JP2007507642A - 内燃機関用のピストン - Google Patents

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Abstract

本発明は、内燃機関用のピストン(1)であって、ピストン頂部(4)の縁部領域に配置されたリング状の冷却通路(6)が設けられていて、該冷却通路(6)がスカート側において、半円形の2つの半割シェル(17,17′)から成るカバー(17,17′)によって閉鎖されていて、該カバーもしくは半割シェル(17,17′)が、ピストンに向けられた内側に環状の溝(18)を有しており、この環状の溝(18)を介して半割シェル(17,17′)が、ピストン外側に設けられた突出部(16)に被せ嵌め可能である。さらに半割シェル(17,17′)はその突き合わせ面(26,26′,28,28′)の領域に係止結合部(25,25′)を有していて、該係止結合部(25,25′)を用いて、半割シェル(17,17′)が互いに簡単に結合可能である。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の内燃機関用のピストン、すなわち内燃機関用のピストンであって、ピストン頂部と、該ピストン頂部に一体成形されていて2つのピンボスを支持するために働くボス支持体とが設けられていて、該ボス支持体が、ピストン頂部の半径方向外側の縁部に対してピストン長手方向軸線に向かって後退させられて配置されており、さらに、ピンボスを結合する2つのスカートエレメントと、ピストン頂部の縁部領域に配置されたリング状の冷却通路とが設けられていて、該冷却通路の半径方向外側の画成部が、ピストン頂部に一体成形されたリング壁によって形成され、半径方向内側の画成部が一部はボス支持体によってかつ一部はピストン頂部に一体成形されたリングリブによって形成され、さらにスカート側の画成部が2部分から成るカバーによって形成される形式のものに関する。
ヨーロッパ特許公告第0799373号明細書には、ピストンヘッドの縁部領域に配置された冷却通路を備えたピストンが開示されており、この公知のピストンでは冷却通路は、スカート側において、機械的な応力下にある2部分から成るカバーリングによって閉鎖されている。この公知の構成には、カバーリングの取付けが極めて面倒であるという欠点がある。つまりカバーリングを取り付けるためには、まず初めにカバーリングの2つの半円形のエレメントを複雑化された特殊工具を用いて予負荷することが必要であり、その後で初めて両半円形のエレメントを予負荷をかけたままそのために設けられたピストンヘッドにおける支持部に挿入することができる。
従来技術におけるこのような欠点を回避することが、本発明の課題である。
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述べた形式のピストンにおいて、請求項1の特徴部記載のように、すなわちピストン外側において冷却通路の近傍に、環状の突出部が一体成形されており、カバーが半円形の2つの半割シェルから成っていて、該半割シェルが、ピストンに向けられた内側に各1つの環状の溝を有していて、該溝は、半割シェルが各溝を介して突出部に被せ嵌め可能であるように、突出部の形状に対して相補する溝形状を備えており、半割シェルがピストン頂部側に各1つのエプロンを有していて、該エプロンを介して半割シェルがリング壁のスカート側の端面に接触しており、半割シェルがその突き合わせ面の領域に係止結合部を有していて、該係止結合部を用いて、突出部に被せ嵌められた半割シェルが互いに結合可能であるようにした。
本発明の別の有利な構成は請求項2以下に記載されている。
本発明のように構成されたピストンでは、冷却通路の、2つの半割シェルから成るカバーは、内方に向けられた溝を有しており、この溝を介して半割シェルを、取付けを目的として、ピストンの外側に溝形状に対して相補するように成形された突出部に、迅速かつ簡単に押し嵌めることができ、有利である。さらにまた、半割シェルがその突き合わせ面の領域に係止結合部を有しており、これらの係止結合部を用いて半割シェルは互いに迅速に結合可能である。
次に図面を参照しながら本発明の1実施例を説明する。
図1は、2つの半割シェルによって閉鎖された冷却通路を有する内燃機関用のピストンを、図2のI−I線に沿って断面して示す図であり、
図2は、図1のA−A線に沿って断面してピストン全体を示す図であり、
図3は、図2もしくは図4のD−D線に沿った断面図であり、
図4は、係止された2つの半割シェルを示す平面図であって、図1のIV−IV線に沿って係止結合部の領域を部分的に断面して示す図であり、
図5は、係止された2つの半割シェルを示す斜視図であり、
図6は、図1の矢印VIの方向から見たピストンの側面図であって、本発明による半割シェルによって閉鎖された冷却通路を備えたピストンを示す図である。
