JP2008016921A - ルータ、優先パケット通過制御システム、優先処理量計算方法及び優先パケット通過制御方法 - Google Patents
ルータ、優先パケット通過制御システム、優先処理量計算方法及び優先パケット通過制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】QoSにより優先的な扱いを受ける端末がそうでない端末に比べ、過度に優先的な扱いを受けることを防止する。
【解決手段】1以上のルータと管理サーバを備え、各ルータは、パケットの送信元アドレスを特定する手段と、パケットのQoSを特定する手段と、パケットの当該ルータにおける遅延時間と、優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する手段と、パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める手段と、重み付け値を送信元アドレス毎に累積する手段と、を備え、管理サーバは、1以上のルータから累積された重み付け値を入力する手段と、入力した重み付け値を基に所定の計算する手段と、計算結果が所定値以上となった場合に、送信元アドレスからの優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する手段を備える。
【選択図】図1
【解決手段】1以上のルータと管理サーバを備え、各ルータは、パケットの送信元アドレスを特定する手段と、パケットのQoSを特定する手段と、パケットの当該ルータにおける遅延時間と、優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する手段と、パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める手段と、重み付け値を送信元アドレス毎に累積する手段と、を備え、管理サーバは、1以上のルータから累積された重み付け値を入力する手段と、入力した重み付け値を基に所定の計算する手段と、計算結果が所定値以上となった場合に、送信元アドレスからの優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する手段を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、IPパケットをルーティングするルータ、該ルータを含む優先パケット通過制御システム、ルータを通過する優先パケットの処理量を計算する優先処理量計算方法及び前記優先パケット通過制御システムにおける優先パケット通過制御方法に関する。
パケット通信ネットワークにおいて、パケットの処理を行うルータが到来するパケットに関し、特定の通信に対して高品質な帯域を付与する技術・機構は、一般的にQoS(Quality of Service)として知られている。この技術により、ある優先度を割り当てられたパケットは、優先度を割り当てられていないパケットに比べ、高スループットや低遅延といった、ネットワークにおけるプライオリティを得ることになる。
一律のQoSが適用されるネットワークとその外部ネットワークの境界に位置するエッジルータに外部から到達したパケットに対し、内部ネットワークにおける品質保証の技術として、ルータ間でネットワーク・リソースの予約を行っておき、優先されるパケットがこの予約されたリソースを通ることでパケットに対し高品質の経路を与えるIntServと呼ばれる技術がIETFによって標準として公開されている。
またこのようなリソース予約でなく、当該ネットワークの外部から到達したパケットに対しエッジルータによって、静的に、または外部装置によって動的に定義されたラベリングポリシーに基づき、この内部ネットワークにて優先度を表す値をヘッダ部に書き込まれ、ルーティングテーブルによって他ルータに転送し、当該ネットワーク内部のルータはこの値に基づいてキューイング等のパケット処理機構における優先度を付与する、DiffServと呼ばれる技術が公開されている。
例えば、OSI参照モデルのネットワーク層では、IPv4におけるQoS実装の例としてIPヘッダ内のTOSフィールドを利用した相対的なパケットの優先度付けの仕組みがIETFによってRFC2474、RFC2475として公開されている。この方法では、TOSフィールドのうち6ビットにDSCP(DiffServ Code Point)値を書き込み、QoSの優先度を示す値として利用することができる。
またデータリンク層では、Ethernet(登録商標)におけるQoS実装として、VLANタグに同様の優先度フィールドを付与する仕組みがIEEEによって策定されている。またパケットに付与したラベルによるルーティングを行う仕組みであるMPLSでも、ラベル内に特定の値を持つパケットに対してキューイング等で有利なパケット処理を行う仕組みがIETFにおいて提唱されている。
このようなネットワークにおける優先度付けの方法としては、一般的には、パケットの各レイヤーのパラメータに対してフィルタリングルールを定義しておき、ルールに適合するものに対し予め指定した優先度を与えることになる。例えばIPネットワークにおいては、IPアドレスやトランスポート層のプロトコル種別、またUDPやTCPのようなポート番号をパラメータとして持つプロトコルを用いるパケットではポート番号にも基づいて決定されることになる。
また、この優先度決定のためのフィルタリングルールは、エッジルータやパケット送受信端末に対しスタティックに設定する方法や、特許文献1で示されるような、ユーザごとに認証サーバによる認証処理を経て、認証されたユーザが送受信するパケットに対して、DiffServにおける優先度を示すパラメータを書き込むという仕組みがある。
特開2006−013891号公報
