JP2007511888A - 改良されたプロトン交換膜燃料電池 - Google Patents

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Abstract

プロトン交換膜を有した燃料電池システムである。プロトン交換膜の第1の面を覆うカソード触媒層、およびカソード触媒層を覆うカソード拡散層がある。プロトン交換膜の第2の面を覆うアノード触媒層、およびアノード触媒層を覆うアノード拡散層がある。カソード拡散層は、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有する。本発明は、燃料電池システムのためのカソード拡散層にも関する。

Description

本発明は、一般に燃料電池に関し、より詳しくは改良されたガス拡散層を有したプロトン交換膜燃料電池に関する。
歴史的に、燃料電池技術における大部分の開発には、米国航空宇宙局(NASA)などの政府支援の用途や電気公益設備に関する用途が含まれた。しかし、最近の構築材料および加工技術の開発によって、燃料電池開発が重要な商業用途により近づいてきた。
燃料電池の重要な利点は、貯蔵された化学的エネルギーを電気に変換する、その60から70%になる効率であり、さらにより高い効率が理論的に可能であることである。さらに、燃料電池は、汚染を実質的に発生しない。これらの利点が、燃料電池を自動車推進用途、および30%より低い効率で動作し、不要な廃棄物を発生し得る内燃機関の代替として殊に適したものにしている。
一般に、燃料電池は、化合物または分子を酸化させて(すなわち、酸素と化合させる)、電気および熱エネルギーを放出させることによって、動作する。現在、多くの異なる燃料と酸化剤の組み合わせを使用する、様々な燃料電池を動作させる設計が存在する。最も一般的な燃料/酸化剤の組み合わせは、水素と酸素である。通常の燃料電池では、水素と酸素(通常空気から)を反応させて水、電気エネルギーおよび熱を発生することによって、水素が消費される。これは、水素を第1の電極(アノード)の上に供給し、酸素を第2の電極(カソード)の上に供給することによって、達成される。2つの電極は、電解質によって分離され、それは、帯電分子または「イオン」がそれを通って移動することを可能にする材料である。酸性タイプ、アルカリ性タイプ、溶解炭酸塩タイプおよび固体酸化物タイプを含め、いくつかの異なるタイプの電解質を使用することができる。プロトン交換膜(PEM)電解質(固体高分子電解質としても知られる)は、酸性タイプのものであり、それらは、潜在的に、パワーが大きく、電圧が高く、それによって燃料自動車用途に望ましいものにされている。
燃料電池が効率的に動作するために、システムが水和されることがしばしば重要である。システムを水和するために必要な水は、アノードおよび/またはカソードのガス流体中で搬送することができる。水は、燃料電池中で起きる電気化学的反応からしばしば得られ、それを集めて外部加湿システム(すなわち、燃料電池スタックの外部)中で使用し、アノードおよびカソードのストリームを水和することができる。しかし、これらの外部加湿システムは、複雑であることがしばしばであり、システム効率全体を低下させる。
したがって、プロトン交換膜が動作中に乾燥しないように防止する、より簡単な燃料電池システムが必要である。
本発明は、燃料電池システムに改良されたカソード拡散層を備えることによって、この必要性に答えるものである。燃料電池システムは、第1の面および第2の面を有したプロトン交換膜と、プロトン交換膜の第1の面の上を覆うカソード触媒層と、カソード触媒層の上を覆うカソード拡散層と、プロトン交換膜の第2の面の上を覆うアノード触媒層と、アノード触媒層の上を覆うアノード拡散層とを含み、カソード拡散層は、水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい。
カソード拡散層は、厚さが、一般に約1000ミクロンより薄く、通常約150から約600ミクロンの範囲である。
カソード拡散層は、かさ密度が、一般に約2.0g/ccより小さく、通常約0.4から約0.8g/ccの範囲である。
カソード拡散層は、気孔率が、一般に約25%より大きく、通常約50%から約80%の範囲である。
カソード拡散層は、少なくとも約0.25重量%のポリテトラフルオロエチレンを含み、所望の場合、通常約5重量%から約15重量%のポリテトラフルオロエチレンを含むことができる。
本発明の他の態様は、カソード拡散層を含む燃料電池システムのために、約15重量%より少ないポリテトラフルオロエチレンを含んだ、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有したカソード拡散層を含む。それは、所望であれば、厚さを、約1000ミクロンより薄くすることができる。カソード拡散層は、所望であれば、かさ密度を、約2.0g/ccより小さくすることができる。カソード拡散層は、所望であれば、気孔率を約25%より大きくすることができる。カソード拡散層は、所望であれば、複数のこれらの限界を含むことができる。
本発明の他の態様は、カソード拡散層を含む燃料電池システムのために、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有したカソード拡散層を含み、カソード拡散層は、厚さが、約1000ミクロンより薄く、かさ密度が、約2.0g/ccより小さく、気孔率が、約25%より大きい。
本明細書で使用される、拡散層の性質とは、非圧縮拡散層、すなわち拡散層自体の性質を言うものであって、組み立てられた燃料電池スタック中の性質を言うものではない。よく知られているように、拡散媒体は、燃料電池スタック中に配置され、約3.4×10Paから約34.5×10Pa(約50から約500psig)の範囲の圧縮圧力下にあるとき、通常約5%から約50%のいずれかの範囲で圧縮される。したがって、水蒸気透過性、厚さ、かさ密度および気孔率は、カソードまたはアノードいずれかの非圧縮拡散層の性質を言うものである(ポリテトラフルオロエチレンのパーセンテージは、圧縮拡散層対非圧縮拡散層で変化がないはずである)。
