JP2008005445A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008005445A
JP2008005445A JP2006175891A JP2006175891A JP2008005445A JP 2008005445 A JP2008005445 A JP 2008005445A JP 2006175891 A JP2006175891 A JP 2006175891A JP 2006175891 A JP2006175891 A JP 2006175891A JP 2008005445 A JP2008005445 A JP 2008005445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
internet
content
compatible
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006175891A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Miyazaki
通 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006175891A priority Critical patent/JP2008005445A/ja
Publication of JP2008005445A publication Critical patent/JP2008005445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】単独でコンテンツを受信することができない場合でも、受信を可能にするための対応が取れるようにした放送受信装置を提供する。
【解決手段】インターネット2に接続されたホームネットワーク(ホームネットワーク)4には、インターネット対応TV5及びネットワーク受信機6,7が接続されている。インターネット対応TV5は、インターネット2からテレビ放送の配信を受けることができるが、配信希望の番組をサポートしていないとき、視聴不可のメッセージとともに、視聴を可能にする方法を表示部に表示する。ユーザーは、その表示を参照して、ネットワーク受信機6に受信を代行させる対策をとることができ、具体的には、ネットワーク受信機6を経由した視聴、またはネットワーク受信機6に録画を行わせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電波によるテレビジョン(以下、「テレビ」または「TV」という)放送の受信機能のほか、インターネットに接続して動画放送を受信することが可能な放送受信装置に関する。
ブロードバンドの普及に伴い、動画のダウンロードが可能になり、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータに対する動画配信のサービスも開始されている。
一方、電波によるテレビ放送も地上波デジタル放送の開始にともない、テレビ受信機のデジタル化が進んでおり、単にテレビ放送を受信するだけでなく、インターネットに接続する機能を備え、ブロードバンド放送のサービスを受けられる放送受信装置が提案されている。
例えば、特許文献1に示されるように、モデム/LAN、トランスポート処理部、MPEG映像/音声デコーダ、表示制御処理部等を備えて、コンテンツのダウンロードを可能にし、ダウンロードしたコンテンツをディスプレイで視聴できるようにした放送受信装置が知られている。
この放送受信装置では受信部による受信により番組情報を取得し、番組情報からコンテンツ毎に受信側に蓄積機能が要求されているか否かを検出部で検出し、要求されている蓄積機能を備えているか否かを判定し、この蓄積機能の要求の有無及び上記要求されている蓄積機能の有無を表示部に表示し、コンテンツのダウンロードが可能か否かをユーザーが把握できるようになっている。
特開2005−191950号公報
しかし、従来の放送受信装置によると、放送受信装置に内蔵のCPUの能力、メモリ容量、セキュリティ機能、圧縮方式等が相違し、或いは対応していない等のために、一部のブロードバンド放送を視聴(受信)できないことがある。
従って、本発明の目的は、単独でコンテンツを受信することができない場合でも、受信を可能にするための対応が取れるようにした放送受信装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ホームネットワークを介してインターネットに接続されたインターフェースと、前記インターフェースを介して前記インターネットから配信されたコンテンツを受信して表示部に表示する制御手段を備え、前記制御手段は、前記視聴対象のコンテンツを受信可能なプロトコルを有しているか否かを判断し、前記コンテンツを受信するプロトコルを有していないとき、受信要請情報を前記ホームネットワークに出力することを特徴とする放送受信装置を提供する。
本発明の放送受信装置によれば、単独でコンテンツを受信することができない場合でも、受信を可能にするための対応を取れるようにすることができる。
