JP2008021530A - プラズマディスプレイパネルの検査方法、調整方法および検査装置、調整装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの検査方法、調整方法および検査装置、調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プラズマディスプレイパネルの色むらを自動的に検査し、またパネルの色むらを抑制する調整を自動的に行うことにより、パネルの検査、調整工程に要する時間を短縮する。
【解決手段】パネル10の表示画面に白を表示するステップと、表示画面をカラーカメラ132で撮像して画像データを出力するステップと、画像データにもとづき、赤の画像データと緑の画像データとの差の二乗、緑の画像データと青の画像データとの差の二乗、および青の画像データと赤の画像データとの差の二乗をそれぞれ算出し、さらにそれらの和を彩度データとして算出するステップと、彩度データにもとづきパネル10の表示画面の色むらが許容範囲であるか否かを判定するステップとを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル製造工程におけるプラズマディスプレイパネルの検査方法、調整方法およびそれらを用いた検査装置、調整装置に関する。
テレビ等の画像表示装置やコンピュータ用モニタとして、薄型、軽量のプラズマディスプレイパネル(以下、「パネル」と略す)が用いられるようになり、近年、その生産台数が飛躍的に向上しつつある。それに伴いパネルの生産現場では、パネルの画像表示品質を向上させ、かつ安定した動作をさせるための調整を短時間で実行する技術の確立が望まれている。
パネルの製造工程では、初期化放電、書込み放電、維持放電等の放電を安定に発生させるための駆動電圧の調整、および表示画像の輝度・コントラスト・ホワイトバランス等の調整を行っている。これら調整工程の時間を短縮する技術として、例えば、色度を測定する色度測定装置と、同測定結果に対応してホワイトバランスの補正パターンを発生する補正パターン発生部と、同パターンをプラズマディスプレイ装置に転送する転送手段である補正パターン書込み装置とを備えたホワイトバランス調整装置が特許文献1に開示されている。
特開平10−84553号公報
しかしながら、ホワイトバランスがパネルの表示面全面で均一ではなく、表示面内でホワイトバランスにばらつきがあり、いわゆる色むらが発生しているパネルに対しては、ホワイトバランス調整が正常に終了せず、調整工程に多大の時間がかかるという問題点があった。またこのような問題点を解決するために、色むらの大きいパネルをあらかじめ選別し、別途再調整を行う等も行われたが、色むらの検査、選別、再調整は、作業員による官能検査、官能調整に頼る部分が多く、作業員の個人差が検査、調整に影響を与える等の問題点もあった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、パネルの色むらを自動的に検査し、またパネルの色むらを抑制する調整を自動的に行うことにより、パネルの検査、調整工程に要する時間を短縮できるパネルの検査方法、調整方法およびそれらを用いた検査装置、調整装置を提供することを目的とする。
本発明はパネルの色むらを検査する検査方法であって、パネルの表示画面に検査用画面を表示するステップと、表示画面をカラーカメラで撮像して画像データを出力するステップと、画像データにもとづき、赤の画像データと緑の画像データとの差の二乗、緑の画像データと青の画像データとの差の二乗、および青の画像データと赤の画像データとの差の二乗をそれぞれ算出し、さらにそれらの和を彩度データとして算出するステップと、彩度データにもとづきパネルの表示画面の色むらを検出し、かつその色むらが許容範囲であるか否かを判定するステップとを有する。この方法により、パネルの検査工程に要する時間を短縮できるパネルの検査方法を提供することができる。
また本発明のパネルの検査装置は、パネルを駆動するとともにパネルの表示画面に検査用画像を表示するパネル駆動回路と、パネルの表示画面を撮像する撮像手段と、撮像手段が撮像した画像データにもとづきパネルの色むらを検出し、かつその色むらが許容範囲であるか否かを判定する画像処理手段とを備え、請求項1に記載のパネルの検査方法を実行する。この構成により、パネルの検査工程に要する時間を短縮できるパネルの検査装置を提供することができる。