現在、敷設された電話回線や光ファイバ回線をネットワーク物理層として利用し、その上でインターネット網へのアクセスを提供するサービスが商用インターネット・サービス・プロバイダによって広く行われている。
このような公衆ネットワーク網は、帯域や遅延の保証がないベスト・エフォートタイプのネットワークとして構成されているが、音声通信や、多数の利用者間で同時刻において情報の同期を必要とするネットワーク・ゲーム通信等は、パケットの低遅延及び低パケット廃棄率がそのアプリケーションのクオリティとして要求される。このような通信においては、通信パケットに対しQoSによる優先性を与えることによって、アプリケーションのクオリティ上昇に寄与するところが大きい。
インターネット・サービス・プロバイダは、これらアプリケーションを使用するネットワーク利用者にとってのインターネットへの直接の接続口を持ち、自身が持つネットワークでQoS制御を有効にすることにより、上記アプリケーションを利用する場合のクオリティを上昇させることができる。
しかしながら、当該恩恵を受けるアプリケーションを利用しない利用者に対し、これらアプリケーションを利用する利用者は一方的にネットワーク上でのパケット処理における優先権を得ることになるため、これら2者の間でネットワークリソースの配分における不公平を生じる。
本発明の第1の観点によれば、通過するパケットの送信元アドレスを特定する送信元アドレス特定手段と、通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、前記重み付け値を送信元アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、を備えることを特徴とするルータが提供される。
本発明の第2の観点によれば、通過するパケットの宛先アドレスを特定する宛先アドレス特定手段と、通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、前記重み付け値を宛先アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、を備えることを特徴とするルータが提供される。
本発明の第3の観点によれば、通過するパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定する送信元アドレス・宛先アドレス特定手段と、通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、前記重み付け値を送信元アドレスと宛先アドレスとの組毎に累積する重み付け値累積手段と、を備えることを特徴とするルータが提供される。
本発明の第4の観点によれば、1以上のルータと管理サーバとを備え、各ルータは、当該ルータを通過するパケットの送信元アドレスを特定する送信元アドレス特定手段と、当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、前記重み付け値を送信元アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、を備え、前記管理サーバは、1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値手段と、入力した重み付け値を基に所定の計算する計算手段と、前記計算手段の計算結果が所定値以上となった場合に、前記送信元アドレスからの優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止手段と、を備えることを特徴とする優先パケット通過制御システムが提供される。
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、前記重み付け値を送信元アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、を備え、前記管理サーバは、1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値手段と、入力した重み付け値を基に所定の計算する計算手段と、前記計算手段の計算結果が所定値以上となった場合に、前記送信元アドレスからの優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止手段と、を備えることを特徴とする優先パケット通過制御システムが提供される。
本発明の第5の観点によれば、1以上のルータと管理サーバとを備え、各ルータは、当該ルータを通過するパケットの宛先アドレスを特定する宛先アドレス特定手段と、当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、前記重み付け値を宛先アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、を備え、前記管理サーバは、1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値手段と、入力した重み付け値を基に所定の計算する計算手段と、前記計算手段の計算結果が所定値以上となった場合に、前記宛先アドレス宛の優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止手段と、を備えることを特徴とする優先パケット通過制御システムが提供される。
本発明の第6の観点によれば、1以上のルータと管理サーバとを備え、各ルータは、当該ルータを通過するパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定する送信元アドレス・宛先アドレス特定手段と、当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、前記重み付け値を送信元アドレスと宛先アドレスとの組毎に累積する重み付け値累積手段と、を備え、前記管理サーバは、1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値手段と、入力した重み付け値を基に所定の計算する計算手段と、前記計算手段の計算結果が所定値以上となった場合に、前記送信元アドレスから前記宛先アドレスに送られようとする優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止手段と、を備えることを特徴とする優先パケット通過制御システムが提供される。
