JP2007336411A - 撮像装置、オートブラケティング撮影方法、およびプログラム - Google Patents
撮像装置、オートブラケティング撮影方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 複数の人物が検出された場合に、各人物毎に最適な焦点位置で撮影してぼけのない画像を得ることが可能な撮像装置、オートブラケティング撮影方法、およびプログラムの提供。
【解決手段】 画像40内の人物41〜46の顔領域をそれぞれ検出し(図4(a))、まず、人物41を主要被写体としてその顔領域に合焦させて撮影を行ない(図4(b))、次いで、近い人物42を主要被写体としてその顔領域に合焦して撮影を行なう(図4(c))。同様の動作を図4(d)〜図4(f)に示すように人物43〜人物45にも行って順次撮影し、撮影が終わると記録媒体に撮影画像を記録する。
【選択図】 図4
Description
本実施形態では、検出した顔領域の位置情報を記憶しておき、検出した顔領域を対象としたAF(オートフォーカス)を実行して撮影する動作を、検出した顔毎に順次繰り返すことにより、検出した顔の人物全員に対して最適な合焦位置で撮影してぼけのない画像を得る例について述べる。
本実施形態では、所定のサンプリング画像から検出した顔領域の特徴を予め抽出して記憶しておき、撮影する毎に、そのときに撮影されている撮影画像から前記予め記憶されている特徴を有する領域を検出してその領域を対象としたAFを実行して撮影する動作を、前記予め記憶されている特徴を有する顔領域毎に順次繰り返すことにより、検出した顔の人物全員に対して最適な合焦位置で撮影する例について述べる。
上記実施形態2では所定のサンプリング画像から検出した各顔領域の特徴を一括して登録しておき、撮影する毎に新たなサンプリング画像を取得し、前記新たなサンプリング画像からそのときに撮影対象とされている主要被写体と同じ特徴を有する領域を検出してその領域を対象としたAFを実行して撮影するようにしたが、本実施形態では、撮影済みの主要被写体の顔領域の特徴を撮影の実行とともに順次メモリに登録するようにし、顔領域の特徴が登録された被写体をその後の撮影対象としないようにし、顔領域の特徴が登録されていない顔領域のみを主要被写体として撮影対象とするように構成した例について説明する。つまり、撮影した顔領域の特徴を登録するとともに、顔領域の特徴が登録されていない顔領域がなくなるまで撮影が繰り返される例について説明する。
上記実施形態1では、カメラと顔領域との距離によって撮影順序を順序付け、検出した顔領域を対象としてAFを実行して撮影する動作を撮影順序の順に顔領域毎に繰り返すようにし、実施形態3では撮影する毎に、撮影した主要被写体の顔データ(顔領域の特徴)を登録し、次の撮影対象は顔データが登録されていない顔領域の被写体人物を主要被写体としてAFを実行して撮影するようにしたが、カメラと顔領域を距離によって順序付けたり、撮影済みの被写体の顔データを登録しなくても、フレーム画像内で検出した顔の人物全員に対してそれぞれ最適な合焦位置で撮影することができる。
1−3 AF駆動制御部(合焦制御部)
31 撮像部
31−5 撮像素子
32 画像データ処理部
33 顔領域検出部
34 顔画像認識処理部
35 システム制御部
36 一時記憶メモリ(バッファメモリ)
37 画像表示部
38 記録部
41 操作部
42 測距部
43 顔認識情報メモリ
44 顔データ登録メモリ
100、200、300 デジタルカメラ
Claims (15)
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を得る画像取得部と、前記画像取得部により所定のタイミングで取得される撮影画像を記録媒体に記録する記録部を備えた撮像装置であって、
前記画像取得部によって取得される所定の画像から顔領域を検出する顔領域検出部と、前記顔領域検出部によって検出された顔領域毎にその合焦位置を決定する合焦位置決定手段と、前記合焦位置決定手段により合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する合焦制御手段と、を備え、
前記記録部は、前記合焦制御手段によって前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記画像取得部によって取得される撮影画像を前記記録媒体に記録することを特徴とする撮像装置。 - 検出された各顔領域の位置情報をそれぞれ記憶する位置情報記憶メモリを備え、前記合焦位置決定手段は、所定の順序で、前記位置情報記憶メモリから取り出す位置情報を基に合焦位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 検出された各顔領域の位置情報をそれぞれ記憶する位置情報記憶メモリと、カメラと被写体との距離を取得する測距部とを備え、前記合焦位置決定手段は前記測距部によって取得された距離の大きさ順に前記位置情報記憶メモリから取り出した位置情報を基に合焦位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を得る画像取得部と、前記画像取得部により所定のタイミングで取得される撮影画像を記録媒体に記録する記録部を備えた撮像装置であって、
前記画像取得部によって取得される所定の画像から顔領域を検出する顔領域検出部と、
前記顔領域検出部によって検出された顔領域毎に、その顔領域の特徴を抽出して予め顔データ登録メモリに登録しておく顔データ登録手段と、
前記顔データ登録手段により前記メモリに予め登録された顔領域の特徴とその特徴が略一致する顔領域を前記画像取得部によってその後に取得される画像から抽出する登録画像領域抽出手段と、
前記登録画像領域抽出手段により、前記顔データ登録メモリに登録され顔領域の特徴と略一致する顔領域が抽出される毎に、その合焦位置を決定する合焦位置決定手段と、
前記合焦位置決定手段により合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する合焦制御手段と、を備え、
前記記録部は、前記合焦制御手段によって前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記画像取得部によって取得される撮影画像を前記記録媒体に記録することを特徴とする撮像装置。 - 被写体光像から撮像素子を介して画像を得る画像取得部と、前記画像取得部により所定のタイミングで取得される撮影画像を記録媒体に記録する記録部を備えた撮像装置であって、
前記画像取得部によって取得される所定の画像から顔領域を検出する顔領域検出部と、前記顔領域検出部によって検出された何れかの顔領域を選択してその合焦位置を決定する合焦位置決定手段と、前記合焦位置決定手段により合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する合焦制御手段と、を備え、
