JP2007317415A - リチウム二次電池用負極およびそれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】高容量負極活物質であるケイ素酸化物を用い、負極活物質層の充放電に伴う膨張収縮によって発生するセパレータ破断を緩和し、サイクル特性を向上させることが出来る負極とすること。
【解決手段】長尺の集電体6と、集電体6表面に形成された負極活物質層とを含む負極であって、負極活物質層は、集電体6表面に形成され、複数の柱状粒子からなる第1の負極活物質8を含む第1の負極活物質層4と、第1の負極活物質層4に隣接し、集電体6の長手方向の終端部に向かって高さが低くなると共に、含有する酸素濃度が集電体6の長手方向の終端部に向かって大きくなるように形成された第2の負極活物質9を含む第2の負極活物質層5と、を含むことを特徴とする。負極活物質層の充放電に伴う膨張収縮によって渦巻き状極板の最外周部で生じる負極活物質エッジとセパレータの擦れによるセパレータの劣化、破断を緩和でき、サイクル寿命を改善できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リチウム二次電池用負極およびそれを用いたリチウム二次電池に関する。
近年、モバイル機器の高性能化および多機能化に伴い、それらの電源である二次電池の高容量化が切望されている。この要求に応える二次電池としてリチウム二次電池がある。最近、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)あるいはスズ(Sn)などを負極活物質として用いた高容量のリチウム二次電池用負極(以下、負極ともいう)の検討が盛んに行われている。しかし、これらの負極は充放電を繰り返すと、負極活物質の激しい膨張および収縮により粉砕して微細化し、集電性が低下したり、表面積の増大に起因して電解液の分解反応が促進され、サイクル特性の向上に結びつかなかった。そこで、気相法、液相法あるいは焼結法などにより集電体に負極活物質層を形成した負極も検討されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
これらによれば、粒子状の負極活物質およびバインダーなどを含むスラリーを塗布した従来の塗布型負極に比べて微細化を抑制することができると共に、集電体と負極活物質層とを一体化することができるので、負極における電子伝導性が極めて良好となり、容量においてもサイクル寿命ににおいても高性能化が期待されている。また、従来は負極中に存在した導電材、バインダーおよび空隙などを低減または排除することもできるので、本質的に負極を高容量化することが可能となる。
次に、電池を高容量化する手段としては、1枚当たりの電極面積を広くして、大電流での放電及び充電時の特性向上を図るため、帯状の正極と帯状の負極をセパレータを介して渦巻き状に捲回した捲回型電極群構造が用いられている(例えば特許文献3参照)。
このような捲回型電池において、リチウムのデンドライトや活物質粒子の欠け落ちなどによる内部短絡がサイクル寿命を短くするという課題があった。
これらの課題を解決するため、負極とセパレータの間に絶縁層を設けて、充放電を繰り返した際に負極表面上に生じるデンドライトが、セパレータを貫通することによって発生する内部短絡を解消し、充放電サイクル寿命を改善する取り組みが行われている(例えば特許文献4参照)。
また、正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも一方の端面を、絶縁性物質粒子集合体層でコーティングして、活物質端面からの欠け落ちを防止し、内部短絡を改善する取り組みも行われている(例えば特許文献5参照)。
特開平11−339777号公報 特開平11−135115号公報 特開平9−293537号公報 特開平6−168737号公報 国際公開第98/38688号パンフレット
しかしながら、充放電時に活物質が膨張収縮を繰り返した際に、渦巻き状に捲回した負極最外周部および最内周部の負極活物質エッジがセパレータと擦れて、セパレータが破断し正極活物質もしくは正極集電体と負極活物質もしくは負極集電体が内部短絡していまいサイクル寿命が短くなるという課題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、負極活物質層の充放電に伴う膨張収縮によって捲回型極板の最外周部および最内周部で生じるセパレータの劣化、破断を緩和し、サイクル寿命を向上させることができる負極およびそれを用いた電池を提供することにある。
上記従来の課題を解決するために、本発明の負極は、
長尺の集電体と、集電体表面に形成された負極活物質層とを含む負極であって、
負極活物質層は、集電体表面に形成され、複数の柱状粒子からなる第1の負極活物質を含む第1の負極活物質層と、
