JP2007529261A - 女性骨盤臓器脱出症治療装置 - Google Patents

女性骨盤臓器脱出症治療装置 Download PDF

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Abstract

膣に挿入されたときに骨盤臓器をサポートするのに適合した本体と、本体を膣に挿入するためのアプリケータと、を備える骨盤臓器脱出症の治療のための装置。
【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、2004年3月18日に提出された米国仮出願第60/553,965号、2004年3月18日に提出された米国仮出願第60/553,966号、2004年3月25日に提出された米国仮出願第60/555,979号、及び、2004年8月19日に提出された米国仮出願第60/602,636号の合衆国法典35巻119条(e)の下での利益を主張する。その開示は参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、一般に、女性の患者における骨盤臓器脱出症の治療及び予防の分野に関する。例えば、患者により挿入され取り除かれる特別な形状の膣デバイスが提供される。
骨盤臓器脱出症(「POP」)は、膣の壁のサポートが失われて、種々の骨盤臓器が膣内に脱出した状態として定義される。これは、たいていの場合には、危険な状態ではないが、非常に面倒な状態である。POPは、単独で、あるいは、腹圧性尿失禁と組合わせて現れることが多い。
隣接する臓器の膣への脱出は、様々な程度において、極めて普通である。そのような脱出の原因は、主として、臓器を取り囲んで、それらを正しい位置に保つ骨盤内の筋膜への損傷、骨盤底筋損傷、もしくは、神経の損傷である。コラーゲン組成に変化があり、それにより、骨盤底が弱くなることもあり得る。昔の分類システムによれば、脱出は、垂れ下がる臓器(尿道、膀胱、子宮、直腸及びダグラス窩)によって五つのカテゴリーに分けることができる。また、降下の量に従って三つの等級(膣内、膣の入り口、膣から突き出ている)に分けることができる。同時に、異なる降下レベルの種々の臓器脱出の組合わせがあり得る。新しい分類(POP−Q)は、他の要因を考慮に入れる。例えば、脱出の位置及び膣の入り口からの距離である。
尿道の脱出は、尿道脱と名付けられ、膣周辺における骨盤臓器脱出症のいくつかの可能性の一つである。最も頻繁な脱出は、膀胱のもので、膀胱瘤と名付けられており、その重みの結果である。円蓋後部の脱出は、内側の腸管と一緒にして、腸ヘルニアと呼ばれる。膣壁後部の脱出は直腸と一緒にして、直腸瘤と称される。子宮を所定位置に保持する靱帯が弱ってくるときに、子宮の降下が起こる。子宮が取り除かれ膣がドーム形状である場合には、膣脱が起こり得る。
さて、図1Aを参照して、膣100の解剖学的正面図を描写する。側壁は、薄い縦走筋及びリング状筋108を有し、骨盤筋膜110により外部から包まれている。骨盤筋膜110は、例えば出産などの種々のストレスの結果として、時間とともに、弱くなって、伸び、衰える傾向にあると考えられてきた。そのような骨盤筋膜の衰弱は、異なる骨盤臓器のたるみ、さらに膣100への及び通しての脱出を許してしまう。膣100の内周は、粘膜106で覆われている。
膣腔は、前壁112がつぶれるか、あるいは保持するには脆弱であるとき、脱出によりほとんど常に変形している。しばしば、膀胱の重みが、前壁112のつぶれを引き起こし、膣の内腔を上から閉塞する。他方、後壁114は、腸管により圧迫され得る。これらの圧迫の複合が、図1Bに描写するように「H」文字形状に膣の内腔を閉塞する結果となり得る。
図1Cは、側面から見た膣の形状の説明図である。膣の直径が膣の軸に沿って一定ではないことが分かる。横方向の直径は、通常、入り口118に近いところでより短いが、内部116で、徐々に、より長くなる。前後方向の径についても同様のことが言える。入り口に近いところの膣の直径は、典型的には、会陰体後方での膣の直径より短い。一般化として、膣は、漏斗形状の臓器であるとみなすことができる。
図1Dに描写されるように、膣と直接に接触する、あるいはごく近傍にある明確な臓器が存在する。膀胱136は、中空の袋状の臓器である。そこに、尿道142を通して体外へ排出されるのに先立って尿が累積される。膀胱は、恥骨138の後方に配置され、膣を三等分した中央部分に位置する。尿道は、短い筋肉のパイプであり、長さが25〜35mmである。直接膀胱に、膣前壁の下三分の一に位置する膀胱頚部140でつながり、恥骨に直接に接触している。子宮130は、西洋ナシ形状の臓器である。これは、下部分、膣円蓋に突き出した子宮頚管132を有する。子宮体は、腹部の臓器であり、たいていの場合は、前向きに、膀胱上に曲がっている。子宮頚管は、膣に突き出る一方、四つの円蓋を作り出す。二つの横のものは同一の大きさであり、一つの前方のもの134は、より小さく、一つの後部のもの122は、実際には子宮頚管132の後方にある。円蓋後部は、ダグラス窩120と直接接触を有する。ダグラス窩は、膣の上部にある腹腔の最も深い部分である。膣後部面は、厚い筋肉体で、骨盤底の部分である会陰体及び肛門括約筋128の領域まで、直腸124と接触している。
現在、骨盤臓器脱出症を扱う二つの方法が存在している。第一の方法は、膣のあるいは腹部の手術を含む治療である。外科手術の介入は、典型的には、患者へのコスト、痛み及び苦しみにおいて、及び、手術が効果的であるとは限らないという可能性により、望ましいことではない。外科手術の処置を回避する努力は、外科医あるいは患者により膣に挿入する、多数の非外科手術的膣デバイスの開発という結果になっている。従って、治療の第二の方法は、膣に挿入されて、膣壁を脇及び上向きに押すことによって脱出を機械的に減らす膣デバイス(ペッサリー)の使用を要求する。膣デバイスは、形状及びサイズにおいて、非常に多様であることが良く知られている。
いくつかのこれらのデバイスは、膀胱からの尿の全ての流れをブロックしがちである。従って、患者が排尿を必要とするときに、膀胱頚部に対してかかる圧力を取り除くために、デバイスを膣から外す、あるいは、たたまなければならない。この問題を解決しようとして、デバイスを所定位置においたまま患者が排尿することができるように膀胱頚部を完全にはブロックしない特殊な形状の膣デバイスが開発された。しかしながら、これらのデバイスは、一般に大きく、煩わしいものであり、従って、挿入、装着、取り外しの際の心地が悪く、患者満足度、適合性が低い。それらは、また、比較的高価であり、従って、再使用可能なように設計されている。種々のペッサリーデバイスが、女性における脱出を治療するために設計されてきた。例えば、米国特許第6,189,535号、米国特許第6,158,435号、米国特許第5,894,842号、米国特許第5,771,899号、米国特許第5,611,768号、米国特許第4,823,814号、及びGB19124034である。これらの開示は、ここに参照により組み込まれる。
