JP2008000180A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内鍋に収容された被加熱物の温度、特に初期水温を正確かつ確実に検知することで、検知した温度に応じた最適な予熱制御を実行するとともに、固定板の変形を防止して安定した炊飯を実現可能にした炊飯器を提供する。
【解決手段】炊飯器100は、上部に開口部12を有する本体10と、本体10に着脱自在に収容される内鍋30と、開口部12を開閉自在に覆い、下面側に内鍋30の上部を覆う内蓋28が着脱自在に装着された蓋体20とを備え、蓋体20に、内鍋30内の温度を検知する蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bを設けたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加熱物(米や水等)を収容した内鍋を加熱することで調理を行なう炊飯器に関するものであり、特に内鍋に収容された被加熱物の温度を正確かつ確実に検知することを可能にした炊飯器に関するものである。
従来から、上部に開口部を有した炊飯器本体と、炊飯器本体の後方上部に設けられたヒンジ部を介して炊飯器本体の開口部を開閉自在に覆うように取り付けられた蓋体と、炊飯器本体の内部に着脱自在に収容される内鍋と、炊飯器本体内に設けられ、内鍋を加熱するための誘導加熱コイル等の加熱手段とを基本的な構成としている炊飯器が存在する。通常、このような炊飯器は、被加熱物である米や水等を入れた内鍋を加熱手段で加熱して炊飯(予熱工程、炊飯工程、むらし工程)を実行するようになっている。
また、このような炊飯器には、内鍋の温度を検知する内鍋用温度センサーと、蓋体に設けられ、内鍋内の被加熱物の温度を検知する蓋センサーと、炊飯器を統括制御するマイコン等の制御手段とが設けられている。この制御手段は、蓋センサーからの情報に基づいて予熱工程を実行するように加熱手段を制御し、その後、内鍋用温度センサーからの情報に基づいて炊飯工程を実行するように加熱手段を制御するようになっている。そして、制御手段は、炊飯工程が終了したと判断すると被加熱物を一定の温度に保持するように加熱手段を制御するようになっている。
そのようなものとして、「鍋の開口部を覆う蓋体と、この蓋体の下面を構成して鍋に直接対向する放熱板と、この放熱板の裏側に設けられ、放熱板の外周部を加熱する蓋加熱手段とを具備することを特徴とする炊飯器」が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この炊飯器は、鍋内センサー(蓋センサー)を備え、この鍋内センサーからの温度情報に基づいて保温制御を実行するようになっている。
また、「本体と、前記本体の上部を覆う蓋と、前記本体内に着脱自在に収納された内鍋と、前記蓋下面に設けた着脱自在の放熱板を加熱する蓋コイルと、前記内鍋を誘導加熱する底加熱コイルと、前記底加熱コイルに高周波電力を供給する制御部とを備え、前記蓋コイルの上方に防磁板を配設した炊飯器」が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。この炊飯器は、蓋センサーを備え、この蓋センサーからの内鍋内の温度情報に基づいて炊飯状態を推測するようになっている。
さらに、「本体と、前記本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋を備え、前記蓋は着脱自在なる放熱板を有し、前記放熱板の有無を検知する放熱板検知手段を備えてなる炊飯器」が提案されている(たとえば、特許文献3参照)。この炊飯器も、蓋センサーを備え、この蓋センサーからの内鍋内の温度情報に基づいて炊飯状態を推測するようになっている。また、この炊飯器は、蓋ヒータにより発生する熱で加熱される放熱板を外蓋カバー側に配置し、この放熱板に当接するように蓋センサーが設けられている。
特開平9−164062号公報(第2−3頁、図1及び図4) 特開2002−300959号公報(第4頁及び図1) 特開平11−56620号公報(第3頁及び図1)
特許文献1に記載の炊飯器では、鍋内センサーからの温度情報が保温制御だけに利用されるようになっている。この炊飯器の炊飯制御は、放熱板センサーが検知した放熱板の温度情報(Tu)と、内鍋用温度センサーの相当する鍋底センサーが検知した鍋底の温度情報(Td)とに基づいて実行されるようになっており、鍋内センサーからの温度情報は利用されていないのである。つまり、この炊飯器は、内鍋内の温度情報が保温制御にのみ利用されており、内鍋内の温度情報が予熱工程に利用されておらず、被加熱物の初期温度に応じた予熱工程が実行できないという問題があった。
