JP2007523597A - 圧縮生分解性チューインガム - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1種の生分解性ポリマーを含む、ガムベース顆粒及び圧縮チューインガムに関する。本発明の1つの実施形態によれば、機械的に安定な圧縮チューインガムタブレットは、圧縮チューインガムタブレットのガムベースの一部として少なくとも1種の生分解性ポリマーを適用することにより得られた。

Description

[発明の分野]
本発明は、チューインガム顆粒、及びかかるチューインガム顆粒をベースにして生成したチューインガムに関する。
[発明の背景]
チューインガムを製造するいくつかの種々の方法が、当該技術分野において知られている。種々の方法は概ね、根本的に2つの異なる方法に分類される。製造されるチューインガムは、ガムベース化合物をベースにして機械的に混合されるチューインガム、又は多かれ少なかれ個々のガムベース粒子をベースにして圧縮されるチューインガムである。1種類目のチューインガムは一般的に、たいていポリマーの機械混合、及び例えば香味料に起因して、いくつかの種々のパラメータに亘る非常に心地良いテクスチャーによって利得を得る。しかしながら、このような種類の方法及びチューインガムの欠点の一つは、封入される香味料及び活性成分等の種々の成分が、混合プロセスによって多かれ少なかれ破壊又は分解されてしまう可能性があることである。
2種類目のチューインガムは一般的に、上述の香味料又は活性成分等の脆弱な添加剤の比較的穏やかな風合い(handling)によって利得を得る。しかしながら、このような種類のチューインガムの欠点の一つは、得られるチューインガムタブレットが通常、特にガムの初期の咀嚼中に、あまりにも容易に砕壊してしまう可能性があることである。
圧縮チューインガムを得るための種々の提案が、従来技術において為されている。一般に、このような技法は、製造プロセスの適合に関する。WO 03/011045は、タブレット成形プロセス装置へのチューインガム混合物の固着又は接着を、混合物顆粒のサイズを制御することによって対処する技法を開示している。
一般的な従来技術に関連する課題は、チューインガムの残留物が環境の観点からだけではなく、また適切に処理されないチューインガム塊等の観点から、大変厄介なことである。
圧縮チューインガムに関連するさらなる課題は、適用される顆粒が、圧縮時に機械的に安定となるような特性を受け継いで、これによりタブレットの早すぎる崩壊を回避しなければならないことである。
[発明の概要]
本発明は、少なくとも1種の生分解性ポリマーを含むガムベース顆粒に関する。
本発明の1つの実施の形態によれば、機械的に安定な圧縮チューインガムタブレットは、圧縮チューインガムタブレットのガムベースの一部として少なくとも1種の生分解性ポリマーを適用することにより得られた。
したがって、実験により、改良された機械的安定性を特徴とする圧縮チューインガムタブレットは、ポリマーマトリックスを形成するガムベースとして部分的に又は単独で生分解性ポリマーを適用することにより得られる、ということが示された。
さらに本発明の1つの実施の形態によれば、本発明により形成されるタブレットは、初期の意図された咀嚼前に、非分解性ポリマーをベースにした従来の圧縮チューインガムタブレットと比較した場合、比較的安定している、ということが証明された。
本発明は主にいくつかの特に有益な生分解性ポリマー群に焦点を当てているが、本発明は一般的に、咀嚼前分解にもかかわらず、従来通りに混合されたチューインガムと比較して機械的に安定な圧縮タブレットが得られるという意外な効果が概して得られる、という意味で生分解性ポリマーに適用される、ということが強調されるべきである。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベースは少なくとも1種の生分解性ポリマーを実質的に単独で含む。
本発明の1つの実施の形態によれば、ガムベースは1種以上の生分解性ポリマーのみに基づいて製造されるのが有益である。さらにまた、実験により、このようなガムベースはガムベース顆粒をベースにして適用されるのが有益である、ということが示された。
本発明の1つの実施の形態では、上記生分解性ポリマーの少なくとも1種は、少なくとも1種のアルコール又はその誘導体と、少なくとも1種の酸又はその誘導体との反応によって製造されるポリマーから成る。
本発明の好ましい1つの実施の形態によれば、ポリマーの少なくとも1種が、少なくとも1種のアルコールと、少なくとも1種の酸との反応によって製造される。この種類のポリマーは、チューインガム又はガムベースに適用される際に、加工及び最終的に得られるテクスチャーの双方に関して有益な特性を特徴とする。
本発明の1つの実施の形態では、上記生分解性エラストマーの少なくとも1種が、少なくとも1種の環状エステルの重合によって得られる上記ポリエステルを含む。
本発明の1つの実施の形態では、上記生分解性エラストマー可塑剤の少なくとも1種が、少なくとも1種の環状エステルの重合によって得られる上記ポリエステルを含む。
さらに且つ好ましい1つの実施の形態では、上記チューインガムが、少なくとも1種のエラストマー可塑剤を含み、このエラストマー可塑剤は、少なくとも1種の環状エステルと、少なくとも1種のアルコール又はその誘導体と少なくとも1種の酸又はその誘導体との反応によって製造される上記ポリエステルの少なくとも1種を含む少なくとも1種のエラストマーとの重合によって得られる上記ポリエステルの少なくとも1種を含む。
2種類のポリマーを混合する利点は、エラストマー可塑剤として適用される生分解性ポリマーによって与えられる高度な分解性が、付与される軟化剤に対する堅牢性、テクスチャー、放出性能及び加工性能に対して、生分解性エラストマーの有益な特性と組み合わされ得ることである。
本発明の1つの実施の形態では、ガムベースが、ガムベースの5.0重量%未満、好ましくは1.5重量%未満の含水量を有する。
生分解性ポリマーを取り扱う際に含水量を低く維持しておくことが、一般に好ましい。しかしながら、本発明によれば、圧縮技法の使用が、初期の咀嚼前分解を遅らせるため、従来通りに混合された生分解性チューインガムと比較して、圧縮チューインガムでは含水量を高くすることが容易になる。すなわち
本発明の1つの実施の形態では、ガムベースが、ガムベースの1.0重量%未満、好ましくは実質的に0重量%の含水量を有する。
本発明の1つの実施の形態では、ガムベース顆粒のサイズが、0.01mm・0.01mm〜2mm・2mmの範囲内、好ましくは0.1mm・0.1mm〜1.0mm・1.0mmの範囲内である。
本発明の1つの実施の形態では、少なくとも1種の生分解性ポリマーがガムベースの約1重量%〜約100重量%の量である。
本発明の1つの実施の形態では、上記粒状ガムベースが、少なくとも1種の高分子量エラストマー生分解性ポリマーをガムベースの約0重量%〜約75重量%の量で含む。
本発明の1つの実施の形態では、少なくとも1種の高分子量エラストマー生分解性ポリマーの分子量が、約10,000g/mol〜約800,000g/mol(Mn)である。
本発明の1つの実施の形態では、上記粒状ガムベースが、少なくとも1種の低分子量エラストマー溶媒を当該ガムベースの約0重量%〜約90重量%の量で含む。
本発明の1つの実施の形態では、上記少なくとも1種の低分子量エラストマー溶媒の分子量が、約1,000g/mol〜約50,000g/mol(Mn)である。
本発明の1つの実施の形態では、ガムベース顆粒が、甘味料を50重量%未満の量で含む。
本発明の1つの実施の形態では、ガムベースが、実質的に滑剤、固結防止剤及び流動促進剤を含まない。
本発明の1つの実施の形態では、天然樹脂が、チューインガムの配合に適用される場合、ガムベースの改良され且つ粘着性のテクスチャーを与える。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベースが、実質的に蝋を含まない。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベースが、実質的に脂肪を含まない。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベースが、充填剤を当該ガムベースの約0重量%〜約50重量%の量で含む。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベース顆粒が、活性成分を含み、圧縮前に、当該活性成分の少なくとも一部がチューインガム形成顆粒又はチューインガム形成顆粒の少なくとも一部に分けられる。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベースが、合成樹脂を当該ガムベースの約15重量%〜約99重量%、好ましくは約15重量%〜約80重量%の量で含む。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベースが、乳化剤及び/又は脂肪を当該ガムベースの約10重量%〜約40重量%の量で含む。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベースが、蝋を当該ガムベースの約2重量%〜約30重量%の量で含む。
本発明の1つの実施の形態では、香味料の少なくとも一部が、圧縮前にガムベース又はガムベースの少なくとも一部に分けられている。
本発明の1つの実施の形態では、上記少なくとも1種の生分解性ポリマーが、環状エステル、アルコール又はその誘導体、及びカルボン酸又はその誘導体から成る群より選択される少なくとも1種の化合物の重合によって得られる少なくとも1種のポリエステルを含む。
本発明の1つの実施の形態では、上記ガムベース顆粒が、少なくとも1種の非生分解性ポリマーを含む。
なお、本発明は、少なくとも1種の生分解性ポリマーをベースにして生成した圧縮チューインガムに関する。
