JP2007511511A - 低減された濃度の未反応アルカノールアミンを含有するヒドロキシアルキルアミドの製造方法 - Google Patents

低減された濃度の未反応アルカノールアミンを含有するヒドロキシアルキルアミドの製造方法 Download PDF

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Abstract

金属ケイ酸塩化合物と任意選択の触媒の存在下で、アルカノールアミンとエステルを反応させて、低減された濃度のアルカノールアミン及び残留触媒を有するヒドロキシアルキルアミド組成物を製造する方法。

Description

本発明は、低減された濃度の反応成分を含有する燃料又は潤滑用添加剤組成物の製造方法に関する。
米国連邦政府が燃料の経済性基準を義務付けたので、自動車産業は、自動車の燃費を向上する努力が促された。燃料の消費を低減するための1つの方法は、エンジンの個々のエリア、例えばベアリング、弁機構、ピストン、リング、水及びオイル用のポンプの摩擦を低減することによるものである。これらの部品の摩擦を緩やかに低減することは、対応する燃料経済性の向上に反映されることになる。したがって、鍵となるこれらのエリアでの摩擦を低減し、それによって燃料経済性を向上させる摩擦調整剤組成物の探求が引き続きなされている。
様々な種類の添加剤が摩擦調整剤として使用されてきた。商業的に従来からより使用されてきた摩擦調整剤のいくつかは脂肪酸エステル、脂肪酸アミド及び脂肪酸エステル−アミドである。米国特許第4960530号は摩擦を低減できる潤滑用添加剤及び組成物の例を開示している。
ヒドロキシアルキルアミドは摩擦調整剤として広範に使用されてきた。米国特許第4729769号はC〜C20脂肪酸エステルとモノ−又はジ−(ヒドロキシヒドロカルボニル)アミンの反応生成物である脂肪酸アミドの洗剤添加剤を開示している。
米国特許第4208293号は、摩擦低減量のジエタノールアミンの脂肪酸アミド又はエステルを含む、内燃エンジンのクランクケース潤滑油として使用するために適合された潤滑用オイルを開示している。
燃料及び潤滑用添加剤のための摩擦調整剤としてのヒドロキシアルキルアミドの製造は、とりわけ、広範にわたるが、ヒドロキシアルキルアミドを製造するためのプロセスの大部分は、他の望まない残留物と一緒に、ある割合の未反応のアルカノールアミンを含む組成物を生成する。
特定の末端ユーザーは、低減された濃度及び/又はゼロ濃度のアルカノールアミン及び/又は残留触媒を有する摩擦調整用燃料及び潤滑用添加剤としてのヒドロキシアルキルアミドを望んでいる。したがって、低減された濃度及び/又はゼロ濃度のアルカノールアミン及び/又は残留触媒を有するヒドロキシアルキルアミドを製造するための方法を提供することが有利である。
本発明の目的は、低減された濃度のアルカノールアミンを有するヒドロキシアルキルアミド組成物の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、低減された濃度の残留触媒の有するヒドロキシアルキルアミド組成物の製造方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、低減された濃度の残留アルカノールアミン及び/又は残留触媒を有する摩擦調整量又は潤滑性量のヒドロキシアルキルアミド組成物を含む液体エンジン燃料又は潤滑油組成物を提供することである。
本発明の上記及び他の目的に沿って、任意選択で触媒の存在下で、少なくとも1種の第一及び/又は第二アルカノールアミンを、少なくとも1種のエステル又は脂肪性天然材料と反応させてヒドロキシアルキルアミド及び未反応のアルカノールアミンを含有する反応混合物を得るための方法であって、その改善が、少なくとも1種の金属ケイ酸塩の存在下でアルカノールアミンとエステルの反応を行うか、又は反応混合物を少なくとも1種の金属ケイ酸塩で処理することを含み、上記金属ケイ酸塩の金属が周期表のIA族、IIA族又はIIIA族の金属である方法を提供する。
さらに、本発明によれば、多量の液体炭化水素燃料又は潤滑油と、第一及び/又は第二アルカノールアミン、金属ケイ酸塩及びエステルから得られるヒドロキシアルキルアミドを含む少量のヒドロキシアルキルアミド組成物とを含む液体エンジン燃料組成物又は潤滑油の製造方法であって、上記ヒドロキシアルキルアミドが0.5重量%未満のアルカノールアミンを含む方法を提供する。
