JP2008017379A - 受信記録装置および受信記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、適切なコンテンツの保護を行うことが可能な受信記録装置及び受信記録方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の受信記録装置は、コンテンツを構成するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報の種別を示す種別情報と、コンテンツが保護されるか否かを示す保護情報と、を受信する受信手段と、受信手段により受信したコンテンツ情報と該コンテンツ情報の種別を示す種別情報を記録する記録手段と、 各構成を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、保護情報がコンテンツが保護される旨を示す場合には、受信した種別情報とは異なる情報を受信した種別情報に代えてコンテンツ情報に対応させて記録するように記録手段を制御することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、受信記録装置および受信記録方法に関する。
特許文献1には、暗号化されて記憶装置に記録された放送コンテンツを再生する再生装置で用いられるコンテンツ権利保護装置が開示されている。このコンテンツ保護権利保護装置は、放送コンテンツに所定の時間間隔で含まれる復号情報から放送コンテンツを復号する復号鍵を生成する放送コンテンツ権利保護装置であって、前記記憶装置に記録された放送コンテンツの視聴が正当な視聴であるか否かの判定を放送コンテンツの利用に関する許諾情報を用いておこなう視聴判定手段と、前記視聴判定手段が不正な視聴であると判定した場合に復号鍵の生成を停止する鍵生成停止手段とを備えたことを特徴とする。
特開2005-12349号公報
コンテンツを暗号化することによって不正な視聴に対する保護を行っても、正規の方法あるいは不正な方法で暗号化を解除した後に、暗号化を解除されたコンテンツ自体を保護に関する情報から分離することにより、保護の及ばない状態にされる可能性がある。その場合、分離されてしまったコンテンツに対しては、コンテンツの不正な視聴や複製や頒布を防ぐことができない。
本発明は、適切なコンテンツの保護を行うことが可能な受信記録装置及び受信記録方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の受信記録装置は、コンテンツを構成するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報の種別を示す種別情報と、前記コンテンツが保護されるか否かを示す保護情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したコンテンツ情報と該コンテンツ情報の種別を示す種別情報を記録する記録手段と、 前記各構成を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記保護情報が前記コンテンツが保護される旨を示す場合には、前記受信した種別情報とは異なる情報を前記受信した種別情報に代えて前記コンテンツ情報に対応させて記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする。
本発明によると、適切なコンテンツの保護を行うことが可能な受信記録装置及び受信記録方法を提供することが可能となる。
以下、図を参照しながら、受信記録装置または受信記録方法の一例として、携帯電話機が、デジタル放送によりTS形式で放送される番組を受信して記録するに方法について説明する。本例では、放送される番組の本体情報(映像情報、音声情報、及び字幕情報等)自体を、デフォルトで再生不可の状態にするように、コンテンツ保護設定がかけられている番組を録画するときに、当該パケットのPID値を改変して記録する。そして、PID値を納める専用のデータ領域に、この改変後のPID値を記録することで、本体情報単体でも、保護のかかった状態を実現する。なお、PID(Packet Identifier)とは、パケットの属性や種別を示す情報である。
また、受信記録装置の他の例としては、地上波デジタル放送受信チューナ内蔵のHDDレコーダ等の記録装置、地上波デジタル放送受信チューナ内蔵のセットトップボックス、地上波デジタル放送受信チューナ内蔵のノートパソコン等がある。放送信号を外付けのアンテナモジュール等から受信する構成としてもよい。
図1は、番組の保護状況を判別する方法の一例を示した図である。
