JP2008009892A - データ管理システム及び管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】クライアント端末でWEBページにアクセスしなくてもこのクライアント端末に最新のWEBサイトをリアルタイムで表示させることができるシステム及び方法を提供する。
【解決手段】クライアント端末2が通信ネットワークを介して接続されるサーバを備え、このクライアント端末2に表示させるデータを管理するシステム1であって、クライアント端末2に表示された第1のWEBページ上にハイパーリンクが設定されている第2のWEBページの一部又は全部のキャプチャー画像を取得する手段と、取得したキャプチャー画像をクライアント端末に出力する手段とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】クライアント端末2が通信ネットワークを介して接続されるサーバを備え、このクライアント端末2に表示させるデータを管理するシステム1であって、クライアント端末2に表示された第1のWEBページ上にハイパーリンクが設定されている第2のWEBページの一部又は全部のキャプチャー画像を取得する手段と、取得したキャプチャー画像をクライアント端末に出力する手段とを備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、クライアント端末が通信ネットワークを介して接続されるサーバを備え、このクライアント端末に表示させるデータを管理するシステムおよび方法に関する。
インターネットは膨大な数のWEBサイトがハイパーリンクで結ばれて巨大なネットワークを構成している。インターネットにおいては、ユーザは、WEBサイト上に表示されハイパーリンクが設定された文字やアイコンなどをマウス等で選択することで、URLを入力したり検索エンジンを利用することなく、所望のWEBサイトに直接ジャンプさせることができる。
一方で、WEBサイトの数は増加の一途を辿っており、紛らわしいドメイン名(URL)やタイトルのWEBサイトも多数存在する。また、WEBサイトを開設・運営する者は、アクセス数を増やすために検索エンジンで検索される可能性の高い多数のキーワードをWEBサイトに埋め込むなどの工夫を凝らしている。そのため、ユーザは、検索エンジンを使って検索したWEBサイトが本当に望むものであるかは、実際にそのページを表示してみないと判断できない場合が多い。その結果、ユーザは多数のWEBサイトを開いて確認して閉じるという作業を多数回繰り返さないと所望のWEBサイトにたどり着くことができなくなってきている。
また、ハイパーリンクが設定された文字などをクリックするだけで簡単にWEBサイトを閲覧できることを悪用して、特定の文字などをクリックしてWEBサイトを表示させただけで利用料金等を課金する「ワンクリック詐欺」や、著名なWEBサイトや金融機関等のWEBサイトと酷似するWEBサイトを利用してクレジットカード番号などの重要な個人情報を盗用する「フィッシング詐欺」などのネット犯罪が社会問題となってきている。
かかる課題を解決するため、例えば、WEBページのキャプチャーを取得して保存しておき、ユーザ(クライアント端末)から指示があった時に該当するWEBページのキャプチャーを表示させることも考えられる。
しかしながら、予め取得してデータベース等に格納したWEBサイトのキャプチャーを表示させるだけでは、日々更新される最新のWEBサイトを表示させることはできない。
また、WEBサイトは無数に存在するため、キャプチャーを予め取得して格納しておくことはデータ量が膨大になり非現実的であると共に、WEBサーバ等の記憶領域を過度に圧迫することになる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、クライアント端末でWEBページにアクセスしなくてもこのクライアント端末に最新のWEBサイトをリアルタイムで表示させることができるシステム及び方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、クライアント端末が通信ネットワークを介して接続されるサーバを備え、このクライアント端末に表示させるデータを管理するシステムであって、クライアント端末に表示された第1のWEBページ上にハイパーリンクが設定されている第2のWEBページの一部又は全部のキャプチャー画像を取得する手段と、取得したキャプチャー画像をクライアント端末に出力する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク上に設けたサーバにCGIとJava(登録商標)Scriptなどのスクリプトプログラムとを設定するなどして、クライアント端末に表示させている第1のWEBページの文字列等にリンクが設定された第2のWEBサイトのページ内容をキャプチャー画像で取得するようにした。そのため、リンク先のページにジャンプしなくても、クライアント端末にそのページの内容をリアルタイムにサムネイル画像として表示させることができる。これにより、ユーザはハイパーリンク先にジャンプしなくても、リンク先のWEBページを確認できるため、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺などのセキュリティの対策として有用である。
具体的には、ユーザが、WEBページ上に表示されハイパーリンクが設定された文字などにマウスポインタを合わせると、ハイパーリンク先のWEBページのスクリーンショットを取得してユーザの通信端末に表示させるようにした。
また、ユーザからの指令を受け取った場合に、サーバがリアルタイムでリンク先の第2のWEBページのスクリーンショットを取得し、そのWEBページの情報がサーバ上にキャッシュとして保存されていく。この第2のWEBページのURLをクライアント端末に転送してブラウザで表示させることで、最新のWEBページをリアルタイムで表示させることができる。また、クライアント端末のブラウザがHTMLファイル等を受け取ってWEBページを表示させるよりも短時間でWEBページの内容を表示させることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る全体構成を示す図である。この図で符号1で示すデータ管理システムは、クライアントPC(端末)2がインターネットなどの公衆回線ネットワークを介して接続される中継サーバ3及び第1のWEBサーバ5で構成される。中継サーバ3は、第2のWEBページのサムネイル画像を格納するキャッシュフォルダ6を備えている。また、第1のWEBサーバ5は、第2のWEBサーバに接続するためのWEBブラウザを備えている。なお、中継サーバ3及び第1のWEBサーバ5は機能的に分類して表現したに過ぎず、これらの機能を備えた1のコンピュータシステムで構成することもできる。