従来技術において上の制限のいくつかをどうやって克服するかの例は、柔軟なペッサリーを提供するであろう。これらは、挿入及び除去の際には、小型であるが、骨盤臓器脱出症の治療には、際立った特性を示す。従来技術において上の制限のいくつかをどうやって克服するかの別の例は、尿道に直接圧力を加えないペッサリーを提供するであろう。それによって、女性の通常の泌尿器の機能を制限する。
[発明の概要]
本発明のいくつかの実施形態の一側面は、女性の非平面の骨盤臓器脱出症治療のためのデバイスに関する。本発明の典型的な実施形態において、デバイスの非平面の側面が膣への挿入に先立って前もってセットされたものでないデバイスが提供される。選択的に、デバイスは、膣壁が一つの軸より多くの方向に実質的に圧迫されない程度に、非平面である。
本発明のいくつかの実施形態の一側面は、容易かつ心地良く挿入できる、女性の脱出治療のための薄いデバイスに関する。選択的に、デバイスは、挿入されるのに、折りたたみ可能な小型デバイスを実現できる十分に柔軟な材料で構築される。次に、挿入形状とは異なる稼動時の形状をとる。本発明のいくつかの実施形態においては、デバイスは、デバイスに沿った少なくとも三つのちょうつがい領域において、柔軟である。本発明のいくつかの実施形態においては、デバイスはアプリケータを用いて挿入される。選択的に、デバイスないしアプリケータは、使い捨てである。選択的に、デバイスは、その長い方の軸周りのアプリケータの回転の向きとは無関係に挿入される。
本発明のいくつかの実施形態の一側面は、デバイスの除去を容易にするデバイス排除器を備えた女性の脱出治療のためのデバイスに関する。選択的に、デバイスは薄い。選択的に、デバイスは、膣にアプリケータを用いて挿入される。選択的に、デバイス排除器は、糸である。本発明のいくつかの実施形態においては、デバイスは、デバイス排除器が既に取り付けられて挿入され、少なくとも、デバイスが膣から除去されるまでは、デバイスに取り付けられたままである。
本発明のいくつかの実施形態の一側面は、アンカー体をを含む女性の脱出治療のためのデバイスに関する。本発明の典型的な実施形態において、アンカー体は、デバイスの無用の動きを防止することをもたらす。選択的に、アンカー体は、デバイスの無用の動きを防止するための追加構造をもたらす。選択的に、アンカー体は、デバイスの本体に選択可能的に取り付けられ、容易かつ心地良い除去を許容する。本発明の典型的な実施形態において、アンカー体は取り外し可能で、主要リングの内周上の二つのくぼみにおいて、主要リングに取り付けられている。選択的に、くぼみは、除去する力の圧力に耐えられず、デバイスの形状を変え、より容易な除去を許容する。本発明のいくつかの実施形態においては、アンカー体は、患者が心地良くデバイスを装着できることを許容する一方で、デバイスが脱落することを防止することができる。選択的に、アンカー支持は、(軸方向を膣の長軸の沿った方向と定義して)軸横断方向に作用することを促すことによりデバイスの有効性を強化する。選択的に、アンカー体は、リング状である。本発明のいくつかの実施形態においては、アンカー体は、脱出治療デバイスの固着以外の、他の目的に、使用される。例えば、アンカー体は、失禁の治療に使用することができる。選択的に、アンカー体は、脱出治療デバイスの本体に加えて、脱出状態を治療するのに使用される。
本発明のいくつかの実施形態の一側面は、患者の必要に応じた可変の剛性を備えた、女性の脱出治療のためのデバイスに関する。追加的に、又は、代替的に、可変の剛性属性は、挿入及び除去の促進器として使用される。選択的に、可変剛性のデバイスは、流動体容器を備える。
本発明のいくつかの実施形態の一側面は、止め具を備えた脱出治療デバイスの挿入のためのアプリケータに関する。止め具は、アプリケータを膣内に止め具まで前進させることにより、アプリケータ内でのデバイスの展開が、適切な深さで、効率的な治療を提供するように、アプリケータ上に配置される。選択的に、止め具は、異なる大きさの女性、個人化に対応する選択可能な位置が与えられる。
したがって、膣に挿入されたときに骨盤臓器をサポートするのに適合した本体と、本体を膣に挿入するためのアプリケータと、を備える骨盤臓器脱出症治療のための装置が提供される。選択的に、前記本体が、非平面で、三軸に沿って広がる。本発明の典型的な実施形態において、装置は、デバイス排除器をさらに備える。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備え、前記柔らかい外部層が快適性を増すのに適合する。代替的、又は、追加的に、装置は、前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備え、前記柔らかい外部層が壊死を防止するのに適合する。選択的に、前記装置は、前記膣にある間及び前記膣から除去中に、前記装置に加えられる力に応じて柔軟であることに適合する。選択的に、装置は、使い捨て可能である。本発明の典型的な実施形態において、前記装置は、前記挿入に際して直接尿道を押し付けないように構成されている。
したがって、膣に挿入されたときに骨盤臓器をサポートするのに適合した本体と、アンカー体とを備え、前記アンカー体が、選択的に前記本体に貼り付けられる、骨盤臓器脱出症を治療する装置が、提供される。選択的に、前記本体は、非平面で、三軸に沿って広がる。本発明の典型的な実施形態において、装置は、デバイス排除器をさらに備える。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備える。選択的に、前記装置は、前記膣にある間及び前記膣から除去中に、前記装置に加えられる力に応じて柔軟であることに適合する。選択的に、装置は、使い捨て可能である。本発明の典型的な実施形態において、前記本体が、膣口に向う除去する力が加わる際に変形可能である。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記装置の挿入に適合したアプリケータをさらに備える。選択的に、前記アンカー体がリング状である。選択的に、前記アンカー体が卵形である。代替的、又は、追加的に、前記アンカー体が多辺形である。
