JP2008013305A - シャーシ用台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性が高く、作業効率を向上できるシャーシ用台車を提供する。
【解決手段】回動軸6と、回動軸6の回転運動により上下動可能な昇降軸5と、昇降軸5の上部に形成され、かつトレーラのシャーシと接触可能な台座7とを有するとともに、シャーシを支持して固定するための台車1において、軸芯方向から回転駆動装置の回転部を嵌合可能であり、かつ前記回転駆動装置の回転力を伝動して回動軸6を回転させるための嵌合部が、前記回動軸6の端部に形成され、かつ前記回動軸6を回動可能なラチェット機構(送爪と爪車とを組み合わせた爪車機構)を有するラチェットレバー11が、前記回動軸6の軸芯方向に対して垂直な方向で前記回動軸6に装着されている。レバー本体部と規制部とで構成された切替レバー12がラチェットレバー11に軸支されるとともに、この切替レバー12が、送爪の揺動と連動し、回動軸6の受部を前記規制部で遮蔽可能であってもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、牽引車(トラクタ)から分離されたトレーラのシャーシを支持固定するための台車に関し、詳しくは、船床などの集荷場で用いられるトレーラのシャーシを支持固定するための台車に関する。
トラクタは、荷物を搭載したトレーラを目的地まで運搬するための輸送車である。トラクタによって、運搬されたトレーラは、トラクタから分離されて載置されるが、トラクタから分離した状態では、前車輪を欠くため、トレーラのシャーシを支持体(特に移動が容易なシャーシ用台車)で固定する必要がある。このようなトレーラは、主として、船舶での貨物輸送に利用され、具体的には、トラクタで牽引して運び込まれた積荷トレーラ(コンテナなど)を順次船積みし、船床において分離して、シャーシ用台車で支持固定される。
このようなシャーシ用台車には、通常、トレーラの前車輪相当部分を支持固定するために、昇降軸を昇降させる昇降機構を有することが必要とされる。このような昇降機構としては、歯車を利用した機構や油圧式機構が知られている。
歯車を利用した機構は、ラックやピニオンなどの歯車のかみ合わせにより回動力を伝えて台座を昇降作動させる機構である。このような機構を駆動させるためには、手動、電動のいずれかが採用されるが、手動では回転速度が低く、作業効率の向上が困難である。一方、電動では、負荷に応じて回動させるための回転駆動力を制御するのが困難であるため、最大の負荷時を想定して回転駆動力を設定しなければならない。従って、船舶の積み荷など、重量の大きい荷物では、歯車の回転速度が低下するため、作業効率を向上できない。
そこで、従来から、シャーシ用台車としては、負荷の大きさに応じて油圧を変化可能な油圧機構が利用されている。例えば、特許第3519073号公報(特許文献1)には、油圧式機構を利用したシャーシ用台車において、スクリューロッドをねじの係合を利用して機械的にロックした後、ロック解除ディスクを回転させてロックを解除する機構を有するシャーシ用台車が開示されている。
しかし、この台車でも、ロックにおける簡便性を向上してはいるものの、油圧式機構では、その構造上、油の抜けなどに備えて、油圧式機構とは別個に、機械的なロック機構が必須となる。従って、油圧式機構と機械的機構との異なる種類の操作が必要であり、操作性が煩雑又は複雑となるため、荷積み作業の能率を低下させると共に、誤操作を引き起こす危険性もあった。
また、油圧式機構では、機構上、台車が嵩高及び高重量となるため、操作性や運搬性が低く、耐圧構造などが必要であり、経済性も低い。さらに、油圧を利用しているため、各部にパッキン類が使用され、3〜5年間隔で定期的に点検し、消耗品交換が必要とされていた。特に、油圧による油の汚染(コンタミ)問題も常に発生し、この油の汚染が異物発生を誘って、ポンプ、バルブ、昇降軸部分に作動不良を引き起こし、油圧機構のトラブルの要因となるため、短期間でのオーバーホールなどの修理点検を余儀なくされていた。
特許第3519073号公報(請求項1、[発明の効果])
従って、本発明の目的は、操作性が高く、作業効率を向上できるシャーシ用台車(例えば、トレーラのシャーシ用台車)を提供することにある。
