JP2007322037A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来は、同一室内に一台の室外機に対し複数設置した室内機を接続して空調を行っている空気調和機において、同時運転機能と個別運転機能の両者を併せもたない。個別運転機能で空気調和していた個々の室内空間の間仕切りをなくし1つの室内空間にした場合は同時運転機能の空気調和が必要になる。また、同時運転機能で空気調和していた1つの室内空間を間仕切りして個々の室内空間に変更した場合は個別運転機能の空気調和が必要になる。
【解決手段】
一台の室外機で同時運転機能と個別運転機能の両者を併せもつ。
【選択図】 図1
従来は、同一室内に一台の室外機に対し複数設置した室内機を接続して空調を行っている空気調和機において、同時運転機能と個別運転機能の両者を併せもたない。個別運転機能で空気調和していた個々の室内空間の間仕切りをなくし1つの室内空間にした場合は同時運転機能の空気調和が必要になる。また、同時運転機能で空気調和していた1つの室内空間を間仕切りして個々の室内空間に変更した場合は個別運転機能の空気調和が必要になる。
【解決手段】
一台の室外機で同時運転機能と個別運転機能の両者を併せもつ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気調和機に係り、一台の室外機に対し複数設置した室内機を接続する空気調和機に好適なものである。
特開平5−312384号公報に記載のように、従来の空気調和機の個別運転機能の制御システムは、個々の室内機が個別運転出来るように、各室内機に電磁弁を設け、それぞれ開閉制御を行い必ずしも室内機親機を同時運転させなくても室外機の圧縮機運転を行っている。
上記の特開平5−312384号公報記載の従来技術は、個別運転機能のみであり、一台の室外機で同時運転と個別運転の切替ができない。例えば、個別運転機能で空気調和していた個々の室内空間の間仕切りをなくし1つの室内空間にした場合は同時運転機能の空気調和が必要になる。また、同時運転機能で空気調和していた1つの室内空間を間仕切りして個々の室内空間に変更した場合は個別運転機能の空気調和が必要になる。
一台の室外機に対し、個々の室内機を個別運転できる機能と同時運転できる機能を有する制御装置を備え、制御装置の切替スイッチで選定できること。
一台の室外機に対し、冷媒供給量を調節する流量調節手段を有する個々の室内機を個別運転できる機能と同時運転できる機能を有すること。
一台の室外機に対し、冷媒供給量を調節する流量調節手段を有する個々の室内機を個別運転できる機能と同時運転できる機能を有する制御装置を備え、制御装置の切替スイッチで選定できること。
本発明の空気調和機によれば、同一室内に一台の室外機に対し複数設置した室内機を接続して空調を行っている空気調和機において、同時運転機能と個別運転機能をもつことにより室内機を同時運転して室内全体を空調して快適空間を提供する一方、室内のレイアウト変更して間仕切りしたケースで室内機を部屋毎に個別運転を制御することができ、快適空間と省エネを図ることができる。
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の空気調和機を図1から図4を用いて説明する。
まず、図1は、冷凍サイクル系統を示す。本実施形態の空気調和機について、図2〜図4に示す。図2、図3は本発明の第1実施形態の空気調和機を設置した状況を示し、図3は図1の空気調和機の動作状況を示す。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の空気調和機を図1から図4を用いて説明する。
まず、図1は、冷凍サイクル系統を示す。本実施形態の空気調和機について、図2〜図4に示す。図2、図3は本発明の第1実施形態の空気調和機を設置した状況を示し、図3は図1の空気調和機の動作状況を示す。
図1に冷凍サイクル系統図を示す。本冷凍サイクルは、圧縮機7、四方弁11、室外機熱交換器8、送風用ファン(室外)10、レシーバタンク12、電子膨張弁(室外)17、室内機用熱交換器1a・1b、送風用ファン(室内)3a・3b、電子膨張弁(室内)6a・6b、等から構成されており、これらが、ガス管用接続管15、液管用接続管16、等により接続されて冷凍サイクルが構成されている。
次に冷凍サイクル運転時の動作について示す。冷房運転時には、圧縮機7から吐出された高温高圧のガス冷媒は四方弁11を経由し、室外機用熱交換器8にて送風用ファン(室外)10により送風される空気により冷却されガス冷媒は凝縮液化する。液冷媒はレシーバタンク12に保有された後、液管用接続管16を通じ電子膨張弁(室内)5a・5bで減圧され、室内機用熱交換器1a・1bにて送風用ファン(室内)3a・3bで送られる空気から熱を吸熱して蒸発することにより低温低圧のガス冷媒となる。この低温低圧のガス冷媒はガス管用接続管15を介し再度室外機側に戻り、四方弁11を通過した後、圧縮機7に戻って再度同じサイクルを繰り返す。
