JP2008009814A - データレプリケーションシステム及びデータレプリケーション方法 - Google Patents

データレプリケーションシステム及びデータレプリケーション方法 Download PDF

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元成 西見
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Abstract

【課題】 コンピュータ障害が発生した場合でもレプリケーション処理を継続することができるシステムの提供。
【解決手段】運用系コンピュータ1のデータベースシステム11と待機系コンピュータ2のデータベースシステム21とが、レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ更新処理の状態を管理するデータ更新管理手段と、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ送信を管理するデータ送信管理手段とを有し、両者のデータ更新管理手段同士及び両者のデータ送信管理手段同士が同期されるようになっているデータレプリケーションシステム。また、このシステムによるデータレプリケーション方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、異種データベースシステム間で、データベースのレプリケーション(複製)を行うレプリケーションシステム及びその方法に関する。
互いに異なるデータベースシステム(Relational Databese Manegement System; RDBMS)をもつコンピュータ間においてデータベースのデータを複製し整合させるレプリケーション装置・レプリケーション方法として各種のものが知られているが(たとえば特許文献1〜4)、データレプリケーションの処理中にコンピュータ障害が発生した場合、その障害復旧までの一定時間、処理を継続できず、両コンピュータ間でのデータ整合性を保つことができない。
たとえば、特許文献1に開示されているデータ整合装置は、異種データベース間のデータの整合性を保つため、データ整合用のファイルを転送するといった実時間性を伴わない処理が行われているので、その転送処理中にコンピュータ障害が発生した場合、その障害回復までの間、データの整合性を保つことができない。
特許文献2のデータ整合処理装置は、一方のコンピュータのRDBMSのユーザ定義テーブルと他方のコンピュータの異種DBMSのユーザ定義テーブルから最終結果の差のみを抽出することによりデータの加工時間及びSQL文のローディングの処理時間を短くして、データ整合処理時間の短縮しているものであるが、その処理中に障害が発生した場合、データレプリケーションを継続できず、その障害回復まではデータの整合性が保てない。
特許文献3の二重化データベースのデータ連携装置は、稼働系と待機系とにより二重化されたデータベースにおいて、稼働系の送信元データベースのコーード体系を待機系のデータベースのコード体系に変換するなどした後に待機系のデータベースへデータを書き込み、また、稼働系の異常が発見された場合その処理を待機系が継承するようにしているが、上記待機系のデータベースへの書き込みの処理が完了する前に障害が発生した場合には、データレプリケーションを継続できず、その障害回復までデータの整合性が保てない。
特許文献4のデータベースレプリケーション方法は、プライマリ・サイト側サーバとレプリケート・サイト側サーバのデータベーススキーマ構造の差異を、それらの間に設けた中間サイトサーバにおいて吸収することで、データベースレプリケーションを実現するものであるが、上記プライマリ・サイト側サーバまたは中間サイトサーバに障害が発生すると、データレプリケーションを継続できず、その障害回復までの間、データの整合性が保てない場合が生ずる。
特開平09−146804号公報 特開2000−132435号公報 特開2001−142762号公報 特開2002−318718号公報
そこで本発明は、コンピュータ障害が発生した場合でもレプリケーション処理を継続することができるシステムの提供を課題とする。
