JP2007535248A

JP2007535248A - マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービスにおけるセル情報の変化の通知方法

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Publication number: JP2007535248A
Application number: JP2007509861A
Authority: JP
Inventors: ▲ハオ▼ 胡
Original assignee: Huawei Technologies Co Ltd
Current assignee: Huawei Technologies Co Ltd
Priority date: 2004-09-30
Filing date: 2005-09-30
Publication date: 2007-11-29
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Abstract

本発明は、ＭＢＭＳにおけるセル情報の変化を通知する方法を開示する。本方法は、隣接セル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順を含む。隣接セルのセル情報をリアルタイムで取得して上記セル情報が変化したか否かを決定するステップを含み、変化した場合には、制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化をＵＥに通知し、変化していない場合には、先のステップを反復する。本発明の方法によれば、隣接する２セルの境界へ移動しても、ＵＥは正しいセル情報を常に有することが保証される。

Description

本発明は、マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）においてネットワーク側により通知情報を送信する方法に関し、より具体的には、ＭＢＭＳにおけるセル情報の変化を通知する方法に関する。

マルチキャスト及びブロードキャストは、１つの発信元から複数の宛先へデータを転送するための技術である。従来の移動体ネットワークにおいて、セルブロードキャストサービス（Cell Broadcast Service：ＣＢＳ）は、セルの共用されたブロードキャスト用チャンネルを介して低ビットレートデータを全ユーザに転送することを可能にし、これはメッセージサービスとして分類される。

現在、移動体通信に対する要求は、電話及びメッセージサービスでは満足できないものとなっている。インターネットの急速な発達と共に、大量のマルチメディアサービスが出現していて、そのアプリケーションの中には、例えばビデオ・オン・デマンド（ＶＯＤ）、テレビジョン放送、テレビ会議、ネットワークを利用する教育、及び対話ビデオゲームのように、複数のユーザが同時に同じデータを受信できることを必要とするものがある。従来のデータに比較すると、これらのマルチメディアサービスは、大量のデータフローと、長い持続時間と、時間遅延に対する高い感受性とを特徴とする。従来技術におけるＩＰマルチキャストは、移動体ネットワークではなく固定されたＩＰネットワークにのみ適用可能であるが、これは、移動体ネットワークが、特別なネットワークアーキテクチャ、機能エンティティ及び無線インタフェースを有し、これらがみな固定されたＩＰネットワークのものとは異なることに起因する。

移動体ネットワークのリソースを効率的に利用するために、ＷＣＤＭＡ／ＧＳＭ世界標準化機構である３ＧＰＰは、マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービス（Multimedia Broadcast/Multicast Service：ＭＢＭＳ）を提唱し、これは、ネットワークリソースを共用し、またその利用率、特に無線インタフェースリソースの利用率を向上させるように、移動体ネットワークにおいてデータを１つの発信元から複数のユーザへ転送するポイント・ツー・マルチポイントサービスを提供すべく設計されるものである。３ＧＰＰが定義するＭＢＭＳは、プレーンテキスト及び低レートのメッセージのマルチキャスト及びブロードキャストだけでなく、高レートのマルチメディアサービスのマルチキャスト及びブロードキャストをも実装することができる。これは、明らかに、移動データ伝送の将来的開発の流れに沿ったものである。

ＭＢＭＳをサポートするために、移動体ネットワークには、新しい移動体ネットワーク機能エンティティであるブロードキャスト・マルチキャスト−サービスセンタ（ＢＭ−ＳＣ）が追加される。ＢＭ−ＳＣはコンテンツプロバイダの入口であって、ＭＢＭＳベアラサービスを認証して開始するために、また、予定されたタイムテーブルに従ってＭＢＭＳの伝送内容を配信するために使用される。さらに、ユーザ機器（ＵＥ）、ユニバーサル移動体電気通信システム（ＵＭＴＳ）の地上無線アクセスネットワーク（ＵＴＲＡＮ）、移動体通信用グローバルシステム（ＧＳＭ）のＧＳＭ進化型拡張データレート（ＥＤＧＥ）の無線アクセスネットワーク（ＧＥＲＡＮ）、汎用パケット無線サービス（ＧＰＲＳ）提供のサポートノード（ＳＧＳＮ）、及びゲートウェイＧＰＲＳサポートノード（ＧＧＳＮ）等の機能エンティティは、ＭＢＭＳの関連機能を吸収することによって強化される。

このようなネットワークアーキテクチャを図１に示す。図１は、マルチキャスト／ブロードキャストサービスをサポートする無線ネットワークアーキテクチャを示す概略図であり、このアーキテクチャでは、ＢＭ−ＳＣがインタフェースＧｍｂ又はＧｉを介してＧＧＳＮと接続され、１つのＢＭ−ＳＣは複数のＧＧＳＮと接続されることが可能であり、ＧＧＳＮは、インタフェースＧｎ／Ｇｐを介してＳＧＳＮと接続され、１つのＧＧＳＮは複数のＳＧＳＮと接続されることが可能であり、ＳＧＳＮはインタフェースＩｕを介してＵＴＲＡＮと接続されることが可能であり、ＵＴＲＡＮはインタフェースＵｕを介してＵＥと接続され、ＳＧＳＮはまた、インタフェースＩｕ／Ｇｂを介してＧＥＲＡＮと接続されることが可能であり、ＧＥＲＡＮはインタフェースＵｍを介してＵＥと接続される。

