JP2008002507A - 変速機の同期装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】変速機の同期装置の同期トルクを増大させて、円滑な変速が行えるようにする。
【解決手段】変速軸10には、所定距離隔ててクラッチハブ11とシンクロピース14,15を固定し、クラッチハブとシンクロピースの間に変速歯車12,13を回転及び軸線方向移動可能に設けるとともにクラッチハブ側に弾性的に付勢し、シンクロピースと変速歯車の互いに対向する面には互いに摩擦係合可能な可動コーン面12a,13aと固定コーン面14a,15aを形成する。クラッチハブにスプライン係合したスリーブ20によりクラッチハブに支持されたシンクロナイザリング31,36を軸線方向に移動すれば、その円錐穴31d,36dが変速歯車の円錐面30d,35dに摩擦係合され、変速歯車も弾性的付勢に抗して移動して可動コーン面と固定コーン面も係合される。
【選択図】図2
【解決手段】変速軸10には、所定距離隔ててクラッチハブ11とシンクロピース14,15を固定し、クラッチハブとシンクロピースの間に変速歯車12,13を回転及び軸線方向移動可能に設けるとともにクラッチハブ側に弾性的に付勢し、シンクロピースと変速歯車の互いに対向する面には互いに摩擦係合可能な可動コーン面12a,13aと固定コーン面14a,15aを形成する。クラッチハブにスプライン係合したスリーブ20によりクラッチハブに支持されたシンクロナイザリング31,36を軸線方向に移動すれば、その円錐穴31d,36dが変速歯車の円錐面30d,35dに摩擦係合され、変速歯車も弾性的付勢に抗して移動して可動コーン面と固定コーン面も係合される。
【選択図】図2
Description
本発明は、多段変速機の変速の際に、変速軸に回転可能に支持された変速歯車の回転を変速軸とともに回転されるクラッチハブ及びスリーブの回転と同期させるのに使用する同期装置、特にその同期トルクを増大させるための構造に関する。
同期装置を備えた変速機としては、図4に示す構造のものが一般的である。すなわち、クラッチハブ2は変速軸1の中径部1bに同軸的にスプライン嵌合され、一端側が大径部1aとの間の段部1dに当接され他端側が中径部1bの中間部に係合した止め輪1eにより抜け止めされて変速軸1に固定され、クラッチハブ2に隣接する中径部1bには第1変速歯車3が回転自在に支持されてワッシャ1g及び止め輪1fにより抜け止めされ、またクラッチハブ2に隣接する大径部1aには変速軸1に形成した環状突起1cとの間に第2変速歯車4が回転のみ自在に支持されている。各変速歯車3,4のクラッチハブ2側となる各ボス部には、それぞれ第1ギヤピース3a及び第2ギヤピース4aが圧入などにより一体的に固着され、各ギヤピース3a,4aの外周にはそれぞれ円錐面が形成されている。またクラッチハブ2と各ギヤピース3a,4aの間にはそれぞれ第1コーンリング6及び第2コーンリング7が所定角度回転可能かつ多少距離軸線方向移動自在に設けられ、各コーンリング6,7は、各ギヤピース3a,4aの各円錐面と当接して摩擦係合可能な円錐穴を有している。クラッチハブ2の外周に形成された外歯スプラインと軸線方向摺動自在に係合される内歯スプライン5aが形成されたスリーブ5は、その外周の環状溝に係合されたシフトフォーク8により軸線方向に往復動可能である。
この従来技術は、図4に示す中立位置では各変速歯車3,4は何れも変速軸1に対し回転自在であるが、スリーブ5がシフトフォーク8により第1変速歯車3側に移動されれば、そちら側の第1コーンリング6も軸線方向に移動されてその円錐穴が第1ギヤピース3a外周の円錐面と摩擦係合されるとともに、スリーブ5の内歯スプライン5aが第1コーンリング6の外歯スプライン6aと係合して変速軸1と第1変速歯車3の回転が同期され、次いでスリーブ5の内歯スプライン5aが第1ギヤピース3aの外歯スプライン3bと係合して、変速軸1と第1変速歯車3は一体的に回転するように連結される。またシフトフォーク8によりスリーブ5が第2変速歯車4側に移動されれば、同様にして変速軸1と第2変速歯車4の回転が同期され、スリーブ5の内歯スプライン5aが第2ギヤピース4aの外歯スプライン4bと係合して、変速軸1と第2変速歯車4が一体的に回転するように連結される。
