JP2008005240A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型且つ低コストのカメラでありながら、撮影により取得した画像データを他のカメラと遣り取りする際に生じ得るプライバシーに関する問題を解消したカメラを提供すること。
【解決手段】当該カメラに着脱可能なメモリである第1のメモリを挿入する為のメモリ用スロットと、当該カメラの内蔵メモリである第2のメモリとを具備するデジタルカメラにおいて、上記第1のメモリである第1のメモリを着脱するための操作中に、上記第1のメモリに記録されているデータを上記第2のメモリに仮保存する操作を行う為の第1のスイッチと、上記仮保存に係るデータを表示する為の表示手段と、を具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】当該カメラに着脱可能なメモリである第1のメモリを挿入する為のメモリ用スロットと、当該カメラの内蔵メモリである第2のメモリとを具備するデジタルカメラにおいて、上記第1のメモリである第1のメモリを着脱するための操作中に、上記第1のメモリに記録されているデータを上記第2のメモリに仮保存する操作を行う為の第1のスイッチと、上記仮保存に係るデータを表示する為の表示手段と、を具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、撮影により取得した画像データを他のカメラと遣り取りすることができるカメラに関する。
一般にカメラを用いた撮影において、当該カメラのユーザーが、当該カメラを用いて自分自身の姿を撮影することはあまり無い。従って、通常、自分自身の姿が写っている画像データは、他人の所有するカメラのメモリに記録されている。
例えば旅先で撮影を行った場合には、自分自身の所有するカメラのメモリには自分自身の姿が写った画像データはあまり記録されておらず、一緒に旅に行った友人の所有するカメラのメモリに、自分自身の姿が写った画像データが多数記録されている。このような事情から、旅の帰りの電車内において、撮影した画像データをお互いに交換することを可能とするような技術に関するニーズがある。しかしながら、従来より、このようなニーズを満たす技術はあまり提案されていない。従って多くの場合、旅を終えて自宅に帰ってから、電子メールで互いの画像データを送り合ったり、またはCD等のメディアに画像データを記録して郵送にて送り合ったり等していた。
なお、上記のような事情に鑑みて、特許文献1には、複数のメモリカード用カードスロットを具備する携帯画像表示装置が開示されている。この特許文献1に開示された携帯画像表示装置によれば、メモリカードからメモリカードへの画像転送を行うことができる。
特開2002−94927号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術をカメラに適用するには、カードスロットを複数設ける為のスペース及びコストの問題が生じる。また、上記特許文献1に開示された技術では、画像転送に用いるメモリカードに記録された画像データの全てを閲覧することが可能な為、ユーザー間のプライバシー侵害の問題も生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、小型且つ低コストのカメラでありながら、撮影により取得した画像データを他のカメラと遣り取りを行う際に生じ得るプライバシーに関する問題を解消したカメラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様によるカメラは、当該カメラに着脱可能なメモリである第1のメモリを挿入する為のメモリ用スロットと、当該カメラの内蔵メモリである第2のメモリとを具備するデジタルカメラにおいて、上記第1のメモリである第1のメモリを着脱するための操作中に、上記第1のメモリに記録されているデータを上記第2のメモリに仮保存する操作を行う為の第1のスイッチと、上記仮保存に係るデータを表示する為の表示手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
本発明によれば、1つのメモリスロットを用いて、当該カメラに着脱可能な第1のメモリに記録されている画像データを他のカメラと遣り取りする際に、当該カメラの内蔵メモリである第2のメモリへの仮保持に係るデータしか見ることができないので、小型且つ低コストのカメラでありながら、撮影により取得した画像データを他のカメラと遣り取りする際に生じ得るプライバシーに関する問題を解消したカメラを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るカメラを説明する。
[第1実施形態]
図1は本第1実施形態に係るカメラのシステム構成の概念を示すブロック図である。同図に示すように、本第1実施形態に係るカメラは、MPU(Micro Processing Unit)1と、レリーズスイッチ1aと、画像選択スイッチ1bと、画像転送スイッチ1cと、カバースイッチ1dと、撮影レンズ2と、ピント合わせ手段2aと、ズーム制御手段2bと、AFE(Analogue Front End)回路3と、撮像素子3aと、マイク3bと、補助光照射手段4aと、顔検出手段4bと、輪郭検出手段4cと、信号処理回路5と、RAM(Random Access Memory)6と、第2メモリ7bと、表示手段8と、スピーカ8aと、プリント信号出力手段8bと、無線通信部8cと、フラッシュROM(Flash Read Only Memory)9と、メモリ用カバー10a(図1には不図示)とを具備する。また、本第1実施形態に係るカメラに設けられたメモリスロット(不図示)に着脱可能なメモリ(例えばメディアカード)として、第1メモリ7a及び第3メモリ7cを想定する。以下、上記の各構成部材を詳細に説明する。