本発明の第4乃至第6の何れかの観点による優先パケット通過制御システムにおいて、前記所定の計算は、重み付け加算、最大値検出、単純加算、種々の平均値計算の何れかであるようにしてもよい。
本発明によれば、QoSにより優先的な扱いを受ける端末がそうでない端末に比べ、過度に優先的な扱いを受けることを防止することができる。
本発明では、QoS制御が使用されたネットワークにおいて、通信パケットがQoS制御機構によって受領する恩恵に応じて重み付け値を定義し、ルータによるパケット処理(パケット1つ1つに対する処理であるが、所定数のパケットに対する処理であってもよい。)ごとにその値を累積する。
また管理サーバが各ルータで保存された当該情報を収集し、その総計をもって、QoS制御が適用されたネットワークにおける、ネットワーク利用者、もしくはネットワーク利用者の端末上で動作するアプリケーションといった、識別可能なセッションごとのQoS制御により受容した恩恵を定量的に明示する。
また重み付け値定義のポリシとして、ネットワーク・リソースに余裕がある期間に送信されたQoS制御が行われたパケットに比べ、ネットワーク・リソースが逼迫した状況で送信されたQoSパケットは、QoSによる優先性を付与されなかったパケットに対する受益が大きいことから、ネットワーク負荷によって生じるこれらの受益差分を重み付け値に反映させる。
管理サーバでは識別可能なセッションごとに、許容された累積重み付け値を定義しておき累積重み付け値がこれを超過しない場合にのみ当該セッションのパケットに対しQoS制御機能を提供させる仕組みを持たせ、またQoS課金サーバを定義し、許容された累積重み付け値について、その変更権限を持ったアカウントから変更を行わせる。
[実施形態1]
本発明は、QoS制御を利用するネットワークにおいて、QoS制御におけるQoS適用状況に基づいた重み付け値を定義し、その値の累積により、識別可能なセッションにおけるQoSによる受益の計量を可能とすることを特徴とする。
本発明は、QoS制御を利用するネットワークにおいて、QoS制御におけるQoS適用状況に基づいた重み付け値を定義し、その値の累積により、識別可能なセッションにおけるQoSによる受益の計量を可能とすることを特徴とする。
図1において、QoSに基づくパケット転送を行うコアルータ(インターネットサービスプロバイダやキャリアのネットワーク内で稼働するルータ)6および7は、QoS制御されたパケットの処理状況に応じて定義された重み付け値をパケットの処理ごとに累積し、自身が保持する記録表に書き込む。管理サーバ8は複数のコアルータからこの累積された重み付け値を取得し、その値をもとにQoSサービスの停止、ならびにQoS課金サーバ9からの制御によるQoSサービスの再開を制御することができる。
本発明により、公正なQoSにおける受益の計測ならびにQoSサービス提供の制御を行うことができる。
図1は、本発明の実施例のネットワーク構成図である。
ネットワーク1は外部ネットワークとの接続点であるエッジルータ2〜5、外部ネットワークとの接続点でないコアルータ6〜7、管理サーバ8、QoS課金サーバ9で構成されている。またネットワーク1の外部にはネットワーク端末10〜11が接続されている。
コアルータ6は、図2で示されるような対応表12を保持する。対応表12はルータによるQoS処理の実行結果に対し、QoSポリシごとに特定の重み付け値を持たせた表である。表はポリシと重み付け値で構成される。ポリシは、パケットを構成する識別アドレス値、プロトコル、ポート番号値、といった要素のうち1つまたはそれ以上の要素を含んだ、パケットを識別するためのパラメータと、QoS制御が行われたパケットの処理遅延時間のQoS制御が行われなかったパケットの処理遅延時間に対する相対的な遅延時間の差分(QoS制御が行われたパケットの処理遅延時間のQoS制御が行われなかったパケットの処理遅延時間に対する相対的な遅延時間が短いほど差分が大きくなる。)のような、該当パケットの処理時におけるパケットの受益を示すパラメータから構成される。またコアルータ7も、同様の機能を持つ対応表13を保持する。
またコアルータ6は、図3で示されるような記録表14を保持する。記録表14は、セッションを識別する識別アドレス値、プロトコル、ポート番号値のうち1つまたはそれ以上の要素を含んだ、セッションを識別するための項目と、項目に対応する値で構成されることを特徴とする。またコアルータ7も、同様の機能を持つ対応表15を保持する。
コアルータ6は、自身が処理したパケットに対し対応表12との照合を行い、表中の該当ポリシに割り当てられている重み付け値を、パケットが該当する記録表14中の項目に対応する累計重み付け値に追加する。コアルータ7も対応表13と記録表15を使用し、同様に動作する。
管理サーバ8はコアルータ6〜7からそれぞれが持つ記録表14ならびに15記載の情報を受け取る機能を有する。また図4で示されるようなマスタ記録表16を持ち、各コアルータより受信した情報をもとに、マスタ記録表16中の累計重み付け値を記録、更新する機能を持つ。累計重み付け値の更新方法に関しては、各コアルータに記録された累計重み付け値の和をとる方法の他、コアルータごとに重要度を与え、各ルータの累計重み付け値の合算において、この重要度を考慮した合算を行う方式によって行うことを含む。また、相加平均、相乗平均、調和平均などの平均値や中央値や最頻値を累積重み付け値の和の計算における、加算値の代わりに用いてもよい。更に、コアルータ毎の累積重み付け値を比較し、最大のものを選択してもよい。
