JP2008007292A - 用紙供給装置 - Google Patents

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Koji Murata
耕治 村田
Koyo Ito
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Abstract

【課題】載置台の移動に連動して、満杯から空の状態まで大容量の用紙残量を一層小さい表示部でもって表示することが可能な用紙供給装置を提供する。
【解決手段】用紙供給装置1は、上面に用紙Pが載置される載置台11と、この載置台11を昇降させる昇降手段30とを備える。昇降手段30の近傍には、載置台11の昇降に連動して回転移動する第1無端ベルト41と、用紙残量を表示する表示部43を備えた第2無端ベルト42と、第1無端ベルト41と第2無端ベルト42との間でそれらの移動量を縮尺する縮尺部50とを備えた用紙残量表示機構40が配置される。用紙残量表示機構40は、用紙Pの減少量を、1対1の直接的な関係ではなく、縮尺した形で表示することが可能である。これにより、載置台11の移動に連動して用紙残量を表示する大型の表示部を用いる必要がなく、用紙供給装置1の大型化を防止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機やプリンタに代表される画像形成装置に適用可能な、カットペーパー等の用紙の供給装置に関する。
用紙供給装置は、複写機やプリンタに代表される画像形成装置には不可欠である。用紙がカットペーパーである場合、用紙供給装置は、用紙収容部に積み上げられた用紙の最上層から1枚ずつ分離供給するものが多い。このような用紙供給装置は、画像形成装置のカセット式給紙部や手差し給紙部、原稿送り部等に用いられる。
用紙供給装置からその外部へと用紙を送り出す手法としては、ローラ供給方式が一般的に広く用いられている。ローラ供給方式では、ピックアップローラが用紙束の最上層に圧接して用紙を下流側の給紙ローラへと引き渡し、この給紙ローラによって用紙を用紙供給装置の外部へと送り出す。ピックアップローラに用紙束の最上層を圧接させる手法としては、用紙が積み上げられた載置台やリフト板を、その下方から、モータ等の駆動手段によって持ち上げる手法と、ばねのような付勢手段によって持ち上げる手法とが存在する。
ここで、用紙供給装置には、内部に収容されている用紙の残量を表示するものがある。その一例を、特許文献1に見ることができる。特許文献1に記載された残量表示機構では、用紙が減少するに従って自重で下降するレバーを備え、そのレバーの先端に設けられた指針部が、透明窓の目盛を指示することにより、用紙の残量が直接確認できるようになっている。
特開2001−171880号公報(第3−4頁、図1−2)
特許文献1に記載された用紙の残量表示機構では、用紙の減少量を、レバー先端の指針部の移動量として1対1の関係で表示することにより、電気的な機能部材を用いることのない簡便な構成で、満杯から空の状態までを確実に表示することができる。しかしながら、この残量表示機構は、用紙の減少量を、1対1の関係で直接的に表示するので、指針部を備えたレバーと透明窓(表示部)とを大型ものにしなければならない。これにより、機構全体が大型化して、用紙供給装置も大型化してしまう恐れがある。また、用紙の減少に従って自重で下降するレバーが用紙残量を表示するので、レバーが移動するための空間を、用紙束の上方に広く確保する必要がある。したがって、用紙供給装置の上部において無駄な空間を占有してしまう可能性がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、用紙が載置された載置台を上昇させて用紙供給を行う用紙供給装置において、小型化、低コスト化が図られた簡便な機構により、載置台の移動に連動して、満杯から空の状態まで大容量の用紙残量を一層小さい表示部でもって表示することが可能な用紙供給装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、上面に用紙が載置される載置台と、この載置台を昇降させる昇降手段とを備え、昇降手段により載置台を上昇させた後に、載置台に載置された用紙束の最上層から用紙を1枚ずつ分離供給する用紙供給装置において、前記載置台の移動距離を縮尺して表示部を移動させ、用紙残量を表示する用紙残量表示機構を備えることとした。
また、上記構成の用紙供給装置において、前記用紙残量表示機構は、前記載置台の昇降に連動して回転移動する第1無端ベルトと、用紙残量を表示する表示部を備えた第2無端ベルトと、歯数が異なり噛み合う2個のギアが設けられ、前記第1無端ベルトと前記第2無端ベルトとの間でそれらの移動量を縮尺する縮尺部とを備えることとした。