図1は本第1実施形態に係るカメラのシステム構成の概念を示すブロック図である。同図に示すように、本第1実施形態に係るカメラは、MPU(Micro Processing Unit)1と、レリーズスイッチ1aと、画像選択スイッチ1bと、画像転送スイッチ1cと、カバースイッチ1dと、撮影レンズ2と、ピント合わせ手段2aと、ズーム制御手段2bと、AFE(Analogue Front End)回路3と、撮像素子3aと、マイク3bと、補助光照射手段4aと、顔検出手段4bと、輪郭検出手段4cと、信号処理回路5と、RAM(Random Access Memory)6と、第2メモリ7bと、表示手段8と、スピーカ8aと、プリント信号出力手段8bと、無線通信部8cと、フラッシュROM(Flash Read Only Memory)9と、メモリ用カバー10a(図1には不図示)とを具備する。また、本第1実施形態に係るカメラに設けられたメモリスロット(不図示)に着脱可能なメモリ(例えばメディアカード)として、第1メモリ7a及び第3メモリ7cを想定する。以下、上記の各構成部材を詳細に説明する。
まず、上記MPU1は、マイクロコントローラ等から成る制御手段である。そして、上記MPU1には、上記レリーズスイッチ1a、上記画像選択スイッチ1b、上記画像転送スイッチ1c、及び上記カバースイッチ1dが接続されている。そして、上記MPU1は、上記レリーズスイッチ1a、上記画像選択スイッチ1b、上記画像転送スイッチ1c、及び上記カバースイッチ1dの状態を検出することで、該検出の結果に基づき、後述するフローチャートの動作制御プログラム(上記フラッシュROM9に格納)に従って、各構成部材をシーケンシャルに制御する。
ここで、上記レリーズスイッチ1aは、レリーズ操作の為のスイッチである。上記画像選択スイッチ1bは、所望の画像データを選択する為のスイッチである。上記画像転送スイッチ1cは、所望の画像データをシェアする(本第1実施形態においては、画像データを他人と遣り取りする目的をもってコピーすることを、画像データを“シェアする”と表現する)為のスイッチである。上記カバースイッチ1dは、上記メモリ用カバー10aの開閉状態を検出するスイッチである。
ところで、上記撮影レンズ2を介して当該カメラに入射した被写体11の像は、例えばCCDやCMOSセンサ等からなる上記撮像素子3aにより電気信号に変換される。なお、上記撮影レンズ2としては、AFの為のズームレンズ等を想定している。また、上記撮影レンズ2のピント合わせ制御は、ピント合わせ手段2aによって行われる。さらに、上記撮影レンズ2の画角の切り換え判定は、ズーム制御手段2bによって行われる。
ここで、上記撮像素子3aの取得した電気信号は、上記AFE回路3にて読み出されてA/D変換等が施され、デジタル画像信号である画像データとなる。該画像データはその後、上記信号処理回路5に入力される。なお、露出レベルの切り換えの制御も、上記AFE回路3によって行われる。
上記信号処理回路5に入力された画像データは、色補正及び信号圧縮処理等の所定の処理を施された後、上記第1メモリ7aまたは上記第2メモリ7bに記録される。なお、上記信号処理回路5には、露出レベルを変更した後の増感処理、画像処理時における補正のかけ方の変更、及び画像データの圧縮率を変更する為の処理補助ブロック5aが設けられている。
なお、本実施形態に係るカメラでは、音声入力の為の上記マイク3bが設けられている。このマイク3bにより取得した音声信号である音声データも、上記画像データと同様に上記信号処理回路5にて信号圧縮処理等が施され、上記第1メモリ7aまたは上記第2メモリ7bに記録される。ここで、上記画像データ及び上記音声データの処理時または記録時等においては、種々の演算を行うために、上記RAM6に適宜それらのデータが格納される。
以下、本第1実施形態に係るカメラにおける記録手段である上記第1メモリ7a、上記第2メモリ7b、及び上記第3メモリ7cについて説明する。上記第1メモリ7a及び上記第3メモリ7cは、上述した通り当該カメラのメモリスロット(不図示)に着脱可能なメモリであり、上記第1メモリ7aは当該カメラのユーザーが、上記第3メモリ7cは他のユーザーが所有するメモリである。したがって、上記第1メモリ7aまたは上記第3メモリ7cの記憶容量が足りなくなった場合、他のメモリと交換することができる。上記第2メモリ7bは、当該カメラに内蔵されているメモリである。例えば、上記第2メモリ7bには、撮影画像としての画像データ、画像処理が施されている途中の画像データ、プログラム、その他のデータ等を記録することができる。なお、上記メモリ用カバー10aは、上記第1メモリ7aまたは上記第3メモリ7cのカバー部材として機能する。