図1には、内燃機関用の一体的に形成されたピストン1が、図2におけるL字形のI−I線に沿った断面図で示されており、この断面図は2つの半部から成っていて、そのうちの左側半部は、ボス孔3の長手方向軸線2に沿ったピストン1の断面図であり、右側半部は、それに対して90°ずらされたピストン1の縦断面図である。ピストン1は鋼から製造されていて、ピストン頂部4の領域に燃焼室凹部5を有している。ピストン頂部4の半径方向外側の位置する領域には、リング状に環状の冷却通路6が配置されており、この冷却通路6の半径方向外側の画成部は、ピストン頂部4に一体成形されたリング壁7によって形成され、かつ半径方向内側の画成部は、一部がリングリブ8によって、一部がボス支持体9,9′によってかつ一部がスカート結合部10,10′によって形成される。リング壁7はこの場合ピストンリング保持体として働く。
ボス支持体9,9′を介してピストン頂部4には、各1つのピストンピン孔3,3′を備えたピンボス11,11′が1つずつ一体成形されている。ピンボス11,11′の端面12はリング壁7に対して、ピストン長手方向軸線13に向かって後退させられて配置されている。ピンボス11,11′はスカートエレメント14,14′を介して互いに結合されており、スカートエレメント14,14′は各1つのスカート結合部10,10′を介してピストン頂部4に一体成形されている。スカートエレメント14,14′とリング壁7との間にピストン1は切欠き15を有している。
ピンボス11,11′の半径方向外側及びスカート結合部10,10′には、環状の突出部16が一体成形されており、この突出部16はほぼ方形に成形された横断面を有しており、この突出部16の機能は、2つの半割シェル17,17′のための保持レールとして働くことにあり、この場合両半割シェル17,17′によって冷却通路6が閉鎖され、かつ両半割シェル17,17′によってスカートエレメント14,14′の領域においてはさらに切欠き15が覆われる。そのために半割シェル17,17′はその内側に各1つの環状の溝18を有しており、この溝18の内面は、突出部16の外面に対する相補形状をもって形成されていて、半割シェル17,17′がその溝18を介して突出部16に被せ嵌められ得るようになっている。図示の実施例では半割シェル17,17′は耐熱性のプラスチックから成っていて、射出成形法によって製造されている。本発明の枠内において、半割シェル17,17′は、例えば鋼やアルミニウムのような他の材料から成っていてもよく、さらに半割シェル17,17′は鋳造品でも鍛造品でもよい。
以下に詳しく述べるように、半割シェル17,17′の横断面形状は、該半割シェル17,17′がピンボス11,11′の端面12の領域において冷却通路6を覆う(図1の左半部参照)か又はスカートエレメント14,14′の領域において冷却通路6を覆う(図1の右半部参照)かに関連して変化する。ピンボス11,11′の端面12の領域において半割シェル17,17′は上方にピストン頂部4の方向にだけ向けられたエプロン19を有しており、これらのエプロン19はリング壁7のスカート側の端面20に接触しており、これに対してエプロン19は、端面12の方向では接触可能性がないために一体成形部を有していない。従って、図1の右半部に示されているように、半割シェル17,17′はスカートエレメント14,14′の領域においてピストン頂部側のエプロン19の他に、スカート側のエプロン21を有しており(図5も参照)、このスカート側のエプロン21は、スカートエレメント14,14′のピストン頂部側の段部22に接触する。
両方のエプロン19,21,21′の機能は次のこと、すなわち半割シェル17,17′を特にピストンの迅速な往復運動時に一部はリング壁7のスカート側の端面20において支持し、かつ一部はスカートエレメント14,14′のピストン頂部側の段部22において支持し、ひいては軸方向において確実に固定することにある。さらに半割シェル17,17′は、該半割シェルが鋼から成っている場合には、リング壁7の支持ひいてはピストン頂部4の縁部のための支持を形成し、これによってピストン1に大きな負荷が加えられた場合に、ピンボス11,11′に向かってピストン頂部の縁部が屈曲することが回避される。
図2にはピストン1及び両半割シェル17,17′が図1のA−A線もしくはIV−IV線に沿った断面図で示されており、この図2から分かるように、図1の右半部に示された半割シェル17,17′の断面は、半割シェル17,17′の突き合わせ面(26,28′;26′,28)の間における間隙23を通って延びているので、図1の右半部には半割シェル17′の突き合わせ面26が平面図で示され、該半割シェル17′の係止アーム24が断面図で示されている。
ピストン1に関しては図2において、ボス支持体9,9′とスカート結合部10,10′とが断面図で示されている。さらに半割シェル17,17′のボス側のエプロン21,21′の三次元的な分布が示されており、このエプロン21,21′は、向かい合って位置する側にそれぞれ、半割シェル17,17′によって形成された円の4分の1にわたって存在し、図1に示されているようにもっぱらスカートエレメント14,14′の領域に配置されている。特に図2から分かるように係止結合部25,25′を用いて、両半割シェル17,17′はまとめられ、ひいてはピストン1に固定される。この場合、ピストン本体に一体成形された環状の突出部16であって、半割シェル17,17′がその環状の溝118で被せ嵌められる突出部16は、軸方向における半割シェル17,17′の固定のために働き、係止結合部25,25′は半径方向における半割シェル17,17′の固定のために働く。
