JP2007531157A - 基幹業務アプリケーション統合のためのアダプタフレームワーク - Google Patents

基幹業務アプリケーション統合のためのアダプタフレームワーク Download PDF

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Abstract

本発明は、複数の基幹業務(LOB)アプリケーションとの相互運用性を高め、その対話形式操作を円滑にするフレームワークを提供する。特に、マップには、意味データおよび技術データなどのアプリケーションまたはシステム設計情報が書き込まれる。その後、マップは、ユーザが共通の一貫した実装技術上で共通の一貫した意味を持つ用語を対話形式により操作することを可能にするフレームワークにより使用される。その結果、ユーザおよび/またはクライアントデータアプリケーションは、複数の異種LOBソースからの意味論的に意味のあるデータを楽々と対話形式で操作することができる。

Description

本発明は、一般に、コンピュータに関するものであり、より具体的には、エンタープライズアプリケーションの統合および相互運用性をサポートするフレームワークに関するものである。
本出願は、参照により全体が本明細書に組み込まれている「An Adapter Framework for Business Intelligence Tools Connectivity to Line−of−Business Software Applications」という表題の2004年4月2日に出願した米国仮出願第60/559,052号および「Adapter Framework for Line−Of−Business Application Integration」という表題の2004年7月30日に出願した米国特許出願第(不明)号の利益を主張するものである。
基幹業務(LOB)アプリケーションは、今日の知識集約型企業にとって不可欠な技術である。LOBアプリケーションまたはシステムは、限定はしないが、会計、ERP(Enterprise Resource Planning)、サプライチェーンマネージメント、および顧客関係管理(CRM)を含む一連の、または一群の専用システムを備えることができる。これらの特定のシステムは、データを格納するSQL ServerおよびOracleなどのデータベース管理システムに結合している。本質的に、LOBアプリケーションは、レポートまたはその他のビジネスアプリケーションを介して分析できる形でユーザに提示される、事業の律動に関する重要な情報を供給する。しかし、これらのシステムは、さらに、独自性の高い非常に複雑なデータベーススキーマを採用している。そこで、ほとんどのベンダシステム(例えば、PeopleSoft、SAP...)では、明確でない数の非説明的な英数字または英数字列で顧客テーブルなどのデータ構造を識別している。したがって、現在のLOBアプリケーションでは、データアクセスおよびプロセス統合はきわめて難しいものとなっている。
ERPなどのLOBアプリケーションは、成熟した技術である。したがって、このような不明瞭さの一部は、一般にすべての種類のビジネスに現在利用されているシステムは元々特定の業界で設計されたのだという事実に発していることを念頭におく。古典的な例はSAPであるが、これは、当初、ドイツの化学業界向けに設計された。したがって、SAPテーブルおよび列は、最大6個までのドイツの化学略号でラベル付けされている。そのため、ユーザがドイツ人化学者であったとしても、システムによって格納されているデータを取り出し、他の何らかの手段で対話操作しようとしてもかなりの困難を伴うことであろう。しかしながら、より新しい汎用アプリケーションであっても、わかりにくい表記で設計されている。この分野におけるコンセンサスは、とりわけテーブル、列、および行を識別する表記は、わざとわかりにくくされており、ユーザがそこにあるテーブル(例えば、顧客テーブル)に対し独自のオペレーション(例えば、抽出、ロード)を実行する意欲を失わせるということで一致している。むしろ、ユーザは、専用のデータ要素を識別するために使用される難解なメタデータを理解するコンサルタントおよびシステムインテグレータのサービスを保護しなければならない。こうしたコンサルタントおよびシステムインテグレータは、さらに、LOBアプリケーション用の独自の標準的展開および構成モデルを実装する。
さらに、企業は、少なくとも、ベンダ1社ではあらゆる組織ニーズに応えられないという理由から複数の全く異なるシステムを利用するのがふつうであることが多い。例えば、組織は、同じ機能に対し異なるベンダ2社を採用するか(例えば、財務に2つの異なるERPシステム)、または異なる複数の機能に対して複数のベンダを採用する(例えば、Siebel CMRおよびPeopleSoftの財務)ことができる。その結果、独自性の強いデータモデルのせいで、統合と相互運用性が阻害される。従来、インテグレーションベンダにより書かれたカスタムアプリケーション固有のアダプタは、このような内在する制限を克服するために使用されてきた。これらの専用アダプタは、アプリケーションのデータ形式および意味を第1の送信側アプリケーションから第2の受信側アプリケーションに変換するために使用される。しかし、専用アダプタは非常に高価であり、在庫品のアダプタだとカスタムアプリケーションに対応しない。さらに重要なことは、カスタムアプリケーション固有のアダプタは、パッチを用意しており、相互運用性問題の効率的な解決策とはなっていない。
したがって、当業では、馴染みのあるビジネスセマンティックス(business semantics)を通じて、複雑な基幹業務データへのアクセスを公開するか、または他の何らかの手段によりアクセスを可能にする、効率的な中央集中型システムおよび方法が必要である。
以下では、本発明のいくつかの態様の基本的な内容を理解できるように、発明の開示を簡単に説明する。この発明の開示は、本発明の概要を広範囲にわたって述べたものではない。この発明の開示は、本発明の鍵となる/決定的な要素を示したり、本発明の範囲を定めることを目的としていない。後で述べる詳細な説明の前置きとして、本発明のいくつかの概念を簡略化した形式で述べることのみを目的とする。
簡単にいうと、本発明は、複数の異種の基幹業務システム間の統合および相互運用性を円滑にすることに関するということである。本発明のシステムを使用することにより、LOBアプリケーションメタデータに関する専用マッピングについての知識を補足し再利用することができる。さらに、主題発明は、広範なクライアントに対しわかりやすいビジネス分野の用語で表されたLOBデータを供給し、ビジネスインテリジェンスおよび分析のためそのようなデータに対するハイパフォーマンス処理を円滑にすることを目指す。
本発明の一態様によれば、このシステムは、マップ生成システムおよびデータ抽出/対話形式操作システムを備える。マップ生成システムは、とりわけ、1つまたは複数の異種エンタープライズデータソースからデータを取り出し、要求側クライアントアプリケーションに返すためデータ抽出システムにより利用されるマップコンポーネントを生成するための手段を備える。特に、主題発明のマップコンポーネントは、メタデータマッピング部分およびプロトコルマッピング部分を含む。メタデータマッピング部分では、非記述的エンタープライズソースデータをふつうのビジネスセマンティックスにエイリアスするが、プロトコルマッピング部分は、とりわけ特定のデータソースとやり取りするために適切な接続カートリッジを識別する技術的マッピングである。マップ生成システムは、システムインテグレータにより公開された、または一から開発されたデータモデル情報を使用してマップコンポーネントを出力することができる。
本発明の一態様では、公開されたデータモデルの精度から、オブジェクトを作成し、カスタムデータモデルまたはサービスを構築する能力が明らかになる。例えば、ユーザは、特定のベンダにより公開されているような販売モデル全体を利用するのではなく、ただしこれも可能であるが、顧客モデルおよび製品モデルを使用して、独自の販売モデルを構築することができる。
本発明の他の態様では、対話形式のウィザードを使用することにより、ユーザは公開されているデータモデルから、または手動で、マップコンポーネントを構築することができる。