(テレビ受信システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るテレビ(TV)受信システムの概略を示す。このテレビ受信システム1はネットワーク対応であり、インターネット2に、ホームネットワークルータ3及びホームネットワーク4を介して接続された放送受信装置としてのネットワーク対応TV5と、ネットワーク受信機6,7を備えて構成されている。
ネットワーク対応TV5は、例えば、居間等に設置され、ネットワーク受信機6,7は、ネットワーク対応TV5が設置された家屋内の個室等に設置されている。
ホームネットワーク4は、1つの家屋内等に布線されたイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))であり、ホームネットワークルータ3に接続された専用回線である。
ホームネットワークルータ3は、ホームネットワーク4とインターネット2を接続するブリッジとして機能しており、ホームネットワーク4側で消費されるパケットとインターネット2へ送出されるパケットとの切り分けができるように構成されており、更に、ホームネットワーク4に接続されたネットワーク受信機6,7等の機器のアドレス管理機能や、インターネット2からの不正アクセスを防御するための機能も備えている。
ネットワーク対応TV5は、アンテナ及びチューナ(いずれも図示せず)を介しての電波による放送受信が行える構成を有すると共に、インターネット2上からコンテンツの配信を受けて画面に表示(視聴)することができるものであり、例えば、居間や応接室に設置されている。更に、ネットワーク対応TV5は、ワイヤレスでネットワーク対応TV5を遠隔操作するための専用のリモートコントローラ(以下、「リモコン」という)8を備えている。
ネットワーク受信機6,7は、HDD/DVDレコーダ、パーソナルコンピュータ、及びインターネットプロトコルを使用したセットトップボックスであるIP−STB等であり、ホームネットワークルータ3及びLAN4を介してインターネット2に単独で接続できると共に、ネットワーク対応TV5と通信を行えるように構成されている。なお、図1においては、ネットワーク受信機6,7としてパソコンを示しているが、キーボード、マウス、及びディスプレイの図示を省略している。
更に、ネットワーク受信機6,7は、ネットワーク対応TV5が対応できない番組を受信できるように、様々な番組提供サイトが要求する著作権保護方式、番組データの圧縮方式の殆どに対応できるように構成されている。
(ネットワーク対応TV及びネットワーク受信機の構成)
図2は、ネットワーク対応TV5及びネットワーク受信機6の詳細構成を示す。ネットワーク対応TV5は、制御手段としてのシステムコントローラ50、メモリ51、ネットワークセキュリティコントローラ52、コンテンツセキュリティコントローラ53、グラフィックエンジン54、ネットワークインターフェース(NW I/F)55、デクリプタ56、オーディオ/ビデオ(A/V)デコーダ57、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等による表示部58、及び音響を出力するスピーカ59を備えて構成されている。
システムコントローラ50は、CPU、ROM等を備えて構成され、該ROMに格納されたプログラムに従ってネットワーク対応TV5における全体の統括・管理を行うと共に、リモコン8の操作内容に基づいて、番組の選択、音量制御、セットアップ制御等を実行する回路構成を有している。
メモリ51は、半導体メモリにより構成されており、プログラムが格納された不揮発正メモリ(ROM)と、データを格納する揮発性メモリとを備えている。
ネットワークセキュリティコントローラ52は、ホームネットワーク4から配信されるコンテンツ向けであり、類似の著作権保護のための機器認証機能を備えている。
コンテンツセキュリティコントローラ53は、インターネット2からのコンテンツに対して著作権保護機器認証を実行する機能を有している。
グラフィックエンジン54は、ホームネットワーク4からのコンテンツのデジタルデータを表示部58に表示するための表示処理回路である。
NW I/F55は、ホームネットワーク4からのパケットに対しては物理層/リンク層で処理を行い、映像・音声のデータをデクリプタ56へ送る回路構成を有している。
デクリプタ56は、暗号化されているコンテンツのオーディオ/ビデオデータを解読して、A/Vデコーダ57で再生できるように構成されている。
A/Vデコーダ57は、地上波デジタル放送等の映像信号及び音声信号をデコードして表示部58及びスピーカ59を駆動するように構成されている。
次に、ネットワーク受信機の構成について説明する。ネットワーク受信機6とネットワーク受信機7は同様の構成であるので、ここではネットワーク受信機6の構成について説明する。なお、ネットワーク受信機6,7は、同一機能を有する構成でもよいが、一方で受信できないときに他方を利用できるように、異なる著作権保護機構やトランスコード機能を有していることが望ましい。
ネットワーク受信機6は、ハードディスクドライブ等の録画ドライブを装備したPVR(Personal Video Recorder)型のネットワーク受信機として機能しており、システムコントローラ61、メモリ62、ネットワークセキュリティマネージャー63、コンテンツセキュリティコントローラ64、NW I/F65、ストリームコントローラ66、トランスコーダ67、記録デバイス68、デクリプタ69及びエンクリプタ70を備えて構成されている。