請求項1記載の本発明は、運用系コンピュータ1と、これと同じデータベースシステム21を備えた待機系コンピュータ2と、これらとは異なるデータベースシステムを備えたレプリケーション先コンピュータ3,4,……からなり、上記待機系コンピュータ2のデータベースシステム21は、上記運用系コンピュータ1のデータベースシステム11と同じ状態に同期され、該運用系コンピュータ1に障害が発生したときにその処理を引き継ぎ、上記レプリケーション先コンピュータ3,4のデータベースシステム31,41,……に対してレプリケーションを行うホットスタンバイ構成となっているレプリケーションシステムにおいて、上記運用系コンピュータ1のデータベースシステム11と上記待機系コンピュータ2のデータベースシステム21とが、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ更新処理の状態を管理するデータ更新管理手段と、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ送信を管理するデータ送信管理手段とを有し、両者のデータ更新管理手段同士及び両者のデータ送信管理手段同士が同期されるようになっているデータレプリケーションシステムである。
請求項2記載の本発明は、上記運用系コンピュータ1のデータベースシステム11及び上記待機系コンピュータ2のデータベースシステム21が、データベースのテーブル名と上記レプリケーション先のコンピュータ3,4,……のアドレスとを対照して管理するデータ送信先管理テーブル11b,21bを有する請求項1記載のデータレプリケーションシステムである。
請求項3記載の本発明は、上記運用系コンピュータ1のデータベースシステム11及び待機系コンピュータ2のデータベースシステム21が、データベースの更新種別をシーケンス番号と対照して管理するデータ更新管理テーブル11c,21cを有する請求項1または2記載のデータレプリケーションシステムである。
請求項4記載の本発明は、上記運用系コンピュータ1のデータベースシステム11及び待機系コンピュータ2のデータベースシステム21が、上記シーケンス番号とレプリケーション先コンピュータ3,4,……のアドレスとを対照して管理するデータ送信管理テーブル11d,21dを有する請求項3記載のデータレプリケーションシステムである。
請求項5記載の本発明は、上記データ更新管理手段は、上記データ送信先管理テーブル11b,21bを参照して上記データ更新管理テーブル11c,21c及びデータ送信管理テーブル11d,21dを更新し、上記データ送信管理手段は、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に接続し、上記データ更新管理テーブル11c,21c及びデータ送信管理テーブル11d,21dを参照してそのデータベースシステム31,41,……を更新する請求項4記載のデータレプリケーションシステムである。
請求項6記載の本発明は、上記データ更新管理テーブル11c,21cの更新種別がSQL文で記述されている請求項3ないし5のいずれかに記載のデータレプリケーションシステムである。
請求項7記載の本発明は、運用系コンピュータ1と、これと同じデータベースシステム21を備えた待機系コンピュータ2と、これらとは異なるデータベースシステム31,41,……を備えたレプリケーション先コンピュータ3,4,……とからなり、上記待機系コンピュータ2のデータベースシステム21が、上記運用系コンピュータ1のデータベースシステム11と同じ状態に同期されるホットスタンバイ構成となっているデータレプリケーションシステムにおけるデータレプリケーション方法であって、上記運用系コンピュータ1と上記待機系コンピュータ2とが、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ更新を管理するデータ更新管理と、同データベースシステム31,41,……に対するデータ送信を管理するデータ送信管理とを、互いのデータ更新管理データ及びデータ送信管理データを同じにしながら同期して行い、上記運用系コンピュータ1に障害が発生したときに、上記待機系コンピュータ2が、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ更新処理を、上記データ更新管理データ及びデータ送信管理データを参照して運用系コンピュータ1に引き継いで実行するデータレプリケーション方法である。
請求項8記載の本発明は、データ更新管理データが、データベースのテーブル名と上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のアドレスとを対照して管理するテーブル名/アドレス対照データを含む請求項7記載のデータレプリケーション方法である。
請求項9記載の本発明は、データ更新管理データが、データベースの更新種別をシーケンス番号と対照して管理するシーケンス番号/更新種別対照データを含む請求項7または8記載のデータレプリケーション方法である。
請求項10記載の本発明は、データ送信管理データが、上記シーケンス番号とレプリケーション先コンピュータ3,4,……のアドレスとを対照して管理するシーケンス番号/アドレス対照データを含む請求項9記載のデータレプリケーション方法である。