主題発明のさらに他の態様では、マップコンポーネントは、統一次元モデルでデータをマッピングするために使用されるデータソースビューとすることができる。しかし、限定はしないが、XSLTおよびADLを含む他のマッピングも、主題発明で考察されている。
簡単にいうと、主題発明を使用することで、ユーザはわかりやすいビジネスセマンティックスを操作できるだけでなく、単一の馴染みのある技術を操作することもできる。したがって、ユーザが対話形式で使用するビジネスセマンティックスおよび技術の両方が一貫性および馴染みやすさを持ち、それによって、コードを書き、カスタムコンポーネントを構築する作業が容易になる。
前記の関係する目的を達成するために、本発明のいくつかの例示されている態様について、以下の説明および付属の図面に関して本明細書で説明される。これらの態様は、本発明を実施できるさまざまな方法を示しており、すべて、本発明の対象となることを意図されている。本発明の他の利点および新規性のある特徴は、図面を参照しつつ本発明の以下の詳細な説明を読むと明白になるであろう。
本発明の前述の態様および他の態様は、以下の詳細な説明および以下で簡単に説明されている付属の図面から明らかになるであろう。
次に、本発明は、付属の図面を参照しつつ説明され、本明細書全体を通して類似の番号は類似の要素または対応する要素を示す。しかし、図面および詳細な説明は発明を開示されている特定の形態に限定することを意図されていないことは理解されるであろう。むしろ、発明は、本発明の精神および範囲内にあるすべての修正形態、等価物、および代替形態を対象とする。
本出願で使用されているように、用語「コンポーネント」および「システム」は、コンピュータ関連のエンティティ、つまりハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかを指すことを意図されている。例えば、コンポーネントとして、限定はしないが、プロセッサ上で実行されているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータなどがある。例えば、サーバ上で実行されているアプリケーションとサーバは両方ともコンポーネントであってよい。1つまたは複数のコンポーネントを1つのプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐させることができ、またコンポーネントを1台のコンピュータにローカルとして配置し、および/または2台以上のコンピュータ間に分散させることができる。
本明細書で使用されているような用語「エンティティ」、「データエンティティ」、またはそれらの組み合わせまたは置換は、任意の種類のデータまたはメタデータを指し、より具体的には、意味論的に豊かな統合分野のデータ(例えば、「Customer」または「Purchase Order」)を指すことが意図されている。
さらに、本発明は、開示されている発明を実装するコンピュータを制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせを生成する標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング手法を使用する製造の方法、装置、または物品として実装することができる。本明細書で使用されているような「製造品」(または代替えとして「コンピュータプログラム製品」)という用語は、コンピュータ可読デバイス、搬送波、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することが意図されている。例えば、コンピュータ可読媒体は、限定はしないが、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ...)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)...)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック)を含むことができる。さらに、搬送波を使用して、電子メールの送信および受信またはインターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワークへのアクセスに使用されるようなコンピュータ可読電子データを搬送できることは理解されるであろう。もちろん、当業者であれば、主題発明の範囲または精神から逸脱することなく、この構成に対し多くの修正を加えることができることは理解するであろう。
まず図1を参照すると、主題発明の一態様によるデータアクセスシステム100が示されている。データアクセスシステム100は、なかんずく、LOBメタデータの専用マッピングの知識の捕捉および再利用可能にする、さまざまなクライアントに対しビジネス分野の用語で表されるLOB データを公開する、およびビジネスインテリジェンスおよび分析のためLOBデータのハイパフォーマンス処理を可能にするように設計されている。データアクセスシステム100は、マップ生成システム110、マップコンポーネント120、およびデータ抽出システム130を備える。特に、マップ生成システム110は、設計データを受信し、マップコンポーネント120を生成する。マップコンポーネント120は、なかんずく、意味論的および技術的マッピング情報の一方または両方を含むことができる。主題発明の一態様によれば、マップコンポーネントは、わかりにくいアプリケーション特有の情報をわかりやすいまたは意味のあるビジネスセマンティックスに翻訳または公開するための意味情報を含むことができる。例えば、顧客情報を収容したテーブルを識別する数列などの抽象的な表記をわかりやすい名前「Customer Table」などにマッピングすることができる。さらに、マップコンポーネント120は、ユーザが複数の異種データソースに格納されているデータを対話形式で操作するのに単一の技術プラットフォーム(例えば、.Net)または言語を学習するだけで済むように、アプリケーション情報の単一の実装技術へのマッピングを容易にするデータを含むことができる。より具体的には、マッピング(例えば、Customer.FirstName=KNA1−NAME1)に加えて、マップコンポーネント120は、エンティティ、イベント、オペレーション、および管理を含めることができる。エンティティは、意味論的に豊かな統合分野データである(例えば、「Customer」、「Purchase Order」)。イベントは、エンタープライズアプリケーションの状態の変化を示すLOBアプリケーションからの送信API呼び出しである(例えば、顧客購買イベント)。オペレーションは、LOBアプリケーションへの受信Webサービスである。管理は、get metadata、start、stop、pause、resumeなどのアダプタコントロールに対応する。
データ抽出/対話形式操作システム130は、複数の基幹業務アプリケーションにより保持されるデータ(例えば、ロード、修正...)を取り出す、または他の何らかの手段により対話形式で操作するメカニズムを備える。特に、データ抽出システム130は、マップコンポーネント120を受け取り、その情報を利用して、1つまたは複数のエンタープライズシステムから指定データを抽出する。データ抽出システム130は、その後、取り出した情報を1つまたは複数のクライアントアプリケーションに供給し、さらに、とりわけ処理、永続、または表示を行う。