またマスタ記録表16は、記録表内の項目に対し、累計重み付け値に加え、最大許容重み付け値を保持する。管理サーバ8はコアルータからの情報により更新される累計重み付け値を監視し、その値が表中の最大許容重み付け値を超越した場合、コアルータ6、7及びエッジルータ2〜5に対し、この重み付け値を与えるポリシに適合するパケットに対するQoS制御の停止を要求する命令を出す機能を有する。またQoS課金サーバ9に対し、この停止について通知する機能を有する。
QoS課金サーバ9は、管理サーバ8が持つマスタ管理表の閲覧機能を持ち、かつネットワークの利用者または利用者の操作する端末で動作するアプリケーションといった、一意に識別可能なセッションに対応する、管理サーバ8がマスタ管理表内に保持する最大許容重み付け値の変更に関する要求を受け付ける。この要求の受け付けに際しては、利用者によるログオンといった利用者の認証を行ってもよい。またこの変更要求が正当なものである場合に、管理サーバ8は、最大許容QoS重み付け値を変更する機能を有する。
このときこの変更によって最大許容重み付け値が、現在の累積重み付け値を上回った場合は、管理サーバ8はコアルータ及びエッジルータに対し、現在の累積重み付け値が、以前の最大許容重み付け値以上になっていったために停止されていたQoS制御の再開を要求する命令を出す機能を有する。またQoS課金サーバ9に対し、この再開について通知する機能を有する。
またQoS課金サーバは9は、一意に識別可能なセッションに対する最大許容重み付け値の変更に関し、識別可能なユーザに割り当てられているポイント等を代価として、最大許容重み付け値の変更を行う機能を有する。
次に図1をもとに、本機構の動作について説明する。
エッジルータ2に接続されている、アドレス100を付与されている端末10から、エッジルータ4に接続されている、アドレス101を付与されている端末11宛てにパケット200が送信された場合を考える。
パケット200はエッジルータ2で、パケット200のQoSフィールドに、エッジルータが持つQoSポリシに基づき値を書き込まれ、ルーティングテーブルにしたがってコアルータ6へ転送される。
コアルータ6はパケット200を受信したとき、自身が持つQoS制御ポリシに基づく優先制御を行い、コアルータ6が持つルーティングテーブルに従いパケット200はコアルータ7に転送される。このとき、コアルータ6は自身が持つ対応表12の中からパケット200に該当するポリシを検索し、該当するポリシに記載された重み付け値を、自身が持つ記録表14内の項目に対応する累計重み付け値に追加する。この動作を図5に示す。
パケット200を受信したコアルータ7も、コアルータ6が行ったのと同様の処理を経て、パケット200をエッジルータ4に転送し、対応表13を参照して記録表15を更新する。
エッジルータ4は、QoSフィールドの値をクリアし、自身が持つルーティングテーブルに従い、エッジルータ4を経由してネットワーク1に接続されている端末11にパケット200を転送する。
コアルータ6および7は、設定された一定時間おきにそれぞれが持つ記録表の情報を管理サーバ8に送信し、管理サーバ8はマスタ記録表16を更新する。
次に、ネットワーク1の負荷が高い状況でパケット300が端末10から端末11宛てに送信される場合を考える。このとき、コアルータ6において、優先度が最低のパケットを平均してある時間t1で処理しているという情報を自身のメモリ内に保持しており、パケット300はQoS制御により高い優先度で処理され、t1より短い時間であるt2で処理される。このときt1とt2の差分である時間t3は、パケット300のアドレスやポート番号等とともに、対応表12の参照する際のパラメータとなり、対応する重み付け値j1が呼び出される。
次に、ネットワーク1の負荷が低い状況でパケット400が端末10から端末11宛てに送信される場合を考える。このとき、コアルータ6において、優先度が最低のパケットを平均してある時間u1で処理しているという情報を自身のメモリ内に保持しており、パケット400はQoS制御により高い優先度で処理され、u1より短い時間であるu2で処理される。このときu1とu2の差分である時間u3は、パケット400のアドレスやポート番号等とともに、対応表12の参照する際のパラメータとなり、ある重み付け値k1が呼び出される。
このとき、低負荷時のQoS制御による処理時間差u3は、高負荷時の同様な処理時間差t3よりも小さな値になるため、パケットのアドレスやポート番号が同じであっても、対応表12を参照した際に異なるポリシを参照し、呼び出される重み付け値j1とk1は異なる値となる。処理時間差が大きい場合QoS制御による恩恵が大きいと考えられるため、重み付け値についても処理時間差が大きいものに対して大きな値を与えることで、パケットの受益を累計重み付け値に反映させることができる。
次に、管理サーバ8が保持するマスタ管理表16において、端末10と端末11との通信において許容された最大許容重み付け値を、累積重み付け値が超越する場合を考える。このとき管理サーバ8は、累積重み付け値が最大許容重み付け値を超越した時点で、エッジルータ及びコアルータに対し、端末10と端末11との間で送受信されるパケットに対するQoS制御の提供を停止する要求を出し、この要求を受信したルータは、これ以降該当パケットに対するQoS機能の提供を停止する。また管理サーバ8は、QoS課金サーバ9に対し停止したことを通知する情報を送信する。
