JP2007323222A - 作業動作分析方法、作業動作分析装置および作業動作分析プログラム - Google Patents

作業動作分析方法、作業動作分析装置および作業動作分析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業動作分析装置の操作性を向上させ、作業動作分析の作業効率を向上させる。
【解決手段】本発明の作業動作分析装置では、分析オペレータは動画表示領域105に再生される作業者の作業動作を閲覧し、その作業動作を作業動作要素および動作区分に分割するときには、分割する直前の作業動作に応じて分類ボタン120、完了ボタン130をクリックできるようにした。また、同じ表示画面100内に作業動作要素分析情報表示領域150を設け、作業動作要素分析情報を表示した。作業動作要素の入れ替え、グループ化、再分割を行うためのボタン141〜146を設け、作業動作要素分析情報を容易に修正できるようにした。工程内比較ボタン103、工程間比較ボタン104を設け、作業動作要素分析情報に係る統計処理情報を生成し、表示するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、作業工程などにおける作業者の動作の有効度、熟練度、問題点などを分析するための作業動作分析方法、作業動作分析装置および作業動作分析プログラムに関する。
1人または、複数の作業者が部品の供給、加工、組立、梱包等の作業を、人手により実行するような現場では、作業手順の最適化をし、標準的な作業時間を見積もりこれに収束させていくことが生産管理の観点から必要である。非特許文献1では、作業にかかる時間を見積もる方法として、作業速度の格付け(レーティング)としてレーティング係数を用いて、正常速度に換算することが示されている。作業者は熟練度、年齢、性別等により作業速度は異なっている。例えば、技量の劣る作業スピードの遅い作業者については、レーティング係数を実作業時間に掛けて標準的な作業時間を求める手法である。
作業手順を最適化し、標準的な作業時間をシミュレートするものとして、実作業を映像データに残した上で分析するものが、特許文献1および非特許文献2(特許文献1に対応するシステム)に開示されている。映像データを細分化して、より小さな動作単位のデータにグルーピングし、このグルーピングされた個々の動作データについて、個々の作業者による作業効率を考慮して作業速度を調整することにより、人間の動作の画像再生スピードが標準的な作業者の動作画像の如く修正される。これらの調整済みの動作データを、ある最適化された作業手順のシナリオに基づき、適宜、組み合わせることにより、その特定の作業手順につき、標準的な作業者が実行する様子を動画によりシミレーションすることができる。
このようなシミュレーション結果を生産管理者から末端の作業者まで共有することにより、最適化されたシナリオに基づいた作業スピードおよび作業手順を理解させ、作業者をトレーニングすることが可能となる。
特許文献1および非特許文献2においては、作業対象が設置前のプラントであり、そのプラントの3次元CAD(Computer Aided Design)情報に基づき作業をシミュレートするものであるため、作業員の動作データは、ある時間間隔でサンプリングされ、アニメーション化されている。一方、実映像そのもので、一連の作業映像をある作業の変わり目で分割するものが、特許文献2に開示されている。これは、ディスプレイ上に、ビデオ画像を表示するエリアと作業種別を特定するボタンを表示するエリアを設けて、マウスでボタンをクリックすることにより作業種別の名称を付けて映像を分割していく。この技術は、ビデオテープそのものの映像データを使用するものであるが、最近のコンピュータの高度化、ハードディスクの大容量化、画像圧縮技術の普及により、ビデオテープに頼らずとも、画像データをパーソナルコンピュータ上のMPEG(Moving Picture Expert Group)データとして平易に分割編集することが可能となってきている。
川島正治 著、「作業研究と作業管理」、初版、日本能率協会、昭和54年4月30日、p.303−311 好永俊昭、他3名、「原子力発電プラントコンストラクションCAEシステム」、日立評論、日立評論社、平成2年10月、第72巻、第10号、p.27−38 特開平6−168246号公報 特開平6−231137号公報
実映像をビデオテープあるいはMPEGデータとして再生する場合、特許文献1の場合のサンプリングと違って、作業を分析するオペレータは、眼前で刻々と変化していく動作に対峙しなければならない。
特許文献2では、ビデオ画像を見て、ある時刻T1で作業細目名を選択し、画像の再生を続け、作業の変わり目で次々とマウスでクリックして作業細目名を選択してこれから再生される作業画像を定義した上で、作業画像を分割していく。従って、ある作業細目の作業に要した時間Tは、その作業細目の作業細目名が時刻T1で選択され、次の作業細目名が時刻T2で選択されたとすると、T2−T1により求められることになる。
しかしながら、その操作においては、作業の分析オペレータは、これから閲覧する作業者の動作についてその作業を識別する情報を入力しなければならないが、オペレータの予想に反し作業者の動作が異なったものである場合には、一部を巻き戻して閲覧したりする必要がある。このようなことを回避するには、予め、一通りビデオ画像を見て作業者の行動を理解したうえで、分析を開始しなければならない。
以上の従来技術の問題に鑑み、本発明の目的は、同じ作業者が同じ作業動作を多数回繰り返したときなどの作業動作の動画情報を効率よく分析することができ、また、その分析によって取得された数値データを統計処理し、その統計処理した数値データを活用することができ、かつ、作業動作の分析オペレータにとって快適な操作性を実現することができる作業動作分析方法、作業動作分析装置および作業動作分析プログラムを提供することにある。
表示装置と記憶装置と処理装置とを含み、動画として取得された作業者の一連の作業動作を複数の動作区分に分割する作業動作分析方法において、前記処理装置は、複数種の動作区分のそれぞれを識別する識別情報が個別に割当てられた複数の動作区分分類ボタンを前記表示装置に表示し、前記取得された動画を前記表示装置で再生し、前記再生された動画を閲覧したオペレータによって、ある特定の動作区分分類ボタンが選択されたとき、当該動作区分分類ボタンで定義される動作区分識別情報を、その動作区分分類ボタンの選択直前までに再生されていた作業の動画に対して割り付け、当該特定の動作区分分類ボタンが選択されたときに表示されている動画の位置を、前記動作区分識別情報が割り付けられた動作区分の終了位置として記憶し、前記記憶装置に記憶されている前回の動作区分の終了位置を、または、前回の動作区分の終了位置が存在しないときには、前記作業動作の動画の再生開始位置を当該動作区分の開始位置とし、前記作業動作を動作区分に分割することを特徴とする。
ここで、作業動作とは、個々の作業者あるいはグループの作業者が人手を介して行なう一連の工程の作業者の動作をいい、生産現場のセルや屋台方式、あるいは、コンベアラインのような細分化された分割作業での動作をも含む。また、作業動作要素とは、例えば、「ネジ止めする材料を取り出す」、「ネジを締める」、「ラベルシールを貼る」など、前記の作業動作を構成する単位となる動作一つ一つをいう。また、動作区分とは、作業動作要素をその動作状態によってさらに細かく「有効動作」、「無効動作」などに区分した動作部分をいうが、広義には、分析を行う際に事前にその名称を固定的に定義可能な動作をいう。
本発明によれば、作業の分析オペレータは、閲覧したばかりの作業者の動作について、その動作区分を識別する情報を入力することができるので、従来は問題となっていた、作業者が分析オペレータの予想に反する行動をしたために、動画を一部前に遡って再生しなければならないような事態は、ほとんど生じ得ない。従って、作業を記録した動画の分析を開始する前にその動画を一通り見ておき、作業者の行動を予め確認しておく手間を省くことができる。
本発明により、作業動作分析装置の操作性を向上させることができ、その作業動作分析装置を用いた作業動作分析の作業効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜、図面を参照しながら詳しく説明する。
<作業動作分析装置の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る作業動作分析装置の構成の例を示した図である。図1に示すように、作業動作分析装置10は、処理部1、記憶部2、表示部3、操作入力部4などを含んで構成される。
ここで、処理部1は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit:図示せず)、実行時のプログラムやそのプログラムの実行に伴う情報などを一時的に記憶する半導体のRAM(Random Access Memory:図示せず)などを含んで構成される。そして、その処理部1には、本実施形態の場合、作業動作分割処理部11、作業動作比較表示処理部12、工程内比較作業動作処理部13、工程間比較作業動作処理部14、ショートカットキー設定処理部15などの機能処理ブロックが構成されている。なお、これらの機能処理ブロックの機能は、前記のCPUが前記のRAMなどに記憶されている所定のプログラムを実行することによって実現される。
また、記憶部2は、通常、ハードディスク装置(図示せず)などの不揮発性記憶装置によって構成され、非実行時のプログラムや、前記処理部1が所定のプログラムを実行するときに必要となる情報やその所定のプログラムを実行することによって生成される情報を記憶する。本実施形態の場合、記憶部2には、作業動作動画記憶部21、作業動作分割情報記憶部22、作業動作要素分析情報記憶部23、ショートカットキー設定情報記憶部24などを含んで構成される。各情報記憶部に記憶される情報の構成については後記する。
また、表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)などによって構成され、あらかじめビデオカメラなどで撮影された作業者の作業動作の動作動画を再生するのに用いられるとともに、処理部1によって生成される種々の情報を、適宜、表示する。また、操作入力部4は、キーボードやマウスなどによって構成され、表示部3で再生された作業動作動画を分析するオペレータ(以下、分析オペレータという)が必要な情報を処理部1に入力するのに用いられる。
<作業動作分割処理部の基本機能>