本発明の他の目的は、メンテナンスが容易であり、安全性及び操作性も高いシャーシ用台車を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、シャーシ用台車の昇降機構として、回転駆動装置による回動機構とラチェット機構とを組み合わせて、両機構を選択可能とすることにより、操作性及び作業効率を向上できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明のシャーシ用台車は、回動軸と、この回動軸の回転運動により上下動可能な昇降軸と、この昇降軸の上部に形成され、かつシャーシと接触可能な台座とを有するとともに、前記シャーシを支持して固定するための台車であって、軸芯方向から回転駆動装置の回転部を嵌合可能であり、かつ前記回転駆動装置の回転力を伝動して回動軸を回転させるための嵌合部が、前記回動軸の端部に形成され、かつ前記回動軸を回動可能なラチェット機構を有するラチェットレバーが、前記回動軸の軸芯方向に対して垂直な方向で前記回動軸に装着されている。このような台車では、回動軸の嵌合部を利用して、回転駆動装置により昇降軸を上下動できるとともに、ラチェット機構を利用して、昇降軸を上下動できるため、操作性及び作業効率を向上できる。
前記ラチェット機構は、回転力を回動軸に付与可能な爪車機構であり、この爪車機構がラチェットレバーの内部に収容されていてもよい。このようなラチェットレバーを利用したラチェット機構とすることにより、手動で簡便に回動軸を回転することが可能となる。
前記爪車機構は、前記回動軸と一体化して装着され、かつラチェットレバーによる駆動力を一方向にのみ作用させるための爪車と、この爪車との係合により前記ラチェットレバーによる駆動力を前記回動軸に伝達するための送爪とで構成される機構であって、前記送爪が、ラチェットレバーに揺動可能に軸支され、かつ爪車と係合しない位置で仮止可能であるとともに、前記爪車と係合して前記爪車を左右両方向に回転可能であってもよい。このような爪車機構では、送爪と爪車との係合位置を変えることにより、爪車の回転方向を選択できるとともに、爪車と送爪とが係合しないニュートラルな状態で送爪を仮止できるため、ラチェット機構による昇降軸の上下動を簡便に切り替えることができ、かつ前記回転駆動装置による昇降軸の上下動とも容易に切り替えることができる。
このシャーシ用台車には、前記ラチェット機構の回転方向を変更するためのレバー本体部と、前記回動軸の嵌合部に前記回転駆動装置の回転部が嵌合するのを規制するための規制部とで構成された切替レバーが、送爪の揺動と連動するようにラチェットレバーに軸支されていてもよい。さらに、この切替レバーは、送爪と爪車との係合に伴って、規制部が嵌合部を遮蔽し、送爪と爪車との非係合状態では、規制部が嵌合部を開放可能であってもよい。この切替レバーは送爪の揺動と連動することにより、容易にラチェット機構の回転方向を変更できるだけでなく、送爪がニュートラルな状態では、回動軸の嵌合部を開放し、かつ送爪が爪車に係合した状態では、回動軸の嵌合部を規制部で遮蔽できるため、回転駆動装置による回動機構とラチェット機構とを分断でき、安全性と操作性とを両立できる。
回動軸と昇降軸との間には、回動軸の回転運動を昇降軸に伝動するための傘歯車が配設されていてもよい。傘歯車の噛み合わせにより回動軸の回転運動を昇降軸に伝動することにより、負荷が大きい場合でも、円滑に回動軸から昇降軸への伝動が可能となる。
前記回転駆動装置は電動ドライバであってもよい。電動ドライバを用いることにより、高速回転が可能となり、操作性を向上できる。特に、コードレスの電動ドライバを使用すると、コンセントの少ない船内では、作業効率を向上できる。
本発明では、電動ドライバなどの回転駆動装置及びラチェット機構のいずれでも回動可能な機構としているため、簡便な方法でシャーシを支持でき、ロック操作も不要であり、操作性を向上できる。特に、負荷がかかっていない状態では、回転駆動装置で高速回転させて台座を上昇させ、負荷がかかった状態では、ラチェット機構で台座を上昇させることにより、作業効率を向上できる。さらに、軽量で簡便な機械的機構で構成された装置であるため、油圧式機構に比べて、運搬や設置などの簡便性に加え、修理・保守点検の頻度が少なくてすみ、メンテナンスも容易である。さらに、ラチェットレバーの送爪と連動する切替レバーによって、ラチェット機構の上下動を容易に切り替えることができるとともに、切替レバーの規制部により、回転駆動装置による回動機構とラチェット機構とを分断できるため、安全性と操作性とを両立できる。