まず、ステップ300にて、デジタル放送の番組の受信を開始する。ステップ301にて受信したパケットデータの中身を解析・判別する。続いて、ステップ302にて、受信したパケットの中において、番組データ特性情報(PMT: Program Map Table)が検出されたかどうかを判定する。ステップ302で、番組データ特性情報(PMT)が検出されなければステップ301に戻る。ステップ302において、番組データ特性情報(PMT)が検出されれば、ステップ303に遷移し、番組データ特性情報(PMT)の中の各パケットデータに対するPID値の情報の有無等を解析する。ステップ303に続いて、ステップ304にて、番組データ特性情報(PMT)の中のコンテンツ保護情報(CPI:Contents Protection Information)を取り出す。ステップ304に続いて、ステップ305にて、コンテンツ保護情報(CPI)が、コンテンツ保護設定を示しているかどうかを判別する。ステップ305にて、番組が保護されていると判別した場合は、ステップ310に遷移し、PID改変有りで記録を行うモードとなる。番組が保護されていない場合は、ステップ308に遷移し、PID改変無しでの記録を行うモードとなる。なお、番組データ特性情報とは、番組を構成する各符号化信号を有するTSパケットのPIDや、有料放送の関連情報等を格納する情報のことである。なお、コンテンツ保護情報とは、放送される番組等のコンテンツが、保護されるものか否かを示す情報である。また、コンテンツ保護設定とは、番組等のコンテンツを保護する設定であることをいう。保護の種類としては、再生を制限することによる保護、複製を制限することによる保護、複製した番組の再生を制限することによる保護等が考えられる。CPIとして、例えば、地上波デジタル放送におけるCCI(Copy Control Information:コピー制御情報)等を利用してもよい。
図2は、保護対象のパケットデータのPID値を改変する方法の一例を示した図である。保護対象のパケットデータには、例えば、Videoパケットデータ、Audioパケットデータ、PCRパケットデータ、Captionパケットデータ等の番組を構成するパケットデータである。
まず、ステップ311において、PID改変記録実施を開始する。続くステップ312において、記録するパケットデータが保護対象の種別のパケットデータかどうかを判別する。記録するパケットデータが保護対象のパケットデータであった場合は、ステップ313で、そのパケットのPID値の設定領域を改変する。続いてステップ314にて、上記PID値が改変された保護対象のパケットデータを、メディアへの書き込み用データとして送出する。ひき続き、ステップ315にて記録停止指示があったかどうかを判別する。ステップ315において、記録停止指示があったと判別された場合には、ステップ316にて、特定領域への記録用のPID値の設定を行う。ステップ316に続いて、ステップ317で記録を終了する。特定領域とは、後述するが、保護対象のパケットの改変後のPID値を記録するために、着脱可能な記録媒体または再生機器の内部に設ける領域である。正規の再生機器は、この特定領域を記録された改変後のPID値を参照することにより、映像パケット等に割り振られたPID値を判別する。
ステップ312で保護対象のパケットではなかったと判別された場合、あるいはステップ315で記録停止指示がなかったと判別される場合は、ステップ312に戻り引き続きパケットの保護対象の判別を行う。
以上の処理により、保護設定がなされているコンテンツに対して、予め定めた種別のパケットのPID値を変えて、メディアに記録・保持することができる。これにより、データ本体単体のみの状態においても、再生不可能となるデータとすることができ、より強固なコンテンツ保護が実現される。
図3は、複数種の保護対象のパケットのPID値を改変する方法の一例を示した図である。図3は、保護対象のパケットデータが、Videoパケット、Audioパケット、PCR(Program Clock Reference)パケット、Captionパケットの4種である場合の、パケット種判別処理、及びPID値改変処理の例を示す。なお、PCRパケットは、Videoパケット、Audioパケット、PCRパケット等を再生機が再生する時刻基準を示す情報を含むパケットである。
記録対象のパケットが保護対象のパケットあるかどうかを判別する処理は、受信したパケットのパケット種別がVideoかどうかを判別するステップ317、パケット種別がAudioかどうかを判別するステップ318、パケット種別がPCRかどうかを判別するステップ319、パケット種別がCaptionか否かを判別するステップ323とで行われる。ステップ317でパケット種別がVideoであると判別された場合、ステップ318でパケット種別がAudioであると判別された場合、ステップ319でパケット種別がPCRと判別された場合、ステップ323でパケット種別がCaptionであると判別された場合は、PID値の設定値の改変のステップ313に進む。ステップ317、ステップ318、ステップ319、ステップ323のいずれのステップにおいても、保護対象の種別のパケットデータに該当しない場合と判別された場合は、ステップ312に進む。
このような仕組みにより、Videoパケットデータ、Audioパケットデータ、PCRパケットデータ、Captionパケットデータを保護するために、PID値を改変する処理が実現される。