上述した従来技術では、各ギヤピース3a,4aと各コーンリング6,7の間の摩擦係合により生じる変速軸1と第1または第2変速歯車3,4の回転を同期させるための同期トルクが必ずしも充分ではないので、同期が完了するまでに時間がかかり、従って必ずしも円滑な変速が得られないという問題がある。同期トルクを増大させてこのような問題を解決する手段としては、特開2004−092863号公報(特許文献1)に示す技術がある。この技術では、回転軸と一体回転するクラッチハブと、ギヤ(変速歯車)と一体回転するシンクロコーン(円錐面)の間に配設されるシンクロナイザーリング(コーンリング)を、摩擦面積の増大を図る為に、アウターコーンリング、ミドルコーンリング及びインナーコーンリングよりなる複数のコーンリングによって構成するとともに、ミドルコーンリングはシンクロコーンに対して相対回転不能に連結され、インナーコーンリングはアウターコーンリングに相対回転不能に連結されている。
特開2004−092863号公報(段落〔0029〕〜〔0032〕、図1、図2)。
上述した特許文献1の技術によれば、各コーンリングの摩擦係合により伝達されるトルクが増大するので同期トルクを増大させることはできるが、最も大径であるアウターコーンリングの径をスリーブの内径より大きくすることはできないという制限があるので、同期トルクの増大もそれにより制限される。一方、この種の変速機の同期装置では、伝達トルクが大きい場合にはそれに応じて同期トルクを増大しなければ同期が完了するまでの時間を短縮することはできないので、円滑な変速を行うのに必要な同期トルクを得ることが難しかった。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
本発明による変速機の同期装置は、変速軸と一体的に回転されるクラッチハブと、このクラッチハブの外周に形成された外歯スプラインと軸線方向摺動可能に噛合される内歯スプラインが内周に形成されるとともにシフトフォークにより軸線方向に往復動されるスリーブと、変速軸に回転自在に支持され中央のボス部の外周面に同軸的に円錐面が一体的に形成された変速歯車と、クラッチハブと変速歯車の間に回転自在にかつ多少距離軸線方向移動可能に支持され変速歯車の円錐面と対向する内周に円錐穴が形成されるとともに外周に外歯スプラインが形成されたシンクロナイザリングを備えてなり、スリーブの軸線方向の移動によりシンクロナイザリングを軸線方向に移動させその円錐穴を変速歯車の円錐面に摩擦係合させるとともにシンクロナイザリングの外周の外歯スプラインをスリーブの内歯スプラインに噛合させて変速歯車の回転とスリーブの回転とを同期させる変速機の同期装置において、クラッチハブから軸線方向に所定距離隔てて変速軸に同軸的に固定されたシンクロピースをさらに備え、変速歯車はクラッチハブとシンクロピースの間に多少距離軸線方向移動可能に設けるとともにクラッチハブ側に弾性的に付勢され、変速歯車のシンクロピースと対向する側には可動コーン面を形成するとともにシンクロピースには可動コーン面と摩擦係合可能な固定コーン面を形成し、変速歯車が弾性的付勢によりクラッチハブ側に当接されている状態では両コーン面は摩擦係合されないが、スリーブの軸線方向の移動によりシンクロナイザリングが軸線方向に移動されその内周の円錐穴が変速歯車の円錐面と係合して変速歯車が弾性的付勢に抗して移動すれば両コーン面が互いに当接して摩擦係合されるよう構成したことを特徴とするのである。
請求項1に記載の変速機の同期装置において、変速歯車とクラッチハブの間にはスラスト軸受を設け、変速歯車とシンクロピースの間には直列に配置したスラスト軸受とスプリングを設けることが好ましい。
