JP2007329839A - 視聴放送選択方法、移動体端末及び視聴放送選択プログラム - Google Patents

視聴放送選択方法、移動体端末及び視聴放送選択プログラム Download PDF

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【課題】移動体端末によって無線放送を視聴するユーザにとって適当な無線放送を視聴候補として選択することのできる視聴放送選択方法、移動体端末及び視聴放送選択プログラムの提供を目的とする。
【解決手段】無線放送の視聴が可能な移動体端末が実行する視聴放送選択方法であって、無線放送を視聴するユーザからの指示に応じ、当該無線放送の識別情報と、前記指示がなされた時刻及び曜日の少なくともいずれか一方とを関連付けて記憶装置に記録する視聴履歴記録手順と、前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、当該識別情報に関連付けられて記録されている時刻の値が現在の時刻の値の所定の範囲内にある場合、又は当該識別情報に関連付けられて記録されている曜日が現在の曜日に一致する場合に、当該無線放送を視聴候補として選択する視聴候補選択手順とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図4

Description

本発明は、視聴放送選択方法、移動体端末及び視聴放送選択プログラムに関し、特に無線放送の視聴放送選択方法、移動体端末及び視聴放送選択プログラムに関する。
近年、無線通信の進歩は目覚ましく、様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。特に、携帯電話の発達は日進月歩であり、電子メールの送受信機能、インターネットへの接続機能、アプリケーションソフトのダウンロード及び実行機能、デジタルカメラ機能、GPS機能、又はTV放送の受信機能等が実装されたものが販売されている。携帯電話は、もはや単なる電話やインターネット端末としてではなく、携帯情報端末、又はそれ以上に日常生活をサポートするツールとして進化を続けている。
特開2002−232344号公報 特開2005−198060号公報
かかる背景において、TV放送の受信機能を有する携帯電話に対しローカルTV放送等のブロードキャストによって店舗情報等を発信すれば、店舗前の歩行者に対して店舗情報を効果的に通知することができるものと考えられる。店舗前の歩行者にとっても、自らが携帯する携帯電話によって当該ローカルTV放送を受信することで、当該店舗に関する各種サービス(広告やクーポンの受信等)を入手することができ、便利である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、移動体端末によって無線放送を視聴するユーザにとって適切な無線放送を視聴候補として選択することのできる視聴放送選択方法、移動体端末及び視聴放送選択プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、無線放送の視聴が可能な移動体端末が実行する視聴放送選択方法であって、無線放送を視聴するユーザからの指示に応じ、当該無線放送の識別情報と、前記指示がなされた時刻及び曜日の少なくともいずれか一方とを関連付けて記憶装置に記録する視聴履歴記録手順と、前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、当該識別情報に関連付けられて記録されている時刻の値が現在の時刻の値の所定の範囲内にある場合、又は当該識別情報に関連付けられて記録されている曜日が現在の曜日に一致する場合に、当該無線放送を視聴候補として選択する視聴候補選択手順とを有することを特徴とする。
このような視聴放送選択方法では、移動体端末によって無線放送を視聴するユーザにとって適切な無線放送を視聴候補として選択することができる。
本発明によれば、移動体端末によって無線放送を視聴するユーザにとって適切な無線放送を視聴候補として選択することのできる視聴放送選択方法、移動体端末及び視聴放送選択プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態では、移動体端末の具体例として携帯電話を採用し、無線放送の具体例としてローカルTV(テレビ)放送を採用した例を説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるローカルTV放送システムの構成例を示す図である。図1において、ローカルTV放送システム1は、携帯電話10、ローカルTV送信機20、ローカルTV放送コンテンツサーバ30、及びコンテンツ40等より構成されている。