また本発明は、表示電極対を有する放電セルを複数備え、表示電極対に維持パルスを印加して放電セルを発光させて画像を表示するパネルに対して、維持パルスの電圧を調整する調整方法であって、維持パルスの電圧を初期設定するステップと、パネルの表示画面に表示した検査用画像の色むらを検出し、かつその色むらが許容範囲であるか否かを判定するステップと、色むらが許容範囲を超えた場合に維持パルスの電圧を上昇させるステップとを有する。この方法により、調整工程に要する時間を短縮できるパネルの調整方法を提供することができる。
また本発明のパネルの調整装置は、パネルを駆動するとともに維持パルスの電圧を可変可能としたパネル駆動回路と、パネルの表示画面を撮像する撮像手段と、撮像手段が撮像した画像データにもとづきパネルの色むらを検出し、かつその色むらが許容範囲であるか否かを判定する画像処理手段とを備え、請求項3に記載のパネルの調整方法を実行する。この構成により、パネルの調整工程に要する時間を短縮できるパネルの調整装置を提供することができる。
本発明によれば、パネルの色むらを自動的に検査し、またパネルの色むらを抑制する調整を自動的に行うことにより、パネルの検査、調整工程に要する時間を短縮できるパネルの検査方法、調整方法およびそれらを用いた検査装置、調整装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態におけるパネルの検査方法および検査装置について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態に用いるパネルの要部を示す分解斜視図である。パネル10は、ガラス製の前面基板21と背面基板31とを対向配置して、その間に放電空間を形成するように構成されている。前面基板21上には表示電極対28を構成する走査電極22と維持電極23とが互いに平行に対をなして複数形成されている。そして、走査電極22および維持電極23を覆うように誘電体層24が形成され、誘電体層24上には保護層25が形成されている。また、背面基板31上には複数のデータ電極32が平行に形成されている。そしてデータ電極32を覆うように絶縁体層33が形成され、絶縁体層33上に井桁状の隔壁34が設けられている。また、絶縁体層33の表面および隔壁34の側面には、赤、緑、青の蛍光体層35R、35G、35Bが設けられている。そして、走査電極22および維持電極23とデータ電極32とが交差するように前面基板21と背面基板31とが対向配置されており、その間に形成される放電空間には、放電ガスとして、例えばネオンとキセノンの混合ガスが封入されている。なお、パネルの構造は上述したものに限られるわけではなく、例えばストライプ状の隔壁を備えたものであってもよい。
図2は本発明の実施の形態に用いるパネルの電極配列図である。行方向にn本の走査電極22およびn本の維持電極23が配列され、列方向にm本のデータ電極32が配列されている。そして、1対の走査電極22および維持電極23と1つのデータ電極32とが交差した部分に放電セルが形成され、放電セルは放電空間内にm×n個形成されている。
次に、パネルの色むらを検査する方法および装置について説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるパネル検査装置100の構成図である。パネル検査装置100は、検査するパネル10を保持するパネル保持台110と、パネル10を検査するための画像信号を発生するとともにパネル10を駆動して画像表示を行うパネル駆動回路120と、パネル10に表示された画像を撮像して赤、緑、青それぞれの色の画像データとして出力する撮像手段130と、撮像手段130で撮像されたパネル10の画像にもとづいて、パネル10の色むらの判定を行う画像処理手段150とを備えている。
図4は本発明の実施の形態1におけるパネル駆動回路120の回路ブロック図である。パネル駆動回路120は、画像信号発生部121、データ電極駆動部122、走査電極駆動部123、維持電極駆動部124、タイミング発生部125および電源部126を備えている。画像信号発生部121はパネルの検査または調整に必要な画像信号を発生し、その画像信号を複数のサブフィールドに対応する複数のビットに分割しデータ電極駆動部122に出力する。データ電極駆動部122はサブフィールド毎の画像信号をデータ電極32のそれぞれに対応する信号に変換し各データ電極32を駆動する。タイミング発生部125は画像信号の水平同期信号、垂直同期信号をもとにして各種のタイミング信号を発生し、駆動回路ブロックのそれぞれへ供給する。走査電極駆動部123はタイミング信号にもとづいて走査電極22に駆動波形を供給し、維持電極駆動部124はタイミング信号にもとづいて維持電極23に駆動波形を供給する。