第1の負極活物質層に隣接し、集電体の長手方向の終端部に向かって高さが低くなると共に、含有する酸素濃度が集電体の長手方向の終端部に向かって大きくなるように形成された第2の負極活物質を含む第2の負極活物質層と、
を含むことを特徴とする。
本構成によって、負極活物質の充放電に伴う膨張収縮によって捲回型極板の負極最外周部および最内周部で生じる負極活物質エッジとセパレータとの擦れによるセパレータの劣化、破断を緩和でき、正極活物質または正極集電体と負極活物質または負極集電体との内部短絡をなくして、サイクル寿命を改善できる。
本発明の負極およびそれを用いた捲回型電池によれば、高容量の負極活物質を用い、かつ捲回型極板の負極最外周部および最内周部で、充放電時の負極活物質の膨張収縮時によりセパレータを擦って破断することを防止し、正極活物質または正極集電体と負極活物質または負極集電体との内部短絡をなくして、サイクル寿命を向上できる。これらにより、サイクル特性が優れた電池を得ることができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における負極の概略断面図である。図1において、本発明の負極10は、長尺の負極集電体6と、負極集電体6の表面に形成され、複数の柱状粒子からなる第1の負極活物質8を含む第1の負極活物質層4と、第1の負極活物質層4に隣接し、負極集電体6の長手方向の終端部に向かって高さが低くなるように形成された第2の負極活物質9を含む第2の負極活物質層5と、を含む。第2の負極活物質9は、含有する酸素濃度が負極集電体6の長手方向の終端部に向かって大きくなるように形成されている。負極集電体6は、その表面に図1に示すような突起を有していることが好ましい。
なお、図1は負極集電体6の長手方向と平行な面で切断した負極10の概略断面図であり、図1中の矢印の先端方向が長手方向の終端部側になる。また、図1中の長手方向の終端部側とは逆の終端部の方向にも、図1に示したのと同様に負極集電体6、第1の負極活物質層4および第2の負極活物質層5とが形成されているが、省略している。
図2は、上述した本発明の負極10を用いた捲回型電池用の極板群外周部の概略断面図である。以下の各図において、図1と同じ構成要素には同じ符号を用いる。
図2において、負極集電体6の表面に、第1の負極活物質層4と、それに隣接した第2の負極活物質層5とが形成されている。第2の負極活物質層5は、負極集電体6の長手方向の終端部に向かって高さが低くなるように形成されている。負極10は、セパレータ3を介して、正極集電体2上に形成された正極活物質1と対向している。
なお、図2にでは極板群外周部のみを示しているが、最内周部分も同様に、第1の負極活物質層4および最内周の内側(負極集電体6の長手方向の終端部側)に向かって高さが低くなるように形成された第2の負極活物質9を含む第2の負極活物質層5が形成されている。
次に、負極活物質について説明する。リチウムイオン電池で使用される負極活物質は、リチウムイオンを吸蔵・放出する際に体積の膨張・収縮をすることが知られている。特に、ケイ素酸化物中の酸素濃度と体積膨張率とは密接に関係している。例えば、負極活物質としてSiOαで表される化学組成であるケイ素酸化物を使用した場合、負極活物質が酸素を殆ど含まないとき(α≒0)には、充電により負極活物質は約400%の体積膨張が生じる。負極活物質中のケイ素原子に対する酸素原子の量が30%の場合には、すなわちα=0.3の場合には、充電により負極活物質は約350%の体積膨張が生じる。同様に、酸素原子の量が60%の場合には、すなわちα=0.6の場合には、約280%の体積膨張が生じ、酸素原子の量が100%の場合には、すなわちα=1.0の場合には、約200%の体積膨張が発生する。
こうした体積膨張は、集電体上に形成された負極活物質を1つの膜として見た場合、膜内における負極活物質が占める体積の割合(以下、膜密度という)とも密接に関係している。膜面内方向の負極活物質の密度が緻密になると、等方膨張をする空間が膜面内方向に確保できず、その後は膜厚方向の膨張が主となり、上述した体積膨張率に達する。しかし、膜密度が低い場合には、負極活物質は等方的に膨張を発生するので、負極活物質の膜厚方向の膨張を小さくでき、捲回した極板群の最外周部および最内周部では、極板の伸び縮み量を抑えることができる。
このような負極活物質の挙動で、捲回した極板群の最外周部では、極板群がある程度膨らむが、ケースで大きさが規制されているため、極板がケース内周に沿って伸びる。また、最内周部では、極板群が、さらに内周側に変形する。こうして充放電を繰り返す毎に、捲回した極板群の最外周部および最内周部では極板が伸び縮みを繰り返す。この時、セパレータと負極活物質とは収縮率が異なるため互いに擦れ、負極活物質の端角部エッジにより、セパレータが破れる、切れる、など破断が生じる。セパレータが破断することで、負極活物質または負極集電体と正極活物質または正極集電体が内部短絡するおそれが生じる。