コンテンツ40は、ローカルTV放送のコンテンツそのものであり、その記録形態はローカルTV放送コンテンツサーバ30が利用できるものであれば限定されない。ローカルTV放送コンテンツサーバ30は、コンテンツ40の管理を行い、コンテンツ40をローカルTV送信機20に供給するコンピュータである。ローカルTV送信機20は、コンテンツ40をローカルTV放送波として出力する送信機である。携帯電話10は、TV放送の受信機能が搭載されている携帯電話であり、ローカルTV送信機20より出力されるローカルTV放送を受信し、視聴させることができる。
ここで、ローカルTV放送とは、街頭における店舗等に設置された送信機より出力されるテレビ放送をいう。その内容(コンテンツ)は所定のものに限定されないが、例えば、ローカルTV放送を出力する店舗の広告情報や販売促進情報等が好適なものとして想定される。本実施の形態においてローカルTV送信機20は、商店街等の街頭の店舗や、百貨店等の各売り場に設置されていることとする。ローカルTV放送コンテンツサーバ30及びコンテンツ40は、ローカルTV送信機20等と共に各店舗等に設置されていてもよいし、コンテンツ40の管理が一括して所定の企業に委託されているのであれば、当該企業において管理されていてもよい。
図2は、商店街におけるローカルTV放送の様子を示す図である。図2では、店舗A、店舗B、及び店舗Cが道路rの両脇に配置されている例が示されている。各店舗を囲むように描かれている破線による楕円a、楕円b、楕円cは、それぞれ店舗A、店舗B、店舗Cより出力されるローカルTV放送の出力範囲(受信可能範囲)を示す。例えば、携帯電話10のユーザが道路rを歩行中に、いずれかの楕円で示される領域に入ると、当該楕円に係る店舗のローカルTV放送を携帯電話10によって視聴することができる。したがって、各店舗は、当該店舗の広告情報やクーポン等の販売促進情報をローカルTV放送によって放送することで、集客数の増加を期待することができる。また、携帯電話10のユーザは、ローカルTV放送によってかかる情報を視聴することにより、自らにとって、いわゆるお得な情報等を容易に入手することができる。なお、各ローカル放送のチャンネルは異なっている。したがって、図2において二つ以上の楕円が重なり合う領域では当該楕円に係る複数のローカルTV放送の視聴が可能であるが、かかる領域における歩行者は、チャンネルを切り換えることによって、自分に興味のあるローカル放送を視聴することができる。
次に、携帯電話10の詳細について説明する。図3は、本発明の実施の形態における携帯電話のハードウェア構成例を示す図である。図3において、携帯電話10は、ROM101、不揮発性RAM102、RAM103、CPU104、通信インタフェース105、表示装置106、入力装置107、TVチューナ108、タイマー109、及び位置検出装置110等を有するように構成される。
携帯電話10に後述される処理を実行させるプログラムは、ROM101又は不揮発性RAM102にインストールされる。例えば、当該プログラムが、携帯電話10の出荷時に予めインストールされる場合はROM101に格納されるのが一般的である。また、当該プログラムが通信インタフェース装置105を介した無線通信によってインターネット等を介してダウンロードされて利用される場合は、不揮発性RAM102に格納される。なお、ROM101や不揮発性RAM102には、当該プログラム以外に、当該プログラムが用いる各種データも格納され得る。RAM103は、プログラムの起動指示があった場合に、ROM101又は不揮発性RAM102から読み出されたプログラム等を格納する。CPU104は、RAM103に格納されたプログラムに従って携帯電話10に係る後述される機能を実行する。通信インタフェース装置105は、無線通信を行うためのアンテナや無線通信モジュール等が含まれる。表示装置106は、TVチューナ108によって受信されるTV放送の表示や、プログラムによって出力される各種情報を表示させる。入力装置107は、ボタン等によって構成され、ユーザからの入力指示を受け付ける。タイマー109は、RTC(Real Time Clock)等、時刻を計時するための装置である。位置検出装置110は、携帯電話10の現在位置を検出するための装置であり、例えば、GPS(Global Positioning System)衛生より電波を受信することにより位置を検出するGPS受信機が相当する。また、ローカルTV送信機20に基づいて位置を把握することが可能であれば(例えば、ローカルTV送信機20ごとにエリア情報を識別することができる場合等)、ローカルTV放送波を出力しているローカルTV送信機20を識別することにより、現在位置を検出するようにしてもよい。