本発明の1つの実施の形態では、圧縮チューインガムが、請求項1〜25のいずれか1項に記載のガムベース顆粒をベースにして生成される。
本発明の1つの実施の形態では、上記チューインガムポリマーの少なくとも一部が、非生分解性である。
本発明の1つの実施の形態では、上記チューインガム顆粒が、甘味料、香味料、充填剤及び乳化剤等のチューインガム成分、好ましくは粉末チューインガム成分と共に配合且つ圧縮される。
本発明の1つの実施の形態では、含水量が、ガムベースの5.0重量%未満、好ましくは1.5重量%未満である。
本発明の1つの実施の形態では、含水量が、実質的に0%である。
本発明の1つの実施の形態では、上記生分解性ガムベースが、少なくとも2種の生分解性ポリマーを含む。
本発明の1つの実施の形態では、上記生分解性ガムベース顆粒が、従来の非生分解性ガムベース顆粒と共に使用される。
本発明は、以下の図面を参照して説明され、これらの図面は、ヘッドスペースGC/MSによって測定される分解生成物の形成を例示している。
[詳細な説明]
特に断りのない限り、本明細書中で使用される場合、「分子量」という用語は、数平均分子量(Mn)を意味する。省略形であるPDは、多分散性を示す。
ガラス転移温度は、例えばDSC(DSC:示差走査熱量測定)によって測定され得る。DSCは一般的に、ポリマーの熱転移の測定及び試験に適用することができ、且つ具体的には、材料の二次転移、すなわち熱容量の変化を伴うが、潜熱を有さない熱転移の測定に適用することができる。ガラス転移は、二次転移である。
一般的に、詳細な説明の以下の例において、2つの異なる種類のポリマーは、ポリエステルタイプ1及びポリエステルタイプ2と表わされる。ポリエステルタイプ1は一般的に、少なくとも1種のアルコール又はその誘導体と、少なくとも1種の酸又はその誘導体との反応によって製造されるポリエステルを表わす。この種類のポリエステルポリマーのさらなる詳述は、本明細書及び特許請求の範囲において示される。ポリエステルタイプ2は一般的に、少なくとも1種の環状エステルの重合によって得られるポリエステルポリマーを表わす。この種類のポリエステルポリマーのさらなる詳述は、本明細書及び特許請求の範囲において示される。
これに関連して、環境的に又は生物学的に分解性のポリマー化合物という用語は、チューインガムを棄てた後、物理的、化学的及び/又は生物学的分解を行うことが可能であり、このため、棄てられたチューインガムの廃棄物が、廃棄場所から容易に除去可能となるか、又は最終的に、チューインガムの残留物とはもはや認識不可能な塊又は粒にまで砕壊される、チューインガムベース成分を表わす。このような分解性ポリマーの分解又は砕壊は、温度、光、湿気等の物理的要因によって、pHの変化により引き起こされる加水分解等の化学的要因によって、又はポリマーを分解し得る酵素の作用によって、達成又は誘発され得る。他の有用な実施形態において、ガムベースの全てのポリマー成分は、環境的に分解性であり、すなわち生分解性ポリマーである。
好ましくは、究極の分解生成物は、二酸化炭素、メタン及び水である。
本発明による生分解性の好ましい規定によれば、生分解性とは、或る有機分子の特性であり、これにより、有機分子が自然環境に曝されるか、又は生体内に存在すると、しばしば加水分解等の純粋な化学プロセスと組み合わされて、酵素又は微生物によるプロセスを介して反応し、より単純な化合物、及び究極には二酸化炭素、酸化窒素又は水を形成するものである。
したがって、本発明のガムベースに応じて適用することができる、付加的な環境的に又は生物学的に分解性のチューインガムベースポリマーの好適な例としては、分解性ポリエステル、ポリ(エステル−カーボネート)、ポリカーボネート、ポリエステルアミド、ポリペプチド、ポリリシン等のアミノ酸のホモポリマー、及び例えば加水分解ゼインを含むタンパク質加水分解物等のタンパク質の誘導体を含むタンパク質類が挙げられる。この種類の特に有用な化合物は、ラクチド、グリコリド、トリメチレンカーボネート、d−バレロラクトン、β−プロピオラクトン及びe−カプロラクトン等の1種以上の環状エステルの重合によって得られるポリエステルポリマー、並びに開鎖多価酸とポリオール、例えばアジピン酸とジ(エチレングリコール)との混合物の重縮合によって得られるポリエステルを含む。6−ヒドロキシカプロン酸等のヒドロキシカルボン酸は、ポリエステルを形成するのに使用されてもよく、多価酸とポリオールとの混合物と併用してもよい。このような分解性ポリマーは、ブロックポリマーを含む、ホモポリマー又はコポリマーであってもよい。
以下の実施例は、例示のために挙げられ、本発明を限定するものではない。
ポリエステルタイプ2の樹脂の調製
樹脂試料は、円筒ガラスと、ガラス攪拌軸及びテフロン(登録商標)攪拌翼、並びに底部に排出口を具備するジャケット付10L容のパイロットリアクターとを用いて製造される。リアクター内容物の加熱は、外側のジャケットを通る130℃の熱状態にされたシリコーン油の循環によって達成される。ε−カプロラクトン(358.87g、3.145mol)及び1,2−プロピレングリコール(79.87g、1.050mol)を、触媒のオクタン酸第一錫(1.79g、4.42×10−3mol)と共にリアクターに入れて、約30分130℃で反応させる。その後、溶融D,L−ラクチド(4.877kg、33.84mol)を添加して、約2時間反応を続ける。この時間の最後に、底部にある排出口を開くと、溶融ポリマーはテフロン(登録商標)で裏打ちされた塗料缶内に流れる。
製造の特性決定は、M=6,100g/mol及びM=7,100g/mol(オンラインMALLS検出器を用いたゲル浸透クロマトグラフィ)、並びにTg=25−30℃(DSC、加熱速度10℃/分)を示す。
ポリエステルタイプ2のエラストマーの調製
エラストマー試料は、乾燥Nグローブボックス内で以下のように合成される。オーバーヘッド機械攪拌器(10mmロッド)を具備する500mL容の樹脂ケトル内に、3,152gのペンタエリスリトール及び0.5768gのSn(Oct)(塩化メチレンに溶解した4.27%(w/v)溶液3.56ml)を乾燥Nガスでパージしながら投入する。塩化メチレンを、Nでパージしながら15分間蒸発させる。その後、εーカプロラクトン(1,148g、10mol)、トリメチレンカーボネート(31g、0.30mol)及びδ−バレロラクトン(511g、5.1mol)を添加する。樹脂ケトルを130℃の一定温度の油浴に浸漬し、13.4時間攪拌する。続いて、油浴からケトルを取り出し、室温で冷却させる。固体、すなわち弾性生成物を、ナイフを使用して小片に切り取り、プラスチック容器に入れる。
製造の特性決定は、M=88.812g/mol及びM=297,000g/mol(オンラインMALLS検出器を用いたゲル浸透クロマトグラフィ)、並びにT=−59.4℃(DSC、加熱速度10℃/分)を示す。
ポリエステルタイプ1のエラストマーの調製
エラストマー試料は、オーバーヘッド攪拌器、窒素ガス注入管、温度計及びメタノール除去用蒸留ヘッドを具備する500mL容の樹脂ケトルを使用して製造される。ケトルに、83.50g(0.43mol)のジメチルテレフタレート、99.29g(0.57mol)のジメチルアジペート、106.60g(1.005mol)のジ(エチレングリコール)、及び0.6gのカルシウムアセテートモノヒドレートを入れる。窒素下で、全ての成分が溶融するまで、混合物を攪拌しながらゆっくりと加熱する(120〜140℃)。加熱及び攪拌を続け、メタノールを連続的に蒸留する。メタノールのガスが発生するまで、温度を150〜200℃の範囲にゆっくりと上げる。加熱を中断して、内容物を約100℃にまで冷却させる。リアクターの蓋を取り外し、溶融ポリマーを慎重に受け取り容器に流し込む。
製造の特性決定は、M=50,000g/mol及びM=100,000g/mol(オンラインMALLS検出器を用いたゲル浸透クロマトグラフィ)、並びにT=−30℃(DSC、加熱速度10℃/分)を示す。
上記のポリエステルタイプ1を参照すると、この種類のポリマーは一般的に、本発明の範囲内で、ジ−、トリ−若しくはより高次の官能性のアルコール又はそのエステルと、ジ−、トリ−若しくはより高次の官能性の脂肪族若しくは芳香族カルボン酸又はそのエステルとの逐次重合によって調製され得る。同様にまた、ヒドロキシ酸又はヒドロキシ酸無水物、及び多官能性カルボン酸のハロゲン化物をモノマーとして使用してもよい。重合は、直接的なポリエステル化又はエステル交換を伴ってもよく、且つ触媒されてもよい。分枝鎖モノマーの使用は、ポリエステルポリマーの結晶化度を抑制する。鎖に沿った異なるモノマー単位の混合もまた、結晶化度を抑制する。反応及び得られたポリマーの分子量を制御するために、単官能性アルコール又は酸を添加することによってポリマー鎖を停止し、且つ/又は酸基とアルコール基との間、又はいずれかの誘導体間の化学量論的不均衡を利用することが可能である。また、長鎖脂肪族カルボン酸又は芳香族モノカルボン酸を添加することによって、ポリマーの分枝度を制御することができ、逆に多官能性モノマーを使用して分枝を生成する場合もある。なお、重合の後に、単官能性化合物を使用して遊離型の水酸基及びカルボキシル基でエンドキャップしてもよい。
一般的に、多官能性カルボン酸は、重縮合反応媒体における溶解度が非常に制限される高融点の固体である。多官能性カルボン酸のエステル又は無水物は、この制限を克服するのによく使用される。カルボン酸又はカルボン酸無水物を伴う重縮合は、縮合物である水を生成し、この水を追い出すのに高温を必要とする。したがって、多官能性酸のエステルのエステル交換を伴う重縮合が、好ましい方法である場合が多い。例えば、テレフタル酸のジメチルエステルは、テレフタル酸自体の代わりに使用されてもよい。この場合、水よりもむしろメタノールが縮合され、メタノールは、水よりも容易に追い出され得る。通常、反応は、大量に(溶媒無しで)実行され、高温及び真空を用いて副生成物を除去し、反応を完了まで至らせる。エステル又は無水物に加えて、カルボン酸のハロゲン化物を特定の環境下で使用することもできる。