図2は、本発明の実施形態に係る作業動作分析装置における作業動作分割処理部によって表示される表示画面の例を示した図である。以下、図2〜図5を参照しながら、作業動作分割処理部11の基本機能について説明する。
まず、作業動作分析装置10に電源が投入され、その作業動作分析装置10の初期化が行われると、処理部1のCPU(以下、単に処理部1という)は、その初期表示画面として、例えば、図2に示したような表示画面100を表示する。ただし、この時点では、表示領域の一部(動画表示領域105、作業動作要素分析情報表示領域150など)は、外枠だけが表示され、その内容は表示されない。
図2に示した動作分割ボタン101、動作比較ボタン102、工程内比較ボタン103、工程間比較ボタン104、ショートカット設定ボタン160は、それぞれ図1における処理部1を構成する作業動作分割処理部11、作業動作比較表示処理部12、工程内比較作業動作処理部13、工程間比較作業動作処理部14、ショートカットキー設定処理部15の処理の起動が対応付けられている。
また、表示画面100には、ファイル設定ダイアログボックス110が表示され、さらに、そのファイル設定ダイアログボックス110には、動画ファイルの名称を入力する入力ボックス111と、その動画ファイルを開くための実行ボタン112と、プロジェクトファイルの名称を入力する入力ボックス113と、そのプロジェクトファイルを開くための実行ボタン114と、そのプロジェクトファイルを保存するための保存ボタン115が設けられている。
ここで、動画ファイルとは、工程の作業者の作業動作をビデオカメラなどで撮影した動画を収録したファイルであり、例えば、MPEGなどのフォーマットを有するデータで構成される。なお、1つの動画ファイルには、通常、ある1人または複数の作業者がある工程の作業動作を複数回繰り返して行う模様が収録されている。その動画ファイルは、作業動作分析装置10の作業動作動画記憶部21に記憶される。
また、プロジェクトファイルとは、前記の動画ファイルに収録されている作業者の作業動作について、作業動作分析装置10によってその作業動作を作業動作要素および動作区分に分割し、分割した作業動作分割情報を記憶しておくファイルである。従って、そのプロジェクトファイルには、作業動作の分割の対象とされた動画ファイルが少なくとも1つ対応付けられる。なお、プロジェクトファイルは、それが作成されるときには、処理部1に含まれるRAMに記憶されるが、前記の入力ボックス113にそのプロジェクトファイルの名称を入力後、保存ボタン115をクリックすると、ハードディスク装置などで構成された記憶部2の作業動作分割情報記憶部22に保存される。
そこで、分析オペレータは、作業者の作業動作動画の動作分析を行うときには、その作業動作を収録した動画ファイルの名称を入力ボックス111に入力し、実行ボタン112をクリックする。そうすると、動画表示領域105には、その名称の動画ファイルに収録された動画が表示されることになる。
次に、分析オペレータが動画制御ボタン107の動画の再生開始ボタン(右向きの黒三角ボタン)をクリックすると、処理部1は、入力ボックス111で指定された動画ファイルの動画の再生を開始する。このとき、動画の再生スピードは、分析オペレータが再生スピード設定入力ボックス108に、適宜、再生スピードの数値を入力することによって設定することができる。そのとき、動画制御ボタン107の構成は、通常の動画表示プログラムが表示するものと同様のものであり、例えば、縦に2本の棒が付された停止ボタンと黒三角が付された再生制御ボタンとがある。なお、再生制御ボタンは、黒三角の向きによって再生の順方向または逆方向を示し、それぞれの方向について連続再生、1コマ送り、0.2秒送り、1サイクル送りを制御するボタンが設けられている。
次に、処理部1が、表示画面100の動画表示領域105において、作業動作の動画の再生を開始すると、分析オペレータは、その作業動作の動画を閲覧しながらその作業動作を、作業動作要素や動作区分に分割する。その作業動作の分割に際して、分析オペレータは、分類ボタン120および完了ボタン130を主に使用する。
ここで、表示画面100には、分類ボタン120として、準備ボタン121と無視ボタン122と有効ボタン123と無効ボタン124とが設けられている。その準備ボタン121は、そのボタンをクリックする直前までの動作が工程の作業動作を行うときの準備動作であることを示すボタンである。また、無視ボタン122は、そのボタンをクリックする直前までの動作が当該工程の作業動作に関係のない動作であることを示すボタンである。また、有効ボタン123は、そのボタンをクリックする直前までの動作が、ある作業動作要素をその作業動作要素の目的に照らして有効動作と判断される動作であることを示すボタンである。また、無効ボタン124は、そのボタンをクリックする直前までの動作が、ある作業動作要素をその作業動作要素の目的に照らして無効動作と判断される動作であることを示すボタンである。
また、表示画面100には、完了ボタン130として、要素完ボタン131とサイクル完ボタン132とが設けられている。その要素完ボタン131は、分類ボタン120が1回以上クリックされた後クリックされ、そのクリックによって1の作業動作要素が完了したことを示す。また、サイクル完ボタン132は、要素完ボタン131が1回以上クリックされた後クリックされ、そのクリックによって工程における1回の作業動作が完了したことを示す。なお、本明細書では、工程において繰り返し行われる作業動作の1回の作業動作を1サイクルの作業動作という。
図3は、本実施形態に係る作業動作分析装置において作業動作を動作区分と作業動作要素とに分割するときの操作手順の例を示した図である。すなわち、分析オペレータは、動画表示領域105に表示される作業動作動画を閲覧しながら、分類ボタン120および完了ボタン130を、例えば、図3に示す順序でクリックすることによって、作業動作を作業動作要素と動作区分とに分割する。
図3において、作業動作動画の再生が開始されたとき、その動画の最初の部分に当該工程の作業動作に関係のない動画(例えば、動画を編集したときのつなぎの部分など)が含まれていた場合には、分析オペレータは、その当該工程の作業動作に関係のない動画部分が終了した時点で無視ボタン122をクリックする(ステップS01)。その場合には、処理部1は、その無視ボタン122によって分割された作業動作動画部分を不要部分とみなし、その後の処理においては、その無視した部分を当該工程の作業動作に含まれないものとして取り扱う。
次に、分析オペレータは、作業動作動画の中で作業者が当該工程の作業動作を行うための準備動作が終了した時点で、準備ボタン121をクリックし、さらに続けて要素完ボタン131をクリックする(ステップS02)。その場合には、処理部1は、先に無視ボタン122がクリックされ、今回準備ボタン121がクリックされるまでの作業者の作業動作部分を、「準備動作」の動作区分とし、また、併せて、その部分の作業動作を「準備」という第1番目の作業動作要素(作業動作要素#1)とする。
次に、分析オペレータは、前記準備動作に後続する作業者の作業動作を無効動作と判定したときには、その無効動作が終わった時点で無効ボタン124をクリックする(ステップS03)。そして、次にその有効動作が無効動作に変わった時点で有効ボタン123をクリックし、続けて、要素完ボタン131をクリックする(ステップS04)。この場合には、処理部1は、先に準備ボタン121がクリックされてから今回無効ボタン124がクリックされるまでの作業動作部分を、「無効動作」の動作区分とする。また、その無効ボタン124がクリックされてから有効ボタン123がクリックされるまでの作業動作動画部分を、「有効動作」の動作区分とする。そして、これらの「無効動作」および「有効動作」を併せて、第2番目の作業動作要素(作業動作要素#2)とする。そして、その作業動作要素#2に、例えば、「材料セット」とういう名称(識別情報)を付す。ただし、分析オペレータは、その作業動作要素の名称を付す入力操作を、サイクル完ボタン132をクリックする前であればいつでも行うことができる(なお、同様の作業動作要素の名称の入力操作を行うことができるタイミングは、以下において同じ)。
さらに、分析オペレータは、後続する動作動画部分について同様の操作をする(ステップS05,S06,S07)。その場合には、処理部1は、その作業動作動画の後続する部分に同様に「無効動作」、「有効動作」および「無効動作」の動作区分とし、それらの「無効動作」、「有効動作」および「無効動作」の動作区分を併せて、第3番目の作業動作要素(作業動作要素#3)とし、その作業動作要素#3に、例えば、「ネジ締め」という名称を付す。
また、さらに、分析オペレータは、後続する動作動画部分について同様の操作をする(ステップS08,S09)。その場合には、処理部1は、その作業動作動画の後続する部分に同様に「有効動作」および「無効動作」の動作区分とし、それらの「有効動作」および「無効動作」の動作区分を併せて、第4番目の作業動作要素(作業動作要素#4)とし、その作業動作要素#4に、例えば、「材料リセット」とういう名称を付す。
そして、表示画面100上で再生された作業者の動作動画において、一連の作業動作要素からなる工程の作業動作(1サイクルの作業動作)が終了したときには、分析オペレータは、サイクル完ボタン132ボタンをクリックする。その場合には、処理部1は、所定の工程の1サイクルの作業動作が完了したことを認識し、プロジェクトファイルの作業動作分割情報などに付すサイクルシーケンス番号を1つ増加させる。また、そのときには、作業動作要素分析情報表示領域150における開始および終了の時間位置情報、有効および無効の集計時間情報、並びに、累積時間情報の表示を消去する。
その後、表示画面100において再生される作業動作は、第2サイクルの作業動作になるので、分析オペレータは、その作業動作に応じて、準備ボタン121をクリックし(ステップS10)、……と、第1サイクルの作業動作の場合とほぼ同様の手順で分類ボタン120および完了ボタン130をクリックする。
なお、以上の図3に示した手順では、作業動作動画の再生を一時停止する一時停止ボタン140は使用しないものとしているが、一時停止ボタン140を使用するとしても構わない。その場合には、分析オペレータは、一時停止ボタン140をクリックし、作業動作動画の再生が停止している間に、余裕をもって、分類ボタン120や完了ボタン130をクリックすることができる。
図4は、本実施形態においてプロジェクトファイルとして記憶される作業動作分割情報のレコード構成の例を示した図である。図4に示すように、作業動作分割情報のレコードは、サイクルシーケンス番号、動作グループ番号、動作グループ名称、動作要素シーケンス番号、動作要素名称、動作区分識別番号(動作区分名称)、動作開始時刻位置、動作終了時刻位置、再生スピード、再生スキップ情報、レーティング情報などの情報を含んで構成される。