図2は、本発明の一態様によるマップ生成システム110を例示している。図に示されているように、マップ生成システム110は、1つまたは複数のデータモデルライブラリ210、データモデルアクセスコンポーネント220、およびマップビルダコンポーネント230を備えることができる。(複数の)ライブラリ210は、共通データモデル(例えば、SAP、Siebel、PeopleSoft...)に対する複数のマッピングまたはマッピング情報を含む。本発明の一態様によれば、データライブラリは、以下でさらに詳しく説明されるように、与えられた接続方法によりERPシステムからエンティティを取り出すために必要なすべてのマッピングを含むことができる。データモデルアクセスコンポーネント220は、ライブラリ210からデータを公開するためのメカニズムを備える。特に、アクセスコンポーネント220は、マップビルダコンポーネント230またはユーザにより要求されるようにライブラリ210からデータモデルおよびマッピング情報を取り出す。本発明の一態様によれば、データモデルアクセスコンポーネント220は、ライブラリはWebサービスとしてセットアップできるのでWebサービス(および/またはオペレーティングシステムサービス)として実装することができ、ベンダはそれを利用して、自社のデータモデルを公開することができることが理解されるであろう。マップビルダコンポーネント230は、少なくとも一部はライブラリ210から取り出された情報からマップコンポーネント120を生成することができる。マップビルダコンポーネント230は、さらに、後のセクションで詳しく説明するが、インターフェイス(例えば、GUI)を介して、限定はしないがユーザを含む他のソースからのマップコンポーネント構成において使用するため追加設計情報または要求条件を請求することもできる。さらに、ライブラリデータモデルを使用せずに、マップコンポーネントを一から手作業で作成できることに注意すべきである。さらに、マップコンポーネント120を使用することにより、LOBアプリケーション(Accenture、Arthur Anderson...)のシステムインテグレータ展開を体系化することができることも理解されるであろう。
さらに、LOBスキーママッピング定義を格納することに加えて、ライブラリ210はマップコンポーネント120を格納できることも理解されるであろう。ユーザ定義マップコンポーネント120は、いったん作成され名前が付けられた後、データモデルライブラリ210に保存することができる。したがって、生成されたマップコンポーネントは、オンデマンドで再作成するのではなく、ライブラリ210から取り出して容易に再利用することができる。
図3を参照すると、主題発明の一態様によるデータ抽出システム130が示されている。上述のように、データ抽出システム130は、複数の異なる基幹業務アプリケーションおよび異種ストアからデータエンティティを取り出す役割を持つ。抽出システム130は、1つのデータモデルプロバイダコンポーネント310および1つまたは複数の接続カートリッジコンポーネント320を備える。データモデルプロバイダコンポーネント310は、マップコンポーネント120により提供されるデータに作用する。特に、これは、マップコンポーネント120から接続カートリッジコンポーネント320に選択されたマッピングを受け渡すことにより、LOBシステムにデータを要求するクライアントにデータを供給する。接続カートリッジコンポーネント320は、LOB API(アプリケーションプログラミングインターフェイス)に接続するためのメカニズムまたはスキーマを備え、クエリまたはその他の要求呼び出しの形でマッピングをそれらに受け渡す。複数の独自システムとの対話形式による操作を可能にする異なる接続カートリッジコンポーネント320が多数ありうる。このような場合、マップコンポーネントは、特定のシステム上のデータにアクセスするために使用する特定の接続カートリッジコンポーネント320を指定することができる。要するに、データモデルプロバイダコンポーネント310は、マップコンポーネント120からモデルを読み込み、マップにより指定された通り接続カートリッジコンポーネント320を使用してLOBシステムから指定データを抽出し、その後で、そのようなデータをクライアントシステムに供給する。
図4は、主題発明の一態様によるマップ生成システム400の実施例を例示している。システム400は、DSVビルダコンポーネント230、DSVコンポーネント120、データモデルサービスコンポーネント220、およびデータモデルライブラリ210を含む。このシステムでは、データソースビュー(DSV)120は、マッピングコンポーネントとして採用されている。データソースビューは、統一ディメンションモデル(UDM)のマッピングのための特定の技術である。UDMは、限定はしないが、多次元およびリレーショナルデータベースおよびデータウェアハウスを含む一組の異種データソースについて定義されたデータモデルである。したがって、UDMを利用すると、従来のOLAPベースの分析およびリレーショナルレポーティングの最良の態様にアクセスし使用することが簡単に行える。データソースビューは、マッピングのためのUDMのコンポーネントである。例えば、DSV 120は、1つまたは複数のビジネスオブジェクト(例えば、顧客)またはデータモデル全体(例えば、地域別顧客売上高)を表すことができる。大まかにいうと、DSV 120は、とりわけソースメタデータをわかりやすい用語にエイリアスできる機能強化されたメタデータ機能である。データソースビュー120は、さらに、新しい列、欠損列、または変更列を検出でき、また大容量パフォーマンスのためスキーマから直接データを調達できるという点で堅牢であり、また有利である。さらに、DSV 120は、大量のデータを特に注目するより小さな部分集合に絞り込むことができる。例えば、データベーススキーマが10000個のテーブルを持ち、それらのテーブルのうち5または6個のみを操作したいと仮定する。単一のテーブルが必要であるという最も基本的なシナリオでは、ユーザは、必要なテーブルが見つかるまで数千個のテーブルをスクロールする必要がある。それだと不効率であり、ユーザにとって苦痛な作業である。データソースビュー120を使用すれば、データを切り詰めて、注目するより小さな管理可能な部分集合に絞り込むことができる。上述のように、DSV 120ではさらに、わかりやすい名前を付けることもできる。わかりやすい名前とは、CuNやその他の暗号めいた名前ではなく「Customer Number」のようなものである。そのため、10000個のテーブルの隅から隅まで略号を検索しなくても、ユーザは、5個の関連するテーブルを調べて顧客番号を見つけることができる。
DSV 120は、指定されたデータモデルからDSVビルダコンポーネント230により生成するか、または一から手作業で生成することができる。データモデルサービスコンポーネント220は、データモデルライブラリ210からDSVコンポーネント120にデータモデルを供給する。例えば、限定はしないが、DSVビルダコンポーネント230とデータモデルサービスコンポーネント220との間の通信は、WebサービスまたはCOM(コンポーネントオブジェクトモデル)技術を介して実現することができる。ライブラリ210は、複数のERPシステムへのマッピングとともにサービスコンポーネント220にデータモデルを提供する。ライブラリ210は、与えられた接続方法によりERPシステムからデータエンティティを取り出すために必要なすべてのマッピングを含む。例えば、ライブラリ210は、OLEDB(さまざまなデータソースにリンクするためのAPI)を使用してSAPアプリケーションから顧客データを取り出すためのマッピングおよびABAP(Advanced Business Application Programming言語)を使用するためのマッピングを持つことができる。これは、接続方法は、概して、どのようなエンティティを定義できるかを定義するという点で重要である。例えば、SAPのプールテーブルでは、OLEDBを使用してマッピングできないエンティティをサポートしている。
図5を参照すると、主題発明の一態様によるデータ抽出システム例500が示されている。システム500は、データモデルプロバイダコンポーネント310、データクライアント520、接続カートリッジコンポーネント320、およびLOBシステム(および関連するAPI、SDK、スキーマ...)510を備える。データモデルプロバイダコンポーネント310を使用すると、限定はしないがSAP、SIEBEL、およびMS CRMを含むLOBシステム510とExcel、DTS、Analysis Services、Reporting ServicesなどのERPデータクライアントとの間のデータ転送が円滑に行える。クライアントアプリケーション側でLOBデータを取り出して使用したい場合、データプロバイダ312を通じてそれを実行できる。データプロバイダコンポーネント312を使用することにより、DVSコンポーネント120で定義されているマッピングに基づきLOBアプリケーションからデータおよびメッセージにアクセスすることができる。つまり、データプロバイダコンポーネント312は、単に、API呼び出しおよび独自機能詳細よりも高いレベルでデータを対話形式で操作しやすくするメカニズムであるといえる。本発明の一態様によれば、ADO.NETプロバイダをこの目的のために採用することができる。要求があれば、データプロバイダは、DVSパーザーコンポーネント314を使用して、DVS 120を読み取り、採用する接続カートリッジコンポーネント320のタイプ(例えば、ABAP、OLEDB、ADO.NET、...)を判別することができる。その後で、適切な接続カートリッジ320を初期化することができる。