請求項11記載の本発明は、上記データ更新管理及び上記データ送信管理では、上記テーブル名/アドレス対照データを参照して上記シーケンス番号/更新種別対照データ及びシーケンス番号/アドレス対照データを更新し、上記データ更新処理では、上記シーケンス番号/更新種別対照データ及びシーケンス番号/アドレス対照データを参照して上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムを更新する請求項10記載のデータレプリケーション方法である。
請求項12記載の本発明は、データベースの更新種別がSQL文で記述されている請求項7ないし11のいずれかに記載のデータレプリケーション方法である。
本発明によれば、運用系コンピュータと待機系コンピュータとが、レプリケーション先コンピュータに対するデータ更新とデータ送信とを同期をとって管理するので、データレプリケーションの処理中に、運用系のコンピュータ1に障害が発生した場合には、直ちに待機系のコンピュータ2へフェイルオーバーし、データレプリケーションの処理を中断することなく継続することができる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
まず本発明の実施例1について詳しく説明する。
図1に示した本実施例のデータレプリケーションシステムは、レプリケーション元の運用系コンピュータ1と、待機系コンピュータ2と、レプリケーション先の複数のコンピュータ3,4,……とからなる。
上記待機系コンピュータ2は、上記運用系コンピュータ1と同種類のコンピュータであって、該運用系コンピュータ1のデータを複製しこれと常に同じ状態に同期され、運用系コンピュータ1に障害が発生すると即座に処理を引き継ぐ、ホットスタンバイ構成のものである。
なお、レプリケーション先となるコンピュータ3,4,……の台数は1台であっても構わない。
上記運用系コンピュータ1は、データベースシステム11と、データ更新管理部12と、データ送信管理部13を有し、これらは、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ更新処理の状態を管理するデータ更新管理手段及び上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ送信を管理するデータ送信管理手段を構成している。
上記データベースシステム11は、レプリケーション元の複数のテーブル(各々はAAA,BBB,……等のテーブル名を有する)を含むユーザテーブル11aを有する。
データベースシステム11は、さらに、レプリケーション処理状態(データ更新処理状態)の情報を、データ送信先管理テーブル11b,データ更新管理テーブル11c,データ送信管理テーブル11dに格納している。
上記データ送信先管理テーブル11bは、ユーザテーブル11aのうちレプリケーションを要するテーブルについて、そのデータをいずれのコンピュータに送信すべきかを示すレコードを保持する。
このデータ送信先管理テーブル11bは、データ送信元テーブルの上記テーブル名を格納するテーブル名列11b−1と、そのテーブルのデータの送信先となるコンピュータ3,4,……のIPアドレスを格納する送信先IPアドレス列11b−2から構成され、データベースのテーブル名とそのレプリケーション先のアドレスを対照して管理する。
図示した例では、テーブルAAAに関し2つのレコード(テーブル名/アドレス対照データ(データ更新管理データ))が保持されており、このテーブルAAAは192.168.1.100及び192.168.1.101のIPアドレスを付された上記2つのコンピュータ3及び4にレプリケーションすべきものとされ、また、テーブルBBBは192.168.1.100のIPアドレスを付された上記コンピュータ3にレプリケーションすべきものとされている。
上記データ更新管理テーブル11cは、データ更新管理データとして、コンピュータ3,4,……のデータ更新の種別、具体的には、データ更新処理のためのSQL(Structured Query Language)文を保持するものであり、データ送信・更新の順序を制御するために使用するプライマリキーである、互いに重複しないシーケンス番号(SEQ番号)を格納するSEQ列11c−1と、上記送信先コンピュータ3,4,……のデータベースのテーブル構成にカスタマイズしてデータを更新処理するSQL文(INSERT,DELETE,または,UPDATE)を格納するためのSQL列1c−2とから構成され、そのSQL文とSEQ番号(シーケンス番号/更新種別対照データ)を対照して管理する。