したがって、膣に挿入されたときに骨盤臓器をサポートするのに適合した薄い本体であって、少なくともその上の三点で変形可能である本体を備える骨盤臓器脱出症治療のための装置が提供される。選択的に、前記本体が、非平面で、三軸に沿って広がる。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記装置に動作を付与するのに適合した、デバイス排除器をさらに備える。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備え、前記柔らかい外部層が壊死を防止するのに適合する。選択的に、前記装置は、前記膣にある間及び前記膣から除去中に、前記装置に加えられる力に応じて柔軟であることに適合する。選択的に、装置は、使い捨て可能である。選択的に、前記装置は、前記挿入に際して直接尿道を押し付けない。
本発明の典型的な実施形態において、前記本体が中空の内腔を備え、及び、柔軟なチューブをさらに備え、前記チューブが前記本体に取り付けられ、中空の内腔を与えられ、前記本体の中空の内腔と流体接触する、前記チューブ及び本体により排斥された内腔に配置された非圧縮性の流動体、及び、ブロックするメカニズム、前記ブロックするメカニズムが、それによって前記内腔内の前記非圧縮性の流動体を制約する前記チューブ上にスライド可能なように配置される、本発明の典型的な実施形態において、装置は、追加の貯蔵空間をさらに備え、前記チューブ及び本体により排斥された内腔の体積を増加する。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記装置の挿入に使用されるアプリケータをさらに備える装置が提供される。
したがって、膣に骨盤臓器脱出症の治療のための装置を挿入すること、及び前記装置を前記膣内で位置合わせすることを含み、前記装置が前記挿入後に非平面の構成を示す、骨盤臓器脱出症治療のための方法が提供される。選択的に、アプリケータを用いることにより挿入を容易にする。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記装置を前記膣から取り除くことをさらに含む。選択的に、前記装置に動作を付与するのに適合したデバイス排除器により、前記除去が容易化される。本発明の典型的な実施形態において、装置は、前記装置を処理することをさらに含む。選択的に、前記位置合わせが、尿道に直接圧力を加えない。
本発明の非限定的な実施形態が、典型的な実施形態の次の記述を参照し、図面と連動して、記載される。図面は、一般的に縮尺通りには示されておらず、いかなる寸法も、典型的なもののみを意図されており、必ずしも制限的ではない。図面において、一つ以上の図に表れる同一の構造、要素あるいは部分は、望ましくは、それらが現れるすべての図面において、同一のあるいは同様の数字を示すラベルが付けられる。
例示的な実施形態の詳細な説明
[脱出治療デバイス]
膣100は、異なる深さで複数の形状及び直径を持つ中空の臓器である。本発明の典型的な実施形態において、デバイス200が、女性の骨盤臓器脱出症の治療のために、提供される。図2Aは、本発明の典型的な実施形態における、デバイス200の上面図である。デバイス200のいくつかの典型的な実施形態では、長だ円形、多面形状、星型形状、あるいは卵形状の脱出治療デバイスが、提供されるが、本発明のこの実施形態において、デバイス200は、上面からは円形のリング状に見える本体250を有する。本発明の典型的な実施形態において、デバイス200は、先端部260が、デバイス200から見て膣口の実質的に反対側に配置されるように、膣中に挿入される。これに対して、デバイス200の基端部262は、膣口及びデバイス排除器254のより近くに位置する。本発明の典型的な実施形態において、デバイス200は、デバイス200により直接に尿道に圧力が及ばないように、挿入される。選択的に、本体250は、例えばシリコンないしポリウレタンなどの弾性材料からなる。柔軟な、選択的に弾性のある材料の使用は、例えば図4Aあるいは4Bに描写するように、アプリケータに折り入れることができ、小さな空間に容易に押し出し、膣内に入れることができる能力を与える。選択的に、デバイスは、少なくとも三つの異なる点で折り畳むことができる。選択的に、デバイスは、少なくとも二つの軸に沿って折り畳むことができる。
図2Bは、本発明の典型的な実施形態における、デバイス200を側面から示す。この図から、デバイス200が平面的なリングではないことが分かる。しかし、代わりに、選択的鏡像の上向きの部分256を、それぞれの端部に有する。デバイス200は非平面である。非平面とは、膣の内腔を横切って横方向に伸びるX軸と膣口から子宮に向かってずっと伸びるY軸に加えて、X及びY軸が平面を定義するが、デバイスが膣底から尿道に向かって伸びるZ軸方向にも伸びることを意味する。デバイス200はZ軸方向に高さを有するが、これが、デバイス200が非平面であると記述したときに意味するものではないことに留意すべきである。例えば上向きの部分256のようなデバイス200の典型的な部分が単に高さの関数としてではなく、Z軸に伸びると、この伸長が非平面である。選択的に、上向き部分256は、同一の角度がつけられていない。選択的に、デバイス200の「平らな」セグメント258に関して、角度がつけられる部分はないか、あっても一つだけである。いくつかの従来技術のデバイスの一つの不利な点は、本来の位置にある間に、膣から抜け落ちるところに押しのけられてしまう潜在的可能性に関する。デバイス200の端部において上向きの部分を有することは、デバイスが押しのけられることや抜け落ちてしまうことを防止するのに役立つと判断される。多平面のデバイス200を有することは、抜け落ちるために、単一平面のデバイスだけよりも、デバイス200のより入り組んだ動作を要求する。本発明のいくつかの実施形態においては、デバイス200の、さもなければ開放されている内部領域を閉塞する、あるいは実質的に閉塞する膜が、提供される。