請求項1または請求項2に記載の変速機の同期装置において、可動コーン面は変速歯車のリム部に形成された内周コーン面であり、固定コーン面はシンクロピースに形成された外周コーン面であることが好ましい。
請求項1の発明によれば、スリーブによりシンクロナイザリングを軸線方向に移動させれば、先ずその円錐穴が変速歯車の円錐面に係合され、これにより変速歯車も弾性的付勢に抗して移動し、変速歯車の可動コーン面もシンクロピースの固定コーン面に係合されるので、変速軸と変速歯車の回転を同期させるための同期トルクは、シンクロナイザリングの円錐穴と変速歯車の円錐面の摩擦係合により生じる第1の同期トルクと、変速歯車の可動コーン面とシンクロピースの固定コーン面の摩擦係合により生じる第2の同期トルクの和となる。従って、変速軸と変速歯車の回転を同期させるための同期トルクは、第2の同期トルクの分だけ従来に比して増大し、これにより同期が完了するまでに要する時間が短縮されるので、従来に比して円滑な変速を行うことができる。また同期される変速歯車が大径の場合には、それに形成する可動コーン面を大径として両コーン面の摩擦係合により生じる第2の同期トルクを増大することができるので、変速歯車が大径の場合でも円滑な変速を行うことができる。
請求項2の発明によれば、変速歯車とクラッチハブ及びシンクロピースの間の相対回転に伴う摩擦損失はスラスト軸受により減少されるので、変速歯車がスリーブによりクラッチハブと連結されず、従って変速歯車がクラッチハブ及びシンクロピースと相対回転している状態における動力損失を減少させることができる。
また請求項3の発明によれば、変速歯車とシンクロピースに形成されて互いに摩擦係合されるコーン面の径を最も大きくして、同期トルクを最大限とすることができるので、さらに一層円滑な変速を行うことができる。
以下に、図1及び図2に示す実施形態により、本発明による変速機の同期装置を実施するための最良の形態の説明をする。この変速機の同期装置は、図1に示すように、変速軸10と一体的に回転されるクラッチハブ11並びに第1及び第2シンクロピース14,15、クラッチハブ11の外周に軸線方向摺動自在にスプライン係合されたスリーブ20、変速軸10に回転自在に支持された第1及び第2変速歯車12,13並びにこの両変速歯車12,13とクラッチハブ11の間に回転自在に設けられた第1及び第2シンクロナイザリング31,36を主要な構成部材としている。
クラッチハブ11は変速軸10の中径部10bに同軸的にスプライン嵌合され、一端側が大径部10aとの間の段部10eに当接されるとともに他端側が中径部10bの中間部に係合した止め輪10fにより抜け止めされて変速軸10に取り付けられている。第1シンクロピース14は変速軸10中径部10bに続く第1小径部10cに同軸的にスプライン嵌合され、中径部10bとの間の段部に当接されるとともに止め輪10gにより抜け止めされて、クラッチハブ11から軸線方向右側に所定距離隔てて変速軸10に固定されている。第2シンクロピース15は大径部10aの中径部10bと反対側に続く変速軸10の第2小径部10dに同軸的にスプライン嵌合され、大径部10aとの間の段部に当接されるとともに止め輪10iにより抜け止めされて、クラッチハブ11から軸線方向左側に所定距離隔てて変速軸10に固定されている。
第1変速歯車12のボス部はクラッチハブ11から突出する変速軸10の中径部10bにニードルローラ軸受16aを介して回転自在に支持され、ボス部の一端とクラッチハブ11の間にはスラストニードルローラ軸受17aが設けられ、またボス部の他端と第1シンクロピース14の間にはワッシャ18cを間に挟んで直列に配置されたスラストニードルローラ軸受18a及びスプリング18bが設けられている。このスプリング18bは例えば環状のバネ鋼板を波形に屈曲したものであり、これにより第1変速歯車12は、クラッチハブ11と第1シンクロピース14の間の変速軸10に回転自在かつ多少距離軸線方向移動可能に設けられるとともにクラッチハブ11側に向けて弾性的に付勢される。