次に、パネル駆動回路120の動作について説明する。パネルを駆動する方法としてはサブフィールド法が用いられている。これは、1フィールド期間を複数のサブフィールド(第1SF、第2SF、・・・)に分割し、それぞれのサブフィールドで各放電セルの発光、非発光を制御することにより輝度表示を行う方法である。そして、サブフィールドのそれぞれは、初期化期間、書込み期間および維持期間を有する。図5は本発明の実施の形態1におけるパネルの各電極に印加する駆動電圧波形図である。
初期化期間では、まずその前半部において、データ電極32および維持電極23を0(V)に保持し、走査電極22に対して放電開始電圧以下となる電圧Vi1から放電開始電圧を超える電圧Vi2に向かって緩やかに上昇するランプ電圧を印加する。すると、すべての放電セルにおいて微弱な初期化放電を起こし、走査電極22、維持電極23およびデータ電極32上に壁電圧が蓄積される。ここで、電極上の壁電圧とは電極を覆う誘電体層上や蛍光体層上等に蓄積した壁電荷により生じる電圧を指す。
続いて初期化期間の後半部において、維持電極23を正の電圧Ve1に保ち、走査電極22に電圧Vi3から電圧Vi4に向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加する。すると、すべての放電セルにおいて再び微弱な初期化放電を起こし、走査電極22、維持電極23およびデータ電極32上の壁電圧が書込み動作に適した値に調整される。
なお、1フィールドを構成するサブフィールドのうちいくつかのサブフィールドでは初期化期間の前半部を省略してもよく、その場合には、直前のサブフィールドで維持放電を行った放電セルに対して選択的に初期化動作が行われる。図5には、第1SFの初期化期間では前半部および後半部を有する初期化動作、第2SF以降のサブフィールドの初期化期間では後半部のみの有する初期化動作を行う駆動波形を示した。
書込み期間では、1行目に発光すべき放電セルのデータ電極32に電圧Vdの書込みパルスを印加するとともに、1行目の走査電極22に電圧Vaの走査パルスを印加する。すると、1行目に発光すべき放電セルで書込み放電が起こり、この放電セルの走査電極22上に正の壁電圧、維持電極23上に負の壁電圧が蓄積される。一方、書込みパルスを印加しなかったデータ電極32と走査電極22との交差部では書込み放電は発生しない。以上の書込み動作をn行目の放電セルに至るまで順次行い、書込み期間が終了する。
続く維持期間では、維持電極23を0(V)に戻し、走査電極22に電圧Vsの維持パルスを印加する。すると書込み放電を起こした放電セルにおいては、走査電極22上と維持電極23上との間の電圧は電圧Vsに走査電極22上および維持電極23上の壁電圧の大きさが加算されたものとなり放電開始電圧を超え、走査電極22と維持電極23との間に維持放電が起こり発光する。このとき走査電極22上に負の壁電圧が蓄積され、維持電極23上に正の壁電圧が蓄積される。続いて走査電極22を0(V)に戻し、維持電極23に電圧Vsの維持パルスを印加する。すると、維持放電を起こした放電セルでは、維持電極23上と走査電極22上との間の電圧が放電開始電圧を超えるので再び維持電極23と走査電極22との間に維持放電が起こり、維持電極23上に負の壁電圧が蓄積され走査電極22上に正の壁電圧が蓄積される。以降同様に、走査電極22と維持電極23とに、必要な数の維持パルスを印加することにより、書込み放電を起こした放電セルで維持放電が継続して行われる。なお、書込み放電が起きなかった放電セルでは維持放電は発生せず、初期化期間の終了時における壁電圧が保持される。こうして維持期間における維持動作が終了する。
続く第2SF以降のサブフィールドにおいても、第1SFの動作とほぼ同様の維持動作を行う。このようにして、放電セルのそれぞれをサブフィールド毎に発光、非発光制御して、各サブフィールドの維持期間の発光を組み合わせて画像表示を行う。
なお、維持期間において走査電極22および維持電極23に交互に印加する維持パルスの電圧Vsは、表示画像の輝度、パネルの消費電力等に大きな影響を与える。維持パルスの電圧Vsを高く設定すると、各放電セルの輝度が上昇し放電セルの輝度のばらつきも抑制されるので、輝度が上昇しかつ色むらも抑制される傾向がある。しかし電圧Vsを高く設定すると、パネルおよび駆動回路の消費電力が増加するだけでなくパネルの駆動マージンが小さくなる傾向があるので、維持パルスの電圧Vsを必要以上に高く設定しないことが望ましい。
