JP2007320627A - Information medium storage case - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、一対のディスク状情報媒体を収容可能に構成された情報媒体収容ケースに関するものである。 The present invention relates to an information medium accommodation case configured to accommodate a pair of disc-shaped information media.
この種の情報媒体収容ケースとして、一対のディスク体を収容可能に構成されたディスク収納ケースが特開平11−91847号公報に開示されている。このディスク収納ケースは、ベースプレートと、ベースプレートに軸支されたカバープレートとを備え、両プレートに対してディスク体をそれぞれ1枚ずつ保持可能に構成されている。この場合、図6に示すように、このディスク収納ケース1x(以下、このディスク収納ケースを構成する各構成要素や収納対象のディスク体については、符号の末尾に「x」を付して説明する)では、両プレート2ax,2bxにおける基板部11xの中心部にディスク体9xを保持するための保持部15xがそれぞれ形成されている。この保持部15xは、基板部11xの中央部に円環状に立設された複数の係合片(突起)31xを備え、ディスク体9xにおける中心孔9axを挿通させた各係合片31xの先端部が中心孔9axの口縁部に係合することでディスク体9xを両プレート2ax,2bxに保持するように構成されている。
ところが、従来のディスク収納ケース1xには、以下の問題点がある。すなわち、従来のディスク収納ケース1xでは、基板部11xの中央部に立設した複数の係合片31xを備えて保持部15xが構成されている。この場合、図6に示すように、この保持部15xでは、ディスク体9xを保持した状態において、各係合片31xの先端部がディスク体9xから大きく突出した状態となる。また、ディスク収納ケース1xの持ち運びに際しては、両基板部11xを接近させるようにして同図に示す矢印B1,B2の向きで両プレート2ax,2bxに押圧力が加えられることがある。この場合、ベースプレート2ax側の各係合片31xにおける先端部と、カバープレート2bx側の各係合片31xにおける先端部とが接した状態において矢印B1,B2の向きで押圧力が加えられて両基板部11xが内側に変形させられたときには、各係合片31xが弾性変形させられてディスク体9xに対する係合が解除されて、両保持部15xからディスク体9xが離脱することとなる。したがって、持ち運び時等におけるディスク体9xの意図しない離脱を回避するためには、押圧力が加わっていない状態において、ベースプレート2ax側の各係合片31xにおける先端部と、カバープレート2bx側の各係合片31xにおける先端部とを十分に離間させておく必要がある。
However, the conventional
このように、従来のディスク収納ケース1xでは、各ディスク体9xを保持している状態の係合片31xの突出量(高さHx)と、両保持部15xにおける係合片31xの間に設ける隙間Sxとの和である距離Lxだけ、ディスク収納ケース1x内において両ディスク体9xを離間させておく必要がある。このため、従来のディスク収納ケース1xには、全体としての厚みTxを薄くするのが困難であるという問題点がある。また、上記のような構成の保持部15xでは、各係合片31xの変形が阻害されることのないように、各係合片31xの間に十分な幅のスリット32xが形成されると共に、各係合片31xの先端部が離間させられて丸孔33xが形成されている。したがって、両プレート2ax,2bxを嵌め合わせた状態においても、このスリット32xや丸孔33xを介してディスク収納ケース1xの内部と外部とが連通した状態となる。このため、従来のディスク収納ケース1xには、スリット32xや丸孔33xからディスク収納ケース1xの内部に塵埃が侵入し易く、侵入した塵埃がディスク体9xに付着して記録再生エラーを招くおそれがあるという問題点も存在する。
As described above, in the conventional
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、塵埃の侵入を回避すると共に全体としての厚みを薄厚に形成し得る情報媒体収容ケースを提供することを主目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, and a main object of the present invention is to provide an information medium housing case that can prevent the intrusion of dust and can be formed thin as a whole.