第1変速歯車12のリム部の第1シンクロピース14と対向する側の内周には内周コーン面(可動コーン面)12aが形成され、第1シンクロピース14の外周部には内周コーン面12aと当接可能な外周コーン面(固定コーン面)14aが形成されている。第1変速歯車12がスプリング18bにより付勢されてスラストニードルローラ軸受17aを介してクラッチハブ11に当接されている状態では両コーン面12a,14aの間に多少の隙間が存在して互いに当接されないが、スプリング18bの付勢力に抗して第1変速歯車12が第1シンクロピース14側に多少距離移動すれば両コーン面12a,14aが互いに当接して摩擦係合されるようになっている。
第2変速歯車13のボス部はクラッチハブ11から突出する変速軸10の大径部10aにニードルローラ軸受16bを介して回転自在に支持され、ボス部の一端とクラッチハブ11の間にはスラストニードルローラ軸受17bが設けられ、またボス部の他端と第2シンクロピース15の間にはワッシャ19cを間に挟んで直列に配置されたスラストニードルローラ軸受19aとスプリング19bが設けられている。これにより第2変速歯車13は、第1変速歯車12の場合と同様、クラッチハブ11と第2シンクロピース15の間の変速軸10に回転自在かつ多少距離軸線方向移動可能に設けられるとともにクラッチハブ11側に向けて弾性的に付勢される。第1変速歯車12の場合と同様、第2変速歯車13がスプリング19bにより付勢されてスラストニードルローラ軸受17bを介してクラッチハブ11に当接されている状態では、第2変速歯車13の内周コーン面(可動コーン面)13aと第2シンクロピース15の外周コーン面(固定コーン面)15aの間に多少の隙間が存在して互いに当接されないが、スプリング19bの付勢力に抗して第2変速歯車13が第2シンクロピース15側に多少距離移動すれば両コーン面13a,15aが互いに当接して摩擦係合されるようになっている。各変速歯車12,13は、変速軸10と平行に支持された変速軸に設けられた変速歯車(何れも図示省略)と常時噛合されている。
スリーブ20は、内周に形成された内歯スプライン21がクラッチハブ11のリム部の外周に形成された外歯スプライン11aに軸線方向摺動自在に係合され、外周に形成された環状溝20aに係合されたシフトフォーク25により軸線方向に往復動される。クラッチハブ11の外周には、円周方向3ヶ所に切欠き11bが形成され、各切欠き11b内には軸線方向及び半径方向に摺動可能に両側面が当接されたシフティングキー22が設けられている。このシフティングキー22は、環状のスプリング23により半径方向外向きに弾性的に付勢されており、スリーブ20が軸線方向中央である中立位置(図1及び図2(a1)参照)にある状態では、その長手方向中央部に形成した両側にゆるい傾斜面を有する突部22aは、スリーブ20の内歯スプライン21の長手方向中央部に形成した両側にゆるい傾斜面を有する凹部21aに係合されている。第1及び第2変速歯車12,13のクラッチハブ11側となる各ボス部には、L字形断面形状の第1及び第2ギヤピース30,35の円筒部がそれぞれ圧入などにより一体的に固着され、クラッチハブ11側に延びる円筒部の外周にはそれぞれ円錐面30d,35dが形成され、半径方向外向きに延びるフランジ部の外周にはスリーブ20の内歯スプライン21と係合可能な外歯スプライン30a,35aが形成されている。