なお、図3では、複数の種別のパケットを保護対象としているが、このうちの一部の種別のパケットのみを保護対象とする構成を採ってもよい。例えば、Videoパケット、Audioパケットの2種類のパケットのみを保護対象とし、PCRパケットとCaptionパケットは保護しない旨をコピー制御情報CPIとして記憶することも可能である。これにより、映像及び音声は記録しても不正な処理ができなくなるが、字幕のみはコピーないし再生等を行うことが可能となる。このように、本実施例によると、バリエーション豊かな番組の保護が可能となる。
また、保護対象とするパケットの種別は、コンテンツ保護情報で指定してもよい。また、保護対象とするパケットの種別は、予め定められたものであってもよい。コンテンツ保護情報で保護対象を指定していれば、コンテンツの送信者側の都合によって保護するデータを指定することが可能となる。
図4は、改変前または改変後における記録対象となるパケットデータ、及び、その中に内包されるPID値設定領域の一例を示した図である。
図4(a)は、受信されたデジタル放送の番組のパケットデータの一部分の例であり、TSパケットのPMT(Program Map Table)情報パケットデータ201、Videoパケットデータ202、Audioパケットデータ203、PCRパケットデータ204、Captionパケットデータ205の例である。各パケットデータ内には、そのパケットデータの種別を示す、PID値を納める領域200がある。
受信時においては、PMTパケット201内のPMT情報領域において、VideoパケットのPID=0x0270、AudioパケットのPID=0x0320、PCRパケットのPID=0x0190、CaptionパケットのPID=0x0480が、設定されている。また、それと同様に、Videoパケット202内における、PID値設定領域には、0x0270が納められ、Audioパケット203内における、PID値設定領域には、0x0320が納められ、PCRパケット204内における、PID値設定領域には、0x0190が納められ、Captionパケット205内におけるPID値設定領域には、0x480が納められている。
これに対して、番組が、PMTパケット201内のコンテンツ保護情報(CPI)により保護設定されている場合、この番組を録画するときには、図4(b)のように、PMTパケット201内のPMT情報領域は、そのままにしておいて、Videoパケット202のPID値をVideoパケット2021のように例えば0x1027に改変し、Audioパケット203のPID値をAudioパケット2031のように0x1032に改変し、PCRパケット204のPID値をPCRパケット2041のように0x1019に改変し、Captionパケット205のPID値をCaptionパケット2051のように0x1048に改変する。そして更に、最終的な録画データとしては、図4(c)に示したような、統合録画データ210となり、その中に、図4(b)に挙げた様なパケットデータの連なりで構成される本体TSデータ211と、オブジェクト内管理データ208が納められる。
ここで、オブジェクト内管理データ208の中で、各パケットのPID値を設定する領域209において、図4(b)に示したような、改変後のPID値(VideoパケットのPID=0x1027、AudioパケットのPID=0x1032、PCRパケットのPID=0x1019、CaptionパケットのPID=0x1048)を設定する。なお、図3における特定領域とは、この、PID値設定領域209のことである。
これにより、例え、本体TSデータ211単独の形になったとしても、通常の再生処理、例えばPMTパケット201内のPMT情報領域に納められた各パケットのPID値を元にTSパケットフィルタリングして行う再生処理では、番組(映像、音声、字幕)の再生をできない状態にすることができる。
また、本実施例の方式により記録された番組の本体情報は、所定の規格に則り、オブジェクト内管理データ208などとの組み合わせ管理を適切に行う正規の機器においては、再生可能としてもよい。正規な機器による再生処理を行う場合は、CPU等で構成される制御装置にオブジェクト内管理データ208を読出し、オブジェクト内管理データ208内のPID値設定情報からVideoパケットデータ等の改変されたPID値を取得して再生処理を行う。
図5は、コンテンツ保護設定が無い場合の、様々な種類のパケットが並んだ状態の一例を示した図である。なお、この図において、本体TSデータ212は、個々の各種TSパケットの連続で構成されている。また、各種別のTSパケットの並び順は一例であり、多重、挿入順序は異なるものでもよい。
各TSパケットは、そのパケットデータ内のPID領域220の設定値により、どんな種類のパケットなのかが、判別可能となる。そのPID値の区分けのテーブル情報は、PMTパケット213のパケット内データ領域221に記されており、図5(a)の例では、VideoパケットのPID=0x0270、AudioパケットのPID=0x0320、PCR(Program Clock Reference)パケットのPID=0x0190、Cap(Caption)パケットのPID=0x0480が、設定されている。