上記目的を達成すべく本発明に係る情報媒体収容ケースは、主板の外縁部に側壁が設けられて互いに嵌め合わせが可能な浅皿状に形成された第1ハーフおよび第2ハーフを備えると共に、当該両ハーフを嵌め合わせることによって形成される内部空間に一対のディスク状情報媒体を収容可能に構成され、前記両ハーフは、前記主板上の媒体収容位置に向けて当該各ハーフの側方から当該主板に沿って前記ディスク状情報媒体を挿入可能な媒体挿入部が前記外縁部の一部の箇所にそれぞれ形成されると共に、前記主板から離間する方向への前記媒体収容位置からの前記ディスク状情報媒体の離脱を規制する離脱規制片がそれぞれ形成され、かつ、当該両ハーフを嵌め合わせた状態において、当該第1ハーフにおける前記側壁の一部によって当該第2ハーフの前記媒体挿入部を閉塞すると共に当該第2ハーフにおける前記側壁の一部によって当該第1ハーフの前記媒体挿入部を閉塞するように当該各一部の側壁が高背に形成されている。 In order to achieve the above object, an information medium storage case according to the present invention includes first and second halves formed in a shallow dish shape in which a side wall is provided on an outer edge portion of a main plate and can be fitted to each other. A pair of disc-shaped information media can be accommodated in an internal space formed by fitting the halves, and the halves are arranged from the sides of the halves toward the medium accommodation position on the main plate. The disk-shaped information from the medium-accommodating position in a direction away from the main plate is formed at each part of the outer edge portion with a medium insertion portion into which the disk-shaped information medium can be inserted along the main plate. In the state where the separation regulating pieces for regulating the separation of the medium are respectively formed and the halves are fitted together, the part of the side wall in the first half The side walls of each of the portions are formed tall so that the medium insertion portion of the two halves is closed and the medium insertion portion of the first half is closed by a portion of the side walls of the second half. .
また、本発明に係る情報媒体収容ケースは、前記両ハーフが連結部を介して一体的に連結されて構成されている。 Moreover, the information medium storage case according to the present invention is configured such that the halves are integrally connected via a connecting portion.
本発明に係る情報媒体収容ケースによれば、媒体収容位置に向けて各ハーフの側方から主板に沿ってディスク状情報媒体を挿入可能な媒体挿入部を外縁部の一部の箇所にそれぞれ形成すると共に、主板から離間する方向への媒体収容位置からのディスク状情報媒体の離脱を規制する離脱規制片をそれぞれ形成し、かつ、両ハーフを嵌め合わせた状態において、第1ハーフにおける側壁の一部によって第2ハーフの媒体挿入部を閉塞すると共に第2ハーフにおける側壁の一部によって第1ハーフの媒体挿入部を閉塞するように各一部の側壁を高背に形成したことにより、情報媒体収容ケース内において両ディスク状情報媒体を十分に接近させた状態で保持することができるため、両ディスク体を大きく離間させておく必要のある従来のディスク収納ケースと比較して、全体としての厚みを十分に薄くすることができる。 According to the information medium accommodation case according to the present invention, the medium insertion portion into which the disc-shaped information medium can be inserted along the main plate from the side of each half toward the medium accommodation position is formed at a part of the outer edge portion, respectively. In addition, in the state where the separation regulating pieces for regulating the separation of the disc-shaped information medium from the medium accommodation position in the direction away from the main plate are formed and the halves are fitted together, one side wall of the first half is fitted. The medium insertion portion of the second half is closed by the portion and the side walls of each part are formed tall so that the first half medium insertion portion is closed by a portion of the side wall of the second half. A conventional disk in which both disk-shaped information media can be held in a sufficiently close state in the housing case, and therefore, both disk bodies need to be largely separated from each other. Compared to pay case, it is possible to sufficiently reduce the thickness as a whole.
また、従来のディスク収納ケースにおける保持部のスリットや丸孔のような構成を不要としつつディスク状情報媒体を保持することができるため、情報媒体情報媒体収容ケースの内部に塵埃が侵入する事態を回避することができる。さらに、第1ハーフに対して第2ハーフを離間させるだけで、第2ハーフの側壁の一部によって閉塞されていた第1ハーフの媒体挿入部を開口すると共に、第1ハーフの側壁の一部によって閉塞されていた第2ハーフの媒体挿入部を開口することができ、第1ハーフに対して第2ハーフを嵌め合わせるだけで、第1ハーフの媒体挿入部を第2ハーフの側壁の一部によって閉塞すると共に、第2ハーフの媒体挿入部を第1ハーフの側壁の一部によって閉塞することができる。したがって、非常に簡易な構成でありながら、収容状態においては塵埃の侵入やディスク状情報媒体の意図しない脱落を確実に回避することができると共に、ディスク状情報媒体の使用に際しては、迅速かつ容易に両ハーフからディスク状情報媒体を取り出すことができる。 In addition, since it is possible to hold the disc-shaped information medium while eliminating the configuration such as the slits and round holes of the holding portion in the conventional disc storage case, there is a situation in which dust enters the information medium information medium storage case. It can be avoided. Furthermore, by only separating the second half from the first half, the first half medium insertion portion closed by a part of the second half side wall is opened, and a part of the first half side wall is opened. The medium insertion portion of the second half that has been blocked by the opening can be opened, and the first half medium insertion portion can be part of the side wall of the second half simply by fitting the second half to the first half. And the second half medium insertion portion can be blocked by a part of the side wall of the first half. Therefore, while having a very simple configuration, intrusion of dust and unintentional dropping of the disc-shaped information medium can be reliably avoided in the accommodated state, and the disc-shaped information medium can be used quickly and easily. The disc-shaped information medium can be taken out from both halves.