本発明の構成によれば、昇降手段により載置台を上昇させた後に、載置台に載置された用紙束の最上層から用紙を1枚ずつ分離供給する用紙供給装置において、載置台の移動距離を縮尺して表示部を移動させ、用紙残量を表示する用紙残量表示機構を備えることとしたので、用紙の減少量を、1対1の直接的な関係ではなく、縮尺した形で表示することが可能である。これにより、載置台の移動に連動して用紙残量を表示する大型の表示部を用いる必要がなく、用紙供給装置の大型化を防止することができる。したがって、小型化が図られた簡便な機構により、満杯から空の状態まで大容量の用紙残量を、一層小さい表示部でもって表示することが可能な用紙供給装置を提供することができる。
また、上記用紙残量表示機構は、載置台の昇降に連動して回転移動する第1無端ベルトと、用紙残量を表示する表示部を備えた第2無端ベルトと、歯数が異なり噛み合う2個のギアが設けられ、第1無端ベルトと第2無端ベルトとの間でそれらの移動量を縮尺する縮尺部とを備えることとしたので、簡便な機構によって容易に、載置台の移動距離を縮尺して表示部を移動させ、用紙残量を表示することが可能である。そして、この用紙残量表示機構は、電気的な機能部材を用いることなく構成することができ、複雑な制御を必要とせず、コストアップを抑制することができる。したがって、小型化、低コスト化が図られた簡便な機構により、載置台の移動に連動して、満杯から空の状態まで大容量の用紙残量を表示することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図7に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る用紙供給装置について、図1〜図3を用いてその構造の概略を説明する。図1は用紙供給装置の斜視図、図2は用紙供給装置の垂直断面正面図、図3は用紙供給装置の外装カバーを取り外した状態の斜視図である。
用紙供給装置1は、図1及び図2に示すように、外装カバー2の内側に、用紙収容部10、給紙手段20、昇降手段30、及び用紙残量表示機構40を備えている。
用紙収容部10は、複数のフレームで包囲されることにより、上面が開口した箱形状をなしている。用紙Pは、その開口部を通して、用紙収容部10の上面方向から積載して収容される。なお、図2に示すように用紙供給装置1の上面には蓋3が載置されるが、図1では蓋3の描画を省略している。
用紙収容部10の内側には載置台11が備えられている。用紙Pは、この載置台11の上に載置され、積み上げられている。用紙Pは、図2において用紙収容部10の上部から、給紙手段20により左方に向かって送り出される(図2矢印A方向)。
給紙手段20は、用紙収容部10の用紙供給方向下流部、すなわち図2において上部左方に備えられている。給紙手段20は、ピックアップローラ21、給紙ローラ22、及び分離コロ23を備えている。
ピックアップローラ21は、載置台11の上方下流部に備えられている。載置台11に積み上げられた用紙束が昇降手段30で持ち上げられることにより、ピックアップローラ21には、その下方から用紙束の最上層が圧接する。用紙Pは、ピックアップローラ21により給紙ローラ22へと引き渡され、給紙ローラ22により用紙供給装置1の外部へと送り出される。
給紙ローラ22は、ピックアップローラ21の下流側に配置されている。給紙ローラ22は図示しないモータに連結され回転せしめられるが、ピックアップローラ21はモータに連結されていない。給紙ローラ22とピックアップローラ21との間には図示しない駆動機構が設けられ、この駆動機構により、給紙ローラ22がモータによって回転せしめられると、ピックアップローラ21も給紙ローラ22と同じ方向に同じ周速で回転せしめられる。
分離コロ23は、図2に示すように、給紙ローラ22の下方に備えられ、図示しない付勢手段の作用により給紙ローラ22に圧接している。この分離コロ23と給紙ローラ22とが圧接して形成されるニップに用紙Pが挿通される。分離コロ23には、モータが連結されていない。分離コロ23は、給紙ローラ22に圧接していることにより、給紙ローラ22の回転に従って回転せしめられる。
分離コロ23には、その軸部に図示しないトルクリミッタが設けられている。分離コロ23と給紙ローラ22とが圧接して形成されるニップに用紙Pが存在しない時や用紙Pが1枚だけ進入した時には、分離コロ23にはトルクリミッタの設定トルク以上のトルクが掛かり、分離コロ23は給紙ローラ22に従って用紙Pを送り出す方向に回転する。しかしながら、前記ニップに用紙Pが重なって複数枚進入した時には、分離コロ33に掛かるトルクはトルクリミッタの設定トルクを超えることがなく、分離コロ23は回転を停止する。これにより、重なった下側の用紙Pが送り出されることがないので、用紙Pが重なって送られてしまう重送という問題が起こるのを防止できる。