また、実際のVideoパケット215のPID領域220には0x0270、実際のAudioパケット217のPID領域220には0x0320、実際のPCRパケット214のPID領域220には0x0190、実際のCAPパケット218のPID領域220には0x0480が設定されており、PMTパケット213の情報の内容と一致することで、各パケット種別が的確に判別できる状態である。
ここで、番組に保護設定が成されていなければ、このPID値設定のまま、そのPID値設定情報を、図5(b)のオブジェクト内管理データ223内の、の各パケットのPID値を設定する領域222に納めることで、記録処理は達成される。
図6は、コンテンツ保護設定が有る場合の、実際の様々な種類のパケットが並んだ状態の一例を示した図である。本図において、各種別のTSパケットの並び順は一例であり、多重、挿入順序は異なるものでもよい。
コンテンツに保護設定が成されていた場合は、図5(a)の本体TSデータ212の状態から、所定のパケットデータのPID値を改変し、図6(a)の本体TSデータ240のような形式にして、図6(b)のオブジェクト内管理データ232とともに記録することで、達成される。
つまり、実際のVideoパケット226のPID領域220には0x1027、実際のAudioパケット227のPID領域220には0x0320、実際のPCRパケット225のPID領域230には0x1019、実際Capパケット228のPID領域230には0x1048が設定されており、PMTパケット224の情報の内容と食い違わせることで、本体TSデータ223のみの状態で、通常のTSデータ再生の仕組みを使っても、各パケット種別が的確に判別できずに再生できない状態にすることができる。
そして、ここで、元々のPID値ではなく、改変された後の各パケット種別に対するPID値対応の設定値情報を、図6(b)のオブジェクト内管理データ232内の、各パケットのPID値を設定する領域233に納めることで、記録処理は達成される。
所定の規格に則った、正規の処理においては、このオブジェクト内管理データ232を参照して、Videoパケットデータ等のPID値を取得するので、問題なく再生可能となる。
これにより、コンテンツ保護において、付加的な保護をもたらすことができる。
図7は、携帯電話機の装置構成例を示した図である。
携帯電話機全体の制御を行なう制御部101、ユーザからの指示を受ける操作部102、デジタル放送を受信・選局するための放送用アンテナ103および放送選局部104、制御部101の動作プログラムや受信したデジタル放送のデータ等を保存する記憶部105、無線データ通信を受信するための通信用アンテナ106および通信部107、圧縮された映像データを復号する映像復号部108、映像復号部108で復号された映像を表示する表示部109、圧縮された音声データを復号する音声復号部110、音声復号部110で復号された音声を出力する音声出力部111、受信したデジタル放送のデータを外部の記録メディアに記録する際に制御を行うメディア記録制御部112等で構成される。
制御部101は、例えば、CPU等の制御装置で構成する。記憶部105は、例えば、メモリ等の記憶装置で構成する。映像復号部108は、例えば、ASICやFPGA等の制御装置で構成する。表示部109は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示装置等で構成する。音声復号部110は、例えば、ASIC等の専用の回路で構成する。音声出力部111は、例えば、スピーカ等で構成する。メディア記録制御部112は、制御部101のモジュール部分として構成してもよいし、専用のMPU等により構成してもよい。
また、制御部101の内部の処理モジュール部分として、PID値改変指定パケット判別部113、パケットPID値改変処理部114が含まれている。
放送波信号の受信は、制御部101の制御により、放送用アンテナ103及び放送選局部104を介してデジタルデータとして、制御部101に取り込み、記憶部105に一時保存する。一時保存されたデジタルデータは、制御部101の制御で圧縮映像データと圧縮音声データに分離する。分離した圧縮映像データは、映像復号部108にて復号し、表示部109にて表示する。また、分離した圧縮音声データは、音声復号部110にて復号し、音声出力部111にて音声として出力する。
放送波信号に含まれるPMT(Program Map Table)情報は、放送用アンテナ103及び放送選局部104を介して取得されるデジタルデータの中から、制御部101が抽出する。
また、制御部101で、上記PMT情報の中から、コピー制御情報(CPI)を抜き出し、番組が、コンテンツ保護を設定されているかどうかを判別する。
また、PID値改変指定パケット判別部113はステップ312の処理を行う。つまり、コンテンツ保護を設定されている番組を記録するときに、PID値改変対象のパケット種別を判別する。
また、パケットPID値改変処理部114は、ステップ313の処理を行う。つまり、PID値改変対象のパケットのPID値を変え、送出する。PID値が改変されたパケットデータは、メディア記録制御部112を介して、メディアに書き込まれる。
