JP2007534092A - オーディオビジュアル作品のためのナビゲーション構造の準備 - Google Patents

オーディオビジュアル作品のためのナビゲーション構造の準備 Download PDF

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Abstract

光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品に使用するためのナビゲーション構造を準備する方法が提供される。この方法は、ヒューマンオリエンテッドなスクリプトプログラム言語でスクリプトプログラムを書き込むことを含む。スクリプトプログラムは、ループの繰り返しに基づいて変数が調整される繰り返しループを含む。スクリプトプログラムが実行されるときに、繰り返しループは、そのループの繰り返しごとに、光学ディスクフォーマット仕様のためのコマンドセットから、オーディオビジュアル作品の再生中にナビゲーションオペレーションを遂行するためのナビゲーションコマンドを生成する。ナビゲーションコマンドは、繰り返しループの繰り返しごとに調整された変数に基づいて定義される。1つ以上の生成されたナビゲーションコマンドがナビゲーション構造の中間表現に追加される。

Description

本発明は、一般に、オーディオビジュアル作品、特に、光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品のためのナビゲーション構造を準備する方法及び装置に係る。
一般的に述べると、映画や他の上演物のようなオーディオビジュアル作品は、生のオーディオ及びビジュアルコンテンツの多数の小さなセクション即ちクリップを一緒に収集することにより形成される。これは、通常、生の音声クリップ、スチールイメージ及びビデオクリップを徐々に組み立てて一緒に編集し、最終的なオーディオビジュアル作品を形成する「オーサリング(authoring)」プロセスと称される。オーディオビジュアル作品は、次いで、ある形式の記録媒体に記録される。慣習的に、これは、セルロイドフィルムやアナログビデオテープ(例えば、VHSフォーマットのビデオテープ)のようなアナログ媒体である。近年、特に、光学ディスク媒体を含むランダムアクセス媒体、又は他の形式のランダム記憶装置、例えば、磁気ハードドライブにオーディオビジュアルコンテンツを記録することができるようになった。これらのランダムアクセス媒体は、サイズ、データ容量、再生速度、イメージクオリティ、等に関して多数の利点を有する。
光学ディスクは、多数の異なる目的のために便利な記憶媒体である。デジタル多様性ディスク(DVD)は、片面単層ディスクに4.7Gbまで、及び両面二層ディスクに17Gbまでの容量のものが開発されている。現在、とりわけ、DVD−ビデオ及びDVD−オーディオを含めて、DVDディスクにデータを記憶するために多数の異なるフォーマットが存在する。これらの中で、DVD−ビデオは、動画のような予め記録されたビデオコンテンツに使用するように特に意図されている。大きな記憶容量及び使い易さの結果として、DVDディスクが普及し、商業的に重要となった。
従来、DVD−ビデオフォーマットディスクのような光学ディスクは、比較的簡単なユーザコントロールを伴う専用の再生装置を使用して再生される。DVD−ビデオディスクを再生するためのDVDプレーヤは、比較的広く普及している。好ましい例示的DVD−ビデオ仕様に関する更に詳細な背景情報は、www.dvdforum.orgにおけるDVDフォーラム、等から入手できる。
DVD−ビデオのような光学ディスクフォーマット仕様は、再生のみに設計されたものであるという点で基本的な制約が生じる。オーディオビジュアル作品が再生されるときに新たなグラフィックや音声を発生する方法はない。DVD−ビデオは、「アーカイブ」フォーマットである。その結果、全てのビデオ及びオーディオ資産は、オーディオビジュアル作品の一部分として前もって準備して記録しなければならない。不都合なことに、これは、比較的長く且つ複雑なオーサリングプロセスを招く。
オーディオ及びビデオ資産を再生しなければならない順序を決定するためにナビゲーション構造が定義される。例えば、DVD−ビデオ仕様は、オーディオ、ビデオ、及びサブピクチャーストリームを保持するための基本的ユニットとしてセルを定義する。これらのセルは、プログラム内で一緒にグループ編成され、そしてプログラムが互いにリンクされ、従って、プログラムチェーン(PGC)として知られている。プログラムチェーンそれ自体は、ビデオタイトルセット(VTS)内でグループ編成される。
通常、DVD−ビデオ仕様のような光学ディスクフォーマット仕様は、限定された1組のナビゲーションコマンドを与える。これらのコマンドは、とりわけ、あるセルから次のセル又は以前のセルへのリンク、或いはプログラムチェーン間のリンクを与える、等により、オーディオビジュアル作品にまつわるナビゲーションを制御するのに使用される。ナビゲーションコマンドは、各光学ディスクフォーマット仕様に適合する全ての再現装置(例えば、DVD−ビデオプレーヤ)によりサポートされるコマンドセットにより定義される。従って、再現装置は、記録されたナビゲーションコマンドを再生中に実行する。
このナビゲーション構造の形成は、労働集約的で、時間浪費で、しかも、エラーの傾向があるという点で、問題が生じる。
DVD−ビデオのための現在入手できるオーサリングツールは、オーサリングする人が、DVD−ビデオプレーヤにより最終的に実行されるインストラクションに参照記号を合体するテキストの行をタイプすることによりナビゲーションコマンドを追加できるようにする。これらの各テキストコマンドを手動でタイプすることは、経費がかかり且つエラーを生じ勝ちである。又、「行1」のような特定の参照数字を含ませることは、オーサリングする人が後で付加的な命令の追加を決定した場合に、広範囲な番号付け直しが必要になることを意味する。これらテキストエントリーは、次いで、最終的なオーディオビジュアル作品の一部分としてバイナリシーケンス(バイトコード)へ変換される。例えば、コマンド“GoTo Line 1(行1へ進む)”は、16進エンコード“00 01 00 00 00 00 00 01”により表わされるバイトコードに変換される。