なお、詳しくは後述するが、本第1実施形態においては、例えば上記第1メモリ7aに記録されている画像データを、上記第2メモリ7bに記録することができる。そして、このように上記第2メモリ7bに記録した画像データを、さらに上記第1メモリ7aの代わりに当該カメラのメモリスロット(不図示)に挿入された上記第3メモリ7cに記録することができる。本第1実施形態に係るカメラによれば、このように上記第1メモリ7aに記録されている画像データ等を、上記第2メモリ7bを経由して上記第3メモリ7cに記録することができる。したがって、例えば旅先等において、他の人が撮影した画像データと、自分が撮影した画像データとの遣り取りを、非常に容易に行うことができる。
ところで、上記のように取得した画像データは、上記プリント信号出力手段8bや、上記無線通信部8cにて、当該カメラ外部へ送信することができる。この無線通信部8cは、例えば本実施形態に係るカメラと同様又は類似のシステム構成(上記無線通信部8cを含むシステム構成)を有するカメラ等との無線通信を可能にする部材である。したがって、上記無線通信部8cによって、他のカメラとのデータの送受信が可能となる。
本第1実施形態に係るカメラにおける表示手段としては、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等からなる上記表示手段8が設けられている。すなわち、撮影して取得した画像データを、上記表示手段8に逐次再生表示させることが出来る。具体的には、上記第1メモリ7a乃至上記第3メモリ7cの何れかに圧縮して記録された上記画像データは、上記信号処理回路5に読み出され、更に伸張処理等が施された後、上記表示手段8に再生表示される。また、上記表示手段8は、所謂ライブビュー表示にも用いることができる。すなわち、ユーザーはライブビュー表示において、上記表示手段8を参照して、上記被写体11の変化状態を確認しながら撮影を行うことが出来る。
また、上記音声データを再生する為の手段としては、上記スピーカ8aが設けられている。上記音声データの再生の際には、上記第1メモリ7a乃至上記第3メモリ7cの何れかに記録された上記音声データが、上記信号処理回路5に読み出された後、上記スピーカ8aによって出力される。
なお、上記補助光照射手段4aは、被写体11に向って補助光を照射する為の手段である。この補助光照射手段4によって、露出の不足を補ったり、被写体11の影を消したりすることができる。
また、上記顔検出手段4bは、上記信号処理回路5から出力された画像データを解析し、当該画像データの被写体中に人物がいるか否かの判定、及び当該画像データの被写体中に人物がいる場合にはその顔の位置や大きさ等を判定を行う。なお、画像データの解析には、例えば人間の顔の特徴等を用いた解析を行う。
さらに、上記輪郭検出手段4cは、画像データにシャープネス強調処理を施し、当該画像データ中の被写体の輪郭の形状を判定する機能を有する手段である。
以下、図2(a)乃至(e)を参照して、本第1実施形態に係るカメラを用いた画像データのシェアの概略を説明する。
図2(a)は、正置時の本第1実施形態に係るカメラ10の背面図である。図2(a)に示すように正置時のカメラ10には、その上面に上記レリーズスイッチ1a、下面に上記メモリ用カバー10a、背面に上記画像選択スイッチ1b、上記画像転送スイッチ1c、及び上記表示手段8が設けられている。上記メモリ用カバー10aは、当該カメラのメモリスロット(不図示)から上記第1メモリ7aが抜け落ちるのを防止する為のカバーである。
なお、図2(a)においては、上記第1メモリ7aに記録されている画像データは模式的に斜線によって示されている。すなわち、図2(a)に示すように、ユーザーによる上記画像選択スイッチ1bの操作によって上記表示手段8に選択表示された上記第1メモリ7a内の画像データは、続く上記画像転送スイッチ1cの操作によって上記第2メモリ7bにシェアされる。
このようにして上記第1メモリ7a内の画像データが上記第2メモリ7bにシェアされた後、ユーザーによって、図2(b)に示すように上記メモリ用カバー10aが開かれて上記第1メモリ7aが当該カメラのメモリスロット(不図示)から取り外される。ここで、ユーザーによって上記第1メモリ7aが当該カメラのメモリスロット(不図示)から取り外された後も、図2(b)に示すように上記表示手段8には当該シェアに係る画像データを表示した状態が保持される。
このように上記表示手段8に当該シェアに係る画像データが表示されている状態は、当該カメラにおいて適正に当該シェアに係る画像データのコピー動作制御が実行中であることを示している。
この状態にて、例えば当該カメラのユーザー以外の人間の所有する上記第3メモリ7cが、上記第1メモリ7aが挿入されていた当該カメラのメモリスロット(不図示)に挿入される(図2(c)参照)。そして、上記レリーズスイッチ1aが図2(c)に示すようにユーザーにより押操作されると、上記第1メモリ7cから上記第2メモリ7bにシェアされた上記画像データが、上記第2メモリ7bから上記第3メモリ7cに更にシェアされる。そして、この上記第3メモリ7cへの画像データのシェアが終了すると、図2(d)に示すように、上記第2メモリ7bに記録されていた当該シェアに係る画像データは消去される。
なお、以上説明した画像データのシェア方法を用いることで、上記第3メモリ7cに格納された上記画像データを、更に本第1実施形態に係る他のカメラ100内の第2メモリ7b(不図示)にシェアすることも勿論可能である(図2(e)参照)。