以下に、必要に応じて添付図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明のシャーシ用台車の一例を示す斜視図である。このシャーシ用台車1は、截頭四角錐状に組み立てられた台車本体2と、この台車本体2の下部に形成されたキャスター取付枠3と、前記台車本体2の内部に搭載された昇降駆動部4と、昇降駆動部4の上部に形成され、かつシャーシと接触可能な台座7とを備えている。
台車本体2は、支持力を高めるため、上方に行くにつれて互いに内側に傾斜した複数の支柱又はフレーム(この例では4本の金属柱)で構成されており、台車の骨格を形成している。
キャスター取付枠3は、台車本体2の下端部で連結された多角状(この例では四角状)の金属枠であり、台車本体2を支持可能であれば、枠状に限定されず、板状などでもよい。キャスター取付枠3の底部には、台車の移動を容易にするための複数(この例では4個)のキャスター8が装着されている。キャスター8は、キャスター8の上部に固定されたスプリング9を利用した埋没機構により本体内部に埋没可能となっている。キャスター8の埋没機構は、例えば、負荷により自動又は手動でキャスター取付枠3のキャスター8(車輪)が本体内に没入して台車本体2でトレーラを安定よく支持し、昇降軸5が下降して台座7への負荷が解かれると、キャスター取付枠3の底部からキャスター8が出現して台車本体2を軽い力で滑動可能となり、トレーラから台車を容易に移動させて取り除く機構であってもよい。具体的には、特開2001−277810号公報などの機構を利用できる。さらに、キャスター取付枠3の底部には、台車を一時的に固定するための足踏ストッパー10が装着されている。
台座7は、シャーシと接触可能な平坦面を有していれば、特に限定されず、四角形状などの多角形状の平板の他、円や楕円形状の平板であってもよい。
昇降駆動部4は、台座7の下部に垂直方向に形成された昇降軸5と、昇降軸5の下部から昇降軸5の軸芯方向に対して直交する方向に延出された円柱形状の回動軸6と、昇降軸5と回動軸6との間に介在し、回動軸6の回転運動を昇降軸5に伝動するための歯車機構とで構成されている。なお、昇降軸5と回動軸6との接続部分は、昇降軸カバー5Aで覆われ、回動軸6も回動軸カバー6Aで覆われている。この回動軸6には、回動軸6に回転駆動力を手動により付与するためのラチェット機構を有するラチェットレバー(ラチェットスパナ又は梃子杆)11が取り付けられている。さらに、回動軸6には、ラチェットレバー11の上に重ねて、切替レバー12が装着されている。
図2は、図1に示すシャーシ用台車におけるラチェットレバー11及び切替レバー12を備える回動軸6の拡大概略正面図である。また、図3〜5は、図2に示すラチェットレバー11及び切替レバー12を備える回動軸6の部分概略平面図及び正面図であって、切替レバー12と回動軸6の嵌合部13との関係(切替レバー12による制御機構)を示している。さらに、図6又は7は、図3又は図5に示すラチェットレバー11の内部に収容された爪車機構の概略正面図である。
図3は、送爪14が爪車15と係合し回動軸6(嵌合部13)に右回りの回転を付与できる状態を示し、この場合は、切替レバー12の規制部12Bの下方の凸部が、嵌合部13を部分的に遮蔽しているため、電動ドライバの回転部を嵌合部13に嵌合することはできない。同様に、図4は、送爪14が爪車15と係合し回動軸6に左回りの回転を付与できる状態を示し、この場合は、規制部12Bの上方の凸部が、嵌合部13を部分的に遮蔽しているため、電動ドライバの回転部を嵌合部13に嵌合することはできない。これらの状態に対して、図5は、送爪14と爪車15とが係合していないニュートラルな状態を示し、この場合は、嵌合部13は開放され、規制部12Bによって遮蔽されておらず、嵌合部13に回転駆動装置の回転部が嵌合できる。
詳しくは、回動軸6の端部には、回動軸6を回転させるための回転駆動装置の回転部を嵌合可能な嵌合部13が形成されている。この嵌合部13は、回動軸6の軸方向に突起した六角柱形状で形成され、その嵌合部13の端部には、電気ドライバ(電動ドリル)などの回転駆動装置の回転部が、回動軸6の軸芯方向から嵌合可能である。この嵌合部13は、電気ドライバなどの回転駆動装置の回転部の形状(凹部として形成される形状)に適合した六角柱状に形成されている。従って、この嵌合部13に、回転駆動装置の回転部を嵌合させ、回転駆動装置を駆動して回転させることにより、回動軸6を高速で回転することができる。
