JP2007335006A - 車両用コンテンツ再生装置 - Google Patents

車両用コンテンツ再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007335006A
JP2007335006A JP2006166490A JP2006166490A JP2007335006A JP 2007335006 A JP2007335006 A JP 2007335006A JP 2006166490 A JP2006166490 A JP 2006166490A JP 2006166490 A JP2006166490 A JP 2006166490A JP 2007335006 A JP2007335006 A JP 2007335006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
vehicle
moving image
video
image content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006166490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Wada
陽介 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006166490A priority Critical patent/JP2007335006A/ja
Publication of JP2007335006A publication Critical patent/JP2007335006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】車両運転者による安全運転と動画コンテンツを楽しむこととを適切に両立させた車両用コンテンツ再生装置を提供すること。
【解決手段】車両に搭載され、動画コンテンツを再生する車両用コンテンツ再生装置であって、自車両走行中の動画コンテンツ再生において、映像出力がなくてもユーザが当該動画コンテンツの内容を楽しむことができるような所定種類の動画コンテンツ(例えば音楽楽曲のプロモーションビデオなど)については映像を表示出力せず、音声のみを出力する形で再生を継続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、概して、車両に搭載され、動画コンテンツを再生する車両用コンテンツ再生装置に係り、特に、車両運転者による安全運転と動画コンテンツを楽しむこととを適切に両立させた車両用コンテンツ再生装置に関する。
従来、車両に搭載され、動画コンテンツを再生する車両用コンテンツ再生装置が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1には、動画コンテンツ再生中に車両が走行を開始すると、画像表示は静止画に切り替えて音声出力のみで再生する装置が開示されている。
特許文献2には、車両停車中には映像及び音声を再生し、走行中には映像データ中のテキストデータ(字幕データ)を音声出力する車載映像再生装置が開示されている。
特許文献3には、ディスク種類判定部において動画映像を含むデータか否かを判定し、動画映像を含むデータの場合には車両停止中のみ再生して車両走行中は再生を禁止し、動画映像を含まないデータの場合には車両停止中/走行中を問わず再生する装置が開示されている。
特許文献4には、車両停止中はDVD映画を再生し、車両走行中はDVD映画を再生禁止とし、DVD再生禁止時間が所定時間を超えると自動的に音楽メディアに切り替える装置が開示されている。
特開平11−257973号公報 特開2001−225702号公報 特開2002−42406号公報 特開2005−167880号公報
上記特許文献1〜4記載の従来装置はいずれも、車両走行中に動画映像が再生されると、運転者の注意が当該動画映像の画面表示に引かれ、運転操作に対する注意力が低下するおそれがあるとの観点から、安全な運転操作が行われるように、車両走行中には動画映像が画面表示されないようにするものである。
確かに、例えば映画やドラマなどのように映像を見なければそのコンテンツの内容を十分に楽しむことができない種類の動画コンテンツについては、車両が走行している間は再生を一時停止させておくことが好ましいと言える。
しかしながら、例えば音楽楽曲のいわゆるプロモーションビデオなどのように、映像データと音声データとを含む動画コンテンツではあるが、ユーザによっては音声データ(音楽楽曲)の再生の方が主たる目的であって、映像が画面表示されなくても音声(音楽)が出力されれば十分にそのコンテンツを楽しむことができると考えられる種類の動画コンテンツも存在する。
換言すれば、動画コンテンツの種類やその内容を考慮せずに車両走行中は一律に動画コンテンツ再生禁止とすると、ユーザの動画コンテンツ再生に対する楽しみを必要以上に奪ってしまう場合も生じ得る。