ＭＢＭＳはマルチキャストモードとブロードキャストモードとを含み、両モード間の相違は、マルチキャストモードでは、関連情報が当該情報に対する申し込みを行っているユーザにのみ送信されるが、ブロードキャストモードでは、情報が無線ネットワークの全ユーザに送信されることにある。マルチキャストモードでは、ユーザが適切なマルチキャストグループへ加入し、サービスが起動され、かつ関連の課金情報が生成されることが要求される。マルチキャストモードとブロードキャストモードでは、サービス要求に相違点があるので、これらのサービス手順は異なる。

ＵＴＲＡＮとＵＥの間には、ポイント・ツー・マルチポイント（ＰＴＭ）モード及びポイント・ツー・ポイント（ＰＴＰ）モードという２つのＭＢＭＳデータ伝送モードが存在する。ＰＴＭモードでは、ＭＢＭＳのＰＴＭトラフィックチャンネル（ＭＴＣＨ）を介して同じデータが送信され、このデータは、マルチキャストサービスに加入しているか又はブロードキャストサービスに関心を有している全てのＵＥによって受信されることが可能である。ＰＴＰモードでは、データは専用のトラフィックチャンネル（ＤＴＣＨ）を介して送信され、このデータは、対応するＵＥによってのみ受信されることが可能である。

図２ａにおいて、ＵＥが所定のＭＢＭＳブロードキャストサービスを受けるための全体的なプロセスを示す。このプロセスは、サービス告知（Service announcement）、セッション開始（Session Start）、ＭＢＭＳ通知（MBMS notification）、データ転送（Data transfer）、及びセッション終了（Session Stop）の各段階を含む。

この場合、サービス告知段階では、ＢＭ−ＳＣは、近々に予定されているユーザサービスについてＵＥに知らせる。
セッション開始段階では、ＢＭ−ＳＣはデータ送信の準備完了状態にあり、コアネットワーク（ＣＮ）及びＵＴＲＡＮにおけるベアラリソースの確立をトリガする。
ＭＢＭＳ通知段階では、ＵＥは、近々に予定されているＭＢＭＳブロードキャストセッションについての通知を受ける。
データ転送段階では、ＢＭ−ＳＣは、セッション開始段階で確立されたベアラリソースを介してＭＢＭＳデータをＵＥへ転送する。
セッション終了段階では、セッション開始段階で確立されたベアラリソースが解放される。

ブロードキャストサービスにおいては、各ＭＢＭＳサービスノードがＭＢＭＳベアラのコンテキストを格納し、ＭＢＭＳベアラのコンテキストは、セッション開始段階において起動され、セッション終了段階において非動作状態にされる。

図２ｂにおいて、ＵＥが所定のＭＢＭＳマルチキャストサービスを受けるための全体的なプロセスを示す。このプロセスは、申し込み（Subscription）、サービス告知、加入（Joining）、セッション開始、ＭＢＭＳ通知、データ転送、セッション終了、及び離脱（Leaving）の各段階を含む。

この場合、申し込み段階では、ユーザは所望されるＭＢＭＳサービスへ事前に申し込む。
サービス告知段階では、ＢＭ−ＳＣは、近々に予定されているユーザサービスについてユーザに知らせる。
加入段階は、ＭＢＭＳマルチキャストサービスの起動段階である。加入段階において、ＵＥは、当該ＵＥが現行のマルチキャストグループのメンバーになるという希望をネットワークに対して示し、特定のＭＢＭＳベアラサービスのマルチキャストデータを受信する。この加入段階の間、ネットワーク及びＵＥの双方において、マルチキャストグループへ加入するＵＥの情報を含むＭＢＭＳのＵＥコンテキストが生成される。
セッション開始段階では、ＢＭ−ＳＣはデータ送信の準備完了状態にあり、ＣＮ及びＵＴＲＡＮにおけるベアラリソースの確立をトリガする。
ＭＢＭＳ通知段階では、ＵＥは、近々に予定されているＭＢＭＳマルチキャストセッションについての通知を受ける。
データ転送段階では、ＢＭ−ＳＣは、セッション開始段階で確立されたベアラリソースを介してＭＢＭＳデータをＵＥへ転送する。
セッション終了段階では、セッション開始段階で確立されたベアラリソースが解放される。
離脱は、加入者がマルチキャストグループから離脱するとき、すなわちユーザがそれ以上のマルチキャストデータの受信を希望しないときに行うプロセスである。対応するＭＢＭＳのＵＥコンテキストは、この離脱段階の間に削除される。