さらに、嵌合部13には、この嵌合部13と嵌合可能な円形空洞(内部では六角形空洞)を有する頭部11Aと、この頭部11Aから回動軸6の軸芯方向に対して直交する(垂直な)方向に延出した把持部11Bとで構成されたラチェットレバー11が、嵌合部13に対して回転可能に装着されている。このラチェットレバー11は、回動軸6を回動可能なラチェット機構を有している。すなわち、嵌合部13と、ラチェットレバー11とは、その頭部11Aの内部において、送爪14を介して、嵌合部13と一体化した爪車15を回転させる爪車機構を構成している。
すなわち、図6及び7に示すように、送爪14は、長片(縦長板)であり、中心部に位置する軸部14Dでラチェットレバー11に軸支されている。この送爪14は、一方の側辺(ラチェットレバー11の把持部11B側の側辺)の中央部に形成された三角(山型)形状の切替固定部14Aと、他方の側辺(爪車15側の側辺)の中央部に左右対称で隣接して形成された三角(山型)形状の第1の爪部14B(右回し又は順行用爪部)及び第2の爪部14C(左回し又は逆行用爪部)とを有する。この送爪14は、第1の爪部14B又は第2の爪部14Cと爪車15とが係合してラチェットレバー11による駆動力を回動軸6に伝達するために、軸支された軸部14Dを中心として、左右いずれの方向にも揺動(回転)可能な状態でラチェットレバー11の頭部11Aと把持部11Bとの境界域に装着されている。
さらに、送爪14の切替固定部14Aの頂部には、突起状ストッパ16と嵌合可能な凹部14Eが形成されている。一方、ラチェットレバー11には、左右に揺動された送爪14を固定するために、ラチェットレバー11の把持部11Bの軸方向に沿って、バネによって復動可能な(進出自在の)突起状ストッパ16が、頭部11Aと把持部11Bとの境界域に装着されている。そして、突起状ストッパ16は、送爪14の切替固定部14Aと嵌合又は係合することにより、送爪14を固定する。
爪車15は、三角(山型)形状の爪部15Aが、歯車状に隣接して円周上に形成された円筒であり、その空洞部は、嵌合部13と嵌合するため、六角形状に形成されている。爪車15は、ラチェットレバー11による駆動力を一方向(右又は左回りの方向)にのみ作用させるために、ラチェットレバー11とは一体化されておらず(ラチェットレバー11の回転運動とは連動せず)、回動軸6の回転に伴って(回動軸6と一体化して)回転するように、六角形空洞が嵌合部13に嵌合され、一体化して装着されている。
例えば、送爪14は、図6に示された状態では、第2の爪部14Cが爪車15と係合し、切替固定部14Aが突起状ストッパ16によって固定されている。この状態で、左回りの方向にラチェットレバー11を回す場合(図では下方向にラチェットレバー11を下げる場合)、爪部14Cの係合により、送爪14を介してラチェットレバー11の力が爪車15に伝動され、爪車15を回転することができる。一方、右回りの方向にラチェットレバー11を回しても、この方向において、第2の爪部14Bは爪車15と係合していないため、ラチェットレバー11の力を爪車15に伝動できず、爪車15は回転しない。従って、ラチェットレバー11は爪車15とは連動せず、空回りすることとなる。その結果、ラチェットレバー11を、回転させることなく、繰り返し往復運動させることにより、爪車15を左回り方向にのみ回転することができる。
一方、ラチェット内部は図示していないが、送爪14は、図4の破線で示されている状態では、爪部14Bが爪車15と係合し、固定部14Aが突起状ストッパ16によって固定されている。従って、図6に示された状態とは逆方向に力が作用し、右回りの方向にラチェットレバー11を回すと、爪車15が回転する。
さらに、送爪14は、図7に示された状態では、第1の爪部14B及び第2の爪部14Cのいずれも爪車15と係合せず、切替固定部14Aが突起状ストッパ16によって固定されている。詳しくは、送爪14は、切替固定部14Aの頂部に形成された凹部14Eと突起状ストッパ16とが嵌合することにより、第1の爪部14B及び第2の爪部15Cが爪車15と係合しないニュートラルな状態で固定されている。この状態では、送爪14と爪車15とが非係合であるため、ラチェットレバー11をいずれの方向に回しても、ラチェットレバー11の力が爪車15に伝動されず、爪車15が回転することはない。
このように、送爪14を揺動(回転)して爪車15との係合関係を変化することにより、ラチェットレバー11による回動軸6の回転方向を変化できる。