続いて、図3に戻って、撮像手段130および画像処理手段150について説明する。
撮像手段130はCCDカメラ等のカラーカメラ132と、それを制御するための撮像制御部134とを備える。ここで用いられるカメラ132は、パネル10の1つの放電セルに対して1つ以上の画素で撮像できる解像度を有するものが望ましい。また、撮像したパネル10の放電セルとカメラの画素とが干渉してモアレ縞を生じる場合には、モアレ縞が生じないようにカメラのレンズをデフォーカスさせてもよい。撮像制御部134は、カメラ132の露光時間の設定、カメラ132の同期等の制御を行うとともに、カメラ132の出力信号にAD変換等の信号処理を施し画像データを生成する。
画像処理手段150は、撮像手段130で撮像した赤、緑、青の各画像データを記憶する画像記憶部160と、画像データのそれぞれを正規化する正規化部171、正規化した画像データを彩度データに変換する彩度変換部172と、彩度データに対して孤立点除去処理を行う孤立点除去部173と、孤立点除去処理後の彩度データに対して周辺比較処理を行う周辺比較部175と、周辺比較処理を行ったデータを所定のしきい値と比較して色むらの発生している領域を抽出する領域抽出部176と、抽出した領域にもとづいてパネル10の良否判定を行う良否判定部182とを備えている。
ここで、画像記憶部160は、例えば画像メモリを用いて構成することができる。また正規化部171、彩度変換部172、孤立点除去部173、周辺比較部175、領域抽出部176は、それぞれ個別に専用の信号処理回路を設けてもよいが、本実施の形態においてはCPU、メモリ等を用いた演算回路を設け、これらの機能を実現している。
図6は本発明の実施の形態1における色むらの検査方法を示すフローチャートである。本実施の形態におけるフローチャートは、検査用画像としてパネル10を全面白色に表示させるステップS11、パネル10の表示画像を撮像するステップS12、撮像された画像データを正規化するステップS13、正規化された画像データを彩度データに変換するステップS14、彩度データに孤立点除去処理を行うステップS15、孤立点除去処理を行った彩度データに周辺比較処理を行うステップS16、周辺比較処理を行ったデータを所定のしきい値と比較して色むらの発生している領域を抽出するステップS17、抽出された領域にもとづきパネルの良否判定を行うステップS18を有する。以下、ステップS11からステップS18まで、順を追って説明する。
(ステップS11)
パネル駆動回路120は、パネル10の各電極に所定の駆動波形を印加するとともに、画面全面が白色となる画像信号を発生し、パネル10を発光させて、パネル10の表示画面に白を表示する。このとき、パネル10の輝度が平均で100cd/m〜250cd/m、色度xが平均で0.27〜0.33、色度yも平均で0.27〜0.33となるように発光させる。この平均輝度、平均色度については、パネル10の表示画面全面での値にもとづき算出することが望ましいが、例えば表示画面の4隅と表示画面の中心部との5箇所における値の平均値を用いてもよい。
(ステップS12)
撮像手段130は、画面全面を白色に発光させたパネル10の表示画面を撮像する。そして画像記憶部160は、撮像制御部134から出力される画像データを記憶する。なお本実施の形態においては、撮像手段130として16bitのカラーCCDカメラを用いて、赤の画像データRo、緑の画像データGo、青の画像データBoのそれぞれが30000階調〜50000階調の範囲に入るように、カラーCCDカメラの露光時間とゲインが調整されている。
(ステップS13)
次に正規化部171は、赤の画像データRo、緑の画像データGo、青の画像データBoのそれぞれの値が「40000」を基準として同程度になるように正規化する。正規化されたそれぞれの画像データは、
正規化された赤の画像データ:Rnr=(Ro/Rav)×40000、
正規化された緑の画像データ:Gnr=(Go/Gav)×40000、
正規化された青の画像データ:Bnr=(Bo/Bav)×40000
である。ここで、Rav、Gav、Bavはそれぞれ赤の画像データRoの平均値、緑の画像データGoの平均値、青の画像データBoの平均値を示す。
(ステップS14)
次に、彩度変換部172は、正規化された赤、緑、青の画像データRnr、Gnr、Bnrを用いて、赤の画像データRnrと緑の画像データGnrとの差の二乗、緑の画像データGnrと青の画像データBnrとの差の二乗、および青の画像データBnrと赤の画像データRnrとの差の二乗をそれぞれ算出し、さらにそれらの和を彩度データCoとして算出する。すなわち、
