JP2008010321A - 導光板及びこれを備えたバックライトユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 一次光源に対応する第1領域間に存在する第2領域における輝度を充分に高めることができる導光板を提供すること。
【解決手段】 液晶ディスプレイのバックライトユニットに使用される導光板。この導光板2の出射面14は、一次光源に対応する第1領域26と、第1領域26の間に位置する第2領域28とを有し、第1領域26には、複数の第1凸部22が所定方向及び所定方向に対して実質上垂直な方向に間隔をおいて設けられ、また第2領域28には複数の第2凸部24が所定方向及び所定方向に対して実質上垂直な方向に連続して設けられている。これら第1及び第2凸部22,24は、正四角錐状、先端部が丸い正四角錐状、正四角錐台状、又は先端角部が丸い正四角錐台状に形成される。
【選択図】 図2

Description

本考案は、液晶ディスプレイなどを面照明するために用いる導光板及びこれを備えたバックライトユニットに関する。
画像情報などを表示するための液晶ディスプレイは、液晶ユニットと、この液晶ユニットを照明するためのバックライトユニットとから構成され、液晶ユニットはバックライトの表面側、即ち出射面と対向して配設される。液晶ユニットは液晶セルによって透過光の光量調整を行うもので、それ自体発光せず、バックライトユニットが液晶ディスプレイにおいて画像情報などを表示するための光源として用いられる。
バックライトユニットは、冷陰極蛍光ランプの如き一次光源と、光を導くための導光板と、一次光源からの照射光を導光板に向けて反射する反射板と、導光板からの出射光を拡散するための拡散シートなどを備えている。導光板はその一面が入射面として機能し、かかる入射面に対向して一次光源が配設される。また、導光板の入射面に対して対向する他面が出射面として機能し、出射面と対向して濃淡付き拡散シートが配設され、この濃淡付き拡散シートと対向して液晶ユニットが配設される。
液晶ユニットを照明するバックライトユニットにおいては、液晶ユニットを背面側から高輝度で照明するとともに、液晶ユニットの表示領域を均一に照明することが求められており、このことは、導光板において、一次光源から入射面を通して導入された光を効率良く出射面を通して出射するとともに、出射面から出射される光をその全域において実質上均一にすることが求められる。
このようなことから、出射面に凹部パターン(又は凸部パターン)を施した導光板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この導光板においては、凹部パターン(又は凸部パターン)は同一形状の多数の凹部(又は凸部)から構成され、これら凹部(又は凸部)が例えば正四角錐状に形成されている。
また、このような導光板の金型を製作するための加工装置として、四角錐形状の加工具を振動させて金型素材に加工を施すようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この加工装置では、導光板の凹部パターン(又は凸部パターン)として四角錐形状に加えて、円錐形状、円錐台形状及び四角錐台形状が開示されている。
実用新案登録第3118155号公報 特開2005−67065号公報
しかしながら、容器特許文献1に開示された導光板では、凹部パターン(又は凸部パターン)が縦方向及び横方向に間隔をおいてほぼ均一に設けられており(その図2に示されている)、それ故に、一次光源(例えば、冷陰極蛍光ランプ)に対向する領域、即ち一次光源の上方の光源部位では、一次光源からの照射光が強く、従って、出射面における上記光源部位からの出射光は明るく、一方この一次光源に対向しない領域、即ち隣接する第1領域間の非光源部位では、一次光源からの照射光が弱く、従って、出射面における上記非光源部位からの出射光は暗く、導光板の光源部位と非光源部位とで出射光の明るさが大きく異なり、液晶ユニットを照明する際に、照明ムラが生じるという問題がある。このような問題を解消するために、凹部パターン(又は凸部パターン9の多数の凹部(又は凸部)を不規則に配置することも提案されているが、凹部又は凸部の配置についての光学的設計が難しく、またその製作が容易でないという問題がある。
また、特許文献2では、導光板の凹部パターン(又は凸部パターン)として四角錐形状、円錐形状、円錐台形状及び四角錐台形状を開示しているが、これらの凹部パターン(又は凸部パターン)の凹部(又は凸部)をどのように配置することによって、より効率的に輝度を高めることができるか、また導光板の光源部位と非光源部位との境界領域の照明ムラを抑えることができるかについて何ら開示されていない。
本発明の目的は、一次光源に対応する第1領域間に存在する第2領域における輝度を充分に高めることができる導光板を提供することである。
本発明の他の目的は、第1領域と第2領域との間の境界領域における急激な輝度の変化を抑えて出射面の全域にわたってほぼ均一な輝度を得ることができる導光板を提供することである。
本発明の更に他の目的は、液晶ユニットを充分な輝度で均一に照射することができるバックライトユニットを提供することである。