通常、ポリエステルタイプ1を調製するために、好ましい多官能性カルボン酸又はその誘導体は、飽和又は不飽和脂肪族又は芳香族のいずれかであり、2〜100個の炭素原子、より好ましくは4〜18個の炭素原子を含有する。ポリエステルタイプ1の重合において、かかるカルボン酸又はその誘導体として利用され得るカルボン酸の適用可能ないくつかの例としては、シュウ酸、マロン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、グルタル酸、グルタミン酸、アジピン酸、グルカル酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等の脂肪族多官能性カルボン酸、及びシクロペンタンジカルボン酸、シクロブタンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の環状脂肪族多官能性カルボン酸、及びテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸及びナフタレン1,4−、2,3−、2,6−ジカルボン酸等の芳香族多官能性カルボン酸が挙げられる。例示するが、限定しない目的で、カルボン酸誘導体のいくつかの例として、3−ヒドロキシプロピオン酸及び6−ヒドロキシカプロン酸等のヒドロキシ酸、並びに酸の無水物、ハロゲン化物又は酸のエステルが挙げられる。酸のエステルは例えば、既に記載された酸に対応するジメチル又はジエチルエステルであり、これは、ジメチル又はジエチルオキシレート、マロネート、サクシネート、フマレート、マレエート、グルタレート、アジペート、ピメレート、スベレート、アゼレート、セバケート、ドデカンジオエート、テレフタレート、イソフタレート、フタレート等のエステルを意味する。概して、メチルエステルは、高級アルコールが低級アルコールよりも除去されにくいという理由で、エチルエステルよりも好ましいことがある。
さらにまた、通常好ましい多官能性アルコールは、例えばポリグリコール及びポリグリセロールのように、2〜100個の炭素原子を含有する。ポリ1の重合プロセスにおいて、かかるアルコール又はその誘導体として利用され得るアルコールの適用可能ないくつかの例としては、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール等のポリオールが挙げられる。例示するが、限定しない目的で、アルコール誘導体のいくつかの例として、トリアセチン、グリセロールパルミテート、グリセロールセバケート、グリセロールアジペート、トリプロピオニン等が挙げられる。
また、ポリエステルタイプ1の重合に関して、使用される場合がある連鎖停止剤は、多官能性化合物である。多官能性化合物は、1〜20個の炭素原子を含有するモノヒドロキシアルコール又は2〜26個の炭素原子を含有するモノカルボン酸のいずれかであることが好ましい。一般的な例としては、中鎖若しくは長鎖脂肪アルコール又は酸が挙げられ、具体例としては、メタノール、エタノール、ブタノール、ヘキサノール、オクタノール等及びラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ステアリン酸アルコール等のモノヒドロキシアルコール類、並びに酢酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、セロチン酸、ドデシレン酸(dodecylenic)、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸、安息香酸、ナフトエ酸及び置換ナフトエ酸、1−メチル−2−ナフトエ酸及び2−イソプロピル−1−ナフトエ酸等のモノカルボン酸が挙げられる。
通常、酸触媒又はエステル交換触媒はポリ1の重合に使用され、限定するものではないが、これらの例としては、マンガン、亜鉛、カルシウム、コバルト又はマグネシウムの酢酸塩、及び酸化アンチモン(III)、酸化ゲルマニウム又はハロゲン化ゲルマニウム、及びテトラアルコキシゲルマニウム、チタニウムアルコキシド、亜鉛塩又はアルミニウム塩等の金属触媒が挙げられる。
ポリエステルタイプ2に関する実施例を参照すると、この種類のポリマーは一般的に、1種以上の環状エステルの開環重合によって得ることができる。この環状エステルには、グリコリド、ラクチド、ラクトン及びカーボネートが挙げられる。重合プロセスは、オクタン酸第一錫等の適切な触媒の存在下で行うことができ、且つ開始することができる。
ガムベース及びガムベース顆粒の調製
ガムベースは、以下の表1に記載されるように配合された。
Figure 2007523597
個々のガムベースは、以下のように調製される。エラストマーを、例えば水平に置かれたZ形アームのような混合手段を備える混合ケトルに加える。エラストマーを小片に砕き、ケトル内での機械的作用により、且つ軟化剤の添加により軟化させる。好適な軟化材は、例えば、香味料、すなわち現在記載される実施形態ではメントールの香味料から成ることができる。
乳化剤、脂肪及び/又は蝋を含む軟化系は、混合物にゆっくりと添加され、混合は、均質なガムベースが得られるまで続けられる。混合時間は通常、組成及び混合技術に応じて30分〜4時間の範囲である。混合温度は通常、50℃〜120℃の範囲である。
混合物はその後、受皿に入れられるか、又は粒状化され、入れられた際の温度である50℃〜120℃から、室温まで冷却される。
明らかに、本発明に従って他のガムベースの調製方法を適用することができる。
得られたガムベースは続いて、小さいガムベース顆粒であるガムベース顆粒を得るために加工され、引き続き、さらなるチューインガム成分による圧縮手段によってタブレット成形され得る。
所望のガムベース顆粒を得るのに適用されるプロセスは、切削又はスタンピングによって、例えばおよそ0.5・0.5センチメートルのサイズのガムベースマクロ顆粒の初期の確立を暗示している。マクロ顆粒は、ソルビトールバルク甘味料と1対1の比で配合される。得られた配合物は、凍結され、且つ冷却時に研削又は粉砕される。得られたガムベース顆粒はその後、目的の粒子径を得るために、篩にかけられる。本発明の実施形態によれば、顆粒の粒子径は、およそ1mm・1mm未満に維持される。本発明のさらなる実施形態によれば、生分解性ポリマーを適用する場合、ソルビトールの従来通りの添加無しに、研削することが可能である。
明らかに、本発明によればいくつかの他の造粒技法を適用することができる。他の造粒技法は、WO 8603967、EP 513978、US 4405647、US 5866179、WO 9721424、PCT/DK03/00070及びPCT/DK03/00465に記載される方法等であり、これらは参照により本明細書中に包含される。
チューインガムの調製
圧縮チューインガム処方物は、表2に示されるように構成される。
Figure 2007523597
得られた圧縮チューインガムは、当該技術分野で既知である従来方法に応じて調製された。従来方法は、ガムベース顆粒をさらなる粉末状チューインガム成分と配合する過程、任意で、配合物を篩にかける過程、圧縮によって、篩にかけた配合物をタブレット成形する過程、及び任意でタブレットをコーティングする過程を含む。
上述の圧縮チューインガムタブレットの調製のほか、付加的な非圧縮チューインガムタブレットもまた調製された。これらは比較のために調製され、使用される方法は、実質的に圧縮チューインガム処方物の機械混合と同じ、チューインガム処方物の機械混合を含んでいた。
調製される様々なタブレットタイプを表3に示す。
Figure 2007523597
さらなるタブレットタイプが、含水量の変更により調製された。種々の量のマルチトールシロップ(水を30%含有する)の添加によって、水を加えた。これらのタブレット製造方法は、従来通りの混合を含んでいた。
Figure 2007523597
水中でのチューインガム分解に関する評価
目視評価、pH測定及びGC/MS分析を実施して、水中での分解の第1週の間及びその後の咀嚼していないチューインガムの分解を評価した。
脱塩水中に放置されたチューインガムタブレットに関する目視評価の結果は、以下の表5に示される。表は、60度に曝された同一のタブレットタイプにおける様々な試料に伴い、40度に曝された試料の評価を包含することに留意すべきである。各試料は、評価期間中、同じ温度に保持される。
適用された等級付けは以下の通りである:
0:タブレットコアは実質的に影響を受けておらず、液体は透明である、
1:タブレットコアは実質的に影響を受けておらず、液体中に遊離粒子が少量、形成する、
2:タブレットコアの初期の崩壊が、液体中の遊離粒子の大量形成によって観察される、
3:遊離粒子が優勢となり、タブレットコアは徐々に減少する、
4:コアは現時点で、小さい粒子として完全に溶解される。
Figure 2007523597
C、F及びIで示されるタブレットタイプは、タブレットの周囲の水が評価の初日から乳白色であったため、フィルムコーティングのかなり早期の溶解が、目視評価を妨げたという理由で、表5に含めない。
表5を評価すると、生分解性ポリマーをベースとして生成した圧縮チューインガムが、従来型のポリマー相当物よりも咀嚼前に安定であることが分かる。咀嚼前分解が、概して、圧縮チューインガムタブレットを特徴付ける既ウィーク構造の弱化をもたらすことが予測されたので、この結果は極めて意外である。
なお、さらなる観察により、タイプ2のポリマーを含有するバイオベースAが、タイプ2のポリマーとタイプ1のポリマーとの配合物を含有するバイオベースBよりも安定であるように見える。
以下の表は、上述のチューインガムタブレットが放置された脱塩水のpHを測定した結果を示す。
Figure 2007523597
標準ガムベースを含むチューインガムについて生じる結果は、圧縮チューインガム及び従来通りに混合されるチューインガムの双方の試験に関して、pHが1日目〜7日目にむしろ変化しないことを示す。このことは、生分解性ポリマーを含有するチューインガムに関して観察される変化が、これらの生分解性ポリマーの存在に起因し、他のチューインガム成分によるものではないことを立証する。