また、本発明に係る情報媒体収容ケースによれば、連結部を介して両ハーフを一体的に連結して構したことにより、両ハーフが別個独立して形成されている構成とは異なり、両ハーフのいずれかを紛失する事態を回避することができる。 Further, according to the information medium housing case according to the present invention, both halves are integrally connected via the connecting portion, so that both halves are formed independently of each other. The situation of losing one of the halves can be avoided.
以下、添付図面を参照して、本発明に係る情報媒体収容ケースの最良の形態について説明する。 Hereinafter, the best mode of an information medium housing case according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1,2に示す情報媒体収容ケース(以下、「収容ケース」ともいう)1は、一例として、直径8cmの追記型または書換え型の光ディスク9(本発明におけるディスク状情報媒体の一例)を2枚収容可能に構成されたケースであって、連結部3を介してハーフ2a,2bが樹脂材料(一例として、ポリプロピレンやポリエチレン)で一体的に連結されて構成されている。なお、収容ケース1を成形するための樹脂材料は、上記の例示に限定されるものではなく、各種樹脂材料を採用することができる。
An information medium accommodation case (hereinafter also referred to as “accommodation case”) 1 shown in FIGS. 1 and 2 includes, as an example, two write-once or rewritable optical disks 9 (an example of a disk-shaped information medium in the present invention) having a diameter of 8 cm. The case is configured to be capable of accommodating sheets, and the
ハーフ2a,2bは、本発明における第1ハーフおよび第2ハーフに相当し、方形薄板状の主板11における外縁部に側壁12が設けられて互いに嵌め合わせが可能な浅皿状に形成されている。このハーフ2a,2bは、連結部3との接合部位を折り曲げるようにして互いに嵌め合わせることにより、一対の光ディスク9,9を収容可能な内部空間(収容空間)S1を形成可能に構成されている(図3参照)。また、両ハーフ2a,2bは、主板11上の収容位置P(本発明における媒体収容位置)に向けて各ハーフ2a,2bの側方から矢印A1,A2の向きで主板11に沿って光ディスク9を挿入可能な挿入部22(本発明における媒体挿入部)が主板11の外縁部における一部の箇所にそれぞれ形成されている。
The
この場合、この収容ケース1では、ハーフ2aに対する光ディスク9の挿入方向と、ハーフ2bに対する光ディスク9の挿入方向とが180°正反対となるように連結部3を介してハーフ2a,2bが連結されている。また、この収容ケース1では、側壁12を部分的に低背に形成することで挿入部22が形成されている。以下、側壁12において低背に形成されている部位を側壁12aともいう。この場合、側壁12aは必ずしも必要な構成要素ではなく、側壁12aの上端部を主板11の表面と面一になるまで低く形成することで、つまり側壁12を実質的には設けないで、挿入部22として機能させることもできる。
In this case, in this
また、両ハーフ2a,2bには、挿入部22から挿入された光ディスク9を収容位置Pに案内するための一対の案内壁13aと、収容位置Pまで挿入された光ディスク9が当接可能な平面視円弧状のストッパ13bとが主板11に立設されている。この場合、案内壁13aおよびストッパ13bの基端部には、光ディスク9における外縁部が接触可能に主板11の表面よりも一段高く形成されて、後述するように収容位置Pに向けて移動させられている状態の光ディスク9、収容位置Pに収容された状態の光ディスク9、および光ディスク9から挿入部22に向けて移動させられている状態の光ディスク9の情報記録領域を主板11の表面に対して非接触の状態に維持するスペーサ11aが形成されている。さらに、両ハーフ2a,2bには、挿入された光ディスク9の主板11から離間する方向への離脱(主板11から離間する方向への光ディスクの移動)を規制する断面L字状の一対の離脱規制片14が形成されて保持部15が構成されている。
Further, a pair of
また、このハーフ2a,2bでは、両ハーフ2a,2bを嵌め合わせた状態において、ハーフ2aにおける側壁12の一部によってハーフ2bの挿入部22を閉塞すると共に、ハーフ2bにおける側壁12の一部によってハーフ2aの挿入部22を閉塞するように側壁12の一部が高背に形成されている。以下、側壁12において高背に形成されている上記の一部を側壁12bともいう。この場合、この収容ケース1では、ハーフ2aに対する光ディスク9の挿入方向と、ハーフ2bに対する光ディスク9の挿入方向とが180°正反対となるように連結部3を介してハーフ2a,2bが連結されている。したがって、挿入部22を閉塞するための側壁12bが、両ハーフ2a,2bにおいて互い違いの部位に形成されている。