暖房時には、圧縮機7から吐出された高温高圧のガス冷媒は四方弁10を経由し、ガス管用接続管15を通り、室内機側に入り、室内機よう熱交換器1で送風用ファン(室内)3a・3b から送風される空気で冷却されガス冷媒は凝縮液化する。液冷媒は膨張弁(室内)5a・5bで減圧されて液管用接続管16を通過し、再度室外機側に戻り、液冷媒はレシーバタンク12に保有された後、電子膨張弁(室外)17で減圧され、室外機用熱交換器8にて送風用ファン(室外)10から送風される空気から吸熱して蒸発した後低温低圧のガス冷媒となり、四方弁11を介して圧縮機7に戻って再度同じサイクルを繰り返す。
暖房時には、圧縮機7から吐出された高温高圧のガス冷媒は四方弁10を経由し、ガス管用接続管15を通り、室内機側に入り、室内機よう熱交換器1で送風用ファン(室内)3a・3b から送風される空気で冷却されガス冷媒は凝縮液化する。液冷媒は膨張弁(室内)5a・5bで減圧されて液管用接続管16を通過し、再度室外機側に戻り、液冷媒はレシーバタンク12に保有された後、電子膨張弁(室外)17で減圧され、室外機用熱交換器8にて送風用ファン(室外)10から送風される空気から吸熱して蒸発した後低温低圧のガス冷媒となり、四方弁11を介して圧縮機7に戻って再度同じサイクルを繰り返す。
次に冷房時の同時運転と個別運転時の電子膨張弁制御による冷媒の流れを示す。同時運転のケースでは、圧縮機7から吐出された高温高圧のガス冷媒は四方弁11を経由し、室外機用熱交換器8にて送風用ファン(室外)10により送風される空気により冷却されガス冷媒は凝縮液化する。液冷媒はレシーバタンク12に保有された後、液管用接続管16を通じ各室内の室内機電子膨張弁5a・5bをリモコン6aの設定温度に応じて減圧し、室内機用熱交換器1a・1bにて送風用ファン(室内)3a・3bで送られる空気から熱を吸熱して蒸発することにより低温低圧のガス冷媒となる。この低温低圧のガス冷媒はガス管用接続管15を介し再度室外機側に戻り、四方弁11を通過した後、圧縮機7に戻る。このようなサイクルで冷媒の流れを制御している。
個別運転のケースでは、圧縮機7から吐出された高温高圧のガス冷媒は四方弁11を経由し、室外機用熱交換器8にて送風用ファン(室外)10により送風される空気により冷却されガス冷媒は凝縮液化する。液冷媒はレシーバタンク12に保有された後、液管用接続管16を通じ各室内の室内機の電子膨張弁5a・5bを個々のリモコン6a・6bの設定温度に応じて異なる減圧量で減圧し、室内機用熱交換器1a・1bにて送風用ファン(室内)3a・3bで送られる空気から熱を吸熱して蒸発することにより低温低圧のガス冷媒となる。この低温低圧のガス冷媒はガス管用接続管15を介し再度室外機側に戻り、四方弁11を通過した後、圧縮機7に戻る。このようなサイクルで冷媒の流れを制御している。
個別運転のケースでは、圧縮機7から吐出された高温高圧のガス冷媒は四方弁11を経由し、室外機用熱交換器8にて送風用ファン(室外)10により送風される空気により冷却されガス冷媒は凝縮液化する。液冷媒はレシーバタンク12に保有された後、液管用接続管16を通じ各室内の室内機の電子膨張弁5a・5bを個々のリモコン6a・6bの設定温度に応じて異なる減圧量で減圧し、室内機用熱交換器1a・1bにて送風用ファン(室内)3a・3bで送られる空気から熱を吸熱して蒸発することにより低温低圧のガス冷媒となる。この低温低圧のガス冷媒はガス管用接続管15を介し再度室外機側に戻り、四方弁11を通過した後、圧縮機7に戻る。このようなサイクルで冷媒の流れを制御している。
図2は、同一室内空間での複数台の室内機と一台の室外機を接続して空調を行っている空気調和機の同時運転する空調機の施工図を示す。室内空間21に設置された複数の室内機22a.22bは、リモコン6に設定された設定温度に基づき室外機23よりガス管用接続管15と液管用接続管16を通り室内機電子膨張弁5a・5bを介して冷媒を調節し複数の室内機22a.22bに供給し空調を行い快適空間を提供する。
図3は、図2の室内空間21をレイアウトの変更で間仕切りし複数の室内空間21a・21bができた場合の複数台の室内機と一台の室外機を接続して空調を行っている空気調和機の個別運転する空調機の施工図を示す。複数の室内空間21a・21bに設置された複数の室内機22a.22bは、室外機23よりガス管用接続管15、液管用接続管16を通り室内機電子膨張弁5a・5bを介して複数の室内機22a.22bに供給された冷媒をリモコン6a・6bに設定された個々の設定温度に基づき室内機22a.22bを個々に冷媒量を調節し複数の室内空間21a・21b毎に空調を行い快適空間を提供する。
図4は、同時運転と個別運転時の圧縮機、室内ファン、電子膨張弁の動作をタイムチャートで示す。同時運転は、圧縮機7とNo.1号機室内ファン3a・No.2号機室内ファン3b、電子膨張弁5a・5bすべてが同時に動作し、室内機22a、22bが同時に運転しているタイムチャートを示す。これに対しNo.1号機室内機22aが運転状態でNo.2号機室内機22bが停止状態の個別運転するケースでは、圧縮機7が動作している状態で、室内ファン3a、電子膨張弁5aが動作し、室内ファン3b、電子膨張弁5bが停止し、室内機22aは運転し室内機22bは停止させることで個別運転を可能とすることができる。これにより室内レイアウトを変更して、図2の室内空間21を間仕切りし図3の複数の室内空間21a・21bができた場合において個別運転機能によることで、複数の室内空間21a・21bを個々に空調することが可能となる。これにより、室内空間21bを使用していない場合において室内空間21a のみ空調が可能となり、使用していない室内空間21bを停止することができることにより省エネを図ることができる。室内の空調負荷が室内空間21aと室内空間21bで異なる場合、リモコン6a・6bの設定温度を変え空調負荷に合わせて空調能力を可変することができ快適空間を温存することが出来る。
