JP2007335015A - ランプ位置検出装置、ランプ位置検出方法および記憶装置 - Google Patents

ランプ位置検出装置、ランプ位置検出方法および記憶装置 Download PDF

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武 原
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Abstract

【課題】記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を正確に検出することを課題とする。
【解決手段】記憶装置(例えば、磁気ディスク装置)に所持される記憶媒体(磁気ディスク)22は、データを記憶するディスク22aと、データの読み出しまたは書き込みを行うヘッド22bと、ヘッドを制御するVCM(Voice Coil Motor:ボイスコイルモータ)22cと、ヘッドを退避させる場所であるランプ22dとから構成される。このような構成のもと、磁気ディスク装置は、ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出し、検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定し、所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置をランプの位置として検出し、検出されたランプの位置情報を記憶し、記憶されるランプ位置情報に基づいてヘッドをアンロードする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶するランプ位置検出装置、ランプ位置検出方法および記憶装置に関する。
従来より、ハードディスクドライブなどの磁気ディスクでは、高い耐衝撃性を得るために、ロード・アンロード方式が採用されている。このロード・アンロード方式では、磁気ディスクの最外周にランプ(Ramp)と呼ばれる傾斜を設置し、ディスク停止時にはこのランプにヘッドを乗り上げさせ、また、起動・停止制御時の低回転状態ではこのランプ上にヘッドをスライドさせる制御方式である。このように、データの読み取りや書き込みを行わないディスク停止時や低回転状態において、ヘッドが磁気ディスク表面と接触することを防ぐことで、磁気ディスクの高い耐衝撃性を実現している。
そして、このようなロード・アンロード方式において、出荷後の実稼動(アンロード動作)において、ヘッドをランプの位置に移動させるために、あらかじめランプの位置を記憶する必要がある。そこで、ランプの位置を検出するために様々な技術が開示されている。
例えば、特許文献1(特開2004−234806号公報)では、常にサーボ情報の制御帯域を下げておき、逆起制御時(アンロード動作時)にヘッドが速度変化(速度低下)したポイントを検出し、そのポイントをランプに衝突した地点としてランプの位置を検出する技術が開示されている。つまり、出荷前に速度変化した位置を記憶しておき、磁気ディスク装置出荷後のアンロード動作において、記憶されるランプの位置にヘッドを退避させる。
特開2004−234806号公報
ところで、上記した従来の技術では、速度低下を検出しやすくするために、逆起制御におけるサーボ情報の制御帯域を下げているので、外乱(例えば、振動や衝撃)の影響を受けやすく、また、ランプの摩擦低下の影響を受けることもあり、ランプ位置を誤検出する可能性が高いという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、ランプの位置を正確に検出することが可能であるランプ位置検出装置、ランプ位置検出方法および記憶装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶するランプ位置検出装置や記憶装置であって、前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定部と、前記電流判定部により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ検出部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶することに適するランプ位置検出方法であって、前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出工程と、前記電流検出工程により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定工程と、前記電流判定工程により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ検出工程と、を含んだことを特徴とする。