以下、携帯電話10がローカルTV放送を受信する際の処理手順について説明する。図4は、携帯電話におけるローカルTV放送の受信処理を説明するためのフローチャートである。図4の処理の各ステップは、ROM101又は不揮発性RAM102に格納されたプログラムに基づいてCPU104が制御する。
ステップS101において、携帯電話10は、TVチューナ108によって受信されるローカルTV放送のチャンネルをスキャンする。この処理は、常時又は間欠的に行われる。ローカルTV放送が受信される一つ又は複数のチャンネルを検出すると(S102)、視聴履歴情報が存在するか否かを判定する。例えば、図2において、携帯電話10のユーザがいずれかの楕円内に入ると当該チャンネルが検出される。なお、視聴履歴情報とは、Webブラウザにおけるブックマークのような情報に相当し、ローカルTV放送が視聴される度、又はローカルTV放送が視聴された際にユーザからの明示的な登録指示によって番組ごとに不揮発性RAM102に保存される。
当該ユーザが過去に一度もローカルTV放送を視聴したことが無い場合、視聴履歴情報は不揮発性RAM102には存在しない。この場合、ステップS104に進み、例えば、ローカル放送の視聴が可能である旨や、視聴可能なチャンネル番号の一覧を表示装置106に表示させる。但し、視聴可能なチャンネル番号の一覧は、ユーザからの入力に応じて表示させてもよい。ユーザからローカルTV放送の選局を受け付けると、当該チャンネルに係るローカルTV放送によって受信される番組(コンテンツ40)を表示装置106に表示させる。ユーザが、当該番組に興味を持ち、視聴履歴の登録指示を入力すると、当該指示に応じ(S107)、現在表示装置106によって視聴されている番組について視聴履歴情報を不揮発性メモリ102に登録する(S108)。
図5は、ローカルTV放送の視聴履歴情報の構成例を示す図である。図5において、視聴履歴情報には、ユーザによって登録が指示された番組ごとに、放送元識別子、チャンネル、受信位置、受信日時、曜日、業種、業態、営業時間、及び番組内容等が登録されている。放送元識別子は、放送元(当該ローカルTV放送を送信する店舗)を識別するための情報であり、例えば、ローカルTV送信機20の識別子が用いられる。チャンネルは、当該ローカルTV放送が視聴されていたときのチャンネルであり、視聴履歴情報の登録が指示された際にTVチューナ108より取得される。受信位置は、視聴履歴情報の登録が指示された際の携帯電話10の位置情報であり、視聴履歴情報の登録が指示された際に位置検出装置110より取得される。受信日時及び曜日は、当該ローカルTV放送を視聴していた日時又は曜日であり、視聴履歴情報の登録が指示された際にタイマー109より取得される。業種、業態、営業時間は、当該ローカルTV放送を放送していた店舗の業種、業態、又は営業時間であり、当該店舗の業務内容を示す情報の一例である。番組内容は、当該ローカルTV放送のコンテンツの内容を識別するための情報である。なお、放送元識別子、業種、業態、営業時間、及び番組内容については、コンテンツ40に付随してローカルTV放送によって伝送されるものが登録される。すなわち、ローカルTV送信機20は、これらの情報をコンテンツ40に付随させてローカル放送波を出力する。なお、視聴履歴情報は、例えば、通信インタフェース105を介して他のコンピュータに送信することにより、当該他のコンピュータで管理させるようにしてもよい。不揮発性RAM102の記憶容量が足りない場合、効果的である。
一方、携帯電話10の不揮発性RAM102に視聴履歴情報が登録されている場合、すなわち、ユーザが過去に少なくとも一度、視聴履歴の登録を行ったことがある場合(S103でYes)、視聴履歴情報の中から、現在視聴可能なローカルTV放送(以下「視聴可能放送」という。)と放送元識別子(すなわち、店舗)が一致する視聴履歴情報を検索する(S110)。なお、視聴可能放送が複数有る場合は(例えば、図2において、二つ以上の楕円が重なり合う領域にユーザがいる場合が相当する。)、それぞれのローカルTV放送について検索が行われる。したがって、検索結果として複数の視聴履歴情報が検索され得る。
視聴履歴情報が一つも検索されなかった場合(S111でNo)、上述したステップS104以降の処理を実行する。したがって、この場合、ユーザがいずれかの視聴可能放送を視聴し、視聴履歴の登録を行った場合、新たな視聴履歴情報が登録される。