ＭＢＭＳの上記手順においては、ネットワーク側がＵＥへ送るセル情報は不変のままではなく、サービスの変化に伴って変化するものであり、例えば、ネットワーク側がＵＥへ送信する無線ベアラ（ＲＢ）情報や、ネットワーク側がその時点で提供しているサービスなどのようなセル情報は変化する可能性がある。以下、ネットワーク側がＵＥへ最新のセル情報を送信する際の手順を、ネットワーク側がＵＥへＲＢ情報を送信する手順を例に挙げて説明する。

アクセスネットワークが無線ベアラリソースを確立すると、ネットワーク側のＢＳＣ／ＲＮＣは、ＭＢＭＳサービスのＲＢ情報をＵＥに通知する。ＲＢ情報は、無線ベアラの構成情報（例えば、パケットデータコンバージェンスプロトコル（ＰＤＣＰ））及び無線ベアラのマッピング情報（例えば、無線リンク制御（ＲＬＣ））を含むとともに、転送チャンネル及び物理チャンネルの構成情報を含む。

セル内で転送されるべき、又は転送されつつあるＭＢＭＳのＲＢ情報が変化したとき、ネットワーク側は、変化したＲＢ情報を受信するようにＵＥに指示する。ローカルセルのＲＢの変化をＵＥに通知する情報命令は、ＭＢＭＳの変更されたサービス情報（MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATION：ＭＭＳＩ）メッセージにおいて転送される。このメッセージにより指示されるアクションに従って、ＵＥはさらにＲＢ情報を受信する。ＭＭＳＩメッセージ及びＲＢ情報の双方は、ＭＢＭＳ制御チャンネル（ＭＣＣＨ）を介して転送される。

ただし、ネットワーク側がＭＣＣＨを介してＵＥへ送信するＲＢ情報は、ローカルセルのＲＢのみを含む。

プロトコルによって指定される通り、現時点でネットワーク側がＵＥへＭＢＭＳサービスのＲＢパラメータを通知する手順は、下記の２つの状況において実行される。

１．ＵＥは、上記ローカルセルがまだ提供していないＭＢＭＳサービスに加入している。
この場合、ＵＥがどのような状態にあろうと（アイドル状態であれ、無線リソース制御（ＲＲＣ）へ接続された状態であれ）、ＵＥはＭＢＭＳ通知指示子チャンネル（ＭＩＣＨ）をモニタリングする。
ネットワーク側は、ＳＧＳＮを介して隣接セルのＲＢ情報を取得することができ、サービスのニーズに従ってローカルセルのＲＢ情報を調整してもよい。
ローカルセルにおけるサービスを伝達するＲＢ情報が変化すると、ネットワーク側はＭＩＣＨにおいてサービスの変化を示す。ＵＥは、関心対象のサービスが変化したことについての情報をＭＩＣＨから取得すると、サービスのＲＢ情報変化についての通知において伝送されるＲＢ情報メッセージをさらに復調して、変化したサービスのＲＢ情報を取得する。この場合、サービスのＲＢ情報変化についての通知は、ＭＣＣＨにおけるＭＭＳＩメッセージから取得される可能性がある。

２．ＵＥはＭＢＭＳサービスを受けている。
この場合、ＵＥは、どのような状態にあってもＭＣＣＨの信号を周期的に受信する。
ＢＳＣ／ＲＮＣは、ＳＧＳＮを介して隣接セルのＲＢ情報を取得することができる。ネットワーク側は、サービスのニーズに従ってローカルセルのＲＢ情報を調整してもよい。
ローカルセルのサービスを伝達するＲＢ情報が変化すると、ネットワーク側は、ＭＣＣＨにおけるＭＭＳＩメッセージにおいてサービスの変化を示す。ＵＥは、ＭＢＭＳサービスを受けているときに、ＭＣＣＨにおけるＭＭＳＩメッセージからサービスのＲＢ情報変化についての通知を取得した場合、対応するＭＣＣＨによって生成されたＲＢ情報メッセージをさらに復調して、サービス変化後のＲＢ情報を取得する。

従来技術における上述の手順によれば、現時点では、ネットワーク側は、ローカルセルのＲＢ情報が変化する場合にのみ、ＭＩＣＨを介するか又はＭＣＣＨにおけるＭＭＳＩメッセージを介してＲＢ情報の変化をＵＥに通知するということが分かる。すなわち、従来技術では、ＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガするものは、ローカルセルのＲＢ情報の変化のみである。

隣接セルにおける特定の状況は異なっている可能性があり、また同様に、セル内に提供されるサービスのタイプも異なる可能性があるので、恐らくは、隣接セルのＲＢ情報は互いに異なったものとなる。しかしながら、既存のプロトコルによれば、隣接セルにおけるサービスのＲＢ情報の変化がＭＭＳＩメッセージに反映されることはない。言い換えれば、ローカルセルにおけるＭＢＭＳサービスのＲＢ情報が変化しないが、隣接セルにおけるＲＢ情報が変化したという場合、そのローカルセル内のＵＥは、隣接セルにおけるＲＢ情報の変化についての通知を受けることは決してない。