接続カートリッジコンポーネント320は、データの受け渡しに関係する多数の関数を提供することができる。例えば、コンポーネントでは、DSVにより提供されるビュー定義を構文解析することができる。その後、マッピングされたスキーマが、データプロバイダコンポーネント312に返されるようにできる。その後、接続カートリッジコンポーネントは、用意されたスキーマに基づきデータプロバイダ312からクエリを受け取ることができる。続いて、DSVからの接続詳細を使用して、適切なデータアクセスプロトコル(例えば、API、直接テーブル、メッセージ...)を決定することができる。その後、LOBソース510からデータが取り出され、データプロバイダコンポーネント312に供給され、要求側クライアントアプリケーション520に送信されるようにできる。したがって、必要なデータエンティティ毎に、データプロバイダ312は、クエリマッピングを接続カートリッジコンポーネント320に受け渡し、ERPシステム510からデータを取り出すことができる。
上で説明した内容は、データソースビューをマッピングコンポーネント120として使用する主題発明の実施例である。しかし、マッピングコンポーネント120はDSVに固有のものではないことは理解されるであろう。実際、マッピングコンポーネント120は、データマッピングを表すことができるものであれば何でもよい。したがって、マッピングコンポーネントは、いくつか既存技術の例を挙げると、XSLTまたはADLバケットフレームワークを使用して実装することも可能である。さらに、主題発明のシステムを実装するためにすべてのコンポーネントが必ず必要なわけではなく、一部の機能は他の他のコンポーネントにより実行することも可能であることは理解されるであろう。
図6は、本発明の一態様により実現される機能強化されたデベロッパーエクスペリエンスを示す画面である。図に示されているように、ソースデータベースからデータを抽出するためのグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)はGUI 610とGUI 620の2つがある。GUI 610は、従来のインターフェイスを例示している。テーブルまたはビュー定義からわかるように、基本的な接続のためは、開発者側はテーブルを結合する方法を含む特定のLOBアプリケーションの立ち入った知識があることが要求される。GUI 620は、主題発明の一態様によるGUI例である。ここで、マッピングコンポーネントを介した機能強化されたメタデータがLOBの詳細について抽象化の層を備えることがわかる。したがって、ユーザは、LOBアプリケーションの暗号めいた詳細を解読しようとしなくても、LOBのコンテンツを使用することに注意を集中することができる。適切であれば、マッピングコンポーネントは、その後、APIを呼び出すか、またはLOBデータベースに対して直接操作し、エンタープライズデータを対話形式で操作することができる。
主題発明の他の態様によれば、ユーザはウィザードを使用して、マッピングコンポーネントまたはデータソースビュー120を設計することができる。ウィザードは、開発者を一連のステップに案内するユーザインターフェイス(例えば、GUI)であり、それぞれのステップは、もちろん、そのステップがオプションでない限り、一連のステップの中の次のステップに進む前に完了されなければならない。図7〜10は、データソースビュー120を生成するために使用されることができるグラフィカルユーザインターフェイスのウィザード例を示している。それぞれの図は、DSVを設計する際にユーザを多数の選択オプションへと案内することを容易にするため複数の関連イメージおよびインターフェイスオブジェクトまたは要素を含むGUIを示している。しかし、これらの図は、例として載せてあるのであって、制限するためのものではないことに留意されたい。当業者であれば理解できるであろうが、グラフィカルユーザインターフェイスを配置し提示する方法は多数ある。示されているGUIは、そのような配置の1つにすぎず、主題発明の範囲を制限するためではなく、わかりやすく理解しやすくすることを目的として提示されている。
図7を参照すると、主題発明の一態様によるDSVを生成することに関連する第1のGUI例700が示されている。GUI 700は、DSVがどのように作成されているか−手作業で一から作成されているのか、それともData Model Providerを使用しているのか−についてのオプションをユーザ/開発者向けに用意している。GUI 700は、ポインティングデバイスおよび/またはクリックデバイス(例えば、マウス、トラックボール、タッチパッド、タッチスクリーンディスプレイ、ペン入力など)またはキーボードによりアクティブ化できる複数のボタンおよびスイッチを備える。トグルスイッチ710は、Data Model Providerを使用してDSVを作成するか、または手作業でDSVを作成するユーザ/開発者向けのオプションを備える。ここでは、Data Model Providerを使用してDSVを作成するボックスが作動されている。ユーザは、ボタン712を使用して、「Next」で次のステップに進む、「Back」で前のステップに戻る、または単に「Cancel」をクリックしてウィザードを終了するという操作によりウィザード内をナビゲートすることができる。「Next」をクリックすると、追加オプションまたは選択項目が含まれる新しいGUIが現れる。
図8は、主題発明の一態様によるDSVを生成することに関連する第2のGUI例800を示す。GUI 800では、ユーザは、ローカルデータモデルプロバイダサービスまたはインターネット上に置かれているリモートサービスを使用して、例えば、データモデルを選択することができる。例示されているように、GUI 800は2つのトグルスイッチ810、テキストボックス812、検索ボタン814、およびナビゲーションボタン712を備える。ユーザは、ポインティングデバイスおよび/またはクリックデバイスまたはキーワードを使用してそれぞれのトグルボタンをアクティブ化し、DSVを生成する際にローカルデータモデルサービスを使用すべきか、データモデルWebサービスを利用すべきかを指示することができる。ここでは、ローカルデータモデルサービスを使用することに関連付けられたトグルが選択される。他のトグルがアクティブ化された場合、ユーザはテキストボックス812で使用したいWebサービスのあるロケーションを入力するか、または検索ボタン814をアクティブ化することにより検索を開始する必要がある。GUI 800は、さらに、ナビゲーションボタン712も備え、これにより次のステップに進む、戻る、DSVの作成をキャンセルするといった操作を行う。
図9aは、主題発明の一態様によるDSVを生成することに関連する第3のGUI 900である。GUI 900を使用すると、ユーザは、後からデータモデルが選択されるアプリケーションを選ぶことができる。ここで、GUI 900は、ドロップダウンメニュー910を備えており、ユーザに対し選択可能なアプリケーションのリストが表示される。SAP、R/3などのアプリケーションの選択後、そのアプリケーションに利用可能なモデルデータモデルのリストが図9bに示されているようにスクロール可能なウィンドウ912内に提示される。ユーザは、スクロール可能なウィンドウ912内で1つまたは複数の所望の利用可能なデータモデルを強調表示することができるが、そのために、例えば、ポインティングデバイスによりそれらをクリックする。これ以降、ユーザは、選択矢印914をクリックすることによりモデルを選択できる。選択後、選択されたモデルは、図9cに示されているように、スクロール可能なウィンドウ916内に表示される。ユーザは、後になって、選択されたモデルのうち1つまたは複数を削除したい場合、再び、適切な手段によりモデルを強調表示にし、その後、削除ボタン918を選択することができる。このようなアクションが生じると、強調表示されたオブジェクトがウィンドウ916から削除され、ウィンドウ912に戻され追加される。アイテムの選択は、複数のアプリケーションから行うことができ、それによって、完全にカスタマイズされたデータモデルの設計が可能になることは理解されるであろう。しかし、ユーザは、アプリケーション(例えば、SAP R/3)からデータモデル全体を単に選択することができる。ユーザがDSVに入れたいすべてのデータモデルオブジェクトを選択した後、ナビゲーションボタン712を使用して、次のステップに移動する、1ステップ戻る、またはDSV作成プロセスをキャンセルする操作を行うことができる。