このような状況を避けるため、本発明では、負極集電体6の長手方向の終端部に向かって、すなわち、負極10を捲回極板にした時の最外周端部および最内周端部に向かって、高さが低くなり、かつ酸素濃度が高くなっていくように形成された第2の負極活物質9を含む第2の負極活物質層5を第1の活物質層4に隣接するように設けることにより、セパレータ3が負極活物質の端角部エッジによって擦れて破断することを抑制することが出来る。
さらに、酸化ケイ素を用いた負極活物質を使用することで、捲回した極板群の最外周部および最内周部では、極板の伸び縮み量を抑えることができる。
負極活物質として酸化ケイ素を用いる場合、第1の負極活物質層に含まれる第1の負極活物質は、SiO(0≦x<1.2)で表される化学組成であり、第2の負極活物質層に含まれる第2の負極活物質は、SiO(1.0<y≦2.0)で表される化学組成であることが好ましい。xが1.2を超えると、容量を確保するための活物質の厚みが厚くなり、成膜後の負極集電体6が反るなどの課題が発生するので好ましくない。yの値は、1.0<y≦2.0であり、負極集電体6の長手方向の終端部に向かって大きくなり、徐々にyが2.0に近づく方向に変化するのが好ましい。第2の負極活物質9の、y=2.0の領域が広いほど、負極最外周端部に絶縁膜を設けることになり、極板内部の微紛による内部短絡を阻止できるので、より好ましい。
また、図3に示すように、負極集電体6と第1の負極活物質層4および第2の負極活物質層5との間にさらに第3の負極活物質層7を含んでも良い。負極集電体6と第1の負極活物質層4および第2の負極活物質層5との間に第3の負極活物質層7を設けることにより、負極集電体6にかかる応力が緩和することができる。なお、第3の負極活物質層7は、負極集電体6を覆うように形成されていれば良い。換言すると、第3の負極活物質層7は、負極集電体6と第1の負極活物質4とが直接接することがないように、負極集電体6表面に連続的に形成されていれば良く、集電用リード部など必要に応じて負極集電体6が露出している箇所を設けても良い。負極集電体6の表面上に、ほぼ均一な厚さの負極活物質層7を形成する場合、真空蒸着法が適している。
第3の負極活物質層7は、SiO(1.0<z<2.0)で表される化学組成であり、zは、電気伝導性を確保しつつ、極板膨張の抑制効果が現れる領域である。特に第1の負極活物質におけるxが0.3≦x≦0.7であり、zが1.0≦z≦1.6であることが、負極集電体6にかかる応力が緩和され、より望ましい。
また、第3の負極活物質層7と第1の負極活物質層4との接合部において、x=zであることが好ましい。第3の負極活物質層7と第1の負極活物質層4との接合部でのケイ素酸化物の化学組成が一致していることは、接合部で界面が形成されないことを意味する。第3の負極活物質層7と第1の負極活物質層4との接合部でのケイ素酸化物の化学組成が一致している時には、第3の負極活物質層7の内部の化学組成をSiOz1とし、第1の負極活物質層4の内部の化学組成をSiOx1とし、接合部での化学組成をSiOとした場合、z1>v>x1であり、z1からx1まで組成が連続的に変化していることが好ましい。第3の負極活物質層7近傍の第1の負極活物質8の膨張をさらによく抑制することが出来るからである。その結果、負極活物質の膨張が抑制され、捲回した極板群の最外周部及び最内周部では、極板の伸び縮み量をさらに抑えることができる。一方、酸素濃度の高い第3の負極活物質層7よりも、第1の負極活物質層4は酸素濃度を低くする。これにより第1の負極活物質層4のリチウムイオンの吸蔵能力が高くなるため、高エネルギー密度を有する負極10を得ることが出来る。
第3の負極活物質層7の厚みdは、導電性、エネルギー密度、および膨張率などの観点から、5nm≦d≦100nmであることが好ましく、特に5nm≦d≦50nmであることがより好ましい。第3の極活物質層7の厚みdが薄すぎると、膨張抑制の効果が十分に得られず、逆に厚すぎると、十分な電池エネルギーを得ることが出来ないおそれがある。
また、図4に示すように、第1の負極活物質8の成長方向が、負極集電体6の法線方向D1に対して角θだけ傾斜した柱状粒子群から形成されており、第2の負極活物質9の成長方向が、ランダムである柱状粒子群から形成されていることが好ましい。第1の負極活物質層4は、斜めに成長した第1の負極活物質8から構成されており、その内部に空間を有する。第1の負極活物質8間の空間は、酸素雰囲気中での真空蒸着法を用いて負極10を作製する場合には、負極集電体6の表面粗さと、負極集電体6へのケイ素(Si)蒸気の入射角度により、制御することができる。負極集電体6の法線方向D1に対して傾斜した柱状粒子群から形成した第1の負極活物質8は、膜密度が低くでき、第1の負極活物質8は等方的に膨張を発生でき、負極活物質の膜厚方向の膨張を小さくでき、捲回した極板群の最外周部では、極板の伸び縮み量をさらに抑えることができる。
