵が予め設定されている。
制御部107は、TSデコード部104でTSから分離されたEMMやECMを、ICカードI/F部110を介してICカード115へ出力する。ICカード115は、ICカードI/F部110からEMMが入力された場合、カード固有の鍵で復号して、ワーク鍵(Kw)等契約により取得される情報をICカード115内の不揮発性メモリ120に記憶する。また、ICカード115は、ICカードI/F部110からECMが入力された場合、ICカード115内の不揮発性メモリ120に記憶しているワーク鍵(Kw)で復号して、番組を視聴可能か否かの判定後、視聴可能な場合にはスクランブルを解くためのスクランブル鍵(Ks)を放送受信装置16へ出力する。
放送受信装置16では、制御部107がICカード115から入力されたスクランブル鍵(Ks)をデスクランブラ103にセットすることにより、デスクランブラ103にてコンテンツのデスクランブルが行われて番組を視聴可能となる。
次に、配信情報サーバ20から配信され、放送受信装置16のメモリ部112内のRAMに格納される配信情報について説明する。
図3は配信情報の構成を示す図である。同図に示すように、配信情報は、配信方式ID、データバージョン、地域コード、ストリーム配信情報、番組情報サーバURLなどで構成される。ここで、地域コードとは、IP放送サービスのサービスエリアを一意に識別するコードである。ストリーム配信情報は、個々のサービス(放送チャンネル)ごとに割り当てられた情報であり、TS_ID、マルチキャストアドレス、送信元ポート番号などを含んでいる。放送受信装置16は、選局された放送チャンネルに割り当てられたストリーム配信情報の中のマルチキャストアドレスと送信元ポート番号を読み込んで、これをもとにルータ18に対してマルチキャスト放送の受信要求を送信する。番組情報サーバURLは、各サービスエリアの配信情報を提供する配信情報サーバ20のURLであり、放送受信装置16は、この番組情報サーバURLを使って配信情報サーバ20にアクセスし最新の配信情報の取得を要求する。
次に、このIP放送システムの放送受信装置16の動作を説明する。
図4は、この放送受信装置16の配信情報更新処理の手順を示すフローチャートである。図5は、この配信情報更新処理におけるユーザインタフェース画面を示す図である。
なお、放送受信装置16は、前回最後に選局したサービス(放送チャンネル)の情報をメモリ部112の不揮発性メモリに配信情報とは別に格納することとする。前回最後の選局とは、言い換えると、前回放送受信装置16の電源を落とす直前の選局のことである。
放送受信装置16に電源が投入されると、放送受信装置16の制御部107は、メモリ部112の不揮発性メモリから、前回最後に選局した放送チャンネルの情報を読み込み、メモリ部112のRAMに記憶する(ステップS401)。続いて、制御部107は、メモリ部112の不揮発性メモリから配信情報を読み出し、メモリ部112のRAMに記憶する(ステップS402)。
次に、制御部107は、前回最後に選局した放送チャンネルに対応するストリーム配信情報をもとに、ルータ18に対するマルチキャスト放送の受信要求を生成し、通信処理部111を制御して、このマルチキャスト放送の受信要求をルータ18に送信する(ステップS403)。
次に、制御部107は、配信情報に含まれる番組情報サーバURLをもとに、配信情報サーバ20から配信情報を取得する要求を生成し、通信処理部111を制御して、この配信情報の取得要求をルータ18を通じてIP通信網14に送出する。配信情報サーバ20は、ルータ12を介してIP通信網14より配信情報の取得要求を受信すると、この要求に含まれる中継元(ルータ18)のIPアドレスをもとにサービスエリアを判別し、このサービスエリアに対する最新の配信情報を要求元である放送受信装置16に宛て返信する。これにより放送受信装置16は、現在のサービスエリアに対応した最新の配信情報を取得する(ステップS404)。
この後、放送受信装置16の制御部107は、今回取得した配信情報の中の地域コードと、不揮発性メモリに格納された既存の配信情報の中の地域コードとを比較する(ステップS405)。この比較で、両方の地域コードが一致する場合には、ステップS403で開始された受信要求に対するマルチキャスト放送の受信が可能であることを意味するので、放送受信装置16の制御部107は、このままマルチキャスト放送の受信を継続する(ステップS409)。この場合には、図5において、画面は、マルチキャスト放送の受信待ちの状態(黒画面)であるAから前回最後に選局したチャンネルの放送画面であるEに切り替わる。