図1は、本発明による燃料電池スタックの部分断面図である。燃料電池スタックは、プロトン交換膜12を含む。通常、プロトン交換膜12は、実質的に平坦である。アノード触媒層14が、プロトン交換膜12の一方の面の上を覆い、カソード触媒層16が、他方の面の上を覆う。プロトン交換膜12および触媒層14、16は、膜電極一体構造(MEA)として言われることがある。アノード拡散層18が、アノード触媒層14の上を覆い、カソード拡散層20が、カソード触媒層16の上を覆う。バイポーラ・プレート22が設けられ、一方のプレートが、アノード拡散層18と係合し、第2のプレートがカソード拡散層20と係合する。第1のセットの反応剤ガス流れチャネル24が、バイポーラ・プレート22中に、アノード拡散層18と係合する面に沿って設けられる。第2のセットの反応剤ガス流れチャネル26が、バイポーラ・プレート22中に、カソード拡散層20と係合する面に沿って設けられる。水素ガスが、第1のセットの反応剤ガス流れチャネル24を通ってMEAのアノード側に配給され、酸素(一般に空気の形で)が、第2のセットの反応剤ガス流れチャネル26を通ってMEAのカソード側に配給される。水素および酸素は、当技術でよく知られているような様々な形で供給することができる。各バイポーラ・プレート22上で、ランド25が、反応剤ガス流れチャネル24または26の隣接する区域を分離する。バイポーラ・プレート22の各側面上のランド25は、それぞれ拡散層18または20と、バイポーラ・プレート22のそれらに面する側で直接接触する。
アノード触媒層14およびカソード触媒層16は、当業者に知られたどのような方法によっても、膜電極一体構造中に設けることができる。これらの電極14および16は、別々の異なる層とすることができ、またはそれぞれが、拡散層18または20中にそれぞれ少なくとも部分的に埋め込むことができ、あるいはプロトン交換膜12の対向する面中に部分的に埋め込むことができる。組み合わせ、一体膜および固体高分子電解質膜を有した電極アセンブリ、ならびに膜の対向する面中に少なくとも部分的に埋め込まれた第1および第2の電極は、Swathirajan他による、1993年12月21日に発行された米国特許第5,272,017号に教示されている。その開示は、参照によって本明細書に組み込まれる。電極あるいは触媒層14および16が、プロトン交換膜の上を覆うものとして本明細書で述べられるときはいつでも、これらの構造的組み合わせが参照され、述べられてカバーされるものと企図される。
拡散層18および20は、拡散層すべてに共通するいくつかの機能を果たす。すなわち、1)電極触媒層14または16それぞれと、電気化学的電流コレクタ(バイポーラ・プレート22)の間で電気的接触(および電流経路)を行ない、2)ランド25を横切ることを含め、触媒電極14および16のそれぞれの面全体にわたって、およびプロトン交換膜12にわたって供給ガスを効率よく配給し搬送し、3)触媒層14または16で発生された、またはそれらに残された生成物の迅速な搬送のための導管を設けることが含まれる。本発明の拡散層は、追加の機能を果たす。すなわち、カソード拡散層中に、プロトン交換膜を水和するのに十分な高濃度の水蒸気を生成する。いくつかの場合、これは、膜・電極・拡散層アセンブリの外部にある水和システムを使用せずに、行なうことができる。
乾燥した燃料電池ストリームを使用する動作には、燃料電池中で発生する水に対する水蒸気伝達バリア(すなわち、透過性が低い)になるカソード拡散層が、必要である。この理由は、乾燥動作条件下での水移動の大半は、気相状態の水によって行なわれる。液相の水は、ほとんど存在しない。
図6に、発生した水の大半がカソード側に存在している場合について、カソード拡散層の透過の作用を示す。これは、アノード供給ストリームが水で飽和し、カソード供給ストリームが除湿されない場合であるはずである。カソード側で出る水流量は、セルの動作電流密度によってほぼ決定される。図6に、カソード拡散層のための低透過性材料によって、触媒層における高水濃度が生じることを示す。カソード拡散層を横切るのに十分な水濃度による駆動力を生じさせ、電流密度によって決定される流量で水を強制的に排出するように、水が、カソード触媒層とカソード拡散層の界面において、「集積する」。乾燥動作条件下では、これは、触媒層および膜中のイオノマーが、湿った伝導状態を保つことになる望ましいシナリオである。高透過の場合、より小さい水蒸気濃度の勾配が、カソード拡散層を横切って確立される。したがって、イオノマーは、より乾燥しそうであり、燃料電池性能を劣化させる。
現実の使用において、または極めて高いパワー密度(すなわち、大きい水生成速度)を発生中に直面するはずの、低温(氷点下を含む)からの自動車の始動中などに、結露が生じた場合、液状水分を容易に通過させるように、カソード拡散層のための低透過性材料も設計すべきである。そうでなければ、液状水分は、蓄積されてカソード触媒層への酸素のアクセスを妨害し、性能を劣化させる(すなわち、フラッディング(flooding))。
本発明のカソード拡散層は、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、通常約2×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、または約1.5×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有するように、選択され構築される。水蒸気透過性は、以下に述べる試験方法を使用して決定されることができる。