Moreover, in this
さらに、両ハーフ2a,2bの主板11には、収容位置Pに収容されている光ディスク9の取り出しに際して、中心孔9aに対して一層深くまで指を挿入可能とするための凹部21が形成されている。また、両ハーフ2a,2bには、両ハーフ2a,2bを互いに嵌め合わせた状態に維持するためのロック用爪部16a,16aおよびロック用爪部16b,16bが、ハーフ2a,2bに形成されている。
Further, the
この収容ケース1に対する光ディスク9の収容に際しては、各ハーフ2a,2bに対して側方から光ディスク9を収容位置Pに挿入する。具体的には、まず、ハーフ2aに対してハーフ2bを回動させて互いに離間させることにより、図2に示すように、両ハーフ2a,2bの上面開口部位を開口する。この場合、この情報媒体収容ケース1では、両ハーフ2a,2bが連結部3を介して一体的に連結されているため、後述するように、例えばハーフ2aに対して光ディスク9を挿入している間に、ハーフ2bをいずれかの部位に置き忘れて紛失するといった事態を回避することができる。次いで、一例として、光ディスク9の中心孔9aに人差し指を挿入すると共に外縁部に親指を添えることにより、人差し指と親指とで光ディスク9を挟持する。続いて、その状態の光ディスク9をハーフ2aの挿入部22に矢印A1の向きで主板11に沿って挿入して、光ディスク9の外縁部をスペーサ11a上に載置する。次いで、光ディスク9の外縁部に指を添えて矢印A1の向きにさらに押し込む。この際には、一対の案内壁13aによって光ディスク9が収容位置Pに向けて案内されてストッパ13bに当接する。
When the
この際には、挿入された光ディスク9の外縁部が主板11および両離脱規制片14の間に位置させられることにより、主板11から離間する方向への光ディスク9の離脱が両離脱規制片14によって規制され、かつ若干の遊動が許容された状態で収容位置Pに保持される。これにより、ハーフ2aに対する光ディスク9の収容が完了する。次いで、上記の方法と同様にして光ディスク9をハーフ2bに収容した後に、ハーフ2aに対してハーフ2bを回動させることにより、両ハーフ2a,2bを互いに嵌め合わせる。この際には、ハーフ2aの挿入部22がハーフ2bの側壁12bによって閉塞されると共に、ハーフ2bの挿入部22がハーフ2aの側壁12bによって閉塞される。また、ハーフ2aのロック用爪部16a,16aとハーフ2bのロック用爪部16b,16bとが互いに係合して両ハーフ2a,2bを嵌め合わせた状態が維持される。これにより、両挿入部22からの光ディスク9の意図しない脱落、および両挿入部22からの収容ケース1内への塵埃の侵入が阻止される。
At this time, the outer edge portion of the inserted
この場合、この収容ケース1では、主板11に沿って収容位置Pに挿入された光ディスク9の主板11から離間する方向への離脱を一対の離脱規制片14,14によって規制することで光ディスク9を収容位置Pに保持する構成が採用されている。したがって、従来のディスク収納ケース1xにおけるスリット32xや丸孔33xのような構成が不要となっており、これらの部位からの塵埃の侵入が阻止されている。また、複数の係合片31xによってディスク体9xを保持するために係合片31xの先端部をディスク体9xの表面から大きく突出させる必要のある従来のディスク収納ケース1xとは異なり、図3に示すように、収容ケース1内において光ディスク9,9を十分に接近させることが可能となっている。
In this case, in the
また、例えば、光ディスク9,9を収容した状態の収容ケース1の持ち運びに際して、両主板11を互いに接近させるようにして同図に示す矢印B1,B2の向きで両ハーフ2a,2bに押圧力が加えられることがある。この場合、主板11が内側に向かって変形させられたとしても、保持部15(離脱規制片14)による光ディスク9の保持が解除されることなく、収容位置Pに保持された状態が常に維持される。したがって、ベースプレート2ax側の各係合片31xにおける先端部と、カバープレート2bx側の各係合片31xにおける先端部とを隙間Sxだけ離間させておく必要のある従来のディスク収納ケース1xと比較して、収容ケース1内において光ディスク9,9を一層接近させることが可能となる。このため、この収容ケース1では、両光ディスク9を距離Lだけ離間させればよいため、収容ケース1全体としての厚みTが従来のディスク収納ケース1xにおける厚みTxよりも十分に薄くなっている。この場合、一例として、従来のディスク収納ケース1xと同様の構成を採用した場合、その厚みTxを12mm以下に構成するのが困難であるのに対して、この情報媒体収容ケース1では、その厚みTが10mmと十分に薄くなっている。
Further, for example, when carrying the
一方、収容ケース1に収容されている光ディスク9を取り出す際には、まず、ハーフ2aに対してハーフ2bを回動させてハーフ2aの上面開口部位を開口する。次いで、例えば人差し指を光ディスク9の中心孔9aに挿入した状態で中心孔9aの口縁を矢印A1とは反対向きに引っ張ることにより、収容位置Pから光ディスク9を引き出す。この際には、光ディスク9の外縁部が主板11および両離脱規制片14,14の間に位置しない部位まで引き出された時点において、ハーフ2a(主板11)からの光ディスク9の離脱が許容されて上向きに持ち上げ可能となる。したがって、光ディスク9の外縁部に親指を添えて、中心孔9aに挿入している人差し指と外縁部に添えた親指とで光ディスク9を挟持してハーフ2aから持ち上げる。これにより、ハーフ2aからの光ディスク9の取り出しが完了する。この後、取り出した光ディスク9をビデオカメラ等の記録再生装置にセットすることにより、光ディスク9に対する記録データの書込み、または、光ディスク9に書き込まれている記録データの読出しが行われる。なお、ハーフ2bからの光ディスク9の取り出しについても、上記の方法と同様にして行うことで光ディスク9を取り出すことができる。