クラッチハブ11のリム部の両側の内周面には、L字形断面形状の第1及び第2シンクロナイザリング31,36の円筒部が軸線方向摺動自在にそれぞれ嵌合支持され、円筒部の内周にはそれぞれ円錐穴31d,36dが形成され、半径方向外向きに延びるフランジ部の外周にはスリーブ20の内歯スプライン21と係合可能な外歯スプライン31a,36aが形成されている。各シンクロナイザリング31,36の円筒部の端面にはシフティングキー22よりも幅が広い切欠き31b,36bが形成され(図2(a1)及び(c1)参照)、シフティングキー22の両端部は常にこの切欠き31b,36b内に位置しているので、各シンクロナイザリング31,36は外歯スプライン31a,36aの間の隙間がスリーブ20の内歯スプライン21と整合される位置を中心として円周方向に所定角度の遊びを有してクラッチハブ11及びスリーブ20とともに回転される。
互いに対向する第1ギヤピース30の円錐面30dと第1シンクロナイザリング31の円錐穴31dの間には、内側中間リング32と外側中間リング33が設けられている。各中間リング32,33はそれぞれが外周の円錐面と内周の円錐穴を有するほゞ一定の厚さで、内側中間リング32の円錐穴は第1ギヤピース30の円錐面30dと当接可能であり、外側中間リング33の円錐面は第1シンクロナイザリング31の円錐穴31dと当接可能であり、内側中間リング32の円錐面と外側中間リング33の円錐穴とは互いに当接可能である。内側中間リング32は軸線方向一方に突出する複数の突出部32aがクラッチハブ11に形成した複数の貫通穴11cと係合してクラッチハブ11とともに回転され、外側中間リング33は軸線方向他方に突出する複数の突出部33aが第1ギヤピース30に形成した複数の貫通穴30bと係合して第1変速歯車12とともに回転される。
同様に、互いに対向する第2ギヤピース35の円錐面35dと第2シンクロナイザリング36の円錐穴36dの間には、内側中間リング37と外側中間リング38が設けられ、第2ギヤピース35と内側中間リング37と外側中間リング38と第2シンクロナイザリング36には、互いに当接可能な円錐面と円錐穴が形成され、内側中間リング37と外側中間リング38はそれぞれクラッチハブ11及び第2変速歯車13とともに回転されるように係合されている。
次に、上述した実施形態の作動の説明をする。以下の作動は第1変速歯車12などを含む動力伝達経路中に設けられたクラッチ(図示省略)が離脱された状態で行われる。スリーブ20が図1及び図2(a1)に示す中立位置にある状態では、第1及び第2変速歯車12,13はスプリング18b,19bによりスラストニードルローラ軸受17a,17bを介してクラッチハブ11に当接されており、第1及び第2シンクロナイザリング31,36の切欠き31bの底部とシフティングキー22の両端の間には隙間が空いている。この状態では、第1ギヤピース30、第1シンクロナイザリング31及び両中間リング32,33の各円錐面と円錐穴の間に多少の隙間があり、第1変速歯車12の内周コーン面12aと第1シンクロピース14の外周コーン面14aの間にも多少の隙間があって、第1変速歯車12は変速軸10に対し回転自在であり、同様に、第2変速歯車13も変速軸10に対し回転自在である。
スリーブ20が中立位置にある状態では、通常は変速軸10、クラッチハブ11及びスリーブ20の回転速度と第1変速歯車12の回転速度が異なっているので、その相対回転方向に応じて、第1シンクロナイザリング31は、その外歯スプライン31aの間の隙間がスリーブ20の内歯スプライン21と整合される中心位置から所定の遊びだけ円周方向にずれて(図1のA−A線に沿った部分拡大断面図である図2(a2)参照)、クラッチハブ11とともに回転される。同様に第2シンクロナイザリング36も、その中心位置から所定の遊びだけ円周方向にずれてクラッチハブ11とともに回転される。
この状態において、スリーブ20がシフトフォーク25により第1シンクロピース14側に向けて移動されれば、内歯スプライン21の中央部の凹部21aに突部22aがスプリング23により押し付けられたシフティングキー22もともに移動し、先ずシフティングキー22の端部が切欠き31bの底部に当接して第1シンクロナイザリング31を第1変速歯車12側に押圧する。この押圧力により第1シンクロナイザリング31は第1変速歯車12側に多少移動するが、第1ギヤピース30、第1シンクロナイザリング31及び両中間リング32,33の各円錐面と円錐穴が互いに当接されれば、各当接部の摩擦力によりクラッチハブ11と第1変速歯車12を同期させようとする同期トルクが生じてクラッチハブ11と第1変速歯車12の間の同期が開始され、第1シンクロナイザリング31の移動は一旦停止される。