カソード拡散層の水蒸気透過性がこのレベルであるとき、水蒸気濃度の勾配が、燃料電池の動作中に生成される。水蒸気濃度は、プロトン交換膜に最も近いカソード拡散層の面において最大であり、水蒸気濃度は、バイポーラ・プレートに最も近いカソード拡散層の面において最低である。水蒸気濃度が、プロトン交換膜に最も近いカソード拡散層の面において、ほぼ飽和し、プロトン交換膜は、完全な水和状態に維持することができ、燃料電池スタックの効率を向上する。
いくつかの状況では、アノード拡散層の性質がカソード拡散層の性質と異なるように、両方の層に同じ性質を有した同じ材料を使用せず、アノード拡散層の性質を選択することが、望ましいことがある。この差を達成するための一方法は、カソードおよびアノード拡散層ともに同じベース材料を使用し、しかしベース材料の性質を変更することである。ベース材料は、カソードおよびアノード拡散層が異なる性質を有するように、処理することもできる。あるいは、カソードおよびアノード拡散層は、性質が異なるように、異なるベース材料から製作することができる。
アノード拡散層の水蒸気透過性は、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より大きくすることができ、所望であれば、80℃および1気圧において約4.5×10−4g/(Pa・s・m)より大きくすることができる。拡散層は、所望であれば、カソード拡散層の水蒸気透過性が、アノード拡散層の水蒸気透過性の約10から約50%であるように、選択することができる。
80℃および1気圧において約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有したカソード拡散層を設けることは、これらに限定されないが、カソード拡散層の厚さを1つまたは複数で変える、カソード拡散層のかさ密度を調節する、カソード拡散層の気孔率を調節する、カソード拡散層にポリテトラフルオロエチレンを含める、拡散層の一方または両方の表面に微小孔構造の層を加える、および/または炭素/黒鉛粒子で拡散層を充填し構造を緻密にすることを含め、様々な方法で達成することができる。
カソード拡散層の水蒸気透過性を変更するための一方法は、厚さがより厚い層を使用することである。図2は、本発明による燃料電池スタックの一実施形態による一部分の分解断面図である。アノード触媒層14およびカソード触媒層16が、プロトン交換膜12の上を覆う。アノード触媒層14を覆うアノード拡散層18、およびカソード触媒層16を覆うカソード拡散層20がある。アノード拡散層18およびカソード拡散層20と係合するバイポーラ・プレート22がある。バイポーラ・プレート22上で、ランド25が、反応剤ガス流れチャネル24、26の隣接する区域を分離する。この実施形態では、カソード拡散層20は、アノード拡散層18より厚い。カソード拡散層がより厚いことによって、水蒸気がその層の厚さを迅速に通過することがより困難にされ、その層内に水蒸気濃度の勾配が発生し、プロトン交換膜を十分な水和状態に維持する。
しかし、カソード拡散層があまりにも厚い場合、その層中に水蒸気が滞留する時間が、あまりにも長くなり、カソード側で燃料電池ユニットのフラッディングを生じさせることになる。さらに、カソード拡散層が厚すぎる場合、燃料電池スタックは、体積が、許容できないほど大きくなるおそれがある。
カソード拡散層は、一般に、厚さが約1000ミクロンより薄く、通常、その範囲が約150から約600ミクロンであり、または範囲が約200から約500ミクロンである。
所望であれば、アノード拡散層は、カソード拡散層より薄く製作することができる。アノード拡散層は、一般に、厚さが約50ミクロンより厚く、それは、所望の場合、厚さの範囲を約75から約200ミクロンとすることができる。カソード拡散層の厚さとアノード拡散層の厚さの比は、約20:1から約3:1の範囲とすることができ、所望であれば少なくとも4:1とすることができる。
所望の水蒸気透過性を達成するための他の方法は、カソード拡散層のかさ密度を制御することである。カソード拡散層のかさ密度は、一般に約2.0g/ccより小さく、通常、その範囲が、約0.4g/ccから約0.8g/ccである。
アノード拡散層のかさ密度は、所望の場合、制御することもできる。それは、約0.1g/ccより大きくすることができ、所望の場合、範囲を約0.15g/ccと約0.5g/ccの間とすることができる。アノード拡散層に対するカソード拡散層のかさ密度の比は、所望の場合、約20:1から約1.5:1の範囲になるように選択することができる。
カソード拡散層の気孔率は、所望の水蒸気透過性を得るために制御することもできる。カソード拡散層は、一般に気孔率が約25%より大きく、通常、気孔率の範囲が約50%から約80%である。
アノード拡散層の気孔率は、所望の場合、制御することもできる。気孔率は、一般に約95%より小さく、通常、約70%から約90%の間である。アノード拡散層に対するカソード拡散層の気孔率の比は、所望の場合、約1:3.8から約1:1.25の間とすることができる。
所望の場合、カソード拡散層の水蒸気透過性は、様々な量のポリテトラフルオロエチレンを含めることによって、得ることもできる。カソード拡散層は、約0.25重量%から約25重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含むことができ、所望の場合、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含むことができる。
アノード拡散層中のポリテトラフルオロエチレンの量は、所望の場合、制御することもできる。アノード拡散層は、約15重量%より少ないポリテトラフルオロエチレンを含むことができ、アノード拡散層は、所望の場合、約3重量%から約10重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含むことができる。