ここで、以上説明した画像データのシェア方法を実行する際に注意すべきは、例えばシェア動作を行うカメラのユーザー以外の人間の所有するメモリである上記第3メモリ7cに記録された画像データに関するプライバシーの問題である。すなわち、上記第3メモリ7cに記録された画像データを、当該カメラにおける上記表示手段8に表示させないような制御を行うことが重要である。
本第1実施形態に係るカメラにおいては、図2(a)乃至(c)に示す一連の画像データのシェアのプロセスの間、上記表示手段8には、当該転送に係る画像データ以外の画像データの表示を行わないような制御を行う。
そして、このような制御を実現する為には、以下のような制御を行えばよい。
第1に、上記メモリ用カバー10aが開いている状態を上記スイッチ1dによって検出し、画像データのシェアは上記メモリ用カバー10aを開いた状態で実行することとする。第2に、上記メモリ用カバー10aが開いている状態においては、当該シェアに係る画像データ以外の画像データを、上記表示手段8に表示させることを禁止する。以下、このような制御を行う為のシーケンスを、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
図3は、本第1実施形態に係るカメラの上記MPU1による動作制御を示すフローチャートである。
まず、不図示の電源スイッチがONされると、初期設定を行う(ステップS101)。なお、このステップS101における初期設定としては、例えば当該カメラの各部の初期化や、上記撮影レンズ2のレンズ位置の初期化等を挙げることができる。このステップS101における処理を終えた後、操作チェックを行う(ステップS102)。この操作チェックとは、当該カメラのデフォルト状態に対して、ユーザーの操作によって加えられた変更をチェックするステップである。
その後、ユーザーによって上記レリーズスイッチ1aの押操作が為されたか(撮影操作が為されたか)否かの判定を行う(ステップS1)。このステップS1をYESに分岐する場合、上記顔検出手段4bによって上記撮像素子3aの出力信号を分析し、被写体における顔部分の検出を行う(ステップS2)。つづいて、上記ピント合わせ手段2aによって、上記顔部分にピントが合うようにし且つ上記補助光照射手段4aを発光制御することによって露出制御を行う(ステップS3)。そして、上記撮像素子3aによって通常の撮像動作を行う(ステップS4)。さらに、このステップS4の撮像動作で取得した画像データを、上記第1メモリ7aに記録する(ステップS5)。
その後、不図示のタイマーによって時間を計測し、所定時間経過前にユーザーによって何らかの操作が為されたか否かを判断する(ステップS106)。このステップS106において、ユーザーによる操作が何ら行われないまま所定時間経過したと判断した場合は、スリープモードとして省電力動作に移行する。一方、上記ステップS106において、所定時間経過前にユーザーによって何らかの操作が行われたと判断した場合は、上記ステップS102へ戻る。
上記のようにして上記第1メモリ7aに記録した画像データを、当該カメラのユーザー以外の人間の所有する上記第3メモリ7cにシェアする場合の動作制御を、以下説明する。
まず、上記ステップS1をNOに分岐すると、ユーザーによる上記画像選択スイッチ1bの操作によって、上記表示手段8に表示させる画像の選択操作が為されたか否かを判断する(ステップS10)。このステップS10をYESに分岐する場合は、ユーザーによる画像選択スイッチ1bの操作に従って、画像データを上記信号処理回路5によって上記表示手段8に表示制御する(ステップS11)。
上記ステップS11において上記表示手段8に画像データを表示させた後、上記カバースイッチ1dの状態によって、上記メモリ用カバー10aが開かれたか否かを判断する(ステップS12)。このステップS12をYESに分岐する場合、上記表示手段8に表示された画像データを上記第2メモリ7bにシェアする(ステップS13)。
なお、上記ステップS13においては、上記メモリ用カバー10aが開かれた場合に画像データのシェアを実行するという動作制御とすることで、より少ない操作の使いやすいカメラとしている。しかしながら、図2(a)を参照して説明したようにユーザーによる上記画像転送スイッチ1cの操作によって画像データのシェアを実行するという動作制御としても勿論よい。
ところで、上記ステップS13における処理を行った後、上記第1メモリ7aは取り外し可能となる。ここで、ユーザーによって、上記第1メモリ7aがメモリスロット(不図示)から取り外され(図2(b)参照)、代わりに上記第3メモリ7cがメモリスロット(不図示)に挿入される(図2(c)参照)。
そして、ユーザーによる上記レリーズスイッチ1aの押操作が行われたか否かを判断する(ステップS14)。このステップS14をNOに分岐する場合は、再びステップS14に戻る。すなわち、上記ステップS14は、ユーザーによる上記レリーズスイッチ1aの押操作が行われるのを待つステップである。
上記ステップS14をYESに分岐する場合、上記表示手段8に表示されている画像データを、上記第2メモリ7bから上記第3メモリ7cにシェアする(ステップS15)。このように、本第1実施形態に係るカメラにおいては、図2(c)に示すようにカメラで通常の撮影を行う感覚で、上記表示手段8に表示されている画像データを、上記第3メモリ7cにシェアすることができる。