この視点から、デバイス200が比較的薄いこともまた分かる。すなわち、基端部262から先端部260へ伸びる大きさとして定義されるデバイス200の長さに比較して、 断面の指示線B−Bを横切る大きさとして定義される、その高さは、比較的小さい。本発明のいくつかの実施形態においては、高さは、デバイス200の長さの三分の一より少ない。選択的に、高さの長さに対する比率は、四分の一である。本発明のいくつかの実施形態においては、高さの長さに対する比率は、五分の一である。デバイス200の薄いという性質は、アプリケータの中に入れるのに役立つ折り畳める品質、容易な挿入及び除去、膣の流動体の流れに重大な閉塞がないこと、及び材料コストの節約、を許容する。
本発明のいくつかの実施形態においては、デバイス200は、その長さに沿って種々の程度の剛性を有するように提供され得る。典型的な実施形態において、力がかかっていないデバイスは、実質的に一つの平面である。しかしながら、膣への挿入において、膣壁がデバイス200に圧力を及ぼし、デバイス200の異なる剛性の性質が、所定の非平面形状を作り出すことを引き起こす。図2A−Cに描いたデバイス200を例として用いて、デバイス200は、デバイス200の中央軸から等間隔に位置する、より少ない剛性の部分を備え得る。デバイスが膣内に挿入され、圧力がデバイス200に及ぼされるときに、剛性が少ない部分は、図2Bに図解するように、わずかに上向きの「翼」を作り出す。
本発明のいくつかの実施形態においては、本体250は、少なくとも部分的に、外部の柔らかい層252に覆われている。図3A及びBは、本体250及び外部の柔らかい層252の相対的構成を示すデバイス200の断面図を表す。選択的に、外部の柔らかい層は、例えばスポンジゴムのような材料からなる。選択的に、外部層252は、5mmあるいはそれ以下の厚さである。本体250を被覆する外部層252として柔らかい材料を使用することは、膣壁上のデバイス200に及ぼす圧力を減少させ、装着をさらに心地良くする。本発明の典型的な実施形態において、外部層252は、デバイス200の装着を心地良くするのに十分に柔らかい。本発明の典型的な実施形態において、外部層252は、使用中の壊死を防止するのに十分に柔らかい。快適性に加えて、デバイス200により膣の側壁に及ぼされる圧力の減少は、圧力により引き起こされる周辺組織の壊死機会を減少させる。側壁にかかる圧力が減り、膣壁内の血流が増加するので、圧力による壊死は、起こりにくくなる。いくつかの海綿状の外部層252の材料を用いることの追加の優位性は、それらが、デバイス200及び膣の壁の間のデバイスの排除を含む無用の動きの予防の助けを作り出すことである。本発明のいくつかの典型的な実施形態において、海綿状層252は、図3A及びBに描写されているものより厚い、あるいは、より薄い。例えば、層は、最大5mm厚まで可能である。選択的に、外部海綿状層252による本体250の被覆の程度は、だいたい図面に描写されている程度である。選択的に、本体250の海綿状層252による厚さないし被覆範囲は、本体250の外側の環境に沿って異なっている。本発明のいくつかの実施形態においては、デバイス200断面は、円形ではない。
本発明の典型的な実施形態において、デバイス200は、膣100の中に、例えば、図4Aあるいは4Bに描写するように、通常の生理用タンポンの挿入そっくりに、アプリケータで、挿入することを意図されている。脱出治療デバイス200の挿入は、アプリケータ(ひいてはデバイス)の膣口644への回転の角度に関して正確である必要はない。挿入後、デバイスは著しく膨張して、所定の形状及びサイズになる。それによって、所定の適切な圧力を膣壁の両方の側面に及ぼし、それらを脇に押出す。膣の頂点が、同時に、拡張したデバイス200に起因する膣壁の堅さの増加により押し上げられる。当該女性が動くと(例えば歩くと)、デバイス200は、自然に、本発明の典型的な実施形態における、脱出治療のために適切な回転位置に落ち着く。デバイス200が、膨張し、その所定の形状になるので、図2Aに描写される実施形態では、デバイスは、膣壁前部及び後部を伸ばし、脱出に対する追加の強さ及びサポートをもたらす。本発明のいくつかの典型的な実施形態において、デバイス200は、追加の強さのため、膣壁を伸ばすだけでなく、デバイスが非平面であるので、選択的に物理的に脱出した臓器を支えることもまた行う。脱出治療デバイス200の形状は、また、膣から流動体が流れ出ることを許容するように設計される。本発明のいくつかの典型的な実施形態において、尿道が実質的に干渉されないから、流動体の流れが、膣から出ることが許容される。デバイス200は、デバイス200及び膣壁間の接触点が、尿道142上に位置しないように、膣内で整列する。この関係は、実質的に閉塞していない泌尿器の機能を許容する。いくつかの典型的な実施形態において、デバイス200は、膣の内腔全体を閉塞しない。また、従って、膣の分泌物ないし他の流動体は、膣口から出ることができる。選択的に、デバイスは、使い捨てである。本発明の他の実施形態では、デバイスは、再使用可能であり、使用の間に殺菌される。選択的に、デバイスは、シリコンあるいはポリウレタンで構築される。
ここで、図4Aを参照すると、本発明の典型的な実施形態における、アプリケータ400が示されている。図から、アプリケータ400が、先端部402及び基端部404を有することが分かる。本発明の典型的な実施形態において、先端部402は、使用に先立って閉じられる出口406を備える。本発明のいくつかの実施形態においては、先端部402は、スロットが入ったドームの出口406及び先端部402のスロット間に位置する変形可能な部分を有する。選択的に、先端部402は、出口406をもたらすために、切り込みが入れられている。選択的に、出口206は、複数の開口「花弁」を備えた花弁状である。しかしながら、プランジャのような基端部404を用いて先端部402に向かって圧力を加えるのに際して、出口406が開き、アプリケータ400の出口内に配置された脱出治療デバイス200が膣内に配備される。一旦、デバイス200が配備されると、先端部402及び基端部404から成る、空のアプリケータは、膣から外される。例えば糸のようなデバイス排除器254が、選択的に、基端部404の開放された端部から外に伸び、脱出治療デバイスに取り付けられている。糸は、アプリケータ400が取り除かれた後も、脱出治療デバイスに取り付けられたままである。挿入が、図6Aで詳細に示される。本発明のいくつかの実施形態においては、アプリケータ400は、特定のデバイスの回転角度が膣に対して望ましくなるように、そこでのデバイス200の向きを示すマークがされる。