処理部1は、この作業動作分割情報の1レコード(1行のデータ)を分類ボタン120(図2参照)がクリックされたときに生成する。すなわち、処理部1は、分類ボタン120のいずれかがクリックされたときに、動画表示領域105に表示されている作業動作動画の位置情報を、その作業動作動画が再生開始されてからの再生経過時間の情報として取得する。そして、その取得した位置情報を動作区分の分割位置情報、すなわち、動作終了時刻位置とする。また、処理部1は、そのときの動作区分を識別する情報として、クリックされた分類ボタン120、つまり、準備ボタン121か、無視ボタン122か、有効ボタン123か無効ボタン124かに応じて、その識別番号または名称を付す。なお、動作開始時刻位置は、前回の分類ボタン120のクリックに際して得られた動作区分の分割位置情報である。
図4において、サイクルシーケンス番号は、当該動画ファイルに収録されている作業者の作業動作のサイクルに付されたシーケンス番号である。また、動作要素シーケンス番号は、各作業動作サイクルを構成する作業動作要素に付されたシーケンス番号、動作要素名称は、その作業動作要素に付された名称(識別情報でもよい)である。また、動作区分識別番号(動作区分名称)は、動作区分を識別する情報である。また、動作開始時刻位置および動作終了時刻位置は、前記に説明した通りである。なお、動作グループ番号、動作グループ名称、再生スピード、再生スキップ情報およびレーティング情報の説明については後記する。
図5は、本実施形態に係る作業動作分析装置において作業動作要素分析情報記憶部23に記憶される作業動作要素分析情報の構成の例を示した図である。図5に示すように、作業動作要素分析情報のレコードは、サイクルシーケンス番号、動作グループ番号、動作グループ名称、動作要素シーケンス番号、動作要素名称、動作開始時刻位置、動作終了時刻位置、有効時間、無効時間、累積時間、再生スピード、再生スキップ情報、レーティング情報などの情報を含んで構成される。処理部1は、この作業動作要素分析情報の1レコード(1行のデータ)を前記要素完ボタン131がクリックされたときに生成する。
図5において、作業動作要素分析情報のレコードを構成する大部分の情報は、作業動作分割情報のレコードを構成する情報と同じである。相違は、作業動作要素分析情報には、動作区分に係る情報がなく、代わりに有効時間、無効時間および累積時間があることである。これは、作業動作分割情報の1レコードが、前記分類ボタン120がクリックされたときに作成され、作業動作要素分析情報の1レコードが、前記要素完ボタン131がクリックされたときに作成されることによる。すなわち、作業動作要素分析情報は、当該作業動作要素を構成する動作区分に含まれる情報、つまり、作業動作分割情報を集計した情報となっている。ちなみに、作業動作要素分析情報の有効時間は、当該作業動作要素を構成する動作区分のうち、有効動作に分割された動作の動作時間を集計した時間であり、また、無効時間は、無効動作に分割された動作の動作時間を集計した時間である。また、累積時間は、当該サイクルにおいて各動作要素の有効時間と無効時間とを累積した値である。
処理部1は、以上に説明した作業動作要素分析情報を、その1レコードの情報が生成されるたびに、表示画面100の作業動作要素分析情報表示領域150に表示する。そして、その「No」の欄には、動作要素シーケンス番号を表示し、サイクル情報入力ボックス151には、サイクルシーケンス番号を表示する。
続いて、作業動作要素分析情報表示領域150を用いた情報の入力について、説明しておく。分析オペレータが、最初のサイクルの作業動作を分析するとき、前記要素完ボタン131をクリックしただけでは、作業動作要素分析情報表示領域150に表示される作業動作要素分析情報の「動作要素名称」の欄には何も表示されない。この時点では、作業動作要素名称が入力されていないからである。そこで、本実施形態の作業動作分析装置10では、作業動作要素分析情報表示領域150の「動作要素名称」の欄は、作業動作要素名称を入力するための入力ボックスとして使用可能なように設計されている。すなわち、分析オペレータは、その「動作要素名称」の欄から作業動作要素名称を入力することができる。
分析オペレータがその「動作要素名称」の欄に作業動作要素名称を入力するタイミングは、作業動作を作業動作要素に分割するための要素完ボタン131がクリックされた後、サイクル完ボタン132がクリックされる前であればいつでも構わない。すなわち、分析オペレータは、例えば、要素完ボタン131をクリックした後にその都度、作業動作要素名称を入力してもよく、また、サイクル完ボタン132をクリックする前までに、そのサイクルに含まれる作業動作要素名称をまとめて入力するようにしてもよい。なお、分析オペレータが作業動作要素名称を入力するときには、他のボタンまたはキー入力との干渉を防止するために、一時停止ボタン140をクリックして、再生中の作業動作動画を一時停止させる。
以上のように、分析オペレータが、サイクル完ボタン132をクリックする前までに、第1サイクルの作業動作要素についての作業動作要素名称の入力を終えていた場合には、処理部1は、第2サイクル以降、作業動作要素分析情報を作業動作要素分析情報表示領域150に表示するとき、その「動作要素名称」の欄には、第1サイクルの動作要素シーケンスと同じシーケンスでその作業動作要素名称を表示する。こうすることによって、分析オペレータは、第2サイクル以降、作業動作要素名称を入力する必要がなくなるので、分析オペレータの操作の負担を軽減することができる。
なお、同じ作業者が同じ工程の作業動作を繰り返し行う場合には、その作業動作要素のシーケンスはほとんど同じであると考えてよいが、たまたま、そのシーケンスを間違えたり、故意に変えたりすることがある。その場合のために、作業動作分析装置10の表示画面100には、入れ替えボタン141が設けられている。すなわち、分析オペレータが、作業動作要素分析情報表示領域150に表示された作業動作要素分析情報のうち、連続する2つの動作要素名称の欄を選択した後、入れ替えボタン141をクリックすると、その2つの動作要素名称は互いに入れ替えられる。
こうして、作業動作要素分析情報において、それぞれの作業動作要素に対する作業動作要素名称が設定されると、作業動作分析装置10は、それに併せてその動作要素名称を作業動作分割情報の各レコードにも設定する。
そして、入力ボックス111で指定された動画ファイル名称の作業動作動画の再生が終了した、または、終了しないにかかわらず、分析オペレータがプロジェクトファイルの保存ボタン115をクリックすると、処理部1は、以上のようにして生成した作業動作分割情報とそのときに使用した動画ファイルの名称とを含んでプロジェクトファイルを構成し、そのプロジェクトファイルを作業動作分割情報記憶部22に保存する。このとき、分析オペレータは、入力ボックス113からそのプロジェクトファイルの名称を入力する。
なお、図5に示した作業動作要素分析情報は、プロジェクトファイルとして保存される作業動作分割情報から容易に生成することができるので、保存の必要はない。従って、作業動作要素分析情報記憶部23は、ハードディスク装置などの不揮発性記憶装置でなくRAMなどの半導体メモリ上に構成しても構わない。
<作業動作分割処理部の詳細な構成および機能>
以上、作業動作分析装置10の作業動作分割処理部11の基本的機能について説明したが、以下、さらに、図6〜図8を参照して、作業動作分割処理部11の詳細な構成および機能について説明する。
図6は、本実施形態に係る作業動作分析装置10における作業動作分割処理部11の詳細な構成の例を示した図である。図6に示すように、作業動作分割処理部11は、作業動作動画再生処理部11a、作業動作分割情報生成処理部11b、作業動作分割情報編集処理部11c、作業動作再分割処理部11dなどを含んで構成される。また、作業動作分割情報編集処理部11cは、さらに、作業動作要素入れ替え処理部11c1、作業動作要素グループ化処理部11c2、作業動作要素レーティング設定処理部11c3、作業動作要素再生スピード設定処理部11c4、作業動作要素再生スキップ設定処理部11c5などを含んで構成される。
なお、これらの機能ブロックの機能は、作業動作分割処理部11の機能を構成する機能であり、作業動作分析装置10の処理部1(図1参照)のCPUがRAMなどに記憶されている所定のプログラムを実行することによって実現される。
(作業動作動画再生処理部)
作業動作動画再生処理部11aの基本となる機能は、表示画面100(図2参照)の入力ボックス111で設定された動画ファイル名称によって指定された動画ファイルを再生することである。すなわち、処理部1は、前記指定された動画ファイルの再生を、動画制御ボタン107、一時停止ボタン140によって入力される情報や、再生スピード設定入力ボックス108で設定される再生スピードに従って制御する。
また、処理部1は、プロジェクトファイルの作業動作分割情報(図4参照)に記憶されている作業動作要素または動作区分ごとの再生スピード、再生スキップ情報、レーティング情報などによっても、動画ファイルの再生を制御する。この場合には、処理部1は、動画ファイルに収録されている作業動作動画を再生しているとき、その再生している作業動作動画についてその再生時刻位置を常に監視し、その再生時刻位置が作業動作分割情報の各動作区分の動作開始時刻位置に到達するたびに、作業動作分割情報を参照し、その動作区分に対する再生スピード、再生スキップ情報、レーティング情報に従って、その作業動作動画の再生を制御する。
なお、図4においては、再生スピード、再生スキップ情報およびレーティング情報の欄は、標準の値が入れられているが、それらの値は、後記する手順によって、適宜、変更することができる。なお、これらの標準の値は、再生スピードおよびレーティング情報の場合には、その再生スピードの通常再生時のスピードに対する比が“1”(通常再生スピードの100%のスピード)であり、再生スキップ情報の場合には、その再生をスキップしないことを意味する“0”である。
また、サイクル情報入力ボックス151(図2参照)にサイクルシーケンス番号が設定された場合には、処理部1は、そのサイクルシーケンス番号によって指定されたサイクルの作業動作動画を再生する。
(作業動作分割情報生成処理部)