本発明の第一及び/又は第二アルカノールアミンは一般式RNHR’(式中、Rは2個〜10個の炭素原子のヒドロキシアルキル、又はヒドロキシアルキルエーテル及び/又はその組合せであり、R’は水素、1個〜約10個の炭素のアルキル、2個〜約10個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルエーテル及び/又はその組合せである)を有する。好ましくは、アルカノールアミンはジアルカノールアミン又はジアルカノールアミンエーテル、最も好ましくはジエタノールアミンであるが、他の第一及び第二アルカノールアミンも使用することができる。様々な第一及び第二アルカノールアミンの混合物も使用することができる。第一及び第二アルカノールアミンの例は、エタノールアミン、プロパノールアミン、イソプロパノールアミン、ブタノールアミン、イソブタノールアミン、メチルエタノールアミン、ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジブタノールアミン、ジイソブタノールアミン及びその混合物である。さらに、アルコキシドと反応させたアルカノールアミン基を使用できる。アルコキシドの例はプロピレンオキシド、エチレンオキシド及びブチレンオキシドである。
第一及び/又は第二アルカノールアミンの量は所望のヒドロキシアルキルアミドによって変わるが、一般に第一及び/又は第二アルカノールアミンとエステルのモル比は、好ましくは約0.75:1〜約1.25:1、より好ましくは約0.90:1〜約1.10:1、最も好ましくは約0.95:1〜約1.05:1である。
エステルの元となる酸は、キャノーラ油、ひまし油、カカオ脂、ココナッツ油、綿実油、オリーブ油、パーム核油、パーム核(オレイン)、パーム核(ステアリン)、ピーナッツ油、菜種油、ベニバナ油、大豆油、ひまわり油、トール油、トウモロコシ油、バター、ラード、獣脂、黄色グリース、脂身、ニシン、メンハーデン、イワシ油、ババス油などの天然材料及びその混合物から誘導される脂肪酸であってよい。そのエステルは脂肪酸メチルエステル又は脂肪酸メチルエステルの混合物であることが好ましく、エステルの元となる酸はココナッツ油から誘導された脂肪酸であり、エステルの元となるアルカノールはメタノールであることが好ましいが、上記の天然材料の任意のメチルエステルも使用することができる。さらに、エステル及びアルカノールアミンの代わりか又はそれらと組み合わせて脂肪酸も使用できる。単独か又はエステルと組み合わせて使用できる脂肪酸の例は、エステルの元となる酸である同じ脂肪酸か又は異なる脂肪酸である。脂肪酸を単独か又はエステル及びアルカノールアミンと組み合わせて使用する場合、反応生成物は脂肪酸アミドと水である。エステル及びアミドの酸及びアルコール又はアミンへの加水分解などの望ましくない副反応を阻止するために、本発明の方法は好ましくは水の存在しない下で実施する。さらに、エステル及びアルカノールアミンの代わりか又はそれらと組み合わせて脂肪性天然材料自体を使用することができる。単独か又はエステルと組み合わせて使用できる脂肪性天然材料の例は、上記のエステルの元となる酸のための供給源と同じである。脂肪性天然材料を単独か又はエステル及びアルカノールアミンと組み合わせて使用する場合、反応生成物は脂肪酸アミドとグリセリンである。本発明の方法は、グリセリンなしで実施することが好ましい。エステルの元となる酸は約4個〜約22個の炭素原子を含み、エステルの元となるアルカノールは1個〜約10個の炭素原子を含む。
脂肪酸エステルがモノグリセリド、ジグリセリド及びトリグリセリド、並びにエステル化された直鎖カルボン酸などのエステル化されたカルボン酸を包含することは周知である。ポリマー系脂肪酸エステルも脂肪酸エステルとして考えられる。ポリマー系脂肪酸エステルの例は、Arizona Chemicals Century 1156、Undyme 14又はUnidyne 60及びUniqema’s Pripol 1017又は1006のような二量体及び三量体の酸をベースとしたエステル、及び同じような種類の材料である。上記天然物の様々な組合せ及び混合物を使用することができる。
エステルの量は、上記のアルカノールアミンとエステルのモル比で存在する。