特許文献2に記載の炊飯器では、1つの蓋センサーからの内鍋内の温度情報に基づいて炊飯状態を推測するようになっている。つまり、この1つの蓋センサーで内鍋内の低温域から高温域までの広範囲な温度を検知するようになっており、この温度情報に基づいて炊飯状態を推測するのである。しかしながら、蓋センサーは、測定温度領域が広範囲となっているため、内鍋内の初期温度、つまり低温域の温度を正確に検知できないという問題があった。
おいしいご飯を炊き上げるためには、内鍋内の入れられた被加熱物の初期温度(特に、初期水温)を所定温度(約60℃)まで加熱する予熱工程が重要であることが分かっている。したがって、内鍋内の初期水温を正確に検知できないということは、その初期水温に応じた予熱工程の制御が行なえないということになる。つまり、画一的な予熱制御しか実行できず、炊き上がったご飯の味にバラツキが生じるということである。
特許文献3に記載の炊飯器は、特許文献2に記載の炊飯器と同様な問題点を有している。また、特許文献2や特許文献3に記載されているような炊飯器では、放熱板、つまり固定板の材料としてアルミを使用することが一般的であるが、内鍋への熱伝達において固定板と内蓋とを接触させた場合、この固定板が永久的に変形してしまい、安定した炊飯制御が実行できないという問題もあった。つまり、固定板をアルミで形成した場合、固定板と内蓋とを確実に接触させるために内蓋に設けられているビード状の凸部が固定板を押し上げることになるが、このとき固定板が永久変形してしまうのである。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、内鍋に入れられた被加熱物の温度、特に初期水温を正確かつ確実に検知することで、その検知した温度に応じた最適な炊飯制御(特に、予熱工程の制御)を実行するとともに、固定板の変形を防止して安定した炊飯を実現可能にした炊飯器を提供することを目的とするものである。
本発明に係る炊飯器は、上部に開口部を有する本体と、本体に着脱自在に収容される内鍋と、開口部を開閉自在に覆い、下面側に内鍋の上部を覆う内蓋が着脱自在に装着された蓋体とを備え、蓋体に、内鍋内の温度を検知する測定温度領域の異なる蓋センサーを複数設けたことを特徴とする。
本発明に係る炊飯器は、上部に開口部を有する本体と、本体に着脱自在に収容される内鍋と、開口部を開閉自在に覆い、下面側に内鍋の上部を覆う内蓋が着脱自在に装着された蓋体とを備え、蓋体に、内鍋内の温度を検知する測定温度領域の異なる蓋センサーを複数設けたので、内鍋内の温度を正確かつ確実に検知することができ、その温度(特に初期温度)に基づいた炊飯工程を実行することが可能になる。つまり、内鍋内の温度にかかわらずにおいしいご飯を炊くことができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る炊飯器100の断面構成を示す縦断面図である。ここでは、炊飯器100の本体10内に内鍋30が収納されている場合を例に示している。この炊飯器100は、被加熱物(米や水等)を入れた内鍋30を加熱手段である誘導加熱コイル40で加熱することで被加熱物を炊きあげるようになっている。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
この炊飯器100は、上部に開口部12を有した本体10と、本体10の後方上部に設けられたヒンジ部11を介して本体10の開口部12を開閉自在に覆うように取り付けられた蓋体20と、本体10の内部に着脱自在に収容される内鍋30と、本体10内に設けられ、内鍋30を電磁誘導加熱するための加熱手段である誘導加熱コイル40とを基本的な構成としている。この内鍋30は、遠赤外線の吸収率を高くするためにカーボン塗装しておくとよい。また、この本体10には、内鍋30を収容する内鍋収容部13が形成されている。
本体10は、その外側が本体ケース14で覆われるように構成されている。この本体ケース14は、上ケース17と、下ケース19とで構成されている。上ケース17は、本体10の側面部を形成する外側壁15と、正面上側に操作パネル51を、後部上側にヒンジ部11を備えた上枠16とで形成されている。また、下ケース19は、上端部が上ケース17の外側壁15の下端部に結合して本体10の下側側面部を形成するとともに本体10の底板18を形成するようになっている。