システムコントローラ61は、CPU、ROM等を備えて構成され、該ROMに格納されたプログラムに従ってネットワーク受信機6における全体の統括・管理を実行する機能を備えており、インターネット2からの番組受信に際して必要な情報交換処理や、インターネット対応TV5との通信処理のハンドリング等を実行する。
メモリ62は、半導体メモリにより構成されており、プログラムが格納された不揮発正メモリ(ROM)と、データを格納する揮発性メモリとを備えている。
ネットワークセキュリティマネージャー63は、ホームネットワーク4から配信されるコンテンツ向けであり、配信先が許可された受信機器であるか否かを判定する機能を備えている。
コンテンツセキュリティコントローラ64は、ネットワーク対応TV5に内蔵のコンテンツセキュリティコントローラ53と類似の機能を有すると共に、サポートされていない他種の著作権保護機能を備えている。例えば、コンテンツセキュリティコントローラ53がA社の方式をサポートしている場合、コンテンツセキュリティコントローラ64はB社、C社の方式をサポートしている。なお、コンテンツセキュリティコントローラ64が、更に、上記A社の方式をサポートする構成であってもよい。
NW I/F65は、NW I/F55と同様の構成であり、ホームネットワーク4からのパケットに対しては物理層/リンク層で処理を行い、映像・音声のデータはデクリプタ69へ送る回路構成を有している。
ストリームコントローラ66は、ホームネットワーク4と記録デバイス68側との間の入出力データの流れを制御する回路構成を有している。
トランスコーダ67は、解読されたオーディオ/ビデオのストリームの圧縮方式を切り替える機能を備えている。一般に、現在のTVは、MPEG(Mpeg audio)−2のデコード機能を持っているが、パソコンの場合、MPEG−2以外に、MPEG−1、MPEG−4、Real Networkなど多品種の映像・音声圧縮方式が存在し、インターネット上ではサービスプロバイダが個々に最適な方式を選択している状況にある。TVでこれらの映像を視聴する場合、何らかの形で、その圧縮映像をTVで受信可能な形態に変換する必要がある。この変換を行うのがトランスコーダ67である。
記録デバイス68は、インターネット2からダウンロードした放送を録画する記憶するための媒体であり、例えば、ハードディスク(HD)、DVD(Digital Versatile Disc)等が用いられる。
デクリプタ69は、インターネット2から送られてきたコンテンツにかけられている暗号を解読する機能を備えており、ネットワーク対応TV5が対応していない著作権保護にも対応できるように構成されている。
エンクリプタ70は、ホームネットワーク4へオーディオ/ビデオデータを配信する際に使われもので、例えば、DTCP(Digital Transmission Contents Protection) over IP(Internet Protocol)を適応する場合にはAES(Advanced Encryption Standard)方式により構成される。
(テレビ受信システムの動作)
次に、テレビ受信システム1の動作について説明する。図3は、テレビ受信システム1の処理を示す。また、図4は、インターネット対応TV5で視聴ができない時に表示部58に表示されるメッセージを示す。なお、図3に示す処理は、図2のシステムコントローラ50,61によって実行される。
インターネット対応TV5によりインターネット2からコンテンツ、例えば、放送の配信を受ける場合、ユーザーはインターネット対応TV5の操作ボタンまたはリモコン8を操作して、インターネット2にインターネット対応TV5を接続する。インターネット対応TV5は、システムコントローラ50がNW I/F55、ホームネットワーク4及びホームネットワークルータ3を介してインターネット2に接続し、Web等を閲覧する。
ユーザーは、インターネット対応TV5でインターネット2を閲覧中に、視聴したい番組が見つかると、その視聴要求をリモコン8を使ってインターネット対応TV5へ送信する(S101)。リモコン8からの指示を受信したインターネット対応TV5は、インターネット2の番組提供サイトにアクセスを開始し、視聴に必要なインターネット対応TV5の受信能力条件を収集する(S102)。
インターネット対応TV5は、上記受信能力条件から自機に装備された機能により番組の受信が可能か否かを判断する(S103)。本実施の形態では、特に、番組提供サイトが要求する著作権保護方式、番組データの圧縮方式、受信機に求められる能力(例えば、CPU速度、メモリ空間)等の条件を重視する。インターネット対応TV5により単独で受信可能であれば(S103:OK)、そのまま視聴を開始する(104)。
インターネット2からインターネット対応TV5へ送られてきたコンテンツは、NWI/F55に取り込まれる。NW I/F55は、物理層・リンク層による処理を行い、映像・音声に関するデータはデクリプタ56へ送出し、ユーザーからの制御情報や各種管理情報等はシステムコントローラ50へ送出する。
システムコントローラ50は、インターネット2からのコンテンツを視聴用機器認証のためのコンテンツセキュリティコントローラ53及びデクリプタ56を動作させ、暗号化された映像・音声を解読して、グラフィックエンジン54及びA/Vデコーダ57へデータを出力する。