スリーブ20がシフトフォーク25によりさらに移動されれば、図2(b1)に示すように、スプリング23の付勢力に抗して突部22aの斜面が凹部21aの斜面に乗り上がり、シフティングキー22から第1シンクロナイザリング31に加わる軸線方向押圧力は次第に増大し、スリーブ20がさらに第1シンクロピース14側に移動されれば、図2(b1)に示すように、スリーブ20の内歯スプライン21の先端のチャンファ21bが第1シンクロナイザリング31の外歯スプライン31aの先端のチャンファ31cと当接される。この当接による押圧力がある限度を超えればスプリング18bの押圧力に抗して第1変速歯車12が第1シンクロピース14側に移動し、第1変速歯車12の内周コーン面12aと第1シンクロピース14の外周コーン面14aが互いに当接され、これによりこの両コーン面12a,14aに生じる同期トルクが、第1ギヤピース30、第1シンクロナイザリング31及び両中間リング32,33の各円錐面と円錐穴に生じる同期トルクに加わるので、同期トルクは急激に増大して同期は急激に進行する。これと前後してクラッチハブ11及び第1シンクロピース14と第1変速歯車12の間の同期が完了する。これによりスリーブ20と第1シンクロナイザリング31の間に生じていたトルクがなくなるので、図2(c1)及び(c2)に示すように、スリーブ20はその内歯スプライン21が互いに当接するチャンファ21b,31cにより第1シンクロナイザリング31の外歯スプライン31aを押し分けてその外歯スプライン31aと係合され、これによりスリーブ20は第1変速歯車12側に移動し、さらに同期されている第1変速歯車12と一体に固着された第1ギヤピース30のチャンファ30cを押し分けて外歯スプライン30aと係合されて、変速軸10と第1変速歯車12は一体的に回転されるように連結される。
上記とは逆に、図1及び図2(a1)に示す中立状態から、シフトフォーク25によりスリーブ20が第2シンクロピース15側に移動された場合は、前述と同様、先ずシフティングキー22が第2シンクロナイザリング36に当接して、スリーブ20の内歯スプライン21の先端のチャンファ21bが第2シンクロナイザリング36の外歯スプライン36a先端のチャンファ36cと当接して位置決めされる。スリーブ20がさらに移動すれば、第2変速歯車13がスプリング19bの押圧力に抗して第2シンクロピース15側に移動し、第2変速歯車13の内周コーン面13aと第1シンクロピース14の外周コーン面14aが互いに当接されて同期は急激に進行し、クラッチハブ11及び第2シンクロピース15と第2変速歯車13の間の同期が完了する。そしてスリーブ20が第2変速歯車13側にさらに移動すれば、スリーブ20の内歯スプライン21は第2シンクロナイザリング36の外歯スプライン36aと係合し、さらに第2ギヤピース35の外歯スプライン35aと係合されて、変速軸10と第2変速歯車13は一体的に回転されるように連結される。
上述のように第1または第2変速歯車12,13が変速軸10と一体的に回転されるように連結された状態から、スリーブ20がシフトフォーク25により第1または第2シンクロピース14,15から離れる向きに移動されれば、スリーブ20の内歯スプライン21は第1または第2ギヤピース30,50の外歯スプライン30a,35a、及び第1または第2シンクロナイザリング31,36の外歯スプライン31a,36aから離脱されて、図1及び図2(a1)に示す中立状態に戻される。