双方向グラフィックオーサリングインターフェイス及びデータマネージメントエンジンを与える例示的DVDオーサリングツールがWO99/38098(スプルース・テクノロジーズ)に開示されている。この既知のオーサリングツールは、比較的知識や経験のあるオペレータを必要とすると共に、複雑なナビゲーション構造をもつオーディオビジュアル作品の開発を試みるときに困難に遭遇する。特に、グラフィックユーザインターフェイスを与えるにも関わらず、希望のDVD−ビデオ作品のナビゲーション構造は、オーサリングする人により明確に定義されねばならない。従って、複雑なナビゲーション構造をもつDVD−ビデオ作品は、依然として、経費がかかり、時間浪費で、且つエラーの傾向がある。
オーサリングに対する別の解決策は、本発明者により、DVD−ビデオオーディオビジュアル作品に使用するためのコンテンツをオーサリングする改良された方法について説明する出願中の特許出願WO03/094519号に提案されている。しかしながら、オーディオビジュアル作品の生成における更なる改善及び効率が依然として要望される。
本発明の目的は、DVD−ビデオ仕様のような光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品に使用するためのナビゲーション構造を準備する方法及び装置を提供することである。理想的には、労働集約を低減し、速度を改善し、及び/又はエラーを減少することが望まれる。
好ましい目的は、直感的に使用するためのオーサリングツールを提供することである。又、多数の異なるオーサリングプロジェクトに対して非常に融通性があり及び/又は適応性があるオーサリングツールを提供するのが好ましい。
本発明の特に好ましい実施形態の目的は、適合するDVD−ビデオプレーヤに対してDVD−ビデオ仕様のような光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品の効率的な生成を許すことである。
本発明によれば、特許請求の範囲に記載する装置及び方法が提供される。本発明の好ましい特徴は、従属請求項、及び以下の説明から明らかとなろう。
本発明の1つの態様において、光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品に使用するためのナビゲーション構造を準備する方法が提供される。この方法は、ヒューマンオリエンテッドなスクリプトプログラム言語でスクリプトプログラムを書き込むことを含む。スクリプトプログラムは、ループの繰り返しに基づいて変数が調整される繰り返しループを含む。スクリプトプログラムが実行されるときに、繰り返しループは、そのループの繰り返しごとに、例えば、光学ディスクフォーマット仕様のためのコマンドセットから、オーディオビジュアル作品の再生中にナビゲーションオペレーションを遂行するためのナビゲーションコマンドを生成する。ナビゲーションコマンドは、繰り返しループの繰り返しごとに調整された変数に基づいて定義される。1つ以上の生成されたナビゲーションコマンドがナビゲーション構造の中間表現に追加される。
本発明の別の態様において、DVD−ビデオのような光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品に使用するためのナビゲーション構造を準備する方法において、ループの繰り返しに基づいて変数が調整される繰り返しループを含む高レベルのヒューマンオリエンテッドなプログラミング言語でプログラムを生成するステップと、少なくとも1つのビデオタイトルセット(VTS)構造及び少なくとも1つのプログラムチェーン(PGC)構造を含むオーディオビジュアル作品のためのナビゲーション構造を開始するステップと、繰り返しループを繰り返すたびに、繰り返しループの繰り返しごとに調整される変数に基づいて定義されるナビゲーションコマンドを、DVD−ビデオに対する仮想マシンコマンドセットから生成するように繰り返しループを実行し、そしてそのナビゲーションコマンドをナビゲーション構造に追加するという段階を含むプログラムを汎用コンピュータプラットホームで実行するステップと、そのナビゲーション構造を、DVD−ビデオ仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品に使用するためのバイトコードへと変換するステップとを備えた方法が提供される。
この方法は、専用のハードウェアにより全体的に又は少なくとも部分的に実施することができる。例えば、この方法は、DVD−ビデオのような光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品のためのナビゲーション構造を生成する専用のオーサリング装置において遂行される。より詳細には、実行可能な(再生可能な)データを光学ディスクのような記録媒体に記録するプロセスにおいて中間ステップとしてデータファイルが形成される。又、本発明は、ここに述べる方法を遂行するように構成されたオーサリング装置にも拡張される。
必要に応じて、本発明の方法は、コンピュータプログラム又は1組のコンピュータプログラムとして実施される。このプログラム(1つ又は複数)は、磁気ディスク、ハードディスク又はソリッドステートメモリカードのような除去可能な記憶装置を含む適当な記録媒体に記録されるか、或いはインターネットのような適当なデータネットワークに送信するために搬送波に変調された信号として記録される。使用に際し、この方法は、コンピュータプラットホーム、理想的には、汎用コンピュータプラットホーム、例えば、パーソナルコンピュータ、又はクライアント/サーバーコンピュータネットワークにおいて適当に実行される。
本発明を良く理解し、且つ本発明の実施形態をいかに遂行するか示すために、添付図面を参照して本発明を一例として以下に詳細に述べる。
光学ディスクに記録でき且つDVD−ビデオプレーヤで再生できるオーディオビジュアル作品の特定例を参照して本発明の好ましい実施形態を以下に説明する。しかしながら、本発明は、特に、オーディオビジュアルコンテンツがある形態のランダムアクセス記憶媒体に記憶される種々様々な他の環境にも適用できることが明らかであろう。又、DVD−ビデオフォーマットは、それ自体、時間と共に取り替えられ、又、新たなフォーマット定義に置き換えられることが考えられる。従って、本発明は、他の現在及び将来の環境にも適用できることが明らかである。