アプリケータ450の典型的な実施形態が、図4Bに描写される。アプリケータ450は、アプリケータ400と同様に、基端部454、先端部452及び出口456を備えているが、この実施形態では、さらに、アプリケータ450に沿って位置し、止め具458が挿入時にユーザによって捕まれたとき、及びアプリケータ450が膣内を止め具458の遠位へり460まで進んだときに、アプリケータ450内に配置されたデバイスの展開が、膣内の適切な深さで起こり、効率的な治療を提供するようにする、止め具458を含む。このアプリケータの実施形態を用いるデバイスの展開は、便利な深さ測定に止め具458を使用することを加えて、上に記載されたものに似た方法で、実行される。選択的に、止め具は、異なる大きさの女性、個人化に対応する選択可能な位置を有し得る。
本発明のいくつかの実施形態においては、脱出治療デバイスを都合の良い位置におくアプリケータが、膣への挿入に使用される。例えば、ここに記載されたいかなるデバイスも、アプリケータ上あるいは内に、つぶれたないし折り畳んだ状態で、膣内に挿入されるために、位置することができる。本発明の典型的な実施形態において、デバイスは、アプリケータを用いて膣内に挿入される。そして、次に、デバイスを折りたたんだ状態に保持するメカニズムを解放することにより、拡張した形状に変化することを許容する。本発明の典型的な実施形態において、解放可能ノットは、デバイス周辺にデバイス排除器を用いて、結ばれている。一旦デバイスが膣内に挿入されると、ノットは解放され、デバイス排除器は、デバイスの除去にデバイス排除器を使用できるように、アクセス可能な場所に配置される。
図5Aは、本発明の典型的な実施形態における、アプリケータ400の断面図を示す。脱出治療デバイス200は、折り畳まれ、アプリケータ400内で小さい断面の状態になる。選択的に、ここに記載され、あるいは提案されたいずれのデバイスも、アプリケータ400と共に使用することができる。上で説明したように、デバイス200は、折り畳まれて、膣への容易な、かつ、より心地良い挿入を許容する。図5Bは、脱出治療デバイス200が、膣への挿入に先立って収納のために折り畳まれる、本発明の典型的な実施形態におけるアプリケータ400の断面図を示す。
図6Aを参照すると、アプリケータ400は、その中に配置された脱出治療デバイスの展開のために、膣に挿入されることが分かる。本発明の典型的な実施形態において、先端部402が、最初に、膣に挿入される。アプリケータ400の基端部404部分は、先端部402に向かって部分的に押され、脱出デバイス200のいくらかは、膣内に配備される。基端部404を先端部402に向かって押し続けると、デバイス200がアプリケータ400から完全に自由になる結果となる。デバイス200が完全に展開されると、アプリケータ400は、デバイスを本来の位置に残して、膣から外される。本発明の典型的な実施形態において、デバイス排除器254は、デバイス200にずっと接続したままである。いくつかの実施形態において、アプリケータは、デバイス200の膣内への配備に使用されない。
図6Bに描写するフローチャート650が、本発明の典型的な実施形態における、脱出治療デバイスの挿入のプロセスを記載する。ステップ652−660は、本発明の典型的な実施形態におけるデバイスの挿入のプロセスを図解する。ここに記載された他の挿入プロセスについても同様である。
本発明の典型的な実施形態において、挿入後、デバイス200の柔軟である性質は、図6Cに描写される膣内における、その所定の直径の全てあるいは少なくともある程度を占めること、を許容する。デバイスは、膀胱636の下、子宮頚管630及び恥骨638の間に、自身を固着する。糸254は、通常の生理用タンポンと同様に、膣口644の開口部から突き出しているか、あるいは近くにあり、除去を許容する。
図6Dを参照して、デバイスの除去を示す。本発明のいくつかの実施形態においては、膣口から離れる方向にデバイス排除器254に加えられた力は、柔軟な脱出デバイスに、その形状を変形させるようにする。本発明の典型的な実施形態において、デバイスは、伸長し、膣の軸に沿って伸びる卵形の長軸を有する卵形状を形成する。発生する形状の変形は、楽にかつ容易に、デバイスが外れて取り除かれるのを許容するのに十分である。選択的に、デバイスは、デバイス排除器254を使用することなく、取り除かれる。
[分解可能脱出治療デバイス]
図7A−Cを見ると、本発明の典型的な実施形態におけるアンカー体を備えた閉じた脱出デバイス700が描写されている。本発明の典型的な実施形態において、アンカー体706は、デバイス700の本体710に、事前に取り付けられている。リング形状が、本体710に対して描写されているが、サポートのために膣壁に伸張を与える能力があるいかなる形状も、使用することができると理解されるべきである。そのような形状は、卵形、長だ円形あるいは多面形状であり得る。本発明の典型的な実施形態において、デバイス700は、末端部760が、デバイス700から見て膣口の実質的に反対側に配置されるように、膣中に挿入される。これに対して、デバイス700の基端部762は、膣口及びデバイス排除器716のより近くに位置する。本発明の典型的な実施形態において、デバイス700は、デバイス700により直接に尿道に圧力が及ばないように、挿入される。本発明のいくつかの典型的な実施形態では、アンカー体706は、図8Aで示すように、二つの選択的変形可能受け入れサイトの中に位置する。それらは、本体710の内周に位置する小さなくぼみである。選択的に、受け入れサイトは、本体710を貫通する穴である。
二つのくぼみは、アンカー体706をしっかりと保持するが、アンカー体が、除去する力が加わると、ゆるくなることを許容するのに、十分なサイズをもつ。本発明の典型的な実施形態において、除去する力は、膣口に向かい、かつ子宮から離れる方向に加えられる。膣壁によりデバイス700に加えられる側面の圧力が、くぼみにあるアンカー体706を保持するのに役立ち、除去するアンカー体706を本体710から外すように動作しないことは大いにあり得ることに留意すべきである。代替的、又は、追加的に、除去する力がアンカー体に加えられるときに、アンカー体が変形する際に、アンカー体706は、本体710から緩み放たれる。