圧縮チューインガム中に生分解性ポリマーを適用すると、従来通りに混合されたチューインガムと比較して、pHが遅い速度で低下することが示される。すなわち、咀嚼前では、圧縮チューインガムタブレットを製造する方法は、従来通りの混合によって生分解性チューインガムをベースにして生成したチューインガムと比較すると、咀嚼前分解を遅らせるようにみえる。
分解に関する含水量の影響の試験は、目視評価され、且つチューインガムタブレットが放置された脱塩水のpH値を測定することによって以下の結果を得た。
Figure 2007523597
表7の結果は、チューインガムの付加的な水が、分解をより早く進行させ、且つ含水量が大きくなればその傾向が増すことを示す。
Figure 2007523597
pHは低く、1日目〜7日目の期間中に低下しないが、見方を変えれば、pHは既に1日目にかなり低くなっていると認識されるため、このことは、pHが数時間ほどの短時間で急激に低下することを示す。この観察を裏付けるため、2種の試料を最初の1時間に測定されたpHの脱塩水中に放置した。結果を以下の表に示す。
Figure 2007523597
pH値は1日のうちに3まで下がることが明らかであり、タブレットタイプTのようなより高い含水量がpHをより急速に下げることが分かる。
GC/Msによる評価に使用される方法は、ヘッドスペースサンプリング(Perkin Elmer Turbo Matrix 40)を含み、したがって、チューインガムの残留物及びそれが放置された脱塩水の双方とも分解後にバイアル瓶に移され、ここで気相部分への成分の放出が為された。平衡期間の後、ヘッドスペースエアの試料をGC/MS系(Perkin Elmer Clarus 500)に注入し、得られたクロマトグラムにおいて、関連ピーク領域が評価された。これより、種々のチューインガムの分解が、以下に記載されるように比較された。
図1〜図3は、チューインガム試料のヘッドスペースGC/MS測定から得られた。この試料は、40℃で1週間、分解のために水中に放置された。
図1は、圧縮チューインガム試料からの分解生成物の形成に対応するヘッドスペースGC/MSピーク領域を示す。標準ガムベースを単独で含むチューインガムから得られる分解生成物は存在しないことが明らかである。生分解性チューインガムに関して、タイプ1及びタイプ2のポリエステルの配合物であるバイオベースBを含むチューインガムからの分解生成物の量は、タイプ2のポリエステルを単独で含んでいるバイオベースAを含むチューインガムに相当する量よりも多い。
図2は、従来通りの混合を含む方法によって調製されたチューインガムタブレットに関して測定された結果と併せて、図1と同様のピーク領域を示す。注目すべき結果は、圧縮チューインガムタブレットからよりも、従来のチューインガムタブレットから生じる分解生成物の量がより多いことである。
図3は、含水量の増加が分解生成物の量を増大させる結果を示す。
空気中のチューインガム分解に関する評価
以下の官能評価が、咀嚼されていないチューインガム試料に関して行われる。
ここで以下の表10及び表11に官能評価を示す。
Figure 2007523597
図2に観察される分解生成物の測定結果によれば、従来のチューインガムが概して、香り及び味等のパラメータに関して圧縮チューインガムよりも悪いことが表10の官能評価(60℃での結果)から明らかである。すなわち、圧縮チューインガムを空気中に放置して高温で分解させると、従来のチューインガムよりも高度な安定を示すことが明らかである。
Figure 2007523597
表11の評価は、いくつかの「古い」又は酸の香りが、付加的な水を含有するチューインガム中に現れることを明らかにしている。チューインガムが60℃に保持される場合、40℃に比べてその傾向は増すか、促進する。このような酸性の香り(notes)は、pH値の測定可能な低下に相当するという可能性がある。
ガムベース顆粒は、ガムベースに基づいて製造される。本明細書中で用いる場合、「ガムベース」という表現は、概して、一般には総チューインガム処方物の10〜90重量%、例えば15〜50重量%の範囲を構成するチューインガムの非水溶性部分を指す。チューインガムベース処方物は一般には、合成又は天然起源の1種以上のエラストマー化合物、本発明によれば合成又は天然起源の双方のものである少なくとも2種の樹脂状化合物、充填剤、軟化化合物、並びに少量の種々雑多な成分、例えば酸化防止剤及び着色剤等を含む。
これに関連して、チューインガム添加剤には、バルク甘味料、高度甘味料、香味料、軟化剤、乳化剤、着色剤、結合剤、酸味料、充填剤、抗酸化剤、及び薬学的又は生物学的に活性な物質等、チューインガム最終製品に望ましい特性を付与するその他の成分を含む。
好適な甘味料の例を以下に列挙する。
好適なバルク甘味料としては、例えば糖質及び無糖成分の両者がある。バルク甘味料は一般にはチューインガムの約5〜約95重量%、より一般にはガムの約20〜約80重量%、例えば30〜60重量%を構成する。
有用な糖質甘味料は、チューインガムの技術分野で広く知られている糖含有成分、例えば、ショ糖、デキストロース、マルトース、デキストリン、トレハロース、D−タガトース、乾燥転化糖、フルクトース、レブロース、ガラクトース、固形コーンシロップ等の、単独又は組合せであるが、これらに限定されない。
ソルビトールを無糖甘味料として使用できる。その他の有用な無糖甘味料としては、その他の糖アルコール、例えばマンニトール、キシリトール、水素添加デンプン水解物、マルチトール、イソマルトール、エリスリトール、ラクチトール等の単独又は組合せがあるが、これらに限定されない。
高度人工甘味料はまた、単独、又は上記甘味料との組合せで使用できる。好ましい高度甘味料には、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファム塩、アリテーム、サッカリン及びその塩、ネオテーム(neotam)、シクラミン酸及びその塩、グリチルリジン、ジヒドロカルコン類、タウマチン、モネリン、ステビオシド(sterioside)等の単独又は組合せが挙げられるが、これらに限定されない。甘さと香味感がより長く持続するように、人工甘味料の少なくとも一部を封入することが、また封入しない場合でも放出を制御することが望ましい。湿式造粒、ワックス造粒、噴霧乾燥、噴霧冷却、流動床コーティング、コアセルベーション、酵母細胞内封入、及び繊維状押出等の技術を使用して、所望の放出特性が得られる。
人工甘味料の使用濃度は、例えば、甘味料の性能、放出速度、所望の製品の甘味度、使用する香味料の濃度と種類、及びコスト的な配慮等の要因に応じて著しく相違する。したがって、人工甘味料の実効濃度は、約0.02〜約8重量%まで変更できる。封入のために用いた担体も含めるならば、封入した甘味料の使用濃度はそれに比例してより高くなる。本発明により製造されるチューインガム処方物には、糖及び/又は無糖甘味料の組合せを使用できる。また、液糖又はアルジトール溶液のように、軟化剤もさらなる甘味を与えることができる。
低カロリーガムが所望であれば、低カロリーの増量剤を使用できる。低カロリー増量剤の例としては、ポリデキストロース、ラフチロース、ラフチリン、イヌリン、フルクトオリゴ糖(NutraFlora(登録商標))、パラチノースオリゴ糖、グアーガム加水分解物(例えばSunFiber(登録商標))又は非消化性デキストリン(例えば、Fibersol(登録商標))等がある。しかし、その他の低カロリー増量剤も使用できる。
さらに、本発明の方法で加工されるチューインガム混合物に含めることのできるチューインガム添加剤としては、特に、薬学的、化粧的又は生物学的に活性な成分が存在する場合には界面活性剤及び/又は可溶化剤が挙げられる。本発明によるチューインガム組成物中で可溶化剤として使用される界面活性剤の種類の例としては、参考文献としてH. P Fiedlerの「Lexikon der Hilfstoffe fur Pharmacie, Kosmetik und Angrenzende Gebiete」63〜64頁(1981年)に記載があり、国ごとに承認されている食品乳化剤のリストがある。アニオン性、カチオン性、両性又は非イオン性可溶化剤を使用できる。好適な可溶化剤には、レシチン、ステアリン酸ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸塩、食用脂肪酸のモノ及びジグリセリドのモノ及びジアセチル酒石酸エステル、食用脂肪酸のモノ及びジグリセリドのクエン酸エステル、脂肪酸のショ糖エステル、脂肪酸のポリグリセロールエステル、相互エステル化ヒマシ油脂肪酸ポリグリセロールエステル(E476)、ステアロイル乳酸(stearoyllatylate)ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、及び脂肪酸及びポリオキシエチレン化硬化ヒマシ油のソルビタンエステル(例えば、CREMOPHORの商品名で販売されている製品)、酸化エチレンと酸化プロピレンのブロックコポリマー(例えば、PLURONIC及びPOLOXAMERの商品名で販売されている商品)、ポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸のソルビタンエステル及びポリオキシエチレンステアリン酸エステル等が挙げられる。