切替レバー12は、把持可能で羽根(三角形)状のレバー本体部12Aと、レバー本体部12Aからラチェットレバー11の頭部11Aの方向に向かって延出し、かつ揺動により嵌合部13を遮蔽可能な規制部12Bと、レバー本体部12Aの上辺に形成されたツバ部12Cと、嵌合部13に嵌め込んで装着するための固定部12Eと、固定部12Eとレバー本体部12Aとを連結して支持するための支持部12Dとで構成され、ラチェットレバー11の送爪の係合関係を制御するために、ラチェットレバー11の頭部11Aと把持部11Bとの境界域において、ラチェットレバー11の上に重ねて装着されている。なお、図8に、切替レバーの概略図(側面図(a)、背面図(b)、平面図(c)、正面図(d))を示す。詳しくは、切替レバー12は、嵌合部13と一体化することなく(別個に回転可能で)、固定部12Eの空洞部が嵌合部13に嵌合装着されている。さらに、レバー本体部12Aが送爪14の揺動と連動するように、送爪14がレバー本体部12Aと一体化して連結されている。すなわち、レバー本体部12Aは、送爪14の軸部14Dによってラチェットレバー11に軸支されており、送爪14の揺動(回転運動)と連動するため、切替レバー12を上下動(揺動)させることにより、送爪14の位置を変更し、爪車15に係合した状態や、非係合の状態で仮止できる。さらに、切替レバー12は、固定部12Eとラチェットレバー11とがボルト17で固定されている。
規制部12Bの形状は、図5に示すニュートラルな状態で、回転駆動装置として用いられる電動ドライバの回転部を覆う円筒状ソケットの形状に対応する形状であり、具体的には、レバー本体部12Aの側辺から延出し、上方と下方に2個の凸部が上下対称に形成され、両凸部間の形状が半円状凹部(切欠部又は窓部)である。このような形状をした規制部12Bの位置によって、前述のように、嵌合部13の遮蔽又は開放が制御される。詳しくは、図3及び図4のように、嵌合部13が部分的に遮蔽されている場合には、電動ドライバのソケットが進入できず、一方、図5のように、嵌合部13が開放されている場合には、電動ドライバのソケットが進入可能な領域が開放され、電動ドライバにより嵌合部13を回転することが可能となる。特に、嵌合部13が規制部12Bから開放されるように、視覚で確認して切替レバーを仮止するだけで、同時に、ラチェット機構がニュートラルになり、回転駆動装置の進入が可能となるため、安全性と操作性との両立が可能である。
このように、回動軸6は、前述のラチェット機構を有するラチェットレバー11と、回転駆動装置で回転可能とするための嵌合部13とを備えているため、ラチェットレバー11を用いた手動の方法及び回転駆動装置を用いた電動の方法のいずれの方法でも回動軸6を回転できる。
図9は、図1に示すシャーシ用台車における昇降駆動部の概略部分断面図である。昇降駆動部4は、軸方向が水平方向となるように配設され、かつ回転運動が可能な回動軸6と、軸方向が垂直方向となるように配設され、かつ回動軸6の回動により上下動可能な昇降軸5とを備えている。
回動軸6の回転運動が昇降軸5の上下運動に変換される機構は、回動軸6の回転運動が回動軸6の端部(嵌合部13が形成された端部とは反対側の端部)に形成された傘歯車形状のピニオン部19と、昇降軸5の内部に収容されたスクリューシャフト21の端部に形成された傘歯車20との噛み合わせにより、スクリューシャフト21の回転運動として伝動され、さらに、スクリューシャフト21の回転運動が、スクリューシャフト21に形成された雄ネジ部22と、スクリューシャフト21と嵌合するラム23に形成された雌ネジ部24との螺合を利用して、ラム23の上下動に変換される機構である。
詳しくは、回動軸6の一方の端部には、前述のように、回動軸6を回転させるための回転駆動装置の回転部を嵌合可能な嵌合部13が形成されており、この嵌合部13を利用して回動軸6を回転可能である。なお、図では、ラチェット機構は形成されていないが、嵌合部13には、爪車機構を有するレバーが装着されており、ラチェットレバー11の往復運動によっても回動軸6を回転可能である。
回動軸6は、回動軸カバー6Aに収納されており、回動軸6の回転により生じる回動軸カバー6Aとの摩擦を低減するため、回動軸6と回動軸カバー6Aとの間には、ベアリング(円錐コロ軸受)18を配設している。このベアリング18が、回動軸6と回動軸カバー6Aとの間に介在することにより、本発明では、回転駆動装置による高速回転であっても、摩擦熱による回動軸6の焼け付きを抑制できる。
回動軸6の他方の端部には、歯車の山型歯が回動軸6の周方向に隣接して連なり、かつ回動軸6の他方の端部に向かって、歯車の径が小さくなるように傾斜した傘歯車形状のピニオン部19が装着されている。このピニオン部19は、回動軸6に一体化して装着されているため、回動軸6の回転に伴ってピニオン部19も回転する。