しかし、ポリテトラフルオロエチレンのレベルが、カソードまたはアノード拡散層のいずれか中であまりにも高い場合、拡散層の伝導率が、許容できないレベルまで低下されるおそれがある。
カソード拡散層の水蒸気伝達速度の最適化は、従来の微小孔構造層(MPL)の特別な形を使用して達成することもできる。MPLは、10年間を越えて、いくつかのタイプのPEM燃料電池中に使用され、拡散層基板の一方または両方の面に、別個の層として加えることができる(炭素/黒鉛ファイバ・マトリックス)。MPLは、一般に、炭素/黒鉛粒子、疎水性フッ素重合体および溶剤の様々な混合物から、拡散された形で製作される。MPLの主な機能は、カソードの触媒層と拡散層の界面から過剰な液状水分を逃がすことであり、それは、湿った動作条件下で性能向上をもたらすように、設計される。
本発明に有利な特化されたタイプのMPLは、類似のまたは異なる材料から製作することができるはずであり、そこでは粒径、粒子密度、接合剤装着、気孔率、孔径分布および厚さが、調整および制御される性質である。提案する材料は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)や他のすべての適切な化学的不活性高分子などの接合用フッ素重合体と一緒に混合される、炭素、黒鉛や他のすべての導電性耐食性材料である。層に施すための好ましい製造技術は、テープ・キャスティング、ドローバー・コーティング、カーテン・コーティングや噴霧法である。所望の性質を有した材料の薄板またはロールは、購入するか、それとは別に製作することもできるはずであり、次いでコーティングとしてではなく、「サブ層」として拡散層基板に物理的に加えられる。
製造または組み立て方法にかかわらず、一方の側面または他方の側面に層を加えることは(すなわち、MPLがカソード触媒またはカソード流れフィールド・ランドに対抗すべきかどうかの判断)、性能に追加の利点をもたらすことができる。MPLが両方の基板面に加えられた3層構造は、なおさらに有用性をもたらすことができる。たとえば、各面上で被覆するMPLは、過剰に乾燥した条件下で(流入口カソード湿度が極めて低く、動作温度が高いなど)使用することができるはずであり、そこでは、他の場合(流入口湿度が極めて低い、または動作温度が高いうちの一方または他方)、MPLが1つだけ必要になることがある。1つまたは複数のMPLを有した構造は、所望の水蒸気透過性を有するように、設計し構築することができるはずである。
所望の水移送性質を得るための他の代替方法は、同じ炭素/黒鉛およびフッ素重合体材料で拡散層基板の多孔性体積(すなわち、炭素ファイバ・マトリックス)を充填し、それに「緻密な」性質を与える方法になるはずである。最終結果は、気孔率がかなりより低く、孔径がより小さく、かさ密度がより大きい単一層(二重層や三重層ではなく)複合構造になるはずである。
これらの代替技術およびその関連した製造ステップは、PEM燃料電池構成要素の開発分野の当業者に、よく知られ理解されている。
一実施形態では、カソード拡散層は、約15重量%より少ないポリテトラフルオロエチレンを含み、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有する。それは、通常、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む。カソード拡散層は、一般に厚さが、約1000ミクロンより薄く、通常約150から約600ミクロンの範囲である。カソード拡散層のかさ密度は、一般に約2.0g/ccより小さく、通常約0.4g/ccから約0.8g/ccの範囲である。カソード拡散層は、気孔率が、一般に約25%より大きく、通常約50%から約80%の範囲である。
他の実施形態では、カソード拡散層は、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有したカソード拡散層を含み、そのカソード拡散層は、厚さが、約1000ミクロンより薄く、そのカソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さく、そのカソード拡散層は、気孔率が、約25%より大きい。
所望の水蒸気透過性を有したカソード拡散層を製作するための、1つまたは複数の異なる手法は、所望の場合、組み合すことができる。
拡散層として使用するのに適した材料は、これらに限定されないが、多孔性黒鉛、炭素ペーパ、フェルト、布や他の織布および非織布を含む。さらに、金属発泡体、スクリーン、メッシュやマトリックスを使用することもできるはずである。
本発明は、通常、温度が約75℃から約175℃の範囲であり、絶対圧が約100kPaから約200kPaの範囲において動作するプロトン交換膜のために使用される。
図3に、2つの異なるレベルの外部加湿の場合について、セル電位0.6Vにおいて、電流密度対カソード拡散層厚さのグラフを示す。各ポイントは、3時間にわたる時間平均である。表1に、実験条件を示す。図3に、厚さが図示されている範囲について、電流密度が、厚さとともに単調増加することを示す。カーブは、結局は最大値に達し、次いで、カソード触媒層とカソード拡散層の間の界面におけるカソード拡散層のフラッディング、またはカソードへの酸素質量移送の制限された速度のいずれかによって、厚さがより厚くなると、そのカーブは減少するはずである。電流密度をより大きく(>1A/cm)した追加の実験は、この図には示していないが、フラッディング仮説を支持している。
電流密度の増加は、シリーズA(湿度がより低い)について約30%、シリーズB(湿度がより高い)について20%である。したがって、より厚い拡散層の利点は、より乾燥した条件でより大きい。
Figure 2007511888
図4に、様々な加湿レベルにおける、厚いカソード拡散層(840μm)を有した10個セルのスタックの平均セル性能と、薄いカソード拡散層(195μm)を有した15個セルのスタックのそれとの比較を示す。表2および3に、動作条件を示す。
Figure 2007511888