また、本体10の内部には、放熱板50と、コイル台41とが設けられている。放熱板50は、その上端部が上ケース17の上枠16の端部に結合して本体10の内側壁を形成するとともに、内鍋収容部13の側面を形成するようになっている。また、放熱板50の外周側面には、たとえばコードヒータからなる胴ヒータ31が設けられており、この銅ヒータ31は、炊飯工程時や保温工程時、内蓋30の露付き防止工程時において内鍋30の側面を加熱するようになっている。
コイル台41は、内鍋30の底部を覆うように内鍋30の底部外面に対向する位置に備えられ、かつ、その上端部が放熱板50の下端部に結合されて内鍋収容部13の下面を形成するようになっている。また、上ケース17の上枠16に設けられている操作パネル51は、炊飯スイッチや予約スイッチ等の各種操作スイッチが備えられており、ユーザからの操作指示を受け付けるようになっている。この操作パネル51の上部には、蓋体20を開閉するための係止ボタン21が設けられており、係止ボタン21の係止を解除することによって蓋体20が開放されるようになっている。
蓋体20は、上面側ほぼ中心部に蒸気口71を有する蒸気排出装置70が着脱自在に装着されるようになっている取付穴22が形成されている上蓋23と、蓋体20の下面側を形成する下蓋24とで構成されている。この下蓋24には、蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bが取り付けられている。なお、この図1には、蓋センサー組立60bが紙面奥側で蓋センサー組立60a(関連部材も含めて)の対称位置に配設されているために図示されていない(図2及び図3で図示している)。
この蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bには、炊飯時における被加熱物の初期水温や沸騰を検知するための蓋センサー64a(第1の蓋センサー)及び蓋センサー64b(第2の蓋センサー)が組み込まれている。このうちの蓋センサー64bは、従来から存在している蓋センサーと同様な役目を果たすようになっており、内鍋30内に入れられた被加熱物の温度(特に沸騰)を検知するために測定温度領域を0[℃]から200[℃]までの広範囲で被加熱物の温度を測定するようになっている。なお、この蓋センサー64bは、被加熱物の温度を測定できるものであればよく、特に種類を限定するものではない。
また、蓋センサー組立60aは、内鍋30内に入れられた被加熱物(主に水)の温度を検知するために、蓋センサー64aに高反応性素子(図4で示す高反応性素子67)を使用し、0[℃]から60[℃]までの範囲で被加熱物の温度を測定している(蓋センサー組立60aの構成については図4で詳細に説明する)。つまり、蓋センサー64aを高反応性素子(高反応性サーミスタ)で構成することで、蓋センサー64bに比べて測定温度領域を狭く、かつ、反応速度を速くしているのである。このようにすれば、蓋センサー64bだけでは十分に検知できなかった被加熱物の初期水温を正確かつ確実に検知することができる。
この蓋センサー64aは、測定温度領域が0[℃]から60[℃]までと狭まいので、温度分解能力が高いのである。したがって、蓋センサー64a及び蓋センサー64bを併用することによって、炊飯器100全体の温度分解能力をより高くすることが可能になるのである。そうすると、内鍋30に入れられた被加熱物の初期水温を正確かつ確実に検知することができ、その検知温度に応じた炊飯(予熱工程、炊飯工程、むらし工程)が実現できる。したがって、被加熱物の初期温度に左右されることなく予熱工程を制御できるので、おいしいご飯を炊き上げることができる。
また、下蓋24には、炊飯工程時や保温工程時、内蓋30の露付き防止工程時において内鍋30を加熱するための、たとえばコードヒータからなる蓋ヒータ25が取り付けられている。この蓋ヒータ25は、爪及びネジ締めにより固定板26に密着固定されて取り付けられるようになっている。固定板26には、蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bを内鍋30側に露出させるための凸出穴61a及び凸出穴61bが形成されており、この凸出穴61a及び凸出穴61bには、蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bからの蒸気の侵入を防止するためのセンサーパッキン62a及びセンサーパッキン62bが備えられている。