彩度データ:Co={(Rnr−Gnr)+(Gnr−Bnr)+(Bnr−Rnr)}×50/(Vmax×3)
ここで、Vmaxは、正規化された画像データRnr、Gnr、Bnrの最大値である。また「50」は信号処理の精度を上げるための定数である。
(ステップS15)
次に、孤立点除去部173は、彩度データCoの孤立点除去処理を行う。本実施の形態においては孤立点除去処理として、注目画素の彩度データCoを、その画素と周辺画素との彩度データの平均値で置き換える、いわゆる平滑化フィルタ処理を行う。図7は、本発明の実施の形態1における孤立点除去処理の方法を説明するための図である。図7(a)は孤立点除去処理を行う前の彩度データCoの一例を示しており、注目画素の座標(x、y)に対する彩度データCo(x、y)と、それに隣接する8つの画素の彩度データCo(x−1、y−1)、Co(x、y−1)、Co(x+1、y−1)、Co(x−1、y)、Co(x+1、y)、Co(x−1、y+1)、Co(x、y+1)、Co(x+1、y+1)の値を表している。ここで、x、yは画素の位置を特定する座標であり、xは横方向の座標、yは縦方向の座標である。そして、注目画素に対する孤立点除去処理後の彩度データCavは、
孤立点除去処理後の彩度データ:Cav(x、y)={Co(x−1、y−1)+Co(x、y−1)+Co(x+1、y−1)+Co(x−1、y)+Co(x、y)+Co(x+1、y)+Co(x−1、y+1)+Co(x、y+1)+Co(x+1、y+1)}/9
である。図7(b)は、図7(a)に示した彩度データCoに対して孤立点除去処理を行った後の注目画素に対する彩度データCavを示している。そして、注目画素における孤立点除去処理後の彩度データCav(x、y)の値は、
Cav(x、y)=(1151+1112+1078+1087+1585+1113+1064+1122+1038)/9=1150
となる。
この孤立点除去処理を行うことで画像信号に含まれるノイズ成分の影響を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、孤立点除去処理後の彩度データCavとして、注目画素および注目画素を囲む8つの画素の合計9画素での平均値を求めているが、さらに広い範囲の画素、例えば、注目画素を中心とする縦5画素×横5画素の25画素での平均を求めることにより、画像信号に含まれるノイズをさらに抑制することができる。
(ステップS16)
次に周辺比較部175は、孤立点除去処理後の彩度データCavに対して周辺比較処理を行う。本実施の形態においては周辺比較処理として、注目画素の彩度データCavを、その画素と周辺画素との彩度データの差の合計で置き換える、いわゆる2次微分処理を行う。
図8は本発明の実施の形態1における周辺比較処理の方法を説明するための図である。図8(a)は周辺比較処理を行う前の彩度データCavの一例を示しており、注目画素の座標(x、y)に対する彩度データCav(x、y)と、そこから上、下、右、左方向にそれぞれ50画素離れた4つの画素の彩度データCav(x、y−50)、Cav(x−50、y)、Cav(x+50、y)、Cav(x、y+50)の値を表している。そして、注目画素に対する2次微分処理後の周辺比較データG(x、y)は、
周辺比較データ:G(x、y)=|{Cav(x、y)−Cav(x−50、y)}+{Cav(x、y)−Cav(x+50、y)}+{Cav(x、y)−Cav(x、y−50)}+{Cav(x、y)−Cav(x、y+50)}|
=|4Cav(x、y)−Cav(x−50、y)−Cav(x+50、y)−Cav(x、y−50)−Cav(x、y+50)|
である。図8(b)は、図8(a)に示した彩度データCavに対して周辺比較処理を行った後の注目画素の座標(x、y)に対する周辺比較データG(x、y)を示している。そして、注目画素における周辺比較データG(x、y)の値は、
G(x、y)=|1150×4−1029−965−923−897|=786
となるので、注目画素における周辺比較データG(x、y)は16となる。
以上のように周辺比較処理では、注目画素の彩度データCav(x、y)とそこから所定の距離だけ離れた周辺画素の彩度データCavとの差分の和の絶対値を周辺比較データG(x、y)として求めている。このような周辺比較処理を行うと、注目画素の彩度がその周辺の画素の彩度に比べて大きく異なる場合には周辺比較データG(x、y)が大きな値となる。すなわち、周辺の画素との彩度の差が大きい画素では周辺比較データGは大きな値を示し、周辺画素との彩度の差が小さな画素では周辺比較データGは小さくなる。そして、周辺比較データGが大きな値を示す画素では色むらが発生していると判定することができる。