特に好適な可溶化剤は、ポリオキシエチレン(8)ステアレート及びポリオキシエチレン(40)ステアレート等のステアリン酸ポリオキシエチレン、例えばTWEEN20(モノラウレート)、TWEEN80(モノオレエート)、TWEEN40(モノパルミテート)、TWEEN60(モノステアレート)又はTWEEN65(トリステアレート)等TWEENの商品名で販売されているポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、食用脂肪酸のモノ及びジグリセリドのモノ及びジアセチル酒石酸エステル、食用脂肪酸のモノ及びジグリセリドのクエン酸エステル、ステアロイル乳酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン化硬化ヒマシ油、酸化エチレンと酸化プロピレンのブロックコポリマー、及びポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテルである。可溶化剤は、単独の化合物でも、又は数種の化合物を組み合わせたものでよい。なお、本明細書中で使用される表現「可溶化剤」は、両方の可能性を述べるために使用され、使用される可溶化剤は食品及び/又は医薬品としての用途に適したものでなければならない。
活性成分を含んでいる場合には、チューインガムが当該技術分野で既知の担体も含むことが好ましい。
本発明の方法の重要な利点は、作業中の温度を初めから終わりまで、以下で述べるような比較的低温に保持できることである。このことは、高温で劣化する傾向のある添加香味料成分の香気(aroma)を維持するという意味で有利な特徴である。本発明の方法で製造されるチューインガムに有用な香料及び香味料は、味覚特性に効果を及ぼすことのできる酸又はその他の物質を含む、例えば、凍結乾燥天然植物成分、精油、エッセンス、エキス、粉末の形をした天然及び合成香味料(天然香味料を含む)である。液体及び粉末香味料の例としては、ココナッツ、コーヒー、チョコレート、バニラ、グレープフルーツ、オレンジ、ライム、メントール、カンゾウ、カラメルアロマ、ハニーアロマ、ピーナツ、クルミ、カシュー、ヘーゼルナッツ、アーモンド、パイナップル、ストロベリー、ラズベリー、トロピカルフルーツ類、チェリー類、シナモン、ペパーミント、ウインターグリーン、スペアミント、ユーカリ及びミント、例えばリンゴ、ナシ、モモ、ストロベリー、アンズ、ラズベリー、チェリー、パイナップル等からの果実エッセンス、及びプラムエッセンスがある。精油には、ペパーミント、スペアミント、メントール、ユーカリ、クローブ油、ベイ油、アニス、タイム、シーダーリーフ油、ナツメグ、及び上記果実のオイルが挙げられる。
好ましい1つの実施形態では、香味料は、凍結乾燥され、好ましくは粉末、スライス若しくは小片、又はこれらを組み合わせた形である1種以上の天然香味料(単数又は複数)である。かかる香味料の粒子径は、粒子の最長部で3mm未満、例えば2mm未満、より好ましくは1mm未満である。天然香味料は、粒子径が約3μm〜2mm、例えば4μm〜1mmの形でよい。好ましい天然香味料には、ストロベリー、ブラックベリー及びラズベリー等の果物の種が挙げられる。
本発明では、混合フルーツ香味料等、様々な合成香味料も使用できる。上記のように、使用する香料の量は一般的に使用されている量よりも少なくてよい。香料及び/又は香味料は、使用する香気及び/又は香味の所望の強度に応じて、最終製品の重量に対して約0.01重量%〜約30重量%を使用できる。好ましくは、香料/香味料の含量は、組成物の全重量に対して約0.2重量%〜3重量%の範囲である。
本発明によれば、封入香味料又は活性成分は、圧縮前に、最終配合物に付加され得る。
ガムベース中に混合される香味料又は活性成分並びにチューインガム中に圧縮される香味料又は活性成分の両方を指し得る香味料又は活性成分の異なる封入方法としては、例えば噴霧乾燥、噴霧冷却、フィルムコーティング、コアセルベーション、ダブルエマルション法(押出し技法)又はプリル化が挙げられ得る。
上記の封入法のために用いられる材料としては、例えばゼラチン、小麦タンパク質、大豆タンパク質、カゼインナトリウム、カゼイン、アラビアゴム、化工デンプン、加水分解デンプン(マルトデキストリン)、アルギン酸塩、ペクチン、カラジーナン、キサンタンゴム、イナゴマメゴム、キトサン、蜜蝋、カンデリラ蝋、カルナウバ蝋、硬化植物油、ゼイン及び/又はスクロースが挙げられ得る。
活性成分は、チューインガムに付加され得る。好ましくはこれらの成分は、任意の有意の加熱又は混合後に付加されるべきである。言い換えれば、活性成分は、好ましくは最終タブレットの圧縮直前に付加されるべきである。
活性成分は、タブレットの最終圧縮直前に、ガムベース顆粒及びさらに所望の添加剤と慎重に配合され得る。
好適な活性成分の例を以下に列挙する。
本発明の1つの実施形態では、チューインガムは、薬学的、化粧的又は生物学的に活性な物質を含んでいる。このような活性物質の例としては、その包括的リストが例えばWO 00/25598中に見出され、参照として本明細書中に援用されるが、薬剤、栄養補助食品、防腐剤、pH調整剤、禁煙剤、並びに過酸化水素及び咀嚼中に尿素を放出することができる化合物等の口腔や歯をケア又は治療するための物質が挙げられる。防腐剤の形態で有用な活性物質の例としては、グアニジン及びビグアニジンの塩及び誘導体(例えば、クロルヘキシジン二酢酸塩)、並びに限定水溶性を有する以下の種類の物質:第四級アンモニウム化合物(例えば、セラミン、クロロキシレノール、クリスタルバイオレット、クロラミン)、アルデヒド(例えば、パラホルムアルデヒド)、デクアリン誘導体、ポリノキシリン、フェノール(例えば、チモール、p−クロロフェノール、クレゾール)、ヘキサクロロフェン、サリチル酸アニリド化合物、トリクロサン、ハロゲン(ヨウ素、ヨードフォア、クロロアミン、ジクロロシアヌル酸塩)、アルコール(3,4−ジクロロベンジルアルコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェニルエタノール)が挙げられる。Martindale, The Extra Pharmacopoeia, 28th edition, page 547-578も参照のこと。限定水溶性を有する金属塩、錯体及び化合物、例えばアルミニウム塩(例えば、硫酸アルミニウムカリウムAlK(SO・12HO)、並びにホウ素、バリウム、ストロンチウム、鉄、カルシウム、亜鉛の塩、錯体及び化合物等(酢酸亜鉛、塩化亜鉛、グルコン酸亜鉛)、銅の塩、錯体及び化合物等(塩化銅、硫酸銅)、鉛、銀、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リチウム、モリブデン、バナジウムの塩、錯体及び化合物等を含めるべきであり、口腔及び歯のケアのための他の組成物:例えば、フッ素を含有する塩、錯体又は化合物(例えばフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化アミノ、フッ化スズ)、リン酸塩、炭酸塩及びセレンも挙げられる。さらなる活性物質を、J. Dent. Res. Vol. 28 No. 2, pages 160-171, 1949に見い出すことができる。
口腔内のpHを調整する作用物質の形態の活性物質の例には、アジピン酸、コハク酸、フマル酸等の酸若しくはその塩、又はクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸、リン酸及びグルタル酸の塩、並びに許容可能な塩基、例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム又はカルシウム、特にマグネシウム及びカルシウムの炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、硫酸塩又は酸化物が挙げられる。
活性成分は、下記の化合物又はその誘導体を含み得るが、これらに限定されない:アセトアミノフェン、アセチルサリチルシレ、ブプレノルフィン、ブロムヘキシン、セルコキシブ、コデイン、ジフェンヒドラミン、ジクロフェナク、エトリコキシブ、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ルミラコキシブ、モルヒネ、ナプロキセン、オキシコドン、パレコキシブ、ピロキシカム、プソイドエフェドリン、ロフェコキシブ、テノキシカム、トラマドール、バルデコキシブ、炭酸カルシウム、マガルドレート、ジスルフィラム、ブプロピオン、ニコチン、アジトロマイシン、クラリトロマイシン、クロトリマゾール、エリスロマイシン、テトラサイクリン、グラニセトロン、オンダンセトロン、プロメタジン、トロピセトロン、ブロムフェニラミン、セテリジン、レコ−セテリジン、クロルシクリジン、クロルフェニラミン、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、ドキシラミン、フェノフェナジン、グアイフェネシン、ロラチジン、デス−ロラチジン、フェニルトロキサミン、プロメタジン、ピリダミン、テルフェナジン、トロキセルチン、メチルドパ、メチルフェニデート、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、セチルピリジニウムクロルヘキシジン、エカベト-ナトリウム、ハロペリドール、アロプリノール、コルヒチン、テオフィリン、プロパノロール、プレドニソロン、プレドニソン、フッ化物、尿素、アクトット、グリベンクラミド、グリピジド、メトフォルミン、ミグリトール、レパグリニド、ロシグリタゾン、アポモルフィン、シアリス、シルデナフィル、バルデナフィル、ジフェノキシレート、シメチコン、シメチジン、ファモチジン、ラニチジン、ラチニジン、セトリジン、ロラタジン、アスピリン、ベンゾカイン、デクストロメトルファン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シサプリド、ドンペリドン、メトクロプラミド、アシクロビル、ジオクチルスルホコハク酸塩、フェノールフタレイン、アルモトリプタン、エレトリプタン、エルゴタミン、ミゲア(Migea)、ナラトリプタン、リザトリプタン、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、アルミニウム塩、カルシウム塩、第一鉄塩、銀塩、亜鉛塩、アムホテリシンB、クロルヘキシジン、ミコナゾール、トリアムシノロンアセトニド、メラトニン、フェノバルビトール、カフェイン、ベンゾジアゼピン(Benzodiazepiner)、ヒドロキシジン、メプロバメート、フェノチアジン、ブクリジン、ブロメタジン、シンナリジン、シクリジン、ジフェンヒドラミン、ジメンヒドリネート、ブフロメジル、アンフェタミン、カフェイン、エフェドリン、オルリスタット、フェニルエフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シブトラミン、ケトコナゾール、ニトログリセリン、ニスタチン、プロゲステロン、テストステロン、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ピロカルピン、アルミニウムアミノアセテート、シメチジン、エソメプラゾール、ファモチジン、ランソプラゾール、酸化マグネシウム、ニザチド及び/又はラチニジン。