なお、この固定板26の構成材料としては、アルミ材が使用されることが多いが、この実施の形態では、固定板26の構成材料としてステンレス材を使用するようになっている(図5及び図6で詳細に説明する)。下蓋24の下面側には、取付穴22に対応する位置に蒸気孔27が、凸出穴61a及び凸出穴61bに対応する位置にセンサー穴63a及びセンサー穴63bがそれぞれ形成されている内蓋28が設けられている。この内蓋28は、蓋体20を閉塞したときに内鍋30の上部を覆うようになっている。そして、内蓋28の外周縁部には、本体ケース14の上枠16に載置される内鍋30のフランジ32に圧接して内鍋30内を気密に保持するための蓋パッキン29が設けられている。
また、コイル台41は、内鍋収容部13の下面を形成するようになっており、外面(下面側)に加熱手段である誘導加熱コイル40を巻き付け当接されている。このコイル台41のほぼ中心部には、内鍋30の底部に接触して内鍋30の温度を検知するための内鍋用温度センサー42が設けられている。また、コイル台41の下側には、誘導加熱コイル40の磁気の外部への漏洩を防止するためのフェライト43が設けられている。
なお、本体10内には、炊飯器100の動作を統括制御するマイコン等の制御手段80が制御基板81を介して設けられている。この制御手段80は、蓋センサー組立60aからの温度情報に基づいて予熱工程を実行するように誘導加熱コイル40を制御し、蓋センサー組立60bや内鍋用温度センサー42からの温度情報に基づいて炊飯工程を実行するように誘導加熱コイル40や銅ヒータ31、蓋ヒータ25を調整制御するようになっている。
そして、制御手段80は、炊飯工程が終了したと判断すると被加熱物を一定の温度に保持する保温工程を実行させるように誘導加熱コイル40や銅ヒータ31、蓋ヒータ25を制御するようになっている。また、本体10の後方側には、電源コードリール52が上ケース17から下ケース19にかけて縦方向に設けられている。なお、制御手段80は、誘導加熱コイル40や銅ヒータ31、蓋ヒータ25を調整制御できるものであればよく、特に種類を限定するものではない。
図2は、蓋体20を下側から見た状態を示す平面図である。なお、この図2は、内蓋28が取り外された状態を示している。この図2では、図1で図示できなかった、蓋センサー組立60bが、蓋センサー組立60aとともに示されている。図2に示すように、蓋センサー組立60aと蓋センサー組立60bとは、炊飯器100の前後方向中心線を軸として対称位置となるように設けられている。蓋センサー組立60aは、上述したように被加熱物(主に水)を0[℃]から60[℃]までの範囲で測定しており、蓋センサー組立60bは、被加熱物を0[℃]から200[℃]までの範囲で測定している。
また、固定板26には、凸出穴61a及び凸出穴61bが形成されている。そして、この凸出穴61a及び凸出穴61bには、センサーパッキン62a及びセンサーパッキン62bが備えられている。つまり、蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bの先端部(蓋センサー64a及び蓋センサー64b)は、凸出穴61a及び凸出穴61bで内鍋30側に露出するようになっているのである。
蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bの横断面形状を同一(図2では円形状なので、同一直径)とすれば、同じ条件で内鍋30に入れられた被加熱物の温度測定が可能になる。また、蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bの横断面形状を同一とすれば、蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bの構成部品を共有することもできる。さらに、蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60bのそれぞれに対応する凸出穴61a及び凸出穴61bも同一形状で形成できるので、蓋体20を製造するために要する手間を低減することができる。なお、ここでは円形状を例に示しているが、これに限定するものではない。
この図2に示すように、蓋センサー組立60aと蓋センサー組立60bとを炊飯器100の前後方向中心線を軸として対称位置に配置すれば、温度測定条件(内鍋30内の初期温度や炊飯時の温度上昇等)を同等にすることができるので、精度の高い炊飯制御が実現できる。なお、蓋センサー組立60aと蓋センサー組立60bとを炊飯器100の前後方向の中心線に対して対称位置に配設しなくても、近接して配設させれば同様な効果を得ることができる。