なお、本実施の形態においては、注目画素から50画素離れた4つの画素の彩度データCavを用いて周辺比較処理を行ったが、注目画素からの距離、比較する画素の数はパネルの画面サイズ、パネルの仕様等により最適な値に設定することが望ましい。
(ステップS17)
次に領域抽出部176は、周辺比較処理を行ったデータを所定のしきい値と比較して、周辺比較データが大きい領域を色むらの発生している領域として抽出する。図9は、本発明の実施の形態1において抽出された色むら領域の一例を示す図である。本実施の形態においては所定のしきい値を「512」と設定し、周辺比較データの大きさが「512」以上の値を有する画素の領域を色むらの発生している領域として抽出する。
(ステップS18)
良否判定部182は、ステップS17で抽出した領域にもとづきパネルの良否判定を行う。本実施の形態においては、1つでも領域が抽出された場合には、そのパネルは不適合と判定し再調整工程へ送る。それ以外のパネルは適合と判定し次工程へ送る。
なお、パネルの良否判定の基準は、パネルの使用目的等に応じて変更してもよい。例えば上記の判定基準を少し緩めて、抽出された領域のそれぞれに対して周辺比較データの平均値を求め、この平均値のすべてが「1300」未満であれば、適合と判定してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、パネルの色むらの定量的な判定、検査を短時間で自動的に実施することができる。また、作業員の感覚に頼ることなく調整できるので、ばらつきの少ない均一な判定を行うことができる。
なお、色むらを正確に定量化するためには彩度データだけでなく色相のデータも必要であるが、プラズマディスプレイパネルの特性上、彩度が等しく色相だけが変化する色むらは殆ど発生しないので、上述したように彩度データを用いて比較的簡単なデータ処理を行うことで色むらの検査を行うことができる。
また、実施の形態1においては、パネルの色むらを検査するパネル検査装置およびその動作について説明したが、上述したパネルの検査装置を用いて、その検査結果にもとづき電極に印加する駆動電圧を可変とすることで、パネルの色むらを軽減するパネルの調整装置を構成することができる。以下に、このような考え方にもとづくパネル調整装置の例について説明する。
(実施の形態2)
図10は本発明の実施の形態2におけるパネル調整装置200の構成図である。パネル調整装置200は、パネル保持台110と、パネル駆動回路220と、撮像手段230と、画像処理手段250とを備えている。なお、実施の形態1と同一の回路ブロック、機能ブロックには同一の符号を付している。本実施の形態が実施の形態1と異なるところは、パネル良否判定部の判定結果にもとづきパネル10の走査電極22および維持電極23に印加する維持パルスの電圧Vsを可変するように構成したところである。
画像処理手段250は、画像記憶部160と、正規化部171と、彩度変換部172と、孤立点除去部173と、周辺比較部175と、領域抽出部176と、良否判定部282とを備えている。良否判定部282はパネル10の色むらが許容範囲内であるか許容範囲を超えているかを判定し、その判定結果をパネル駆動回路220の電源部226と撮像手段230の撮像制御部234とに出力する。
パネル駆動回路220は、画像信号発生部121、データ電極駆動部122、走査電極駆動部123、維持電極駆動部124、タイミング発生部125および電源部226を備えている。走査電極駆動部123および維持電極駆動部124は、各サブフィールドの維持期間において、対応する電極に図5に示した維持パルスを印加する。電源部226は、駆動回路ブロックのそれぞれに必要な電源を供給する。特に、維持パルスを生成するための電圧Vsを走査電極駆動部123および維持電極駆動部124に供給している。そして電源部226は、画像処理手段250の良否判定部282の判定結果にしたがって電圧Vsの値を設定する。
上述したように、走査電極22および維持電極23に交互に印加する維持パルスの電圧Vsの値は、表示画像の輝度、パネルの消費電力等に大きな影響を与える。そして電圧Vsを高く設定すると、各放電セルの輝度が上昇し放電セルの輝度のばらつきも抑制されるので色むらも改善される。しかし電圧Vsを高く設定すると、パネルおよび駆動回路の消費電力が増加するだけでなくパネルの駆動マージンが小さくなる傾向がある。したがって電圧Vsは必要以上に高く設定しないことが望ましい。