本発明は、栄養補助食品、口腔及び歯科組成物、防腐剤、pH調整剤、禁煙剤、甘味料、香味料、香料又は薬剤から成る群より選択される活性作用物質の放出の増大又は促進に適している。それらのうちのいくつかを以下に記載する。
本発明に関連して用いられる活性作用物質は、チューインガムから放出されることが所望される任意の物質であり得る。放出速度の制御及び/又は促進が望ましい活性作用物質は、主に、限定された、全体的に非水溶性である物質を含めた、一般に10g/100mlより低い水溶性を有する物質である。例としては、医薬品、栄養補助食品、口腔組成物、禁煙剤、強力甘味料、pH調整剤、香味料等がある。
その他の活性成分は、例えばパラセタモール、ベンゾカイン、シンナリジン、メントール、カルボン、カフェイン、二酢酸クロルヘキシジン、塩酸シクリジン、1,8−シネオール、ナンドロロン、ミコナゾール、マイスタチン、アスパルテーム、フッ化ナトリウム、ニコチン、サッカリン、塩化セチルピリジニウム、その他の第四級アンモニウム化合物、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンD、グリベンクラミド又はその誘導体、プロゲステロン、アセチルサリチル酸、ジメンヒドリナート、シクリジン、メトロニダゾール、炭酸水素ナトリウム、イチョウからの活性成分、プロポリスからの活性成分、チョウセンニンジンからの活性成分、メタドン、ペパーミントの油、サリチルアミド、ヒドロコルチゾン又はアステミゾールである。
栄養補助食品の形態での活性作用物質の例は、例えばビタミンB2(リボフラビン)、B12、葉酸、ナイアシン、ビオチン、低可溶性グリセロホスフェート、アミノ酸、ビタミンA、D、E及びKの栄養作用を有する塩及び化合物、カルシウム、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、マンガン、クロム、セレン、モリブデン、カリウム、ナトリウム又はコバルトを含有する塩、錯体及び化合物の形態の無機物である。
さらに、異なる国々の当局により許諾された栄養分の一覧、例えばUS code of Federal Regulations, Title 21, Section 182.5013.182 5997及び182.8013-182.8997等も参照される。
口腔及び歯のケア又は治療のための化合物の形態の活性作用物質の例は、例えば結合過酸化水素及び咀嚼中に尿素を放出することができる化合物である。
防腐剤の形態の活性作用物質の例は、例えばグアニジン及びビグアニジンの塩及び化合物(例えば二酢酸クロルヘキシジン)、並びに限定水溶性を有する以下の種類の物質:第四級アンモニウム化合物(例えばセラミン、クロロキシレノール、クリスタルバイオレット、クロラミン)、アルデヒド(例えばパラホルムアルデヒド)、デクアリンの化合物、ポリノキシリン、フェノール(例えばチモール、p−クロロフェノール、クレゾール)、ヘキサクロロフェン、サリチル酸アニリド化合物、トリクロサン、ハロゲン(ヨウ素、ヨードフォア、クロロアミン、ジクロロシアヌル酸塩)、アルコール(3,4−ジクロロベンジルアルコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェニルエタノール)であり、さらにMartindale, The Extra Pharmacopoeia, 28th edition, pages 547-578を参照;限定水溶性を有する金属塩、錯体及び化合物、例えばアルミニウム塩(例えば硫酸アルミニウムカリウムAlK(SO・12HO)、並びにさらにホウ素、バリウム、ストロンチウム、鉄、カルシウム、亜鉛の塩、錯体及び化合物(酢酸亜鉛、塩化亜鉛、グルコン酸亜鉛)、銅の塩、錯体及び化合物(塩化銅、硫酸銅)、鉛、銀、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リチウム、モリブデン、バナジウムの塩、錯体及び化合物が挙げられるべきであり、口腔及び歯のケアのための他の組成物:例えばフッ素を含有する塩、錯体及び化合物(例えばフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化アミノ、フッ化スズ)、リン酸塩、炭酸塩及びセレンも含まれる。
さらに、J. Dent. Res. Vol. 28 No. 2, pages 160-171, 1949を参照されたい。これには、広範囲の試験化合物が記述されている。
口腔におけるpHを調整する作用物質の形態の活性作用物質の例としては、例えば:許容可能な酸、例えばアジピン酸、コハク酸、フマル酸若しくはそれらの塩、又はクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸、リン酸及びグルタル酸の塩、並びに許容可能な塩基、例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム又はカルシウム、特にマグネシウム及びカルシウムの炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、硫酸塩又は酸化物が挙げられる。
禁煙剤の形態の活性作用物質の例としては、例えば:ニコチン、タバコ粉末又は銀塩、例えば酢酸銀、炭酸銀及び硝酸銀が挙げられる。
本発明のさらなる実施形態では、スクロース脂肪酸エステルも甘味料、例えばいわゆる強力甘味料、例えばサッカリン、チクロ、アスパルテーム、タウマチン、ジヒドロカルコン、ステビオサイド、グリチルリジン又はそれらの塩若しくは化合物の放出を増大させるために利用され得る。甘味料の放出を増大させるためには、スクロース脂肪酸は、好ましくは少なくとも40%、例えば少なくとも50%のパルミテートの含量を有する。
活性作用物質のさらなる例は、任意の種類の医薬品である。
医薬品の形態の活性作用物質の例としては、カフェイン、サリチル酸、サリチルアミド及び関連物質(アセチルサリチル酸、サリチル酸コリン、サリチル酸マグネシウム、サリチル酸ナトリウム)、パラセタモール、ペンタゾシンの塩(塩酸ペンタゾシン及び乳酸ペンタゾシン)、塩酸ブプレノルフィン、塩酸コデイン及びリン酸コデイン、モルヒネ及びモルヒネ塩(塩酸塩、硫酸塩、酒石酸塩)、塩酸メタドン、ケトベミドン及びケトベミドンの塩(塩酸塩)、β遮断薬(プロプラノロール)、カルシウム拮抗薬、塩酸ベラパミル、ニフェジンピン、並びにPharm. Int., Nov. 85, pages 267-271, Barney H. Hunter and Robert L. Talbertに記述された好適な物質及びそれらの塩、ニトログリセリン、四硝酸エリスリチル、ストリキニン及びその塩、リドカイン、塩酸テトラカイン、塩酸エトルフィン、アトロピン、インスリン、酵素(例えばパパイン、トリプシン、アミログルコシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、ストレプトキナーゼ、ストレプトドルナーゼ、デキストラナーゼ、αアミラーゼ)、ポリペプチド(オキシトシン、ゴナドレリン)(LH.RH)、酢酸デスモプレシン(DDAVP)、塩酸イソクスプリン、エルゴタミン化合物、クロロキン(リン酸塩、硫酸塩)、イソソルバイド、デモキシトシン、ヘパリンが挙げられる。
その他の活性成分としては、β−ルペオール、レチゲン(登録商標)、クエン酸シルデナフィル及びそれらの誘導体が挙げられる。
歯科用製品としては、カルバミド、CPPカゼインホスホペプチド、クロルヘキシジン、二酢酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、二グルコン酸クロルヘキシジン、ヘキセテジン、塩化ストロンチウム、塩化カリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、フッ素含有成分、フッ化物、フッ化ナトリウム、フッ化アルミニウム、フッ化アンモニウム、フッ化カルシウム、フッ化スズ、その他のフッ素含有成分、フルオロケイ酸アンモニウム、フルオロケイ酸カリウム、フルオロケイ酸ナトリウム、モノフルオルリン酸アンモニウム、モノフルオルリン酸カルシウム、モノフルオルリン酸カリウム、モノフルオルリン酸ナトリウム、フッ化アンモニウムオクタデセンチル、ジヒドロフッ化プロピレンジアミントリヒドロキシエチルステアリルが挙げられる。ビタミンとしては、A、B1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシン、パントテンシレ、ビオチン、C、D、E、Kが挙げられる。無機物としては、カルシウム、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、マンガン、クロム、セレン、モリブデンが挙げられる。その他の活性成分としては、Q10(登録商標)、酵素が挙げられる。天然薬剤としては、イチョウ(Ginkgo Biloba)、ショウガ及び魚油が挙げられる。
本発明は、偏頭痛薬、例えばセロトニン拮抗薬:スマトリプタン、ゾルミトリプタン、ナラトリプタン、リザトリプタン、エレトリプタン;嘔吐薬、例えばシクリジン、シンナリジン、ジメンヒドラミン、ジフェンヒドリナト;花粉症薬、例えばセトリジン、ロラチジン、疼痛軽減薬、例えばブプレノルフィン、トラマドール、口腔疾患薬、例えばミコナゾール、アムホテリシンB、トリアムシノロナセトン;並びに薬剤シサプリド、ドンペリドン、メトクロプラミドの使用にも関する。好ましい実施形態では、本発明はニコチン及びその塩の放出に関する。