逆に、上記特許文献1に開示された装置のように、動画コンテンツの種類やその内容を考慮せずに車両走行中は一律に音声出力のみで動画コンテンツの再生を継続するものとすると、例えば映画・ドラマやドキュメンタリ番組やスポーツの試合など映像を見なければ内容を把握できない又はユーザは音声を聴くことよりもむしろ映像を見ることを楽しみにしていると考えられる動画コンテンツについて、音声のみの再生という不十分な状態でコンテンツの再生が進められてしまうため、ユーザは車両が停車したときに音声のみによる再生だった部分を巻き戻して映像を見るなどの二度手間が必要となってしまうおそれがある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、車両運転者による安全運転と動画コンテンツを楽しむこととを適切に両立させた車両用コンテンツ再生装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、車両に搭載され、動画コンテンツを再生する車両用コンテンツ再生装置であって、自車両走行中の動画コンテンツ再生において、所定種類の動画コンテンツについては映像を表示出力しない車両用コンテンツ再生装置である。
上記一態様において、換言すれば、自車両走行中に上記所定種類の動画コンテンツの再生操作が行われた場合には、映像出力なしで音声のみが出力される形で当該動画コンテンツの再生が開始され、上記所定種類の動画コンテンツの通常再生中に自車両が走行を開始すると、映像出力が停止され、音声出力のみとなる。
また、上記一態様において、上記所定種類の動画コンテンツは、典型的には、映像出力がなくてもユーザが当該動画コンテンツの内容を楽しむことができるような所定種類の音声情報を含む動画コンテンツである。
ユーザが音声出力だけで当該動画コンテンツの内容を楽しむことができるような所定種類の音声情報とは、例えば、1)ユーザが当該動画コンテンツの再生時にその映像出力よりも重視すると判断される音声情報、或いは、2)当該動画コンテンツに含まれる映像情報の内容の説明を含む音声情報である。
上記1)のような音声情報を含む動画コンテンツの典型例は、例えば、いわゆる音楽楽曲のプロモーションビデオ及びコンサート/ライブの模様を収録したビデオ(楽曲を聴くという目的の範囲内での利用であれば必ずしも映像を見る必要はないと考えられる)や、語学学習用のビデオ(ネイティブの発音を聴き取るリスニングの訓練という目的の範囲内での利用であれば必ずしも映像を見る必要はないと考えられる)、などである。
上記2)のような音声情報の典型例は、映画やドラマなどに例えば副音声のような形で挿入されている特に視覚障害者の方々を対象とした映像の解説音声(例えば、登場人物の話すセリフやナレーションに加えて、「○○のいる部屋に××が入ってくる。時計が何時を指している。」といった映像により描写されている内容を解説した音声)が含まれた音声情報である。
上記一態様によれば、車両走行中、映像出力がなくても運転者が音声出力だけで当該動画コンテンツの内容を楽しむことができるような所定種類の動画コンテンツについては、運転者の運転操作への集中を妨げないように映像を表示出力しないようにしつつ、音声出力は通常の再生時と同様に出力されるため、安全運転と車両運転者が動画コンテンツを楽しむこととを適切に両立させることができる。
なお、上記一態様において、上記所定種類以外の動画コンテンツについては、従来通り、自車両走行中は再生禁止とすることが好ましい。すなわち、自車両走行中に上記所定種類以外の動画コンテンツの再生操作が行われた場合には、再生が許容されず、上記所定種類以外の動画コンテンツの通常再生中に自車両が走行を開始すると、その時点で再生が一時停止される。いずれの場合も、自車両が停止したときに自動的に再生が開始又は再開されるように構成することも可能である。
また、上記一態様において、動画コンテンツが上記所定種類の動画コンテンツであるか否かの判断は、例えば、A)動画コンテンツのヘッダにそのようなコンテンツ種類に関する情報が書き込まれていればヘッダ情報から判断してもよく、或いは、B)ヘッダ情報に含まれるコンテンツ識別情報を例えば無線通信を利用して遠隔サーバ内のデータベースに照らしてその動画コンテンツの種類に関する情報を取得してもよく、或いは、C)動画コンテンツを内容を分析・解析して上記所定種類の動画コンテンツであると言えるか否かを判断してもよい。
本発明によれば、車両運転者による安全運転と動画コンテンツを楽しむこととを適切に両立させた車両用コンテンツ再生装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、車両において動画コンテンツを再生するための車両用コンテンツ再生装置の主要なハードウェア構成や作動原理等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
以下、図1及び2を用いて、本発明の一実施例に係る車両用コンテンツ再生装置について説明する。
本実施例に係る車両用コンテンツ再生装置100は、概して、自車両走行中は、原則として、運転者が運転操作に十分な注意を払うように従来通り動画コンテンツの再生を許容しないように構成されるが、例外として、特定の種類の動画コンテンツについては、音声のみを出力させる形での再生を許可し、運転者には当該動画コンテンツの音声部分だけを楽しんでもらう構成とされるものである。
図1は、本実施例に係る車両用コンテンツ再生装置100の概略構成図である。
車両用コンテンツ再生装置100は、概して、動画コンテンツが記憶保持されるコンテンツ格納部101と、動画コンテンツを再生するコンテンツ再生部102と、ユーザが再生する動画コンテンツを選択したり、選択された動画コンテンツに対して再生や一時停止などの操作を行ったりするユーザ入力を受け付けるユーザ入力部103と、ユーザ入力部103に入力されたユーザ操作に応じてコンテンツ格納部101及びコンテンツ再生部102を制御する制御部104とを有する。ここで、制御部104は、例えば、ECU(Electronic Control Unit;電子制御装置)である。