ＵＥがあるＭＢＭＳサービスを受信している状態にあって、２つのセルの境界へ移動した場合、ＵＥは、隣接する２セルの境界においてサービスの選択的マージング／ソフトマージングの機能を実行することが可能である。選択的マージングは、ＲＬＣ層における隣接する２セルから受信される同じサービスの情報を比較し、より良い品質のデータを選択することである。ソフトマージングは、既存のＷＣＤＭＡシステムにおけるソフトマージング機能と同じであり、ここでは詳述しない。従って、このシナリオでは、ＵＥが、保存されているＲＢ情報を、隣接セルにおけるＲＢ情報の更新に伴って更新せず、ＲＢ情報のエラーをもたらした場合、ＵＥは隣接セルから同じサービスの情報を受信することができず、よってマージング機能を実行することができない。

同様に、他のタイプのセル情報についても、従来技術では、ＵＥは、ＭＩＣＨ又はＭＣＣＨを介してローカルセル内のセル情報の変化についての通知を受けることしかできない。隣接セルの情報が変化したが、ローカルセルの情報が変化しなかったという場合、ＵＥには通知されない。その結果、ＵＥが隣接する２セルの境界へ移動すると、ＵＥは、セル情報のエラーに応じて対応する機能を実行することはできないであろう。

本発明は、ＭＢＭＳにおけるセル情報の変化を通知し、ＵＥが隣接する２セルの境界へ移動したときであってもセル情報が正しいことを保証するための方法を提供する。

マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）におけるセル情報の変化を通知する方法は、ローカルセル情報の変化がユーザ機器（ＵＥ）によるセル情報の復調をトリガする手順と、隣接セル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順とを含み、上記隣接セル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順は、
隣接セルのセル情報をリアルタイムで取得して、上記セル情報が変化したか否かを決定するステップを含み、変化した場合、制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化をＵＥに通知し、変化していない場合、先のステップを反復することを含む。

ここで、上記ローカルセル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順は、さらに、
ローカルセルのセル情報を変更することと、
上記隣接セルのセル情報が変化したか否かを決定することと、
上記隣接セルのセル情報が変化した場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記ローカルセルのセル情報及び上記隣接セルのセル情報の少なくとも一方を取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することと、
上記隣接セルのセル情報が変化していない場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記ローカルセルのセル情報のみを取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することとを含む。

ここで、上記ローカルセル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順は、さらに、
ローカルセルのセル情報を変更することと、
上記隣接セルのセル情報が変化したか否かを決定することと、
上記隣接セルのセル情報が変化した場合、上記変更された情報がローカルセルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定するとともに、上記変化した情報が隣接セルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
このステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変更された情報及び上記隣接セルの変化した情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表され、上記ローカルセルの変更された情報は上記ローカルセルの変更された共通情報及び上記ローカルセルの変更された非共通情報の少なくとも一方を含み、上記隣接セルの変化した情報は上記隣接セルの変化した共通情報及び上記隣接セルの変化した非共通情報の少なくとも一方を含み、
上記隣接セルのセル情報が変化していない場合、上記変更された情報がローカルセルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
このステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変更された共通情報及び上記ローカルセルの変更された非共通情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表される。

本方法はさらに、上記隣接セルのセル情報が変化していない場合、上記反復するステップを実行する前に、
ローカルセルのセル情報が変化したか否かを決定し、変化した場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化を上記ＵＥに通知し、変化していない場合、上記反復するステップを実行することを含む。

本方法はさらに、上記隣接セルのセル情報は変化していないが、上記ローカルセルのセル情報が変化している場合、
命令メッセージにおいて、上記ローカルセルのセル情報のみを取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令を伝送し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含む。

本方法はさらに、上記隣接セルのセル情報は変化していないが、上記ローカルセルのセル情報が変化している場合、
変化しているものがローカルセルの共通情報であるかそれともローカルセルの非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいてＵＥ向けの動作命令を伝送し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
このステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変化した共通情報及び上記ローカルセルの変化した非共通情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表される。

ここで、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化を上記ＵＥに通知するステップは、ローカルセルのセル情報が変化したか否かを決定することを含み、
上記ローカルセルのセル情報が変化した場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記ローカルセルのセル情報及び上記隣接セルのセル情報の両方を取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することと、
上記ローカルセルのセル情報が変化していない場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記隣接セルのセル情報のみを取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することとを含む。