図示した例では、SEQ番号0として、送信先データベースのテーブルAAAにデータを挿入するSQL命令が、また、SEQ番号1として、送信先データベースのテーブルBBBからデータを削除するSQL命令が保持されている。
上記データ送信管理テーブル11dは、個々のコンピュータ3,4,……へのデータ送信を管理するためのもので、外部キーとして上記のSEQ番号を格納するSEQ列11d−1と、レプリケーション先のコンピュータ3,4,……のIPアドレスを格納する送信先IPアドレス列(送信先アドレス列)11d−2とから構成され、上記SEQ番号と上記レプリケーション先コンピュータのアドレス(シーケンス番号/アドレス対照データ)を対照してデータ送信管理データとして管理する。
上記送信先IPアドレス列11d−2は、データ送信先管理テーブル11bのデータ等を基に設定することができる。
図示した例では、SEQ番号0をとした、上記コンピュータ3(IPアドレス192.168.1.100)及びコンピュータ4(IPアドレス192.168.1.101)を示す2つのレコードが、また、SEQ番号を1とした、上記コンピュータ3を示すレコードが保持されている。
上記待機系コンピュータ2は、上記運用系コンピュータ1と同種のデータベースシステム21とデータ更新管理部22とデータ送信管理部23とを備え、そのデータベースシステム21は、上記データベースシステム11と同じテーブル構成のユーザテーブル21aとデータ送信先管理テーブル21bとデータ更新管理テーブル21cとデータ送信管理テーブル21dを有する(図1,2)。
上記運用系と待機系の両データベースシステム11,21は、データ更新管理部12,22間、データ送信管理部13,23間、ユーザテーブル11a,21a間、データ送信先管理テーブル11b,21b間、上記データ更新管理テーブル11c,21c間、データ送信管理テーブル11d,21d間等において常にデータの整合性を保って同期されている。
さらに両データベースシステム11,21はデータベース上のユーザテーブル11aが更新された場合、ユーザに更新が行なわれたことを通知する機能を有する。
上記コンピュータ3,4,……は、それぞれ異なるIPアドレスを割り振られ、運用系と待機系の両コンピュータ1,2とは異なる種類のデータベースシステム(レプリカデータベースシステム)31,41を有している。
そのレプリカデータベースシステム31,41はそれぞれ、上記運用系コンピュータ1のユーザテーブル11a(上記待機系コンピュータ2のユーザテーブル21a)の全部または一部のデータの複製を保持するレプリカユーザテーブル31a,41aを有する。
コンピュータ1,2の上記データ送信管理部13,23は、このレプリカデータベースシステム31,41をサーバとしてクライアント接続が行えるようになっている。
上記構成からなるデータレプリケーションシステムによる、データレプリケーション方法は、以下のように行われる。
レプリカデータベースシステム31,41,……へのデータ送信は、コンピュータ1,2のうち運用状態にあるものからのみ行なうので、以下、まず、運用系コンピュータ1が正常に稼働している場合の処理について説明する。
(a)運用系コンピュータ1が正常に稼働している場合
このレプリケーション方法は、上記レプリケーション先コンピュータ3,4,……のデータベースシステム31,41,……に対するデータ更新の管理を行なうデータ更新管理部12の処理(データ更新管理)と、その更新に関する情報を参照しながらコンピュータ3,4,……のレプリカデータベースシステム31,41,……へのデータ送信(更新)をするデータ送信管理部13の処理(データ送信管理・データ更新処理)に分けられる。
これらの処理を行っているあいだ、データベースシステム11及び21の機能により、コンピュータ1,2間では、上記ユーザテーブル11a,21a、上記データ送信先管理テーブル11
b,21b、上記データ更新管理テーブル11c,21c、データ送信管理テーブル11d,21dについて、常に同じ状態になるようデータの同期が行われている。
まず、上記データ更新管理部12の処理について、図3により説明する。
<ステップS1>
運用系コンピュータ1のアプリケーションプログラムから、ユーザテーブル11aに対してデータ更新が行われる。
このデータ更新イベントをトリガとして、データ更新管理部12は、更新されたユーザテーブル11aのデータ内容及びテーブル名(以下、「更新データ」という。)を読み出す。
<ステップS2>
自コンピュータに障害が発生しているか否かの状態確認を行なう。自コンピュータに障害が発生していれば(S2:NO)、コンピュータ1は処理をイベント待ち状態とする。
<ステップS3>
ステップS1にて読み出した更新データ中のテーブル名を検索キーとして、データ送信先管理テーブル11bを検索する。該当レコードが検索されなければ(S3:NO)、レプリケーションを要しない送信対象外のテーブルとみなし、イベント待ち状態とする。