そして、上記表示手段8に表示されている画像データの上記第3メモリ7cへのシェアを終えると、その旨の表示を上記信号処理回路5によって上記表示手段8に行う(ステップS16)。このステップS16で行う表示によって、ユーザーは上記第3メモリ7cを取り外して良い状態となったことを認識することができる。
なお、上記第3メモリ7cを当該カメラから取り外して、図2(e)に示すように他のカメラ100のメモリスロット(不図示)に上記第3メモリ7cを挿入すると、他のカメラ100における表示手段108に、上記シェアに係る画像データを表示させることができる。
ところで、当該カメラ10の上記メモリスロット(不図示)から上記第3メモリ7cが取り外された後、上記メモリ用カバー10aが閉じられたか否かを判断する(ステップS17)。このステップS17をNOに分岐する場合は、上記ステップS14へ戻る。なお、このように上記第1メモリ7aに記録された画像データを上記第3メモリ7cにシェアするのと同様にして、上記第3メモリ7c以外のメディアカード、例えば第4メモリ(不図示)や第5メモリ(不図示)にシェアすることも勿論可能である。
一方、上記ステップS17をYESに分岐する場合には、上記信号処理回路5によって、上記表示手段8に表示している当該シェアに係る画像データの表示を消し、且つ上記第2メモリ7bに記録されていた当該シェアに係る画像データを消去する(ステップS18)。このような工夫により、上記メモリ用カバー10aが開いた状態で且つ画像データが上記表示手段8に表示されている状態は、当該カメラにおいて画像データのシェア処理が行われている最中であるということをユーザーが認識することができる。
上記ステップS18を終えた後は、他の動作制御を行うシーケンスへ移行する。なお、ここで上記他の動作制御としては、例えばメニュー設定等の動作制御を挙げることができる。したがって、上記他の動作制御を行うシーケンスは、本発明とは直接的に関係しない為、ここでは図示及び説明を省略する。なお、上記ステップS12をNOに分岐する場合も、上記他の動作制御を行うシーケンスへ移行する。
ところで、上記ステップS10をNOに分岐する場合は、上記メモリ用カバー10aが開いた状態であるか否かを判断する(ステップS6)。このステップS6をYESに分岐する場合は、上記メモリ用カバー10aが開いた状態である旨の警告表示を上記表示手段8に行う(ステップS7)。したがって、本第1実施形態においては、画像データのシェアを行う場合以外では、上記メモリ用カバー10aが開いた状態にて、上記表示手段8に画像データの表示を行うことはない。ここで、上記ステップS6をNOに分岐する場合、及び上記ステップS7における処理を終えた後には、上記他の動作制御を行うシーケンスへ移行する。
なお、本第1実施形態においては、上記ステップS13乃至上記ステップS16における一連のシェア処理は、上記メモリ用カバー10aが開いた状態にて行うとし、且つ上記メモリ用カバー10aが開いた状態では当該シェアに係る画像データしか上記表示手段8に表示させない制御を行う。このように制御することで、上記第3メモリ7cの所有者にとっての不安要素である、“上記第3メモリ7cに記録された画像データのうち当該シェアに係る画像データ以外の画像データを他人に見られること”を防ぐことができる。
以上説明したように、本第1実施形態によれば、小型且つ低コストのカメラでありながら、撮影により取得した画像データを他のカメラと容易にシェアすることができ、且つ画像データのシェアの際に生じ得るプライバシーに関する問題も解消したカメラを提供することができる。
具体的には、旅行先等で他人の所有するカメラで撮ってもらった自分自身が写った画像データを、特別な装置を利用することなく、容易に自分の所有するメディアカードにシェアすることができる。
なお、以上説明したように、上記第1メモリ7aから上記第3メモリ7cに画像データをシェアする際には、当該シェアに係る画像データと上記第3メモリ7cにおける他の画像データとを区別する為に、シェアされた画像データである旨を当該データに書き込んだり、または図4に示すように当該シェアに係る画像データに枠を付す等の工夫を行っても勿論よい。
また、当該シェアに係る画像データが更なるコピーをされることを防ぐ為に、当該画像データにコピー禁止の処理を施しても勿論良い。
なお、本第1実施形態においては説明の便宜上、1枚の画像データのみをシェアする実施形態として以上の説明を行ったが、複数の画像データを一括してシェアしても勿論よい。その場合には、上記表示手段8にシェアに係る画像データを表示する場面においては、シェアに係る複数の画像データを表示することとなる。
また、シェアに係る画像データに対して適当な暗号化処理を施し、シェアに係る画像データを表示させる際に所定の暗号解凍操作を入力しなければ表示させることができないようにしても良い。
[第2実施形態]
以下、図5(a)乃至(e)を参照して、本発明の第2実施形態に係るカメラにおける画像データのシェアの概略を説明する。なお、本第2実施形態に係るカメラは、上記第1実施形態に係るカメラと同様の構成を採る。
以下、図5(a)乃至(e)を参照して、本発明の第2実施形態に係るカメラにおける画像データのシェアの概略を説明する。なお、本第2実施形態に係るカメラは、上記第1実施形態に係るカメラと同様の構成を採る。