図1は、本発明の好ましい実施形態に使用されるオーサリング装置の一例を示す。この実施形態では、オーサリング装置は、クライアント/サーバーコンピュータシステム又はスタンドアローンパーソナルコンピュータ30のようなコンピュータプラットホームを備えている。必要に応じて、生のオーディオ及びビデオデータがカメラ10及びマイクロホン20を経て受け取られるか、ファイル記憶装置25のような他のソースから供給されるか、或いはオーサリング装置内で、例えば、イメージ及び音声生成ソフトウェアにより生成される。生のコンテンツデータは、ビデオクリップ、オーディオクリップ、スチールピクチャーイメージ、アイコン、ボタンイメージ、及びスクリーンに表示されるべき他のビジュアルコンテンツを含んでもよい。コンテンツは、MPEG又はJPEGエンコードファイルの形態であるのが適しているが、任意の適当なフォーマットをとってもよい。
オーサリング装置30は、以下に詳細に述べるように、希望のオーディオビジュアル作品のためのナビゲーション構造を生成する。この装置は、ナビゲーション構造を記憶し又は出力する。
ナビゲーション構造は、最初、中間表現として記憶され又は出力される。その後、中間表現がフォーマットされ、実行可能(再生可能)な形態で出力される。オーディオビジュアル資産がナビゲーション構造と合体されるときには、出来上がったオーディオビジュアル作品400が、パーソナルコンピュータ30内のハードディスクドライブのような記憶媒体に書き込まれるか、或いは、好ましくは、光学ディスク40に書き込まれる。最終的なオーディオビジュアル作品は、DVD−ビデオのような光学ディスクフォーマットに基づいて再生できる。
ナビゲーション構造は、実行不能な形態での中間表現として生成されるのが理想的である。即ち、中間表現は、それ自体、光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生することができない。好ましい実施形態では、中間表現は、テキスト的表示である。テキスト的表示は、人間が容易に読むことのできる文字又は記号を使用する。最も好ましくは、テキスト的表示は、プロジェクトを実行可能な形態へ最終的にコミットする前に、人間であるオーサリングする人が容易に再検討及び確認することができる。別の実施形態では、中間表現は、バイナリ形態又はバイトストリーム形態であるが、光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生することは依然できない。必要に応じて、ビューア又はインタープリターを使用して、中間表現を再検討又は編集する。
ナビゲーション構造は、それ自体、有用な作品である。ナビゲーション構造は、必要に応じて、オーディオビジュアル資産とは個別に生成され、洗練され、評価され、及び/又はテストされる。これは、商業的なオーサリング環境において特に有用である。特に、ナビゲーション構造の中間表現は、他のオーサリングシステムへインポートされて更に処理又は分析されるために記憶される。又、多数の当事者が協力して、商業的な量のオーディオビジュアル作品、例えば、DVD−ビデオフォーマット光学ディスクを生成し、複製し、及び/又は配布してもよい。このような協力は、ナビゲーション構造を中間表現として送信することを含んでもよい。便利なことに、オーサリングプロセス中に、ナビゲーション構造は、オーディオビジュアル資産を保持するファイル(1つ又は複数)とは個別に保持される。
図2は、本発明の好ましい実施形態に使用できるオーディオビジュアル作品400を再現する装置の一般的概略である。光学ディスク40のオーディオビジュアル作品400は、この場合、DVDプレーヤ50及びテレビジョンスクリーン60を含む再生装置に受け入れられる。リモートコントロールハンドセット70のようなユーザ制御器が設けられる。一実施形態において、オーディオビジュアル作品400は、アクセスコード又はPINコード80のユーザ入力に基づいて制御される。図2に示すように、アクセスコード80は、リモートコントロール装置70によるユーザ入力に応答してテレビジョンスクリーン60に表示される。
図3は、オーディオビジュアル作品400の構造を詳細に示す。オーディオビジュアル作品400は、この場合、セルAV1、AV2、・・・AVmで表わされた複数のセル420を備えている。各セル420は、オーディオビジュアルデータの短いセクションを含む。これらのセルは、再生シーケンスインストラクション410の制御のもとで、意図されたオーディオビジュアル表示を配送するために、あるシーケンスで、通常は、互いに前後に、再生される。図3に示すシーケンスインストラクション410は、セル420とは別々である。セル420及びシーケンスインストラクション410は、インストラクション410の間及びインストラクション410からセル420へのナビゲーションを可能にするように、オーディオビジュアル作品内の構造位置に各々割り当てられるのが適当である。
DVD−ビデオフォーマットデータの好ましい実施例において、セル420は、プログラム(PG)に参照を含ませ、次いで、プログラムをプログラムチェーン(PGC)へと編成することにより、あるシーケンスで再生される。図3において、シーケンスインストラクション410は、プログラムチェーンPGC1、PGC2、・・・PGCnにより表わされる。好ましくは、各セル420は、少なくとも1つのビデオストリーム、少なくとも1つのオーディオストリーム、及び/又は少なくとも1つのサブピクチャーストリームを含む。
図4は、光学ディスクフォーマット仕様の好ましい実施例として、DVD−ビデオ仕様の現在の実施化によりサポートされる1組のナビゲーションコマンドを例示するテーブルである。マシンレベルにおいて、再生可能なオーディオビジュアル作品は、各コマンドのバイナリコードを含む。バイナリ値は、16進バイトコードとしてしばしば表わされる。しかしながら、この16進エンコードは、全ての、最も熟練したオーサリングする人でも、著しく扱い難い。従って、オーサリング中に、図4のナビゲーションコマンドは、例えば、ニューモニックを使用することによりテキスト的な形態で表わされるのが理想的である。この実施例では、ニューモニックは、カリフォルニア州ナバトのソニック・ソリューション(www.sonic.com)から入手できるScenarist(登録商標)のような現在のDVD−ビデオオーサリングツールにより共通に使用されるものである。しかしながら、他の形式のテキスト又は記号的表示(例えば、ニューモニックの他のシステム)を他の特定の実施形態に使用することもできる。