前記記録部は、前記合焦制御手段によって前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記画像取得部によって取得される撮影画像を前記記録媒体に記録することを特徴とする撮像装置。 - 前記合焦位置決定手段により選択された顔領域の特徴を顔データとして登録する顔データ登録手段を備え、前記合焦位置決定手段は、前記データ登録手段により未だ登録されていない顔領域を選択すること、を特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を得る画像取得部と、前記画像取得部により所定のタイミングで取得される撮影画像を記録媒体に記録する記録部を備えた撮像装置であって、
前記画像取得部によって取得される画像を所定の方向から走査して顔領域を検出する顔領域検出部と、前記顔領域検出部によって顔領域が検出される毎にその合焦位置を決定する合焦位置決定手段と、前記合焦位置決定手段により合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する合焦制御手段と、を備え、
前記記録部は、前記合焦制御手段によって前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記画像取得部によって取得される撮影画像を前記記録媒体に記録することを特徴とする撮像装置。 - 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する工程と、前記取得された所定の画像から顔領域を検出する工程と、検出された顔領域毎にその合焦位置を決定する工程と、合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する工程と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録する工程と、を備えたことを特徴とするオートブラケティング撮影方法。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する工程と、前記取得された所定の画像から顔領域を検出する工程と、検出された顔領域毎に、その顔領域の特徴を抽出して予めメモリに登録しておく工程と、前記メモリに予め登録された顔領域の特徴とその特徴が略一致する顔領域を前記撮像素子を介してその後に取得される画像から抽出する工程と、前記メモリに登録された顔領域の特徴と略一致する顔領域が抽出される毎に、その合焦位置を決定する工程と、合焦位置が決定される毎に、決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する工程と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録する工程と、を備えたことを特徴とするオートブラケティング撮影方法。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する工程と、前記取得された画像から顔領域を検出する工程と、検出された何れかの顔領域を選択してその合焦位置を決定する工程と、合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する工程と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録する工程と、を備えたことを特徴とするオートブラケティング撮影方法。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する工程と、前記取得された画像を所定の方向から走査して顔領域を検出する工程と、顔領域が検出される毎にその合焦位置を決定する工程と、合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する工程と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録する工程と、を備えたことを特徴とするオートブラケティング撮影方法。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する撮像装置のコンピュータに、前記取得された所定の画像から顔領域を検出する機能と、検出された顔領域毎にその合焦位置を決定する機能と、合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御する機能と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録する機能と、を実行するプログラム。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する撮像装置のコンピュータに、前記取得された所定の画像から顔領域を検出させる機能と、検出された顔領域毎に、その顔領域の特徴を抽出して予めメモリに登録しておく機能と、前記メモリに予め登録された顔領域の特徴とその特徴が略一致する顔領域を前記撮像素子を介してその後に取得される画像から抽出させる機能と、前記メモリに登録された顔領域の特徴と略一致する顔領域が抽出される毎に、その合焦位置を決定させる機能と、合焦位置が決定される毎に、決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御させる機能と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録させる機能と、を実行するプログラム。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する撮像装置のコンピュータに、前記取得された画像から顔領域を検出させる機能と、検出された何れかの顔領域を選択してその合焦位置を決定させる機能と、合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御させる機能と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録させる機能と、を実行するプログラム。
- 被写体光像から撮像素子を介して画像を取得する撮像装置のコンピュータに、前記取得された画像を所定の方向から走査して顔領域を検出させる機能と、顔領域が検出される毎にその合焦位置を決定させる機能と、合焦位置が決定される毎に、前記決定された合焦位置に撮像レンズを駆動制御させる機能と、前記撮像レンズが前記決定された合焦位置へ駆動制御されたときに、前記撮像素子を介して取得される撮影画像を記録媒体に記録させる機能と、を実行するプログラム。
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