従って、本発明によれば、ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出し、検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定し、所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するので、ヘッドをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流からランプの位置を検出する(ヘッドがランプに衝突すると、ヘッドの速度が低下し、この低下した速度を上昇させるための電流が発生するので、この発生した電流からランプの位置を検出する)ことで、サーボ情報の制御帯域を下げる必要がなく、外乱の影響を最小限にすることができる結果、ランプの位置を正確に検出することが可能である。また、ランプの摩擦低下の影響を最小限にすることができる結果、摩擦の少ない装置に対しても、ランプの位置を正確に検出することが可能である。さらに、速度低下を検出してランプの位置を検出する場合に比べて、実際にヘッドがランプに接触してからランプが検出されるまでのヘッドの移動距離を短くすることができる結果、より正確にランプの位置を検出することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記記憶媒体のヘッドは、前記アンロード動作に際する移動速度が一定になるように制御されるものであって、前記電流検出部は、前記ヘッドの速度制御に用いられる電流を検出することを特徴とする。
本発明によれば、記憶装置のヘッドは、アンロード動作に際する移動速度が一定になるように制御されるものであって、ヘッドの速度制御に用いられる電流を検出するので、ランプに衝突して速度低下しない限り、出力される電流量も一定であり、ランプに衝突した場合の速度低下を上昇させるために供給される電流を検出しやすくなる結果、アンロードする場合の移動速度が一定でない場合に比べて(移動速度が一定でないので、供給される電流も一定でない)、より正確にランプの位置を検出することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記ランプ検出部は、複数回のアンロード動作で検出されたヘッドの位置の平均から算出した平均ヘッド位置を、前記ランプの位置として検出することを特徴とする。
本発明によれば、複数回のアンロード動作で検出されたヘッドの位置の平均から算出した平均ヘッド位置を、ランプの位置として検出するので、例えば、突発的に大きな電流が流れて所定の値(閾値)を超えることでランプを検出するなど、突発的な原因によるランプの誤検出を防ぐことができる結果、より正確にランプの位置を検出することが可能である。
また、本発明は、上記の発明において、記憶媒体へデータの書き込みやデータの読み取りを行わない場合に、前記記憶媒体のヘッドをランプに退避させる磁気ディスク装置であって、前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定部と、前記電流判定部により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ位置検出部と、前記ランプ位置検出部により検出されたランプの位置情報を記憶するランプ位置記憶部と、前記ランプ位置記憶部に記憶されるランプ位置情報に基づいて前記ヘッドをアンロードするアンロード制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出し、検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定し、所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置をランプの位置として検出し、検出されたランプの位置情報を記憶し、記憶されるランプ位置情報に基づいてヘッドをアンロードするので、ヘッドをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流からランプの位置を検出する(ヘッドがランプに衝突すると、ヘッドの速度が低下し、この低下した速度を上昇させるための電流が発生するので、この発生した電流からランプの位置を検出する)ことで、サーボ情報の制御帯域を下げる必要がなく、外乱の影響を最小限にすることができる結果、ランプの位置を正確に検出することが可能である。また、出荷前にランプの位置情報を記憶しておくことで、出荷後の実稼動におけるアンロード制御では、正確にランプの位置までヘッドをアンロードさせることが可能である。
本発明によれば、速度低下を検出してランプの位置を検出する場合に比べて、実際にヘッドがランプに接触してからランプが検出されるまでのヘッドの移動距離を短くすることができる結果、より正確にランプの位置を検出することが可能であり、出荷前にランプの位置情報を記憶しておくことで、出荷後の実稼動におけるアンロード制御では、正確にランプの位置までヘッドをアンロードさせることが可能であり、当該装置におけるヘッドの無駄な消耗を防ぐことができ、当該装置の利用価値を高めることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るランプ位置検出装置を有する記憶装置(例えば、磁気ディスク装置)の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例1では、本発明に係るランプ位置検出装置を有する記憶装置(磁気ディスク装置)の概要および特徴、記憶装置(磁気ディスク装置)の構成および処理の流れ、実施例1による効果等を順に説明する。
[記憶装置(磁気ディスク装置)の概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る磁気ディスク装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る磁気ディスク装置の概要と特徴を説明するための図である。
図1に示すように、磁気ディスク装置に所持される磁気ディスク22は、データを記憶するディスク22aと、データの読み出しまたは書き込みを行うヘッド22bと、ヘッドを制御するVCM(Voice Coil Motor:ボイスコイルモータ)22cと、ヘッドを退避させる場所であるランプ22dとから構成される。