これにより、あらかじめ指定した種別のパケットデータに対して、メディアへの記録時に、PID値を書き換えて記録することができ、従って、再生処理時には、デフォルトで、再生不可能な番組本体パケットデータを生成することができる。
また、本実施例では、保護の対象をデジタル放送の番組としたが、テレビ番組やラジオ番組に限らず、閲覧できるテキストや静止画、動画、音楽、音声等のコンテンツを保護対象にしてもよい。また、番組を放送信号で受信する代わりに、TS形式でコンテンツが記録されている記録媒体から、保護されているコンテンツの情報を複製する場合にも同様の方法を利用することができる。
本実施例における、受信記録方法においては、TSデータ単体のみでも、再生不可能なデータとなり、別に専用に設けられたデータ領域の方に納められたPID値を参照しない限り、再生できないような本体情報映像情報、及び、音声情報)にすることができるので、特定のフォーマットの制御情報に頼らなくとも、デフォルト再生不可の状態にすることができ、より強固なコンテンツ保護が実現される。
従来は、方送受信で受け取ったとおりPMT内のPID指定値を、そのまま、メディアの規格に従った所定の場所に記録保持し、対応するデータ本体の方も、特に改変することなく、そのままのデータの状態で記録保持する場合があった。この場合、規格上、専用に設けられたデータ領域に設定されたPID値と、データ本体内の実際のPID値とが、辻褄が合うので、再生可能の状態を維持できた。
一方、本実施例では、データ本体の中での、PID値を改竄し、また、それに対応する形で、PID値設定専用領域に対する、PID値の書き込み指定値も変える。これにより、データ本体のみが分離されたあるいは取り出された場合は、データ本体内に設定されている、PID値テーブルの内容と、実際の各パケットデータのPID値とが食い違い、再生不可の状態とすることができる。
これにより、データ本体だけを分離されることによる、海賊版の頒布を、実効的な意味合いで、阻止することができる。また、改変するデータ量も通常の暗号化処理に比べて少ないため、処理も軽いものとすることができる。
なお、本実施例における処理を無効化するための海賊版生成ソフトを、悪意ある者が作成する場合を想定すると、大変な労力や知見が必要となり、コストパフォーマンスの面で、いたちごっこは、避けられると、考えられる。
本実施例の受信記録装置は、デジタルTV放送を受信する機能を備える、携帯通信端末において,放送波信号の内部情報から判別される、番組コンテンツの保護設定情報の内容に従い、ストレージメディアに記録するときなど、より強固で且つ、根源的なコンテンツ保護を、+α的に付加することができるという、機能・性能上の利点がある。これにより、コンテンツ保護制御情報との抱き合わせの管理によるものだけでなく、コンテンツ本体のみ単体でも、保護された状態に相当することとなり、不正な再生機にかけられても、再生不可能で、保護された状態が保たれるので、番組コンテンツ提供者の資産・権利保護の用途に適用できる。
番組の保護状況を判別する方法の一例を示した図である。 保護対象のパケットデータのPID値を改変する方法の一例を示した図である。 複数種の保護対象のパケットデータのPID値を改変する方法の一例を示した図である。 改変前、改変後における記録対象となるパケットデータ、及び、その中に内包されるPID値設定領域の一例を示した図である。 コンテンツ保護設定が無い場合の、様々な種類のパケットが並んだ状態の一例を示した図である。 コンテンツ保護設定が有る場合の、実際の様々な種類のパケットが並んだ状態の一例を示した図である。 携帯電話機の装置構成例を示した図である。
符号の説明
301…放送受信処理を行う段階、302…PMT情報かどうかの判定処理を行う段階、304…PMT情報に含まれる、コンテンツ保護情報(CPI)の抽出処理を行う段階、305…コンテンツ保護設定がされているか否かの判別処理を行う段階、306…PID値の改変対象となる種別のパケットデータであるかどうかの判別処理を行う段階、307…PID値領域の改変処理を行う段階、308…改変されたPID値領域も含んだパケットデータをメディアに書き込むための送出処理を行う段階、208…オブジェクト管理データ、209…各パケットのPID値を設定する領域、210…統合録画データ

Claims (12)

  1. コンテンツを構成するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報の種別を示す種別情報と、前記コンテンツが保護されるか否かを示す保護情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したコンテンツ情報と該コンテンツ情報の種別を示す種別情報を記録する記録手段と、
    前記各構成を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記保護情報が前記コンテンツが保護される旨を示す場合には、前記受信した種別情報とは異なる情報を前記受信した種別情報に代えて前記コンテンツ情報に対応させて記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする受信記録装置。