作業動作分割情報生成処理部11bの基本となる機能は、入力ボックス111で指定された動画ファイルに収録されている作業者の作業動作動画を閲覧した分析オペレータによって入力される情報に基づき、その作業者の作業動作を作業動作要素および動作区分に分割する機能である。そのとき、分析オペレータが操作する手順および作業動作分析装置10の動作については、図2〜図5を用いて説明した通りである。そこで、ここでは、作業動作分割情報生成処理部11bにおける分類ボタン120および完了ボタン130がクリックされたときの処理について説明しておくに留める。
図7は、作業動作分析装置10において、分類ボタン120および完了ボタン130がクリックされたときの作業動作分割情報生成処理部11bの処理の流れの例を示した図である。
図7に示すように、作業動作分割情報生成処理部11bの処理は、分析オペレータが動画制御ボタン107の再生開始ボタンをクリックすることによって開始される。すなわち、処理部1は、再生開始ボタンの入力を受け付けると、動画ファイル名称の入力ボックスで指定された作業動作動画の再生を開始する(ステップS11)。そして、処理部1は、再生される作業動作動画において、その作業動作を分割するためのボタンがクリックされるのを待つ(ステップS12)。ここで、作業動作を分割するためのボタンとは、分類ボタン120、完了ボタン130および一時停止ボタン140である。
そこで、処理部1は、その作業動作を分割するためのボタンがクリックされたときには(ステップS12でYes)、そのクリックされたボタンが何であるかを示す情報を取得し(ステップS13)、そのボタンの情報に応じて、あらかじめ定められた処理を実行する。
そこで、そのボタン情報が一時停止ボタン140を示す情報であったときには、(ステップS14でYes)、処理部1は、作業動作動画の再生を一時停止する(ステップS15)。または、そのボタン情報が再開ボタンを示す情報であったときには(ステップS14でYes)、一時停止していた作業動作動画の再生を再開する(ステップS15)。ここで、再開ボタンは、作業動作動画の再生が一時停止しているときの一時停止ボタン140である。つまり、一時停止ボタン140は、トグルスイッチになっており、動画の再生を一時停止する機能と再生を再開する機能とがクリックするごとに交代する。なお、後記するショートカットキーとして、一時停止ボタン140(一時停止/再開ボタン)に対してスペースキーが対応付けられている場合には、分析オペレータは、そのスペースキーを、一時停止および再開のトグル機能を有するボタンとして使用することができる。
また、ボタン情報が分類ボタン120を示す情報であったときには(ステップS16でYes)、処理部1は、そのとき再生中の作業動作動画の時刻位置情報を取得し(ステップS17)、その分類ボタン120に応じて、作業動作分割情報(図4参照)の1レコードを生成する(ステップS18)。このとき、分類ボタン120のうち、準備ボタン121、無視ボタン122、有効ボタン123および無効ボタン124のどのボタンがクリックされたかは、作業動作分割情報の動作区分識別情報として記憶され、ステップS17で取得した時刻位置情報は、動作終了時刻位置情報として記憶される。
また、ボタン情報が要素完ボタン131を示す情報であったときには(ステップS19でYes)、処理部1は、その作業動作要素についての作業要素分析情報(図5参照)を生成し、その生成した作業要素分析情報を表示領域150に表示し(ステップS20)、続けて、作業動作要素完了処理を行う(ステップS21)。なお、作業動作要素完了処理では、作業動作分割情報および作業要素分析情報における動作要素シーケンス番号を1つ増加させる。
また、ボタン情報がサイクル完ボタン132を示す情報であったときには(ステップS22でYes)、処理部1は、表示領域150に表示されている作業動作要素分析情報の動作要素名称が入力済であるか否かを判定する(ステップS23)。その結果、入力済でなかったときには(ステップS23でNo)、分析オペレータによって入力される動作要素名称を取得し(ステップS24)、作業動作要素分析情報の動作要素名称の欄に設定する。また、入力済であったときには(ステップS23でYes)、ステップS24をスキップする。続いて、処理部1は、作業動作サイクル完了処理を行う(ステップS25)。作業動作サイクル完了処理では、作業動作分割情報や作業要素分析情報における動作要素シーケンス番号を初期化し、サイクルシーケンス番号を1つ増加させる。
また、ステップS15,S18,S21,S25を実行後、または、ボタン情報が以上のいずれのボタン情報を示すものでなかったときには(ステップS14,S16,S19,S22のいずれでもNo)、ステップS12へ戻って次にボタンが押されるのを待つ。また、ボタンが押されないうちに(ステップS12でNo)、当該作業動作動画の再生が終了したときには(ステップS26でYes)、作業動作分割情報生成処理部11bの処理を終了する。
(作業動作分割情報編集処理部)
次に、作業動作分割情報編集処理部11cに含まれる作業動作要素入れ替え処理部11c1、作業動作要素グループ化処理部11c2、作業動作要素レーティング設定処理部11c3、作業動作要素再生スピード設定処理部11c4、作業動作要素再生スキップ設定処理部11c5のそれぞれの処理内容について説明する。
作業動作要素入れ替え処理部11c1の処理は、前記したように、分析オペレータが作業動作要素分析情報表示領域150(図2参照)に表示された作業動作要素分析情報において、2つの作業動作要素名称を選択し、入れ替えボタン141をクリックしたときに、処理部1が実行する処理である。
すなわち、処理部1は、サイクル情報入力ボックス151で指定されたサイクルの当該作業動作要素分析情報について、つまり、そのとき表示されているサイクルの作業動作要素分析情報について、選択された2つの作業動作要素名称を作業動作要素分析情報のなかで入れ替える。また、作業動作要素分析情報表示領域150に表示されている作業動作要素分析情報についても、その2つの作業動作要素名称は入れ替えられる。
作業動作要素グループ化処理部11c2の処理は、分析オペレータが作業動作要素分析情報表示領域150に表示された作業動作要素分析情報において、ある連続した2つ以上の作業動作要素名称を選択し、グループ作成ボタン142をクリックしたとき、および、ある動作グループ名称を選択し、グループ削除ボタン143をクリックしたときに、処理部1が実行する処理である。
すなわち、グループ作成ボタン142がクリックされたときには、処理部1は、選択された2つ以上の作業動作要素名称と同じ行の作業動作要素を1つのグループにまとめる。ここで、1つのグループにまとめるとは、当該作業動作要素分析情報の対応する行の動作グループ番号に同じ番号を付すことをいう。そして、その対応する行の動作グループ名称欄への入力を受け付けて、動作グループの名称を設定する。
このようにして、複数の作業動作要素を1つにまとめたときには、その動作グループ名称を動作要素名称として使用することができる。この場合、作業動作要素分析情報の表示においては、グループ化した複数の作業動作要素の行を表示せず、代わりに、それらの行の情報を1行にまとめて表示(この場合の作業動作要素の欄には動作グループ名称が入れられる)するようにしてもよい。
また、グループ削除ボタン143がクリックされたときには、処理部1は、当該作業動作要素分析情報において、前記選択された動作グループ名称が付されている行の動作グループ名称と動作グループ番号とを消去する。
作業動作要素レーティング設定処理部11c3の処理は、分析オペレータが作業動作要素分析情報の表示領域150に表示された作業動作要素分析情報において、そのレーティング情報の欄にレーティングデータを入力し、例えばEnterキーを押したときの処理である。
この場合には、処理部1は、入力されたレーティングデータを取得し、その取得したレーティングデータによって、前記入力されたレーティングデータが含まれる行に対応する(つまり、動作要素名称が同じ)当該作業動作要素分析情報のレーティング情報を更新する。このとき、分析オペレータは、作業動作要素分析情報の表示領域150において、レーティング情報の欄を動作要素の行ごとに選択して、それぞれの欄に個別の値を設定してもよく、また、すべての動作要素の行のレーティング情報の欄を一括して選択して、その欄に同じ値を一括して設定してもよい。
ここで、レーティング情報とは、ある作業者のある作業動作要素についての動作スピードの平均的な作業者の動作スピードに対する比であり、例えば、%などによって表示される。すなわち、レーティング情報が120%のときには、その動作スピードは、平均よりも速いことを意味し、レーティング情報が80%のときには、その動作スピードは、平均よりも遅いことを意味する。従って、レーティングデータは、通常、工程の作業監督者などによって設定されることが多い。
なお、以上に示した処理によって、レーティング情報が更新されたときには、その更新に併せて、その更新されたデータに対応する作業動作分析情報も更新する。ここで、レーティング情報が設定されたときには、作業者は、そのレーティング情報による作業時間で作業するものとし、その作業の様子をシミュレーションするために、作業動作動画の当該作業動作要素部分をそのレーティング情報に応じた再生スピードで再生する。従って、表示領域150に表示された作業動作要素分析情報のうち、有効時間、無効時間および累積時間は、そのレーティング情報に応じて更新される。
作業動作要素再生スピード設定処理部11c4の処理は、処理対象の情報が再生スピードとレーティング情報との違いがあるだけで、その処理内容は、前記の作業動作要素レーティング設定処理部11c3の処理とほとんど同じである。ただし、再生スピードは、作業動作動画の当該作業動作要素部分の再生スピードを制御するだけの情報であるので、再生スピードが更新されても、表示領域150に表示されている作業動作要素分析情報の有効時間、無効時間および累積時間は更新されない。
また、作業動作要素再生スキップ設定処理部11c5の処理も、処理対象の情報が再生スキップ情報とレーティング情報との違いがあるだけで、その処理内容は、前記の作業動作要素レーティング設定処理部11c3の処理とほとんど同じである。なお、この処理において、スキップ情報に“1”が設定された場合には、その作業動作要素の無効動作の再生は、スキップされる。
以上に示した作業動作分割情報編集処理部11cの処理によって、分析オペレータは、作業動作動画を閲覧しながらその作業動作動画上の作業動作を作業動作要素または動作区分に分割する作業をしながらであっても、また、作業動作分割情報を生成後であっても、簡単な操作によって、その作業動作分割情報または作業動作要素分析情報を編集することができる。
(作業動作再分割処理部)