次に、マスタ管理表16において端末10と端末11との通信において許容された最大許容重み付け値を、累積された重み付け値が超越しているためにQoS機能の提供が停止されている状況で、この停止を解除する場合を考える。利用者はまずQoS課金サーバ9にアクセスし、認証等の利用者を特定可能な手続きを経てログインを行う。ログイン後利用者は、利用アカウントに現在割り当てられているポイントを消費し、最大許容重み付け値の変更処理を行う。QoS課金サーバは、ポイントと最大許容重み付け値についての変換規則を持つ。この変更処理について図6に示す。当該処理が行われた後、管理サーバ8はルータに対し、停止されていたQoS処理の再開を要求するパケットを送信し、これ以降該当パケットに対するQoS機能の提供を再開する。
累積重み付け値は、月ごとにリセットし、最大許容量重み付け値を月当たりのものとしてもよい。また、最大許容量重み付け値を月当たりのサービス利用料金に応じて変化させてもよい。QoSに特定したオプションサービス項目を設け、所定の追加サービス料金を月ごとに払えば、それに応じた最大許容重み付け値を設定するようにしてもよい。
以上のように、管理サーバによる、識別可能なセッションごとのQoS制御による受益を定量的に計測を行うことができ、ネットワーク管理者がこのネットワークにおけるQoSの提供状況を知ることができる。
またQoS制御による受益について最大許容値を設けることによる特定の識別可能なセッションが最大許容値を超越してネットワーク・リソースを占有することの防止や、識別可能なユーザによる対価の支払いによる最大許容重み付け値の変更の仕組みにより、ネットワーク利用者に対する公正なネットワーク・リソースの分配を実現する。
[実施形態2]
実施形態1では、ソースアドレス(送信元アドレス)と宛先アドレスとの組毎に累積重み付け値を計算した。そして、管理サーバでもソースアドレスと宛先アドレスとの組毎に最大許容重み付け値を設け、これをソースアドレス(送信元アドレス)と宛先アドレスとの組毎の累積重み付け値と比較することとしていた。
実施形態1では、ソースアドレス(送信元アドレス)と宛先アドレスとの組毎に累積重み付け値を計算した。そして、管理サーバでもソースアドレスと宛先アドレスとの組毎に最大許容重み付け値を設け、これをソースアドレス(送信元アドレス)と宛先アドレスとの組毎の累積重み付け値と比較することとしていた。
これに対し、実施形態2では、ソースアドレス毎に累積重み付け値を計算する。そして、管理サーバでは、ソースアドレス毎に最大許容重み付け値を設け、これをソースアドレス毎の累積重み付け値と比較する。
また、実施形態2の他のバリエーションでは、宛先アドレス毎に累積重み付け値を計算する。そして、管理サーバでは、宛先アドレス毎に最大許容重み付け値を設け、これを宛先アドレス毎の累積重み付け値と比較する。
[実施形態3]
実施形態1では、プロトコルの種類別にパケット遅延基準毎の重み付けを決定していた。
実施形態1では、プロトコルの種類別にパケット遅延基準毎の重み付けを決定していた。
これに対し、実施形態4では、ポート番号も追加してパケット遅延基準毎の重み付けを決定する。また、プロトコルの種類別ではなく、ポート番号毎にパケット遅延基準毎の重み付けを決定してもよい。
[実施形態4]
実施形態1では、Aプロトコルとして、TCPを想定し、Bプロトコルとして、UDPを想定することができる。
実施形態1では、Aプロトコルとして、TCPを想定し、Bプロトコルとして、UDPを想定することができる。
これに対し、実施形態3では、プロトコルの種別をトランスポート層におけるプロトコルの種類に限定せず、OSI参照モデルの第5層以上のプロトコルにまで拡張する。例えば、Aプロトコルとして、TCPを想定し、BプロトコルとしてRTPパケットを含むUDPを想定し、CプロトコルとしてRTPパケットを含まないUDPを想定することができる。
10、11 端末
2、3、4、5 エッジルータ
6、7 コアルータ
8 管理サーバ
9 QoS課金サーバ
2、3、4、5 エッジルータ
6、7 コアルータ
8 管理サーバ
9 QoS課金サーバ
Claims (14)
- 通過するパケットの送信元アドレスを特定する送信元アドレス特定手段と、
通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、
通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、
前記重み付け値を送信元アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、
を備えることを特徴とするルータ。 - 通過するパケットの宛先アドレスを特定する宛先アドレス特定手段と、
通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、
通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、
前記重み付け値を宛先アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、
を備えることを特徴とするルータ。 - 通過するパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定する送信元アドレス・宛先アドレス特定手段と、
通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、
通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、
前記重み付け値を送信元アドレスと宛先アドレスとの組毎に累積する重み付け値累積手段と、
を備えることを特徴とするルータ。 - 1以上のルータと管理サーバとを備え、
各ルータは、
当該ルータを通過するパケットの送信元アドレスを特定する送信元アドレス特定手段と、
当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、
当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、