上記の活性成分及び/又は香味料は、ガムベース中に予備混合され得る。
ガムベース顆粒が予備混合活性成分を含む場合、活性成分の制御放出は、少なくとも二重活性成分緩衝剤により得ることができる。第一の緩衝剤は圧縮直前に最終混合物中に配合された活性成分を含んでおり、第二の緩衝剤はガムベース配合前にガムベース中に配合された活性成分とガムベース添加剤とを含む。
通常、香味料及び/又は活性成分は、予備混合成分と圧縮前に添加されるチューインガム添加剤との均衡の調節によって調整することができる。
篩をかける度合いは、チューインガム添加剤が一緒に配合される場合、主に、ガムベース顆粒(単数又は複数)がどのように「反応する」かによる。
好適には、顆粒の初期の予備形成は、予備形成された顆粒の表面又は少なくとも表面の一部にバリア層を噴霧することにより補われる。この技法及びその変法は、直接的なバリア層の堆積として示されることができる。
しかしながら、好ましくは、バリア層はより間接的に設けられる。この技法及びその変法は、間接的なバリア層の堆積として示されることができる。この技法は、バリア層化合物が、初期に圧縮機械のプレス器具の接触面上に噴霧又は堆積されることを示している。
間接的なバリア層の堆積に好適である適用可能な技法は、米国特許第5,643,630号に開示されている。
粉砕配合物は、タブレット成形機のプレス器具に施与され、チューインガムタブレットとして圧縮される。
施与されるバリア層は、例えば滑剤、固結防止剤及び流動促進剤を含んでいてもよい。
ステアリン酸マグネシウムは、例えば粉砕離型剤として適用してもよい。
バリア層は、例えば、タブレット成形機のプレス器具の表面に接している材料の上に投与量の粉砕滑剤及び離型剤を堆積することによって、最終タブレットに付加されてもよい。
バリア層は、例えばステアリン酸金属、水素添加植物油、部分水素添加植物油、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンモノステアレート、動物性脂肪、ケイ酸塩、二酸化ケイ素、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ヒュームドシリカ、粉末水素添加綿実油、水素添加植物油、水素添加大豆油及びこれらの混合物によって設けられてもよい。
任意で、タブレット成形されたチューインガムは、好適なコーティングを備えている。
本発明の実施形態によれば、チューインガム要素は、被覆されたチューインガムの総重量に対して約5〜約98重量%含まれる。この場合、好適な外部コーティングは、被覆されない同一組成のチューインガムに比べ、上記のような圧縮チューインガム製品の貯蔵安定性を高めることを可能にする任意の被膜をいう。したがって安定被膜型としては、チューインガム、医薬品及び菓子類のコーティングに一般的に用いられるものを含む任意の組成のハードコーティング、フィルムコーティング及びソフトコーティングが挙げられる。
本発明の好ましい実施形態によれば、フィルムコーティングが圧縮チューインガムタブレットに施される。
現在好ましい外部コーティングの一つはハードコーティングであり、この用語は、糖コーティング及び無糖(又はシュガーレス)コーティング並びにそれらの組合せを含めたその用語の従来の意味で用いられる。ハードコーティングの目的は、消費者に好まれる甘く歯応えが良い層を生成すること、及び様々な原因からガム芯部を保護することである。チューインガム芯部に保護用糖コーティングを付与する一般的な一方法では、ガム芯部を、好適なコーティング装置中で、達成されるコーティングの段階に応じて、その他の機能性成分、例えば充填剤、着色剤等を含有し得るスクロース又はデキストロースのような結晶化可能な糖の水溶液で連続処理する。この場合、糖コーティングは、さらなる機能性又は活性化合物、例えば香味料化合物、薬学的活性化合物及び/又はポリマー分解物質を含有することができる。
しかしながらチューインガムの製造においては、コーティング中の齲蝕原性糖化合物を、他の、好ましくは齲蝕原性を有さない結晶化可能な甘味化合物に置き換えることが好ましい。当該技術分野では、このようなコーティングは一般的に、シュガーレス又は無糖コーティングと呼ばれる。目下好ましい非齲蝕原性ハードコーティング物質としては、それぞれD−グルコース、マルトース、フルクトース又はレブロース、キシロース、エリトロース、ラクトース、イソマルツロース及びD−ガラクトースの水素化により工業的方法で得られるポリオール、例えばソルビトール、マルチトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、ラクチトール、イソマルト及びタガトースが挙げられる。
以下で詳細に説明するような一般的なハードコーティング法では、結晶化可能な糖及び/又はポリオールを含有するシロップがガム芯部に施与され、それに含まれる水を温乾燥空気を吹き付けることにより蒸発させる。このサイクルは、必要とされる膨潤に達するために、数回、一般には10〜80回繰り返す必要がある。「膨潤」という用語は、開始時との比較によりコーティング操作の終了時を考察して、被覆製品の最終重量に関連した製品の重量の増大を指す。本発明によれば、コーティング層は、完成チューインガム要素の約1〜約75重量%、例えば約10〜約60重量%、例えば約15〜約50重量%を構成する。
本発明のさらなる有用な実施形態では、チューインガム要素の外部コーティングは、フィルムコーティング処理に付され、したがって1種以上の皮膜形成高分子作用物質及び任意に1種以上の補助化合物、例えば可塑剤、顔料及び不透明化剤を含む要素である。フィルムコーティングは、上記形態のいずれかのチューインガム芯部に付与された薄いポリマーベースのコーティングである。このようなコーティングの厚みは、通常は20〜100μmである。通常、フィルムコーティングは、チューインガム芯部を、好適な水性又は有機溶媒ビヒクル中のコーティング物質の霧状滴下によって噴霧ゾーン中に通過させ、その後、ガム芯に付着している物質を、コーティングの次の部分を受け取る前に乾燥させることにより得られる。このサイクルはコーティングを完了するまで繰り返す。
これに関連して、好適なフィルムコーティングポリマーとしては、食用セルロース誘導体、例えばセルロースエーテル、例えばメチルセルロース(MC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)及びヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)が挙げられる。その他の有用なフィルムコーティング剤は、アクリルポリマー及びコポリマー、例えばメチルアクリレートアミノエステルコポリマー又はセルロース誘導体とアクリルポリマーの混合物である。機能性ポリマーとしても言及されるフィルムコーティングポリマーの特定の一群は、その皮膜形成特質に加え、チューインガム処方物の活性成分に関して改質された放出性能を付与するポリマーである。このような放出改質ポリマーとしては、メチルアクリレートエステルコポリマー、エチルセルロース(EC)及び酸性の胃環境に耐え、さらに十二指腸中で容易に溶解するように設計された腸溶性ポリマーが挙げられる。後者の群のポリマーとしては、セルロースアセテートフタレート(CAP)、ポリビニルアセテートフタレート(PVAP)、シェラック、メタクリル酸コポリマー、セルロースアセテートトリメリテート(CAT)及びHPMCが挙げられる。本発明による外部フィルムコーティングは上記フィルムコーティングポリマーの任意の組合せを含むことができることが分かる。
本発明のその他の実施形態では、チューインガム要素のフィルムコーティング層は、皮膜形成材料としてのその機能を行うに際にそれをさらに有用にさせるためにポリマーの物理特性を変更する能力を有する可塑剤を含む。一般的に、可塑剤の作用は、可塑剤分子自体が個々のポリマー鎖間に介在して、ポリマー−ポリマー相互作用を破壊するので、可塑剤分子として、ポリマーをより柔軟に且つより順応性にすることである。フィルムコーティングに用いられるほとんどの可塑剤は非晶質であるか又は非常に低い結晶化度を有する。これに関連して、好適な可塑剤としては、ポリオール、例えばグリセロール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、例えばこれの200〜6,000等級のもの、有機エステル、例えばフタル酸エステル、セバシン酸ジブチル、クエン酸エステル及びトリアセチン、油/グリセリド、例えばヒマシ油、アセチル化モノグリセリド及び分留ココナツ油が挙げられる。
本発明のチューインガム要素の外部コーティングのための皮膜形成ポリマー(単数又は複数)及び可塑剤(単数又は複数)の選択は、水分及び気体の皮膜を通過する溶解及び拡散に関してコーティングの考え得る最良のバリア性を達成することを十分に考慮した上で為される。
チューインガム要素のフィルムコーティングは、1種以上の着色剤又は不透明化剤も含有することができる。所望の色調を提供するほかに、このような作用物質は、特に水分及び気体に対するバリアを形成することにより、予備咀嚼反応に対して圧縮ガムベースを保護するのに寄与し得る。好適な着色剤/不透明化剤としては、有機染料及びそれらのレーキ、無機着色剤、例えば酸化チタン並びに天然着色剤、例えばβ−カロテンが挙げられる。
さらにフィルムコーティングは、1種又は数種類の補助物質、例えば香味料及び蝋又は糖類化合物、例えばポリデキストロース、デキストリン、例えばマルトデキストリン、ラクトース、変性デンプン、タンパク質、例えばゼラチン又はゼイン、植物ゴム及びそれらの任意の組合せを含有することができる。
チューインガム要素の外部コーティングが1種以上の薬学的又は化粧品的成分、例えば本明細書中に上記されたものを含有することができることも本発明の一態様である。