そして、当該磁気ディスク装置の工場出荷前では、磁気ディスク装置は、ランプ22dの位置を検出して格納する。また、工場出荷後では、磁気ディスク装置は、ヘッド22bのアンロード制御を行う場合、工場出荷前に格納されたランプ22dの位置情報を参照して、ヘッド22bをランプ22dに退避させる。
このような構成のもと、磁気ディスク装置は、磁気ディスク22のヘッド22bが退避されるランプ22dの位置を検出して記憶することを概要とするものであり、ランプ22dの位置を正確に検出することが可能であることに主たる特徴がある。
この主たる特徴を具体的に説明すると、磁気ディスク装置は、ヘッド22bの速度を検出し、当該速度に応じてヘッドの速度を制御する電流をVCM22cに供給し、VCM22cは、供給された電流に基づいてヘッドの速度を制御している。具体的に例を挙げれば、ヘッド22bがランプ22dに接触してヘッド22bの速度が低下した場合、磁気ディスク装置は、VCM22cに供給する電流量を増量し、VCM22cは、供給された電流に基づいてヘッドの速度を上げる制御を行う。
そこで、磁気ディスク装置は、ヘッドをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流を検出する。具体的には、図示しないホストコンピュータからアンロード要求を受信すると、磁気ディスク装置は、磁気ディスク22から出力される逆起電力の電圧に基づいて、VCM22cによりヘッド22bの速度制御に用いられる電流を検出する。例を挙げると、図1に示したように、状態A(図1の(1))から状態B(図1の(2))へヘッド22bが移動する間、磁気ディスク装置は、磁気ディスク22から出力される逆起電力の電圧に基づいてVCM22cによりヘッド22bの速度制御に用いられる電流を検出する。
また、この検出に合わせて、磁気ディスク装置は、検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する。具体的に例を挙げると、図1に示したように、状態A(図1の(1))から状態B(図1の(2))へヘッド22bが移動する間、磁気ディスク装置は、検出された電流が所定の値(例えば、15アンペア)を超えるか否かを判定する。
そして、磁気ディスク装置は、所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置をランプの位置として検出する。具体的に例を挙げると、磁気ディスク装置は、検出された電流が所定の値(例えば、15アンペア)を超えると判定された場合(図1の(1)状態B)に、当該電流が検出されたヘッド22bの位置をランプ22dの位置として検出して格納する。
このように、実施例1によればヘッド22bをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流からランプ22dの位置を検出する(ヘッド22bがランプ22dに衝突すると、ヘッド22bの速度が低下し、この低下した速度を上昇させるための電流が発生するので、この発生した電流からランプ22dの位置を検出する)ことで、サーボ情報の制御帯域を下げる必要がなく、外乱の影響を最小限にすることができる結果、上記した主たる特徴のごとく、ランプ22dの位置を正確に検出することが可能である。そして、出荷後の実稼動におけるアンロード制御では、正確にランプの位置までヘッドをアンロードさせることが可能である。
[磁気ディスク装置の構成]
次に、図2を用いて、図1で説明した磁気ディスク装置の構成を説明する。図2は、磁気ディスク装置20の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この磁気ディスク装置20は、インターフェース21と、磁気ディスク22と、HDC(Hard Disk Controler:ハードディスクコントローラ)23と、リード・ライトチャネル24と、SPMドライバ(スピンドルモータドライバ)25と、VCMドライバ(Voice Coil Motor:ボイスコイルモータ)26と、記憶部27と、MCU(Micro Control Unit:マイクロコントロールユニット)28とから構成される。
このうち、インターフェース21は、ホストコンピュータ10との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的に例を挙げれば、ホストコンピュータ10から磁気ディスク22に送信される各種制御要求(例えば、データ読み込みまたは書き込み要求)を受信し、受信した要求を後述するHDC23に送信する。
磁気ディスク22は、磁気ディスク装置20に所持され、データの書き込みや読み込みが行われる記録媒体であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、ディスク22aと、ヘッド22bと、VCM22cと、ランプ22dとを備える。
かかるディスク22aは、磁気ディスク22が記憶する各種データが書き込まれる手段であり、具体的には、ユーザデータやサーボ情報などが書き込まれる。また、ヘッド22bは、ディスク22aに各種データを書き込み、またはディスク22から各種データを読み取る手段であり、具体的には、磁気ディスク装置20からの指示によりディスク22aにユーザデータを書き込んだり、ディスク22aからユーザデータやサーボ情報の読み取りを行う。
そして、VCM22cは、ヘッド22bの位置および速度を制御する手段であり、具体的には、後述するVCMドライバ26から供給される電流に基づいてヘッド22bの速度を加速したり、ヘッド22bを停止させたりする。ランプ22dは、ヘッド22bを退避させる手段であり、具体的には、磁気ディスク装置20からアンロード要求を受け付けると、VCM22cは、ヘッド22bをランプ22dに退避する。