本発明の請求項1に記載の導光板は、液晶ディスプレイのバックライトユニットに使用される導光板であって、所定方向に間隔をおいて配設された複数の一次光源からの光が入射する入射面と、前記入射面に対向した面であって、前記入射面から導入された光を出射する出射面とを備え、前記入射面又は前記出射面には、前記複数の一次光源に対応する複数の第1領域と、前記複数の第1領域の間に位置する第2領域とを有し、前記複数の第1領域には、複数の第1の凹部及び凸部のいずれかが前記所定方向及び前記所定方向に対して実質上垂直な方向に間隔をおいて設けられ、また前記複数の第2領域には複数の第2の凹部及び凸部のいずれかが前記所定方向及び前記所定方向に対して垂直な方向に連続して複数設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の導光板では、前記第1領域には、前記複数の第1凹部が前記所定方向及び前記所定方向に対して垂直な方向に間隔をおいて設けられ、また第2領域には、前記複数の第2凸部が前記所定方向及び前記所定方向対して垂直な方向に連続して設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の導光板は、液晶ディスプレイのバックライトユニットに使用される導光板であって、所定方向に間隔をおいて配設された複数の一次光源からの光が入射する入射面と、前記入射面に対向した面であって、前記入射面から導入された光を出射する出射面とを備え、前記入射面又は前記出射面には、前記複数の一次光源に対応する複数の第1領域と、前記複数の第1領域の間に位置する第2領域とを有し、前記複数の第1領域には、複数の第1凹部又は凸部が前記所定方向及び前記所定方向に対して実質上垂直な方向に間隔をおいて設けられ、また前記複数の第2領域には、V字状の山部及び谷部が前記所定方向又は前記所定方向に対して実質上垂直な方向に交互に連続して設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の導光板では、前記第1領域には、前記複数の第1凹部又は凸部が、前記所定方向に300〜600μmの間隔をおいて、また前記所定方向に対して垂直な方向に300〜600μmの間隔をおいて設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の導光板では、前記複数の第1及び第2凹部又は凹部は、正四角錐状、先端部が丸い正四角錐状、正四角錐台状、又は先端角部が丸い正四角錐台状であり、前記複数の第1及び第2凹部又は凸部の底辺の一辺が80〜150μmであることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の導光板では、前記入射面には、前記複数の一次光源に対応して複数の光源収容凹部が設けられ、前記複数の光源収容凹部に前記複数の一次光源がそれぞれ収容され、前記第1及び第2領域は前記出射面に配設され、前記第1領域は前記複数の光源収容凹部に対応して設けられ、前記第2領域は前記複数の光源収容凹部間に対応して設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載の導光板では、前記第1領域と前記第2領域との境界領域には、前記境界領域からの出射光をぼかすためのグラデーション領域が設けられ、前記グラデーション領域には前記第2領域から前記第1領域に直線状に延びる複数の拡散溝又は拡散突条が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に記載の導光板では、前記第1領域と前記第2領域との境界領域には、前記境界領域からの出射光をぼかすためのグラデーション領域が設けられ、前記グラデーション領域には、前記第2領域から前記第1領域に延びる拡散山部及び拡散谷部が設けられていることを特徴とする。
更に、本発明の請求項9に記載のバックライトユニットは、請求項1〜8のいずれかに記載の導光板と、前記導光板の入射面に対向して配設された複数の一次光源と、前記導光板の出射面に対向して配設された濃淡付き光拡散シートと、を備えたことを特徴とする。
更にまた、本発明の請求項10に記載のバックライトユニットでは、前記複数の一次光源の前記導光板と反対側には、前記複数の一次光源からの照射光を前記入射面に向けて反射するための反射板が配設され、前記反射板には、前記複数の一次光源を収容するための複数の収容凹部が規定されていることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の導光板によれば、出射面(又は入射面)の複数の第1領域には、複数の第1凹部(又は凸部)が所定方向及びこの所定方向に対して垂直な方向に間隔をおいて設けられ、またその第2領域には、複数の第2凹部(又は凸部)が所定方向及び所定方向に対して垂直な方向に連続して設けられている。この第2領域においては一次光源からの光は少ないが、第2凹部(又は凸部)が多数存在する故に、一次光源からの光はこれら凹部(又は凸部)によって充分に拡散されて輝度が高められる。また、第1領域においては一次光源からの光は多いが、第1凹部(又は凸部)の存在が少なく、それ故に、一次光源からの光の拡散が第2領域に比して少なくて輝度の上昇が抑えられる。かくして、第2領域では輝度が充分に高められる一方、第1領域では輝度の上昇が抑えられ、第2領域の輝度を高めながら第1領域と第2領域の輝度ムラを少なくすることができる。尚、第1領域の第1凹部(又は凸部)と第2領域の第2凹部(又は凸部)とは同じ形状でもよいが、異なる形状でもよい。