用紙収容部10の周辺には、図3に示すように、載置台11の昇降手段30が備えられている。昇降手段30は、用紙収容部10を包囲するフレームのうち、前面フレーム4と、背面フレーム5の箇所に設けられている。昇降手段30は、載置台11を上下方向に移動させるものであって、用紙供給時には用紙束とともに載置台11を持ち上げ、用紙束の最上層がピックアップローラ21に下方から圧接する用紙供給位置に導く。
用紙残量表示機構40は、図3に示すように、前面フレーム4の前方であって、昇降手段30の近傍の箇所に備えられている。用紙残量表示機構40は、昇降手段30が昇降させる載置台11に連動して、用紙収容部10にどれくらいの用紙Pが残っているかを表示する機構である。
続いて、これら昇降手段30と、用紙残量表示機構40との詳細な構成について、図3に加えて、図4〜図6を用いて説明する。図4は用紙供給装置の昇降手段及び用紙残量表示機構を示す正面図、図5は用紙残量表示機構の表示部及び表示窓の部分斜視図、図6は用紙残量表示機構の表示部及び表示窓の上面図である。なお、図4では、用紙Pの描画は省略している。
昇降手段30は、図3及び図4に示すように、ワイヤ31、リール32、駆動軸33、定滑車34、動滑車35、及び支持部材36を備えている。
ワイヤ31は、用紙収容部10の前面の外側と背面の外側との2箇所に、各々1本ずつ備えられている。各々のワイヤ31は、図4に示すように、その一端がリール32に、他端が前面フレーム4、または背面フレーム5の上部に接続され、架設されている。
リール32は、図3に示すように、用紙収容部10の前面側、及び背面側に1個ずつ計2個備えられている。また、これら2個のリール32は、用紙収容部10の最下部に設けられた、用紙供給装置1の前後方向に延びる共通の駆動軸33に取り付けられている。
前面フレーム4、または背面フレーム5の上部とリール32との間に架設されたワイヤ31は、それらの間の箇所で、図4に示すように、定滑車34、及び動滑車35に掛けられている。定滑車34は、フレームの外側上部に設けられている。動滑車35は、載置台11の側面に取り付けられた支持部材36に設けられている。なお、この支持部材36の箇所において、前面フレーム4、及び背面フレーム5には、上下方向に延びる開口4a、5aが設けられている。これにより動滑車35は、ワイヤ31の巻き取り/繰り出しに応じて、開口4a、5aに沿って上下移動する。
駆動軸33は、図示しない駆動手段であるモータに連結されている。モータは、用紙収容部10の背面側に設けられ、それを駆動することにより、駆動軸33、及びリール32を回転させることができる。このような昇降手段30により、リール32にワイヤ31が巻き取られると動滑車35を介して載置台11が上昇し、ワイヤ31が繰り出されると載置台11が下降する。
用紙残量表示機構40は、図3及び図4に示すように、用紙収容部10を包囲する前面フレーム4の箇所であって、上記昇降手段30の近傍に1箇所配置されている。なお、図3では二点鎖線で用紙残量表示機構40の配置箇所のみを描画し、その機構の詳細は図4に描画している。
用紙残量表示機構40は、図4に示すように、第1無端ベルト41、第2無端ベルト42、表示部43、及び縮尺部50を備えている。
第1無端ベルト41は、昇降手段30の動滑車35及び支持部材36が移動する開口4aと略平行をなすように上下方向に延び、2個の定滑車44a、44bに巻き掛けられている。第1無端ベルト41の1箇所には、支持部材36との結合部41aが設けられている。これにより、第1無端ベルト41は、支持部材36の上下移動、すなわち載置台11の昇降に連動して、2個の定滑車44a、44bの間を回転移動することとなる。
第2無端ベルト42は、第1無端ベルト41の上側の定滑車44aの近傍上方であって、前面フレーム4の上端のすぐ下方に備えられている。第2無端ベルト42は、第1無端ベルト41のものとは別の4個の定滑車45a〜45dに、横方向から見た形状が略平行四辺形をなすように巻き掛けられている。そして、前面フレーム4の上端のすぐ下方に取り付けられた2個の定滑車45bと45cとの間において、第2無端ベルト42は、前面フレーム4上端に沿って略水平に延びている。
第2無端ベルト42が前面フレーム4上端近傍で略水平に延びる箇所には、第2無端ベルト42に表示部43が備えられている。表示部43は、図4及び図5に示すように、前面フレーム4上端、及び第2無端ベルト42に沿うように延びるプレート形状をなし、第2無端ベルト42に取り付けられている。これにより、表示部43は、第2無端ベルト42の回転移動とともに、2個の定滑車45bと45cとの間で、略水平方向に移動する。