グラフィックエンジン54は、映像信号を表示部58に出力し、また、A/Vデコーダ57は、音声信号をデコードし、デコードしたデータによりスピーカ59を駆動する。なお、Webブラウザ以外の画像信号は、A/Vデコーダ57で処理し、この処理結果に基づいて表示部58を動作させる。
一方、インターネット対応TV5のみによる受信が不可能な場合(S103:NG)、システムコントローラ50は、視聴不可をユーザーに認知させるため、表示部58のディスプレイの画面40に、図4に示す様なメッセージ41を受信負荷不可能情報として表示する(S105)。ユーザーは、リモコン8でメッセージ41内の選定ボタン42を選択することにより、ネットワーク受信機6,7に支援をさせるか否かを決めることができる(S106)。なお、ネットワーク受信機6,7に支援をさせない場合(S106:No)、視聴を中止する(S110)。次に、ネットワーク受信機6,7の支援を要求する場合(S106:Yes)、その指示がインターネット対応TV5に出されると、視聴条件の設定(セットアップ)の有無を判定する(S107)。視聴条件未設定の場合(S107:Yes)、ユーザーは、リモコン8を操作して視聴条件の設定を行う(S108)。以下に、セットアップについて説明する。また、視聴条件が設定済みの場合、ステップS109へ移行する。
図5は、ネットワーク受信機等の機器のセットアップの内容を示す。セットアップは、受信の援助を希望するネットワーク受信機等の機器の登録と受信条件設定に大別される。受信条件設定は、インターネット対応TV5が直接に視聴し、或いはネットワーク受信機等の機器に支援を依頼する場合の条件である。
受信条件として、未成年者にコンテンツを見せなくする年齢制限、Webサイト登録、視聴が有料である場合の料金制限(例えば、有料番組のための月当たりの支払い限度総額、有料番組一件当たりの支払い限度額)、パスワードのセットアップ及び受信フォーマットの設定等がある。インターネット対応TV5が、インターネット2から直接視聴する場合にも、上記受信条件は視聴可否判断材料としてインターネット対応TV5で利用するが、ネットワーク受信機等の機器が受信を開始する際にも、番組供給サイトとの接続のために必要になる。この場合、例えば、インターネット対応TV5がホームネットワーク4へ支援を依頼発行する際に、インターネット対応TV5が所有する受信能力情報を転送するプロセスで送信される。
図6は、ネットワーク機器登録の登録画面の一例を示す。ネットワーク機器(具体的にはネットワーク受信機6,7)の登録は、予め支援を依頼すべき相手を登録することで手続きを手早く行うためと、むやみにパケットの伝送を行うことを避けて、ネットワーク2上のセキュリティを高める目的で設定する。なお、図3では、支援を行うか否かの段階でセットアップを行うものとしたが、例えば、インターネット対応TV5の購入時や設置時に行ってもよい。また、セットアップは、通常、ホームネットワークシステムの構築時等の最初の1回のみでよい。
最初に、ネットワーク受信機6,7を含むホームネットワーク4に接続されている機器を検索して図6に示す登録画面60を表示する。検索能力にもよるが、ネットワーク2上には必ずしも番組を受信できる機能を装備した機器だけが接続されているわけではない。そこで、表示された接続済みの機器の中で、ユーザーが支援を望む機器を登録する。当然登録すべき機器は、何らかの番組受信機能を備えているべきであり、この実態を確認するために受信条件を表示させる。
図6においては、ネットワーク機器名60aとして、「IP−STB」、「IP−PVR」、PC Box」、「Router」、「LANHDD」の5台が入力済みになっているが、上段の3つは未登録になっている。登録を行うか否かは登録切替えボタン60bをクリックすることにより行える。この登録画面60を閉じるには、画面内のクローズボタン60dをクリックする。
図7は、ネットワーク機器の詳細情報を示す。この画面71は、図6の登録画面60の機器情報ボタン60cをクリックしたときに表示される。画面71には、転送速度、フォーマット、セキュリティの仕様等が表示される。画面71を閉じるには、画面内のクローズボタン71aをクリックする。
図8は、受信フォーマット登録画面の一例を示す。受信フォーマット登録画面80には、インターネット対応TV5がホームネットワーク4経由で受信できるオーディオ/ビデオのフォーマット及びインターネット対応TV5が受信できる著作権保護方式などを設定する。ここでは、ネットワークセキュリティとして、コピーガードのためのDTCPと公開鍵暗号化のためのPGP(Pretty Good Privacy)が用意(設定項目82)され、圧縮されたビデオデータのデコード用にMPEG−2がHD(高精細度)及びSD(標準解像度)に対応して用意(設定項目83)され、更に、オーディオのデコード用にMP3及びAAC(Advanced Audio Coding)が用意(設定項目84)されている。
更に、機器制御のための通信プロトコル、例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)、UpnP(Universal Plug and Play)等を設定することもできる。これらインターネット対応TV5側の設定情報も上記受信能力情報の一部として、例えば、ネットワーク受信機6に支援を依頼する際に転送される。受信フォーマット登録画面80を閉じるには、画面内のクローズボタン81をクリックする。