コンテンツ格納部101は、車両外の図示しない所定の通信局(センタ)との間で情報の送受信が可能となるように構成・設定された通信部105と、通信部105を介してセンタからダウンロードした動画コンテンツを記憶保持する記憶部106とを有する。
通信部105とセンタとの間の通信は、車車間通信、路車間通信、及び/又は、衛星通信など任意の形態でよく、有線通信部分が含まれてもよい。また、採用される通信規格・プロトコルは任意でよい。また、記憶部106は、任意の記憶媒体でよく、例えばハードディスクである。
コンテンツ格納部101は、更に、着脱可能な記憶媒体(リムーバブルメディア)107aのドライブ装置であるリムーバブルメディアドライブ装置107を有する。ここで用いられるリムーバブルメディア107aは、任意の規格のものでよく、例えば、DVD、CD、MO、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、メモリカードなどである。図1において円形ディスク状のリムーバブルメディアが図示されているのは一例に過ぎない。
コンテンツ再生部102は、動画コンテンツの映像出力を車両乗員に対して表示する表示部108と、動画コンテンツの音声を車両乗員に対して出力する音声出力部109とを有する。
表示部108は、例えば液晶ディスプレイやヘッドアップディスプレイ(HUD)など任意の種類の車載ディスプレイ装置でよく、他の車載システム(例えばナビゲーションシステムなど)のディスプレイ装置と兼用であってもよい。
音声出力部109は、車室内に設けられた任意のスピーカでよく、他の車載システム(例えばナビゲーションシステムなど)のスピーカと兼用であってもよい。
ところで、ユーザ入力部103は、例えばキーパッドや音声認識機能などの入力手段を備えていてもよいが、ユーザ利便性の観点から、例えばタッチパネル式のディスプレイ(図示せず)上に操作メニューやリムーバブルメディアドライブ装置107に挿入されているリムーバブルメディア107a又は記憶部106に記憶されている動画コンテンツのリストを提示し、ユーザがこれら操作メニュー又は動画コンテンツをタッチすることによって所望の操作又はコンテンツ再生等が可能となる、といったユーザによる入力操作を容易とする工夫がなされた構成とすることが好ましい。当業者には明らかなように、タッチパネル式とする場合、表示部108と一体のものとすることも可能である。
また、本実施例において、制御部104には、車速情報が入力されるものとする。自車両の車速は、例えば図示しない車輪速センサによって検出される。あるいは、ナビゲーションシステムから車速情報を取得するように構成されてもよい。ナビゲーションシステムは、検出した自車両位置の時間変化から自車両の車速を算出し得る。
このような構成の車両用コンテンツ再生装置100において、ユーザは、ユーザ入力部103を通じて記憶部106に記憶された動画コンテンツ又はリムーバブルメディアドライブ装置107に装着されたリムーバブルメディア107aに記憶された動画コンテンツを再生し、車内において楽しむことができる。
但し、このような動画コンテンツの再生は、運転者の運転操作に対する注意力が低下しないように、車速及び動画コンテンツの種類に応じて制限される。
以下、図2のフローチャートを参照して、本実施例に係る車両用コンテンツ再生装置100による動画コンテンツ再生処理の流れを説明する。
ユーザ入力部103を通じてユーザから動画コンテンツの再生が指示されると、制御部104は、まず、入力された車速情報から自車両が走行中であるか否かを判定する(S201)。
車速がゼロであって自車両が停止していると判定された場合(S201の「NO」)、制御部104は、動画コンテンツを通常通り、すなわち映像+音声の形で、再生しても運転者の運転操作に対する注意力を低下させないとの判断に基づき、ユーザ入力部103を通じてユーザから指定された動画コンテンツの映像信号及び音声信号をコンテンツ格納部101からコンテンツ再生部102へ出力させ、映像信号が表示部108によって視覚的にユーザに提示され、音声信号が音声出力部109によってユーザに聴覚的に提示されるようにし、通常通りの動画コンテンツ再生を許容し、実行させる(S203)。
他方、車速がゼロより大きく、自車両が走行中であると判定された場合(S201の「YES」)、次いで、制御部104は、ユーザから再生するように指示された動画コンテンツが映像出力なしで音声出力だけでもユーザが十分に(若しくはある程度)楽しめると考えられる(又は音声出力だけの再生をユーザが許容すると考えられる)所定の種類の動画コンテンツであるか否かを判定する(S202)。
ここで、映像出力なしで音声出力だけでもユーザが楽しめると考えられる上記所定の種類の動画コンテンツとは、映像出力がなくてもユーザが当該動画コンテンツの内容を楽しむことができるような所定の種類の音声情報を含んだ動画コンテンツであり、例えば、1)ユーザが当該動画コンテンツの再生時にその映像出力よりも重視すると判断される音声情報、或いは、2)当該動画コンテンツに含まれる映像情報の内容の説明を含む音声情報を含んだ動画コンテンツである。