撮像手段230はカメラ132と、それを制御するための撮像制御部234とを備える。撮像制御部234は、カメラ132の露光時間の設定、カメラ132の同期等の制御およびカメラ132の出力信号にAD変換を施す等の信号処理を行うとともに、画像処理手段250の良否判定部282の判定結果にしたがってパネル10の表示画面を撮像する。
図11は本発明の実施の形態2における色むらの調整方法を示すフローチャートである。本実施の形態におけるフローチャートは、維持パルスの電圧Vsを初期設定するステップS21、パネルの表示画像にもとづき色むらの発生している領域を抽出するステップS22、パネルの色むらが許容範囲か否かを判定するステップS23、パネルの色むらが許容範囲外である場合に維持パルスの電圧Vsを上昇させるステップS24、維持パルスの電圧Vsが設定範囲であるか否かを判定するステップS25を有する。ここで、パネルの色むらの領域を抽出するステップS22は実施の形態1におけるパネル検査方法のステップS11〜ステップS17と同様であるため同一の符号を付して詳細な説明を省略する。以下、ステップS21からステップS25まで、順を追って説明する。
(ステップS21)
電源部226は、パネルの走査電極22および維持電極23に印加する維持パルスの電圧Vsの値を設定範囲内で最も低い電圧Vsminに設定する。例えば維持パルス電圧Vsの設定範囲が170(V)〜190(V)であれば、電源部226は、電圧Vsを170(V)に設定する。
(ステップS22)
パネル駆動回路220は検査用画像として画面全面が白色となる画像信号を発生しパネル10を発光させる(=ステップS11)。そして、撮像手段230がパネル10の表示画面を撮像する(=ステップS12)。次に正規化部171が、赤、緑、青の画像データRo、Go、Boのそれぞれを正規化し(=ステップS13)、正規化された赤、緑、青の画像データを彩度変換部172が彩度データCoに変換する(=ステップS14)。そして、孤立点除去部173が彩度データCoの孤立点除去処理を行い(=ステップS15)、周辺比較部175が孤立点除去処理後の彩度データCavに対して周辺比較処理を行う(=ステップS16)。そして領域抽出部176が、周辺比較処理を行ったデータGを所定のしきい値と比較して周辺比較データの大きい領域を色むらの発生している領域として抽出する(=ステップS17)。
(ステップS23)
良否判定部282は、ステップS17で抽出した領域にもとづき色むらが許容範囲であるか否かを判定する。本実施の形態においては、1つでも領域が抽出された場合には、そのパネルの色むらは許容範囲外であると判定し、許容範囲外であることを示す信号を撮像制御部234および電源部226に出力する。そしてステップS24に進む。
領域が抽出されなかった場合には、そのパネルの色むらは許容範囲内であると判定し調整を終了する。そして、このときの維持パルスの電圧Vsの値をそのパネルの調整電圧として記録し、その電圧値とともにパネルを次の工程に送る。
(ステップS24)
ステップS23において良否判定部282が許容範囲外であると判定した場合には、電源部226は、維持パルスの電圧Vsを所定の電圧だけ上昇させる。本実施の形態においては電圧Vsを1(V)上昇させるものとして説明する。
(ステップS25)
維持パルスの電圧Vsが設定範囲の上限値Vsmaxを超えない場合にはステップS22に戻り、色むらの検査を繰り返す。維持パルスの電圧Vsが設定範囲の上限値Vsmaxを超えた場合には、そのパネルは不適合と判定して調整を終了する。本実施の形態においては上述したように電圧Vsmax=190(V)であるが、この値はパネルの仕様等により最適な値に決定されることが望ましい。
以上のように本実施の形態においては、まず維持パルス電圧Vsを低く設定して色むらの検査を行い、色むらが許容範囲を超えている場合に維持パルス電圧Vsを1(V)ずつ上昇させて色むらが許容範囲に収まるように調整する。このように調整することで、維持パルス電圧Vsが必要以上に高く設定されることを防止している。またこれらの調整を自動的に実行することで、調整工程の時間を短縮することができる。さらに作業員の感覚に頼ることなく調整できるので、ばらつきの少ない均一な調整を行うことができる。
なお、本実施の形態において用いた具体的な各数値は、単に一例を挙げたに過ぎず、パネルの特性やプラズマディスプレイ装置の仕様等に合わせて、適宜最適な値に設定することが望ましい。