上記したセットアップが終了すると、ユーザーは、リモコン8を操作してインターネット対応TV5からホームネットワーク4へ視聴条件及びユーザーが受信を希望している番組提供サイトの接続先情報を送信する(S109)。
ネットワーク受信機6では、受信した情報に基づいて視聴希望番組を受信できるか否かの判断と、更に、受信した番組をホームネットワーク4を経由してインターネット対応TV5へ配信できるかの判断をシステムコントローラ61によって行い(S110)、その判断結果をインターネット対応TV5に通知する。
インターネット対応TV5は、ネットワーク受信機6からの分析結果を受信して検索結果(ネットワーク受信機6に付随する情報)を表示部58の画面に表示する(S112)。なお、ネットワーク受信機6が視聴希望番組を受信できないことが判明したとき(S110:No)、視聴を中止する(S111)。
図9は、検索結果に対するインターネット対応TVの表示画面を示す。この表示画面90は、ネットワーク受信機6が「IP−PVR」の機種であり、録画機能を装備し、視聴のほかに録画も可能なことが示されている。ユーザーは、この表示内容から好みの受信機とスタイルを選んで視聴を開始する(S113)。
ユーザーは、図9の表示画面90において、機種名91のうち、「IP−PVR」の録画ボタン92を選択し、更に画面サイズ選択ボタン94によりSDまたはHDのいずれかを選択し、スタートボタン95をクリックすると(S114:録画)、ネットワーク受信機6による録画が開始される(S115)。この場合、ネットワーク受信機6は、NWI/F65を通してインターネット2からのコンテンツを受信し、システムコントローラ61、ストリームコントローラ66及びトランスコーダ67を動作させると共に、デクリプタ69で暗号解読を行った後、データを記録デバイス68に格納する。記録デバイス68に保存された放送データは、消去しない限り、いつでもインターネット対応TV5からアクセスして読み出して表示部58に表示することができる。
また、図9の表示画面90において、機種「IP−PVR」91の視聴ボタン93をクリックされた場合(S114:視聴)、ネットワーク受信機6は視聴の処理を開始する(S116)。システムコントローラ61は、インターネット2からのコンテンツを受信し、システムコントローラ61、ストリームコントローラ66及びトランスコーダ67の制御のもとにデクリプタ69で暗号解読を行った後、インターネット対応TV5が表示処理可能なデータ形式に変換する。
エンクリプタ70は、インターネット対応TV5がネットワークセキュリティマネージャー63により配信先が許可された機器であることを確認すると、トランスコーダ67で処理されたコンテンツのオーディオ/ビデオデータをNWI/F65を介してホームネットワーク4へ送出する。このデータはインターネット対応TV5によって受信され、インターネット対応TV5が単独でコンテンツを受信するときと同様に処理して、表示部58に表示する。従って、インターネット対応TV5は、ネットワーク受信機6に支援されながらインターネット2からのコンテンツを間接的に視聴することができる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、下記の効果を奏する。
(イ)インターネット対応TV5が、インターネット2からコンテンツを受信可能か否かを判断し、コンテンツを受信するプロトコルを有していないとき、受信できない旨及びネットワーク受信機6,7の利用の可能性を表示部58に表示できるようにしたので、インターネット対応TV5のユーザーは、視聴や録画に向けた対応をとることができる。
(ロ)パソコン等によるネットワーク受信機を必要に応じて支援機として利用できるため、インターネット対応TV5の受信能力に限定されることなく、幅広い番組の視聴がインターネット対応TV5において可能になる。
(ハ)ネットワーク受信機6が比較的大容量の記憶媒体を備えるパソコン等である場合、ネットワーク受信機6に録画を任せることができるので、インターネット対応TV5が録画用の記憶媒体を備えていない場合でも、録画が可能になる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々な変形が可能である。
以下、本実施例は、イーサネット(登録商標)によるIP接続を前提として説明するが、本発明はイーサネット(登録商標)によるIP接続以外のネットワークでも適応可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態に係るテレビ受信システムの概略を示す接続図である。 ネットワーク対応TV及びネットワーク受信機の詳細構成を示すブロック図である。 テレビ受信システムの処理を示すフローチャートである。 インターネット対応TVで視聴ができない時に表示部に表示されるメッセージを示す画面図である。 ネットワーク受信機等の機器のセットアップの内容を示す説明図である。 ネットワーク機器登録の登録画面の一例を示す画面図である。 ネットワーク機器の詳細情報を示す画面図である。 受信フォーマット登録画面の一例を示す画面図である。 インターネット対応TVにおける表示画面を示す画面図である。
符号の説明