図10を参照すると、GUI 1000が主題発明の一態様により例示されている。GUI 1000は、データソースビューのプレビューおよび保存のための手段を備える。それによると、データソースビュー名を入力するためのテキストボックス1010が用意されている。さらに、ユーザが、作成されたデータソースビューをプレビューするためのスクロール可能なウィンドウ1012も用意される。ここでは、3つのデータモデルオブジェクトがSAP R/3アプリケーションから選択されている。最後に、1ステップ戻ってDSVの作成を完了したり、DSVウィザードをキャンセルしたりするためのナビゲーションキー1014が用意される。
図11は、主題発明の一態様によるDSV開発環境を例示している。ここで、GUI 1100は、特に、構成されたデータソースビューを示しており、これは、上述のウィザードを使用して構成されたか、または開発環境の助けを借りて手作業で構成された。開発環境は、DSV構成を手助けするための複数のツールへの有用なグラフィカルインターフェイスを含むことができる。データソースビューまたはマップは、選択されたオブジェクトに対するデータモデルサービスコンポーネントから返されたメタデータを使用して、ユーザ向けに構築することができる。例示されているように、わかりやすい名前がソースLOBアプリケーションの難解な名前(例えば、cityとORTO1、zipとPLSTLZ、phoneとTELF1、...)にマッピングされ、それとのやり取りが円滑に行える。
上述のシステム例を参照すると、本発明により実装することができる方法は、図12〜14の流れ図を参照するとよりよく理解されるであろう。説明を簡単にするために、方法を図に示し、一連のブロックとして記述するが、本発明はブロックの順序によって制限されるわけではなく、本発明により、いくつかのブロックは、その図に示されているここで説明している内容と異なる順序でおよび/または他のブロックと同時に実行することも可能であることも理解される。さらに、本発明により、方法を実装するために例示されているすべてのブロックが必要なわけではない。
さらに、これ以降および本明細書全体を通して開示されている方法は、そのような方法をコンピュータに移送し転送すること円滑にするための製造品に格納することができることは理解されるであろう。使用されている「製造品」という用語は、コンピュータ可読デバイス、搬送波、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することが意図されている。
図12を参照すると、主題発明の一態様によるデータアクセス方法1200が示されている。方法1200は、複数の企業資源管理システムからデータを取り出すのに特に好適である。1210で、マップが生成される。このマップは、複雑な、または難解な基幹業務メタデータをわかりやすいビジネスセマンティックスにエイリアスすることができる。さらに、マップを使用することにより、複数の異種エンタープライズシステムを単一のプラットフォームにマッピングすることができ、これによりユーザは格納されているデータを対話形式で操作するためにいくつかの異なるシステムを学習する必要性がなくなる。むしろ、ユーザは、単純に、複数のシステム上にあるデータの表示、取り出し、およびコーディングに1つのプラットフォームを使用することができる。マップは、限定はしないが、データソースビュー、XML、またはADLを含む複数の形式のマップとすることができる。したがって、特定のマッピング技術があれば、利点が増す可能性がある。例えば、データソースビューは、フィルタ処理によりデータを関連情報の部分集合に狭めることができる。1220で、生成されたマップが、LOBデータソースからデータを抽出するために使用される。
図13は、主題発明の一態様によるエンタープライズデータアクセス方法1300の流れ図を示す。1310で、データクライアントからエンタープライズデータの要求が受信される。データクライアントは、限定はしないが、Excel、DTS(Data Transformation Services)、分析サービス、およびレポート作成サービスを含むことができる。クライアントは、データプロバイダ(例えば、ADO.NET)を介してデータを要求することができる。1320で、データマップは、クライアントからのデータ要求への応答としてアクセスされることができる。例えば、データマップが解析され、データプロバイダは、マッピングとともに存続している、このマップから必要な接続プロトコル(例えば、接続カートリッジ、アダプタ...)を取り出すことができる。1330で、マッピングを使用して(複数の)エンタープライズソースからデータを抽出することができる。特に、クライアントによって必要なエンティティ毎に、マッピングを(複数の)適切な接続カートリッジに受け渡し、データを(複数の)ソースから取り出すことができる。その後、取り出されたデータは、データプロバイダを使用して、クライアントアプリケーションに返されるようにできる。このようにして、不明瞭なソースデータを複数の基幹業務アプリケーションから取り出して、わかりやすいビジネス用語でアプリケーションに公開することができる。さらに、単一のプラットフォームを使用することにより、データの取り出しおよび操作を行うことができる。主題発明では、さらに、クライアントアプリケーションによるデータの操作およびマップを使用したデータのソースへのプッシュバックについても考察している。
図14は、主題発明の一態様によりデータを取り出す(1400)方法を示している。1410で、マップコンポーネント定義が解析される。1420で、マッピングされたスキーマがデータプロバイダコンポーネントに提示される。マッピングされたスキーマは、わかりやすいビジネスセマンティックスを使用してデータエンティティを識別する。1430で、データプロバイダコンポーネントを介してエンタープライズクライアントからクエリを受け取る。1440で、マップコンポーネントにより与えられる詳細を使用して、データアクセスプロトコル/APIを決定する。(複数の)適切なデータアクセスプロトコルを使用して、1450で、データが適切な1つまたは複数のエンタープライズソースから取り出される。最後に、1460で、接続カートリッジおよびデータプロバイダコンポーネントを介してデータがクライアントに返され、それによりクエリの要件を満たす。
本発明のさまざまな態様の背景状況を示すために、図15および16は以下の説明とともに、本発明のさまざまな態様を実装できる好適なコンピューティング環境の簡潔な概要的説明を示すことが意図されている。本発明は、1つおよび/または複数のコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムのコンピュータ実行可能命令の一般的な背景状況において上で説明されているが、当業者であれば、本発明は、他のプログラムモジュールと組み合わせて実装できることも理解するであろう。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行する、および/または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造などを含む。さらに、当業者であれば、本発明の方法は、シングルプロセッサまたはマルチプロセッサコンピュータシステム、ミニコンピューティングデバイス、メインフレームコンピュータ、さらにはパーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、マイクロプロセッサベースまたはプログラム可能な家電製品などを含む、他のコンピュータシステム構成で実施できることを理解するであろう。本発明の例示されている態様は、通信ネットワークを通じてリンクされているリモート処理デバイスによりタスクが実行される分散コンピューティング環境で実施することもできる。しかし、本発明のすべての態様ではないとしても一部は、スタンドアロンコンピュータ上で実施できる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、ローカルおよびリモートの両方のメモリ記憶デバイス内に配置されうる。