ここで、上記第1メモリ7aに記録されている画像データを、当該カメラ10のユーザー(上記第1メモリ7aのユーザー)以外の人にシェアする場合を考える。
このような場合、まずユーザーは、上記画像選択スイッチ1bの操作を行って、上記第1メモリ7aに記録されている画像データのうちシェアしたい画像データを、上記表示手段8に表示させる(図5(a)参照)。さらに、ユーザーは、上記表示手段8に表示させた画像データをシェアすべく、上記画像転送スイッチ1cを操作する。
その後、ユーザーは上記メモリ用カバー10aを開く。このとき、上記第1メモリ7aに記録されている画像データのうち当該シェアに係る画像データに対してコピー及び表示許可の信号が付加され、且つ上記第1メモリ7aに記録されている画像データのうち当該シェアに係る画像データ以外の画像データに対してコピー及び表示禁止の信号が付加される。本第2実施形態においては、このようにして当該シェアに係る画像データ以外の画像データのコピー及び表示を防止する。
そして、ユーザーは、上記第1メモリ7aを当該カメラ10のメモリスロット(不図示)から取り外し(図5(b)参照)、上記第1メモリ7aを他のカメラ100のメモリスロット(不図示)に挿入する(図5(c)参照)。なお、ここで上記カメラ100は、本第2実施形態に係るカメラと同様または類似の構成を採るカメラであるとする。
ここで、上記第1メモリ7aが挿入された上記カメラ100においては、ユーザーは、図5(c)に示すように当該シェアに係る画像データを、当該カメラ100の表示手段108に表示させる。そして、ユーザーは上記レリーズスイッチ1aを押操作し、上記カメラ100における内蔵メモリである第2メモリ7bに、当該シェアに係る画像データをシェアする(同図においては斜線部にて当該シェアの様子を示す)。なお、この時上記コピー及び表示許可の信号が付加された画像データ以外の画像データは、コピー及び表示されることはない。したがって、上記第1メモリ7aの所有者(上記カメラ10の所有者)は、プライバシー等を気にすることなく、安心して上記カメラ100のユーザーに、上記第1メモリ7aを貸すことができる。
その後、ユーザーは、上記カメラ100のメモリスロット(不図示)から上記第1メモリ7aを取り外し、代わりに上記メモリスロット(不図示)に第3メモリ7c(上記カメラ100のユーザーの所有するメディアカード)を挿入する。ここで、ユーザーが、当該カメラ100のメモリ用カバー100aを閉じると、上記第2メモリ7bに記録された画像データ(同図においては斜線部にて示す)が、上記第3メモリ7cにシェアされる(図5(d)参照)。
ところで、上記カメラ10においては、その後再びメモリスロット(不図示)に上記第1メモリ7aが挿入されると、上記コピー及び表示の許可/禁止の信号が消去される(図5(e)参照)。ここで上記カメラ10が上記第1メモリ7aの再挿入を認識する為には、上記コピー及び表示の許可/禁止の信号の付加時に、上記カメラ10のユーザーの所有するメモリカードである旨を、上記第1メモリ7aに書き込むようにすればよい。また、上記第1メモリ7aに記録されている画像データを参照して、上記第1メモリ7aの再挿入の認識を行ってもよい。さらには、画像データに付随する撮影日付情報等を利用して、上記第1メモリ7aの認識を行ってもよい。
以下、本第2実施形態に係るカメラにおけるMPU1による動作制御を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図3に示すフローチャートを参照して説明した上記第1実施形態におけるMPU1による動作制御のステップと同様の動作制御を行うステップに関しては同様のステップ番号を付し、その説明を省略する。
図6に示すフローチャートにおけるステップS101、ステップS102、及びステップS106は、それぞれ図3における上記ステップS101、上記ステップS102、上記ステップS106と同様の処理を行うステップである。また、撮影シーケンスであるステップS1乃至ステップS5における一連の処理は、図3における上記ステップS1乃至上記ステップS5における一連の処理と同様の処理である。以下、本第2実施形態に特有の処理を行うステップであるステップS21以降の処理について説明する。
まず、上記ステップS1をNOに分岐する場合、ユーザーによる上記画像選択スイッチ1bの操作によって、画像選択表示の操作が為されたか否かを判断する(ステップS21)。このステップS21をYESに分岐する場合は、ユーザーによる画像選択スイッチ1bの操作に従って、図5(a)に示すように画像データを、上記信号処理回路5によって上記表示手段8に表示させる(ステップS22)。一方、上記ステップS21をNOに分岐する場合は、上記ステップS1に戻る。
上記ステップS22における処理を終えた後は、ユーザーによる上記画像転送スイッチ1cの操作状態を検出して、上記表示手段8に表示された画像データを他人とシェアするか否か(他人の所有するメディアカードにシェアするか否か)を判断する(ステップS23)。