HDC23は、接続されるホストコンピュータ10からインターフェース21を介して各種指示を受け付けて、各機能部に送信する手段であり、具体的に例を挙げれば、スピンドルモータの制御指示を受け付けると、後述するSPMドライバ25に送信し、ヘッド22bの制御指示を受け付けると、後述するMCU28またはVCMドライバ26に送信し、データのリード・ライト指示を受け付けると、リード・ライトチャネル24に送信してデータを書き込んだり、データをホストコンピュータ10へ送信したりする。
そして、リード・ライトチャネル24は、磁気ディスク22へのデータの読み書きを制御する手段であり、具体的には、データを磁気ディスク22に書き込むための変調回路やデータを磁気ディスク22から読み込むための復調回路等を備えている。
SPMドライバ25は、スピンドルモータ(SPM)を制御する手段であり、具体的には、後述するMCU28からの要求指示により、スピンドルモータを起動させるための電流を供給したり、スピンドルモータを停止させるための電流を供給したり、スピンドルモータから検出される逆起信号をMCU28へ送信したりする。
VCMドライバ26は、ヘッド22bの速度または位置を制御する各種制御要求をVCM22cに送信する手段であり、具体的には、VCM22cの逆起電力の電圧を(速度信号)をモニタして、ヘッド22bの速度を制御する電流をVCM22cに供給する。より詳細に説明すると、アンロード時のヘッド22bの移動速度を一定に保つ制御をしており、例えば、ヘッド22bがランプ22dに衝突することで速度が低下した場合、速度を一定に保つために供給する電流量を増加させて、速度を上昇させる。
記憶部27は、MCU28による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、具体的には、後述するMCU28のランプ位置検出部29が、検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定するための閾値や検出されたランプ22dの位置情報などを記憶する。
MCU28は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、アンロード制御部28aと、ランプ位置検出部29とを備える。
このうち、アンロード制御部28aは、ヘッド22bのアンロード制御をVCMドライバ26に指示する手段である。具体的には、HDC23からアンロード要求を受信すると、アンロード制御部28aは、VCMドライバ26にアンロード指示を送信し、指示を受けたVCMドライバ26がヘッド22bをランプ22dに退避させる。
例を挙げて説明すると、磁気ディスク装置の工場出荷前の場合(この時点では記憶部27にランプ22dの位置が記憶されていない)、アンロード制御部28aは、VCMドライバ26にアンロード指示を送信し、指示を受けたVCMドライバ26がヘッド22bをランプ22dに退避させて、ランプ位置検出部29によりランプ22dの位置が検出される。
また、磁気ディスク装置の工場出荷後の場合(この時点では記憶部27にランプ22dの位置が記憶されている)、アンロード制御部28aは、記憶部27を参照し記憶されるランプ22dの位置までヘッド22bをアンロードするようにVCMドライバ26にアンロード指示を送信し、指示を受けたVCMドライバ26がヘッド22bをランプ22dに退避させる。
ランプ位置検出部29は、磁気ディスク装置20の出荷前にランプ22dの位置を検出する手段であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、本実施例ではCPUのファームウェアのプログラムモジュールとして構成された、電流検出部29aと、電流判定部29bと、ランプ検出部29cとを備える。また、実施例は、CPUのファームウェアプログラムにより実現する手法を説明したがこれに限られず、構成することが可能である。
かかる電流検出部29aは、ヘッド22bをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流を検出する手段である。具体的には、磁気ディスク装置20の出荷前にHDC23からアンロード要求(指示)を受信すると、電流検出部29aは、VCMドライバ26により検出される逆起電力の電圧に基づいて、VCMドライバ26がヘッド22bをアンロードする場合の速度制御に用いる電流を検出する。
電流判定部29bは、電流検出部29aにより検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する手段である。具体的には、電流検出部29aにより検出された電流が記憶部27に記憶される所定の値を超えるか否かを判定する。例を挙げると、電流検出部29aにより検出された電流が記憶部27に記憶される所定の値(例えば、15アンペア)を超えるか否かを判定し、超えると判定された場合、後述するランプ検出部29cに所定の値を超えた旨の指示(例えば、電流の値など)を送信し、一方、超えない場合、引き続き電流検出部29aにより検出された電流が記憶部27に記憶される所定の値を超えるか否かを判定する。
ランプ検出部29cは、電流判定部29bにより所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッド22bの位置をランプ22dの位置として検出する手段である。具体的に例を挙げれば、電流判定部29bにより所定の値(例えば、15)を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッド22bの位置(図1の状態B(図1の(2))をランプ22dの位置として検出し、検出したランプ22dの位置を記憶部27に格納する。