上記1)のような音声情報を含む動画コンテンツの典型例は、例えば、1a)いわゆる音楽楽曲のプロモーションビデオ(PV)やコンサート/ライブの模様を収録したビデオや、1b)語学学習用のビデオなどである。
前者1a)の場合、音楽CDの代わりに音楽楽曲を聴くという目的の範囲内で利用するのであれば、ユーザは必ずしも映像を見る必要はないと考えられるため、音声出力のみの再生も許容され得ると推定される。また、後者1b)の場合、ネイティブの発音を聴き取るリスニングの訓練という目的の範囲内で利用するのであれば、ユーザは必ずしも映像を見る必要はないと考えられるため、音声出力のみの再生も許容され得ると推定される。
上記2)のような音声情報の典型例は、映画やドラマなどに例えば副音声のような形で挿入されている特に視覚障害者の方々を対象とした映像の解説音声が含まれた音声情報である。
ここで、解説音声とは、例えば、登場人物の話すセリフやナレーションに加えて、「○○のいる部屋に××が入ってくる。時計が何時を指している。」といった映像により描写されている内容を解説した音声のことである。
このような映像を解説した音声を含んだ音声情報が出力されれば、ユーザは映像出力を見なくても解説音声の助けにより映画やドラマのストーリー展開を追うことができると共に、どのような映像描写がなされているのかを認識することができるため、音声出力のみで当該動画コンテンツの内容をある程度楽しむことができると推定される。
ユーザから再生するように指示された動画コンテンツが、上記のような、映像出力なしで音声出力だけでもユーザが十分に若しくはある程度楽しめると考えられる、又は、音声出力だけの再生をユーザが許容すると考えられる所定の種類の動画コンテンツであると判定された場合(S202の「YES」)、制御部104は、当該動画コンテンツの音声信号のみを音声出力部109から出力させ、表示部108による映像信号の画面表示出力を禁止する、という形で動画コンテンツを再生する(S204)。
このように映像を出力しないことによって運転者が運転操作中に映像に注意を奪われ、運転操作に対する注意力が低下することを回避することができると共に、運転者は音声出力によって運転中であっても当該動画コンテンツの内容を楽しむことができ、安全運転と車両運転者が動画コンテンツを楽しむこととが適切に両立される。
他方、ユーザから再生するように指示された動画コンテンツが、上記のような、映像出力なしで音声出力だけでもユーザが十分に若しくはある程度楽しめると考えられる、又は、音声出力だけの再生をユーザが許容すると考えられる所定の種類の動画コンテンツでないと判定された場合(S202の「NO」)、制御部104は、運転中の運転者の注意力が映像出力に奪われないように映像出力を禁止すると共に、音声出力だけではユーザは当該動画コンテンツの内容を楽しむことができないとの判断から音声出力も禁止する。すなわち、当該動画コンテンツの再生そのものを禁止・停止する。
より具体的には、ア)車両走行中に当該動画コンテンツの再生が指示された場合には再生の開始を禁止し、イ)当該動画コンテンツの再生中に車両が走行を開始した場合であれば次回の車両停止時に続きから再生できるように当該動画コンテンツの再生を一時停止させる(S205)。
前者ア)の場合、ユーザからの当該動画コンテンツの再生指示は有効に受け付けられるものとして、次回の車両停止時に直ちに当該動画コンテンツの再生が開始されるように構成することも可能である。また、後者イ)の場合、AM/FMラジオや音楽CDなどの本来的に音声出力のみが予定されているメディアからの音声出力に自動的に切り替えられるように構成することも可能である。
このように、本実施例によれば、車両走行中は、原則として、従来通り動画コンテンツの再生を許容しないものとしつつ、音声出力のみであってもユーザが当該動画コンテンツの内容を十分に若しくはある程度楽しめると判断される種類の動画コンテンツについては、車両走行中にその音声出力のみを許容することによって、車両走行中に運転者の運転操作に対する注意力を低下させないことと、運転者が動画コンテンツを楽しむこととを適切に両立させることができる。
なお、上記一実施例において、ユーザから再生するように指示された動画コンテンツが、上記のような、映像出力なしで音声出力だけでもユーザが十分に若しくはある程度楽しめると考えられる、又は、音声出力だけの再生をユーザが許容すると考えられる所定の種類の動画コンテンツであるか否かの判定は、例えば、あ)動画コンテンツのヘッダにそのようなコンテンツ種類に関する情報が書き込まれていればそのヘッダ情報から判断してもよく、或いは、い)ヘッダ情報に含まれるコンテンツ識別情報を例えば通信部105を通じて遠隔サーバ内のデータベースに照らしてその動画コンテンツの種類に関する情報を取得してその取得した情報から判断してもよく、或いは、う)動画コンテンツを内容を分析・解析して上記所定の種類の動画コンテンツであると言えるか否かを判断してもよい。当然、ユーザ入力部103を通じてユーザにより車両走行中の取り扱いが指定されるものとすることも可能である。
また、上記一実施例においては、制御部104が、車速情報を取得し、車速がゼロのときに自車両が走行中でないと判定して通常の動画コンテンツ再生を許容するものとしたが、本発明はこのような実施形態に限られない。例えば、車速に代えて又は加えて、アクセルペダルストローク量/角度や、前後/横加速度や、ステアリング舵角などの様々なパラメータから推定された車両状態に基づいて、より細かく、動画コンテンツの通常再生(映像出力+音声出力)が許容される車両状態であるか、或いは、動画コンテンツの種類に応じて再生禁止か又は音声出力のみとすべき車両状態であるか、が判断されるものとしてもよい。