図1は本発明の一実施形態に係る全体構成を示す図である。この図で符号1で示すデータ管理システムは、クライアントPC(端末)2がインターネットなどの公衆回線ネットワークを介して接続される中継サーバ3及び第1のWEBサーバ5で構成される。中継サーバ3は、第2のWEBページのサムネイル画像を格納するキャッシュフォルダ6を備えている。また、第1のWEBサーバ5は、第2のWEBサーバに接続するためのWEBブラウザを備えている。なお、中継サーバ3及び第1のWEBサーバ5は機能的に分類して表現したに過ぎず、これらの機能を備えた1のコンピュータシステムで構成することもできる。
キャッシュフォルダ6には、画像取得手段(HTMLファイル内にスクリプト言語で記述されたプログラム:Java(登録商標)Script等のスクリプトプログラム)が中継サーバ3に設定されたCGI(Common Gateway Interface)を呼び出して取得した第2のWEBページのサムネイル画像がそのURLと共に随時格納される。ここで、キャッシュフォルダ6に保存する画像は、WEBページを小さいサイズで一覧表示したサムネイル画像であることが好ましい。このサムネイルの生成は、汎用の画像編集ソフト等で実用化されている機能を利用できる。
以下、本実施形態の処理工程を図1を参照して説明する。
まず、ユーザが、クライアントPC2を操作して、ブラウザによって表示された第1のWEBページの、ハイパーリンクが設定されている特定の文字列や画像などにマウスカーソルを合わせると(S1)、マウスカーソルの動作を監視するそのリンクに設定されているJava(登録商標)Scriptが中継サーバ3のCGIを呼び出す(S2)。
まず、ユーザが、クライアントPC2を操作して、ブラウザによって表示された第1のWEBページの、ハイパーリンクが設定されている特定の文字列や画像などにマウスカーソルを合わせると(S1)、マウスカーソルの動作を監視するそのリンクに設定されているJava(登録商標)Scriptが中継サーバ3のCGIを呼び出す(S2)。
呼び出されたCGIは、リンク先である第2のWEBページのURLに基づいて前記キャッシュフォルダ6内を検索し、このWEBページのキャプチャー画像が保存されているかを確認する(S3)。画像が保存されていれば、その画像のURLをクライアント端末2に転送する(S4)。クライアント端末2のブラウザは、受け取ったURLに基づいてキャプチャー画像をサムネイルとして表示する(S5)。これにより、ユーザはハイパーリンク先にジャンプしなくても、リンク先のWEBページを確認できる。
一方、前記S3でキャッシュフォルダ6に画像が保存されていないことが確認された場合は、CGIは第1のWEBサーバ5のブラウザを起動させて、リンク先である第2のWEBサーバのWEBページのURLに従ってそのページを開く(ステップS6)。また、このWEBサーバ5のブラウザは、第2のWEBページのスクリーンショットを取得して(S7)、その画像を前記キャッシュフォルダ6にそのURLと共に保存する(S8)。
そして、第1のWEBサーバ5は、キャッシュフォルダ6に保存したサムネイル画像のURLをクライアントPC2のブラウザへ転送する(S9)。クライアントPC2のブラウザは、取得したURLを元にサムネイル画像を表示する。これにより、最新のWEBページをリアルタイムで表示させることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
Claims (5)
- クライアント端末が通信ネットワークを介して接続されるサーバを備え、このクライアント端末に表示させるデータを管理するシステムであって、
クライアント端末に表示された第1のWEBページ上にハイパーリンクが設定されている第2のWEBページの一部又は全部のキャプチャー画像を取得する手段と、
取得したキャプチャー画像をクライアント端末に出力する手段と
を備えたことを特徴とするシステム。 - 請求項1のデータ管理システムであって、
前記画像取得手段は、HTMLファイル内にスクリプト言語で記述されたプログラム(スクリプトプログラム)で構成され、CGI(Common Gateway Interface)を呼び出すことで第2のWEBページのキャプチャー画像を取得することを特徴とするシステム。 - 請求項1のデータ管理システムであって、
前記画像取得手段は、第2のWEBページのサムネイル画像を取得し、その画像のURLを生成してサムネイル画像と共にキャッシュフォルダに格納するものであり、
前記画像表示手段は、キャッシュフォルダに格納されたサムネイル画像のURLをクライアント端末に出力するものであり、クライアント端末から指定されたURLに従って、このURLに関連付けられたサムネイル画像をキャッシュフォルダから呼び出してクライアント端末に出力するものである
ことを特徴とするシステム。 - 請求項3のデータ管理システムであって、
前記サーバは、前記第2のWEBページを管理する第2のWEBサーバ及び前記クライアント端末の間の通信を中継する中継サーバと、第1のWEBサーバとを備え、
前記画像取得手段は、キャッシュフォルダに第2のWEBページのサムネイル画像が格納されていない場合に、第1のWEBサーバのブラウザを起動して第2のWEBページを開いてスクリーンショットによって当該WEBページのサムネイル画像を取得してキャッシュフォルダに格納する
ことを特徴とするシステム。 - クライアント端末が通信ネットワークを介して接続されるサーバによって、このクライアント端末に表示させるデータを管理する方法であって、
前記サーバが、
クライアント端末に表示された第1のWEBページ上にハイパーリンクが設定されている第2のWEBページの一部又は全部のキャプチャー画像を取得する工程と、
取得したキャプチャー画像をクライアント端末に出力する工程と
を実行することを特徴とする方法。
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