一方、視聴履歴情報が少なくとも一つ検索された場合(S111でYes)、単に、視聴可能放送のチャンネル一覧を提示するのではなく、検索された視聴履歴情報に基づいて、ユーザにとって関心が高いであろうチャンネルを自動的に判別するための処理を実行する。まず、位置検出装置110より現在位置の位置情報を取得し、タイマー109より現在の日時情報を取得する(S112)。続いて、検索されたそれぞれの視聴履歴情報について、その位置情報及び日時情報と現在位置情報及び現在日時情報とを比較することにより、位置情報及び日時情報が現在位置情報及び現在日時情報に近似する視聴履歴情報(以下「近似履歴情報」という。)を抽出する(S113)。
近似するか否かは、例えば、位置情報については現在位置から所定の距離内であるか否かについて判定すればよい。また、日時情報については、現在時刻から前後所定の時間内であるか否かについて判定すればよい。但し、ここでいう時刻の近似は、日付は除外して判定される。すなわち、視聴履歴情報における時刻の値(数値)が現在時刻の値(数値)の所定の範囲内であるか否かであるかによって判定される。例えば、現在時刻が10時15分の場合に、3日前の11時の視聴履歴情報と、1週間前の10時30分の視聴履歴情報とがある場合、後者の方が現在時刻と近似する視聴履歴情報として判定される。なお、所定の範囲内であるか否かは、例えば、前後1又は2時間以内といったように、時間幅の範囲内であるか否かによって判定してもよいし、一日を朝、昼、晩といったような複数の時間帯に分け、その時間帯が一致するか否かによって判定してもよい。
なお、近似履歴情報の抽出には、必ずしも、時刻と位置の双方に基づいて行わなくてもよい。例えば、時刻情報のみに基づいて近似履歴情報を抽出し、位置情報については、後述の優先順位の判定の際に用いてもよい。また、時刻の近似ではなく、曜日の一致に基づいて近似履歴情報を抽出してもよいし、双方を組み合わせてもよい。
近似履歴情報が存在しなかった場合(S114でNo)、ステップS104以降の処理を実行する。近似履歴情報が存在した場合(S114でYes)、抽出された近似履歴情報は一つであるか否かを判定する(S115)。近似履歴情報が一つの場合(S115でYes)、視聴可能放送のチャンネルの中から当該近似履歴情報に対応するチャンネルの視聴を促進するメッセージ等を表示装置106に表示させる(S116)。当該メッセージ等を確認したユーザより当該チャンネルの視聴の指示を受け付けると(S118)、当該チャンネルに係るローカルTV放送のコンテンツ40を表示装置106に表示させる(S119)。なお、ユーザからの視聴の指示を待つことなく、自動的に当該ローカルTV放送を表示させるようにしてもよい。また、自動的に表示させるか否かを設定可能としてもよい。
一方、近似履歴情報が複数抽出された場合(S115でNo)、複数の近似履歴情報について優先順位を判定する(S117)。優先順位の判定は、例えば、現在時刻との近さ、現在位置との近さや、曜日の一致等に基づいて行えばよい。また、それぞれの近似履歴情報に記録されている、業種、業態、営業時間等を考慮してもよい。例えば、現在時刻の時間帯が夜である場合、業種及び業態が夜に関係するもの(例えば、居酒屋)を優先させたり、現在時刻が営業時間内にあるものを優先させたりといった具合である。時刻と業種及び業態との関係については、別途テーブルにおいて管理しておき、その登録情報に基づいて判定すればよい。
続いて、近似履歴情報の優先順位順に、当該近似履歴情報に対応するチャンネルの一覧を表示装置106に表示させ、ユーザにローカルTV放送の視聴を促進する。但し、優先順位が一番のもののみを表示させてもよい。また、優先順位が一番上のものを自動的に視聴させるようにしてもよい。続いて、視聴の指示を受けると(S118)、当該指示に係るチャンネルのローカルTV放送を表示装置106に表示させる(S119)。
上述したように、本実施の形態における携帯電話10によれば、過去にユーザが視聴し、意識的に登録したローカルTV放送を優先的に視聴候補として選択することができる。その際、登録された時刻等と現在の時刻等とが比較され、近似するものが視聴候補とされる。したがって、例えば、繁華街等、多数の店舗から多数のローカルTV放送が出力されているような場所において、ユーザにとって適切なチャンネルを選択して提示することができる。すなわち、かかる場所では、ユーザが過去に登録したローカルTV放送が、複数放送されている可能性がある。かかる場合に、単に、過去に登録されたものだけを視聴候補として提示しただけでは、ユーザにとって煩雑さが感じられるほど多数の候補が提示される可能性がある。本発明によれば、登録時の時刻等を考慮して視聴候補を選択することで視聴候補が絞り込まれるため、ユーザにとって関心が高い店舗のTV放送を視聴候補として提示することができる。