また、本発明の請求項2に記載の導光板によれば、導光板は例えば射出成型により形成され、このような射出成形用の型は、第1領域にあっては加工具を振動させながら押圧することによって、また第2領域にあっては切削加工を施すことによって形成されるので、このような型を用いた成型では、第1領域においては第1凹部が設けられ、また第2領域においては、第2凸部が設けられる。
また、本発明の請求項3に記載の導光板によれば、出射面(又は入射面)の複数の第1領域には、第1凹部(又は凸部)が所定方向及びこの所定方向に対して垂直な方向に間隔をおいて設けられ、またその第2領域には、V字状の山部及び谷部が所定方向(又は所定方向に対して実質上垂直な方向に)に連続して設けられる。この第2領域においては一次光源からの光は少ないが、山部及び谷部が連続して存在する故に、一次光源からの光はこれら山部及び谷部によって充分に拡散されて輝度が高められる。また、第1領域においては一次光源からの光は多いが、第1凹部(又は凸部)の存在が少なく、それ故に、一次光源からの光の拡散が第2領域に比して少なくて輝度の上昇が抑えられる。かくして、第2領域では輝度が充分に高められる一方、第1領域では輝度の上昇が抑えられ、第2領域の輝度を高めながら第1領域と第2領域の輝度ムラを少なくすることができる。
また、本発明の請求項4に記載の導光板によれば、第1領域には、複数の第1凹部又は凸部が所定方向に300〜600μmの間隔をおいて、また所定方向に対して垂直な方向に300〜600μmの間隔をおいて設けられているので、第2領域の輝度を考慮しながら第1領域の輝度を高めることができる。
また、本発明の請求項5に記載の導光板によれば、第1及び第2凹部(又は凸部)は、正四角錐状、先端部が丸い正四角錐状、正四角錐台状、又は先端角部が丸い正四角錐台状であるので、一次光源からの光を充分拡散させて輝度を高めることができる。特に、先端部が丸い正四角錐状、正四角錐台状及び先端角部が丸い正四角錐台状である場合、光の反射面がより多くなり、一次光源からの光をより効率的に拡散して輝度を高めることができる。
また、本発明の請求項6に記載の導光板によれば、入射面には光源収容凹部が設けられ、各一次光源が対応する光源収容凹部に収容されているので、一次光源からの光が効率良く導光板の入射面に導かれ、導光板の輝度を高めることができる。また、第1領域は光源収容凹部に対応して設けられ、第2領域は隣接する光源収容凹部間に対応して設けられているので、一次光源からの照射光が弱い第2領域にあっては輝度が充分に高められ、また一次光源からの照射光が強い第1領域にあって第2領域の輝度を考慮して輝度の上昇が抑えられる。
また、本発明の請求項7に記載の導光板によれば、第1領域と第2領域との境界領域に存在するグラデーション領域には、第2領域から第1領域に直線状に延びる複数の拡散溝又は拡散突条が設けられているので、比較的簡単な構成でもって境界領域からの出射光をぼかして急激な輝度差を解消することができる。
また、本発明の請求項8に記載の導光板によれば、第1領域と第2領域との境界領域に存在するグラデーション領域には、第2領域から第1領域に延びる拡散山部及び拡散谷部が設けられているので、このように構成しても境界領域からの出射光をぼかして急激な輝度差を解消することができる。
更に、本発明の請求項9に記載のバックライトユニットによれば、請求項1〜8のいずれかに記載の導光板を備えるとともに、この導光板の出射面に対向して濃淡付き光拡散シートが配設されているので、導光板から濃淡付き光拡散シートを通って液晶ユニットに導かれる出射光を均一な光とすることができる。
更にまた、本発明の請求項10に記載のバックライトユニットによれば、次光源の導光板と反対側には反射板が配設され、反射板には、一次光源を収容するための収容凹部が規定されているので、一次光源からの光を効率良く反射させて導光板に導くことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う導光板及びこれを備えたバックライトユニットの実施形態について説明する。図1は、本発明に従うバックライトユニットの一部を示す断面図であり、図2は、図1のバックライトユニットにおける導光板の一部を拡大して示す部分拡大正面図であり、図3は、図2におけるIII−III線による拡大断面図である。
図1及び図2において、図示のバックライトユニット2は、光を導くための導光板4と、一次光源としての冷陰極蛍光ランプ6と、冷陰極蛍光ランプ6からの照明光を反射するための反射板8と、光を拡散するための濃淡付き光拡散シート10とを備えている。導光板4は矩形プレート状に形成され、図1において下面12が、冷陰極蛍光ランプ6からの照明光が入射する入射面として機能し、図1において上面14が、液晶ユニット(図示せず)に向けて光を出射する出射面として機能する。
冷陰極蛍光ランプ6は、導光板4の入射面12(下面)に対向して配設されている。この実施形態では、導光板4の入射面12には、所定方向(図1及び図2において左右方向)に間隔をおいて複数(図1において2個示す)の光源収容凹部16が設けられ、これら光源収容凹部16に冷陰極蛍光ランプ6が収容されている。各光源収容凹部16は上記所定方向に垂直な方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において上下方向)に延びており、従って、各冷陰極蛍光ランプ6も上記所定方向に垂直な方向に延びるように光源収容凹部16に配置される。