図8は、作業動作分析装置10における作業動作再分割処理部11dの処理の流れの例を示した図である。作業動作再分割処理部11dは、分析オペレータが、1つ以上の連続した作業動作要素名称を選択し、再分割の開始ボタン144をクリックしたときに、開始される。
図8において、処理部1は、まず、作業動作要素分析情報表示領域150に表示された作業動作要素分析情報において、分析オペレータによって選択された第1の作業動作要素の動作開始時刻位置を取得する(ステップS41)。そして、処理部1は、同様に選択された第2の作業動作要素の動作終了時刻位置を取得する(ステップS42)。このとき、第2の作業動作要素は、第1の作業動作要素と同じ作業動作要素であるか、または、第1の作業動作要素よりも後に行われる作業動作要素である。
次に、処理部1は、前記ステップにおいて取得した開始時刻位置から終了時刻位置までの作業動作動画の再生を開始する(ステップS43)。そして、再生された作業動作動画について、前記した作業動作分割情報生成処理を実行する(ステップS44)。すなわち、処理部1は、分析オペレータが前記再生された作業動作動画部分を閲覧しながらクリックする分類ボタン120または完了ボタン130に基づき、その作業動作動画部分について作業動作分割情報を生成する。
次に、処理部1は、生成された作業動作分割情報により、前記選択された第1の作業動作要素から第2の作業動作要素までの既存の作業動作分割情報を更新し(ステップS45)、また、同様に作成された作業動作要素分析情報により、前記選択された第1の作業動作要素から第2の作業動作要素までの既存の作業動作要素分析情報を更新する(ステップS46)。
次に、処理部1は、再分割の終了ボタン145がクリックされたか否かを判定し(ステップS47)、その終了ボタン145がクリックされないときには(ステップS47でNo)、ステップS41へ戻って、再度、以上に説明した作業動作再分割処理を実行する。また、終了ボタン145がクリックされたときには(ステップS47でYes)、作業動作再分割処理を終了する。
なお、図8において図示を省略したが、分析オペレータが終了ボタン145をクリックする前に、取消ボタン146をクリックした場合には、再分割を開始後に行った操作を取り消すことができる。
以上、作業動作再分割処理部11dにより、分析オペレータは、いったん作業動作動画上の作業動作を分割した後であっても、1つに分割した作業動作要素をさらに複数の作業動作要素に分割し直したり、例えば、2つの作業動作要素を別の観点で見た3つの作業動作要素に分割し直したりすることができる。
<作業動作比較処理部>
図9は、作業動作分析装置10における作業動作比較表示処理部12によって表示される表示画面の例である。処理部1は、作業動作比較表示処理部12の主たる機能として、2つの動画ファイルにそれぞれ収録された作業動作動画を同時に再生し、同時に再生されるその2つの作業動作動画を表示部3に並べて表示する。
図9に示すように、作業動作比較表示処理部12によって表示される表示画面200には、2つの作業動作の動画を同時に再生することができるように、2つの動画表示領域105a,105bが設けられている。そして、それぞれの動画表示領域105a,105bに対し、それぞれ、動画表示位置インジケータ106a,106b、動画制御ボタン107a,107b、再生スピード設定用入力ボックスおよび再生スピードボタン108a,108bが設けられている。また、両方の動画表示領域105a,105bにおける動画再生に同時に効力を有する動画制御ボタン107c、再生スピード設定用入力ボックスおよび再生スピードボタン108cが設けられている。さらには、それぞれの作業動作動画の動画ファイルに対応するプロジェクトファイルに含まれている作業動作分割情報に基づくそれぞれの作業動作要素分析情報が表示領域150a,150bに表示される。
作業動作比較表示処理部12の処理は、分析オペレータが動作比較ボタン102をクリックすることによって開始される。すなわち、分析オペレータが動作比較ボタン102をクリックすると、処理部1は、まず、表示画面100(図2参照)のファイル設定ダイアログボックス110と同様のファイル設定ダイアログボックスを、例えば、左右に並べて2つ表示する(図示省略)。そこで、分析オペレータがそのファイル設定ダイアログボックスを用いてそれぞれの動画ファイルまたはプロジェクトファイルを設定すると、表示画面200が表示され、その後、それらの2つの作業動作を同時に再生し、比較することが可能となる。
なお、作業動作要素分析情報表示領域150a,150bに表示された作業動作要素分析情報については、基本的には、その情報の編集機能はないものとしてもよいが、例えば、レーティング情報や再生スキップ情報については、表示されたそれぞれの作業動作要素分析情報のレーティング情報や再生スキップ情報の欄の数値を適宜変更することができるようにしてもよい。
以上、作業動作比較表示処理部12により、例えば、新人作業員は、自らの作業動作を熟練者の作業動作と単純に比較したり、あるいは、自らの作業動作のレーティング情報や再生スキップ情報を適宜変更して、熟練者の作業動作と比較したりすることができる。
<工程内比較作業動作処理部>
図10は、作業動作分析装置10における工程内比較作業動作処理部13によって表示される表示画面の例である。処理部1は、工程内比較作業動作処理部13の主たる機能として、ある作業者が同じ工程の作業動作を繰り返し行ったときの作業動作動画により生成された作業動作分割情報に基づき、その工程の作業動作に含まれる作業動作要素それぞれについての動作区分に係る分析情報の統計情報を算出し、算出した動作区分に係る分析情報の統計情報を比較表示する。すなわち、処理部1は、生成済みの作業動作分割情報(すなわち、プロジェクトファイル)に基づき、動作区分の分析情報の統計情報(以下、動作区分分析統計情報という)を算出し、表示する。
工程内比較作業動作処理部13の処理は、分析オペレータが工程内比較ボタン103をクリックすることによって開始される。すなわち、処理部1は、工程内比較ボタン103がクリックされると、処理部1は、まず、表示画面100(図2参照)のファイル設定ダイアログボックス110と同様のファイル設定ダイアログボックスを表示する(図示省略)。
そこで、分析オペレータがそのファイル設定ダイアログボックスに当該処理の対象とするプロジェクトファイルの名称を設定すると、処理部1は、作業動作分割情報記憶部22からその名称のプロジェクトファイルを読み出す。さらに、処理部1は、そのプロジェクトファイルに含まれている動画ファイル名称を取り出し、その名称の動画ファイルを作業動作動画記憶部21から読み出す。従って、この場合には、ファイル設定ダイアログボックスからの動画ファイルの名称の設定は不要である。
こうして、処理対象のプロジェクトファイルと動画ファイルとが準備されると、処理部1は、表示部3に図10に示したような表示画面300を表示する。すなわち、処理部1は、前記動画ファイルを再生するために、動画表示領域105、動画表示位置インジケータ106、動画制御ボタン107、再生スピード設定入力ボックス108などを表示し、また、作業動作要素分析情報表示領域150には、前記プロジェクトファイルに含まれる作業動作分割情報により生成される作業動作要素分析情報を表示し、さらに、その作業動作要素分析情報から算出される動作区分分析統計情報を表示領域170に表示する。
ここで、表示領域170に表示される動作区分分析統計情報は、ある作業者が同じ作業動作を繰り返し行ったときの、その作業動作を構成する作業動作それぞれについての、各動作区分(ここでは、有効動作および無効動作)の作業動作時間の平均値、最大値および最小値である。なお、図10においては、その平均値を棒グラフで表し、最大値と最小値をエラーバーグラフで表している。
ここで、エラーバーグラフで表される最大値と平均値との差および平均値と最小値との差は、作業者の作業動作時間のばらつきを表したものといえ、一般には、そのばらつきが大きいときには、その作業動作は安定していないといえる。そこで、本実施形態においては、表示画面300には、そのばらつきの許容率を設定する入力ボックス171が設けられている。そして、その許容率の入力ボックス171に、所定のばらつきの許容率が設定されていた場合には、処理部1は、作業動作時間の最大値と平均値との差または平均値と作業動作時間の最小値との差がその許容率により定まる許容最大値((平均値)×(許容率))を超えているか否かを判定する。すなわち、
(作業動作時間の最大値)−(平均値)>(平均値)×(許容率)、および、
(平均値)−(作業動作時間の最小値)>(平均値)×(許容率)
であることを判定する。
そして、その判定の結果、最大値と平均値との差または平均値と最小値との差が前記の(平均値)×(許容率)よりも大きかったときには、そのバーグラフを、例えば、点滅表示するなど、強調して表示する。あるいは、例えば、「位置決め作業動作要素の無効作業のばらつきが許容値を超えています」などのメッセージを出力する。
なお、本実施形態では、ばらつきの情報として、作業動作時間の最大値と最小値をとったが、それに代えて作業動作時間の分散をとってもよい。
また、本実施形態では、工程内比較作業動作処理部13の処理は、最初にプロジェクトファイルを設定することから開始するものとしたが、作業動作分割処理部11での処理が終了した時点で、継続して工程内比較作業動作処理部13の処理を行うものとしてもよい。その場合には、プロジェクトファイルの設定を新たにする必要はない。
また、本実施形態では、工程内比較作業動作処理部13は、以上説明した機能のほかにも分析オペレータに有用な機能を有している。例えば、動作区分分析統計情報を表示領域170に表示された棒グラフの棒が、分析オペレータによってクリックされたときには、その棒グラフの棒に対応する作業動作要素の動画が表示される。
以上、工程内比較作業動作処理部13により、作業動作の分析者は、簡単な操作により、作業者の作業動作の作業動作要素ごとの作業動作時間のばらつき情報などの統計情報を取得することができる。従って、作業者は自らの作業の不安定な作業動作要素を客観的に知ることができ、また、その作業動作を動画ですぐに確認することができるので、作業者は、作業の技量をより短時間に改善することができる。また、分析オペレータまたは工程の管理者は、容易に工程の問題点を発見し、解析し、その対策を立てることができるようになる。
<工程間比較作業動作処理部>
図11は、本実施形態に係る作業動作分析装置10における工程間比較作業動作処理部14によって表示される表示画面の例である。処理部1は、工程間比較作業動作処理部14の主たる機能として、複数の工程の作業動作分割情報、つまり、複数のプロジェクトファイルに含まれる作業動作分割情報について、それぞれの作業動作要素の作業動作時間の山積み表を生成し、その生成した山積み表を工程別に比較して表示する。