一方、両方の地域コードが一致しない場合には、放送受信装置16の制御部107は、放送受信装置16が所属するサービスエリアが変更されたものと見なして、マルチキャスト放送の受信を停止し(ステップS406)、ステップS404で取得した、現在のサービスエリアに対応したチャンネルの再設定を行うことをユーザに通知するためのチャンネル設定確認画面(図5のB)の表示を行うように表示処理部106を制御する。このチャンネル設定確認画面には、チャンネルの再設定を行うことの了解の入力をユーザに促すメッセージなどが表示されており、ユーザはキー入力部108またはリモートコントローラ(リモコン)109などを操作して、その了解の意思を入力できるようになっている。
ユーザからのチャンネルの再設定の了解の意思が入力されると、放送受信装置16の制御部107は、その地域に対応するチャンネル情報を取得する処理を行う。このチャンネル情報の取得処理は、たとえば、チャンネル情報の配信を行うサーバを設けておき、放送受信装置16が、そのサーバに対して、最新の配信情報に含まれる地域コードを含むチャンネル情報の所得要求をIP通信網14を介して送り、その応答を取得することなどによって行われる。
放送受信装置16の制御部107は、現在の地域に対応したチャンネル情報を取得すると、これをもとに放送チャンネルの再設定を行うとともに、今回取得した最新の配信情報で、不揮発性メモリの既存の配信情報を更新する(ステップS407)。図5のCは、チャンネル情報の取得と再設定の実行中であることを示す画面の例である。
配信情報の更新が完了して放送チャンネルの再設定が済むと、画面に放送チャンネルの再設定の内容が表示される(図5のD)。以後、不揮発性メモリに格納された現在の設置地域に対応した最新の配信情報を用いてマルチキャスト放送の受信要求を行うことができる(ステップS408)。
このように、この実施形態によれば、放送受信装置16の電源投入時に、現在の設置地域に対応した最新の配信情報を取得し、不揮発性メモリの既存の配信情報を自動的に更新することができる。また、この実施形態では、前回最後に選局した放送チャンネルのマルチキャスト放送の受信要求を行った後、配信情報の更新処理が行われるので、放送受信装置16の設置地域に変更がない場合には、電源の投入から放送を視聴できるまでの待ち時間が余計に長引くことはない。なお、本処理は電源投入時に行なわれることに限定されず、任意のタイミングで行うようにしてもよい。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
この実施形態は、サービスエリアのIP放送の編成が変更された場合の放送受信装置16の電源投入時の動作に特徴がある。IP放送の編成の変更とは、放送チャンネルの増減、放送チャンネルに対するTS_IDの割り当ての変更などが行われた場合を言う。
図6はIP放送の編成が変更された場合の配信情報更新処理の手順を示すフローチャートである。
なお、放送受信装置16は、前回最後に選局した放送チャンネルの情報をメモリ部112の不揮発性メモリに配信情報とは別に格納することとする。
放送受信装置16に電源が投入されると、放送受信装置16の制御部107は、メモリ部112の不揮発性メモリから、前回最後に選局した放送チャンネルの情報を読み込み、メモリ部112のRAMに記憶する(ステップS601)。続いて、制御部107は、メモリ部112の不揮発性メモリから配信情報を読み出し、メモリ部112のRAMに記憶する(ステップS602)。
次に、制御部107は、前回最後に選局した放送チャンネルに対応するストリーム配信情報の中のマルチキャストアドレス、送信元ポート番号をもとに、ルータ18に対するマルチキャスト放送の受信要求を生成し、通信処理部111を制御して、このマルチキャスト放送の受信要求をルータ18に送信する(ステップS603)。
次に、制御部107は、配信情報に含まれる番組情報サーバURLをもとに、配信情報サーバ20から配信情報を取得する要求を生成し、通信処理部111を制御して、この配信情報の取得要求をルータ18を通じてIP通信網14に送出する。配信情報サーバ20は、ルータ12を介してIP通信網14より配信情報の取得要求を受信すると、この要求に含まれる中継元(ルータ18)のIPアドレスをもとに要求元のサービスエリアを判別し、このサービスエリアに対する最新の配信情報を要求元である放送受信装置16に宛て返信する。これにより放送受信装置16は、現在の設置地域に対応した最新の配信情報を取得する(ステップS604)。