<ステップS4>
ステップS3にて、該当するレコードが検索された場合(S3:YES)、当該レコードの送信先IPアドレス列11b−2の値を読み出す。
<ステップS5>
ステップS1にて読み出しておいた更新データのデータ内容を、レプリカデータベースシステム31,41のテーブル構成にカスタマイズし、そのレプリカユーザテーブル31a,41aの更新処理をするためのSQL文に変換する。
変換されたSQL文は、INSERT文,DELETE文、UPDATE文のいずれかとなる。
<ステップS6>
データ更新管理テーブル11cのSEQ列11c−1に対して最大値検索を行なう。
<ステップS7>
未送信データが存在する場合、ステップS6にて、データ更新管理テーブル11cに残存しているレコードが検索されるので(S7:YES)、(検索されたSEQ番号+1)の値をSEQ列11c−1に設定し、SQL列11c−2にステップでS5で変換したSQL文を設定しレコードを登録する(S8)。
また、データ送信管理テーブル11dのSEQ列11d−1にも同一のSEQ番号を設定し、サーバIPアドレス列11d−2には、ステップS4にて検索されたサーバIPアドレス列11b−2と同値を設定し、レコードの登録を行なう。
ステップS3で、データ送信先管理テーブル11bに、複数のレコードが検索された場合、複数のコンピュータ3,4,……に同一のデータ内容のレプリケーションを行うため、複数のレコードの登録を行う。
データ検索が行なえなかった場合、(S7:NO)、0値をSEQ列に設定し、SQL列11c−2には、ステップS5で変換したSQL文を設定しレコードの登録をする(S9)。
また、データ送信管理テーブル11dのSEQ列11d−1にも同様のSEQ列を設定し、サーバIPアドレス列11d−2には、S4にて検索された送信先IPアドレス列11b−2と同値を設定し、レコードの登録を行なう。
ステップS3で、データ送信先管理テーブル11bに、複数のレコードが検索された場合、複数のレコードの登録を行う。
次に、上記データ送信管理部13の処理について図4により説明する。
<ステップS11>
データ送信管理部13が、コンピュータ3上のレプリカデータベースシステム31(及び/またはコンピュータ4上のレプリカデータベースシステム41)に対してデータ更新を行なうためには、当該レプリカデータベースシステム31,41をデータベースサーバとしたクライアント接続を行なう必要がある。
そこで、データ送信管理部13は、データ送信先管理テーブル11bを検索し、データ送信を行なうべきレプリカデータベースシステム31及び/または41に対して、クライアント接続を行なう。
<ステップS12>
レプリカデータベースシステム31,41へ送信するべきデータが存在するか、データ更新管理テーブル11cを検索し、SQL列11c−2のSQL文を読み出す。この検索は、検索順序を考慮し、SEQ列11c−1に対して、最小値検索を行なう(S12)。
レコードの検索が行なえなかった場合(S12:レコードなし)、一時休止状態となり(S19)、以降周期的にデータ更新管理テーブル11cの監視を行なう。
<ステップS13>
ステップS12の処理にて、データ検索が行なわれた場合(S12:データあり)、自コンピュータに障害が発生していないかを確認する(S13)。
自コンピュータに障害が発生していれば(S13:YES)、一時休止状態にする(ステップS19)。
<ステップS14>
ステップS13において、自コンピュータに障害が発生することなく正常な運用状態にある場合(ステップS13;NO)、ステップS12の処理で検索されたレコードのSEQ番号で、データ送信管理テーブル11dのレコードを検索して、更新データの送信を行なうべきコンピュータ3,4,……のIPアドレスを読み出す。
<ステップS15>
ステップS14にて検索されたレコードのIPアドレスを付されたコンピュータ3,4……に対して、ステップS12で読み出したデータ更新管理テーブル11cのSQL列11c−2のSQL文でデータ送信・更新を行なう。
<ステップS16>
データ送信・更新の処理が正常終了したら、該当するレコードをデータ送信管理テーブル11dから削除する。
データ送信管理部13は、データ送信管理テーブル11dのレコードの有無でレプリケーション処理の完了如何の管理を行なう。
つまり、データ送信管理テーブル11dにレコードが存在しているIPアドレスのコンピュータに対してのレプリケーション処理は、未完了状態にあることになる。
<ステップS17>
データ送信管理テーブル11d上に、ステップS12で検索されたのと同じSEQ値をもつ他のレコードが存在するか検索を行ない、他のレコードが存在すれば(S17:NO)、該当するコンピュータ3(または4)に対してステップS14からの処理を行う。