各光源収容凹部16は30〜45mm程度、例えば35mmの間隔に配設され、その幅W1は8〜15mm程度、例えば10mmに形成され、その幅方向両側端部が弧状に形成され、その幅方向中央部が平坦に形成されている。この光収容凹部16の幅方向中央部に冷陰極蛍光ランプ6が配設される。
反射板8は、複数の冷陰極蛍光ランプ6に対向して導光板4と反対側に配設され、この導光板4の入射面12に取り付けられる。この反射板8は、例えばポリカーボネイト樹脂、ABS樹脂などの白色系樹脂から形成され、導光板4の光源収容凹部16に対応する部分18が外側に凸状に湾曲され、かかる湾曲部18の内面が収容凹部20を規定し、反射板8の収容凹部20及び導光板4の光源収容凹部16により規定される収容空間22に、各冷陰極蛍光ランプ6が収容される。この収容凹部20は、例えば、入射面12の光源収容凹部16と同様の形状にされる。このように構成されるので、冷陰極蛍光ランプ6から導光板4に向かう照射光は、直接的に入射面12の光源収容凹部14から入射され、また冷陰極蛍光ランプ6から反射板4に向かう照射光は、反射板4の収容凹部20の内面により反射された後に入射面12の光源収容凹部14から入射される。
この実施形態では、導光板4の出射面14に、所定形状の凸部22,24が設けられている。各冷陰極蛍光ランプ6に対応する出射面14の第1領域26(この実施形態では、冷陰極蛍光ランプ6の上方であって、光源収容凹部16の上方の領域)においては、冷陰極蛍光ランプ6からの照射光は強く、従って、この第1領域26では複数の第1凸部22が間隔をおいて設けられている。この形態では、第1凸部22は所定方向(図1及び図2において左右方向)に300〜600μm程度の所定の間隔、例えば400μmの間隔をおいて設けられているとともに、上記所定方向に対して実質上垂直な方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において上下方向)に300〜600μm程度の所定の間隔、例えば400μmの間隔をおいて設けられている。
また、隣接する第1領域26間に位置する第2領域28(この実施形態では、冷陰極蛍光ランプ6が存在しない上方であって、光源収容凹部16から外れた部位の上方領域)においては、冷陰極蛍光ランプ6からの照射光は弱く、従って、この第2領域28では複数の第2凸部24が連続して設けられている。即ち、第2凸部24は所定方向に連続して設けられているとともに、上記所定方向に対して実質上垂直な方向に連続して設けられている。
この実施形態では、第1領域26の第1凸部22と第2領域28の第2凸部24とは実質上同一の形状で、先端部が丸い正四角錐状に形成されている。図3をも参照して、第1及び第2凸部22,24の底辺の一辺の大きさL(図2参照)は80〜150μm、好ましくは100〜140μmであり、例えば120μmに形成され、またその高さH1(図3参照)は30〜70μm、好ましくは40〜60μmであり、例えば50μmに形成され、この凸部22,24は、その高さ方向において頂点部Pからの距離H2までの部位、即ち頂点部Pから6〜35μmまで部位が円弧状に丸く形成されている。断面円弧状に形成する頂点部Pからの距離H2は、正四角錐状の凸部22,24の高さH1が高いときには大きくなり、この距離H2は上記高さHの20〜50%、好ましくは20〜35%の割合の大きさに設定される。光を拡散させるための第1及び第2凸部22,24をこのような正四角錐形状にすることによって、拡散効率を高めて輝度を明るくすることができ、また頂点部Pから所定範囲までの部位を円弧状に形成することによって、反射面をより多くして拡散効率を高め、頂点部Pへの光の集まりを抑えて出射面4の明るさをより均一にすることができる。
この実施形態では、導光板4の光源収容凹部16の幅W1に対応して第1領域26が設けられているが、この第1領域26は冷陰極蛍光ランプ6から導光板4を通して導光される光の輝度を考慮して、この光源収容凹部16の幅W1よりも幾分両側に広がった部位まで第1領域26として設定するようにしてもよく、第1領域26の幅を8〜24mm程度、例えば20mm程度に設定することができる。
濃淡付き光拡散シート10は導光板4の出射面14(上面)に対向して配設される。この光拡散シート10はポリカーボネイト樹脂、PET樹脂などから形成され、その表面にマイクロドットパターンが施され、導光板4の出射面14から濃淡付き光拡散シート10を通して出射される光がその全域において実質上均一となるように形成される。即ち、導光板4の出射面14の第1領域26に対応する領域においては単位面積当たりのマイクロドット数が多くなるように、またその出射面14の第2領域28に対応する領域においては単位面積当たりのマイクロドット数が少なくなるように形成され、第1領域26及び第2領域28の境界領域においては、第1領域26から第2領域28に向けて単位面積当たりのマイクロドット数が漸減するよう形成される。このようなマイクロドットパターンは、光拡散剤入りのインク用いて光拡散シートの表面にスクリーン印刷することによって、又は光拡散シートの表面にシボ加工を施すことによって形成される。
この濃淡付き光拡散シート10の表面には、更に、その全域を覆うように保護シート32が配設される。保護シート32は薄い透明な樹脂シートから形成され、濃淡付き光拡散シート10を保護する。この濃淡付き光拡散シート10に対向して液晶ユニット(図示せず)が配設され、この光拡散シート10からの光が液晶ユニットの背面側から投射される。