On the other hand, when taking out the
このように、上記した情報媒体収容ケース1によれば、収容位置Pに向けて各ハーフ2a,2bの側方から主板11に沿って光ディスク9を挿入可能な挿入部22を主板22における外縁部の一部の箇所(この例では、側壁12aの部位)にそれぞれ形成すると共に、主板11から離間する方向への収容位置Pからの光ディスク9の離脱を規制する離脱規制片14,14をそれぞれ形成し、かつ、両ハーフ2a,2bを嵌め合わせた状態において、ハーフ2aにおける側壁の一部(この例では、側壁12b)によってハーフ2bの挿入部22を閉塞すると共にハーフ2bにおける側壁の一部(側壁12b)によってハーフ2aの挿入部22を閉塞するように各一部の側壁を高背に形成したことにより、収容ケース1内において両光ディスク9を十分に接近させた状態で保持することができるため、両ディスク体9xを大きく離間させておく必要のある従来のディスク収納ケース1xと比較して、全体としての厚みTを十分に薄くすることができる。
Thus, according to the information
また、従来のディスク収納ケース1xにおける保持部15xのスリット32xや丸孔33xのような構成を不要としつつ光ディスク9を保持することができるため、情報媒体収容ケース1の内部に塵埃が侵入する事態を回避することができる。さらに、ハーフ2aに対してハーフ2bを離間させるだけで、ハーフ2bの側壁12bによって閉塞されていたハーフ2aの挿入部22を開口すると共に、ハーフ2aの側壁12bによって閉塞されていたハーフ2bの挿入部22を開口することができ、ハーフ2aに対してハーフ2bを嵌め合わせるだけで、ハーフ2aの挿入部22をハーフ2bの側壁12bによって閉塞すると共に、ハーフ2bの挿入部22をハーフ2aの側壁12bによって閉塞することができる。したがって、非常に簡易な構成でありながら、収容状態においては塵埃の侵入や光ディスク9の意図しない脱落を確実に回避することができると共に、光ディスク9の使用に際しては、迅速かつ容易にハーフ2a,2bから光ディスク9を取り出すことができる。
In addition, since the
また、この情報媒体収容ケース1によれば、連結部3を介して両ハーフ2a,2bを一体的に連結して構したことにより、ハーフ2a,2bが別個独立して形成されている構成とは異なり、ハーフ2a,2bのいずれかを紛失する事態を回避することができる。
Further, according to the information
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、上記の情報媒体収容ケース1では、連結部3を介してハーフ2a,2bが一体的に連結されているが、本発明はこれに限定されず、例えば、上記の情報媒体収容ケース1におけるハーフ2a,2bを別体に構成して、互いに嵌め合わることで光ディスク9等を収容可能な収容空間を形成するように構成することもできる。このような構成であっても、情報媒体収容ケース1と同様にして、情報媒体収容ケースを十分に薄厚に構成することができると共に塵埃の侵入を回避することができる。
The present invention is not limited to the configuration described above. For example, in the information
また、上記の情報媒体収容ケース1では、ハーフ2aに対する光ディスク9の挿入方向(図1,2に示す矢印A1の向き)と、ハーフ2bに対する光ディスク9の挿入方向(矢印A2の向き)とが180°正反対となるように連結部3を介してハーフ2a,2bを連結した構成を採用しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図4に示す情報媒体収容ケース1Aのように、ハーフ2aに対する光ディスク9の挿入方向(矢印A1の向き)と、ハーフ2c(本発明における第2ハーフの他の一例)に対する光ディスク9の挿入方向(矢印A3の向き)とが直角に交差するように連結部3を介してハーフ2a,2cを連結する構成を採用することができる。なお、同図に示す情報媒体収容ケース1Aにおいて上記の情報媒体収容ケース1と同様の構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
In the information
この場合、本発明における第1ハーフに対する挿入方向と、第2ハーフに対する挿入方向とが交差する角度については、情報媒体収容ケース1Aにような直角に限定されるものではなく、両ハーフを嵌め合わせた状態において、第1ハーフにおける側壁の一部(側壁12b)によって第2ハーフの媒体挿入部(挿入部22)が閉塞されると共に第2ハーフにおける側壁の一部(側壁12b)によって第1ハーフの媒体挿入部(挿入部22)が閉塞されるように側壁12を形成可能な限り、その角度を適宜変更することができる。したがって、上記の情報媒体収容ケース1と同様にして、非常に簡易な構成でありながら、収容状態においては塵埃の侵入や光ディスク9の意図しない脱落を好適に回避することができると共に、光ディスク9の使用に際しては、光ディスク9を迅速かつ容易に両ハーフから取り出すことができる。