図15を参照すると、本発明のさまざまな態様を実装するための環境例1510はコンピュータ1512を含んでいる。コンピュータ1512は、処理ユニット1514、システムメモリ1516、およびシステムバス1518を備える。システムバス1518は、限定はしないがシステムメモリ1516を含むシステムコンポーネントを処理ユニット1514に結合する。処理ユニット1514は、さまざまな市販プロセッサがあるがそのうちのどれでもよい。デュアルマイクロプロセッサおよびその他のマルチプロセッサアーキテクチャも、処理ユニット1514として採用することができる。
システムバス1518は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺機器バスまたは外部バス、および/または11ビットバス、Industrial Standard Architecture(ISA)、Micro−Channel Architecture(MSA)、Extended ISA(EISA)、Intelligent Drive Electronics(IDE)、VESA Local Bus (VLB)、Peripheral Component Interconnect(PCI)、Universal Serial Bus(USB)、Advanced Graphics Port(AGP)、Personal Computer Memory Card International Associationバス(PCMCIA)、およびSmall Computer Systems Interface(SCSI)をはじめとする利用可能な各種バスアーキテクチャを使用するローカルバスなど数種類のバス構造のうちのいずれでもよい。
システムメモリ1516は、揮発性メモリ1520および不揮発性メモリ1522を含む。起動時などにコンピュータ1512内の要素間の情報転送を行うための基本ルーチンを含む基本入出力システム(BIOS)は、不揮発性メモリ1522に格納される。例えば、限定はしないが、不揮発性メモリ1522には、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM)、電気的プログラム可能ROM(EPROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリなどがある。揮発性メモリ1520には、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)がある。例えば、限定はしないが、使用可能なRAMには、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、Double Data Rate SDRAM(DDR SDRAM)、Enhanced SDRAM(ESDRAM)、Synchlink DRAM(SLDRAM)、およびDirect Rambus RAM(DRRAM)などさまざまな形態のものがある。
コンピュータ1512は、さらに、取り外し可能/取り外し不可能な揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も備える。図15は、例えばディスク記憶装置1524を例示している。ディスク記憶装置4124は、限定はしないが、磁気ディスクドライブ、フロッピディスクドライブ、テープドライブ、Jazドライブ、Zipドライブ、LS−100ドライブ、フラッシュメモリカード、またはメモリスティックを含む。さらに、ディスク記憶装置1524は、記憶媒体を、単独で備えることも、また限定はしないが、コンパクトディスクROMデバイス(CD−ROM)、CD書き込み可能ドライブ(CD−Rドライブ)、CD書き換え可能ドライブ(CD−RWドライブ)、またはデジタル多用途ディスクROMドライブ(DVD−ROM)などの光ディスクドライブを含む他の記憶媒体と組み合わせて備えることもできる。ディスク記憶装置1524をシステムバス1518に接続しやすくするために、通常、インターフェイス1526などの取り外し可能または取り外し不可能インターフェイスを使用する。
図15は、ユーザと適当な動作環境1510内の説明されている基本コンピュータ資源との媒介手段として動作するソフトウェアを説明していることは理解されるであろう。このようなソフトウェアとして、オペレーティングシステム1528がある。オペレーティングシステム1528は、ディスク記憶装置1524に格納することができ、コンピュータシステム1512の資源の制御および割り当てを行う働きをする。システムアプリケーション1530は、システムメモリ1516またはディスク記憶装置1524に格納されているプログラムモジュール1532およびプログラムデータ1534を通じてオペレーティングシステム1528により資源の管理を利用する。本発明は、さまざまなオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組み合わせで実装できることは理解されるであろう。
ユーザは(複数の)入力デバイス1536を使用してコマンドまたは情報をコンピュータ1512に入力する。入力デバイス1536は、限定はしないが、マウスなどのポインティングデバイス、トラックボール、ペン、タッチパッド、キーボード、マイク、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星放送受信アンテナ、スキャナ、TVチューナーカード、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、Webカメラなどを含む。これらの入力デバイスやその他の入力デバイスは、(複数の)インターフェイスポート1538を介してシステムバス1514を通じて処理ユニット1518に接続する。例えば、(複数の)インターフェイスポート1538には、シリアルポート、パラレルポート、ゲームポート、およびユニバーサルシリアルバス(USB)がある。(複数の)出力デバイス1540は、(複数の)入力デバイス1536と同じ種類のポートのうちいくつかを使用する。したがって、例えば、USBポートを使用して、コンピュータ1512に入力し、コンピュータ1512から情報を出力デバイス1540に出力することができる。出力アダプタ1542が備えられており、特別なアダプタを必要とする、他の出力デバイス1540のうちディスプレイ(例えば、フラットパネルおよびCRT)、スピーカ、およびプリンタなどいくつかの出力デバイス1540があることを示している。出力アダプタ1542は、例えば、限定はしないが、出力デバイス1540とシステムバス1518とを接続する手段となるビデオおよびサウンドカードを含む。他のデバイスおよび/またはデバイスのシステムは(複数の)リモートコンピュータ1544などの入出力機能を備えることに留意されたい。