<ステップS18>
データ送信管理テーブル11d上に同じSEQ値のレコードが無い場合(S17:YES)、全てのレプリケーション先コンピュータ3,4,……へのデータ更新が完了したことになるので、データ更新管理テーブル11cから、ステップS12で検索された該当するレコードを削除する。
<ステップS19>
一時休止状態となる。データを周期的に監視するため、休止状態解除後は、再度ステップS12のデータ更新管理テーブルの検索を行なう。
(b)運用系コンピュータ1に障害が発生した場合(フェイルオーバー処理)
上記のレプリケーション処理中に、運用系コンピュータ1に障害が発生した場合、ただちにフェイルオーバーが行なわれ、待機系コンピュータ2が運用状態となる。
運用系コンピュータ1に代わり運用状態となった待機系コンピュータ2は、そのデータ更新管理テーブル21c及びデータ送信管理テーブル21d等を含め、上記運用系コンピュータ1と常に同じ状態に同期されて、運用系コンピュータ1が途中まで処理していたレプリケーション処理状態の情報を有しているので、運用系コンピュータ1の処理を、これに代わって、無中断で継続する。
上記のように、本実施例では、ホットスタンバイ構成のコンピュータ1とコンピュータ2とが、常に同じ状態に保たれており、しかも、データレプリケーションの処理を行なっている運用系コンピュータ1に障害が発生した場合には、データ更新管理テーブル11c及びデータ送信管理テーブル11dと同内容のデータ更新管理テーブル21c及びデータ送信管理テーブル21dを保持する待機系コンピュータ2がただちにフェイルオーバーするので、レプリケーション処理を中断することなく継続することができる。
また、更新先コンピュータ3,4,……に障害が発生しても、データ送信管理テーブル11d,21dによって、データの更新完了を管理しているため、障害から復旧後、即座にデータ整合性を保つことができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。
図5に示した本実施例のデータレプリケーションシステムは、運用系コンピュータ1と待機系コンピュータ2が、それぞれ特定の単一のレプリカデータベースシステム31,41にクライアント接続されるデータ送信管理部13,14、23,24を2つずつ備えている点、実施例1と相違する。
その他の点は実施例1と同一ゆえ、説明を省略する。
本発明は、金融機関などの、既に異種データベースシステムが混在し、データの高速送信及び高信頼性が必要とされるシステムに適用される。
本発明の実施例1のデータレプリケーションシステムの構成図である。 (a)は、運用系コンピュータ1(及び待機系コンピュータ2)のデータ送信先管理テーブルの、(b)はデータ更新管理テーブルの、同図(c)はデータ送信管理テーブルのテーブル構成をそれぞれ示した図である。 データ更新管理部の処理手順を示すフローチャートである。 データ送信管理部の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のデータレプリケーションシステムの構成図である。
符号の説明
1 運用系コンピュータ
2 待機系コンピュータ
3,4,…… (レプリケーション先の)コンピュータ
11,21,31,41 データベースシステム
11a,21a,31a,41a ユーザテーブル
11b,21b データ送信先管理テーブル
11c,21c データ更新管理テーブル
11d,21d データ送信管理テーブル
12,22 データ更新管理部
13,23 データ送信管理部

Claims (12)

  1. 運用系コンピュータと、これと同じデータベースシステムを備えた待機系コンピュータと、これらとは異なるデータベースシステムを備えたレプリケーション先コンピュータからなり、上記待機系コンピュータのデータベースシステムは、上記運用系コンピュータのデータベースシステムと同じ状態に同期され、該運用系コンピュータに障害が発生したときにその処理を引き継ぎ、上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムに対してレプリケーションを行うホットスタンバイ構成となっているレプリケーションシステムにおいて、上記運用系コンピュータのデータベースシステムと上記待機系コンピュータのデータベースシステムとが、上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムに対するデータ更新処理の状態を管理するデータ更新管理手段と、上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムに対するデータ送信を管理するデータ送信管理手段とを有し、両者のデータ更新管理手段同士及び両者のデータ送信管理手段同士が同期されるようになっていることを特徴とするデータレプリケーションシステム。