[磁気ディスク装置による処理]
次に、図3と図4を用いて、磁気ディスク装置20による処理を説明する。図3は、磁気ディスク装置における工場出荷前のアンロード処理の流れを示すフローチャートであり、図4は、磁気ディスク装置における工場出荷後のアンロード処理の流れを示すフローチャートである。
(1)工場出荷前のアンロード処理
まず最初に、図3を用いて、磁気ディスク装置における工場出荷前のアンロード処理の流れを説明する。
図3に示したように、ホストコンピュータ10からアンロード要求(もしくは、アンロード指示)を受信すると(ステップS301肯定)、磁気ディスク装置20のアンロード制御部28aは、ヘッド22bのアンロード動作を開始する(ステップS302)。
そして、電流検出部29aは、ヘッド22bをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流を検出する(ステップS303)。そして、この検出に合わせて、電流判定部29bは、電流検出部29aにより検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する(ステップS304)。
そして、検出された電流が所定の値を超えると判定された場合(ステップS304肯定)、磁気ディスク装置20のランプ検出部29cは、当該電流が検出されたヘッド22bの位置をランプ22dの位置として検出し(ステップS305)、検出したランプ22dの位置を記憶部27に格納する。そして、磁気ディスク装置20は、アンロード動作を停止する(ステップS306)。
なお、検出された電流が所定の値を超えないと判定された場合(ステップS304否定)、磁気ディスク装置20の電流検出部29aは、引き続き、ヘッド22bをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流を検出し、所定の値を超えるか否かを判定する。
(2)工場出荷後のアンロード処理
次に、図4を用いて、磁気ディスク装置における工場出荷後のアンロード処理の流れを説明する。
図4に示したように、ホストコンピュータ10からアンロード要求を受信すると(ステップS401肯定)、磁気ディスク装置20のアンロード制御部28aは、アンロード動作を開始する(ステップS402)。
続いて、磁気ディスク装置20のアンロード制御部28aは、記憶部27に記憶されるランプ22dの位置情報を参照して、ヘッド22bがランプ22dの位置に到達したか否かを判定する(ステップS403)。
そして、ヘッド22bがランプ22dの位置に到達したと判定した場合(ステップS403肯定)、アンロード制御部28aは、アンロード動作を停止する(ステップS404)。
なお、ヘッド22bがランプ22dの位置に到達していないと判定した場合(ステップS403否定)、アンロード制御部28aは、アンロード制御している間、ヘッド22bがランプ22dの位置に到達したか否かを判定する。
[実施例1による効果]
このように、実施例1によれば、ヘッド22bをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流を検出し、検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定し、所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッド22bの位置をランプ22dの位置として検出するので、磁気ディスク22のヘッド22bがランプ22dに衝突すると、速度が低下するために速度を上げるための電流が発生し、この電流を検出することで、サーボ情報の制御帯域を下げる必要がなく、外乱の影響を最小限にすることができる結果、ランプの位置を正確に検出することが可能である。また、出荷前にランプの位置情報を記憶しておくことで、出荷後の実稼動におけるアンロード制御では、正確にランプの位置までヘッドをアンロードさせることが可能であり、当該装置におけるヘッドの無駄な消耗を防ぐことができ、当該装置の利用価値を高めることができるという効果を奏する。
また、実施例1によれば、ランプ22dの摩擦低下の影響を最小限にすることができる結果、摩擦の少ない装置に対しても、ランプ22dの位置を正確に検出することが可能である。さらに、速度低下を検出してランプ22dの位置を検出する場合に比べて、実際にヘッド22bがランプ22dに接触してからランプ22dが検出されるまでのヘッド22bの移動距離を短くすることができる結果、より正確にランプ22dの位置を検出することが可能である。
また、実施例1によれば、磁気ディスク22のヘッド22bは、アンロードする場合の移動速度が一定になるように制御されるものであって、ヘッド22bをアンロードする場合の速度制御に用いられる電流を検出するので、アンロードする場合の移動速度が一定にすることにより、出力される電流量も一定になり、ランプ22dに衝突した場合の速度低下を上昇させるために供給される電流を検出しやすくなる結果、アンロードする場合の移動速度が一定でない場合に比べて(移動速度が一定でないので、供給される電流も一定でない)、より正確にランプ22dの位置を検出することが可能である。
ここで、図5を用いて改めて具体的に説明すると、図5は、実施例1に係る磁気ディスク装置におけるランプ位置検出の特徴を説明するための図であり、3回のアンロード制御において検出されたランプの位置が、実際にヘッド22bがランプ22dに接触してからどのくらい移動してから検出されているかを示している。