工程間比較作業動作処理部14の処理は、分析オペレータが工程間比較ボタン104をクリックすることによって開始される。すなわち、処理部1は、工程間比較ボタン104がクリックされると、まず、表示画面100(図2参照)のファイル設定ダイアログボックス110と同様のファイル設定ダイアログボックスを表示する(図示省略)。ここでは、比較対象の複数のプロジェクトファイルが必要となるので、その複数のプロジェクトファイルの名称を入力するために、ファイル設定ダイアログボックスが複数回表示される。なお、この場合には、動画ファイルの設定は不要なので、動画ファイルを設定する入力ボックス111は不要である。
そこで、分析オペレータがそのファイル設定ダイアログボックスに当該処理の対象とする複数のプロジェクトファイルの名称を設定すると、処理部1は、作業動作分割情報記憶部22からその名称によって指定される複数のプロジェクトファイルを読み出す。そして、処理部1は、それぞれの工程のプロジェクトファイルに含まれている作業動作分割情報に基づき、それぞれの工程ごとにその工程を構成する作業動作要素の作業動作時間の平均値を算出する。そして、処理部1は、それぞれの工程ごとに、その工程の識別情報と、その工程に含まれる作業動作要素の識別情報と、そのそれぞれの作業動作要素について前記算出された作業動作時間の平均値と、を含んで構成された作業時間山積み情報を生成する。そして、その作業時間山積み情報に基づき、それぞれの工程ごとの作業時間山積み表および山積みグラフを生成し、図11の表示画面400の例のように表示する。なお、この山積みグラフの表示においては、レーティング情報を考慮した表示も可能である。
図11の例においては、全体の工程が工程#1〜#4で構成されており、それぞれの工程がそれぞれ4または5の作業動作要素から構成されている。そして、それぞれの工程およびそれぞれの作業動作要素の作業動作時間の平均時間が表示され、さらにその平均時間に基づく山積みグラフが表示される。また、その山積グラフのそばには、標準的な作業者の作業所要時間である標準時間が併せて表示されている。さらに、目標値設定ボックス181に目標値が設定されている場合には、その目標値が表示される。
このような作業時間山積み表および山積みグラフは、工程の問題点の発見と解析に有用とされている。すなわち、図11のような山積みグラフが表示されれば、分析オペレータや作業者は、それを一目するだけで、ネジ締め1の工程(工程#1)に問題があることを認識することができる。そして、そのような場合には、例えば、ネジ締め1の工程をより熟練した作業者に担当させるようにしたり、ネジ締め1の工程の一部の作業動作要素を後の工程(例えば、工程#2)に移動させたりすることによって、その問題の解決を図ることができる。
そこで、工程間比較作業動作処理部14の処理においては、分析オペレータや作業者に対して、その問題点の所在をより明確に表示するために、その作業動作時間の累計値(山積み値)が所定の目標値に達していない工程があった場合には、警告メッセージを表示する。すなわち、処理部1は、目標値が目標値設定ボックス181に設定され、工程の作業動作時間の平均値の合計値がその設定された目標値を超えていたときには、その工程のグラフ表示を点滅させるなど、強調して表示する。あるいは、例えば、「ネジ締め1の工程は目標に到達していません」などのメッセージを表示する。
また、工程間比較作業動作処理部14の処理においては、分析オペレータが、いわゆる、山崩しと呼ばれる工程の作業動作要素の組替えを容易に行うことを可能にする機能を提供している。ここでは、その山崩しの操作を容易にするために、まず、処理部1は、図11の山積みグラフを表示するときに、それぞれの工程の作業動作要素の平均時間を示すグラフの帯を個別に、マウスカーソルなどで選択してドラッグ可能な図形オブジェクトとして表示する。そして、それぞれの工程の山積みグラフの帯を表す1つ1つの図形オブジェクトを、前記した作業時間山積み情報においてそれぞれの工程に含まれる作業動作要素の識別情報にリンクさせておく。また、それぞれの工程の山積みグラフの表示領域をその工程の識別情報にリンクさせておく。
そこで、分析オペレータが、ある第1の工程の山積みグラフの帯を選択し、その選択した帯を他の第2の工程へドラッグしドロップすると、処理部1は、第1の工程のその帯に対応する作業動作要素が第2の工程へ移動されたものとして、工程の作業動作要素の組替えを行い、再度、山積みグラフを表示する。
図12は、図11の工程別の山積みグラフに基づき、山崩しをして工程の作業動作要素の組替えを行った例を示した図である。図12では、例えば、工程#1の作業時間の目標をクリアするために、分析オペレータは、その工程の5番目の作業動作要素「チェック」の山積みグラフの帯182を選択し、工程#2へドロップしている。その場合、その作業動作要素「チェック」は、工程#2で実施されることになり、図12では、山積みグラフの帯183として表示されている。
すなわち、処理部1は、工程間比較の山積みグラフが表示されている表示画面400において、ある工程の山積みグラフに含まれる図形オブジェクト(グラフの帯)が選択されたことを示す入力を受けたときには、前記の作業時間山積み情報を参照して、その図形オブジェクトにリンクされている工程および作業動作要素の識別情報を取得する。そして、その識別情報によって指示される工程および作業動作要素に対応する作業山積み情報の作業動作要素の情報(作業動作要素の識別情報とそれに対応する作業動作時間の平均値)を取り出す。
次に、その選択された図形オブジェクトが他の工程の山積みグラフの表示領域にドラッグされドロップされたことを示す入力を受けたときには、処理部1は、その表示領域にリンクされている工程の識別情報を取得する。そして、先に取り出した作業動作要素の情報(作業動作要素の識別情報とそれに対応する作業動作時間の平均値)を、このとき取得した工程の識別情報によって指示される工程の作業時間山積み情報へ移し替える。そして、処理部1は、その移し替えた後の作業時間山積み情報に基づき、山積みグラフを再表示する。なお、その山積みグラフの再表示に際しては、そのとき移し替えられた作業動作要素の情報に基づき、山積みグラフの左側に表示されている表の情報も更新する。
以上の工程間比較作業動作処理部14の処理により、分析オペレータは簡単な操作により工程ごとの作業時間の山積み表および山積みグラフを得ることができ、また、山崩しなどの操作を簡単に行うことができる。これによって、分析オペレータまたは工程の管理者は、容易に工程の問題点を発見し、解析し、その対策を立てることができるようになる。そして、さらには、作業動作要素レベルで工程を再構築するシミュレーションを行うことが可能になり、また、作業人員の増員や減員を考慮した工程の再構築も可能になる。
<ショートカットキー設定処理部>
図13は、作業動作分析装置10におけるショートカットキー設定処理部15によって表示される表示画面の例である。分析オペレータがショートカット設定ボタン160をクリックすると、ショートカットキー設定処理部15の処理が開始され、表示部3にショートカットキー定義表161を含んだ表示画面500を表示する。なお、ショートカットキーとは、そのキー入力により表示画面100などに設けられたボタンのクリック操作を代用するものである。
ここで、ショートカットキー定義表161は、3つのフィールドによって構成される。第1のフィールドおよび第2のフィールドは、ショートカットキーを定義するフィールドであり、第3のフィールドは、コマンド、つまり、表示画面100などに設けられたボタンを対応付けるフィールドである。
ショートカットキーは、通常よく使用されるコマンド(ボタン)に対して定義される。本実施形態の場合、通常よく使用されるコマンドは、動画制御ボタン107、分類ボタン120、完了ボタン130などである。そこで、ショートカットキーは、例えば、図13のショートカットキー定義表161のような定義表をあらかじめ固定的に設定しておいてもよい。しかしながら、その場合には、右利き、左利きなどの違いにより、分析オペレータによっては使いにくい場合もある。そこで、本実施形態においては、あらかじめ設定されたコマンドに対して、ショートカットキーを自由に設定し直すことができるようにしている。
すなわち、分析オペレータは、例えば、次の(1)および(2)の操作によって、前記表示されたショートカットキー定義表161を編集することができる。
(1)ショートカットキー定義表161において、左端の欄を選択し(選択すると、その欄に右向き黒三角マークが表示される)、クリックする。
(2)クリックするとコマンド選択ダイアログ162が表示される。そのコマンド選択ダイアログ162には、コマンド一覧164とOKボタン163とが表示されている。そこで、そのコマンド一覧164の中からコマンドを選択し、OKボタン163をクリックする。
このとき、処理部1は、ショートカットキー定義表161において選択された欄が含まれる行(右向き黒三角マークが付された行)のキーまたはマウス操作のコードを読み取り、その選択された行の「コントロールキー」欄または「キー・マウス操作」欄に設定されているキー操作を、コマンド一覧164で選択されたコマンドに対応付け、そのコマンドのショートカットキーとして割り当てる。
また、ショートカットキーの割り当てを削除する場合には、前記(2)において、コマンド一覧164の中から、例えば、コマンドなしを選択するものとすればよい。
以上によって、定義または変更されたショートカットキー定義表161は、ショートカットキー設定情報記憶部24に記憶される。
以上、ショートカットキー設定処理部15の処理により、分析オペレータは、自らの都合のいいように、あらかじめ定められたコマンドに対するショートカットキーを自由に設定または変更することができる。従って、本実施形態の作業動作分析装置10の操作性を向上させることができる。