主として図3を参照して、上述したバックライトユニット2においては、各冷陰極蛍光ランプ6からの照射光は、図1において上方に向かう照射光にあっては直接的に、また下方に向かう照射光にあっては反射板8に反射された後に、入射面12から導光板4に導入され、かく導入された照射光が出射面14から出射される。このとき、出射面14の第1領域26にあっては、複数の凸部22が間隔をおいて設けられているので、光の拡散が少なくて輝度の上昇が少なく、一方第2領域28にあっては、複数の凸部24が連続して設けられているので、光の拡散が充分に行われて輝度の上昇が大きく、出射面14からの出射光を均一化することができる。
導光板4の出射面14から出射された光は、濃淡付き光拡散シート10及び保護シート32を通して出射され、この出射光が背面側から液晶ユニット(図示せず)に投射され、かかる投射光によって液晶ユニット投射される。このとき、濃淡付き光拡散シート10にマイクロドットパターンが形成されているので、このマイクロドットパターンによってより出射光がより一層均一化され、かくして液晶ユニットをより均一に照射することができる。尚、このような液晶ユニットは、液晶テレビ用、カーナビ用、モニター用などの液晶ユニットである。
上述した実施形態では、導光板4の入射面12に光源収容凹部16を設けているので、光拡散用の凸部22,24を出射面14に設けているが、この入射面12の光源収容凹部16を省略したときには、第1及び第2凸部22,24を入射面12に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、導光板4の出射面14に光拡散用の第1及び第2凸部22,24を設けているが、第1及び第2凸部22,24に代えて、図4に示すように構成することができる。図4は、導光板の第2の実施形態の一部を拡大して示す断面図であり、以下の実施形態において、図1〜図3に示す実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図4において、この実施例では、冷陰極蛍光ランプ(図示せず)に対応する出射面14の第1領域(冷陰極蛍光ランプの上方の領域)においては、冷陰極蛍光ランプからの照射光が強い故に、複数の第1凹部42が所定方向及び所定方向に垂直な方向に間隔をおいて、例えば上述した実施形態と同様に、所定方向に300〜600μm程度の間隔、上記所定方向に対して実質上垂直な方向に300〜600μm程度の間隔をそれぞれおいて設けられ、また隣接する第1領域間に位置する第2領域(冷陰極蛍光ランプが存在しない上方の領域)においては、冷陰極蛍光ランプからの照射光が弱い故に、複数の第2凹部44が、上述した実施形態と同様に、所定方向及び所定方向に対して垂直な方向に連続して設けられる。
第1及び第2凹部42,44は実質上同一の形状に形成され、第1凹部42(第2凹部44)の底辺の一辺の大きさは80〜150μm、好ましくは100〜140μmに形成され、またその深さh1(図4参照)は30〜70μm、好ましくは40〜60μmに形成される。この第1凹部42(第2凹部44)は、その深さ方向において底点部pからの距離h2までの部位、即ち底点部pから6〜35μmまで部位が円弧状に丸く形成されている。断面円弧状に形成する底点部pからの距離h2は、正四角錐状の第1凹部42(第2凹部44)の深さh1が深いときには大きくなり、この距離h2は上記深さh2の20〜50%、好ましくは20〜35%の割合の大きさに設定される。光を拡散させるための第1及び第2凹部42,44をこのような正四角錐形状にすることによって、上述したと同様に、拡散効率を高めて輝度を明るくすることができる。また、このような第1及び第2凹部42,44を導光板4Aの出射面14に代えて入射面に設けるようにしてもよい。
導光板の出射面に設ける複数の第1及び第2凸部を、図5に示すように構成するようにしてもよい。図5(a)は、導光板の第3の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大正面図であり、図5(b)は、図5(a)におけるB−B線による部分拡大断面図である。
図5において、この実施形態では、導光板4Bの出射面14に第1及び第2凸部52,54が設けられ、上述した実施形態と同様に、その第1領域に所定方向及び所定方向に間隔をおいて第1凸部52が設けられ、その第2領域に所定方向及び所定方向に対して垂直な方向に連続して第2凸部54が設けられる。
これら第1及び第2凸部52,54は実質上同一の形状で、正四角錐状に形成されている。これら第1凸部52(第2凸部54)は、図1〜図3の実施形態の第1凸部22(第2凸部24)における先端部の丸みをなくしたものと同様の形状でよく、凸部52(54)の底辺の一辺の大きさL3は80〜150μm、好ましくは100〜140μmに形成され、またその高さH3は30〜70μm、好ましくは40〜60μmであり、例えば50μmに形成される。このような第1及び第2凸部52,54を設けても上述したと同様の効果が達成される。
導光板の出射面に設ける光拡散用の凹部を、図4に示す第1凹部42(第2凹部44)に代えて、図6に示すように構成するようにしてもよい。図6は、導光板の第4の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図である。