次に、放送受信装置16の制御部107は、マルチキャスト放送の受信要求に対して、放送信号を受信できたかどうかを判断する(ステップS605)。放送信号を受信できた場合には、制御部107は、その受信したマルチキャスト放送のトランスポートストリームに付加されているTS_IDをチェックし、このTS_IDが、不揮発性メモリに格納されている、前回選局された放送チャンネルに対応するストリーム配信情報の中のTS_IDと一致するかどうかを判断する(ステップS606)。TS_IDが一致する場合には、次に、制御部107は、ステップS604で取得した現在のサービスエリアに対応する配信情報と不揮発性メモリに格納された既存の配信情報とがすべての内容で一致するかどうかを判断する(ステップS607)。配信情報が一致したならば、IP放送の編成に変更はないものとして、そのままマルチキャスト放送の受信を継続する(ステップS608)。この場合には、図5において、画面は、放送の受信待ちの状態(黒画面)であるAから、前回最後に選局したチャンネルの放送画面であるEに切り替わる。また、配信情報が不一致の場合には、不揮発性メモリの既存の配信情報を、ステップS604で取得した最新の配信情報で更新する(ステップS609)。このケースは、マルチキャスト放送の受信要求先の放送チャンネルに変更はないが、同じサービスエリアの別の放送チャンネルに変更があったことを示している。
次に、ステップS605の判断でマルチキャスト放送を受信できない場合を説明する。ステップS605の判断では、前回最後に選局した放送チャンネルのマルチキャスト放送の受信要求に対して、そのマルチキャスト放送を受信できたかどうかを判断しているので、マルチキャスト放送を受信できないことは、その放送チャンネルが停止したことを意味する。この場合、制御部107は、マルチキャスト放送の受信要求を停止し(ステップS610)、画面を通して、その要求した放送チャンネルからの放送信号の受信が不可であることの了解の入力をユーザに促す(ステップS611)。ユーザはキー入力部108やリモートコントローラ(リモコン)109などを操作して、その了解の意思を入力する。
制御部107は、ユーザからの了解の意思が入力されると、不揮発性メモリの既存の配信情報を、ステップS604で取得した最新の配信情報で更新する(ステップS612)。この後、制御部107は、更新された配信情報をもとに改めてマルチキャスト放送の受信要求を生成し、通信処理部111を制御して、このマルチキャスト放送の受信要求をルータ18に送信する(ステップS613)。この後、ステップS605のマルチキャスト放送の受信確認から処理をやり直す。
次に、ステップS606の判断でマルチキャスト放送を受信できたものの、その受信したマルチキャスト放送のトランスポートストリームに付加されているTS_IDが、前回最後に選局された放送チャンネルに割り当てられたストリーム配信情報の中のTS_IDと一致しない場合を説明する。ここで、TS_IDが一致しないのは、その放送チャンネルに割り当てられたマルチキャストアドレスと送信元ポート番号との組み合わせは存在するものの、その放送チャンネルが配信するマルチキャスト放送のトランスポートストリームに埋め込まれたTS_IDが変更されたことを意味する。
この場合、放送受信装置16の制御部107は、ステップS603から継続するマルチキャスト放送の受信要求を停止し(ステップS614)、図7に示すように、画面を通して、その要求した放送チャンネルに変更が発生したことをユーザに通知する(ステップS615)。この後、制御部107は、不揮発性メモリの既存の配信情報を、ステップS604で取得した最新の配信情報で更新し(ステップS612)、更新された配信情報をもとに、ルータ18に対するマルチキャスト放送の受信要求を改めて生成し、通信処理部111を制御して、このマルチキャスト放送の受信要求をルータ18に送信する(ステップS613)。この後、ステップS605のマルチキャスト放送の受信確認から処理をやり直す。