図3は、内蓋28を下側から見た状態を示す平面図である。なお、この図3では、内蓋28が取り付けられた状態を示している。この下蓋28には、取付穴22に対応する位置に蒸気孔27が、凸出穴61a及び凸出穴61bに対応する位置にセンサー穴63a及びセンサー穴63bがそれぞれ形成されている。また、この内蓋28には、固定板26に密着固定されている蓋ヒータ25とほぼ同位置にビード状の凸部55が形成されている。したがって、蓋体20を閉塞したときに、凸部55が固定板26を押し上げるので気密性が向上する。さらに、内蓋28の外周縁部には、フランジ32に圧接して内鍋30内を気密に保持するための蓋パッキン29が設けられている。
図4は、蓋センサー組立60aを拡大して示した縦断面図である。図4に基づいて、蓋センサー組立60aの構成について詳細に説明する。この蓋センサー組立60aは、外面にフッ素樹脂を含有したカーボン塗装が施されたキャップ65に覆われて構成されている。キャップ65の内部には、たとえば0.2mm程度の薄板である絶縁シート(絶縁材)66と、高反応性素子67と、この高反応性素子67を保持するためのプラスチックで成形された保持部品68とが組み込まれている。そして、保持部材68は、エポキシ樹脂等の充填剤によりキャップ65内で密着固定されるようになっている。
この絶縁シート66は、キャップ65と高反応性素子67とを絶縁するためのものであり、ポリイミド等で構成するとよい。ポリイミドとは、イミド基(−CO−N−CO−)を持つ化合物が鎖状もしくは網状化に繋がった高分子化合物のことであり、このポリイミドを絶縁材に用いれば、キャップ65での受熱を迅速に高反応性素子67に伝熱することができ、迅速かつ正確に内鍋30内の温度を検知測定することが可能になる。
キャップ65の材質には、ステンレスを使用するとよい。そうすれば、蓋センサー組立60aは、強度が増し、耐久性が高いものとなる。また、キャップ65の外面にカーボン塗装を施す前に、その外面表面をブラスト加工等の研削加工技術によって所定の粗さとするようになっている。こうすることにより、キャップ65の外面表面に塗装するカーボンの密着性を向上できる。つまり、キャップ65の外面にフッ素樹脂を含有したカーボン塗装を施すことにより、赤外線吸収率を高くすることができるのである。
蓋センサー組立60a内の高反応性素子67(蓋センサー64a)の赤外線吸収率を高めると、内鍋30内の温度を迅速かつ正確に検知測定することが可能になる。したがって、測定温度領域の異なる複数の蓋センサー(蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60b)を設けることに加えて、高反応性素子67の感度(赤外線吸収率)を高くすることで温度を更に正確かつ確実に検知することができるようになっている。また、フッ素樹脂加工を施すことで、キャップ65の表面に汚れが付きにくく、また汚れを拭き取り易くなっている。したがって、炊飯器100の使用頻度に関係なく、おいしいご飯を炊きあげることができる。
この蓋センサー組立60aは、高反応性素子67を使用して、内鍋30内に入れられた被加熱物を0[℃]から60[℃]までの範囲で測定するようになっている。この図4では、蓋センサー組立60aの構成を例に説明したが、蓋センサー組立60bの構成を蓋センサー組立60aと同様にしてもよい。また、蓋センサー組立60aの高反応性素子67は、上述したように内鍋30内に入れられた被加熱物の温度を0[℃]から60[℃]までの範囲で測定できる高反応性サーミスタで構成するとよい。
図5は、図1で示したA部分を拡大した状態を示す拡大断面図である。この図5では、内蓋28を取り外した状態を示している。図5に示すように、下蓋24には蓋ヒータ25が取り付けられている。この蓋ヒータ25は、炊飯工程時や保温工程時、内蓋30の露付き防止工程時において内鍋30を間接的に加熱するようになっている。この蓋ヒータ25は、上述したように固定板26に密着固定されるようになっている。
図6は、図1で示したA部分を拡大した状態を示す拡大断面図である。この図6では、内蓋28を取り付けた状態を示している。この図6に基づいて、固定板26と、内蓋28との接触状態について説明する。図5に示したように、内蓋28を取り付けていない状態では、固定板26は水平になっている。そして、内蓋28を取り付けると、内蓋28に設けられている凸部55が固定板26を押し上げて固定板26と内蓋28とを確実に接触させるようになっている。