実施形態に係る作業動作分析装置の構成の例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置において作業動作分割処理部によって表示される表示画面の例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置において作業動作を動作区分と作業動作要素とに分割するときの操作手順の例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置において作業動作分割情報記憶部にプロジェクトファイルとして記憶される作業動作分割情報のレコード構成の例を示した図である。 本実施形態に係る作業動作分析装置において作業動作要素分析情報記憶部に記憶される作業動作要素分析情報の構成の例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置における作業動作分割処理部の詳細な構成の例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置において分類ボタンおよび完了ボタンがクリックされたときの作業動作分割情報生成処理部の処理の流れの例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置における作業動作再分割処理部の処理の流れの例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置における作業動作比較処理部によって表示される表示画面の例である。 実施形態に係る作業動作分析装置における工程内比較作業動作処理部によって表示される表示画面の例である。 実施形態に係る作業動作分析装置における工程間比較作業動作処理部によって表示される表示画面の例である。 実施形態において、図11の工程別の山積みグラフに基づき、山崩しをして工程の作業動作要素の組替えを行った例を示した図である。 実施形態に係る作業動作分析装置におけるショートカットキー設定処理部によって表示される表示画面の例である。
符号の説明
1 処理部
2 記憶部
3 表示部
4 操作入力部
10 作業動作分析装置
11 作業動作分割処理部
11c1 作業動作要素入れ替え処理部
11c2 作業動作要素グループ化処理部
11c3 作業動作要素レーティング設定処理部
11c4 作業動作要素再生スピード設定処理部
11c5 作業動作要素再生スキップ設定処理部
11a 作業動作動画再生処理部
11b 作業動作分割情報生成処理部
11c 作業動作分割情報編集処理部
11d 作業動作再分割処理部
12 作業動作比較表示処理部
13 工程内比較作業動作処理部
14 工程間比較作業動作処理部
15 ショートカットキー設定処理部
21 作業動作動画記憶部
22 作業動作分割情報記憶部
23 作業動作要素分析情報記憶部
24 ショートカットキー設定情報記憶部
100 表示画面
101 動作分割ボタン
102 動作比較ボタン
103 工程内比較ボタン
104 工程間比較ボタン
105,105a,105b 動画表示領域
106,106a,106b 動画表示位置インジケータ
107,107a,107b,107c 動画制御ボタン
108,108a,108b,108c 再生スピード設定入力ボックス
110 ファイル設定ダイアログボックス
111 動画ファイル入力ボックス
112 実行ボタン
113 プロジェクトファイル入力ボックス
114 実行ボタン
115 保存ボタン
120 分類ボタン
121 準備ボタン
122 無視ボタン
123 有効ボタン
124 無効ボタン
130 完了ボタン
131 要素完ボタン
132 サイクル完ボタン
140 一時停止ボタン
141 入れ替えボタン
142 グループ作成ボタン
143 グループ削除ボタン
144 再分割開始ボタン
145 再分割終了ボタン
146 再分割取消ボタン
150 作業動作要素分析情報表示領域
160 ショートカット設定ボタン

Claims (19)

  1. 表示装置と記憶装置と処理装置とを含み、動画として取得された作業者の一連の作業動作を複数の動作区分に分割する作業動作分析方法において、
    前記処理装置は、
    複数種の動作区分のそれぞれを識別する識別情報が個別に割当てられた複数の動作区分分類ボタンを定義してオペレータに提供し、
    前記取得された動画を前記表示装置で再生し、
    前記再生された動画を閲覧したオペレータによって、ある特定の動作区分分類ボタンが選択されたとき、当該動作区分分類ボタンで定義される動作区分識別情報を、その動作区分分類ボタンの選択直前までに再生されていた作業の動画に対して割り付け、
    当該特定の動作区分分類ボタンが選択されたときに表示されている動画の位置を、前記動作区分識別情報が割り付けられた動作区分の終了位置として前記記憶装置に記憶し、
    前記記憶装置に記憶されている前回の動作区分の終了位置を、または、前回の動作区分の終了位置が存在しないときには、前記作業動作の動画の再生開始位置を当該動作区分の開始位置とし、前記作業動作を動作区分に分割する
    作業動作分割処理を実行すること
    を特徴とする作業動作分析方法。
  2. 前記処理装置は、さらに、
    前記動画として取得された作業者の一連の作業動作を作業動作要素に分割する作業動作要素完了ボタンを前記表示装置に表示し、
    前記オペレータによって前記作業動作要素完了ボタンが選択されたとき、前記作業動作を、当該作業動作要素完了ボタンが選択される前であって、前回に当該作業動作要素完了ボタンが選択されたとき以降、または、当該作業動作要素完了ボタンが前に選択されていなかったときには、前記動画の再生が開始されたとき以降に、選択された前記動作区分分類ボタンによって分割された1つ以上の前記動作区分が1つの作業動作要素に含まれるように分割し、
    当該作業動作要素について、その作業動作要素に含まれる前記動作区分のその動作区分ごとの動作時間を集計した作業動作要素分析情報を生成し、その生成した作業動作要素分析情報を当該作業動作要素に対応付けて前記表示装置に所定の形式で表示する
    作業動作要素分析情報生成処理を実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の作業動作分析方法。
  3. 前記処理装置は、さらに、
    前記動作区分および前記作業動作要素に分割された前記作業動作の一部の再分割を指示する再分割指示ボタンを前記表示装置に表示し、
    前記表示装置に所定の形式で表示された前記作業動作要素分析情報において、連続する1つ以上の前記作業動作要素が選択され、前記再分割指示ボタンが選択されたとき、
    前記選択された作業動作要素に含まれる動作区分のうち、最初の動作区分の動作区分開始位置を再生開始位置とし、最後の動作区分の動作区分終了位置を再生終了位置とし、前記作業動作動画を前記再生位置から前記終了位置まで再生し、
    前記作業動作分割処理を実行し、前記選択された作業動作要素に含まれる部分の作業動作を動作区分に分割し、
    前記作業動作要素分析情報生成処理を実行し、その結果生成された作業動作要素分析情報により、当初の作業動作要素分析情報のうち前記選択された作業動作要素に対応する作業動作要素分析情報を更新すること
    を特徴とする請求項2に記載の作業動作分析方法。
  4. 前記処理装置は、さらに、
    前記作業動作要素分析情報における前記作業動作要素を識別する作業動作要素識別情報の入れ替えを指示する識別情報入れ替え指示ボタンを前記表示装置に表示し、
    前記表示装置に所定の形式で表示された前記作業動作要素分析情報において、前記作業動作要素が異なる2つの作業動作要素識別情報が選択され、前記識別情報入れ替え指示ボタンが選択されたとき、前記作業動作要素分析情報において前記選択された2つの作業動作要素識別情報を互いに入れ替えること
    を特徴とする請求項2に記載の作業動作分析方法。
  5. 前記作業動作要素分析情報は、前記作業動作要素ごとに、その作業動作要素に対し、その作業動作要素として分割された作業動作に対応する前記動画部分の再生を制御する再生スピード情報、再生スキップ指定情報および作業レーティング情報の少なくとも1つを含む動画再生制御情報が、さらに、対応付けられて構成され、
    前記処理装置は、さらに、
    前記作業動作要素分析情報を前記表示装置に表示するときには、前記動画再生制御情報を前記作業動作要素に対応付けて表示し、
    前記表示装置に表示された前記作業動作要素分析情報において前記動画再生制御情報が選択され、所定の操作入力装置からその選択された動画再生制御情報を設定する動画再生制御情報の値が入力されたときには、その入力された動画再生制御情報の値を、前記選択された動画再生制御情報の値として設定すること
    を特徴とする請求項2に記載の作業動作分析方法。
  6. 前記処理装置は、さらに、
    前記作業者がある工程の作業動作を複数回繰り返して行ったときに生成された前記作業動作要素分析情報について、前記工程の作業動作を構成する前記作業動作要素の前記作業動作要素識別情報ごとに、前記動作区分時間集計情報のばらつき度を表すばらつき統計値を算出し、
    前記算出したばらつき統計値を前記作業動作要素識別情報ごとに前記表示装置に並べて表示し、
    前記要素区分集計時間情報のばらつき度についてのばらつき許容最大値が設定されていたときには、前記表示された前記作業動作要素識別情報ごとのばらつき統計値のうち、そのばらつき統計値が前記入力されたばらつき許容最大値よりも大きくなる作業動作要素のばらつき統計値について、前記表示装置に「そのばらつき統計値が過大である旨」を示す表示を行うこと
    を特徴とする請求項2に記載の作業動作分析方法。
  7. 前記処理装置は、さらに、
    複数の異なる工程に対して、それぞれの作業者がそれぞれの工程の作業動作を複数回繰り返して行ったときに生成された複数の前記作業動作要素分析情報について、それぞれの工程ごとにその工程の作業動作を構成する前記作業動作要素ごとの動作時間を累積して、動作時間山積情報を生成し、
    前記生成した前記複数の工程それぞれに対する動作時間山積情報を前記表示装置に並べて表示し、
    前記動作時間山積情報に対する動作時間目標値が設定されていたときには、前記表示した複数の工程に対する動作時間山積情報のうち、その動作時間山積値が前記動作時間目標値よりも大きくなる工程の動作時間山積情報については、前記表示装置に「その動作時間山積値が過大である旨」を示す表示を行うこと
    を特徴とする請求項2に記載の作業動作分析方法。
  8. 前記処理装置は、さらに、
    前記動作時間山積情報を前記表示装置に表示するときには、
    前記工程を構成する前記作業動作要素それぞれに対し、その作業動作要素の動作時間に応じた大きさのドラッグ可能な図形オブジェクトをそれぞれ生成し、その生成したそれぞれの図形オブジェクトを前記工程ごとに積み重ねて構成した動作時間山積図を前記動作時間山積情報として表示し、
    前記表示した動作時間山積図において、任意の第1の工程に含まれる図形オブジェクトの1つを選択して、その選択した前記図形オブジェクトを他の第2の工程に含まれるようにドラッグする指示情報が入力されたときには、前記選択された図形オブジェクトに対応する作業動作要素が前記第1の工程から除去され、前記第2の工程に組み入れられたものとして、前記動作時間山積図を再表示すること
