JP2007321864A - 減衰力調整式油圧緩衝器 - Google Patents

減衰力調整式油圧緩衝器 Download PDF

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Abstract

【課題】減衰力調整式油圧緩衝器において、製造コストを安価にし、かつ、軸方向の寸法を小さくする。
【解決手段】油液が封入されたシリンダ2内にピストン5を摺動可能に連結し、ピストン5にソレノイドアセンブリ6を介してピストンロッド7を連結する。伸び側及び縮み側減衰弁12、13によって減衰力を発生させ、ソレノイドアセンブリ6のコイル23に通電してスプール弁17を移動させることによって減衰力を調整する。コイル23を収容するケース21に、ピストン5に取付けられたピストンボルト8及びピストンロッド7に取付けられたベース25を嵌合し、ケース21の両端部をかしめて、かしめ部21A、21Bによってピストンボルト8及びベース25をケース21に固定する。かしめによってねじ結合をなくして製造コストを安価にすると共に軸方向の寸法を小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両の懸架装置等に装着される減衰力調整式油圧緩衝器に関するものである。
自動車等の車両の懸架装置に装着される油圧緩衝器には、路面状態、走行状態等に応じて、乗り心地や操縦安定性を向上させるために、減衰力特性を適宜調整できるようにした減衰力調整式油圧緩衝器がある。
減衰力調整式油圧緩衝器は、一般に、油液を封入したシリンダ内にピストンロッドを連結したピストンを摺動可能に嵌装してシリンダ内を2室に画成し、ピストン部にシリンダ内の2室を連通させる油液通路及びその流路を調整する減衰力調整弁を設けた構造となっている。減衰力調整弁は、オリフィスの流路面積及びディスクバルブの開弁圧力等を変化させることによって減衰力を調整するようになっている。
また、減衰力調整式油圧緩衝器には、例えば特許文献1に記載されているように、ピストンとピストンロッドとの間に減衰力調整調整弁を切換えるためのソレノイドアクチュエータを配置し、中空のピストンロッド内に挿通されて外部に延出されたリード線を介してソレノイドアクチュエータに通電することによって減衰力調整弁を切換えるようにしたものがある。
特開2001−241484号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された減衰力調整式油圧緩衝器では、次のような問題がある。この減衰力調整式油圧緩衝器では、ソレノイドアクチュエータは、ピストンとピストンロッドとの間に連結された円筒状のケース内に収容されており、ケースは、ピストン側及びピストンロッド側にねじ結合されている。このため、ケース、ピストン側及びピストンロッド側の部材は、ねじ部を機械加工する必要があり、加工工数が多く、また、切削のための取代が大きく、加工費及び材料費がかかる。更に、ねじ部を設けるため、軸方向の寸法が大きくなり、小型化が困難になっている。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、製造コストが安価で、かつ、軸方向の寸法を小さくすることができる減衰力調整式油圧緩衝器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記ピストンの摺動によって生じる油液の流れを制御して減衰力を発生させると共にその減衰力を調整可能とした減衰力調整機構と、前記減衰力調整機構の減衰力を調整するためのソレノイドアクチュエータとを備えた減衰力調整式油圧緩衝器において、
前記ソレノイドアクチュエータを収容する円筒状のケースと、前記ピストンに連結されて前記ケースの一端部に嵌合するピストン側部材と、前記ピストンロッドに連結されて前記ケースの他端部に嵌合するロッド側部材とが設けられ、前記ケースの一端または他端の少なくとも一方の端部がかしめられて前記ピストン側部材及び前記ロッド側部材が前記ケースに固定されていることを特徴とする。
請求項2に係る減衰力調整式油圧緩衝器は、上記請求項1の構成において、前記ケースの内周部に段部が形成され、前記ピストン側部材及び前記ロッド側部材は、前記段部に当接して軸方向に位置決めされることを特徴とする。
請求項3の発明に係る減衰力調整式油圧緩衝器は、上記請求項1の構成において、前記ケース内に一端部が前記ピストン側部材に当接し他端部が前記ロッド側部材に当接する円筒状の位置決め部材が挿入されていることを特徴とする。
請求項1の発明に係る減衰力調整式油圧緩衝器によれば、ケースの一端または他端の少なくとも一方の端部をかしめてピストン側部材及びロッド側部材をケースに結合することにより、これらのねじによる結合をなくして製造コストを低減すると共に軸方向の寸法を小さくすることができる。
請求項2の発明に係る減衰力調整式油圧緩衝器によれば、ピストン側部材及びロッド側部材がケースの段部によって軸方向に位置決めされるので、ピストン及びピストンロッドからケース内に収容されたソレノイドアクチュエータに荷重が伝達されることがない。