従来技術であるヘッド22bの速度を検出してランプ22dの位置を検出した場合、実際にランプに接触してから検出されるまでの間に、ヘッド22bは平均して7(ミリメートル)移動している(図5の(1))。一方、ヘッド22bに供給される電流を検出してランプ22dの位置を検出した場合、実際にランプに接触してから検出されるまでの間に、ヘッド22bは平均して3(ミリメートル)移動している(図5の(2))。つまり、図5からもわかるように、電流に基づいてランプ22dの位置を検出した場合の方が、ランプ22dに接触してから、実際にランプ22dが検出されるまでのヘッド22bの移動距離が短くなっており、より正確にランプ22dの位置を検出することが可能である。
また、図1の(3)は、ヘッド22bの速度およびヘッド22bに供給される電流それぞれの変化をグラフにしたものであるが、同図をみてもわかるように、それぞれの所定の閾値(速度のグラフの場合は「55」、電流の場合は「−15」)を超える前後の変化が、速度のグラフはバラツキがあるが、電流のグラフはバラツキが少ない。これにより、より正確にランプ22dの位置を検出することが可能であることがわかる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として、本発明に含まれる他の実施例について説明する。
(1)ランプの位置検出
例えば、上記した実施例1では、ランプの位置を一回のアンロード制御で検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数回のアンロード制御でそれぞれ検出されたランプの位置の平均を算出してランプの位置とするようにしてもよい。
これにより、例えば、突発的に大きな電流が流れて所定の値(閾値)を超えることでランプを検出するなど、突発的な原因によるランプの誤検出を防ぐことができる結果、より正確にランプの位置を検出することが可能である。
(2)アンロード速度
また、実施例1では、アンロード速度が一定の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、アンロード速度が一定でなくてもよい。例えば、アンロード制御において、徐々にヘッドの速度を低下させるように制御されていてもよい。
(3)システム構成等
また、図示した磁気ディスク装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず(例えば、アンロード制御部とランプ位置検出部を統合するなど)、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(もしくは、MCU(Micro Control Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの制御装置)および当該CPU(もしくは、MCUやMPU)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(図1や図5に示したグラフなど)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(4)プログラム
なお、本実施例で説明した磁気ディスク装置におけるアンロード制御処理(図3、図4)は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータ(例えば、磁気ディスク装置20のMCU28)で実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
(付記1)記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶するランプ位置検出装置であって、
前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定部と、
前記電流判定部により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ検出部と、
を備えたことを特徴とするランプ位置検出装置。
(付記2)前記記憶媒体のヘッドは、前記アンロード動作に際する移動速度が一定になるように制御されるものであって、
前記電流検出部は、前記ヘッドの速度制御に用いられる電流を検出することを特徴とする付記1に記載のランプ位置検出装置。
(付記3)前記ランプ検出部は、複数回のアンロード動作で検出されたヘッドの位置の平均から算出した平均ヘッド位置を、前記ランプの位置として検出することを特徴とする付記1または2に記載のランプ位置検出装置。
(付記4)記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶することに適するランプ位置検出方法であって、
前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出工程と、
前記電流検出工程により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定工程と、
前記電流判定工程により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ検出工程と、
を含んだことを特徴とするランプ位置検出方法。
(付記5)前記記憶媒体のヘッドは、前記アンロード動作に際する移動速度が一定になるように制御されるものであって、
前記電流検出工程は、前記ヘッドの速度制御に用いられる電流を検出することを特徴とする付記4に記載のランプ位置検出方法。