凸部55は、ビード状に形成されており、固定板26を押し上げた際に内蓋28の変形バラツキを吸収するようになっている。したがって、固定版26に内蓋28を確実に接触させることが可能になっている。また、固定板26をステンレスで構成することで、内蓋28が取り付けられた際に固定板26が変形したとしても、内蓋28を取り外せば固定板26の有するバネ性(可撓性)により固定板26が水平に復元することになる。従来のように、固定板をアルミ材で構成すると、内蓋が取り付けられた際に固定板が変形したままになり(永久変形)、内蓋を取り外しても固定板が元に戻らなかった。したがって、固定板と内蓋とを確実に接触できなかった。
次に、炊飯器100の動作(制御方法)について説明する。
このように構成された炊飯器100において炊飯を行なう場合、ユーザは、まず所定量の被加熱物(米及び水)を入れた内鍋30を本体10内(つまり、放熱板50及びコイル台41で形成される内蓋収容部13)に収容して蓋体20を閉める。このとき、内鍋30の底面中央部と内鍋収容部13の中央部の内鍋用温度センサー42の上面とは密接している。なお、ユーザは、内鍋30に冷水やぬるま湯を入れて炊飯準備を行なう。
それから、ユーザは、炊飯器100に通電している状態において操作パネル51の炊飯スイッチを押し下げる。そうすると、本体10内に設けられている制御手段80は、第1の蓋センサーである蓋センサー64a(高反応性素子67)が組み込まれている蓋センサー組立60aから送られる内鍋30内の被加熱物(主に水)の温度情報を受け取り、初期水温を決定する。そして、制御手段80は、誘導加熱コイル40、銅ヒータ31及び蓋ヒータ25に通電制御して予熱工程を開始させる。なお、誘導加熱コイル40には、図示省略のインバータ回路から高周波電流が供給されるようになっているとよい。
内鍋30の加熱は、誘導加熱コイル40に高周波電流が供給されると高周波磁界が発生し、誘導加熱コイル40と磁気結合した内鍋30の誘導加熱コイル対向面が励磁されることになり、内鍋30の底面に渦電流が誘起され、この渦電流と内鍋30の持つ抵抗とによりジュール熱を生じて発熱させることにより行なわれる。また、誘導加熱コイル40による加熱と併せて、銅ヒータ31により内鍋30の側面側が、蓋ヒータ25により内鍋30の上面側がそれぞれ加熱されるようになっている。
胴ヒータ31に通電されることによって放熱板50の表面から遠赤外線が放射され、この遠赤外線を内鍋30のカーボン塗装した外面で吸収することによって内鍋30の側面が加熱されるようになっている。なお、ここでは、誘導加熱コイル40、銅ヒータ31及び蓋ヒータ25がそれぞれ1つ備えられている場合を例に示しているが、これに限定するものでない。たとえば、誘導加熱コイル40、銅ヒータ31及び蓋ヒータ25を複数備えるようにしてもよい。
制御手段80は、蓋センサー組立60aからの温度情報に基づいて被加熱物が所定温度に達したと判断すると、予熱工程から炊飯工程へと移行制御する。このとき、被加熱物は、内鍋30内に入れられた被加熱物の初期水温に左右されずに、ご飯をおいしく炊き上げるために要求される所定温度にまで加熱されている。つまり、蓋センサー組立60a(蓋センサー64a)が低温域の温度変化を正確かつ確実に検知測定し、その情報に基づいて予熱工程が制御されているのである。その後、制御手段80は、蓋センサー組立60b及び内鍋用温度センサー42からの各種温度情報に基づいて炊飯工程を実行するように誘導加熱コイル40や銅ヒータ31、蓋ヒータ25を最適な状態に調整制御するのである。
そして、制御手段80は、炊飯工程が終了したと判断すると、保温工程に移行させるように誘導加熱コイル40や銅ヒータ31、蓋ヒータ25を調整制御する。つまり、制御手段80は、炊飯工程が終了すると、誘導加熱コイル40や銅ヒータ31、蓋ヒータ25への通電を制御して、内鍋30内の炊き上がったご飯の温度を一定に保つ保温工程を実行するのである。この保温工程は、ユーザから指示があるまで継続してもよいし、所定の時間経過後に通電を止めるようにしてもよい。
実施の形態では、蓋体20に複数の蓋センサー(2つの蓋センサー、つまり蓋センサー組立60a及び蓋センサー組立60b)が設けられている場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、3つ以上の蓋センサーを蓋体20に設けて、被加熱物の温度を検知するようにしてもよい。つまり、0[℃]から60[℃]までの温度範囲をさらに分割して検知すれば、温度分解能力をより高くすることができるのである。