ここで、過去に登録した時刻と現在の時刻との近似によって視聴候補を選択することの妥当性について説明する。図2に示される商店街において、楕円a、b及びcの重複する領域(すなわち、店舗A、B及びCのいずれのローカルTV放送をも受信可能な領域)にユーザが朝の時間帯に居た場合、ユーザは、店舗Aの放送を視聴し、視聴履歴情報に登録したとする。次に、当該ユーザが、当該領域に夜の時間帯に居た場合、ユーザは、店舗Bの放送を視聴し、視聴履歴情報に登録したとする。このような場合、当該ユーザは、朝の時間帯には店舗Aに興味があり、夜の時間帯には店舗Bに興味があるものと考えられる。そこで、次回ユーザが当該領域に来た場合、その時刻が朝の時間帯であれば店舗AのローカルTV放送を視聴候補として提示してあげれば、ユーザの興味又はライフスタイルに即したサービスを提供するものができると考えられる。
また、曜日の近似によって視聴候補を選択する場合についても同様のことが言える。すなわち、ユーザが月曜日には店舗Aの放送を視聴し、視聴履歴情報に登録したとする。また、水曜日には店舗Bの放送を視聴し、視聴履歴情報に登録したとする。このような場合、当該ユーザは、月曜日には店舗Aに興味があり、火曜日には店舗Bに興味があるものと考えられるからである。
このように、時刻の近似や曜日の近似によって視聴候補を選択することで、ユーザのライフスタイルに即した放送を提示することができる。
なお、図3では、TVチューナ108が一つしか搭載されていないように示されているが、TVチューナ108は二つ以上搭載されていてもよい。例えば、二つ搭載されていれば、ユーザが一方のTVチューナによって一般的なテレビ番組を視聴中でも、他方TVチューナによってローカルTV放送のチャンネルスキャンを実行し、図4における処理を実行することができる。
また、本実施の形態では、携帯電話を移動体端末の具体例として説明したが、本発明の適用範囲は携帯電話に限られない。PDA(Personal Digital Assistance)や、カーナビ等、無線波が受信できる移動体端末であれば、本発明を効果的に適用することができる。
また、本実施の形態では、視聴する情報はTVローカル放送により送受信されるものとして説明したが、本発明の適用範囲はTVローカル放送波に限られるものではなく、音声や画像などの情報を送受信できる無線通信形態であれば、どのような無線波であっても構わない。その場合には、図3で示したTVチューナ108は、TV放送波ではなく、無線波を受信するための機能を実行する構成によって置換されることになる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1) 無線放送の視聴が可能な移動体端末が実行する視聴放送選択方法であって、
無線放送を視聴するユーザからの指示に応じ、当該無線放送の識別情報と、前記指示がなされた時刻及び曜日の少なくともいずれか一方とを関連付けて記憶装置に記録する視聴履歴記録手順と、
前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、当該識別情報に関連付けられて記録されている時刻の値が現在の時刻の値の所定の範囲内にある場合、又は当該識別情報に関連付けられて記録されている曜日が現在の曜日に一致する場合に、当該無線放送を視聴候補として選択する視聴候補選択手順とを有することを特徴とする視聴放送選択方法。
(付記2) 前記視聴履歴記録手順は、前記指示がなされた位置情報を前記識別情報と関連付けて記録し、
前記視聴候補選択手順は、前記視聴履歴記録手順において前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、更に、当該識別情報に関連付けられて記録されている位置情報が現在位置の所定の範囲内の位置を示すものである場合に当該無線放送を視聴候補として選択することを特徴とする付記1記載の視聴放送選択方法。
(付記3) 前記視聴履歴記録手順は、前記無線放送に含まれている当該無線放送の放送元の業務内容に関する業務情報を当該無線放送の前記識別情報に関連付けて記録し、
前記無線放送選択手順は、前記視聴履歴記録手順において前記識別情報が記録された無線放送が複数受信されるときに、前記業務情報に基づいて当該複数の無線情報に対する優先順位を判定することを特徴とする付記1又は2記載の視聴放送選択方法。
(付記4) 前記業務情報は、前記放送元の業種、業態、及び営業時間の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする付記3記載の視聴放送選択方法。