In this case, the angle at which the insertion direction with respect to the first half and the insertion direction with respect to the second half intersect in the present invention is not limited to a right angle as in the information medium housing case 1A, and both halves are fitted together. In this state, the medium insertion portion (insertion portion 22) of the second half is closed by a part of the side wall (
さらに、上記の情報媒体収容ケース1,1Aでは、主板11が平面視方形状に形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5に示す情報媒体収容ケース1Bのように、ハーフ2d,2e(本発明における第1ハーフおよび第2ハーフの他の一例)の主板11を円板状に形成することもできる。なお、同図に示す情報媒体収容ケース1Bにおいて上記の情報媒体収容ケース1,1Aと同様の構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
Further, in the information
また、上記の情報媒体収容ケース1では、連結部3を介して両ハーフ2a,2bを一体的に連結した構成を採用しているが、本発明はこれに限定されず、両ハーフ2a,2bを別体に形成して互いに嵌め合わせ可能に構成することができる。この構成では、両ハーフ2a,2bを嵌め合わせた状態において、ハーフ2aにおける側壁12bによってハーフ2bの挿入部22を閉塞すると共にハーフ2bにおける側壁12bによってハーフ2aの挿入部22を閉塞するように側壁12を形成することで、上記の情報媒体収容ケース1と同様にして、非常に簡易な構成でありながら、収容状態においては塵埃の侵入や光ディスク9の意図しない脱落を好適に回避することができると共に、光ディスク9の使用に際しては、光ディスク9を迅速かつ容易に両ハーフから取り出すことができる。
Further, in the information
さらに、本発明における第1ハーフおよび第2ハーフを別体に形成すると共に、例えば第1ハーフに支軸を設け、第2ハーフに軸孔を設けることで、第1ハーフに対して第2ハーフを軸支させて支軸を中心として回動させて嵌め合わせる構成を採用することもできる。この構成を採用する場合、支軸や軸孔の口縁部の破損を回避するために、一例として、ポリカーボネート、ポリスチレンおよびABS等の樹脂材料で両ハーフを成形するのが好ましい。また、本発明における情報媒体収容ケースに収容するディスク状情報媒体としては、上記した光ディスク9に限定されず、再生専用タイプの光ディスクが含まれる。さらに、光ディスクのみならず、光磁気ディスク、磁気ディスクおよびメモリカード等の各種のディスク状情報媒体が含まれる。
Further, the first half and the second half in the present invention are formed separately, and for example, a support shaft is provided in the first half and a shaft hole is provided in the second half, so that the second half is provided with respect to the first half. It is also possible to adopt a configuration in which the shafts are pivoted and fitted around the pivots. In the case of adopting this configuration, in order to avoid damage to the support shaft and the edge of the shaft hole, as an example, it is preferable to form both halves with a resin material such as polycarbonate, polystyrene, and ABS. Further, the disc-shaped information medium accommodated in the information medium accommodation case in the present invention is not limited to the
1,1A,1B 情報媒体収容ケース
2a〜2e ハーフ
3 連結部
9 光ディスク
11 主板
12,12a,12b 側壁
13b ストッパ
13a 案内壁
14 離脱規制片
15 保持部
22 挿入部
P 収容位置
S1 内部空間
T 厚み
1, 1A, 1B Information
Claims (2)