本発明で使用するエステルの元となる酸は一般に脂肪酸でできている。脂肪酸エステル、好ましくは脂肪酸メチルエステルを生成するために使用する脂肪酸は所望の脂肪酸エステルに応じて様々なであってよいが、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、デセン酸、ラウリン酸、cis−9−ドデセン酸、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、cis−9−テトラデセン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、cis−9−ヘキサデセン酸、ヘプタデカン酸、ヘプタデセン酸、ステリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸、ジヒドロキシステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、cis−9、cis−11−エイコセン酸、エイコサジエン酸、エイコサトリエン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ドコサジエン酸、4,8,12,15,19−ドコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、リグノセリン酸、テトラコセン酸及びその混合物などの酸を含むことができる。
アルカノールアミンとエステルは任意選択で触媒の存在下で反応させることができる。触媒は濃縮物で存在することも、溶媒中に存在することもできる。触媒用の適切な溶媒には、メタノール、エタノール、イソプロパノール、nプロパノール、ブタノール、t−ブタノール及びsec−ブタノール、直鎖又は分枝ペンタノール、直鎖又は分枝ヘキサノールなどの最大で約6個の炭素原子を含む任意の揮発性アルコールを含むことができる。溶媒を使用する場合、触媒を可溶化するのに必要な任意の量で存在することができる。それは、好ましくは溶媒中に約1重量%〜約100重量%、より好ましくは約10重量%〜約50重量%、最も好ましくは約20重量%〜約30重量%の触媒濃度の溶液である。一般に塩基性触媒、例えばアルコキシド又は炭酸塩触媒、好ましくは金属アルコキシド触媒を使用する。適切な金属アルコキシド及び炭酸塩触媒の例には、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウムプロポキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド、カリウムプロポキシド、ナトリウム又はカリウムブトキシド、ナトリウム又はカリウムペントキシド、ヘキサン酸ナトリウム又はヘキサン酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム及びその混合物が含まれ、ナトリウムメトキシドが最も好ましい。金属アルコキシド又は炭酸塩触媒の量は触媒的に有効な量である。それは広い範囲であってよいが、好ましくは約0.05重量%〜約1.00重量%、より好ましくは約0.25重量%〜約0.75重量%、最も好ましくは約0.40重量%〜約0.60重量%である。さらに、水酸化テトラアルキルアンモニウムなどの有機触媒も、エチルジイソプロピルアミン、ヒューニッヒ塩基(Hunig’s Base)(ジイソプロピルエチルアミン)、DBU(1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン)、DBN(1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン)、グアニジン、ペンタメチルグアナジンと同様に使用することができる。有機触媒の量は広い範囲で可能であるが、好ましくは約0.05重量%〜約1.00重量%、より好ましくは約0.25重量%〜約0.75重量%、最も好ましくは約0.40重量%〜約0.60重量%である。