(付記5) 前記視聴候補選択手順において選択された無線放送の視聴を促進するための情報を前記移動体端末の表示装置に表示させることを特徴とする付記1乃至4いずれか一項記載の視聴放送選択方法。
(付記6) 前記視聴候補選択手順において選択された無線放送を前記移動体端末の表示装置に自動的に表示させることを特徴とする付記1乃至5いずれか一項記載の視聴放送選択方法。
(付記7) 無線放送の視聴が可能な移動体端末であって、
無線放送を視聴するユーザからの指示に応じ、当該無線放送の識別情報と、前記指示がなされた時刻及び曜日の少なくともいずれか一方とを関連付けて記憶装置に記録する視聴履歴記録手段と、
前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、当該識別情報に関連付けられて記録されている時刻の値が現在の時刻の値の所定の範囲内にある場合、又は当該識別情報に関連付けられて記録されている曜日が現在の曜日に一致する場合に、当該無線放送を視聴候補として選択する視聴候補選択手段とを有することを特徴とする移動体端末。
(付記8) 付記1乃至6いずれか一項記載の視聴放送選択方法を移動体端末に実行させるための視聴放送選択プログラム。
本発明の実施の形態におけるローカルTV放送システムの構成例を示す図である。 商店街におけるローカルTV放送の様子を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話のハードウェア構成例を示す図である。 携帯電話におけるローカルTV放送の受信処理を説明するためのフローチャートである。 ローカルTV放送の視聴履歴情報の構成例を示す図である。
符号の説明
1 ローカルTV放送システム
10 携帯電話
20 ローカルTV送信機
30 ローカルTV放送コンテンツサーバ
40 コンテンツ
101 ROM
102 不揮発性RAM
103 RAM
104 CPU
105 通信インタフェース
106 表示装置
107 入力装置
108 TVチューナ
109 タイマー
110 位置検出装置

Claims (5)

  1. 無線放送の視聴が可能な移動体端末が実行する視聴放送選択方法であって、
    無線放送を視聴するユーザからの指示に応じ、当該無線放送の識別情報と、前記指示がなされた時刻及び曜日の少なくともいずれか一方とを関連付けて記憶装置に記録する視聴履歴記録手順と、
    前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、当該識別情報に関連付けられて記録されている時刻の値が現在の時刻の値の所定の範囲内にある場合、又は当該識別情報に関連付けられて記録されている曜日が現在の曜日に一致する場合に、当該無線放送を視聴候補として選択する視聴候補選択手順とを有することを特徴とする視聴放送選択方法。
  2. 前記視聴履歴記録手順は、前記指示がなされた位置情報を前記識別情報と関連付けて記録し、
    前記視聴候補選択手順は、前記視聴履歴記録手順において前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、更に、当該識別情報に関連付けられて記録されている位置情報が現在位置の所定の範囲内の位置を示すものである場合に当該無線放送を視聴候補として選択することを特徴とする請求項1記載の視聴放送選択方法。
  3. 前記視聴履歴記録手順は、前記無線放送に含まれている当該無線放送の放送元の業務内容に関する業務情報を当該無線放送の前記識別情報に関連付けて記録し、
    前記無線放送選択手順は、前記視聴履歴記録手順において前記識別情報が記録された無線放送が複数受信されるときに、前記業務情報に基づいて当該複数の無線情報に対する優先順位を判定することを特徴とする請求項1又は2記載の視聴放送選択方法。
  4. 無線放送の視聴が可能な移動体端末であって、
    無線放送を視聴するユーザからの指示に応じ、当該無線放送の識別情報と、前記指示がなされた時刻及び曜日の少なくともいずれか一方とを関連付けて記憶装置に記録する視聴履歴記録手段と、
    前記識別情報が記録された無線放送が受信されるときに、当該識別情報に関連付けられて記録されている時刻の値が現在の時刻の値の所定の範囲内にある場合、又は当該識別情報に関連付けられて記録されている曜日が現在の曜日に一致する場合に、当該無線放送を視聴候補として選択する視聴候補選択手段とを有することを特徴とする移動体端末。
  5. 請求項1乃至3いずれか一項記載の視聴放送選択方法を移動体端末に実行させるための視聴放送選択プログラム。
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