1…室内熱交換器、2…送風用電動機(室内)、3…送風用ファン(室内)、4…室内制御装置、5…電子膨張弁(室内)、6…リモコン、7…圧縮機、8…室外熱交換器、9…送風用電動機(室外)、10…送風用ファン(室外)、11…四方弁、12…レシーバタンク、13…室外制御装置、14…切替スイッチ、15…ガス管用接続管、16…液管用接続管、17…電子膨張弁(室外)、18…配管サーミスタ、19…圧力センサ、20…圧力遮断用SW、21…室内空間、22…室内機、23…室外機、24…伝送線
Claims (4)
- 複数台の室内機と1台の室外機の接続を可能とする空気調和機において、個々の室内機を発停制御できる個別運転機能と個々の室内機を同時に発停制御できる同時運転機能の両者の制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
- 複数台の室内機と1台の室外機の接続を可能とする空気調和機において、個々の室内機を発停制御できる個別運転機能と個々の室内機を同時に発停制御できる同時運転機能の両者の制御装置を備え、両者の機能を制御装置の切替スイッチで選定することが可能であることを特徴とする空気調和機。
- 冷媒供給量を調節する流量調節手段を有する複数台の室内機と一台の室外機の接続を可能とする空気調和機において、個々の室内機を発停制御できる個別運転機能と個々の室内機を同時に発停制御できる同時運転機能の両者の制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
- 冷媒供給量を調節する流量調節手段を有する複数台の室内機と一台の室外機の接続を可能とする空気調和機において、個々の室内機を発停制御できる個別運転機能と個々の室内機を同時に発停制御できる同時運転機能の両者の制御装置を備え、両者の機能を制御装置の切替スイッチで選定することが可能であることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2006150870A JP2007322037A (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 空気調和機 |
Publications (1)
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Country Status (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207868A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機およびその運転方法 |
CN107238161A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-10-10 | 广东美的暖通设备有限公司 | 多联机***及其模式切换控制方法 |
JP2020051700A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 株式会社デンソーエアクール | 空調システム |
AU2018441289B2 (en) * | 2018-09-14 | 2022-03-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning system |
-
2006
- 2006-05-31 JP JP2006150870A patent/JP2007322037A/ja not_active Withdrawn
-
2007
- 2007-05-17 CN CN 200710104925 patent/CN101082440A/zh active Pending
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CN107238161B (zh) * | 2017-07-25 | 2020-05-08 | 广东美的暖通设备有限公司 | 多联机***及其模式切换控制方法 |
AU2018441289B2 (en) * | 2018-09-14 | 2022-03-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning system |
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Legal Events
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