さらに、上記一実施例においては、一例として、特に図2に示したように、ユーザによって動画コンテンツの再生が指示されたときに、自車両が走行中であるか否かをまず判断し(S201)、車両が走行中であった場合に上記所定の種類の動画コンテンツであるか否かを判断する(S202)ものとしたが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、これらの判断順序は逆でもよい。すなわち、車両の走行中/停車中を問わず、ユーザから動画コンテンツの再生が指示されたときに最初に当該動画コンテンツが上記所定種類の動画コンテンツであるか否かの判定が行われるようにしてもよい。
本発明は、車両に搭載され、動画コンテンツを再生する車両用コンテンツ再生装置に利用できる。制御対象となる車両の動力源種類、燃料種類、外観デザイン、重量、サイズ、走行性能等はいずれも不問である。
本発明の一実施例に係る車両用コンテンツ再生装置の概略構成図である。 本発明の一実施例に係る車両用コンテンツ再生装置による処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 車両用コンテンツ再生装置
101 コンテンツ格納部
102 コンテンツ再生部
103 ユーザ入力部
104 制御部
105 通信部
106 記憶部
107 リムーバブルメディアドライブ装置
107a リムーバブルメディア
108 表示部
109 音声出力部

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、動画コンテンツを再生する車両用コンテンツ再生装置であって、
    自車両走行中の動画コンテンツ再生において、所定種類の動画コンテンツについては映像を表示出力しない、ことを特徴とする車両用コンテンツ再生装置。
  2. 請求項1記載の車両用コンテンツ再生装置であって、
    前記所定種類の動画コンテンツは、所定種類の音声情報を含む動画コンテンツである、ことを特徴とする車両用コンテンツ再生装置。
  3. 請求項2記載の車両用コンテンツ再生装置であって、
    前記所定種類の音声情報は、ユーザが当該動画コンテンツの再生時にその映像出力よりも重視すると判断される音声情報である、ことを特徴とする車両用コンテンツ再生装置。
  4. 請求項2記載の車両用コンテンツ再生装置であって、
    前記所定種類の音声情報は、当該動画コンテンツに含まれる映像情報の内容の説明を含む音声情報である、ことを特徴とする。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の車両用コンテンツ再生装置であって、
    動画コンテンツのヘッダ情報から当該動画コンテンツが前記所定種類の動画コンテンツであるか否かが判定される、ことを特徴とする車両用コンテンツ再生装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の車両用コンテンツ再生装置であって、
    動画コンテンツの内容を分析することによって当該動画コンテンツが前記所定種類の動画コンテンツであるか否かが判定される、ことを特徴とする車両用コンテンツ再生装置。
JP2006166490A 2006-06-15 2006-06-15 車両用コンテンツ再生装置 Pending JP2007335006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006166490A JP2007335006A (ja) 2006-06-15 2006-06-15 車両用コンテンツ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006166490A JP2007335006A (ja) 2006-06-15 2006-06-15 車両用コンテンツ再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007335006A true JP2007335006A (ja) 2007-12-27

Family

ID=38934324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006166490A Pending JP2007335006A (ja) 2006-06-15 2006-06-15 車両用コンテンツ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007335006A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128284A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Thomson Licensing 音響映像コンテンツを処理する方法及び対応する装置
EP2610869A1 (en) * 2011-12-26 2013-07-03 JVC Kenwood Corporation Reproduction apparatus, mode setting apparatus and reproduction method