各コマンドは、コマンドセットの所定のセマンティックに基づき、基本的インストラクションに加えて、特定のオペランドを含んでもよい。幾つかの例を以下に示す。
例 説明
MOV GPRM1 10 一般的パラメータ(GPRM)1の値を値10にセットする
ADD GPRM2 10 一般的パラメータ2の値に10を追加する
LNK label GPRM3 EQ 10 一般的パラメータ3の値が10の場合に“label”でマークされ
たコード位置にリンク(即ちジャンプ)する
RND GPRM4 10 一般的パラメータ4の値を、範囲1−10内のランダムに選択
された値にセットする
ある既知のオーサリングツールでは、オペランドを、初期のオーサリング段階中に記号的ラベルに置き換えてもよい。例えば、“SCORE(スコア)”のような抽象ラベルは、特定のパラメータラベルGPRM1に代わって最初に使用することができる。
ナビゲーションコマンドは、次の4つのエリアにおいてDVD−ビデオナビゲーション構造に入れられる。
1.PGCが処理される前に実行されるプログラムチェーン(PGC)の“プリコマンド”セクション;
2.PGCが処理された後に実行されるPGCの“ポストコマンド”セクション;
3.セルが再生される前に実行される“セルコマンド”セクション;又は
4.見る人がボタンを操作したときに実行される「ボタンコマンド」セクション。
本発明の好ましい実施形態は、以下に詳細に述べるように、これらのナビゲーションコマンドや、プログラムチェーン(PGC)のような関連ナビゲーション構造を発生するのに使用される方法及び装置に係る。
図5は、本発明の実施形態によりナビゲーション構造を生成するための好ましい方法の概要である。
ステップ501は、ヒューマンオリエンテッドなプログラミング言語でプログラムを生成することより成る。好ましい実施形態では、この高レベルプログラムは、JavaScriptのようなスクリプトプログラムである(JavaScriptは、サン・マイクロシステムズ・インクの商標である)。JavaScriptは、主としてHTMLベースのウェブページの生成に使用するために開発された簡単で且つユーザに馴染み易いスクリプト言語である。しかしながら、本発明者は、JavaScript(登録商標)を他のアプリケーションにも使用でき、HTMLドキュメント以外の環境において有益であることが分かった。
JavaScriptの1つの利点は、それを学習するのが比較的簡単であり且つ比較的広く普及していることである。又、Java、C、C++及びその他の言語とは対照的に、JavaScriptは、テキスト的出力を発生するテキストベースのスクリプト言語である。しかしながら、他の言語も、本発明に使用するのに適している。例えば、とりわけ、VBScript又はJScriptがそれに含まれる。
高レベルスクリプト言語は、少なくとも1つの繰り返しループ又は同様の機能的ループ構造を含む。即ち、プログラムは、ループ内に含まれたインストラクションを、適宜、1回以上繰り返す。簡単な例として、ループは、値“n”のような変数により制御され、この変数は、ループの繰り返しのたびに増加し、例えば、nは、1から10に等しい。
ステップ502は、図1の汎用コンピュータプラットホーム30の実行ユニットのような適当なハードウェアで実行するための高レベルスクリプトプログラムを準備する(即ち、バイナリマシンコードとして)ことより成る。即ち、高レベルスクリプトプログラムの実施及び使用する実行環境に基づいて、準備されたスクリプトプログラムをコンパイルし又は解釈して、ハードウェア上でプログラムを実行できることが第1に必要となる。好ましくは、スクリプトプログラムは、スクリプトプログラム言語をサポートするブラウザにおいて実行される。
ステップ503は、高レベルプログラムを実行することより成る。プログラミングの実行は、繰り返しループを実行することを含み、即ち1から10のnの値に対してループを実行することを含む。ループの繰り返しのたびに、ナビゲーションコマンドのテキスト的表示が自動的に生成される。即ち、各々の生成されたナビゲーションコマンドは、オーディオビジュアル作品の再生中に実行されるべき1つ以上のナビゲーションオペレーションに対応するプログラム命令である。ナビゲーションコマンドは、図4に示すDVD−ビデオ仮想マシンコマンドセットのような光学ディスクフォーマット仕様に適したコマンドセットから得られるコマンドであるのが適当である。従って、生成されるナビゲーションコマンドと、オーディオビジュアル作品のナビゲーション構造に記録されたインストラクションとの間には、直接的な1対1の相関がある。
ナビゲーションコマンドは、繰り返しループの繰り返しごとに調整される変数(この場合は“n”)に基づいて定義される。即ち、第1の繰り返し、即ちn=1において、ナビゲーションコマンドは、n=1の値に適するように定義される。第2の繰り返しにおいては、ナビゲーションコマンドは、n=2に適するように定義され、等々となって、n=10まで定義される。この簡単な例では、ループ制御変数“n”を使用して、コマンドオペランドを定義する。しかしながら、ほとんどの実際的なケースでは、コマンド(インストラクション)又は1つ以上のオペランドを制御するために、複数の変数が定義されて繰り返し調整される。
ナビゲーションコマンドは、ナビゲーション構造のテキスト的中間表現内に合体されるべきテキスト的形態で与えられる。ナビゲーションコマンドは、プログラムチェーン内のセルに追加され(セルコマンド)、又はプログラムチェーン内の適当な位置に追加され(プリコマンド及びポストコマンド)、或いはメニューパックのナビゲーションパック内の適当な位置に追加される(ボタンコマンド)のが適当である。
又、ステップ503は、ナビゲーション構造内に新たなナビゲーション構造エレメントを自動的に生成することを含んでもよい。例えば、ステップ503は、スクリプトプログラムを使用して新たなセル、PGC又はVTS構造エレメントを自動的に発生することを含んでもよい。