ここで、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化を上記ＵＥに通知するステップは、ローカルセルのセル情報が変化したか否かを決定することと、
上記ローカルセルのセル情報が変化した場合、上記ローカルセルの変化したセル情報がローカルセルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定するとともに、上記隣接セルの変化した情報が隣接セルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
このステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変化した情報及び上記隣接セルの変化した情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表され、上記ローカルセルの変化した情報は上記ローカルセルの変化した共通情報及び上記ローカルセルの変化した非共通情報の少なくとも一方を含み、上記隣接セルの変化した情報は上記隣接セルの変化した共通情報及び上記隣接セルの変化した非共通情報の少なくとも一方を含み、
上記ローカルセルのセル情報が変化していない場合、上記隣接セルの変化した情報が隣接セルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
このステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記隣接セルの変化した共通情報及び上記隣接セルの変化した非共通情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表される。

本方法はさらに、ローカルセルのセル情報と上記隣接セルのセル情報とを上記制御チャンネルを介して上記ＵＥへ発行することを含む。

ここで、上記制御チャンネルは、ＭＢＭＳ通知指示子チャンネル（ＭＩＣＨ）及びＭＢＭＳ制御チャンネル（ＭＣＣＨ）の一方であり、
上記命令メッセージは、ＭＢＭＳの変更されたサービス情報メッセージである。

ここで、上記セル情報は、ＭＢＭＳサービスの無線ベアラ情報である。

ここで、上記無線ベアラ情報は、無線ベアラ構成に関する情報と、無線ベアラマッピングに関する情報とを少なくとも含む。

ここで、上記命令メッセージに含まれる上記サービス情報は、ＭＢＭＳサービスのサービス識別情報である。

ここで、上記隣接セルのセル情報を取得することは、ＧＰＲＳ提供のサポートノード（ＳＧＳＮ）が基地局コントローラ（ＢＳＣ）及び無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）の少なくとも一方へセル情報を発行することを含む。

本方法はさらに、ローカルセルが、隣接セルのセル情報に変化がないときに、隣接セルのサービス構成情報について当該ローカルセル内のＵＥへ通知することを含む。

上述の解決方法によれば、本発明の実施形態に係るＭＢＭＳサービスにおけるセル情報の変化を通知する方法により、ＵＥはローカルセルのセル情報に変化がある場合だけでなく、隣接セルのセル情報に変化がある場合にも通知を受けることが分かる。従って、本方法は、ＵＥが隣接する２セルの境界へ移動しても、ＵＥにおけるセル情報はいつも正しいことを保証することができる。

以下、本発明の目的、解決方法及び利点をより明確にするために、添付の図面及び２つの実施形態を参照して本発明をさらに詳述する。

ＭＢＭＳにおけるセル情報の変化を通知するための本発明の方法によれば、ローカルセルにおけるサービスに関連したセル情報のみが変化する場合、又は隣接セルにおけるサービスに関連したセル情報のみが変化する場合、もしくはローカルセルにおけるサービスに関連したセル情報及び隣接セルにおけるサービスに関連したセル情報の双方が変化する場合、すなわち上述の状況の何れかが発生した場合には、ＵＥはＭＩＣＨ及びＭＣＣＨを介してサービスのセル情報の変化について通知を受ける。

ＭＢＭＳに関連したセル情報には、例えば、ネットワーク側によりＵＥへ送信されるＲＢ情報、ネットワーク側により提供されている現行のサービスなどのように、多くのものが存在する。以下、ネットワーク側がＵＥへＲＢ情報を送信する２つの特定の実施形態を提示して、本発明を詳細に説明する。

第１の実施形態．
この実施形態では、ネットワーク側のＢＳＣ／ＲＮＣへ処理プログラムが追加され、これにより、隣接セルのＲＢ情報が変化する場合に、ＢＳＣ／ＲＮＣもまたＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガすることができる。この実施形態では、ローカルセルのＲＢ情報が変化した場合にＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガする従来技術の手順が変更なしに保たれるので、ここでは説明を省略する。

図３を参照すると、これは、隣接セルにおけるＲＢ情報の変化をＵＥへ通知してＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガする本発明の第１の好適な実施形態を示すフローチャートである。その手順は、下記の３つのステップを含む。

ステップ３０１において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、隣接セルのＲＢ情報をリアルタイムで取得して上記情報が変化しているか否かを決定し、変化した場合にはステップ３０２へ進み、変化していない場合にはこのステップを反復する。この実施形態における隣接セルのＲＢ情報の取得方法は、従来技術と同じである。

ステップ３０２において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、例えばＭＩＣＨ及びＭＣＣＨを介して発行されるＭＭＳＩメッセージ等の命令メッセージにおいてサービス識別情報（ＩＤ）を伝送し、ＲＢ情報が変化することをＵＥに通知する。

ステップ３０３において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルの元のＲＢ情報と隣接セルの変化したＲＢ情報とをＭＣＣＨを介してＵＥへ送信し、ステップ３０１へ戻る。

このようにして、この実施形態は、ローカルセルのＲＢ情報が変化する場合だけでなく、隣接セルのＲＢ情報が変化する場合にもＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガすることを可能にして、ＵＥがローカルセル及び隣接セル双方の正しいＲＢ情報を常に有することを保証する。