このステップS23をYESに分岐する場合、上記メモリ用カバー10aが開かれたか否かを上記カバースイッチ1dの状態によって判断する(ステップS31)。このステップS31をYESに分岐する場合は、上記第1メモリ7aに記録された当該シェアに係る画像データに対しコピー及び表示許可の信号を付加し、上記第1メモリ7aに記録された当該シェアに係る画像データ以外の画像データに対してコピー及び表示禁止の信号を付加する(ステップS34)。
その後、ユーザーによって、図5(b)に示すように上記第1メモリ7aが当該カメラ10から取り外される。この後、図5(d)に示すように他のカメラ100において上記第1メモリ7aを用いての画像データのシェアを終えてから、図5(e)に示すように再び上記第1メモリ7aが当該カメラ10のメモリスロット(不図示)に挿入されたか否かを判断する(ステップS35)。このステップS35をNOに分岐する場合は、再びステップS35に戻る。すなわち、上記ステップS35は、上記第1メモリ7aが、再び当該カメラ10のメモリスロット(不図示)に挿入されるのを待つステップである。
上記ステップS35をYESに分岐する場合は、上記第1メモリ7aに記録されている画像データに上記ステップS34において付加したコピー及び表示許可/禁止の信号を消去する(ステップS36)。
なお、上記ステップS31をNOに分岐する場合は、上記メモリ用カバー10aが閉じられたまま所定時間が経過したか否かを、不図示のタイマーの出力を参照して判断する(ステップS32)。このステップ32をYESに分岐する場合は、上記表示手段8に、当該シェア処理を続行できない旨の警告表示を行い(ステップS33)、図3のフローチャートを参照して説明した上記他の動作制御を行うシーケンスへ移行する。一方、上記ステップS32をNOに分岐する場合は、上記ステップS31へ戻る。
ところで、上記ステップS23をNOに分岐する場合は、ステップS24乃至ステップS29における“他人の画像データを貰うシェア処理”を行う。
まず、他人の所有する第1メモリ7aが、当該カメラ10のメモリスロット(不図示)に挿入されたか否かを判断する(ステップS24)。上記ステップS24をNOに分岐する場合は、図3のフローチャートを参照して説明した上記他の動作制御を行うシーケンスへ移行する。
一方、上記ステップS24をYESに分岐する場合は、上記ステップS22において行った上記表示手段8における画像データの表示を消去した後、上記他人の所有する第1メモリ7aに記録された画像データのうち、コピー及び表示許可の信号を付加された画像データを、上記表示手段8に表示する(ステップS25)。そして、ユーザーによる上記レリーズスイッチ1aの押操作が行われたか否かを判断する(ステップS26)。このステップS26をNOに分岐する場合は、再びステップS26に戻る。すなわち、上記ステップS26は、ユーザーによる上記レリーズスイッチ1aの押操作が行われるのを待つステップである。
上記ステップS26をYESに分岐する場合は、図5(c)において他のカメラ100を例にして示したように、上記ステップS25において上記表示手段8に表示させた画像データを、上記第2メモリ7bにシェアする(ステップS27)。
このように、本第2実施形態に係るカメラにおいては、上記レリーズスイッチ1aの押操作という通常の撮影を行う感覚の操作によって、上記表示手段8に表示されている画像データを、当該カメラ10の内蔵メモリである上記第2メモリ7bにシェアすることができる。
上記ステップS27における処理を終えた後、ユーザーによって上記他人の所有する第1メモリ7aが、当該カメラ10のメモリスロット(不図示)から取り外される。そして、上記画像データをシェアするメディアカードである第3メモリ7cが、ユーザーによって上記当該カメラ10のメモリスロット(不図示)に挿入される。その後、上記カバースイッチ1dの状態を検出して、上記メモリ用カバー10aが閉じられたか否かを判断する(ステップS28)。
上記ステップS28をNOに分岐する場合は、上記ステップS26に戻る。一方、上記ステップS28をYESに分岐する場合は、図5(d)において他のカメラ100を例にして示したように、上記表示手段8に表示されている画像データを、上記第2メモリ7bから上記第3メモリ7cにシェアする(ステップS29)。その後、図3のフローチャートを参照して説明した上記他の動作制御を行うシーケンスに移行する。
なお、上記ステップS24乃至上記ステップS29における“他人の画像データを貰うシェア処理”に迅速に移行できるようにする為に、上記ステップS21をNOに分岐する場合に上記ステップS1へは戻らずに、上記ステップS24へ移行するようにしても良い。
以上説明したように、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態に係るカメラと同様の効果を奏するカメラを提供することができる。
なお、本第2実施形態に係るカメラにおいては、画像データを受け取る側が、メディアカードを借りる方式である。この点が、画像データを与える側がメディアカードを借りる方式である上記第1実施形態と異なる点である。
以上、第1実施形態及び第2実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形及び応用が可能なことは勿論である。
さらに、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