請求項3の発明に係る減衰力調整式油圧緩衝器によれば、ピストン側部材及びロッド側部材が位置決め部材によって軸方向時に位置決めされるので、ピストン及びピストンロッドからケース内に収容されたソレノイドアクチュエータに荷重が伝達されることがない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図3に示すように、本実施形態に係る減衰力油圧緩衝器1は、複筒式の油圧緩衝器であって、シリンダ2の外周に外筒3が設けられ、シリンダ2と外筒3との間にリザーバ4が形成された二重筒構造となっている。シリンダ2内には、ピストン5が摺動可能に嵌装され、このピストン5によってシリンダ2内がシリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとの2室に画成されている。ピストン5には、ソレノイドアセンブリ6を介して中空のピストンロッド7の一端部が連結されており、ピストンロッド7の他端側は、シリンダ2及び外筒3の上端部に設けられたロッドガイド(図示せず)及びオイルシール(図示せず)に挿通されて外部へ延出されている。
シリンダ2の下端部には、シリンダ下室2Bとリザーバ4とを区画するベースバルブ(図示せず)が設けられており、ベースバルブには、リザーバ4側からシリンダ下室2B側への油液の流通のみを許容する逆止弁、並びに、シリンダ下室2B側からリザーバ4側への油液の流通に適度な抵抗を付与するオリフィス及びディスクバルブ等からなる減衰力発生機構が設けられている。そして、シリンダ2内には、油液が封入され、リザーバ4内には、油液及びガスが封入されている。
ピストン5には、ピストンボルト8が挿通されてナット9によって固定されている。ピストン5には、シリンダ上下室2A、2B間を連通させる伸び側油路10及び縮み側油路11が設けられている。ピストン5の下端部には、伸び側油路10の油液の流動を制御して減衰力を発生させる伸び側減衰弁12(減衰力調整機構)が設けられ、上端部には、縮み側油路11の油液の流動を制御して減衰力を発生させる縮み側減衰弁13(減衰力調整機構)が設けられている。
伸び側減衰弁12は、伸び側油路10を開閉する伸び側メインバルブ14(ディスクバルブ)と、伸び側メインバルブ14に対して閉弁方向に内圧を作用させてその開弁圧力を調整する伸び側背圧室15と、伸び側メインバルブ14をバイパスし、伸び側油路10の流路面積を直接調整すると共に、これによって伸び側背圧室15の内圧を調整する伸び側オリフィス通路16が設けられている。伸び側オリフィス通路16は、ピストンボルト8内に設けられたスプール弁17によってその流路面積を調整するようになっている。
縮み側減衰弁13は、縮み側油路11を開閉する縮み側メインバルブ18(ディスクバルブ)と、縮み側メインバルブ18に対して閉弁方向に内圧を作用させてその開弁圧力を調整する縮み側背圧室19と、メインバルブ14をバイパスし、縮み側油路11の流路面積を直接調整すると共に、これによって縮み側背圧室19の内圧を調整する縮み側オリフィス通路20が設けられている。縮み側オリフィス通路20は、伸び側と共通のスプール弁17によってその流路面積を調整するようになっている。
ソレノイドアセンブリ6は、円筒状のケース21の下端部にピストンボルト8(ピストン側部材)が嵌合され、ケース21内に、ソレノイドアクチュエータを構成するプランジャ22、コイル23、コア24が収容され、ケース21の上端部にベース25(ロッド側部材)が嵌合されており、ケース21の両端部をかしめて両端部のピストンボルト8及びベース25をケース21に固定することによって、これらが一体に結合されている。
ピストンボルト8は、ピストン5に挿通されて先端部にナット9が螺着される円筒部26と、ソレノイドアセンブリ6のケース21に嵌合される大径の基部27とを有する段付形状であり、基部27には、円筒部26内に連通する案内ボア28が形成されている。そして、円筒部26内にスプール弁17が摺動可能に嵌合され、案内ボア28内にプランジャ22が摺動可能に嵌合され、スプール弁17とプランジャ22とが互いに当接して連結されている。ケース21の内周部には、段部29が形成されており、段部29に基部27を当接させてピストンボルト8を軸方向に位置決めし、ケース21の下端部を全周にわたって内側にかしめて、かしめ部21Aによってピストンボルト8がケース21に固定されている。
コイル23は、ケース21内に嵌合され、一端がピストンボルト8の基部に当接し、他端がベース25に当接して固定されている。コイル21には、リード線30が結線されており、リード線30は中空のピストンロッド7に挿通されて外部へ延ばされている。
コア24は、小径部31及び大径部32を有する段付形状であり、小径部31がコイル23内に挿入、嵌合され、大径部32の小径部31側の端面がコイル23の端面に当接している。コア24の小径部31には、プランジャ22の上端部を摺動可能に嵌合して案内する案内ボア33が設けられている。案内ボア33の底部とプランジャ22との間には、ばね34が介装されている。