昇降軸5は、円柱形状の部材であり、カバー部26の内部に、円筒形状のラム23と、ラム23の内部に、嵌合して収納された円柱状のスクリューシャフト21とを収容している。スクリューシャフト21の底部(下端部)には、歯車の山型歯がスクリューシャフト21の周方向に隣接して連なり、かつスクリューシャフト21の底部に向かって、歯車の径が大きくなるように傾斜した傘歯車(ベベルギア)20が装着されている。この傘歯車20も、スクリューシャフト21に一体化して装着されており、傘歯車20の回転に伴ってスクリューシャフト21も回転する。
回動軸6は、軸方向が水平方向であり、ピニオン部19でスクリューシャフト21の傘歯車20と噛合することにより、軸方向が垂直方向であるスクリューシャフト21と直交して配設されている。さらに、この傘歯車同士の噛み合わせにより、例えば、回動軸6を右回りに回転してピニオン部18を右回りに回転させると、スクリューシャフト21の傘歯車20がピニオン部18とは逆方向に回転してスクリューシャフト21が傘歯車20と同方向に回転することとなる。このように、傘歯車を用いることにより、回動軸6の回転運動を、回動軸6とは直交する方向に配置された昇降軸6に伝動することができる。
スクリューシャフト21には、底部に形成された傘歯車20の上方において、その外表面に雄ネジ部22が形成(ネジ切り)されている。一方、このスクリューシャフト21と嵌合するラム23の下部にも、その内表面に雄ネジ部22と螺合する雌ネジ部24が形成されているとともに、ラム23が回り止めキー25によってカバー部25に固定され、回転が不可能な構造となっている。従って、スクリューシャフト21が回転すると、スクリューシャフト21とネジ部を介して螺合しているラム23にも回転力が負荷される、ラム23はカバー部25に固定されているため、ネジ部の螺合機構によって、ラム23自身は、回転せずに昇降運動をする。
すなわち、回転駆動装置又はラチェット機構により付与された回動軸6の回転運動は、傘歯車の噛み合わせ機構によってスクリューシャフト21の回転運動に伝動され、さらに、スクリューシャフト21とラム23とのネジ部の螺合機構によって、昇降軸5の昇降運動に変換される。昇降軸5の上部には、ヘッド部27が形成されており、ヘッド部27に設けられた台座(図示せず)の昇降運動によってシャーシを支持固定又は開放することが可能となる。このシャーシ用台車では、回転駆動装置又はラチェットレバー11を用いて、回動軸6を右回りに回転させると、昇降軸5が上昇し、左回りに回転させると、昇降軸5が下降する。こうような回動軸6の回転方向と、昇降軸5の昇降方向との関係は、ピニオン部19と傘歯車20との噛み合わせ方向や、スクリューシャフト21とラム23とのネジ部の螺合方向を変更することにより、変化することはできるが、昇降軸5の上昇において高い負荷がかかる点から、ラチェット機構において重力を利用できる回転方向が好ましい。
このように、ラチェット機構と回転駆動装置による回転機構とを組み合わせ、昇降軸5を昇降可能であるため、台座7に負荷がかかっていない状態では、回転駆動装置により迅速に昇降軸5を上昇させた後、台座7がシャーシと接触し負荷がかかった状態では、切替レバー12によってラチェット機構に変更し、ラチェットレバー11を手動で往復運動させることにより、所望の高さまで微調整しながら昇降軸5を上昇させることができる。すなわち、本発明では、切替レバー12が送爪14と連動しているため、昇降軸5の速度を負荷に応じて変化でき、切替レバー12の上げ下げにより簡便に機構を選択できるため、簡便にかつ効率よく台座7をシャーシに支持固定することができ、作業効率を向上できる。さらに、回転駆動装置による回動機構とラチェット機構とを組み合わせた場合、送爪14が爪車15と係合した状態で回転駆動装置により回動軸6が回転すると、ラチェットレバー11も同時に回転して伴動する危険が発生したり、各部位に負荷がかかり故障が発生する虞もある。しかし、本発明では、切替レバー12の規制部12Bが、送爪14が爪車15と係合した状態で、回転駆動装置が嵌合部13に進入するのを防止できるため、このような危険や故障を未然に防止できる。
本発明のシャーシ用台車において、各部材の材質は、特に限定されず、金属の他、プラスチック、セラミック、木材などであってもよい。加工や連結が容易な点などから、各部材の材質は、金属(例えば、鉄、銅、クロム、アルミニウム、ニッケル、銅合金、ステンレス鋼などの合金)などである。各部材に必要な強度などによって、材質は適宜選択すればよく、例えば、ラムの雌ネジ部は銅合金であってもよい。