表示部43が略水平方向に移動する箇所の上方には、図3〜図5に示すように、表示窓46が備えられている。表示窓46は、前面フレーム4の上面に設けられた開口をなし、表示部43の移動を表示するものである。表示窓46は、図1に示すように、蓋3を開放した用紙供給装置1の上方からも確認可能であり、蓋3にも開口を設けて表示部43の移動を確認できるようにしても構わない。
また、これら表示部43、及び表示窓46に関して、表示部43の上面には、図5及び図6に示すように、「0」〜「4」、及び「E」の文字と、複数の指示線43aが等間隔に表記されている。表示部43上面において、その上段に0〜4、及びEの文字が、下段に複数の指示線43aが表記されている。1〜3の文字は各々用紙1000枚に相当する範囲で、指示線43aも同様に用紙1000枚に相当する間隔で表記されている。なおここでは、0〜4、及びEの文字を、用紙収容部10の最大収容枚数が4000枚であることとして表記しており、最大収容枚数が異なれば文字(数字)も異なる。
表示窓46は、図5及び図6に示すように、大小2個の開口46a、46bで構成されている。開口大46aは、表示部43に表記された指示線43aに対応した箇所であって、上方から指示線43aを確認することができ、表示部43の移動方向に沿った長方形形状をなしている。開口大46aの長さは、用紙1000枚に相当する長さであって、図6に示すように、開口大46aの前面側には用紙100枚毎に相当する間隔で目盛が刻まれている。開口小46bは、表示部43に表記された文字に対応した箇所であって、上方から文字を確認することができ、開口大46aと同様に、表示部43の移動方向に沿った長方形形状をなしている。なお、大小2個の開口46a、46bは、互いの間も開口として結合し、1個の多角形形状の開口としても構わない。
一方、図4に示すように、第1無端ベルト41と、第2無端ベルト42との間には、縮尺部50が備えられている。縮尺部50には、互いに噛み合う駆動ギア51、及び従動ギア52が設けられている。駆動ギア51は第1無端ベルト41が巻き掛けられた上側の定滑車44aに、従動ギア52は第2無端ベルト42が巻き掛けられ、第1無端ベルト41に最も接近した定滑車45aに、各々ギアと滑車との軸線を一致させて固定されている。
駆動ギア51と、従動ギア52とは、歯数が異なり、それらが1:4のギア比を得る歯数で構成されている。すなわち、駆動ギア51が4回転した時に、従動ギア52が1回転する。これにより、縮尺部50は、第1無端ベルト41が仮に40cm移動する時、その移動量を縮尺して、第2無端ベルト42を10cm移動させる。したがって、縮尺部50は、載置台11の移動量を1/4に縮尺して、表示部43を移動させる。
次に、用紙残量表示機構40の動作について、図4及び図6に加えて、図7を用いて説明する。図7は、図4と同様の用紙供給装置の昇降手段及び用紙残量表示機構を示す正面図にして、用紙残量が半分程度の状態を示すものである。なお、図7では、図4同様、用紙Pの描画は省略している。
図4は、用紙収容部10の最大収容枚数である4000枚の用紙Pを収容した状態を示すものである。この状態で、載置台11、及び昇降手段30の支持部材36は、最下方に位置している。用紙残量表示機構40において、第1無端ベルト41と、支持部材36との結合部41aは最下方に位置し、表示部43が、図4において最も右方に寄った状態になっている。
表示部43が図4において最も右方に寄った状態は、図6において、表示窓46が最も左方に位置する状態(実線で描画)である。この時、開口小46bの中央には「4」の文字が表示され、開口大46a内の指示線43aは右端の「1000」枚の箇所に位置している。これは、用紙枚数4000枚を意味する。
図4の状態から、用紙枚数が用紙収容部10の半分程度まで減少すると、載置台11、昇降手段30、及び用紙残量表示機構40は、図7に示す状態となる。この状態で、載置台11、及び昇降手段30の支持部材36は、上下方向の略中央に位置している。用紙枚数4000枚が40cmの高さである場合、載置台11が約20cm上昇したことになる。用紙残量表示機構40において、表示部43は、2個の定滑車45bと45cとの間の略中央に位置している。縮尺部50が載置台11の移動量を1/4に縮尺して表示部43を移動させるので、表示部43の移動量は約5cmである。
表示部43が図7において2個の定滑車45bと45cとの間の略中央に位置する状態は、図6において、表示窓46が略中央に位置する状態(位置Bの箇所に二点鎖線で描画)である。この時、開口小46bの中央には「2」の文字が表示され、開口大46a内の指示線43aは「100」枚の箇所に位置している。これは、用紙枚数2100枚を意味する。