好ましい実施形態では、ナビゲーション構造は、テキスト的ドキュメント又はテキストベースのデータベースとして適当に定義され、そしてパーソナルコンピュータ30のメモリ又はディスク記憶装置内に保持される。このテキスト的表示は、光学ディスクフォーマット仕様(例えば、DVD−ビデオ)に基づくオーディオビジュアル作品のナビゲーション構造(の少なくとも一部分)のレポジトリーである。準備されたテキスト的ナビゲーション構造は、その作品におけるナビゲーション位置(例えば、PGC)、及びナビゲーションコマンド(例えば、リンク)の表示を含む。ナビゲーション構造のテキスト的表示は、後で使用するために適当に記憶されるか、又は更なる作業のために別の当事者へ送信される。
ステップ504は、オーディオビジュアル作品のための初期ナビゲーション構造を与えることより成る。ナビゲーション構造は、少なくとも1つのプログラムチェーン(PGC)構造を保持する少なくとも1つのビデオタイトルセット(VTS)構造のような少なくとも1つのナビゲーション構造エレメントを定義することにより開始されるのが適当である。即ち、ナビゲーション構造には、当該プロジェクトに適するものとして1組の初期の位置及び/又はナビゲーションエレメントが与えられる。一実施形態では、この開始ステップは、例えば、オーサリングする人が開始テキストをテキストドキュメントにタイプするか、又は当該プロジェクトを保持するためのテキスト的データベースを定義することにより、手動で行われる。或いは又、ナビゲーション構造は、ステップ503におけるプログラム実行の一部分として自動的に開始される。ある実施形態では、スクリプトプログラムを実行すると、ナビゲーション構造の一部分のテキスト的表示が与えられ、これは、例えば、テキストベースのカット及びペーストオペレーションにより別のナビゲーション構造へ後で合体されるのが便利である。
ステップ505において、この方法は、必要に応じて、更なるナビゲーション構造をテキスト的表示に手動で追加することを含み、例えば、更なる構造的エレメント(PGC)を追加し及び/又は更なるナビゲーションコマンドを追加することを含む。これらの付加的な構造的エレメント及びコマンドは、スクリプトプログラムにより自動的に発生されるナビゲーション構造及びナビゲーションコマンドを補足する。これら構造及び/又はコマンドは、オーサリングする人により直接テキスト的入力によって手動で追加されるか、或いはスプルース・テクノロジーズ又はソニック・ソルーション(前記を参照)により説明された従来のオーサリングツールのように、グラフィックユーザインターフェイスを介して追加されるのが適当である。
図5のステップ506に概略的に示されたように、スクリプトプログラムを実行すると、更に、オーディオ及びビデオ資産への参照を自動的に発生することができる。オーディオ及びビデオ資産は、図1のファイル記憶装置25のような記憶システムに記憶されるのが適当である。スクリプトプログラムは、各ビデオ又はオーディオ資産に対して適当な経路参照を自動的に発生する。資産の参照は、ここに述べるナビゲーションコマンド及びナビゲーション構造の発生と同様に、繰り返しループの変数から導出されるのが理想的である。即ち、スクリプトプログラムを実行することにより1組の資産参照が自動的に生成される。
ステップ507において、構造的エレメント及びナビゲーションコマンドを含むナビゲーション構造は、光学ディスクフォーマット仕様に基づいて即ちDVD−ビデオプレーヤにより再生できる作品を形成するために、対応する数値的構造位置及びオペレーションバイトコード(バイナリ値を表わす)へ変換される。ビデオ、オーディオ及びサブピクチャー資産は、この段階においてインポートされ、そしてナビゲーション構造内、即ち適当なセル内に適宜に配置されるのが理想的である。資産は、ナビゲーション構造内に与えられる資産経路参照に基づいてファイル記憶装置25からファイルをコールすることによりインポートされるのが便利である。
商業的規模のオペレーションにおいて、ステップ507は、デジタル磁気テープのような適当な記憶媒体に記録されたディスクイメージを準備することを含むのが適当である。ディスクイメージは、物理的なマスターディスク(カッティングマスター)を生成するのに使用される。又、マスターディスクは、例えば、アウトレット小売店を通して流通するための再生可能なディスクを生成する複製プロセスに使用される。或いは又、小規模のオペレーションでは、バイナリディスクイメージが光学ディスクに直接焼き付けられる。光学ディスクは、次いで、標準的な再現装置、例えば、専用のセットトップDVD−ビデオプレーヤ、ポータブルDVDプレーヤ又はカー搭載DVDプレーヤにおいて再生するように準備される。
本発明の好ましい実施形態の原理及びオペレーションを詳細に述べるために、2つの特定の実施例を以下に示す。
図6は、フォトギャラリーアプリケーションを実施するためにオーディオビジュアル作品をいかに用意するかを示す。スクリーン601のピクチャーエリア602に一連の個別のスチールイメージ(又は映画クリップ)を表示することが望まれる。イメージとイメージとの間の動きは、見る者が「次」及び「前」ボタン603、604を使用して制御される。DVD−ビデオ仕様では、イメージとイメージとの間に必要なナビゲーション移動を遂行するようにナビゲーション構造を実施することは、比較的困難で且つ複雑である。
図7は、フォトギャラリーにおける5つのピクチャー(P1−P5)間のナビゲーション移動を概略的に示す。各ピクチャーは、2つのボタンを含む1つのメニューPGCに対応する。従来のDVDオーサリングツールでは、このプロジェクトは、5つの別々のメニューPGC P1−P5を手動で生成し、次いで、ボタン及びリンクを各メニューPGCに手動で関連付けることにより実現化される。このプロセスは、本来、労働集約的で且つ時間浪費である。これらは手動で生成されるので、オーサリングする人は非常にミスを犯し易い。出来上がった作品が正しく創作されたことをテストすることは、コスト及び時間がかかる。この簡単な実施例は、5つのメニューにわたって2つのボタンしか使用していない。実際の例では、潜在的に数千のPGCにわたって多数のより多くのボタンが適用される。理論的には、DVD−ビデオ仕様は、このようなプロジェクトをサポートできるが、実際に、このプロジェクトは、人件費が膨大になるために実現不能である。
本発明の好ましい実施形態では、オーサリングする人は、高レベル言語、理想的には、上述したJavaScript(登録商標)でプログラムを生成する。