係止結合部25,25′はそれぞれ、半割シェル17,17′の一方の突き合わせ面28,28′の領域において該突き合わせ面の外側に設けられたアンダカット部27,27′と、各半割シェル17,17′の他方の突き合わせ面26,26′の領域に一体成形された係止アーム24,24′とから成っており、この係止アーム24,24′には、内方に向かって延びた係止フック29,29′が設けられていて、この係止フック29,29′は、両半割シェル17,17′の組合せ時にそれぞれ他方の半割シェル17′,17のアンダカット部27,27′に係合する。突き合わせ面28,28′の領域には保持ヨーク30,30′(図5も参照)が設けられていて、この場合保持ヨーク30,30′は次のように、すなわち半割シェル17′,17の組合せ時に係止アーム24,24′が保持ヨーク30,30′によって形成されたループ内に導入され得るように、突き合わせ面28,28′の領域に設けられている。保持ヨーク30,30′は半割シェル17,17′の組立てを容易にする。それというのはこの場合保持ヨーク30,30′は係止アーム24,24′のためのガイドを形成するからである。他方において保持ヨーク30,30′は、ピストン1における極端な負荷時に係止結合部25,25′が不都合に解離することを確実に防止する。
さらに半割シェル17,17′は断面図で見て半円形の切欠き31,31′を有しており、この場合一方の切欠き31′は、断面図で見て同様に半円形をしていて突出部16の領域においてピストン外側に設けられた切欠き40と対応し、ひいては円形断面の開口32を形成している。図2にはさらに、半割シェル17,17′に一体成形された突子35〜38が示されており、これらの突子35〜38の形状及び機能については以下において詳しく述べる。
次に、図2もしくは図4のD−D線に沿った断面図である図3を参照しながら、一部は突出部16にかつ一部は半割シェル17′に一体成形された開口32の機能について述べると、この開口32は軸方向に方向付けられていて、スカート結合部10′に設けられた開口33を介してピストン内室34にまで延長されている。開口32,33から形成された通路の機能は、軸方向においてピストン内室34特に開口33に向かって噴射される冷却オイルを冷却通路6に導くことにある。さらに図3には、図4及び図5にも示されたピストン頂部側において開口32を画成するカラー39が示されている。
図4には半割シェル17,17′が平面図で示されており、この場合係止結合部25の領域は、図1のIV−IV線に沿って部分的に断面されて示されている。
図5にはまとめられた半割シェル17,17′が斜視図で示されており、この図5には、ピストン頂部側のエプロン19及びスカート側のエプロン21,21′の配置形式が示されている。さらにまた図5から分かるように、突子35〜38はスカート側のエプロン21,21′の縁部に設けられていて、つまりこれらの突子35〜38は、特に図6におけるピストン1の(図1の矢印VIの方向から見た)側面図から分かるように、スカートエレメント14,14′の側部を超えて張り出しており、半割シェル17,17′のスカート側のエプロン21,21′はピストン頂部側の端面41,41′においてスカートエレメント14,14′に載設されている。これによってピストン1に対する半割シェル17,17′のポジションが一義的に固定可能である。
2つの半割シェルによって閉鎖された冷却通路を有する内燃機関用のピストンを、図2のI−I線に沿って断面して示す図である。 図1のA−A線に沿って断面してピストン全体を示す図である。 図2もしくは図4のD−D線に沿った断面図である。 係止された2つの半割シェルを示す平面図であって、図1のIV−IV線に沿って係止結合部の領域を部分的に断面して示す図である。 係止された2つの半割シェルを示す斜視図である。 図1の矢印VIの方向から見たピストンの側面図であって、本発明による半割シェルによって閉鎖された冷却通路を備えたピストンを示す図である。
符号の説明
1 ピストン、 2 長手方向軸線、 3,3′ ピストンピン孔、 4 ピストン頂部、 5 燃焼室凹部、 6 冷却通路、 7 リング壁、 8 リングリブ、 9,9′ ボス支持体、 10,10′ スカート結合部、 11,11′ ピンボス、 12 ピンボス11,11′の端面、 13 ピストン長手方向軸線、 14,14′ スカートエレメント、 15 切欠き、 16 突出部、 17,17′ 半割シェル、 18 半割シェル17,17′における溝、 19 半割シェル17,17′のピストン頂部側のエプロン、 20 リング壁7のスカート側の端面、 21,21′ 半割シェル17,17′のスカート側のエプロン、 22 スカートエレメント14,14′の段部、 23 間隙、 24,24′ 係止アーム、 25,25′ 係止結合部、 26,26′ 突き合わせ面、 27,27′ アンダカット部、 28,28′ 突き合わせ面、 29,29′ 係止フック、 30,30′ 保持ヨーク、 31,31′ 切欠き、 32 開口、 33 開口、 34 ピストン内室、 35〜38 突子、 39 カラー、 40 突出部16における切欠き、 41,41′ スカートエレメント14,14′の端面