前記重み付け値を送信元アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、
を備え、
前記管理サーバは、
1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値手段と、
入力した重み付け値を基に所定の計算する計算手段と、
前記計算手段の計算結果が所定値以上となった場合に、前記送信元アドレスからの優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止手段と、
を備えることを特徴とする優先パケット通過制御システム。 - 1以上のルータと管理サーバとを備え、
各ルータは、
当該ルータを通過するパケットの宛先アドレスを特定する宛先アドレス特定手段と、
当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、
当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、
前記重み付け値を宛先アドレス毎に累積する重み付け値累積手段と、
を備え、
前記管理サーバは、
1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値手段と、
入力した重み付け値を基に所定の計算する計算手段と、
前記計算手段の計算結果が所定値以上となった場合に、前記宛先アドレス宛の優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止手段と、
を備えることを特徴とする優先パケット通過制御システム。 - 1以上のルータと管理サーバとを備え、
各ルータは、
当該ルータを通過するパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定する送信元アドレス・宛先アドレス特定手段と、
当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定手段と、
当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測手段と、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算手段と、
前記重み付け値を送信元アドレスと宛先アドレスとの組毎に累積する重み付け値累積手段と、
を備え、
前記管理サーバは、
1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値手段と、
入力した重み付け値を基に所定の計算する計算手段と、
前記計算手段の計算結果が所定値以上となった場合に、前記送信元アドレスから前記宛先アドレスに送られようとする優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止手段と、
を備えることを特徴とする優先パケット通過制御システム。 - 請求項4乃至6の何れか1項に記載の優先パケット通過制御システムにおいて、
前記所定の計算は、重み付け加算、最大値検出、単純加算、種々の平均値計算の何れかであることを特徴とする優先パケット通過制御システム。 - 通過するパケットの送信元アドレスを特定する送信元アドレス特定ステップと、
通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定ステップと、
通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測ステップと、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算ステップと、
前記重み付け値を送信元アドレス毎に累積する重み付け値累積ステップと、
を備えることを特徴とする優先処理量計算方法。 - 通過するパケットの宛先アドレスを特定する宛先アドレス特定ステップと、
通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定ステップと、
通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測ステップと、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算ステップと、
前記重み付け値を宛先アドレス毎に累積する重み付け値累積ステップと、
を備えることを特徴とする優先処理量計算方法。 - 通過するパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定する送信元アドレス・宛先アドレス特定ステップと、
通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定ステップと、
通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測ステップと、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算ステップと、
前記重み付け値を送信元アドレスと宛先アドレスとの組毎に累積する重み付け値累積ステップと、
を備えることを特徴とする優先処理量計算方法。 - 1以上のルータと管理サーバとを備えるシステムにおける優先パケット通過制御方法において、
各ルータでは、
当該ルータを通過するパケットの送信元アドレスを特定する送信元アドレス特定ステップと、
当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定ステップと、
当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測ステップと、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算ステップと、
前記重み付け値を送信元アドレス毎に累積する重み付け値累積ステップと、