Figure 2007511888
厚い拡散層を有したスタックによって得られた最大セル電位は、薄い拡散層を有したスタックより一層著しく良好であった。さらに、厚い拡散層を有したスタックの性能は、加えられる加湿水分の量が減少するにつれて、向上する。厚い拡散層を有したスタックの最適性能は、薄い拡散層を有したスタックの加湿レベルより低い加湿レベルで生じる(RHexit=1.11と対比してRHexit=0.92、ここでRHexitは、膜電極一体構造から出る両方の生成ガス・ストリームの平衡平均相対湿度である)。したがって、設計が、予想されるように、低加湿レベルに対して最適化される。高加湿レベルでは、厚い拡散層を有したスタックは、水浸しになり、薄い拡散層を有したスタックより性能が悪い。
図5に、840μmの厚いカソード拡散層を有した10個セルのスタックについて、3つの動作条件において固定電流密度で、より長い期間にわたる平均セル電位の減衰を表す。表4に、動作条件を示す。
Figure 2007511888
電位は、150kPaの試験ポイントにおいて、ほぼ1mV/hの速度で減少する。これは、膜電極一体構造が、この加湿レベルでは、ゆっくりと乾燥していることを示す。200kPaにおいて、電位減少の速度は、10分の1未満である。したがって、ガス流入口圧力の適切な最適化を行なうと、厚いカソード拡散層によって、低圧(≦200kPa(絶対圧))においてカソード・ストリームを外部で加湿せずに、安定した長期間の性能が可能にされる。
水蒸気透過試験
燃料電池に適用される条件下における水蒸気透過性についての合意された試験方法は存在しない。以下の試験方法は、ASTMの方法E96(材料の水蒸気伝達標準試験)およびCanadian Turl Dish Method,BS7209(T.Woodbridge著、「浸透性、事実と虚構」(Breathability−Fact and Fiction)The New Nonwovens World 1993年秋)から得られ、それらは、参照によって本明細書に組み込まれ、修正されて本燃料電池の条件を表す。
その方法は、コップが、水で満たされ、試料材料を使用したふたで覆われる、ASTMのE96のプロシージャBおよびDに基づく。水蒸気伝達(WVT)速度が、時間とともに測定された水の重量損失から推量される。次いで透過性は、WVTデータから決定されることができる。
試料の水伝達への抵抗性(透過性の逆数)は、試験構成中の他の抵抗性の少なくとも10%でなければならない。そうでないと、方法は正確ではない。1層の拡散媒体を使用することが、正確な抵抗性をもたらさなかったが、5層の拡散媒体を使用することは、十分な抵抗性をもたらした。
試料準備
スナップ式の蓋52を有した266ml(9oz.)のプラスチック・コンテナ50が使用された。開口部4.5cm×4.5cmが、スナップ式の蓋の中心部に切り開かれた。試験されるガス拡散材料の5個の試料5.5cm×5.5cmが切り分けられた。第1の層の拡散材料が、蓋中の開口部の上に配置された。3mmのシリコン密封剤のビーズが、拡散層の一方の表面の縁部のまわりに塗布されて、蓋中の開口部の上を拡散層で密封した。残された4層の拡散媒体が、各層間の縁部のまわりにシリコン密封剤の薄いビーズを塗布し、5層を均等に一緒に積み重ねることによって、密封した。5層の拡散媒体54の外側縁部が、シリコン密封剤56で密封されて、水蒸気伝達が、完全に試料の面貫通方向で生じることが保証された。次いで、シリコン密封剤は、完全に硬化するように放置された。図7に、試料を有したスナップ式蓋を示す。
次いで、プラスチック・コンテナが、上部から1cmのレベルまで、脱イオン水で満たされた。次いで試料を有した蓋が、取り付けられた。次いで、水で満たされ、試料を有したスナップ式蓋を含んだコンテナは、重量を測定された。
試料加熱
標準の実験室乾燥オーブンが使用された。オーブンは、試験開始前に80℃に予加熱された。
ほぼ1メートル長さの6.4mm(1/4inch)の銅配管が、コイル状にされてオーブン中に配置された。150mm(6inch)長さのコイル状銅配管は、オーブンの上部の通気孔を貫通して配置されて支持された。コイル状銅配管は、Tygon(登録商標)配管を有した圧縮空気安定器に取り付けられた。コイル状銅配管の使用によって、空気が、オーブン中の配管を出る前に、オーブン温度に達することが可能にされる。配管の排出口が、以下に述べられる。
6個のコンテナ60は、それぞれが5層の拡散媒体を有し、同時に試験された。図8に、オーブン中の試料を示す。6個のコンテナは、オーブンの上部棚上に円状に配置された。空のプラスチック・コンテナ62が、試料の円の中心部中に配置された。平坦な底部のガラス皿64が、空のコンテナ62上に上下逆に配置された。銅配管66の排出口が、図9に示すように(配管のコイル状は図示せず)、平坦な底部のガラス皿の中心の上51mm(2inch)のところに配置された。平坦な底部のガラス皿は、6個の試料の上部全体にわたって空気流を均等に配給するように働く。
次いで、空気流は、試料の上の乾燥空気の速度が、少なくとも0.25m/sである、一定速度に調節された。オーブン・ドアが閉じられて時間が記録された。試験は、乱さないで24時間放置された。(試験中にドアを開くことは、温度変動によって結果が変わるおそれがある)。24時間後、空気流が停止され、試料コンテナが、取り出されて重量を測定された。
WVTは、水の蒸発による重量損失(g)を時間(24時間または86,400秒)および露出された表面面積(2.03×10−3)で除算することによって決定される。表5に、5個の試料の結果を示す。
Figure 2007511888
第1の4個の試料は、滋賀県大津市の東レ株式会社製の市販製品であった。それらは、厚さが異なる同じ基本材料である。最後の試料は、ドイツ、マイチンゲン(Meitingen)にある有限会社SGL Carbon Group,SGL Technologies製の開発上の製品であった。