コンピュータ1512は、(複数の)リモートコンピュータ1544などの1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用してネットワーク接続環境で動作させることができる。(複数の)リモートコンピュータ1544は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ワークステーション、マイクロプロセッサベースの機器、ピアデバイス、またはその他の共通ネットワークノードなどとすることができ、通常は、コンピュータ1512に関係する上述の要素の多くまたはすべてを含む。簡単のため、メモリ記憶装置1546のみ(複数の)リモートコンピュータ1544とともに例示してある。(複数の)リモートコンピュータ1544は、ネットワークインターフェイス1548を通じてコンピュータ1512に論理的に接続され、通信接続1550を介して物理的に接続される。ネットワークインターフェイス1548は、ローカルエリアネットワーク(LAN)およびワイドエリアネットワーク(WAN)などの通信ネットワークを含む。LAN技術には、Fiber Distributed Data Interface(FDDI)、Copper Distributed Data Interface(CDDI)、Ethernet(登録商標)/IEEE 1102.3、Token Ring/IEEE 1102.5などがある。WAN技術には、限定はしないが、2地点間接続リンク、統合デジタル通信網(ISDN)などの回線交換ネットワークとその変種、パケット交換ネットワーク、およびデジタル加入者回線(DSL)などがある。
(複数の)通信接続1550とは、ネットワークインターフェイス1548をバス1518に接続するために使用されるハードウェア/ソフトウェアのことである。通信接続1550はわかりやすくするためにコンピュータ1512内に示されているが、コンピュータ1512の外部にあってもかまわない。ネットワークインターフェイス1548の接続に必要なハードウェア/ソフトウェアには、例にすぎないが、通常の電話グレードのモデム、ケーブルモデム、パワーモデム、およびDSLモデムを含むモデム、ISDNアダプタ、およびEthernet(登録商標)カードなどの内部および外部技術がある。
図16は、本発明との相互やり取りが可能なコンピューティング環境1000の実施例を示す概略ブロック図である。システム1600は、1つまたは複数のクライアント1610を備える。(複数の)クライアント1610は、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)とすることができる。システム1600は、さらに、1つまたは複数のサーバ1630も備える。(複数の)サーバ1030もまた、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)とすることができる。サーバ1630には、例えば、本発明を採用することにより変換を実行するスレッドを置くことができる。クライアント1610とサーバ1630との間で可能な通信の1つは、2つ以上のコンピュータプロセス間で伝送されるように適合されたデータパケットの形で実行できる。システム1000は、(複数の)クライアント1610と(複数の)サーバ1630との間の通信を円滑にするために採用することができる通信フレームワーク1650を含む。(複数の)クライアント1610は、(複数の)クライアント1610のローカルにある情報を格納するために使用することができる1つまたは複数のクライアントデータストア1660に接続し動作させることができる。同様に、(複数の)サーバ1630は、(複数の)サーバ1630のローカルにある情報を格納するために使用することができる1つまたは複数のサーバデータストア1640に接続し動作させることができる。
上述した内容は、本発明の複数の実施例を含む。もちろん、本発明を説明するためにコンポーネントまたは方法の考えられるすべての組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者であれば、本発明の他の多くの組み合わせおよび置換が可能であることを理解できるであろう。したがって、本発明は、付属の請求項の精神と範囲内に収まるすべてのそのような変更、修正、および変更形態を包含することが意図されている。さらに、「含む、備える」という言い回しを詳細な説明または請求項で使用している範囲において、このような用語は「備える、含む」という用語と似た使い方をし、これは使用した場合に請求項の中で暫定的用語と解釈する。
主題発明の一態様によるデータアクセスシステムのブロック図である。 本発明の一態様によるマップビルダコンポーネントのブロック図である。 主題発明の一態様によるデータ抽出システムのブロック図である。 主題発明の一態様によるマップ生成システム例のブロック図である。 本発明の一態様によるデータ抽出システムのブロック図である。 本発明の一態様により実現される強化されたユーザエクスペリエンスを示す画面である。 主題発明の一態様によるDSVを生成することに関連するGUI例を示す画面である。 主題発明の一態様によるDSVを生成することに関連するGUI例を示す画面である。 本発明の一態様によるDSVを出力することに関連するGUI例を示す画面である。 主題発明の一態様によるDSVを構成することに関連するGUI例を示す画面である。 本発明の一態様によるDSVを生成することに関連するGUI例を示す画面である。 主題発明の一態様によるDSVを出力することに関連するGUI例を示す画面である。 本発明の一態様により構成されたDSVを示すGUIの画面である。 主題発明の一態様によるデータアクセス方法を例示する流れ図である。 主題発明の一態様によるマップ生成方法を例示する流れ図である。 主題発明の一態様によるデータ取り出し方法を例示する流れ図である。 本発明の一態様による好適な動作環境を例示する概略ブロック図である。 本発明との相互やり取りが可能なコンピューティング環境例の概略ブロック図である。

Claims (40)

  1. データアクセスシステムであって、
    ソースメタデータを共通のビジネスセマンティックスにエイリアスするマップコンポーネントを生成するためのマップ生成システムと、
    前記マップを使用して基幹業務システムからデータを抽出するデータ抽出システムとを備えることを特徴とするデータアクセスシステム。
  2. 前記マップコンポーネントは、意味論的マッピングと技術的マッピングの両方を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記マップコンポーネントは、データソースビューであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記マップコンポーネントは、XSLTドキュメントであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記マップ生成システムは、
    データモデルおよびマッピング情報を格納するためのデータモデルライブラリと、
    前記ライブラリからデータを取り出すためのデータモデルアクセスコンポーネントと、
    少なくとも一部は前記ライブラリから取り出された情報からマップコンポーネントを生成するためのマップビルダコンポーネントとを備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記データモデルアクセスコンポーネントは、Webサービスとして実装されることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記マップビルダコンポーネントは、マップコンポーネントの構成を指令するユーザインターフェイスとして実装されることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  8. 前記インターフェイスは、マップコンポーネントウィザードであることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 生成されたマップコンポーネントは、検索および取り出しが行えるように前記データモデルライブラリに保存できることを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  10. 前記データ抽出システムは、
    データモデルプロバイダコンポーネントと、
    接続カートリッジコンポーネントとを備え、前記プロバイダコンポーネントは、前記接続カートリッジコンポーネントを利用し、マップコンポーネントで用意されるデータを使用して前記システムからデータを抽出することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  11. 前記マップコンポーネントは、取り出される前記データおよび前記ソースに基づいて前記適切な接続カートリッジコンポーネントを識別することを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 前記接続カートリッジコンポーネントは、LOB APIおよび/またはスキーマに接続する動作が可能であり、クライアントアプリケーションにより定義されたクエリの形でマッピングをLOB APIおよび/またはスキーマに受け渡すことを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  13. 基幹業務データ統合および対話形式操作システムであって、