1…MPU、 1a…レリーズスイッチ、 1b…画像選択スイッチ、 1c…画像転送スイッチ、 1d…カバースイッチ、 2…撮影レンズ、 2a…ピント合わせ手段、 2b…ズーム制御手段、 3…AFE回路、 3a…撮像素子、 3b…マイク、 4a…補助光照射手段、 4b…顔検出手段、 4c…輪郭検出手段、 4…補助光照射手段、 5…信号処理回路、 5a…処理補助ブロック、 6…RAM、 7a…第1メモリ、 7b…第2メモリ、 7c…第3メモリ、 8…表示手段、 10…カメラ、 10a…メモリ用カバー。
Claims (7)
- 当該カメラに着脱可能なメモリである第1のメモリを挿入する為のメモリ用スロットと、当該カメラの内蔵メモリである第2のメモリとを具備するデジタルカメラにおいて、
上記第1のメモリを着脱するための操作中に、上記第1のメモリに記録されているデータを上記第2のメモリに仮保存する操作を行う為の第1のスイッチと、
上記仮保存に係るデータを表示する為の表示手段と、
を具備することを特徴とするカメラ。 - 上記仮保存に係るデータを、上記メモリ用スロットに新たに挿入された第3のメモリに転送する操作を行う為の第2のスイッチを更に具備することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 上記メモリ用スロットに挿入されたメモリをカバーする為のカバー部材と、
上記カバー部材の開閉状態を検出する検出スイッチと、
上記検出スイッチが上記カバー部材の開状態を検出した時には、上記仮保存に係るデータのみを上記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、
を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 上記第1のメモリに記録されているデータのうち、所定のデータのみを上記第2のメモリに記録可能とする記録制御信号を、上記所定のデータに付加する制御手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 上記記録制御信号が付加されたデータのみを、上記表示手段に表示する表示制御手段を更に具備することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
- 上記第2のメモリに仮保存されたデータを、上記メモリ用スロットに挿入された上記第1のメモリまたは上記第3のメモリにコピーするモードであるコピーモードを含むモードの設定を行う為のモード設定手段と、
当該カメラにおける上記コピーモードの設定状態、及び上記第1のメモリに付加されている識別情報に基づいて、上記第1のメモリに記録されているデータの上記表示手段における表示を制限する表示制御部と、
を更に具備することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。 - 上記第2のメモリに仮保存されたデータを、上記メモリ用スロットに挿入された上記第1のメモリまたは上記第3のメモリにコピーするモードであるコピーモードを含むモードの設定を行う為のモード設定手段と、
当該カメラにおける上記コピーモードの設定状態、及び上記第1のメモリに付加されている識別情報に基づいて、上記第2のメモリに記録されているデータの上記表示手段における表示を許可する表示制御部と、
を更に具備することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
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JP2006172926A JP2008005240A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006172926A JP2008005240A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | カメラ |
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Family Applications (1)
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JP2006172926A Pending JP2008005240A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | カメラ |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8502883B2 (en) | 2010-02-19 | 2013-08-06 | Olympus Imaging Corp. | Photographing apparatus and photographing control method |
WO2021129698A1 (zh) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 维沃移动通信有限公司 | 拍摄方法及电子设备 |
-
2006
- 2006-06-22 JP JP2006172926A patent/JP2008005240A/ja active Pending
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