図8は、図6及び7に示すプロジェクトを実施するのに使用されるスクリプトプログラム800を例示するプログラムコードリストである。図8に示すように、このスクリプトプログラムは、繰り返しループ810を定義し、そのステップ数は、ループ制御変数“PICTURES”の値、この例では5、によって与えられ、即ちI=1から5である。ループの各ステップに対して、2つの変数820、即ち“PREV”及び“NEXT”が定義され、これらは、ループの繰り返しのたびに適宜に調整される。次いで、ループ810の各ステップに対し、ナビゲーション構造の新たなエレメント、このケースでは新たなメニュープログラムチェーンPGC P1、PGC P2、等、が生成される。各々の新たなインスタンスは、2つのボタン(ボタンPREV及びボタンNEXT)を合体し、これらは、適当な他の構造にリンクされる。行action.addline(“LNK P”+prev)は、この場合、ボタンをPGCにリンクするためのLNKインストラクションに対応するコマンドを追加する。
オーサリングする人がプログラムを書き込むと、プログラムを実行することで、希望のナビゲーション構造エレメント(メニューPGC)及び適当なナビゲーションコマンド(LNK P5、等)のテキスト的表示を生じさせる。
図9は、図8に示すプログラム800の実行により自動的に生成されるナビゲーション構造及びナビゲーションコマンド910のテキスト的表示900である。ここでは、各コマンド910は、ループ変数820から導出されたオペランド920を有する。この簡単な実施例では、テキスト的表示は、比較的短い。しかしながら、100又は1000のピクチャーを有するピクチャーギャラリーを形成することが望まれる場合には、ループ制御変数“PICTURES”を100又は1000に変更して、図9の構造及びコマンドを20倍又は200倍に増加したものを形成することが今や容易である。
必要に応じて、プログラムにより自動的に形成されたナビゲーション構造エレメント及びナビゲーションコマンドは、手動で入力される付加的な構造エレメント及びコマンドにより補足される。
スクリプトプログラムは、更に、適当なオーディオ及びビデオ資産への参照を自動的に発生することを含んでもよい。これらのオーディオ及びビデオ資産は、図1のリモートファイル記憶装置25のような記憶システムに記憶されるのが適当である。スクリプトプログラムは、各ビデオ又はオーディオ資産に対する適当な経路参照を自動的に発生する。この実施例では、このような資産は、ピクチャー(ピクチャー1からピクチャー5)、バックグランドスクリーンイメージ、ボタンサブピクチャーイメージ、ボタンオーディオ、又は各ピクチャーに関連した音声解説の各々を表わす。
この実施例は、本発明の好ましい実施形態により適用されるパワー及び便宜性を示す。DVD−ビデオプレーヤを使用して再生するための多数の新規なプロジェクト又は以前にコスト的に法外であったプロジェクトを、今や、創作することができる。
第2実施例のDVDプロジェクトは、見る者が4桁のPINコードを入力できるところの数表示と機能的に同等のものを実行する。各桁がユーザにより入力されるときに数字を表示することが望まれる。全体的なプレゼンテーションは一定のままであるが、特定の数値が一連のユーザ入力に依存する。この簡単な4桁のPINコードプロジェクトでも、値0から9999を表わすのに全部で10000個の個別のメニューPGCが必要とされる。
図10は、数字0−9を表わすメニューボタン605を、「キャンセル」及び「OK」ボタンと共に示すスクリーン表示600の一例である。「キャンセル」ボタンは、既に入力された数字を削除する。「OK」ボタンは、プロジェクトから退出する。サブピクチャーエリア606は、再生中に見る者により入力された数値を表示するのに使用される。
図11は、サブピクチャーエリア606に値“0”を表示するための第1メニューPGC(ここでは“P0”称される)のテキスト的表示である。ボタン605の各々は、次の適当なメニューPGCへジャンプするナビゲーションコマンドに関連付けられる(LNKコマンド又はその等効物を使用して)。例えば、ボタン1を押すと、メニュー“P1”へジャンプして、値“1”を示す。ボタン5を押すと、PGC5へジャンプして、値“5”を示し、等々となる。従って、このP0メニューは、図11にリストされた12の他の位置(P0−P9、キャンセル及びOK)へリンクする。
第2に、図11は、値“1”を表示するPGC“P1”に関連した1組のリンクを示す。第3に、図11は、値“123”を表示するメニュー“P123”に対するボタンに関連したナビゲーションコマンドを示す。ここで、「キャンセル」ボタンを押すと、以前のメニュー“P12”リンクして戻る(即ち、“3”を削除して、“12”へ戻る)ことが明らかである。
図12は、図10及び11のPINコードプロジェクトを実施するのに必要なナビゲーション構造及びナビゲーションコマンドを自動的に生成するプログラムコードの一例である。スクリプトは、2つのセクションに配列される。第1セクションは、1000個の構造を生成させ、即ち値“0”から“999”に対してメニューごとに1つで、各々、12個のボタンに対してナビゲーションコマンドを伴う。スクリプトの第2セクションは、値1000から9999に対して構造を定義する。これらに対して、数字キーがディスエイブルされ(4桁が既に入力されている)、アクティブなキーは、キャンセルボタン及びOKボタンだけである。
以上に述べたオーサリング方法及び装置は、多数の効果を有する。プログラムスクリプトを生成すると、オーサリングする人は、従来の実施で可能であった以上に複雑で且つ楽しめるオーディオビジュアル作品を形成することが許される。従来の時間浪費で、高価で且つエラーの傾向のある繰り返しの手動タスクは、回避される。
本発明の好ましい実施形態は、映画又は他の作品の局所的変形(例えば、4:3又は16:9のフォーマット;NTSC又はPALフォーマット)、及び言語変形(例えば、メニュー及びボタンに対するテキストラベル)を生成する等の機能を遂行するときに顕著な効率及び節約を与える。
更に、DVD−ビデオ作品のナビゲーション構造は、ビデオ又はオーディオ資産を生成し又はそれにリンクする必要なく、定義し及び試作することができる。ナビゲーション構造は、迅速な開発及び創造的な実験を許すように、分離して生成することができる。
更に、ナビゲーションコマンド及びナビゲーション構造の自動的な生成は、高レベルの信頼性を導くと共に、テスト及び品質管理の必要性を著しく緩和する。例えば、選択された幾つかのコマンド及びルーチンをチェックし、残りは、正常であると仮定する。