デバイス排除器712は、アンカー体706に取り付けられている。本発明の典型的な実施形態において、接続糸708は、本体710及びアンカー体706を静的に接続している。選択的に、アンカー体は柔軟である。選択的に、アンカー体は、プラスチック材料から製造されている。本発明のいくつかの実施形態においては、アンカー体は、ほぼ図面で示す大きさである。選択的に、くぼみサイトは、本体710上のほかの場所に配置される。上に記載されたように、脱出治療デバイスを用いる主要な関心事の一つは、意図しないときに外れてしまうこと、場合によっては、膣から脱落しさえしてしまうという、それらの傾向である。アンカー体706の供給は、追加的に、又は、代替的に本体710に作用し、はずれてしまうことと戦う手段をもたらす。本体710に除去可能のように挿入されることができ、デバイス700が意図せずに外れてしまうことを防止するように作用するいかなる形状も、使用することができると理解されるべきである。一つのそのような実施形態750が図7Dに示されている。正方の馬蹄形のボディが、アンカー体として使用されている。展開に先立つアプリケータの典型的な実施形態において、図7Dに描写されたような典型的なデバイスの断面図が、図7Eで示される。本体710と同様に、そのような形状は、卵形、長だ円形あるいは多面形状であり得る。
アンカー体706は、脱出デバイスの意図しない動きと戦うだけでなく、選択的に、いくつかの実施形態において、より容易な、より心地良い除去のために、主要リング710から取り外すのに適合している。図8A−Cは、デバイス700を、分解された状態で示す。デバイス排除器712が引っぱられた後、アンカー体706は、本体710の内周上に配置された二つのくぼみ802及び804から外れる。しかしながら、アンカー体706は、選択的に、接続糸708を経て、本体710に接続されたままである。本発明のいくつかの実施形態においては、アンカー体706は、本体710に取り付けられたままである。しかし、本体710との関係を調整し、それによってデバイス700の構成を変更する。
ここで、図9を参照すると、除去のさらに進んだ段階にあるデバイス700が示されている。本発明の典型的な実施形態において、くぼみ802及び804は、デバイス排除器712所定の除去力の行使に負けて、本体710を折り畳むのに、適合している。くぼみ902及び904は、デバイス700のほかの部分より強さがないことの結果として、変形を始める。しかしながら、いくつかの実施形態において、少なくとも一つのくぼみが、完全にこわれるほど脆弱ではなく、デバイス700の一部分は、まだ、膣内に残っていることに留意することは重要である。くぼみが耐えられなくなると、デバイス700は、変形を始め、さらに伸びた形状を形成する。伸長した形状は、より長い膣の軸と一致したより長い軸を有する。この変形は、本質的に、デバイス700の輪郭のサイズを減少させ、より容易かつより心地良い除去を許容する。本体710が単一の材料で構成される典型的な実施形態において、くぼみ902及び904は、本体710の最も弱い部分である結果として、変形する。
本発明の典型的な実施形態において、本体710は、その弧の部分を相互接続する柔軟なバネを有し、堅い。バネは、除去する力の下で本体710が伸長するのを許容し、デバイス700の輪郭を小さくし、より容易でより心地良い除去を許容する。追加的に、又は、代替的に、くぼみ902及び904は、ちょうつがい状になっている。
本発明の典型的な実施形態において、アンカー体を含む組み立てられた脱出治療デバイスは、膣内にアプリケータで挿入される。デバイスは、通常の生理用タンポンの挿入と全く同様に、アプリケータで膣内に適用されることを意図されている。すなわち、先端部402に向かって圧力を加える際に、基端部404をプランジャのように用いることにより、出口406が開き、出口アプリケータ400内に配置された脱出治療デバイス200が出て、膣内に展開する。挿入後、デバイスは、著しく拡張し、所定の形状及びサイズとなる。それによって、所定の適切な圧力を膣壁の両方の側面に及ぼし、それらを脇に押出す。膣の頂点が、同時に、膣壁の堅さの増加により押し上げられる。デバイスの拡張は、最終的には、膣壁前部及び後部の線形の伸びを作り出し、一方で、膣内部の中空部の新しい形状を作り出す。選択的に、デバイスは、アプリケータを使用することなしで、挿入される。
[硬直性調整可能脱出治療デバイス]
図10Aは、弛緩した状態における脱出治療デバイス1000の実施形態を図解する。本発明の典型的な実施形態において、デバイスの本体1102は、柔軟で中空の円形体である。選択的に、本体は、別の閉じた形状、例えば、楕円、卵形あるいは多面形状である。本発明の典型的な実施形態において、本体1102は、生体適合性のある非圧縮性の流動体を充填される。選択的に、生体適合性のある非圧縮性の流動体は、水性である。本発明の典型的な実施形態において、本体1102は、取り付けられた中空チューブ1106を有する。図10Bで示す本体1102の内腔、及び、図10Cで示す中空チューブ1106の内腔は、流動体が通っている。すなわち、それらは、連続的な中空空間を有する。中空チューブ1106の内腔もまた、従って、生体適合性のある非圧縮性の流動体で充填されている。
本発明の典型的な実施形態において、中空チューブ1106は、少なくとも二つの基本的な機能を有する。第一に、それは、本体1102の外の流動体の容器としての役目をする。流動体ブロックメカニズム1108が、図10Dで示すように、中空チューブ1106の直径に比して小さい内径を有する中空チューブ1106の周辺に、提供される。選択的に、流動体ブロックメカニズム1108は、リングである。選択的に、流動体ブロックメカニズム1108は、ビーズである。流動体ブロックメカニズム1108は、チューブ1106内側に配置された流動体が、少しでもチューブを通して逃げないように、中空チューブ1106周辺に取り付けられ、流動体は、ブロックメカニズム1108により圧力がかけられる。その上に、ブロックメカニズム1108は、ブロックメカニズムが中空チューブ1106を本体1102に向かって移動させるときに、流動体が逃げるのを防止するのに十分に、チューブの内腔を圧縮する。ブロックメカニズム1108を上下にシフトすると、中空チューブ1106は、流動体を本体1102に出たり入ったりさせることが図から分かる。選択的に、本体1102及びチューブ1106は、柔軟な材料により作ることができる。選択的に、柔軟な材料は、シリコンあるいはポリウレタンである。本発明のいくつかの実施形態においては、本体1102及び中空チューブ1106は、同一の材料では作られない。