実施の形態1に係る炊飯器の断面構成構造を示す縦断面図である。 蓋体を下側から見た状態を示す平面図である。 内蓋を下側から見た状態を示す平面図である。 蓋センサー組立を拡大して示した縦断面図である。 図1で示したA部分を拡大した状態を示す拡大断面図である。 図1で示したA部分を拡大した状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 本体、11 ヒンジ部、12 開口部、13 内鍋収容部、14 本体ケース、15 外側壁、16 上枠、17 上ケース、18 底板、19 下ケース、20 蓋体、21 係止ボタン、22 取付穴、23 上蓋、24 下蓋、25 蓋ヒータ、26 固定板、27 蒸気孔、28 内蓋、29 蓋パッキン、30 内鍋、31 銅ヒータ、32 フランジ、40 誘導加熱コイル、41 コイル台、42 内鍋用温度センサー、43 フェライト、50 放熱板、51 操作パネル、52 コードリール、55 凸部、60a 蓋センサー組立、60b 蓋センサー組立、61a 凸出穴、61b 凸出穴、62a センサーパッキン、62b センサーパッキン、63a センサー穴、63b センサー穴、64a 蓋センサー、64b 蓋センサー、65 キャップ、66 絶縁シート、67 高反応性素子、68 保持部品、70 蒸気排出装置、71 蒸気口、80 制御手段、81 制御基板、100 炊飯器。

Claims (12)

  1. 上部に開口部を有する本体と、
    前記本体に着脱自在に収容される内鍋と、
    前記開口部を開閉自在に覆い、下面側に前記内鍋の上部を覆う内蓋が着脱自在に装着された蓋体とを備え、
    前記蓋体に、前記内鍋内の温度を検知する測定温度領域の異なる蓋センサーを複数設けた
    ことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記複数の蓋センサーのうち少なくとも1つの第1の蓋センサーを、
    前記複数の蓋センサーのうち少なくとも1つの第2の蓋センサーに比べて測定温度領域を狭く、かつ、反応速度の速い高反応性サーミスタで構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記内鍋の温度を検知する内鍋用温度センサーと、
    前記内鍋を発熱させる誘導加熱コイルと、
    前記複数の蓋センサー及び前記内鍋用温度センサーからの温度情報に基づいて前記誘導加熱コイルを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の蓋センサーで検知した前記内鍋内の初期温度情報に基づいて予熱工程を実行するように前記誘導加熱コイルを制御し、
    その後、第2の蓋センサー及び前記内鍋用温度センサーからの温度情報に基づいて炊飯工程を実行するように前記誘導加熱コイルを制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. 前記第1の蓋センサーを、カーボン塗装を施したキャップで覆った
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の炊飯器。
  5. 前記キャップにフッ素樹脂加工を施した
    ことを特徴とする請求項4に記載の炊飯器。
  6. 前記第1の蓋センサーと前記キャップとの間に絶縁材を設けた
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の炊飯器。
  7. 前記絶縁材を、0.2mm以下の薄膜材で形成した
    ことを特徴とする請求項6に記載の炊飯器。
  8. 前記薄膜材をポリイミドで構成した
    ことを特徴とする請求項7に記載の炊飯器。
  9. 前記複数の蓋センサーの横断面の形状を同一とした
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の炊飯器。
  10. 前記複数の蓋センサーを、前記本体の前後方向中心線を軸として対称に配設した
    ことを特徴とする請求項9に記載の炊飯器。
  11. 前記複数の蓋センサーを、近接位置に配設した
    ことを特徴とする請求項9に記載の炊飯器。
  12. 前記蓋体に、
    前記内蓋を加熱する蓋加熱手段と、前記蓋加熱手段を固定する固定板とを設け、
    前記固定板をステンレス材で構成した
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の炊飯器。
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