第２の実施形態．
この実施形態では、隣接セルのＲＢ情報が変化した場合にＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガするための処理プログラムがネットワーク側のＢＳＣ／ＲＮＣへ追加されるだけでなく、ローカルセルのＲＢ情報が変化した場合にＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガするための変更が、従来技術における手順に対して行われる。以下、これについて個々に説明する。

図４を参照すると、これは、ローカルセルのＲＢ情報の変化をＵＥへ通知してＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガする本発明の第２の好適な実施形態を示すフローチャートである。その手順は、下記のステップを含む。

ステップ４０１において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルのＲＢ情報を変更する。

ステップ４０２において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、隣接セルのＲＢ情報が変化したか否かを決定し、変化した場合にはステップ４０３へ進み、変化していない場合にはステップ４０５へ進む。この実施形態でもまた、ＢＳＣ／ＲＮＣは従来技術の方法によって隣接セルのＲＢ情報を取得する。

ステップ４０３において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、例えばＭＩＣＨ及びＭＣＣＨを介して発行されるＭＭＳＩメッセージ等の命令メッセージにおいてサービスＩＤとＵＥ向けの動作命令とを伝送する。

この場合のＵＥ向けの動作命令は、下記の２つのモードで提示されてもよい。

第１のモード：ＵＥ向けの動作命令は、ローカルセルのＲＢ情報のみを取得すること、隣接セルのＲＢ情報のみを取得すること、ならびにローカルセルのＲＢ情報及び隣接セルのＲＢ情報の双方を取得することとして表される。
第２のモード：ＵＥ向けの動作命令は、ローカルセル及び／又は隣接セルの変化した共通のＲＢ情報のみを取得すること、ローカルセル及び／又は隣接セルの変化した非共通のＲＢ情報のみを取得すること、ならびにローカルセル及び／又は隣接セルの変化した共通のＲＢ情報及び変化した非共通のＲＢ情報の双方を取得することとして表される。

この実施形態では、ＵＥ向けの動作命令は第１のモードで提示され、よってこのステップは、ローカルセル及び隣接セル双方のＲＢ情報を取得する命令を発行することを含む。ＵＥ向けの動作命令が第２のモードで提示される場合、さらに、ローカルセル及び／又は隣接セルの共通のＲＢ情報が変化したか否か、あるいはローカルセル及び／又は隣接セルの非共通のＲＢ情報が変化したか否か、もしくはローカルセル及び／又は隣接セルの共通のＲＢ情報及び非共通のＲＢ情報の双方が変化したか否かを決定し、次いで上記決定結果に従って、このステップにおいて、ローカルセル及び／又は隣接セルの変化した共通のＲＢ情報のみを取得する命令、あるいはローカルセル及び／又は隣接セルの変化した非共通のＲＢ情報のみを取得する命令、もしくはローカルセル及び／又は隣接セルの変化した共通のＲＢ情報及び変化した非共通のＲＢ情報の双方を取得する命令を発行することが必要になる。

ステップ４０４において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルの変化したＲＢ情報及び隣接セルの変化したＲＢ情報をＭＣＣＨを介してＵＥへ発行し、ステップ４０１へ戻る。

ステップ４０５において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、例えばＭＩＣＨ及びＭＣＣＨを介して発行されるＭＭＳＩメッセージ等の命令メッセージにおいてサービスＩＤとＵＥ向けの動作命令とを伝送する。

この実施形態では、ＵＥ向けの動作命令が第１のモードで提示されるので、このステップにおいて発行される動作命令は、ローカルセルのＲＢ情報のみを取得することを含む。

ステップ４０６において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルの変化したＲＢ情報と隣接セルの元のＲＢ情報とをＭＣＣＨを介してＵＥへ発行する。

この実施形態においてＭＣＣＨがＲＢ情報を発行する順序を、表１に示す。

［表１］
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
命令メッセージローカルセルのＲＢ情報隣接セルのＲＢ情報
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サービスＵＥ向けの共通情報非共通情報共通情報非共通情報
ＩＤ動作命令
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

実際には、ＭＣＣＨに係るすべての種類の情報が識別子を伝送する。このようにして、ＵＥは、サービスＩＤに基づいてＭＣＣＨを復調し、ＵＥ向けの動作命令及び情報識別子に従って要求されたＲＢ情報を捕捉することができる。

図５は、図４に示す実施形態に係る、隣接セルにおけるＲＢ情報の変化をＵＥへ通知してＵＥによるＲＢ情報の復調をトリガするためのフローチャートである。その手順は、下記のステップを含む。

ステップ５０１において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、隣接セルのＲＢ情報をリアルタイムで取得してこの情報が変化したか否かを決定し、変化した場合にはステップ５０２へ進み、変化していない場合にはステップ５０８へ進む。

ステップ５０２において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、隣接セルの変化したＲＢ情報を記録する。