本発明の典型的な実施形態において、中空チューブ1106の第二の使用は、デバイス1000の膣からの除去の手段としての使用である。脱出治療デバイスの他の実施形態において記載されたように、デバイス排除器は、例えば、膣からデバイスを取り除くためにユーザが引くことができる糸として、提供される。同じように、ユーザは、中空チューブ1106を引くことにより、デバイス1000を膣から、取り除くことができる。デバイス1000除去は、デバイスが弛緩した状態にあるか、あるいは腫れ上がった状態にあるかにかかわりなく、この方法で達成できる。本発明のいくつかの典型的な実施形態において、中空チューブ1106を引くことは、チューブ1106のある程度の弾性変形を引き起こす。それは、デバイス1000内に配置されチューブ1106中に流れる流動体の利用可能な体積を増加する。結果として、流動体は、本体1002からチューブ1106中に流れることができる。これは、少なくとも本体のわずかなつぶれを引き起こし、したがって、より容易な除去を許容する。
図11を参照すると、本発明の典型的な実施形態における、腫れ上がった脱出治療デバイス1000が示される。本体1102の弛緩した形状では、ブロックメカニズム1108が、本体1102からチューブ1106の遠端に離れている。それによって、図10Aに示すように、流動体がチューブ1106内に蓄積するのを許容する。そのような構成において、次に、本体1102内において流動体圧力が低くなる。ブロックメカニズム1108が本体1102に向かって移動されるとき、ブロックメカニズム1108は、流動体をチューブ1106から本体1102中に圧搾する。結果として、チューブ1106中の流動体の利用可能体積が減少する。個々の患者の脱出を治療するのに十分なレベルにその硬直性を増加することにより、本体1102が調整される。デバイス1000の増加した硬直性は、膣の壁に高い圧力を及ぼしている。それによって、それらを脇に押出し、脱出を直す。
ここで、図12を参照すると、脱出治療デバイス1000実施形態の断面図が、アプリケータ1002内部に位置して示されている。本発明の実施形態において、アプリケータは、先端部1004及び基端部1006を備える。さらに、先端部1004は、出口1008を備える。出口は、デバイス1000がアプリケータ1002から出て、脱出治療のために位置するのを許容するのに、使用される。デバイス1000は、圧力を先端部1004に向かって、基端部1006上に及ぼすことにより、先端部1004を、実質的に所定位置に保持しながら、アプリケータ1002から外に移動される。基端部1006は、プランジャのように作用し、デバイス1000を先端部1004に配置された出口1008から押出す。一旦、デバイス1000が、脱出を治療するための位置にあると、アプリケータ1002は、膣から外され、選択的に配置される。
図10A−D及び図11から、本体1102中に押しいれることができる流動体の量は、中空チューブ1106の体積により限定されるということが分かる。ある場合には、チューブ1106内の利用可能な流動体の体積を増加することは、望ましくない。従って、本発明の実施形態においては、追加の貯蔵空間1310が、中空チューブ1106中に提供される。図13は、追加の流動体貯蔵空間1310で、体積を増加する中空チューブ1106を図解する。追加の貯蔵空間1310に含まれる余分の流動体は、同一の長さの中空チューブと仮定して、本体の増加した硬直性を得るのに、使用することができる。代替的、又は、追加的に、追加の貯蔵空間1310の使用は、中空チューブ1106が、短くなっても、同一の量の流動体を本体1102に供給することを許容する。
実施形態の詳細な説明を用いて記載された本発明は、一例として提供されるものであり、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。記載された実施形態は、異なる特徴を備え、本発明の全ての実施形態において、それらの全てが要求されるわけではない。本発明のいくつかの実施形態は、特徴のいくつかのみを利用するか、あるいは、特徴の可能な組合わせを利用する。記載された本発明の実施形態の変形、及び、記載された実施形態で言及した特長の異なる組合わせを備えた本発明の実施形態は、当業者が気づくものであり得る。請求項において使用されるときは、用語「含む(have)」、「含む(include)」及び「含む(comprise)」、或いはそれらの活用形は「含むがそれに限定さるのもではない(including but not limited to)」ことを意味するものである。本発明の範囲は、添付の請求項によってのみ限定される。
図1Aは、膣の解剖学的正面図である。 図1Bは、膀胱に上から、及び、腸管に下から圧迫されたときの、膣の図である。 図1Cは、膣の形状の側面図である。 図1Dは、女性の骨盤領域の説明図である。 図2Aは、本発明の典型的な実施形態における、脱出治療デバイスの上面図である。 図2Bは、本発明の典型的な実施形態における、脱出治療デバイスを横から見た図である。 図3Aは、本発明の典型的な実施形態における、図2Aの線A−Aに沿っての断面図である。 図3Bは、本発明の典型的な実施形態における、図2Bの線B−Bに沿っての断面図である。 図4Aは、本発明の典型的な実施形態における、アプリケータの斜視図である。 図4Bは、本発明の典型的な実施形態における、アプリケータの斜視図である。 図5Aは、本発明の典型的な実施形態における、アプリケータ内のデバイスの断面図である。 図5Bは、本発明の典型的な実施形態における、アプリケータ内のデバイスを輪切りにした断面図である。 図6Aは、本発明の典型的な実施形態における、脱出治療デバイスが挿入されるところを示す女性の骨盤領域の図である。 図6Bは、本発明の典型的な実施形態における、挿入手順を描写するフローチャートである。 図6Cは、本発明の典型的な実施形態における、本来の位置での脱出治療デバイスを示す女性の骨盤領域の説明図である。 図6Dは、本発明の典型的な実施形態における、脱出治療デバイスが除去されるところを示す女性の骨盤領域の図である。 図7Aは、本発明の典型的な実施形態における、閉じた分解可能脱出治療デバイスの正面図である。 図7Bは、本発明の典型的な実施形態における、閉じた分解可能脱出治療デバイスを横から見た図である。 図7Cは、本発明の典型的な実施形態における、閉じた分解可能脱出治療デバイスの斜視図である。 図7Dは、本発明の典型的な実施形態における、閉じた分解可能脱出治療デバイスの斜視図である。 図7Eは、本発明の典型的な実施形態における、展開前のアプリケータ内の閉じた分解可能脱出治療デバイスの断面図である。 図8Aは、本発明の典型的な実施形態における、開いた分解可能脱出治療デバイスの正面図である。 