図6において、この実施形態では、導光板4Cの出射面14に第1及び第2凹部62,64が設けられ、上述した実施形態と同様に、その第1領域に所定方向及び所定方向に間隔をおいて第1凹部62が設けられ、その第2領域に所定方向及び所定方向に対して垂直な方向に連続して第2凹部64が設けられる。
これら第1及び第2凹部62,64は実質上同一の形状で、正四角錐状に形成されている。これら第1凹部62(第2凹部64)は、図4の実施形態の第1凹部42(第2凹部44)における先端部の丸みをなくしたものと同様の形状でよく、第1凹部62(第2凹部64)の底辺の一辺の大きさは80〜150μm、好ましくは100〜140μmに形成され、またその深さh4は30〜70μm、好ましくは40〜60μmに形成される。このような第1及び第2凹部62,64を設けても上述したと同様の効果が達成される。
導光板の出射面に設ける複数の第1及び第2凸部を、図7に示すように構成するようにしてもよい。図7は、導光板の第5の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図である。
図7において、この実施形態では、導光板4Dの出射面14に第1及び第2凸部72,74が設けられ、上述した実施形態と同様に、その第1領域に所定方向及び所定方向に間隔をおいて第1凸部72が設けられ、その第2領域に所定方向及び所定方向に対して垂直な方向に連続して第2凸部74が設けられる。
これら第1及び第2凸部72,74は実質上同一の形状で、正四角錐台状に形成されている。これら第1凸部72(第2凸部74)は、図5の実施形態の第1凸部52(第2凸部54)における先端部を水平に切断して削除したのものと同様の形状でよい。かかる第1凸部72(第2凸部74)の底辺の大きさは図5の実施形態のものと同じでよく、その高さH6は、正四角錐の高さH5(図5の正四角錐形状の高さと同じでよい)のうち10〜40%の割合の高さH7を切断した形状でよい。このような正四角錐台状の第1及び第2凸部72,74を設けた場合、反射面の数がより多くなり、これによって、拡散効率をより高めて輝度を上昇させることができるとともに、正四角錐状の頂部への光の集中を抑えることができる。
導光板の出射面に設ける複数の第1及び第2凸部を、図8に示すように構成するようにしてもよい。図8は、導光板の第6の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図である。図8において、この実施形態では、導光板4Eの出射面14に第1及び第2凸部82,84が設けられ、上述した実施形態と同様に、その第1領域に所定方向及び所定方向に間隔をおいて第1凸部82が設けられ、その第2領域に所定方向及び所定方向に対して垂直な方向に連続して第2凸部84が設けられる。これら第1及び第2凸部82,84は実質上同一の形状で、図7に示す正四角錐台状における先端角部が丸く形成され、この角部の半径rは1〜6μm程度に形成される。このような第1及び第2凸部82,84を設けることによっても上述したと同様の効果が達成され、加えて正四角錐状の先端角部を丸く形成することによって、先端角部での光の集中を防止することができる。
図7(又は図8)の実施形態では、導光板4D(又は4E)の出射面14に正四角錐台状(又は先端角部が丸い正四角錐台状)の第1及び第2凸部72,74(又は82,84)を設けているが、このような凸部に代えて、図4及び図6に示すよう、その出射面14に正四角錐台状(又は先端角部が丸い正四角錐台状)の第1及び第2凹部を設けるようにしてもよい。
また、図3〜図8に示す実施形態では、光拡散用の第1及び第2凸部又は凹部を導光板の出射面に設けているが、これらをその入射面に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、導光板の第1及び第2領域に設ける第1及び第2凸部(又は凹部)を実質上同じ形状に形成しているが、必ずしも同じ形状にする必要はなく、導光板の第1領域に例えば第1凸部、即ち上述した第1凸部のいずれか)(又は上述した第1凹部のいずれか)を設け、その第2領域に例えば第2凹部、即ち上述した第2凹部のいずれか(又は上述した第2凸部のいずれか)を設けるようにしてもよい。
上述した各種導光板において、出射面14の第1領域26と第2領域28との境界領域に輝度差が生じる場合、図9に示すように構成することができる。図9は、導光板の第7の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図である。
図9において、この実施形態の導光板4Fにおいては、第1領域26と第2領域28との境界領域にグラデーション領域102が設けられている。このグラデーション領域102には、第2領域28から第1領域26に向けて直線状に延びる拡散溝104が設けられ、この拡散溝104は所定方向(即ち、冷陰極蛍光ランプ(図示せず)が間隔をおいて配設される方向)に対して垂直な方向に間隔をおいて、例えば第1領域26に設けられる第1凸部22の間隔に対応して設けられる。拡散溝104は例えば断面がV状に形成され、第2領域28の対応する一対の第2凸部24間のV字状の部位から直線状に第1領域26に向けて延び、例えば0.5〜2.0mm程度の長さ形成される。この導光板4Fのその他の構成は、図1〜図3の実施形態の導光板4と実質上同一である。