ベース25は、下端部にコア24の大径部32が嵌合するボア35が形成され、上端部にピストンロッド7が嵌合、固定される連結ボア36が形成された環状部材である。ケース21の内周部には、段部37が形成されており、ベース25の外周部に形成された段部38をケース21側の段部37に当接させてベース25を軸方向に位置決めし、ケース21の上端部を全周にわたって内側にかしめて、かしめ部21Bによってベース25がケース21に固定されている。このようにして、ベース25を軸方向に位置決めしてケース21に固定することにより、コイル23及びコア24がケース21内で固定されている。ピストンロッド7は、ベース25に形成された円筒部39に嵌合され、円筒部39の側面部を内側へかしめることによってベース25に固定されている。このほか、ピストンロッド7は、溶接、メタルフロー、ねじ結合等の結合手段によってベース25に固定してもよい。
そして、外部からリード線30を介してコイル23に通電してコイル23を励磁させることにより、プランジャ22に推力を発生させることができ、プランジャ22によってスプール弁17を移動させて伸び側及び縮み側オリフィス通路16、20の流路面積を調整するようになっている。
以上のように構成した本実施形態の作用について次に説明する。
ピストンロッド7の伸び行程時には、シリンダ上室2A側の油液は、伸び側メインバルブ14の開弁前には、伸び側オリフィス通路16を通ってシリンダ下室2B側へ流れ、その圧力が伸び側メインバルブ14の開弁圧力に達すると、伸び側メインバルブ14を開いてシリンダ下室2B側へ流れる。このとき、ピストンロッド7がシリンダ2内から退出した分、リザーバ4からベースバルブを介してシリンダ2内へ油液が流れ、リザーバ4内のガスの膨張によってシリンダ2内の容積変化を補償する。
一方、ピストンロッド7の縮み行程時には、シリンダ下室2B側の油液は、縮み側メインバルブ18の開弁前には、縮み側オリフィス通路20を通ってシリンダ上室2A側へ流れ、その圧力が縮み側メインバルブ18の開弁圧力に達すると、縮み側メインバルブ18を開いてシリンダ上室2A側へ流れる。このとき、ピストンロッド7がシリンダ2内に侵入した分、シリンダ2内の油液がベースバルブを介してリザーバ4へ流れてリザーバ4内のガスを圧縮することによってシリンダ2内の容積変化を補償する。
そして、外部からリード線30を介してコイル23に通電し、プランジャ22によってスプール弁17の付勢力を変化させることにより、伸び側及び縮み側オリフィス通路16、20の流路面積が調整され、伸び側及び縮み側の減衰力を直接制御することができる。また、これにより、伸び側及び縮み側背圧室15、19の内圧が調整されるので、伸び側及び縮み側メインバルブ14、18の開弁圧力を制御することができ、減衰力特性の調整範囲を広くすることができる。なお、本実施の形態においてのスプール弁17は、伸び側は圧力によって移動する圧力制御弁として作用し、縮み側はスプール弁17が圧力バランスしているので圧力に依存しない流量制御弁として作用する。本発明は、伸縮共に圧力制御弁であっても、伸縮共に流量制御弁であってもよい。
ソレノイドアセンブリ6は、ケース21の両端部をかしめることによってピストンボルト8及びベース25をケース21に固定するようにしたので、これらをねじ結合する従来例に比して、軸方向の長さを短縮して小型化を達成することができる。このとき、ピストンボルト8及びベース25は、ケース21の段部29及び37によって軸方向に位置決めされてケース21に固定されるので、ピストン5及びピストンロッド7にかかる荷重がケース21内に収容されたプランジャ22、コイル23、コア24に直接作用することがない。また、ケース21にねじ部を機械加工する必要がないため、ケース21として既成のパイプ材を使用することができ、製造コストを低減することができる。
次に、本発明の他の実施形態について図3乃至図6を参照して説明する。なお、これらの実施形態は、上記第1実施形態に対して、ソレノイドアセンブリ6の構造の一部が異なるのみであるから、ソレノイドアセンブリ6のみを図示し、上記第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付して異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図3に示すように、本発明の第2実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリ6では、ケース21の両端部の一部の複数箇所を内側にかしめて、かしめ部21A及び21Bによってピストンボルト8の基部27及びベース25をケース21に固定している。なお、ケース21の上端部又は下端部の一方の一部をかしめ、他方は、上記第1実施形態と同様、全周にわたって内側にかしめるようにしてもよい。これにより、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