本発明は、上記の反応物を、少なくとも1種の金属ケイ酸塩の存在下で、ヒドロキシアルキルアミド組成物を生成するために使用するか、又は上記の反応物によって生成したヒドロキシアルキルアミド組成物を金属ケイ酸塩で処理する。金属ケイ酸塩は既知のナトリウム捕捉剤であり、様々な化学製品中のナトリウム濃度を低減するために商業的に使用されている。金属ケイ酸塩の適切な例には、金属が周期表のIA族、IIA族又はIIIA族の金属である任意の金属ケイ酸塩が含まれる。好ましい金属の例にはマグネシウム、カルシウム、アルミニウム及びナトリウムが含まれる。マグネシウムが最も好ましい金属である。適切な金属ケイ酸塩は一般式xM:ySiO:zHO(上記のように、式中、MはIA族、IIA族又はIIIA族の任意の金属であり、xとyは約1.5:1〜約1:3.6のモル比であり、zはxと等しく、aは1又は2であり、bは1〜3である)を有するものである。最も好ましい金属ケイ酸塩は上記式(xは1であり、yは2.6であり、zは1である)を有するケイ酸マグネシウムである。金属ケイ酸塩は過剰に加えることができ、好ましくは(ヒドロキシアルキルアミド反応混合物)の約1重量%〜約50重量%、より好ましくは約5重量%〜約25重量%、最も好ましくは約10重量%〜約20重量%である。
金属ケイ酸塩の存在によって、第一及び/又は第二アルカノールアミン、エステル及び触媒を金属ケイ酸塩化合物の存在下で反応させなかった場合、或いはアルカノールアミン、エステル及び触媒の反応混合物をケイ酸塩で処理しなかった場合より、ヒドロキシアルキルアミド組成物中のアルカノールアミンの濃度が低い濃度まで低減されることが分かった。ヒドロキシアルキルアミド組成物は、金属ケイ酸塩で処理される前に約1重量%〜約6重量%の未反応のアルカノールアミンを含有する。ヒドロキシアルキルアミド組成物を金属ケイ酸塩の存在下で調製するか、又はヒドロキシアルキルアミド組成物を金属ケイ酸塩で処理する場合、未反応のアルカノールアミンの量は0〜約0.5重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約0.2重量%に低減されることが好ましい。
第一及び/又は第二アルカノールアミンとエステルの反応によって生成するヒドロキシアルキルアミドは任意のアミドであってよいが、好ましくはヒドロキシアルキル脂肪酸アミド、より好ましくはN,N,−ビス(2−ヒドロキシエチル)脂肪酸アミド、最も好ましくはN,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ココアミドである。
第一及び/又は第二アルカノールアミンの濃度の低減に加えて、金属ケイ酸塩の存在は残留触媒の濃度を低減させることができる。触媒の濃度は、第一及び/又は第二アルカノールアミン、エステル及び触媒を金属ケイ酸塩化合物の存在下で反応させなかった場合、或いはアルカノールアミン、エステル及び触媒の反応生成物を金属ケイ酸塩で処理しなかった場合に存在する残留触媒の量より低い濃度に低減させることができる。触媒の量を好ましくは約30重量%、より好ましくは約60重量%削減できる。上記の反応物のすべてを同時に接触させるか、又は反応物を任意の順に逐次的に加えて接触させることによって上記の反応を行うことができる。アルカノールアミン、エステル及び触媒はそれらを金属ケイ酸塩に曝す前に反応させることが好ましい。
本発明の方法によって製造されるヒドロキシアルキルアミド組成物は、燃料又は潤滑用添加剤としての使用を介してエンジンの摩擦の減少をもたらすために使用することができる。燃料又は潤滑用添加剤は、多量の液体炭化水素燃料又は潤滑油と、第一及び/又は第二アルカノールアミン、金属ケイ酸塩及びエステルから得られた少量のヒドロキシアルキルアミドを含む液体エンジン燃料又は潤滑油組成物の一部であって、そのヒドロキシアルキルアミドが好ましくは約0.5重量%未満、より好ましくは約0.2重量%未満、最も好ましくは約0.1重量%未満のアルカノールアミンとを含む。それは、摩擦調整量又は潤滑量で液体エンジン燃料又は潤滑油組成物に加えることが好ましい。摩擦調整量又は潤滑量はその目的とする使用によって著しく変わることになる。摩擦調整量又は潤滑量は好ましくは約10〜約1000ppm、より好ましくは約25〜約500ppm、最も好ましくは約50〜約100ppmの範囲である。上記ヒドロキシアルキルアミド組成物を加えることができる燃料には、例えばガソリン、ディーゼル油、灯油、ジェット燃料等を含むことができる。他方、潤滑油はAPIによってグループI、グループII、グループII、グループIV又はグループVベースのオイル又はその組合せとして分類されている合成油か又は天然鉱油のどちらかをベースとする流体であってよい。ヒドロキシアルキルアミド組成物に加えて、様々な他の成分を燃料又は潤滑用添加剤組成物に加えることができる。これらの追加の成分は当分野の技術者に周知であり本明細書では論じないこととする。