したがって、本発明のさらなる実施形態では、上記のハードコーティング又はフィルムコーティングチューインガム要素は、外部コーティングが、結合剤、水分吸収成分、皮膜形成剤、分散剤、非粘着性成分、増量剤、香味料、着色剤、薬学的又は化粧品的活性成分、脂質成分、蝋成分、糖及び酸から選択される少なくとも1種の添加剤成分を含む要素である。チューインガムの咀嚼まで外部コーティング中のこれらの添加剤成分のいずれかの作用を延ばすことが望ましい場合、このような成分は、本発明に従って、任意の従来の封入剤、例えばタンパク質、例えばゼラチン及びダイズタンパク質、上記のもののいずれかを含むセルロース誘導体、デンプン誘導体、食用合成ポリマー及び脂質物質(後者は任意にリポソーム封入の形態である)を用いて封入することができる。
本発明のその他の実施形態では、チューインガム要素に、ソフトコーティングとして当該技術分野で一般的に記載される形態で外部コーティングを付与する。このようなソフトコーティングは従来の方法を用いて施され、糖又は上記の非齲蝕原性、低糖甘味化合物及びデンプン加水分解物のいずれかの混合物から成るのが有益であり得る。
さらにまた、上記コーティングは任意的なものであり、或いは、施与されたバリア層が環境からタブレット内への湿気の移動に対する完全な又は少なくとも部分的なバリアとしても作用するので、製造工程の最終段階に至るまで先延ばしすることができるものと理解されるべきである。
従来通りに混合されるチューインガムと比べて、チューインガム添加剤を有するガムベース顆粒の圧縮物は、少なくとも温度に対して比較的穏やかに最終チューインガムを凝集したものである。しかしながら、所望の添加剤と顆粒を完全に分けることを省くと、従来のチューインガムによると、特に初期の咀嚼時に崩壊及び砕壊のおそれがある。
本発明によれば、粘着性の顆粒を特徴とする提供されるチューインガムは、チューインガムの咀嚼時に顆粒が最終的に混合されるまでチューインガムを崩壊させない程度に、初期の咀嚼で誘起される砕壊の影響を打ち消すことができる。
3種の異なるガムベース、すなわち1種の標準ガムベース及び2種の異なる生分解性ガムベースを含有する圧縮チューインガムにおける分解生成物の形成を例示する図である。 圧縮チューインガム及び従来通りに混合されたチューインガムにおける分解生成物の形成を例示する図である。 様々な量の水を含有するチューインガムにおける分解生成物の形成を例示する図である。

Claims (32)

  1. 少なくとも1種の生分解性ポリマーを含む、ガムベース顆粒。
  2. 前記ガムベースが、実質的に少なくとも1種の生分解性ポリマーを単独で含む、請求項1に記載のガムベース顆粒。
  3. 前記生分解性ポリマーの少なくとも1種が、少なくとも1種のアルコール又はその誘導体と、少なくとも1種の酸又はその誘導体との反応によって製造されるポリエステルを含む、請求項1又は2に記載のガムベース顆粒。
  4. 前記生分解性エラストマーの少なくとも1種が、少なくとも1種の環状エステルの重合によって得られる前記ポリエステルを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  5. 前記ガムベースが、該ガムベースの5.0重量%未満、好ましくは1.5重量%未満の含水量を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  6. 前記ガムベースが、該ガムベースの1.0重量%未満、好ましくは実質的に0重量%の含水量を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  7. 前記ガムベース顆粒のサイズが、0.01mm・0.01mm〜2mm・2mmの範囲内、好ましくは0.1mm・0.1mm〜1.0mm・1.0mmの範囲内である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  8. 少なくとも1種の生分解性ポリマーが、前記ガムベースの約1重量%〜約100重量%の量である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  9. 前記粒状ガムベースが、少なくとも1種の高分子量エラストマー生分解性ポリマーを該ガムベースの約0重量%〜約75重量%の量で含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  10. 前記少なくとも1種の高分子量エラストマー生分解性ポリマーの分子量が、約10,000g/mol〜約800,000g/mol(Mn)である、請求項1〜9のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  11. 前記粒状ガムベースが、少なくとも1種の低分子量エラストマー溶媒を該ガムベースの約0重量%〜約90重量%の量で含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  12. 前記少なくとも1種の低分子量エラストマー溶媒の分子量が、約1,000g/mol〜約50,000g/mol(Mn)である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  13. 甘味料を50重量%未満の量で含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  14. 前記ガムベースが、実質的に滑剤、固結防止剤及び流動促進剤を含まない、請求項1〜13のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  15. 前記天然樹脂が、チューインガム処方物に適用される場合、前記ガムベースの改良され且つ粘着性のテクスチャーを与える、請求項1〜14のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  16. 前記ガムベースが、実質的に蝋を含まない、請求項1〜15のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  17. 前記ガムベースが、実質的に脂肪を含まない、請求項1〜16のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  18. 前記ガムベースが、充填剤を該ガムベースの約0重量%〜約50重量%の量で含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  19. 活性成分を含み、圧縮前に、該活性成分の少なくとも一部が前記チューインガム形成顆粒又は該チューインガム形成顆粒の少なくとも一部に分けられる(been torn)、請求項1〜18のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  20. 前記ガムベースが、合成樹脂を該ガムベースの約15重量%〜約99重量%、好ましくは約15重量%〜約80重量%の量で含む、請求項1〜19のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  21. 前記ガムベースが、乳化剤及び/又は脂肪を該ガムベースの約10重量%〜約40重量%の量で含む、請求項1〜20のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  22. 前記ガムベースが、蝋を該ガムベースの約2重量%〜約30重量%の量で含む、請求項1〜21のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  23. 前記香味料の少なくとも一部が、圧縮前に前記ガムベース又は該ガムベースの少なくとも一部に分けられている、請求項1〜22のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  24. 前記少なくとも1種の生分解性ポリマーが、環状エステル、アルコール又はその誘導体、及びカルボン酸又はその誘導体から成る群より選択される少なくとも1種の化合物の重合によって得られる少なくとも1種のポリエステルを含む、請求項1〜23のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  25. 少なくとも1種の非生分解性ポリマーを含む、請求項1〜24のいずれか1項に記載のガムベース顆粒。
  26. 請求項1〜25のいずれか1項に記載のガムベースを含む、圧縮チューインガム。
  27. 前記チューインガムポリマーの少なくとも一部が、非生分解性である、請求項26に記載の圧縮チューインガム。
  28. 前記チューインガム顆粒が、甘味料、香味料、充填剤及び乳化剤等のチューインガム成分、好ましくは粉末チューインガム成分と共に配合且つ圧縮される、請求項26又は27に記載の圧縮チューインガム。
  29. 含水量が、前記ガムベースの5.0重量%未満、好ましくは1.5重量%未満である、請求項26〜28のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム。
  30. 含水量が、実質的に0%である、請求項26〜28のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム。
  31. 前記生分解性ガムベースが、少なくとも2種の生分解性ポリマーを含む、請求項26〜30のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム。
  32. 前記生分解性ガムベース顆粒が、従来の非生分解性ガムベース顆粒と併用される、請求項26〜31のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム。
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