上述した実施形態では、クラッチハブ11と第1変速歯車12またはクラッチハブ11と第2変速歯車13を同期させようとする同期トルクは、第1または第2ギヤピース30,35と第1または第2シンクロナイザリング31,36と2つの中間リング32,33または37,38の間の円錐面と円錐穴の摩擦係合により生じる生じる第1の同期トルクと、第1及び第2変速歯車12,13に形成した内周コーン面12a,13aと第1及び第2シンクロピース14,15に形成した外周コーン面14a,15aの摩擦係合により生じる第2の同期トルクの和となる。これに対し前述した従来技術における同期トルクは、第1の同期トルクだけであるので、上述した実施形態によれば、第2の同期トルクの分だけ同期トルクが増大し、この増大の分だけ同期が完了するまでに要する時間が短縮されるので、従来に比して円滑な変速を行うことができる。
また上述した実施形態では、第1及び第2変速歯車12,13は、ボス部の一端とクラッチハブ11の間にはスラストニードルローラ軸受17a,17bが設けられ、ボス部の他端と第1及び第2シンクロピース14,15の間にはワッシャ18c,19cを間に挟んで直列に配置されたスラストニードルローラ軸受18a,19a及びスプリング18b,19bが設けられているので、各変速歯車12,13とクラッチハブ11及びシンクロピース14,15の間の相対回転に伴う摩擦損失はスラスト軸受17a,17b,18a,19aにより減少される。従って、変速歯車12,13がスリーブ20によりクラッチハブ11と連結されず、変速歯車12,13がクラッチハブ11及びシンクロピース14,15,15Aと相対回転している状態における動力損失を減少させることができる。
この種の変速機の同期装置では、伝達トルクが大きい場合には、それに応じて同期トルクを増大する必要がある。しかしながら上述した実施形態では、各変速歯車12,13のリム部の内周に、各シンクロピース14,15の外周コーン面14a,15aと当接可能な内周コーン面12a,13aを形成しているので、同期される変速歯車12,13が大径の場合には、それに形成する可動コーン面12a,13aを大径としてシンクロピース14,15の外周コーン面14a,15aとの摩擦係合により生じる第2の同期トルクを増大することができる。従って、伝達トルクが大きい場合でも円滑な変速を行うことができる。
また上述した実施形態では、変速歯車12,13に形成する可動コーン面12a,13aを内周コーン面とし、シンクロピース14,15に形成する固定コーン面14a,15aを外周コーン面としており、このようにすれば与えられた変速歯車の径の範囲内で互いに当接するコーン面12a,14a及び13a,15aの径を最大にすることができるので、最大の同期トルクを得ることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、図3に示す変形例ように、変速歯車に形成する可動コーン面を外周コーン面とし、シンクロピースに形成する固定コーン面を内周コーン面として実施することもできる。この変形例では、変速歯車13Aのシンクロピース15Aと対向する端面に変速軸10と同軸的な環状突起13bを形成してその外周に外周コーン面(可動コーン面)13cが形成され、シンクロピース15Aの外縁部の内周に内周コーン面(固定コーン面)15bが形成されている。
この変形例では、変速歯車13Aがスプリング18bにより付勢されてスラストニードルローラ軸受17bを介してクラッチハブ11に当接されている状態では両コーン面13c,15bの間に多少の隙間が存在して互いに当接されないが、スプリング19bの付勢力に抗して変速歯車13Aがシンクロピース15A側に多少距離移動すれば両コーン面13c,15bが互いに当接して摩擦係合される。この変形例は、図1及び図2で述べた実施形態に比して、互いに当接する13c,15bの径が小さくなり従って同期トルクの最大値も多少減少するが、伝達トルクが特に大きい場合を除き何の問題もなく実施できる。その他の構成及び作用は、図1及び図2に示す実施形態の第2変速歯車13側の構造及び作用と同一であるので、同一部分に同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