ステップ５０３において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルのＲＢ情報が変化したか否かを決定し、変化した場合にはステップ５０４へ進み、変化していない場合にはステップ５０６へ進む。

ステップ５０４において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、例えばＭＩＣＨ及びＭＣＣＨを介して発行されるＭＭＳＩメッセージ等の命令メッセージにおいてサービスＩＤとＵＥ向けの動作命令とを伝送する。

この実施形態では、ＵＥ向けの動作命令は第１のモードで提示されるので、このステップにおいて発行される動作命令は、ローカルセルのＲＢ情報及び隣接セルのＲＢ情報の双方を同時に取得することを含む。

ステップ５０５において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルの変化したＲＢ情報と隣接セルの変化したＲＢ情報とをＭＣＣＨを介してＵＥへ発行し、ステップ５０１へ戻る。

ステップ５０６において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、例えばＭＩＣＨ及びＭＣＣＨを介して発行されるＭＭＳＩメッセージ等の命令メッセージにおいてサービスＩＤとＵＥ向けの動作命令とを伝送する。

この実施形態では、ＵＥ向けの動作命令は第１のモードで提示されるので、このステップにおいて発行される動作命令は、隣接セルのＲＢ情報のみを取得することを含む。

ステップ５０７において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルの元のＲＢ情報と隣接セルの変化したＲＢ情報とをＭＣＣＨを介してＵＥへ発行し、ステップ５０１へ戻る。

ステップ５０８において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルのＲＢ情報が変化したか否かを決定し、変化した場合にはステップ５０９へ進み、変化していない場合にはステップ５０１へ戻る。

ステップ５０９において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、例えばＭＩＣＨ及びＭＣＣＨを介して発行されるＭＭＳＩメッセージ等の命令メッセージにおいてサービスＩＤとＵＥ向けの動作命令とを伝送する。

この実施形態では、ＵＥ向けの動作命令は第１のモードで提示されるので、このステップにおいて発行される動作命令は、ローカルセルのＲＢ情報のみを取得することを含む。

ステップ５１０において、ＢＳＣ／ＲＮＣは、ローカルセルの変化したＲＢ情報と隣接セルの元のＲＢ情報とをＭＣＣＨを介してＵＥへ発行し、ステップ５０１へ戻る。

上述の実施形態では、隣接セルの情報が不変のままであっても、ローカルセルは、隣接セルのサービス構成情報を当該ローカルセル内のＵＥへ通知する。

上述の実施形態は、ＲＢ情報を例に挙げて説明されている。実際のアプリケーションでは、本方法は、重複するので説明を省くが、他のタイプのセル情報にも適用可能である。

上述の実施形態によれば、本発明の方法は、ＵＥが隣接する２セルの境界へ移動しても、ＵＥが正しいセル情報を常に有することを保証するということが分かる。

要するに、上述の説明は本発明の好適な実施形態であるに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

マルチキャスト／ブロードキャストサービスをサポートする無線ネットワークの構造を示す概略図である。ＵＥがブロードキャストサービスを受けるときの全体手順を示すフローチャートである。ＵＥがマルチキャストサービスを受けるときの全体手順を示すフローチャートである。本発明の第１の好適な実施形態に係る、隣接セルのＲＢ情報の変化によってトリガされるＵＥによるＲＢ情報の復調手順を概略的に示すフローチャートである。本発明の第２の好適な実施形態に係る、ローカルセルのＲＢ情報の変化によってトリガされるＵＥによるＲＢ情報の復調手順を概略的に示すフローチャートである。図４に示す実施形態に係る、隣接セルのＲＢ情報の変化によってトリガされるＵＥによるＲＢ情報の復調手順を概略的に示すフローチャートである。