  2. 上記運用系コンピュータのデータベースシステム及び上記待機系コンピュータのデータベースシステムが、データベースのテーブル名と上記レプリケーション先のコンピュータのアドレスとを対照して管理するデータ送信先管理テーブルを有することを特徴とする請求項1記載のデータレプリケーションシステム。
  3. 上記運用系コンピュータのデータベースシステム及び待機系コンピュータのデータベースシステムが、データベースの更新種別をシーケンス番号と対照して管理するデータ更新管理テーブルを有することを特徴とする請求項1または2記載のデータレプリケーションシステム。
  4. 上記運用系コンピュータのデータベースシステム及び待機系コンピュータのデータベースシステムが、上記シーケンス番号とレプリケーション先コンピュータのアドレスとを対照して管理するデータ送信管理テーブルを有することを特徴とする請求項3記載のデータレプリケーションシステム。
  5. 上記データ更新管理手段は、上記データ送信先管理テーブルを参照して上記データ更新管理テーブル及びデータ送信管理テーブルを更新し、上記データ送信管理手段は、上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムに接続し、上記データ更新管理テーブル及びデータ送信管理テーブルを参照してそのデータベースシステムを更新することを特徴とする請求項4記載のデータレプリケーションシステム。
  6. 上記データ更新管理テーブルの更新種別がSQL文で記述されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のデータレプリケーションシステム。
  7. 運用系コンピュータと、これと同じデータベースシステムを備えた待機系コンピュータと、これらとは異なるデータベースシステムを備えたレプリケーション先コンピュータとからなり、上記待機系コンピュータのデータベースシステムが、上記運用系コンピュータのデータベースシステムと同じ状態に同期されるホットスタンバイ構成となっているデータレプリケーションシステムにおけるデータレプリケーション方法であって、上記運用系コンピュータと上記待機系コンピュータとが、上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムに対するデータ更新を管理するデータ更新管理と、同データベースシステムに対するデータ送信を管理するデータ送信管理とを、互いのデータ更新管理データ及びデータ送信管理データを同じにしながら同期して行い、上記運用系コンピュータに障害が発生したときに、上記待機系コンピュータが、上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムに対するデータ更新処理を、上記データ更新管理データ及びデータ送信管理データを参照して運用系コンピュータに引き継いで実行することを特徴とするデータレプリケーション方法。
  8. データ更新管理データが、データベースのテーブル名と上記レプリケーション先コンピュータのアドレスとを対照して管理するテーブル名/アドレス対照データを含むことを特徴とする請求項7記載のデータレプリケーション方法。
  9. データ更新管理データが、データベースの更新種別をシーケンス番号と対照して管理するシーケンス番号/更新種別対照データを含むことを特徴とする請求項7または8記載のデータレプリケーション方法。
  10. データ送信管理データが、上記シーケンス番号とレプリケーション先コンピュータのアドレスとを対照して管理するシーケンス番号/アドレス対照データを含むことを特徴とする請求項9記載のデータレプリケーション方法。
  11. 上記データ更新管理及び上記データ送信管理では、上記テーブル名/アドレス対照データを参照して上記シーケンス番号/更新種別対照データ及びシーケンス番号/アドレス対照データを更新し、上記データ更新処理では、上記シーケンス番号/更新種別対照データ及びシーケンス番号/アドレス対照データを参照して上記レプリケーション先コンピュータのデータベースシステムを更新することを特徴とする請求項10記載のデータレプリケーション方法。
  12. データベースの更新種別がSQL文で記述されていることを特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載のデータレプリケーション方法。
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