  2. 前記コンテンツ情報は、映像データあるいは音声データあるいは字幕データであることを特徴とする請求項1に記載の受信記録装置。
  3. 前記コンテンツ情報は、前記映像データあるいは前記音声データあるいは前記字幕データを再生する時刻の基準となる時刻情報あるいは前記映像データあるいは前記音声データあるいは前記字幕データのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の受信記録装置。
  4. 前記保護情報は、前記映像データあるいは前記音声データあるいは前記字幕データあるいは前記時刻情報を保護するか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の受信記録装置。
  5. 前記受信記録装置は、携帯通信端末であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の受信記録装置。
  6. 前記受信手段は、前記コンテンツ情報と、前記種別情報と、前記保護情報とを放送信号で受信する放送受信手段であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の受信記録装置。
  7. コンテンツを構成するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報の種別を示す種別情報と、前記コンテンツが保護されるか否かを示す保護情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したコンテンツ情報と該コンテンツ情報の種別を示す種別情報を記録する記録手段と、
    前記各構成を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記保護情報が前記コンテンツが保護される旨を示す場合には、前記受信した種別情報を異なる値に変えて記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする受信記録装置。
  8. 映像PESまたは字幕PESまたは音声PESまたはPCRとPIDとを含むTSパケットと、保護の有無を示す保護情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したパケットを記録する記録手段と、
    前記各構成を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記保護情報が前記放送信号は保護される旨を示す場合には、前記TSパケットに含まれるPIDを異なる値に代えて前記記録手段に記録するように制御することを特徴とする受信記録装置。
  9. コンテンツを構成するTSパケットのPIDを指定する指定情報を含むPMTパケットと、映像PESまたは字幕PESまたは音声PESまたはPCRとPIDとを含むTSパケットと、保護の有無を示す保護情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したパケットを記録する記録手段と、
    前記各構成を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記保護情報が前記放送信号は保護される旨を示す場合には、前記TSパケットに含まれるPIDの値を前記指定情報が指定する値とは異なる値に変えて記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする受信記録装置。
  10. 前記制御手段は、前記異なる値を専用の領域に記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項9に記載の受信記録装置。
  11. コンテンツを構成するデータと該データの種別を示す種別情報と前記コンテンツが保護されるか否かを示す保護情報と、を含む放送信号を受信するステップと、
    前記受信手段により受信したデータ及び種別情報を記録するステップと、
    前記保護情報が前記放送信号は保護される旨を示す場合に、前記種別情報を前記受信した種別情報とは異なる情報に変えて前記記録手段に記録するステップと、を有することを特徴とする受信記録方法。
  12. 映像データ、或いは、音声データ、または、映像データと音声データを含むデジタル放送番組データの録画処理を行う、受信記録方法において、
    上記デジタル放送番組データの中に含まれる、コンテンツ保護情報を取得、解析し、上記コンテンツ保護情報が、保護設定を示していると判断された場合、上記デジタル放送番組データを録画するときに、
    上記デジタル放送番組データを構成するパケットデータに対して、上記パケットデータ内で、上記パケットデータの種別を示すパケットID(PID)の値を、異なる値に改変した上で、記録メディアに上記パケットデータを記録することを特徴とした受信記録方法。

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