この導光板4Fでは、グラデーション領域102に拡散溝104が設けられているので、かかる拡散溝104により光の拡散が行われ、第1領域26と第2領域28の境界領域の輝度の急激な変化が抑えられ、かかる境界領域の輝度の変化がぼけるようになり、かくして濃淡付き光拡散シート(図示せず)と組み合わせて用いることによって、液晶ユニットに向けて出射する出射光をより均一なものとすることができる。
この拡散溝104を設ける間隔は適宜設定することができ、第2領域28の一対の第2凸部24間のV字状の部位の各々に対応して設けるようにしてもよく、一対の第2凸部24間のV字状の部位に関係なく適宜の間隔をおいて拡散溝104を設けるようにしてもよい。
上述した実施形態では、拡散溝104を設けているが、このような構成に限定されず、山状の拡散突条を設けるようにしてもよく、このような拡散突条を設けることによっても同様の効果が達成される。
上述した実施形態では、いずれも、導光板の第2領域において、第2凸部又は凹部を所定方向及び所定方向に対して垂直な方向に連続して設けているが、このような構成に代えて、図10に示すように構成することもできる。
図10において、この導光板4Gにおいては、その出射面14の第2領域28にV字状の山部112及び谷部114が設けられている。これら山部112及び谷部114は所定方向(図10において左右方向)に直線状に延び、この所定方向に対して実質上垂直な方向に交互に連続して設けられている。かかる山部112の幅W3(即ち、所定方向に対して垂直な方向の幅)は、例えば、出射面14の第1領域26に設けられる第1凸部116(この形態では、正四角錐状のもの)の底辺の一辺の大きさと等しくなるように形成され、80〜150μm程度に、例えば120μmに形成され、その高さは40〜80μm程度に、例えば60μmに形成される。尚、一次光源としての冷陰極蛍光ランプ(図示せず)は、上記所定方向に間隔をおいて配設され、上記所定方向と垂直な方向に延びる(即ち、山部112及び谷部114と直交する)ように配置される。この導光板4Gのその他の構成は、図1〜図3の導光板4において第1凸部22として図5に示すものを用いたものと実質上同一である。
この導光板4Gにおいては、冷陰極蛍光ランプ(図示せず)に対応する出射面14の第1領域26においては、複数の第1凸部116が所定方向及び所定方向に実質上垂直な方向に間隔をおいて設けられているので、冷陰極蛍光ランプからの照射光の拡散が少なく、輝度の上昇が抑えられる一方、出射面14の第2領域28においては、山部112及び谷部114が連続して設けられているので、この照射光の拡散が充分に行われ、輝度が充分に高められる。従って、このように構成した場合においても、上述した実施形態と同様に、導光板4Gの出射面14からの出射光を均一化することができる。
この実施形態では、山部112及び谷部114を所定方向に対して垂直な方向に連続して設けているが、このような構成に限定されず、山部112及び谷部114を所定方向に連続して配設する(換言すると、山部112及び谷部114が冷陰極蛍光ランプと実質上並行に延びる)ように設けるようにしてもよい。
また、このような実施形態の導光板4Gに、図9に示す実施形態と同様に、拡散溝(又は拡散突条)を設けるようにしてもよい。即ち、出射面14の第1領域26と第2領域28の境界領域にグラデーション領域を設け、このグラデーション領域に第2領域28から第1領域26に直線状に延びる拡散溝(又は拡散突条)を設けるようにしてもよく、例えば拡散溝の場合、第2領域28の谷部114(全谷部114又は所定の間隔をおいた谷部114)から直線状に第1領域26に向けて延びるように形成することができる。また、このグラデーション領域に、第2領域28の山部112及び谷部114の一部に関連して、かかる山部112及び谷部114の端部から第1領域26に直線状に延びる拡散山部及び拡散谷部を設けるようにしてもよい。このようにグラデーション領域に拡散溝(又は拡散突条)、或いは拡散山部及び拡散谷部を設けることによって、上述したと同様に、このグラデーション領域において光の拡散が行われ、第1領域26と第2領域28の境界領域の輝度の急激な変化を抑えることができる。
上述した各種導光板4(4A〜4G)は、例えば、射出成形方法、熱プレス転写方法などによって製作することができ、また射出成形方法などに用いる金型は、振動を利用した押圧加工方法(特開2005−67065号に開示された加工方法)、切削加工方法などを用いて製作することができる。
以上、本発明に従う導光板及びこれを用いたバックライトユニットの各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
本発明に従うバックライトユニットの一部を示す断面図。 図1のバックライトユニットにおける導光板の一部を拡大して示す部分拡大正面図。 図2におけるIII−III線による拡大断面図。 導光板の第2の実施形態の一部を拡大して示す断面図。 図5(a)は導光板の第3の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大正面図、また図5(b)は図5(a)におけるB−B線による部分拡大断面図。 導光板の第4の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。 導光板の第5の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。 導光板の第6の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。 導光板の第7の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。 導光板の第8の実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。