前記両ハーフは、前記主板上の媒体収容位置に向けて当該各ハーフの側方から当該主板に沿って前記ディスク状情報媒体を挿入可能な媒体挿入部が前記外縁部の一部の箇所にそれぞれ形成されると共に、前記主板から離間する方向への前記媒体収容位置からの前記ディスク状情報媒体の離脱を規制する離脱規制片がそれぞれ形成され、かつ、当該両ハーフを嵌め合わせた状態において、当該第1ハーフにおける前記側壁の一部によって当該第2ハーフの前記媒体挿入部を閉塞すると共に当該第2ハーフにおける前記側壁の一部によって当該第1ハーフの前記媒体挿入部を閉塞するように当該各一部の側壁が高背に形成されている情報媒体収容ケース。 A side wall is provided on the outer edge of the main plate and includes a first half and a second half formed in a shallow dish shape that can be fitted together, and a pair of inner spaces formed by fitting the halves together. It is configured to accommodate disc-shaped information media,
Each of the halves has a medium insertion portion into which the disc-shaped information medium can be inserted along the main plate from the side of each half toward the medium accommodation position on the main plate, respectively. In the state in which the detachment restricting pieces that are formed and restrict the detachment of the disc-shaped information medium from the medium accommodating position in the direction away from the main plate are formed, and the halves are fitted together, Each of the medium insertion portions of the second half is closed by a part of the side wall of the first half and each of the medium insertion portions of the first half is closed by a part of the side wall of the second half. An information medium housing case in which some side walls are formed tall.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006153055A JP2007320627A (en) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | Information medium storage case |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006153055A JP2007320627A (en) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | Information medium storage case |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007320627A true JP2007320627A (en) | 2007-12-13 |
Family
ID=38853775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006153055A Withdrawn JP2007320627A (en) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | Information medium storage case |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007320627A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101767691B (en) * | 2009-01-06 | 2012-01-25 | 卢安东 | Optical disc storage box |
-
2006
- 2006-06-01 JP JP2006153055A patent/JP2007320627A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101767691B (en) * | 2009-01-06 | 2012-01-25 | 卢安东 | Optical disc storage box |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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