ラチェット機構において、レバーの形状は、回動軸に嵌合可能な空洞部が形成された頭部と、把持可能な把持部とを有していれば特に限定されず、例えば、把持部の形状は、長方型の平板形状の他、棒状(例えば、円柱状や直方体状など)などであってもよい。
爪車機構としては、送爪と爪車とを組み合わせて回動軸を一方向にのみ回転させることができれば特に限定されず、慣用の可逆回転爪車、例えば、爪車の中心部に送爪の軸部を有し、かつ左右にある送爪の爪部を揺動させる機構、送爪の爪部を一方に傾斜させて形成し、その爪部を180度回転させることにより、送り方向を反転させる機構などであってもよい。さらに、単動爪車に限定されず、複動爪車であってもよい。
送爪の切替位置を固定するための構造は、送爪をニュートラルな状態で固定可能であれば、特に限定されず、バネなどにより復動可能な突起状ストッパと、凸部として形成された切替固定部との組み合わせの他、ネジなどを利用して固定する構造などであってもよい。
また、突起状ストッパを用いる場合、送爪の切替固定部の形状は、三角(山型)形状の他、例えば、四角形状などの多角形状、半円又は楕円形状などであってもよい。切替固定部の頂部に形成された凹部は、突起状ストッパの形状に応じて選択でき、例えば、突起状ストッパが凹部であり、切替固定部に凸部が形成されていてもよい。
送爪の形状は、爪車機構に応じて選択でき、突起部(切替固定部)を有し、かつ中心部に軸部を有する長片(縦長板)状に限定されず、弓形の両端に爪部を有し、かつ弓形の頂部に突起状の切替固定部を有する形状(逆Y字状)や、爪車の中心部に位置する軸部から、外周方向に向かって棒状に延出し、かつ爪車の外周において左右の両方向に延出し、その両端に爪部を有する形状であってもよい。
送爪の爪部(凸部)の形状は、爪車と係合可能であれば特に限定されず、爪車の爪の形状に応じて選択でき、三角(山型)形状の他、鉤状、四角形状などの長方形状、楕円形(棒状)状などであってもよい。
爪車においても、爪部の形状は、送爪の形状に応じて選択でき、三角(山型)形状に限定されないが、左右両方向に回転する必要があるため、左右対称の形状、通常、四角形状などの長方形状などである。
切替レバーの構造は、ラチェットレバーの送爪と同伴することにより爪車機構を制御できれば特に限定されないが、送爪の軸部によって軸支され、把持可能なレバー本体部と、このレバー本体部から延出する規制部とを備え、前記レバー本体部を操作して、軸部を基点として揺動させることにより、ラチェットレバーの爪車機構を制御でき、かつ規制部により、回動軸の嵌合部を遮蔽可能な構造が好ましい。
切替レバーの本体部の形状は、手動でレバーを操作可能であるとともに、ラチェットレバーの送爪の軸部によって軸支可能であり、かつ送爪の揺動に対して連動可能であれば特に限定されず、羽根状の他、例えば、棒状、四角板状、円又は楕円板状などであってもよい。
切替レバーの規制部の形状も、送爪の揺動に連動して、送爪が爪車と係合した状態で、回動軸の嵌合部を遮蔽可能な形状であれば、特に限定されず、電動ドライバの回転部を覆う円筒状ソケットの形状に対応する形状(半円状凹部など)の他、レバー本体部から棒状又は短冊状に2個の凸部が延出した形状などであってもよい。なお、規制部の形状は、送爪が右回り及び左回りの2種類の位置で係合するため、各々の係合位置について、嵌合部を遮蔽する必要があるため、少なくとも2個の凸部が必要である。電動ドライバの回転部(又は回転部を覆う円筒状ソケットや、回動軸の嵌合部)の形状に対応する形状とする場合、規制部の形状は、例えば、円筒状ソケットの形状に対応する円形空洞部を有する板状(円板状など)などであってもよい。
切替レバーの固定部も、回動軸(又は受部の連結部)に嵌合する空洞部を形成した嵌め込み型タイプに限定されず、回動軸(又は受部の連結部)に固定可能であれば、特に限定されない。図10は、切替レバーの他の例を示す概略図(側面図(a)、背面図(b)、平面図(c)、正面図(d))である。この切替レバー32では、回動軸(又は受部の連結部)に対応する半円状の固定部32Eが形成されている。
回動軸の端部に形成された嵌合部の形状は、回転駆動装置の回転部及びラチェットレバーの爪車の空洞の形状に応じて選択でき、六角形状の他、四角形状、三角形状などの他の多角形状などであってもよい。さらに、嵌合部の形状は、前記回転部に嵌合する部位(端部)と前記空洞に嵌合する部位とが一体である形状(連続した同一の形状)に限定されず、前記各部位で異なる形状であってもよい。例えば、前記回転部に嵌合する端部の形状を六角形状に形成し、前記空洞が嵌合する形状を四角形状に形成してもよい。