1 テレビ受信システム
2 インターネット
3 ホームネットワークルータ
6,7 ネットワーク受信機
40 画面
41 メッセージ
50 システムコントローラ
51 メモリ
54 グラフィックエンジン
57 A/V(オーディオ/ビデオ)デコーダ
58 表示部
59 スピーカ
60 登録画面
61 システムコントローラ
68 記録デバイス
90 表示画面
92 録画ボタン
93 視聴ボタン

Claims (8)

  1. ホームネットワークを介してインターネットに接続されたインターフェースと、
    前記インターフェースを介して前記インターネットから配信されたコンテンツを受信して表示部に表示する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記視聴対象のコンテンツを受信可能なプロトコルを有しているか否かを判断し、前記コンテンツを受信するプロトコルを有していないとき、受信要請情報を前記ホームネットワークに出力することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記受信要請情報を出力するとともに、前記ホームネットワークに接続されているネットワーク受信機に付随する情報を表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記制御手段は、前記ネットワーク受信機から前記コンテンツの視聴の可否を受信して前記表示部に表示することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記制御手段は、前記プロトコルを有していないとき、前記ネットワーク受信機を選択し、前記選択したネットワーク受信機に受信処理を代行させることを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記制御手段は、前記ネットワーク受信機に対して視聴の処理及び録画の処理を指定する表示項目を含むことを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
  6. 前記制御手段は、前記インターネットから配信を受けたいコンテンツに関する接続情報を前記ネットワーク受信機に提供することを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
  7. 前記制御手段は、前記ネットワーク受信機への接続情報、ユーザー年齢制限情報、有料番組に対する料金制限情報及び接続先の制限情報の少なくとも1つを前記ホームネットワークに接続されたネットワーク受信機に提供することを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
  8. 前記ネットワーク受信機は、パーソナルコンピュータまたはHD/DVDレコーダであることを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
JP2006175891A 2006-06-26 2006-06-26 放送受信装置 Pending JP2008005445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006175891A JP2008005445A (ja) 2006-06-26 2006-06-26 放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006175891A JP2008005445A (ja) 2006-06-26 2006-06-26 放送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008005445A true JP2008005445A (ja) 2008-01-10

Family

ID=39009423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006175891A Pending JP2008005445A (ja) 2006-06-26 2006-06-26 放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008005445A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009153967A1 (ja) * 2008-06-17 2009-12-23 パナソニック株式会社 サーバ装置、サーバ処理方法およびプログラム
JP2015076682A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 株式会社リコー 情報処理装置およびプログラム
JP2016149625A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 日本放送協会 配信システム、配信方法及び配信プログラム
JP2017220786A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 マクセルホールディングス株式会社 放送受信装置