図8Bは、本発明の典型的な実施形態における、開いた分解可能脱出治療デバイスを横から見た図である。 図8Cは、本発明の典型的な実施形態における、開いた分解可能脱出治療デバイスの斜視図である。 図9は、本発明の典型的な実施形態における、取り除く力を加えた結果として、その輪郭を小さくした開いた分解可能脱出治療デバイスの正面図である。 図10Aは、本発明の典型的な実施形態における、弛緩した形態の脱出治療デバイスの実施形態の図である。 図10Bは、本発明の典型的な実施形態における、図10Aの線A−Aに沿ってのデバイスの断面図である。 図10Cは、本発明の典型的な実施形態における、図10Aの線B−Bに沿ってのデバイスの断面図である。 図10Dは、本発明の典型的な実施形態における、図10Aの線C−Cに沿ってのデバイスの断面図である。 図11は、本発明の典型的な実施形態における、腫れ上がった形態での脱出治療デバイスの実施形態の図である。 図12は、本発明の典型的な実施形態における、アプリケータ内に位置する脱出治療デバイスの実施形態の断面図である。 図13は、流動体容器を持つ流動体容器を持つ脱出治療デバイスの実施形態の説明図である。

Claims (35)

  1. 膣に挿入されたときに骨盤臓器をサポートするのに適合した本体と、本体を膣に挿入するためのアプリケータと、を備える骨盤臓器脱出症の治療のための装置。
  2. 前記本体が、非平面で、三軸に沿って広がる請求項1に記載の装置。
  3. デバイス排除器をさらに備える請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備え、前記柔らかい外部層が快適性を増すのに適合した、請求項1ないし3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備え、前記柔らかい外部層が壊死を防止するのに適合した、請求項1ないし4のいずれかに記載の装置。
  6. 前記装置が、前記膣にある間及び前記膣から除去中に、前記装置に加えられる力に応じて柔軟であることに適合した、請求項1ないし5のいずれかに記載の装置。
  7. 使い捨て可能である、請求項1ないし6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記装置が、前記挿入に際して直接尿道を押し付けないように構成されている、請求項1ないし7のいずれかに記載の装置。
  9. 膣に挿入されたときに骨盤臓器をサポートするのに適合した本体と、アンカー体とを備え、前記アンカー体が、選択的に前記本体に貼り付けられる、骨盤臓器脱出症を治療する装置。
  10. 前記本体が、非平面で、三軸に沿って広がる請求項9に記載の装置。
  11. デバイス排除器をさらに備える請求項9又は10に記載の装置。
  12. 前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備えた、請求項9ないし11のいずれかに記載の装置。
  13. 前記装置が、前記膣にある間及び前記膣から除去中に、前記装置に加えられる力に応じて柔軟であることに適合した、請求項9ないし12のいずれかに記載の装置。
  14. 使い捨て可能である、請求項9ないし13のいずれかに記載の装置。
  15. 前記本体が、膣口に向う除去する力が加わる際に変形可能である、請求項9ないし14のいずれかに記載の装置。
  16. 前記装置の挿入に適合したアプリケータをさらに備える、請求項9ないし15のいずれかに記載の装置。
  17. 前記アンカー体がリング状である、請求項9ないし16のいずれかに記載の装置。
  18. 前記アンカー体が卵形である、請求項9ないし16のいずれかに記載の装置。
  19. 前記アンカー体が多辺形である、請求項9ないし16のいずれかに記載の装置。
  20. 膣に挿入されたときに骨盤臓器をサポートするのに適合した薄い本体であって、少なくともその上の三点で変形可能である本体を備える骨盤臓器脱出症の治療のための装置。
  21. 前記本体が、非平面で、三軸に沿って広がる請求項20に記載の装置。
  22. 前記装置に動作を付与するのに適合した、デバイス排除器をさらに備える請求項20又は21に記載の装置。
  23. 前記本体の少なくとも部分上に配置された柔らかい外部層をさらに備え、前記柔らかい外部層が壊死を防止するのに適合した、請求項20ないし22のいずれかに記載の装置。
  24. 前記装置が、前記膣にある間及び前記膣から除去中に、前記装置に加えられる力に応じて柔軟であることに適合した、請求項20ないし23のいずれかに記載の装置
  25. 使い捨て可能である、請求項20ないし24のいずれかに記載の装置。
  26. 前記装置が、前記挿入に際して直接尿道を押し付けない、請求項18ないし25のいずれかに記載の装置。
  27. 前記本体が中空の内腔を有する装置であって、柔軟なチューブをさらに備え、前記チューブが前記本体に取り付けられ、中空の内腔を与えられ、前記本体の中空の内腔と流体接触する、前記チューブ及び本体により排斥された内腔に配置された非圧縮性の流動体、及び、ブロックするメカニズム、前記ブロックするメカニズムが、それによって前記内腔内の前記非圧縮性の流動体を制約する前記チューブ上にスライド可能なように配置される、請求項1ないし26のいずれかに記載の装置。
  28. 前記柔軟なチューブが、追加の貯蔵空間をさらに備え、前記チューブ及び本体により排斥された内腔の体積を増加する、請求項27に記載の装置。
  29. 前記装置の挿入に使用されるアプリケータをさらに備える、請求項20ないし28のいずれかに記載の装置。
  30. 膣に骨盤臓器脱出症の治療のための装置を挿入すること、及び前記装置を前記膣内で位置合わせすることを含み、前記装置が前記挿入後に非平面の構成を示す、骨盤臓器脱出症の治療のための方法。
  31. アプリケータを用いることにより挿入を容易にする、請求項30に記載の方法。
  32. 前記装置を前記膣から取り除くことをさらに含む、請求項30又は31に記載の方法。
  33. 前記装置に動作を付与するのに適合したデバイス排除器により、前記除去が容易化される、請求項32に記載の方法。
  34. 前記装置を処理することをさらに含む、請求項30ないし33のいずれかに記載の方法。
  35. 前記位置合わせが、尿道に直接圧力を加えない、請求項30ないし34のいずれかに記載の方法。
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