データ解析
拡散層の透過性は、WVTデータから決定されることができる。
WVT=S(RH−RH)×ΠTot (1)
ここで、
WVT=水蒸気伝達速度(g/(s・m))
S=試験温度における水飽和蒸気圧(80℃において47322Pa)
RH=分留として表された水源における相対湿度(液状水分表面においてこの方法では1.0)
RH=分留として表された吸い込みにおける相対湿度(流動する乾燥ストリーム中においてこの方法では0)
ΠTot=3個の寄与分、すなわち、ペーパに対する水、ペーパを貫通する水および乾燥ガスに対するペーパ(g/(Pa・s・m))を含む、システムの全透過性
システムの全透過性は、試験中に存在する他の水蒸気移送抵抗性からの作用を含み、したがって拡散層の透過性は、データから抽出しなければならない。同じベース材料であるが厚さが異なる4個の試料は、試験方法を較正し、拡散層に関連しない水蒸気移送への抵抗性を決定するために使用された。これは、以下に示すように、拡散層の厚さが0である場合を予測するように外挿することによって、行なわれる。この較正情報を使用して、すべての拡散層の試料の透過性を分離することができる。
水移送に対する全抵抗性RTotは、全透過性の逆数である。それは、直列に3個の抵抗性を含む。
Tot=1/ΠTot=RW,DM+RDM+RDM,G (2)
ここで、
W,DM=水表面と底部拡散層表面の間の水蒸気移送抵抗性((Pa・s・m)/g)
DM=拡散層容積による水蒸気移送抵抗性((Pa・s・m)/g)
DM,G=上部拡散層表面と流動する乾燥ガスの間の水蒸気移送抵抗性((Pa・s・m)/g)
評価されたセットの拡散媒体試料が、同じ拡散媒体材料の複数シートのスタックから構成されるとき、拡散媒体の抵抗性は、拡散媒体スタック厚さに比例し、材料の浸透率に逆比例する。
Figure 2007511888
ここで、
n=試験中に使用された拡散媒体の層数
ΠDM=単一拡散層の透過性(g/(Pa・s・m))
δDM=単一拡散層厚さ(m)
πDM=拡散層の浸透率(g/(Pa・s・m))
浸透率は、材料の本質的性質であり、厚さに依存しない。透過性は、試料厚さに依存する。
拡散媒体試料に依存しない試験の2個の定数は、較正されなければならず、1個の抵抗性Rとして一緒にまとめることができる。
=RW,DM+RDM,G (4)
方程式(1)、(2)、(3)および(4)を結合すると、
Figure 2007511888
S/WVT対拡散媒体の全層の全厚さ(nδDM)のグラフは、システムの抵抗性、装置の特性をインターセプトRから抽出するために使用することができる。勾配は、浸透率πDMを決定するために、使用されることができる。
図10に、第1の4個の試料(同じ材料、異なる厚さ)のデータを示す。予想したように、データは、直線になり、以下が最適適合ラインである。
Figure 2007511888
これから、Rは、決定されることができる。
=54880(Pa・m・s)/g (7)
東レの拡散層試料の浸透率は、以下になる。
πDM=1.39×10−7g/(Pa・m・s) (8)
方程式(3)を使用して、5層の拡散媒体による抵抗性は、計算し、試験方法中の他の抵抗性と比較することができる。表6に、結果を示す。
Figure 2007511888
全抵抗性への寄与分は、最も薄い拡散層について7%であり、最も厚い拡散層について40%である。
の値が決定されると、方程式(3)および(5)は、試験された材料の単一層について、透過性を計算するために使用することができる。
Figure 2007511888
これは、整理し直して次の式に変換することができる。
Figure 2007511888
表7に、試験された5個の試料についての結果を示す。
Figure 2007511888
いくつかの代表的な実施形態および詳細が、本発明を例示する目的で示されてきたが、本明細書で開示された組成および方法の様々な変更が、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸脱せずに行なうことができることが、当業者には明らかであろう。
本発明による燃料電池スタックの部分斜視図である。 本発明による燃料電池スタックの一部分の部分分解断面図である。 2つの異なるレベルの外部加湿の場合について、セル電位0.6Vにおいて、電流密度対カソード拡散層の厚さのグラフを示す図である。 様々な加湿レベルにおける、厚さがそれぞれ840μmのカソード拡散層を有したセル10個のスタックの平均セル電圧と、厚さがそれぞれ195μmのカソード拡散層を含んだセル15個のスタックの平均セル電圧の比較を示す図である。 3つの動作条件において、固定電流密度でより長い期間にわたる平均セル電位の減衰を表す図である。 カソード触媒層/拡散層の界面における、水蒸気濃度に対するカソード拡散層の透過による作用を表す図である。 透過試験のための試料コンテナの概略図である。 透過試験のために乾燥オーブン中に配置された試料コンテナの上面図である。 透過試験のための、乾燥オーブン中の皿配置の側面図である。 S/WVT(透過性の逆数)対本発明による拡散層の厚さのグラフの図である。

Claims (64)

  1. 燃料電池システムであって、
    第1の面および第2の面を有したプロトン交換膜と、
    前記プロトン交換膜の前記第1の面を覆うカソード触媒層と、
    前記カソード触媒層を覆うカソード拡散層と、
    前記プロトン交換膜の前記第2の面を覆うアノード触媒層と、
    前記アノード触媒層を覆うアノード拡散層とを含み、
    前記カソード拡散層が、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有する、燃料電池システム。