上記ヒドロキシアルキルアミド組成物は、脂肪酸アミド、並びに脂肪酸エステル、脂肪酸エステル−アミド、未反応の反応物、遊離脂肪酸、グリセロール及びグリセロールの部分脂肪酸エステル(すなわちモノ−及びジ−グリセリド)を含む化合物の複合混合物を構成することを理解されよう。本発明によって第一及び第二ヒドロキシアルキル脂肪酸アミドの両方を生成させることができる。この方法で生成するヒドロキシアルキルアミド組成物は、好ましくは約10重量%〜約99重量%、より好ましくは約40重量%〜約90重量%、最も好ましくは約70重量%〜約80重量%のヒドロキシアルキルアミドを含む。
本発明の方法は、広い範囲、好ましくは約40℃〜約150℃、より好ましくは約50℃〜約90℃、最も好ましくは約60℃〜約70℃の温度にわたって実施することができる。反応の期間も広い範囲にわたって実施することができる。好ましくは、本発明は約30分間〜24時間、より好ましくは約3時間〜約12時間、最も好ましくは約4時間〜約8時間で実施することができる。反応は任意の圧力で行うことができるが好ましくは減圧下で行う。適切な減圧度は約0.5トール〜約500トール、好ましくは約10トール〜約100トールの範囲であってよい。減圧によって反応媒体からのメタノールの同時的な除去も可能になる。
アルカノールアミン、エステル及び触媒のヒドロキシアルキルアミド反応生成物を、撹拌だけの下、かつ/又は上記のような減圧真空との組合せの下で金属ケイ酸塩と反応させることができる。次いで、ヒドロキシアルキルアミド反応生成物及び金属ケイ酸塩の得られた生成物を、ろ過、蒸留、再結晶化等の既知の方法で分離することができる。分離をろ過で行う場合、任意の従来のろ過方法又は既知のろ過方法を用いることができるが、ろ過はCelite545(登録商標)、SiO、珪藻土;珪藻岩;kieselguhrのソーダ灰フラックス焼成品)等のろ過助剤を使用して実施することが好ましい。ろ過助剤の量は広い範囲であってよいが、好ましくは約0〜約10重量%、より好ましくは約1重量%〜約5重量%、最も好ましくは約2重量%〜3重量%の範囲である。アルカノールアミン、エステル及び触媒の生成物と混合する際、金属ケイ酸塩は固体状態を保持していることが好ましい。ヒドロキシアルキルアミド反応生成物は、残留エステルと一緒にろ過助剤を通過することができる。残留アルカノールアミンは固体金属ケイ酸塩とともに残留する。
本発明の方法で使用する反応容器は任意の従来型容器又は既知の容器であってよく、好ましくは撹拌容器、より好ましくは撹拌槽型反応器である。本発明の方法は回分法又は連続法で実施することができる。
以下の表は、金属ケイ酸塩の存在下で反応させなかったヒドロキシアルキルアミド組成物中のアルカノールアミン及びナトリウムとは対照的に、アルカノールアミン及びナトリウムを除去するために上記の金属ケイ酸塩を使用することの効果を示している。使用した金属ケイ酸塩化合物は合成ケイ酸マグネシウムであった。
Figure 2007511511
以下の実施例は本発明を説明するものである。
塩基N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ココアミドを調製した。100部のIndustrene(登録商標)325(ココナッツ油脂肪酸混合物)のメチルエステル、45部のジエタノールアミン及び触媒としての2.3部のメタノール中30%濃度のナトリウムメトキシドを用いた。これらの材料を50℃〜70℃、真空下で約6時間混合して、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ココアミド反応生成混合物を得た。残留ジエタノールアミンは3.5%であり、ナトリウムは2155ppmであった。
この材料の動力学によって、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ココアミドのエタノールアミン濃度は経時的に若干低下し、試験の時点で、ジエタノールアミン濃度は1.89%まで低下した。Magnesol(登録商標)を過剰に反応生成混合物に加えた。すなわち、5gのMagnesol(登録商標)を25gの反応生成物の混合物に加え、室温で混合しスラリーがもたらされた。次いでこの生成物を真空下で70℃に加熱し、1時間一定した混合下に保った。次いで生成物をCelite(登録商標)でろ過し、1027ppmのナトリウムを有し、驚くべきことにジエタノールアミンが0%である生成物を得た。