符号の説明
2 バックライトユニット
4,4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G 導光板
6 冷陰極蛍光ランプ
8 反射板
10 濃淡付き光拡散シート
12 入射面
14 出射面
16 光源収容凹部
22,24,52,54,72,74,82,84,116 凸部
26 第1領域
28 第2領域
42,44,62,64 凹部
112 山部
114 谷部

Claims (10)

  1. 液晶ディスプレイのバックライトユニットに使用される導光板であって、所定方向に間隔をおいて配設された複数の一次光源からの光が入射する入射面と、前記入射面に対向した面であって、前記入射面から導入された光を出射する出射面とを備え、前記入射面又は前記出射面には、前記複数の一次光源に対応する複数の第1領域と、前記複数の第1領域の間に位置する第2領域とを有し、前記複数の第1領域には、複数の第1の凹部及び凸部のいずれかが前記所定方向及び前記所定方向に対して実質上垂直な方向に間隔をおいて設けられ、また前記複数の第2領域には複数の第2の凹部及び凸部のいずれかが前記所定方向及び前記所定方向に対して垂直な方向に連続して複数設けられていることを特徴とする導光板。
  2. 前記第1領域には、前記複数の第1凹部が前記所定方向及び前記所定方向に対して垂直な方向に間隔をおいて設けられ、また第2領域には、前記複数の第2凸部が前記所定方向及び前記所定方向対して垂直な方向に連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の導光板。
  3. 液晶ディスプレイのバックライトユニットに使用される導光板であって、所定方向に間隔をおいて配設された複数の一次光源からの光が入射する入射面と、前記入射面に対向した面であって、前記入射面から導入された光を出射する出射面とを備え、前記入射面又は前記出射面には、前記複数の一次光源に対応する複数の第1領域と、前記複数の第1領域の間に位置する第2領域とを有し、前記複数の第1領域には、複数の第1凹部又は凸部が前記所定方向及び前記所定方向に対して実質上垂直な方向に間隔をおいて設けられ、また前記複数の第2領域には、V字状の山部及び谷部が前記所定方向又は前記所定方向に対して実質上垂直な方向に交互に連続して設けられていることを特徴とする導光板。
  4. 前記第1領域には、前記複数の第1凹部又は凸部が、前記所定方向に300〜600μmの間隔をおいて、また前記所定方向に対して垂直な方向に300〜600μmの間隔をおいて設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の導光板。
  5. 前記複数の第1及び第2凹部又は凹部は、正四角錐状、先端部が丸い正四角錐状、正四角錐台状、又は先端角部が丸い正四角錐台状であり、前記複数の第1及び第2凹部又は凸部の底辺の一辺が80〜150μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の導光板。
  6. 前記入射面には、前記複数の一次光源に対応して複数の光源収容凹部が設けられ、前記複数の光源収容凹部に前記複数の一次光源がそれぞれ収容され、前記第1及び第2領域は前記出射面に配設され、前記第1領域は前記複数の光源収容凹部に対応して設けられ、前記第2領域は前記複数の光源収容凹部間に対応して設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の導光板。
  7. 前記第1領域と前記第2領域との境界領域には、前記境界領域からの出射光をぼかすためのグラデーション領域が設けられ、前記グラデーション領域には前記第2領域から前記第1領域に直線状に延びる複数の拡散溝又は拡散突条が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の導光板。
  8. 前記第1領域と前記第2領域との境界領域には、前記境界領域からの出射光をぼかすためのグラデーション領域が設けられ、前記グラデーション領域には、前記第2領域から前記第1領域に延びる拡散山部及び拡散谷部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の導光板。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の導光板と、前記導光板の入射面に対向して配設された複数の一次光源と、前記導光板の出射面に対向して配設された濃淡付き光拡散シートと、を備えたことを特徴とするバックライトユニット。
  10. 前記複数の一次光源の前記導光板と反対側には、前記複数の一次光源からの照射光を前記入射面に向けて反射するための反射板が配設され、前記反射板には、前記複数の一次光源を収容するための複数の収容凹部が規定されていることを特徴とする請求項9に記載のバックライトユニット。
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