図4に示すように、本発明の第3実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリ6では、ケース21の上端部及び下端部の側面部を全周にわたって内側にかしめて、かしめ部21A及び21Bによってピストンボルト8の基部27及びベース25をケース21に固定している。これにより、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
図5に示すように、本発明の第4実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリ6では、ケース21の上端部及び下端部の側面部の一部の複数箇所を内側にかしめて、かしめ部21A及び21Bによってピストンボルト8の基部27及びベース25をケース21に固定している。なお、ケース21の上端部又は下端部の一方の側面部の一部をかしめ、他方は、上記第3実施形態と同様、全周にわたって内側にかしめるようにしてもよい。これにより、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
図6にしめすように、本発明の第5実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリ6では、ケース21の内周部に段部29、37を形成する代わりに、ケース21内に円筒状の位置決め部材40を挿入、嵌合し、位置決め部材40の両端部にピストンボルト8の基部27及びベース25の段部38を当接させることよってピストンボルト8及びベース25を軸方向に位置決めしている。また、ピストンロッド7は、ベース25の円筒部39にねじ結合されている。これにより、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができ、さらに、位置決め部材40によってピストン5及びピストンロッド7にかかる荷重を受けることができ、ソレノイドアセンブリ6の強度及び剛性を高めることができる。なお、円筒部材40として既成のパイプ材を使用することができるので製造コストも安価ですむ。
この場合、ケース21の両端部をかしめなくとも、一端側を絞っておき、他端からすべての部品を挿入し、他端側のみかしめるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器を一部破断して示す縦断面図である。 図1に示す減衰力調整式油圧緩衝器の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリを拡大して示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリを拡大して示す縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリを拡大して示す縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器のソレノイドアセンブリを拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
1 減衰力調整式油圧緩衝器、2 シリンダ、5 ピストン、7 ピストンロッド、8 ピストンボルト(ピストン側部材)、12 伸び側減衰弁(減衰力調整機構)、13 縮み側減衰弁(減衰力調整機構)、21 ケース、23 コイル(ソレノイドアクチュエータ)、25 ベース(ロッド側部材)

Claims (3)

  1. 油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記ピストンの摺動によって生じる油液の流れを制御して減衰力を発生させると共にその減衰力を調整可能とした減衰力調整機構と、前記減衰力調整機構の減衰力を調整するためのソレノイドアクチュエータとを備えた減衰力調整式油圧緩衝器において、
    前記ソレノイドアクチュエータを収容する円筒状のケースと、前記ピストンに連結されて前記ケースの一端部に嵌合するピストン側部材と、前記ピストンロッドに連結されて前記ケースの他端部に嵌合するロッド側部材とが設けられ、前記ケースの一端または他端の少なくとも一方の端部がかしめられて前記ピストン側部材及び前記ロッド側部材が前記ケースに固定されていることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
  2. 前記ケースの内周部に段部が形成され、前記ピストン側部材及び前記ロッド側部材は、前記段部に当接して軸方向に位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の減衰力調整式油圧緩衝器。
  3. 前記ケース内に一端部が前記ピストン側部材に当接し他端部が前記ロッド側部材に当接する円筒状の位置決め部材が挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の減衰力調整式油圧緩衝器。
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