このオーサリング方法及び装置は、映画のプレゼンテーションのようなオーディオビジュアル作品の既存のカテゴリーで得られる特徴の範囲を著しく向上させると共に、簡単且つ容易に製作されるオーディオビジュアル作品の完全に新規なカテゴリー、例えば、とりわけ、クイズ系のゲームやパズル系のゲームを許す。又、このオーサリング方法及び装置は、多数の異なる形式の情報製品、例えば、ピクチャーギャラリー、カタログ、ディレクトリー、参照ガイド、辞書、及び百科事典の製作を許す。
幾つかの好ましい実施形態を図示して説明したが、当業者であれば、特許請求の範囲に規定する本発明の範囲から逸脱せずに種々の変更や修正がなされ得ることが明らかであろう。
本出願に関連して本発明と同時に又は本発明の以前に出願されそして公開されている全ての論文や文書にも注意が向けられ、そしてこのような全ての論文や文書の内容を参考としてここに援用する。
ここに開示する全ての特徴(特許請求の範囲、要約書及び図面を含む)、及び/又はここに開示する方法又はプロセスの全てのステップは、そのような特徴及び/又はステップの少なくとも幾つかが相互に排他的である組み合せを除いて、いかなる組み合せで結合することもできる。
ここに開示する各々の特徴(特許請求の範囲、要約書及び図面を含む)は、特に指示のない限り、同じ目的、同等の目的、又は同様の目的を果たす別の特徴と置き換えることができる。従って、特に指示のない限り、ここに開示する各特徴は、一般的な一連の同等の特徴又は同様の特徴のうちの一例に過ぎない。
本発明は、上述した実施形態の詳細に限定されない。本発明は、ここに開示する特徴(特許請求の範囲、要約書及び図面を含む)の新規な1つ又は新規な組み合せへと拡張できるし、或いはここに開示する方法又はプロセスのステップの新規な1つ又は新規な組み合せへと拡張できる。
本発明の好ましい実施形態に使用されるオーディオビジュアル作品の生成装置の概略図である。 オーディオビジュアル作品を再現するための再生装置を例示する概略図である。 本発明の好ましい実施形態により形成される光学ディスク記録媒体及びそこに記録されたデータを示す図である。 DVD−ビデオの仮想マシンコマンドセットのテキスト的表示のテーブルである。 本発明の好ましい実施形態による方法のフローチャートである。 フォトギャラリープロジェクトのスクリーン表示である。 図6のフォトギャラリープロジェクトのナビゲーション要求を示す概略図である。 図6及び7のプロジェクトに使用するスクリプトプログラムを例示する図である。 例示的ナビゲーションコマンドのテキスト的中間表現である。 PINコードプロジェクトのスクリーン表示である。 例示的ナビゲーションコマンドのテキスト的中間表現である。 図10及び11のプロジェクトに使用するためのスクリプトプログラムを例示する図である。

Claims (26)

  1. 光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品(400)に使用するためのナビゲーション構造(410)を準備する方法において、
    ヒューマンオリエンテッドなスクリプトプログラム言語でスクリプトプログラム(800)を生成するステップであって、前記スクリプトプログラム(800)は、繰り返しループ構造(810)を含み、該ループ(810)の繰り返しに基づいて変数(820)が調整されるようなステップと、
    前記スクリプトプログラム(800)を実行するステップであって、前記ループ構造(810)を動作して、前記ループ構造(810)の繰り返しごとに、前記光学ディスクフォーマット仕様のためのコマンドセットからナビゲーションコマンド(910)を生成する段階を含み、該ナビゲーションコマンド(910)は、前記ループ構造(810)の繰り返しごとに調整された前記変数(820)に基づいて定義されるものであり、更に、前記ナビゲーションコマンド(910)を前記ナビゲーション構造(410)の中間表現(900)に追加する段階を含むステップと、
    を備えた方法。
  2. 前記実行するステップは、前記スクリプトプログラム(800)をマシンオリエンテッドなプログラム言語での第2プログラムへとコンパイルし又は解釈し、次いで、この第2プログラムを実行することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記実行するステップは、スクリプトプログラム言語をサポートするブラウザで前記スクリプトプログラム(800)を実行し、次いで、前記ナビゲーションコマンド(910)をテキスト的レポジトリー(900)において生成することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ナビゲーション構造(410)の中間表現(900)をテキストファイルとして又はテキストベースのデータベースに記憶するステップを更に備えた、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記テキストファイルは、ASCII読み取り可能なテキストファイルである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記動作する段階は、1組の関連ナビゲーションコマンド(910)を生成することを含み、各ナビゲーションコマンドは、前記ループ構造(810)の変数(820)に基づいて定義される、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記ナビゲーションコマンド(910)のオペランド(920)は、前記ループ構造(810)の各繰り返しにおいて前記変数(820)に基づいて変更される、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記動作する段階は、前記ループ構造(810)の各繰り返し内で一連のナビゲーションコマンド(910)を生成することを含む、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記繰り返しループ構造(810)は、前記ループ構造(810)の繰り返しに基づいて各々調整される少なくとも第1変数(820)及び第2変数(820)を定義し、そして前記動作する段階は、前記第1変数(820)及び/又は第2変数(820)に基づいて定義されたオペランド(920)を有するナビゲーションコマンド(910)を生成することを含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記ループ構造(810)は、ループ制御変数に基づいて所定数の繰り返しを有する、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記ループ構造(810)は、所定の退出条件が満足されるまで繰り返す反復ループ又は反復ファンクションである、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記実行するステップは、更に、新たなプログラムチェーン構造を自動的に生成し、そしてその新たなプログラムチェーン構造をナビゲーション構造(410)の中間表現(900)に追加することを含む、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記動作する段階は、前記ループ構造(810)の繰り返しごとに、プログラムチェーン構造を生成し、そしてそのプログラムチェーン構造に対してナビゲーションコマンド(910)を生成することを含み、前記プログラムチェーン構造及び/又はナビゲーションコマンド(910)は、前記ループ構造(810)の現在の繰り返しに対する前記変数(820)の値に基づいて定義される、請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記ナビゲーションコマンド(910)は、プログラムチェーンが処理される前に実行されるべきプリコマンド、又はプログラムチェーンが処理された後に実行されるべきポストコマンド、或いはプログラムチェーン内のセルが再生される前に実行されるべきセルコマンド、又はボタンの作動に応答して実行されるべきボタンコマンドのうちのいずれか1つである、請求項1から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記実行するステップは、オーディオ又はビデオ資産への経路参照(25)を自動的に生成し、そしてその経路参照を前記ナビゲーション構造の中間表現(900)に加算することを含む、請求項1から14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記動作する段階は、プログラムチェーン構造及び/又はナビゲーションコマンド(910)から、ビデオ、オーディオ又はサブピクチャー資産へのリンクを自動的に生成することを含む、請求項1から15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記動作する段階は、ビデオ、オーディオ又はサブピクチャー資産を自動的に発生し、そしてその資産を、生成されたプログラムチェーン構造及び/又はナビゲーションコマンドへリンクすることを含む、請求項1から16のいずれかに記載の方法。
  18. 自動的に生成されたプログラムチェーン構造及び/又は前記実行ステップにより生成された自動的に生成されたナビゲーションコマンド(910)を、ビデオタイトルセット構造、又はプログラムチェーン構造、又は手動で生成されたナビゲーションコマンドと結合するステップを更に備えた、請求項1から17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記ナビゲーション構造の中間表現(900)を、光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品(400)に使用するためのバイトコードへと変換するステップを更に備えた、請求項1から18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記変換ステップは、数値構造的位置を前記ナビゲーション構造の部分に割り当て、そして各ナビゲーションコマンド(910)内のジャンプ又は他の位置的参照に対して数値構造的位置を定義することを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記変換ステップは、前記ナビゲーションコマンド(910)の中間表現及び前記ナビゲーション構造の数値構造的位置をバイトコードへと返還することを含む、請求項20に記載の方法。
  22. オーディオビジュアル作品(400)をバイナリディスクイメージとして記録するステップを更に備えた、請求項19、20又は21に記載の方法。
  23. バイナリディスクイメージに基づいて光学ディスク(40)を作成するステップを更に備え、この光学ディスクは、光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生可能である、請求項22に記載の方法。
  24. 請求項1から23のいずれかに記載の方法のステップを遂行するようにコンピュータにより動作できるコンピュータプログラム。
  25. 請求項1から23のいずれかに記載の方法を遂行するためのオーサリング装置。
  26. 光学ディスクフォーマット仕様に基づいて再生できるオーディオビジュアル作品(400)に使用するためのナビゲーション構造(410)を準備するオーサリング装置において、
    ヒューマンオリエンテッドなスクリプトプログラム言語でスクリプトプログラム(800)を生成するブラウザインターフェイス(30)であって、前記スクリプトプログラム(800)は、繰り返しループ構造(810)を含み、該ループの繰り返しに基づいて変数(820)が調整されるようにしたブラウザインターフェイスと、
    前記スクリプトプログラム(800)を実行する実行ユニットであって、前記ループ(810)の繰り返しごとに、前記光学ディスクフォーマット仕様のためのコマンドセットからナビゲーションコマンド(910)を生成することを含み、該ナビゲーションコマンド(910)は、前記繰り返しループの繰り返しごとに調整された前記変数(820)に基づいて定義されるものであり、更に、前記ナビゲーションコマンド(910)を前記ナビゲーション構造(410)の中間表現(900)に追加することを含む実行ユニットと、
    前記ナビゲーション構造(410)の中間表現(900)を記憶するための記憶ユニット(30)と、
    を備えたオーサリング装置。
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