    を特徴とする請求項7に記載の作業動作分析方法。
  9. 前記処理装置は、さらに、
    所定の操作入力装置から入力されるあらかじめ定められた指示情報と、前記操作入力装置が有するキーによって発生されるキーコードとを対応付けたショートカットキー情報を、所定の形式で前記表示装置に表示し、
    前記表示装置に表示した所定の形式のショートカットキー情報において、前記指示情報の1つを選択して、その指示情報に対応付けをするキーコードが入力されたときには、そのキーコードと前記選択した指示情報とを対応付けること
    を特徴とする請求項2に記載の作業動作分析方法。
  10. 動画として取得された作業者の一連の作業動作を複数の動作区分に分割する作業動作分析装置において、
    複数種の動作区分のそれぞれを識別する識別情報の中から1つの識別情報を1クリックで選択する複数の分類ボタンを有するオペレータインタフェースと、
    前記動画を再生する表示装置と、
    前記再生された動画を閲覧したオペレータによって、ある特定の動作区分分類ボタンが選択されたとき、当該動作区分分類ボタンで定義される動作区分識別情報を、その動作区分分類ボタンの選択直前までに再生されていた作業の動画に対して割り付け、当該特定の動作区分分類ボタンが選択されたときに表示されている動画の位置を、前記動作区分識別情報が割り付けられた動作区分の終了位置として記憶する記憶装置と、を有し、
    前記記憶装置に記憶されている前回の動作区分の終了位置を、または、前回の動作区分の終了位置が存在しないときには、前記作業動作の動画の再生開始位置を当該動作区分の開始位置とし、前記作業動作を動作区分に分割すること
    を特徴とする作業動作分析装置。
  11. 表示装置と記憶装置と処理装置とを含み、動画として取得された作業者の一連の作業動作を複数の動作区分に分割する作業動作分析装置におけるプログラムであって、
    前記処理装置に、
    複数種の動作区分のそれぞれを識別する識別情報が個別に割当てられた複数の動作区分分類ボタンを定義してオペレータに提供するステップと、
    前記取得された動画を前記表示装置で再生するステップと、
    前記再生された動画を閲覧したオペレータによって、ある特定の動作区分分類ボタンが選択されたとき、当該動作区分分類ボタンで定義される動作区分識別情報を、その動作区分分類ボタンの選択直前までに再生されていた作業の動画に対して割り付けるステップと、
    当該特定の動作区分分類ボタンが選択されたときに表示されている動画の位置を、前記動作区分識別情報が割り付けられた動作区分の終了位置として前記記憶装置に記憶するステップと、
    前記記憶装置に記憶されている前回の動作区分の終了位置を、または、前回の動作区分の終了位置が存在しないときには、前記作業動作の動画の再生開始位置を当該動作区分の開始位置とし、前記作業動作を動作区分に分割するするステップと、
    を含んで構成された作業動作分割処理を実行させるための作業動作分析プログラム。
  12. 前記処理装置に、さらに、
    前記動画として取得された作業者の一連の作業動作を作業動作要素に分割する作業動作要素完了ボタンを前記表示装置に表示するステップと、
    前記オペレータによって前記作業動作要素完了ボタンが選択されたとき、前記作業動作を、当該作業動作要素完了ボタンが選択される前であって、前回に当該作業動作要素完了ボタンが選択されたとき以降、または、当該作業動作要素完了ボタンが前に選択されていなかったときには、前記動画の再生が開始されたとき以降に、選択された前記動作区分分類ボタンによって分割された1つ以上の前記動作区分が1つの作業動作要素に含まれるように分割するステップと、
    当該作業動作要素について、その作業動作要素に含まれる前記動作区分のその動作区分ごとの動作時間を集計した作業動作要素分析情報を生成し、その生成した作業動作要素分析情報を当該作業動作要素に対応付けて前記表示装置に所定の形式で表示するステップと、
    を含んで構成された作業動作要素分析情報生成処理を実行させるための請求項11に記載の作業動作分析プログラム。
  13. 前記処理装置に、さらに、
    前記動作区分および前記作業動作要素に分割された前記作業動作の一部の再分割を指示する再分割指示ボタンを前記表示装置に表示するステップと、
    前記表示装置に所定の形式で表示された前記作業動作要素分析情報において、連続する1つ以上の前記作業動作要素が選択され、前記再分割指示ボタンが選択されたとき、
    前記選択された作業動作要素に含まれる動作区分のうち、最初の動作区分の動作区分開始位置を再生開始位置とし、最後の動作区分の動作区分終了位置を再生終了位置とし、前記作業動作動画を前記再生位置から前記終了位置まで再生するステップと、
    前記作業動作分割処理を実行させ、前記選択された作業動作要素に含まれる部分の作業動作を動作区分に分割するステップと、
    前記作業動作要素分析情報生成処理を実行し、その結果生成された作業動作要素分析情報により、当初の作業動作要素分析情報のうち前記選択された作業動作要素に対応する作業動作要素分析情報を更新するステップと、
    を実行させるための請求項12に記載の作業動作分析プログラム。
  14. 前記処理装置に、さらに、
    前記作業動作要素分析情報における前記作業動作要素を識別する作業動作要素識別情報の入れ替えを指示する識別情報入れ替え指示ボタンを前記表示装置に表示するステップと、
    前記表示装置に所定の形式で表示された前記作業動作要素分析情報において、前記作業動作要素が異なる2つの作業動作要素識別情報が選択され、前記識別情報入れ替え指示ボタンが選択されたとき、前記作業動作要素分析情報において前記選択された2つの作業動作要素識別情報を互いに入れ替えるステップと、
    を実行させるための請求項12に記載の作業動作分析プログラム。
  15. 前記作業動作要素分析情報は、前記作業動作要素ごとに、その作業動作要素に対し、その作業動作要素として分割された作業動作に対応する前記動画部分の再生を制御する再生スピード情報、再生スキップ指定情報および作業レーティング情報の少なくとも1つを含む動画再生制御情報が、さらに、対応付けられて構成され、
    前記処理装置に、さらに、
    前記作業動作要素分析情報を前記表示装置に表示するときには、前記動画再生制御情報を前記作業動作要素に対応付けて表示するステップと、
    前記表示装置に表示された前記作業動作要素分析情報において前記動画再生制御情報が選択され、所定の操作入力装置からその選択された動画再生制御情報を設定する動画再生制御情報の値が入力されたとき、その入力された動画再生制御情報の値を、前記選択された動画再生制御情報の値として設定するステップと、
    を実行させるための請求項12に記載の作業動作分析プログラム。
  16. 前記処理装置に、さらに、
    前記作業者がある工程の作業動作を複数回繰り返して行ったときに生成された前記作業動作要素分析情報について、前記工程の作業動作を構成する前記作業動作要素の前記作業動作要素識別情報ごとに、前記動作区分時間集計情報のばらつき度を表すばらつき統計値を算出するステップと、
    前記算出したばらつき統計値を前記作業動作要素識別情報ごとに前記表示装置に並べて表示するステップと、
    前記要素区分集計時間情報のばらつき度についてのばらつき許容最大値が設定されていたときには、前記表示された前記作業動作要素識別情報ごとのばらつき統計値のうち、そのばらつき統計値が前記入力されたばらつき許容最大値よりも大きくなる作業動作要素のばらつき統計値について、前記表示装置に「そのばらつき統計値が過大である旨」を示す表示を行うステップと、
    を実行させるための請求項12に記載の作業動作分析プログラム。
  17. 前記処理装置に、さらに、
    複数の異なる工程に対して、それぞれの作業者がそれぞれの工程の作業動作を複数回繰り返して行ったときに生成された複数の前記作業動作要素分析情報について、それぞれの工程ごとにその工程の作業動作を構成する前記作業動作要素ごとの動作時間を累積して、動作時間山積情報を生成するステップと、
    前記生成した前記複数の工程それぞれに対する動作時間山積情報を前記表示装置に並べて表示するステップと、
    前記動作時間山積情報に対する動作時間目標値が設定されていたときには、前記表示した複数の工程に対する動作時間山積情報のうち、その動作時間山積値が前記動作時間目標値よりも大きくなる工程の動作時間山積情報については、前記表示装置に「その動作時間山積値が過大である旨」を示す表示を行うステップと、
    を実行させるための請求項12に記載の作業動作分析プログラム。
  18. 前記処理装置に、さらに、
    前記動作時間山積情報を前記表示装置に表示するとき、
    前記工程を構成する前記作業動作要素それぞれに対し、その作業動作要素の動作時間に応じた大きさのドラッグ可能な図形オブジェクトをそれぞれ生成し、その生成したそれぞれの図形オブジェクトを前記工程ごとに積み重ねて構成した動作時間山積図を前記動作時間山積情報として表示するステップと、
    前記表示した動作時間山積図において、任意の第1の工程に含まれる図形オブジェクトの1つを選択して、その選択した前記図形オブジェクトを他の第2の工程に含まれるようにドラッグする指示情報が入力されたときには、前記選択された図形オブジェクトに対応する作業動作要素が前記第1の工程から除去され、前記第2の工程に組み入れられたものとして、前記動作時間山積図を再表示するステップと、
    を実行させるための請求項17に記載の作業動作分析プログラム。
  19. 前記処理装置に、さらに、
    所定の操作入力装置から入力されるあらかじめ定められた指示情報と、前記操作入力装置が有するキーによって発生されるキーコードとを対応付けたショートカットキー情報を、所定の形式で前記表示装置に表示するステップと、
    前記表示装置に表示した所定の形式のショートカットキー情報において、前記指示情報の1つを選択して、その指示情報に対応付けをするキーコードが入力されたときには、そのキーコードと前記選択した指示情報とを対応付けるステップと、
    を実行させるための請求項12に記載の作業動作分析プログラム。
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