このように、本発明にかかる第2の実施形態によれば、放送受信装置16の電源投入時に、IP放送の編成が変更されたことを検出して最新の配信情報を取得し、不揮発性メモリの既存の配信情報を自動的に更新することができる。また、この実施形態では、前回最後に選局した放送チャンネルのマルチキャスト放送の受信要求を行った後、配信情報の更新処理が開始されるので、IP放送の編成に変更がない場合には、電源の投入から放送を視聴できるまでの待ち時間が余計に長引くことはない。なお、本処理は電源投入時に行なわれることに限定されず、任意のタイミングで行うようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の一実施の形態に係る、サービスエリアごとのIP放送システムの全体構成例を示す図である。 図1の放送受信装置の基本構成を示す図である。 配信情報の構成を示す図である。 図2の放送受信装置における配信情報更新処理の手順を示すフローチャートである。 図4に示す配信情報更新処理におけるユーザインタフェース画面を示す図である。 IP放送の編成が変更された場合の配信情報更新処理の手順を示すフローチャートである。 図6に示す配信情報更新処理におけるユーザインタフェース画面を示す図である。
符号の説明
10−1,・・・,10−n IP放送送出サーバ
12 ルータ
14 IP通信網
16 放送受信装置
18 ルータ
20 配信情報サーバ
107 制御部
111 通信処理部
112 メモリ部

Claims (6)

  1. IP通信網に配信されたマルチキャスト放送を受信するために必要な配信情報を記憶する配信情報記憶部と、
    最後に選局された放送チャンネルの情報を記憶する選局履歴記憶部と、
    前記選局履歴記憶部に記憶された放送チャンネルの情報及び前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とをもとに前記マルチキャスト放送の受信要求を送信した後、前記IP通信網より配信情報を取得し、取得した配信情報と前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とを比較して、不一致の場合には、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新する配信情報更新部と
    を具備することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記配信情報更新部は、前記取得した配信情報と前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とが不一致の場合に、ユーザに更新の必要を告知し、ユーザからの更新の指示を入力したとき、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記配信情報は前記サービスエリアを示す地域コードを含んでおり、
    前記配信情報更新部は、前記IP通信網より取得した前記配信情報の中の前記地域コードと前記配信情報記憶部に記憶された既存の前記配信情報の中の前記地域コードとを比較して、不一致の場合には、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記配信情報はマルチキャスト放送ごとに割り当てられたトランスポートストリームの識別情報を含んでおり、
    前記配信情報更新部は、要求したマルチキャスト放送と受信したマルチキャスト放送とで前記トランスポートストリームの識別情報が異なる場合に、前記IP通信網より取得した最新の配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  5. 前記配信情報更新部は、前記要求したマルチキャスト放送を受信できない場合に、前記IP通信網より取得した最新の配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  6. 放送受信装置に、IP通信網にサービスエリアごとに配信されたマルチキャスト放送を受信するために必要な配信情報を記憶する配信情報記憶部と、最後に選局された放送チャンネルの情報を記憶する選局履歴記憶部とを設けておき、
    前記選局履歴記憶部に記憶された放送チャンネルの情報及び前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とをもとに前記マルチキャスト放送の受信要求を送信した後、前記IP通信網より配信情報を取得し、取得した配信情報と前記配信情報記憶部に記憶された配信情報とを比較して、不一致の場合には、前記取得した配信情報で前記配信情報記憶部に記憶された既存の配信情報を更新することを特徴とする放送受信装置の配信情報更新方法。
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