を行い、
前記管理サーバでは、
1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値ステップと、
入力した重み付け値を基に所定の計算する計算ステップと、
前記計算ステップの計算結果が所定値以上となった場合に、前記送信元アドレスからの優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止ステップと、
を行うことを特徴とする優先パケット通過制御方法。 - 1以上のルータと管理サーバとを備えるシステムにおける優先パケット通過制御方法において、
各ルータでは、
当該ルータを通過するパケットの宛先アドレスを特定する宛先アドレス特定ステップと、
当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定ステップと、
当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測ステップと、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算ステップと、
前記重み付け値を宛先アドレス毎に累積する重み付け値累積ステップと、
を行い、
前記管理サーバでは、
1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値ステップと、
入力した重み付け値を基に所定の計算する計算ステップと、
前記計算ステップの計算結果が所定値以上となった場合に、前記宛先アドレス宛の優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止ステップと、
を行うことを特徴とする優先パケット通過制御方法。 - 1以上のルータと管理サーバとを備えるシステムにおける優先パケット通過制御方法において、
各ルータでは、
当該ルータを通過するパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定する送信元アドレス・宛先アドレス特定ステップと、
当該ルータを通過するパケットのQoSを特定するパケットQoS特定ステップと、
当該ルータを通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間と、当該ルータを優先的な扱いを受けずに通過するパケットの当該ルータにおける遅延時間との差分である優先時間を計測する優先時間計測ステップと、
パケットのQoS毎に優先時間に対応した重み付け値を求める重み付け値計算ステップと、
前記重み付け値を送信元アドレスと宛先アドレスとの組毎に累積する重み付け値累積ステップと、
を行い、
前記管理サーバでは、
1以上のルータから累積された重み付け値を入力する重み付け値ステップと、
入力した重み付け値を基に所定の計算する計算ステップと、
前記計算ステップの計算結果が所定値以上となった場合に、前記送信元アドレスから前記宛先アドレスに送られようとする優先的な扱いを受けるパケットの通過を阻止する優先パケット通過阻止ステップと、
を行うことを特徴とする優先パケット通過制御方法。 - 請求項11乃至13の何れか1項に記載の優先パケット通過制御方法において、
前記所定の計算は、重み付け加算、最大値検出、単純加算、種々の平均値計算の何れかであることを特徴とする優先パケット通過制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006183276A JP2008016921A (ja) | 2006-07-03 | 2006-07-03 | ルータ、優先パケット通過制御システム、優先処理量計算方法及び優先パケット通過制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006183276A JP2008016921A (ja) | 2006-07-03 | 2006-07-03 | ルータ、優先パケット通過制御システム、優先処理量計算方法及び優先パケット通過制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008016921A true JP2008016921A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39073568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006183276A Withdrawn JP2008016921A (ja) | 2006-07-03 | 2006-07-03 | ルータ、優先パケット通過制御システム、優先処理量計算方法及び優先パケット通過制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008016921A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013090215A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Hitachi Ltd | 通信システムの制御方法、通信システムおよび通信装置 |
-
2006
- 2006-07-03 JP JP2006183276A patent/JP2008016921A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013090215A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Hitachi Ltd | 通信システムの制御方法、通信システムおよび通信装置 |
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