Claims

マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）におけるセル情報の変化を通知する方法であって、ローカルセル情報の変化がユーザ機器（ＵＥ）によるセル情報の復調をトリガする手順と、隣接セル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順とを含み、上記隣接セル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順は、
隣接セルのセル情報をリアルタイムで取得して、上記セル情報が変化したか否かを決定するステップを含み、変化した場合、制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化をＵＥに通知し、変化していない場合、先のステップを反復することを含む方法。
上記ローカルセル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順は、さらに、
ローカルセルのセル情報を変更することと、
上記隣接セルのセル情報が変化したか否かを決定することと、
上記隣接セルのセル情報が変化した場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記ローカルセルのセル情報及び上記隣接セルのセル情報の少なくとも一方を取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することと、
上記隣接セルのセル情報が変化していない場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記ローカルセルのセル情報のみを取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することとを含む請求項１記載の方法。
上記ローカルセル情報の変化がＵＥによるセル情報の復調をトリガする手順は、さらに、
ローカルセルのセル情報を変更することと、
上記隣接セルのセル情報が変化したか否かを決定することと、
上記隣接セルのセル情報が変化した場合、上記変更された情報がローカルセルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定するとともに、上記変化した情報が隣接セルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
当該ステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変更された情報及び上記隣接セルの変化した情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表され、上記ローカルセルの変更された情報は上記ローカルセルの変更された共通情報及び上記ローカルセルの変更された非共通情報の少なくとも一方を含み、上記隣接セルの変化した情報は上記隣接セルの変化した共通情報及び上記隣接セルの変化した非共通情報の少なくとも一方を含み、
上記手順は、さらに、
上記隣接セルのセル情報が変化していない場合、上記変更された情報がローカルセルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
当該ステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変更された共通情報及び上記ローカルセルの変更された非共通情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表される請求項１記載の方法。
上記隣接セルのセル情報が変化していない場合、上記反復するステップを実行する前にさらに、
ローカルセルのセル情報が変化したか否かを決定し、変化した場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化を上記ＵＥに通知し、変化していない場合、上記反復するステップを実行することを含む請求項１記載の方法。
上記隣接セルのセル情報は変化していないが、上記ローカルセルのセル情報が変化している場合、
命令メッセージにおいて、上記ローカルセルのセル情報のみを取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令を伝送し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することをさらに含む請求項４記載の方法。
上記隣接セルのセル情報は変化していないが、上記ローカルセルのセル情報が変化している場合、
変化しているものがローカルセルの共通情報であるかそれともローカルセルの非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいてＵＥ向けの動作命令を伝送し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することをさらに含み、
当該ステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変化した共通情報及び上記ローカルセルの変化した非共通情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表される請求項４記載の方法。
上記制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化を上記ＵＥに通知するステップは、ローカルセルのセル情報が変化したか否かを決定することを含み、
上記ローカルセルのセル情報が変化した場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記ローカルセルのセル情報及び上記隣接セルのセル情報の両方を取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することと、
上記ローカルセルのセル情報が変化していない場合、上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて、上記サービス情報と、上記隣接セルのセル情報のみを取得するように上記ＵＥに指示するＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することとを含む請求項１記載の方法。
上記制御チャンネルの命令メッセージにおいてサービス情報を伝送してセル情報の変化を上記ＵＥに通知するステップは、ローカルセルのセル情報が変化したか否かを決定することと、
上記ローカルセルのセル情報が変化した場合、上記ローカルセルの変化したセル情報がローカルセルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定するとともに、上記隣接セルの変化した情報が隣接セルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
当該ステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記ローカルセルの変化した情報及び上記隣接セルの変化した情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表され、上記ローカルセルの変化した情報は上記ローカルセルの変化した共通情報及び上記ローカルセルの変化した非共通情報の少なくとも一方を含み、上記隣接セルの変化した情報は上記隣接セルの変化した共通情報及び上記隣接セルの変化した非共通情報の少なくとも一方を含み、
上記ステップは、さらに、
上記ローカルセルのセル情報が変化していない場合、上記隣接セルの変化した情報が隣接セルの共通情報であるかそれとも非共通情報であるかを決定し、上記決定結果に従って上記制御チャンネルの命令メッセージにおいて上記サービス情報とＵＥ向けの動作命令とを伝送し、セル情報の変化を上記ＵＥに通知し、上記ＵＥ向けの動作命令に従って上記セル情報を取得するように上記ＵＥに指示することを含み、
当該ステップにおける上記ＵＥ向けの動作命令は、上記隣接セルの変化した共通情報及び上記隣接セルの変化した非共通情報の少なくとも一方を取得させる上記ＵＥへの指示として表される請求項１記載の方法。
ローカルセルのセル情報と上記隣接セルのセル情報とを上記制御チャンネルを介して上記ＵＥに発行することをさらに含む請求項１記載の方法。
上記制御チャンネルは、ＭＢＭＳ通知指示子チャンネル（ＭＩＣＨ）及びＭＢＭＳ制御チャンネル（ＭＣＣＨ）の一方であり、
上記命令メッセージは、ＭＢＭＳの変更されたサービス情報メッセージである請求項１乃至９のいずれか１つに記載の方法。
上記セル情報は、ＭＢＭＳサービスの無線ベアラ情報である請求項１乃至９のいずれか１つに記載の方法。
上記無線ベアラ情報は、無線ベアラ構成に関する情報と、無線ベアラマッピングに関する情報とを少なくとも含む請求項１１記載の方法。
上記命令メッセージに含まれる上記サービス情報は、ＭＢＭＳサービスのサービス識別情報である請求項１乃至９のいずれか１つに記載の方法。
上記隣接セルのセル情報を取得することは、ＧＰＲＳ提供のサポートノード（ＳＧＳＮ）が基地局コントローラ（ＢＳＣ）及び無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）の少なくとも一方へセル情報を発行することを含む請求項１乃至９のいずれか１つに記載の方法。
ローカルセルは、上記隣接セルのセル情報に変化がないときに、隣接セルのサービス構成情報について当該ローカルセル内のＵＥへ通知することをさらに含む請求項１記載の方法。