  2. 前記カソード拡散層の前記水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約2×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記カソード拡散層の前記水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約1.5×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記アノード拡散層の水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より大きい、請求項1に記載の燃料電池システム。
  5. 前記カソード拡散層の前記水蒸気透過性が、前記アノード拡散層の水蒸気透過性の約10から約50%の範囲にある、請求項1に記載の燃料電池システム。
  6. 前記カソード拡散層の厚さが、約1000ミクロンより薄い、請求項1に記載の燃料電池システム。
  7. 前記カソード拡散層の前記厚さが、約150から約600ミクロンの範囲にある、請求項6に記載の燃料電池システム。
  8. 前記アノード拡散層の厚さが、約75から約200ミクロンの範囲にある、請求項7に記載の燃料電池システム。
  9. 前記カソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さい、請求項6に記載の燃料電池システム。
  10. 前記カソード拡散層の前記かさ密度が、約0.4から約0.8g/ccの範囲にある、請求項9に記載の燃料電池システム。
  11. 前記カソード拡散層の気孔率が、約25%より大きい、請求項6に記載の燃料電池システム。
  12. 前記カソード拡散層の前記気孔率が、約50%から約80%の範囲にある、請求項11に記載の燃料電池システム。
  13. 前記カソード拡散層が、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項6に記載の燃料電池システム。
  14. 前記カソード拡散層の厚さと前記アノード拡散層の厚さの比が、約20:1から約3:1の範囲にある、請求項1に記載の燃料電池システム。
  15. 前記カソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さい、請求項1に記載の燃料電池システム。
  16. 前記カソード拡散層の前記かさ密度が、約0.4g/ccから約0.8g/ccの範囲にある、請求項15に記載の燃料電池システム。
  17. 前記アノード拡散層のかさ密度が、約0.15g/ccから約0.5g/ccの範囲にある、請求項16に記載の燃料電池システム。
  18. 前記カソード拡散層の厚さが、約1000ミクロンより薄い、請求項15に記載の燃料電池システム。
  19. 前記カソード拡散層の前記厚さが、約150から約600ミクロンの範囲にある、請求項18に記載の燃料電池システム。
  20. 前記カソード拡散層の気孔率が、約25%より大きい、請求項15に記載の燃料電池システム。
  21. 前記カソード拡散層の前記気孔率が、約50%から約80%の範囲にある、請求項20に記載の燃料電池システム。
  22. 前記カソード拡散層が、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項15に記載の燃料電池システム。
  23. 前記カソード拡散層のかさ密度と前記アノード拡散層のかさ密度の比が、約20:1から約1.5:1の範囲にある、請求項1に記載の燃料電池システム。
  24. 前記カソード拡散層の気孔率が、約25%より大きい、請求項1に記載の燃料電池システム。
  25. 前記カソード拡散層の前記気孔率が、約50%から約80%の範囲にある、請求項24に記載の燃料電池システム。
  26. 前記アノード拡散層の気孔率が、約70%から約90%の範囲にある、請求項25に記載の燃料電池システム。
  27. 前記カソード拡散層の厚さが、約1000ミクロンより薄い、請求項24に記載の燃料電池システム。
  28. 前記カソード拡散層の前記厚さが、約150から約600ミクロンの範囲にある、請求項27に記載の燃料電池システム。
  29. 前記カソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さい、請求項24に記載の燃料電池システム。
  30. 前記カソード拡散層の前記かさ密度が、約0.4から約0.8g/ccの範囲にある、請求項29に記載の燃料電池システム。
  31. 前記カソード拡散層が、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項24に記載の燃料電池システム。
  32. 前記カソード拡散層の気孔率と前記アノード拡散層の気孔率の比が、約1:3.8から約1:1.25の範囲にある、請求項1に記載の燃料電池システム。
  33. 前記カソード拡散層が、少なくとも約0.25重量%のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項1に記載の燃料電池システム。
  34. 前記カソード拡散層が、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項33に記載の燃料電池システム。
  35. 前記アノード拡散層が、約3重量%から約10重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項34に記載の燃料電池システム。
  36. 前記カソード拡散層の厚さが、約1000ミクロンより薄い、請求項33に記載の燃料電池システム。
  37. 前記カソード拡散層の前記厚さが、約150から約600ミクロンの範囲にある、請求項36に記載の燃料電池システム。
  38. 前記カソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さい、請求項33に記載の燃料電池システム。