JP2017225012A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 マクセルホールディングス株式会社 放送受信装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009153967A1 (ja) * 2008-06-17 2009-12-23 パナソニック株式会社 サーバ装置、サーバ処理方法およびプログラム
CN102067095A (zh) * 2008-06-17 2011-05-18 松下电器产业株式会社 服务器装置、服务器处理方法以及程序
JPWO2009153967A1 (ja) * 2008-06-17 2011-11-24 パナソニック株式会社 サーバ装置、サーバ処理方法およびプログラム
JP5285069B2 (ja) * 2008-06-17 2013-09-11 パナソニック株式会社 サーバ装置、サーバ処理方法およびプログラム
US9009216B2 (en) 2008-06-17 2015-04-14 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Server device, and method and program for processing on the same
JP2015076682A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 株式会社リコー 情報処理装置およびプログラム
JP2016149625A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 日本放送協会 配信システム、配信方法及び配信プログラム
JP2017220786A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 マクセルホールディングス株式会社 放送受信装置
JP2017225012A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 マクセルホールディングス株式会社 放送受信装置
JP2021106409A (ja) * 2016-06-16 2021-07-26 マクセル株式会社 放送受信装置およびコンテンツ保護処理方法
JP2021106410A (ja) * 2016-06-16 2021-07-26 マクセル株式会社 放送受信装置およびコンテンツ保護処理方法
JP2021170827A (ja) * 2016-06-16 2021-10-28 マクセル株式会社 放送受信装置およびコンテンツ保護処理方法
JP7176057B2 (ja) 2016-06-16 2022-11-21 マクセル株式会社 放送受信装置およびコンテンツ保護処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10069836B2 (en) Methods and apparatus for premises content distribution
US11381549B2 (en) Downloadable security and protection methods and apparatus
JP6458974B2 (ja) コンテンツ配信方法、コンテンツ配信システム、及びソース機器
US8984646B2 (en) Content transmission device and content reception device
US8010984B2 (en) Redirection of streaming content
US9641487B2 (en) Method, system and apparatus for sharing media content in a private network
JP6545835B2 (ja) コンテンツ送信装置、および、そのコンテンツ送信方法
WO2007059677A1 (fr) Procede et systeme pour la reception de service de television sur ip (iptv)
WO2017092687A1 (zh) 一种支持数字版权管理(drm)的媒体网关/终端实现方法及其设备
JP2008005445A (ja) 放送受信装置
JP2015103890A (ja) コンテンツ受信装置及びコンテンツ受信方法、並びにコンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法
JP2009134617A (ja) 著作権保護処理装置および著作権保護処理方法
JP2011009838A (ja) 映像通信システム及び映像通信方法
JP7042373B2 (ja) コンテンツ送信装置
TW586284B (en) Buried data stream in a wireless home network
WO2007135751A1 (ja) プロトコル及び著作権管理システム変換装置、通信システム、プログラムおよび記録媒体
JP2012080503A (ja) 移動体セットトップボックスを用いたコンテンツ閲覧システムおよび移動体セットトップボックス
JP2006148451A (ja) コンテンツデータ送信回路、コンテンツデータ受信回路、コンテンツデータ送受信回路、および半導体装置