(付記6)前記ランプ検出工程は、複数回のアンロード動作で検出されたヘッドの位置の平均から算出した平均ヘッド位置を、前記ランプの位置として検出することを特徴とする付記4または5に記載のランプ位置検出方法。
(付記7)記憶媒体へデータの書き込みやデータの読み取りを行わない場合に、前記磁気ヘッドをランプに退避させる記憶装置であって、
前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定部と、
前記電流判定部により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ位置検出部と、
前記ランプ位置検出部により検出されたランプの位置情報を記憶するランプ位置記憶部と、
前記ランプ位置記憶部に記憶されるランプ位置情報に基づいて前記ヘッドをアンロードするアンロード制御部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。
(付記8)前記記憶媒体のヘッドは、前記アンロード動作に際する移動速度が一定になるように制御されるものであって、
前記電流検出部は、前記ヘッドの速度制御に用いられる電流を検出することを特徴とする付記7に記載の記憶装置。
(付記9)前記ランプ検出部は、複数回のアンロード動作で検出されたヘッドの位置の平均から算出した平均ヘッド位置を、前記ランプの位置として検出することを特徴とする付記7または8に記載の記憶装置。
以上のように、本発明に係るランプ位置検出装置、ランプ位置検出方法および記憶装置は、記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶することに有用であり、特に、ランプの位置を正確に検出することに適する。
実施例1に係る磁気ディスク装置の概要と特徴を説明するための図である。 実施例1に係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る磁気ディスク装置における工場出荷前のアンロード処理の流れを示すフローチャート。 実施例1に係る磁気ディスク装置における工場出荷後のアンロード処理の流れを示すフローチャート。 実施例1に係る磁気ディスク装置におけるランプ位置検出処理の特徴を説明するための図である。
符号の説明
10 ホストコンピュータ
20 磁気ディスク装置
21 インターフェース
22 磁気ディスク
22a ディスク
22b ヘッド
22c VCM(ボイス・コイル・モータ)
22d ランプ
23 HDC(ハードディスクコントローラ)
24 リード・ライトチャネル
25 SPMドライバ
26 VCMドライバ
27 記憶部
28 MCU
28a アンロード制御部
29 ランプ位置検出部
29a 電流検出部
29b 電流判定部
29c ランプ検出部

Claims (5)

  1. 記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶するランプ位置検出装置であって、
    前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定部と、
    前記電流判定部により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ検出部と、
    を備えたことを特徴とするランプ位置検出装置。
  2. 前記記憶媒体のヘッドは、前記アンロード動作に際する移動速度が一定になるように制御されるものであって、
    前記電流検出部は、前記ヘッドの速度制御に用いられる電流を検出することを特徴とする請求項1に記載のランプ位置検出装置。
  3. 前記ランプ検出部は、複数回のアンロード動作で検出されたヘッドの位置の平均から算出した平均ヘッド位置を、前記ランプの位置として検出することを特徴とする請求項1または2に記載のランプ位置検出装置。
  4. 記憶媒体のヘッドが退避されるランプの位置を検出して記憶することに適するランプ位置検出方法であって、
    前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出工程と、
    前記電流検出工程により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定工程と、
    前記電流判定工程により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ検出工程と、
    を含んだことを特徴とするランプ位置検出方法。
  5. 記憶媒体へデータの書き込みやデータの読み取りを行わない場合に、前記記憶媒体のヘッドをランプに退避させる記憶装置であって、
    前記ヘッドのアンロード動作に際して速度制御に用いられる電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部により検出された電流が所定の値を超えるか否かを判定する電流判定部と、
    前記電流判定部により前記所定の値を超えると判定された場合に、当該電流が検出されたヘッドの位置を前記ランプの位置として検出するランプ位置検出部と、
    前記ランプ位置検出部により検出されたランプの位置情報を記憶するランプ位置記憶部と、
    前記ランプ位置記憶部に記憶されるランプ位置情報に基づいて前記ヘッドをアンロードするアンロード制御部と、
    を備えたことを特徴とする記憶装置。
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