昇降駆動部は、傘歯車の噛み合わせとネジ部の螺合とを組み合わせた前記機構に限定されず、回動軸の回転運動を、回動軸に直行する方向の昇降軸の上下運動に変換できれば特に限定されず、例えば、ラックアンドピニオン機構、ピニオンとピンラックとの機構、ピン歯車とラックとの機構などの機構であってもよいが、重量の大きい船荷に対しても円滑に昇降可能な点から、傘歯車の噛み合わせとネジ部の螺合とを組み合わせた機構が好ましい。
回転駆動装置としては、回転部を有し、回動軸を高速で左右に回転可能(回動可能)であれば特に限定されないが、通常、電動ドライバ又は電動ドリルが使用される。これらの回転駆動装置は、コンセントの少ない船底で使用される場合には、コードレスの電池又は充電池式の電動ドライバなどが好ましい。回転駆動装置は、左回り、右回りのいずれの方向にも回動可能であるのが好ましい。回転駆動装置の回転部の構造は、六角形状の他、前記嵌合部の形状に応じて、選択できる。
本発明のシャーシ用台車は、ビヒクル(船舶、飛行機、電車などの車両など)による貨物輸送のために、牽引車(トラクタ)から分離されたトレーラのシャーシを支持固定するための台車、特に、船床などの集荷場で用いられるトレーラのシャーシを支持固定するための台車として有用である。
図1は、本発明のシャーシ用台車の一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示すシャーシ用台車における切替レバー及びラチェットレバーを備える回動軸の拡大概略正面図である。 図3は、図2に示す回動軸における右回し可能な状態の部分概略平面図及び正面図である。 図4は、図2に示す回動軸における左回し可能な状態の部分概略平面図及び正面図である。 図5は、図2に示す回動軸におけるニュートラルな状態の部分概略平面図及び正面図である。 図6は、図3に示すラチェットレバー内部に収容された爪車機構の概略正面図である。 図7は、図5に示すラチェットレバー内部に収容された爪車機構の概略正面図である。 図8は、図1に示すシャーシ用台車における切替レバーの概略図である。 図9は、図1に示すシャーシ用台車における昇降駆動部の概略部分断面図である。 図10は、本発明のシャーシ用台車に用いる切替レバーの他の例を示す概略図である。
符号の説明
1…シャーシ用台車
4…昇降駆動部
5…昇降軸
6…回動軸
11…ラチェットレバー
12…切替レバー
13…嵌合部
14…送爪
15…爪車
20…傘歯車

Claims (7)

  1. 回動軸と、この回動軸の回転運動により上下動可能な昇降軸と、この昇降軸の上部に形成され、かつシャーシと接触可能な台座とを備えるとともに、前記シャーシを支持して固定するための台車であって、軸芯方向から回転駆動装置の回転部を嵌合可能であり、かつ前記回転駆動装置の回転力を伝動して回動軸を回転させるための嵌合部が、前記回動軸の端部に形成され、かつ前記回動軸を回動可能なラチェット機構を有するラチェットレバーが、前記回動軸の軸芯方向に対して垂直な方向で前記回動軸に装着されているシャーシ用台車。
  2. ラチェット機構が、回転力を回動軸に付与可能な爪車機構であり、この爪車機構がラチェットレバーの内部に収容されている請求項1記載のシャーシ用台車。
  3. 爪車機構が、回動軸と一体化して装着され、かつラチェットレバーによる駆動力を一方向にのみ作用させるための爪車と、この爪車との係合により前記ラチェットレバーによる駆動力を前記回動軸に伝達するための送爪とで構成される機構であって、前記送爪が、ラチェットレバーに揺動可能に軸支され、かつ爪車と係合しない位置で仮止可能であるとともに、前記爪車との係合位置を変えて前記爪車を左右両方向に回転可能である請求項2記載のシャーシ用台車。
  4. ラチェット機構の回転方向を変更するためのレバー本体部と、回動軸の嵌合部に回転駆動装置の回転部が嵌合するのを規制するための規制部とで構成された切替レバーが、送爪の揺動と連動するようにラチェットレバーに軸支されている請求項3記載のシャーシ用台車。
  5. 送爪と爪車との係合に伴って、規制部が嵌合部を遮蔽し、送爪と爪車との非係合状態では、規制部が嵌合部を開放可能である請求項4記載のシャーシ用台車。
  6. 回動軸と昇降軸との間に、回動軸の回転運動を昇降軸に伝動するための傘歯車が配設されている請求項1記載のシャーシ用台車。
  7. 回転駆動装置が電動ドライバである請求項1記載のシャーシ用台車。
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