本発明は、パネルの色むらを自動的に検査し、またパネルの色むらを抑制する調整を自動的に行うことにより、パネルの検査、調整工程に要する時間を短縮できるので、パネルの検査方法、調整方法およびそれらを用いた検査装置、調整装置等として有用である。
本発明の実施の形態に用いるパネルの要部を示す分解斜視図 同パネルの電極配列図 本発明の実施の形態1におけるパネル検査装置の構成図 同パネル検査装置のパネル駆動回路の回路ブロック図 同パネル検査装置のパネルの各電極に印加する駆動電圧波形図 同パネル検査装置の色むらの検査方法を示すフローチャート 同パネル検査装置の孤立点除去処理の方法を説明するための図 同パネル検査装置の周辺比較処理の方法を説明するための図 同パネル検査装置において抽出された色むら領域の一例を示す図 本発明の実施の形態2におけるパネル調整装置の構成図 同パネル調整装置の色むらの調整方法を示すフローチャート
符号の説明
10 パネル
22 走査電極
23 維持電極
28 表示電極対
32 データ電極
100 パネル検査装置
110 パネル保持台
120,220 パネル駆動回路
121 画像信号発生部
122 データ電極駆動部
123 走査電極駆動部
124 維持電極駆動部
125 タイミング発生部
126,226 電源部
130,230 撮像手段
132 (カラー)カメラ
134,234 撮像制御部
150,250 画像処理手段
160 画像記憶部
171 正規化部
172 彩度変換部
173 孤立点除去部
175 周辺比較部
176 領域抽出部
182,282 良否判定部
200 パネル調整装置

Claims (4)

  1. プラズマディスプレイパネルの色むらを検査する検査方法であって、
    前記プラズマディスプレイパネルの表示画面に検査用画像を表示するステップと、
    前記表示画面をカラーカメラで撮像して画像データを出力するステップと、
    前記画像データにもとづき、赤の画像データと緑の画像データとの差の二乗、緑の画像データと青の画像データとの差の二乗、および青の画像データと赤の画像データとの差の二乗をそれぞれ算出し、さらにそれらの和を彩度データとして算出するステップと、
    前記彩度データにもとづき前記プラズマディスプレイパネルの表示画面の色むらを検出し、かつその色むらが許容範囲であるか否かを判定するステップと
    を有するプラズマディスプレイパネルの検査方法。
  2. プラズマディスプレイパネルを駆動するとともに前記プラズマディスプレイパネルの表示画面に検査用画像を表示するパネル駆動回路と、
    前記プラズマディスプレイパネルの表示画面を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像データにもとづき前記プラズマディスプレイパネルの色むらを検出し、かつその色むらが許容範囲であるか否かを判定する画像処理手段とを備え、
    請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの検査方法を実行するプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  3. 表示電極対を有する放電セルを複数備え、前記表示電極対に維持パルスを印加して前記放電セルを発光させて画像を表示するプラズマディスプレイパネルに対して、前記維持パルスの電圧を調整する調整方法であって、
    前記維持パルスの電圧を初期設定するステップと、
    前記プラズマディスプレイパネルの表示画面に表示した検査用画像の色むらを検出し、かつ前記色むらが許容範囲であるか否かを判定するステップと、
    前記色むらが許容範囲を超えた場合に前記維持パルスの電圧を上昇させるステップとを有するプラズマディスプレイパネルの調整方法。
  4. プラズマディスプレイパネルを駆動するとともに維持パルスの電圧を可変可能としたパネル駆動回路と、
    前記プラズマディスプレイパネルの表示画面を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像データにもとづき前記プラズマディスプレイパネルの色むらを検出し、かつその色むらが許容範囲であるか否かを判定する画像処理手段とを備え、
    請求項3に記載のプラズマディスプレイパネルの調整方法を実行するプラズマディスプレイパネルの調整装置。
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