なお上述した実施形態ではギヤピース30,35の円錐面30d,35dとシンクロナイザリング31,36の円錐穴31d,36dの間に、内側中間リング32,37と外側中間リング33,38を設けており、このようにすればギヤピース30,35とシンクロナイザリング31,36の間で伝達されるトルクが増大するので同期トルクを増大させることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、各中間リングを廃し、ギヤピース30,35の円錐面30d,35dとシンクロナイザリング31,36の円錐穴31d,36dを直接当接させるようにして実施することもできる。
10…変速軸、11…クラッチハブ、11a…外歯スプライン、12,13,13A…変速歯車、12a,13a,13c…可動コーン面(内周コーン面,外周コーン面)、14,15,15A…シンクロピース、14a,15a,15b…固定コーン面(外周コーン面,内周コーン面)、17a,17b…スラスト軸受(スラストニードルローラ軸受)、18a,19a…スラスト軸受(スラストニードルローラ軸受)、18b,19b…スプリング、20…スリーブ、21…内歯スプライン、25…シフトフォーク、30d,35d…円錐面、31,36…シンクロナイザリング、31a,36a…外歯スプライン、31d,36d…円錐穴。
Claims (3)
- 変速軸と一体的に回転されるクラッチハブと、このクラッチハブの外周に形成された外歯スプラインと軸線方向摺動可能に噛合される内歯スプラインが内周に形成されるとともにシフトフォークにより軸線方向に往復動されるスリーブと、前記変速軸に回転自在に支持され中央のボス部の外周面に同軸的に円錐面が一体的に形成された変速歯車と、前記クラッチハブと前記変速歯車の間に回転自在にかつ多少距離軸線方向移動可能に支持され前記変速歯車の円錐面と対向する内周に円錐穴が形成されるとともに外周に外歯スプラインが形成されたシンクロナイザリングを備えてなり、前記スリーブの軸線方向の移動により前記シンクロナイザリングを軸線方向に移動させその円錐穴を前記変速歯車の円錐面に摩擦係合させるとともに前記シンクロナイザリングの外周の外歯スプラインを前記スリーブの内歯スプラインに噛合させて前記変速歯車の回転と前記スリーブの回転とを同期させる変速機の同期装置において、
前記クラッチハブから軸線方向に所定距離隔てて前記変速軸に同軸的に固定されたシンクロピースをさらに備え、前記変速歯車は前記クラッチハブとシンクロピースの間に多少距離軸線方向移動可能に設けるとともに前記クラッチハブ側に弾性的に付勢され、前記変速歯車の前記シンクロピースと対向する側には可動コーン面を形成するとともに前記シンクロピースには前記可動コーン面と摩擦係合可能な固定コーン面を形成し、前記変速歯車が弾性的付勢により前記クラッチハブ側に当接されている状態では前記両コーン面は摩擦係合されないが、前記スリーブの軸線方向の移動により前記シンクロナイザリングが軸線方向に移動されその内周の円錐穴が前記変速歯車の円錐面と係合して前記変速歯車が前記弾性的付勢に抗して移動すれば前記両コーン面が互いに当接して摩擦係合されるよう構成したことを特徴とする変速機の同期装置。 - 請求項1に記載の変速機の同期装置において、前記変速歯車と前記クラッチハブの間にはスラスト軸受を設け、前記変速歯車と前記シンクロピースの間には直列に配置したスラスト軸受及びスプリングを設けたことを特徴とする変速機の同期装置。
- 請求項1または請求項2に記載の変速機の同期装置において、前記可動コーン面は前記変速歯車のリム部に形成された内周コーン面であり、前記固定コーン面は前記シンクロピースに形成された外周コーン面であることを特徴とする変速機の同期装置。
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