さらに用紙枚数が減少し、用紙Pが空の状態になると、図6において表示窓46は、最も右方に位置する状態(位置Cの箇所に二点鎖線で描画)となる。この時、開口小46bの中央には「E」の文字が表示され、開口大46a内の指示線43aは右端の「0」枚の箇所に位置している。これにより、用紙Pが空の状態(Empty)を意味する。用紙Pが満杯から空の状態まで、載置台11は40cm上昇したことになるが、用紙残量表示機構40の縮尺部50の作用により、表示部43の移動量は10cmである。
上記のようにして、昇降手段30により載置台11を上昇させた後に、載置台11に載置された用紙束の最上層から用紙Pを1枚ずつ分離供給する用紙供給装置1において、載置台11の移動距離を縮尺して表示部43を移動させ、用紙残量を表示する用紙残量表示機構40を備えているので、用紙Pの減少量を、1対1の直接的な関係ではなく、縮尺した形で表示することが可能である。これにより、載置台11の移動に連動して用紙残量を表示する大型の表示部を用いる必要がなく、用紙供給装置1の大型化を防止することができる。したがって、小型化が図られた簡便な機構により、満杯から空の状態まで大容量の用紙残量を、一層小さい表示部43でもって表示することが可能な用紙供給装置1を提供することができる。
また、上記用紙残量表示機構40は、載置台11の昇降に連動して回転移動する第1無端ベルト41と、用紙残量を表示する表示部43を備えた第2無端ベルト42と、歯数が異なり噛み合う2個のギアが設けられ、第1無端ベルト41と第2無端ベルト42との間でそれらの移動量を縮尺する縮尺部50とを備えているので、簡便な機構によって容易に、載置台11の移動距離を縮尺して表示部43を移動させ、用紙残量を表示することが可能である。そして、この用紙残量表示機構40は、電気的な機能部材を用いることなく構成することができ、複雑な制御を必要とせず、コストアップを抑制することができる。したがって、小型化、低コスト化が図られた簡便な機構により、載置台11の移動に連動して、満杯から空の状態まで大容量の用紙残量を表示することが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、本実施形態では、用紙収容部10の最大収容枚数を4000枚とし、その用紙
高さが40cmであることとして説明したが、用紙の枚数や高さ(厚さ)はこれに限定されるわけではなく、他の枚数、高さであっても構わない。また、表示部43上面の文字等の表記、表示窓46の開口46a、46bのサイズや表示範囲は、上記のものに限定されるわけではなく、他の構成であっても構わない。
本発明は、用紙が載置された載置台を、昇降手段によって上昇させて用紙供給を行う用紙供給装置において利用可能である。
本発明の実施形態に係る用紙供給装置の斜視図である。 図1の用紙供給装置の垂直断面正面図である。 図1の用紙供給装置の外装カバーを取り外した状態の斜視図である。 用紙供給装置の昇降手段及び用紙残量表示機構を示す正面図である。 図4に示す用紙残量表示機構の表示部及び表示窓の部分斜視図である。 図4に示す用紙残量表示機構の表示部及び表示窓の上面図である。 図4と同様の用紙供給装置の昇降手段及び用紙残量表示機構を示す正面図にして、用紙残量が半分程度の状態を示すものである。
符号の説明
1 用紙供給装置
4 前面フレーム
4a 開口
5 背面フレーム
5a 開口
10 用紙収容部
11 載置台
20 給紙手段
21 ピックアップローラ
30 昇降手段
36 支持部材
40 用紙残量表示機構
41 第1無端ベルト
41a 結合部
42 第2無端ベルト
43 表示部
44、45 定滑車
46 表示窓
46a 開口大
46b 開口小
50 縮尺部
51 駆動ギア
52 従動ギア

Claims (2)

  1. 上面に用紙が載置される載置台と、この載置台を昇降させる昇降手段とを備え、昇降手段により載置台を上昇させた後に、載置台に載置された用紙束の最上層から用紙を1枚ずつ分離供給する用紙供給装置において、
    前記載置台の移動距離を縮尺して表示部を移動させ、用紙残量を表示する用紙残量表示機構を備えることを特徴とする用紙供給装置。
  2. 前記用紙残量表示機構は、前記載置台の昇降に連動して回転移動する第1無端ベルトと、用紙残量を表示する表示部を備えた第2無端ベルトと、歯数が異なり噛み合う2個のギアが設けられ、前記第1無端ベルトと前記第2無端ベルトとの間でそれらの移動量を縮尺する縮尺部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙供給装置。
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