    非記述的ソースデータを共通ビジネスセマンティックスにエイリアスし、技術情報を提供して、1つまたは複数の基幹業務アプリケーションの対話形式による操作を可能にするマップコンポーネントと、
    前記マップコンポーネントにより供給される情報を使用して、前記1つまたは複数のアプリケーションに接続し、クライアントアプリケーションクエリに対する応答としてデータを取り出す抽出システムとを備えることを特徴とする基幹業務データ統合および対話形式操作システム。
  14. 前記マップコンポーネントは、基幹業務アプリケーションデータの操作を円滑にするため採用されることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 前記抽出システムは、マップコンポーネント情報を使用して、データを取り出す前記アプリケーションに関連付けられた接続カートリッジコンポーネントを識別し採用することを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  16. 前記マップコンポーネントは、データソースビューを使用することを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  17. 請求項13に記載の前記コンピュータ実行可能コンポーネントを格納していることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  18. 基幹業務データを対話形式で操作するためのシステムであって、
    複雑なソースメタデータと共通のビジネスセマンティックスとの間のマッピングを行うための手段と、
    マッピングを使用して一連のビジネスソースデータをクライアントアプリケーションに公開するための手段とを備えることを特徴とするシステム。
  19. さらに、システムインテグレータがデータモデルを公開する手段を備えることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記マッピングは、システムインテグレータ展開を体系化するために使用されることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  21. さらに、異種の基幹業務技術を単一の実行プラットフォームにマッピングするための手段を備えることを特徴とする請求18に記載のシステム。
  22. データにアクセスする方法であって、
    難解なメタデータをビジネス分野の用語にマッピングするマップコンポーネントを生成することと、
    前記マップコンポーネントおよびそれによって識別される接続カートリッジコンポーネントを使用して基幹業務ソースからデータを抽出することとを含むことを特徴とする方法。
  23. マップコンポーネントは、対話型ウィザードを使用してユーザにより生成されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記マップコンポーネントは、データを単一の共通技術プラットフォームにマッピングすることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 前記マップコンポーネントは、XSLTドキュメントであることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  26. 前記マップコンポーネントは、データソースビューであることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  27. 前記マップコンポーネントは、データモデルの選択されたオブジェクトに対するデータモデルアクセスサービスから返されたメタデータを使用して生成されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  28. 前記データモデルアクセスサービスは、公開された基幹業務データモデルのライブラリにアクセスするWebサービスであることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 請求項22に記載の前記方法を実行するコンピュータ実行可能命令を格納していることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  30. エンタープライズデータアクセス方法であって、
    企業資源データクライアントからデータの要求を受け取ることと、
    前記要求に対する応答としてデータマップにアクセスすることと、
    前記データマップに応じて少なくとも1つの異種データソースからデータを抽出することと、前記マップはわかりにくいソースメタデータを共通のビジネス用語にエイリアスすることによりデータをクライアントに公開することとを含むことを特徴とする方法。
  31. データマップは、データを取り出すソースSDKおよび/またはAPIとインターフェイスするために使用することができる接続カートリッジを識別するプロトコルマッピング部分を含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記要求は、データプロバイダを介して前記データから受信されることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  33. 前記データプロバイダは、ADO.NETであることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記マッピングコンポーネントは、複数の基幹業務データモデルからのデータモデルオブジェクトを含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  35. 請求項30に記載の前記方法を実行するコンピュータ実行可能命令を格納していることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  36. エンタープライズデータアクセス方法であって、
    マップコンポーネント定義に従って複雑なアプリケーションメタデータを共通のビジネスセマンティックスにエイリアスするマッピングされたスキーマをデータプロバイダコンポーネントに提示することと、
    前記データプロバイダコンポーネントを介してクライアントからクエリを受け取ることと、
    前記マップコンポーネントにより提供される情報を使用してデータアクセスプロトコルを決定することと、
    少なくとも1つのエンタープライズソースからデータを取り出すことと含むことを特徴とする方法。
  37. さらに、前記データプロバイダコンポーネントを介して結果を前記クライアントに返すことを含むことを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 前記マップコンポーネントは、ウィザードを使用して定義されることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  39. 前記ウィザードは、定義済みの基幹業務アプリケーションデータモデルをユーザに公開し、ユーザがカスタマイズされたデータモデルを定義する前記マッピングコンポーネントに含めるそれぞれのモデルに関連付けられているオブジェクトのうちから選択できるようにすることを特徴とする請求項38に記載の方法。
  40. 請求項36に記載の前記方法を実行する前記コンピュータ実行可能命令を格納していることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
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