Claims (8)

  1. 内燃機関用のピストン(1)であって、
    ピストン頂部(4)と、
    該ピストン頂部(4)に一体成形されていて2つのピンボス(11,11′)を支持するために働くボス支持体(9,9′)とが設けられていて、該ボス支持体(9,9′)が、ピストン頂部(4)の半径方向外側の縁部に対してピストン長手方向軸線(13)に向かって後退させられて配置されており、
    さらに、ピンボス(11,11′)を結合する2つのスカートエレメント(14,14′)と、
    ピストン頂部(4)の縁部領域に配置されたリング状の冷却通路(6)とが設けられていて、該冷却通路(6)の半径方向外側の画成部が、ピストン頂部(4)に一体成形されたリング壁(7)によって形成され、半径方向内側の画成部が一部はボス支持体(9,9′)によってかつ一部はピストン頂部(4)に一体成形されたリングリブ(8)によって形成され、さらにスカート側の画成部が2部分から成るカバー(17,17′)によって形成される形式のものにおいて、
    ピストン外側において冷却通路(6)の近傍に、環状の突出部(16)が一体成形されており、
    カバーが半円形の2つの半割シェル(17,17′)から成っていて、該半割シェル(17,17′)が、ピストンに向けられた内側に各1つの環状の溝(18)を有していて、該溝(18)は、半割シェル(17,17′)が各溝(18)を介して突出部(16)に被せ嵌め可能であるように、突出部(16)の形状に対して相補する溝形状を備えており、
    半割シェル(17,17′)がピストン頂部側に各1つのエプロン(19)を有していて、該エプロン(19)を介して半割シェル(17,17′)がリング壁(7)のスカート側の端面(20)に接触しており、
    半割シェル(17,17′)がその突き合わせ面(26,26′,28,28′)の領域に係止結合部(25,25′)を有していて、該係止結合部(25,25′)を用いて、突出部(16)に被せ嵌められた半割シェル(17,17′)が互いに結合可能であることを特徴とする、内燃機関用のピストン(1)。
  2. 半割シェル(17,17′)が耐熱性のプラスチックから成っている、請求項1記載の内燃機関用のピストン(1)。
  3. 半割シェル(17,17′)が鋼から成っている、請求項1記載の内燃機関用のピストン(1)。
  4. 半割シェル(17,17′)がアルミニウムから成っている、請求項1記載の内燃機関用のピストン(1)。
  5. 半割シェル(17,17′)がスカートエレメント(14,14′)の領域にスカート側のエプロン(21,21′)を有していて、該スカート側のエプロン(21,21′)が、スカートエレメント(14,14′)のピストン頂部側の段部(22)に載設されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の内燃機関用のピストン(1)。
  6. 係止結合部(25,25′)が、半割シェル(17,17′)の一方の突き合わせ面(28,28′)の領域において該突き合わせ面(28,28′)の外側に設けられていて内方に向けられたアンダカット部(27,27′)と、各半割シェル(17,17′)の他方の突き合わせ面(26,26′)の領域に一体成形された係止アーム(24,24′)とから成っていて、該係止アーム(24,24′)が、内方に向かって延びていてアンダカット部(27,27′)に係止可能な係止フック(29,29′)を備えている、請求項1から5までのいずれか1項記載の内燃機関用のピストン(1)。
  7. 半割シェル(17,17′)がその内側に断面半円形の切欠き(31,31′)を有しており、該切欠き(31,31′)が少なくとも部分的に、断面半円形で突出部(16)の外側に一体成形された切欠き(40)と対応していて、ひいては軸方向に方向付けられた断面円形の開口(32)を形成しており、該開口(32)が一方では冷却通路(6)に開口し、かつ他方ではスカート結合部に形成された開口(33)を介してピストン内室(34)に開口している、請求項1から6までのいずれか1項記載の内燃機関用のピストン(1)。
  8. 半割シェル(17,17′)が、アンダカット部(27,27′)と突き合わせ面(28,28′)との間で該突き合わせ面の外側にピストン長手方向軸線(13)の方向に方向付けられた保持ヨーク(30,30′)を有しており、該保持ヨーク(30,30′)によってループが形成され、該ループに、半割シェル(17,17′)の組立て時に係止アーム(24,24′)が導入可能である、請求項6又は7記載の内燃機関用のピストン(1)。
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