  39. 前記カソード拡散層の前記かさ密度が、約0.4から約0.8g/ccの範囲にある、請求項38に記載の燃料電池システム。
  40. 前記カソード拡散層の気孔率が、約25%より大きい、請求項33に記載の燃料電池システム。
  41. 前記カソード拡散層の前記気孔率が、約50%から約80%の範囲にある、請求項40に記載の燃料電池システム。
  42. 前記プロトン交換膜が、外部カソード水和システムを使用することなく、前記燃料電池システムの動作中に、完全な水和状態のままである、請求項1に記載の燃料電池システム。
  43. 燃料電池システムであって、
    第1の面および第2の面を有したプロトン交換膜と、
    前記プロトン交換膜の前記第1の面を覆うカソード触媒層と、
    前記カソード触媒層を覆うカソード拡散層と、
    前記プロトン交換膜の前記第2の面を覆うアノード触媒層と、
    前記アノード触媒層を覆うアノード拡散層とを含み、
    前記カソード拡散層が、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有し、
    前記カソード拡散層の厚さが、約1000ミクロンより薄く、
    前記カソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さく、
    前記カソード拡散層の気孔率が、約25%より大きい、燃料電池システム。
  44. 前記カソード拡散層の前記厚さが、約150から約600ミクロンの範囲にある、請求項43に記載の燃料電池システム。
  45. 前記カソード拡散層の前記かさ密度が、約0.4から約0.8g/ccの範囲にある、請求項43に記載の燃料電池システム。
  46. 前記カソード拡散層の前記気孔率が、約50%から約80%の範囲にある、請求項43に記載の燃料電池システム。
  47. 前記カソード拡散層が、約5から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項43に記載の燃料電池システム。
  48. 燃料電池システムのためのカソード拡散層であって、
    15重量%より少ないポリテトラフルオロエチレンを含み、80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有したカソード拡散層を含む、カソード拡散層。
  49. 前記カソード拡散層の前記水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約2×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、請求項48に記載のカソード拡散層。
  50. 前記カソード拡散層の前記水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約1.5×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、請求項48に記載のカソード拡散層。
  51. 前記カソード拡散層の厚さが、約1000ミクロンより薄い、請求項48に記載のカソード拡散層。
  52. 前記カソード拡散層の前記厚さが、約150ミクロンから約600ミクロンの範囲にある、請求項51に記載のカソード拡散層。
  53. 前記カソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さい、請求項48に記載のカソード拡散層。
  54. 前記カソード拡散層の前記かさ密度が、約0.4から約0.8g/ccの範囲にある、請求項53に記載のカソード拡散層。
  55. 前記カソード拡散層の気孔率が、約25%より大きい、請求項48に記載のカソード拡散層。
  56. 前記カソード拡散層の気孔率が、約50%から約80%の範囲にある、請求項55に記載のカソード拡散層。
  57. 前記カソード拡散層が、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項48に記載のカソード拡散層。
  58. 燃料電池システムのためのカソード拡散層であって、
    80℃および1気圧において、約3×10−4g/(Pa・s・m)より小さい水蒸気透過性を有したカソード拡散層を含み、
    前記カソード拡散層の厚さが、約1000ミクロンより薄く、
    前記カソード拡散層のかさ密度が、約2.0g/ccより小さく、
    前記カソード拡散層の気孔率が、約25%より大きい、カソード拡散層。
  59. 前記カソード拡散層の前記水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約2×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、請求項58に記載のカソード拡散層。
  60. 前記カソード拡散層の前記水蒸気透過性が、80℃および1気圧において、約1.5×10−4g/(Pa・s・m)より小さい、請求項58に記載のカソード拡散層。
  61. 前記カソード拡散層の前記厚さが、約150ミクロンから約600ミクロンの範囲にある、請求項58に記載のカソード拡散層。
  62. 前記カソード拡散層の前記かさ密度が、約0.4から約0.8g/ccの範囲にある、請求項58に記載のカソード拡散層。
  63. 前記カソード拡散層の気孔率が、約50%から約80%の範囲にある、請求項58に記載のカソード拡散層。
  64. 前記カソード拡散層が、約5重量%から約15重量%の範囲のポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項58に記載のカソード拡散層。
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