Claims (10)

  1. 任意選択で触媒の存在下で、少なくとも1種の第一級アルカノールアミン及び/又は第二級アルカノールアミンを少なくとも1種のエステルと反応させて、ヒドロキシアルキルアミドと未反応アルカノールアミンを含む反応混合物を得るための方法であって、
    その改善が、少なくとも1種の金属ケイ酸塩の存在下でアルカノールアミンとエステルの反応を実施するステップ、又は、前記反応混合物を少なくとも1種の金属ケイ酸塩で処理するステップを含み、
    前記金属ケイ酸塩の金属が周期表のIIA族又はIIIA族の金属である方法。
  2. 任意選択で触媒の存在下で、少なくとも1種の第一級アルカノールアミン及び/又は第二級アルカノールアミンを少なくとも1種のエステルと反応させて、ヒドロキシアルキルアミドと未反応アルカノールアミンを含む反応混合物を得ることを含む、ヒドロキシアルキルアミドの製造方法であって、
    アルカノールアミンとエステルの反応は少なくとも1種の金属ケイ酸塩の存在下で実施されるか、又は、前記反応混合物は少なくとも1種の金属ケイ酸塩で処理され、
    前記金属ケイ酸塩の金属が周期表のIA族、IIA族又はIIIA族の金属である方法。
  3. 前記第一級アルカノールアミン及び/又は第二級アルカノールアミンが一般式RNHR’
    (式中、
    Rは2個〜10個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルエーテル及び/又はその組合せであり、
    R’は水素、1個〜10個の炭素原子のアルキル、ヒドロキシアルキルエーテル及び/又はその組合せ、或いは2個〜10個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルエーテル及び/又はその組合せである)を有する前記請求項のいずれかに記載の方法。
  4. 前記エステルの元となる酸が4個〜22個の炭素原子を含み、前記エステルの元となるアルカノールが1個〜10個の炭素原子を含む前記請求項のいずれかに記載の方法。
  5. 前記エステルの元となる酸がキャノーラ油、ひまし油、カカオ脂、ココナッツ油、綿実油、オリーブ油、パーム核油、パーム核(オレイン)、パーム核(ステアリン)、ピーナッツ油、菜種油、ベニバナ油、大豆油、ひまわり油、トール油脂肪酸、トウモロコシ油、バター、ラード、獣脂、黄色グリース、脂身、ニシン、メンハーデン、イワシ、ババス油及びその混合物から誘導される脂肪酸である前記請求項のいずれかに記載の方法。
  6. 前記金属ケイ酸塩が一般式xM:ySiO:zHO(式中、Mは周期表のIA族、IIA族又はIIIA族の任意の金属であり、xとyは1.5:1〜1:3.6のモル比であり、zはxと等しく、aは1又は2であり、bは1〜3である)を有し、前記金属ケイ酸塩の式中、xが1であり、yが2.6であり、zが1である前記請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 前記触媒が、
    金属アルコキシド;
    炭酸金属塩;
    水酸化テトラアルキルアンモニウム、エチルジイソプロピルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン、グアジニン及びペンタメチルグアジニン並びにその混合物からなる群から選択される有機触媒
    からなる群から選択される塩基性触媒である前記請求項のいずれかに記載の方法。
  8. 前記金属アルコキシド又は炭酸塩触媒が0.05重量%〜1.00重量%の量で存在する請求項7に記載の方法。
  9. 前記有機触媒が0.05重量%〜1.00重量%の量で存在する請求項7に記載の方法。
  10. 多量の液体炭化水素燃料又は潤滑油と;
    第一級アルカノールアミン及び/又は第二級アルカノールアミン、金属ケイ酸塩及びエステルから得られたヒドロキシアルキルアミドを含む少量のヒドロキシアルキルアミド組成物と;
    を含む液体エンジン燃料又は潤滑油組成物の製造方法であって、
    前記ヒドロキシアルキルアミドが0.5重量%未満のアルカノールアミンを含む方法。
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