JP2016513830A (ja) * 2013-03-06 2016-05-16 クアルコム,インコーポレイテッド 実速度で拡張現実(ar)デバイスを無効にする
JP2017185846A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 株式会社Tbグループ 車載用表示装置及びこれを用いたコンテンツ表示方法
KR20190066114A (ko) * 2017-12-05 2019-06-13 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128284A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Thomson Licensing 音響映像コンテンツを処理する方法及び対応する装置
EP2610869A1 (en) * 2011-12-26 2013-07-03 JVC Kenwood Corporation Reproduction apparatus, mode setting apparatus and reproduction method
US8761571B2 (en) 2011-12-26 2014-06-24 JVC Kenwood Corporation Reproduction apparatus, mode setting apparatus and reproduction method
JP2016513830A (ja) * 2013-03-06 2016-05-16 クアルコム,インコーポレイテッド 実速度で拡張現実(ar)デバイスを無効にする
US10685487B2 (en) 2013-03-06 2020-06-16 Qualcomm Incorporated Disabling augmented reality (AR) devices at speed
US11217026B2 (en) 2013-03-06 2022-01-04 Qualcomm Incorporated Disabling augmented reality (AR) devices at speed
JP2017185846A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 株式会社Tbグループ 車載用表示装置及びこれを用いたコンテンツ表示方法
KR20190066114A (ko) * 2017-12-05 2019-06-13 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법
KR102425036B1 (ko) * 2017-12-05 2022-07-27 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5522653B2 (ja) 車載av装置
JP4421789B2 (ja) 移動体用電子システムの制御装置及び制御方法、移動体用電子システム並びにコンピュータプログラム
JP2009103504A (ja) ナビゲーション装置、及び光ディスク
JP2007017940A (ja) ステレオ映像表示装置
JP3833653B2 (ja) 情報再生装置、情報再生装置の制御方法、コンテンツ記録媒体、制御プログラム、制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002296051A (ja) カーナビゲーション表示システム
JP2018040574A (ja) コンテンツ利用支援装置、コンテンツ利用支援方法及びコンテンツ利用支援プログラム
JP2007335006A (ja) 車両用コンテンツ再生装置
JP2006201853A (ja) コンテンツ再生装置
US8594884B2 (en) Process and device for playing back multimedia data in a motor vehicle
US8269889B2 (en) Television apparatus
JP6451658B2 (ja) 車両用動画再生装置
JP2010032533A (ja) 移動体用電子システムの制御装置及び制御方法、移動体用電子システム並びにコンピュータプログラム
JP2004314869A (ja) 情報提供装置
JP4221658B2 (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーション装置におけるガイド方法
JP2007336327A (ja) 車載データ再生システム、及び、車載データ再生システムの制御方法
JP4410724B2 (ja) オーディオ再生装置
KR20070018202A (ko) 자막 정보를 이용한 점프 재생 제어방법
JP2005135519A (ja) 音楽再生装置
JP2005196918A (ja) 記録装置、車載装置、及びプログラム
JP4004920B2 (ja) 情報出力装置、情報出力方法、情報出力用プログラム並びに情報記録媒体
JP2006118877A (ja) 車載再生装置及び車載再生装置のメディア再生方法
JP2001225702A (ja) 車載用映像再生装置
JP2006117185A (ja) 車載用再生装置
JP2006213118A (ja) 車載情報端末