さらに、第2の負極活物質9がランダムに形成されていることで、第2の負極活物質層5は、極板内部の微紛が負極集電体6または第3の負極活物質層7に接触する内部短絡を阻止できるので、より好ましい。
また、第1の負極活物質層4と第3の負極活物質層7とが接している面積(s1)は、負極集電体6と第3の負極活物質層7とが接している面積(s2)よりも小さい。また、活物質の被覆率(S=s1/s2)は、酸素雰囲気中での真空蒸着法を用いた場合、負極集電体6の表面粗さと、負極集電体6へのケイ素(Si)蒸気の入射角度により、おおむね30%から60%に制御できる。すなわち、複数の柱状の第1の負極活物質8からなる第1の負極活物質層4は、負極集電体6の法線方向D1に対して傾斜した粒子群から形成されている。被覆率Sの測定は、負極10の研磨断面を、SEM(ScanningElectoron Mocroscope、走査電子顕微鏡)観察して接触している部分を測定して求めることができる。
ここで被覆率Sは、研磨断面をSEMで観察した時、長さ100μm当たりで、負極活物質層7表面の凹凸部の長さをAとし、負極活物質粒子8が負極活物質層7の凹凸部に接合している部分の長さをBとした時、B/Aを求め、400μm長の平均値で定義した。被覆率Sを30%から60%とした時、第1の負極活物質8間に空間を形成することができる。その結果、等方膨張をする空間が第1の負極活物質層4の膜面内方向に確保できるため、負極活物質の膨張が抑制され、捲回した極板群の最外周部では、極板の伸び縮み量をさらに抑えることができる。なお、長さAとして第3の負極活物質層7表面の凹凸部の長さの代わりに負極集電体6の表面の凹凸部の長さを適用し、長さBとして第1の負極活物質8が負極集電体6の凹凸部に接合している部分の長さを適用しても、第3の負極活物質層7が負極集電体6表面形状に沿うように形成されている場合には、実質的には問題ない。
負極集電体6には銅、ニッケルなどの箔を用いることが出来る。強度、電池としての体積効率、および取り扱いの容易性などの観点から、箔の厚みは4〜30μmが好ましく、より好ましくは5〜10μmである。箔の表面は平滑であってもよいが、第1から第3の負極活物質層7との付着強度を高めるために、算術平均粗さRaが0.3〜5.0μm程度の凹凸箔を用いることが好ましい。算術平均粗さRaは、日本工業規格(JISB 0601―1994)に定められており、例えば表面粗さ計等により測定することができる。箔の凹凸は負極活物質4を構成する柱状粒子8間に空隙を形成する効果を併せ持つ。負極集電体6と第3の負極活物質層7との付着力を確保するという観点から、Ra=0.3〜5.0μmが好ましい。
また、第1の負極活物質層4全体の厚みは特に制限がないが、電池のエネルギー密度、ハイレート特性、生産性などの点から0.5μm〜50μmが好ましく、特に5μm〜30μmであることがより好ましい。第1の負極活物質層4が薄すぎると十分な電池エネルギーを得ることが出来ず、また第1の負極活物質層4が厚すぎると成膜時にクラックが生じるおそれがある。
なお各領域における酸素濃度と膜厚の測定には様々な方法が可能であり、例えばX線光電子分光分析装置(XPS、ESCA)を用いることが出来る。負極集電体6と第1の負極活物質層4との界面に位置する負極活物質層7の酸素濃度測定を行うには、Arエッチングを行うことの他、測定すべき部位と同等の酸素濃度を表層に有する測定用の酸化ケイ素皮膜を、別途形成することも有効である。
次に図1に示す負極10を製造する方法の一例について、図5および図6を参照しながら説明する。
図5は、集電体上に第3の負極活物質層を形成する方法の一例を示す模式図である。図5において、真空槽101内は排気ポンプ113により排気されている。真空槽101中において、集電体基板100が一定速度で移動しながら蒸着できるように設置されている。Si材料106の入った蒸発源るつぼ105に、電子銃107から電子を照射して、Si材料を融解、蒸発させる。酸素流量制御装置112で酸素流量を制御し、酸素ノズル111から所定の酸素量を真空槽101内に導入する。所定の蒸着条件に至った時点で、シャッター104を開いて成膜を開始する。Siの蒸発量は、膜厚モニタ108で制御され、Si蒸気が酸素を含む雰囲気で供給され、固定マスク102の間である活物質形成領域109を通過したSi蒸気により集電体基板100に第3の負極活物質層7が形成される。第3の負極活物質層7の厚みは、活物質形成領域109の開口長と、Si蒸発量と、集電体基板100の移動速度で変えることができる。活物質形成領域109は、走行している集電体基板100に立てた法線に対して、角度0°の方向を含んでSi原子が入射し堆積するような配置である。こうして得られた第3の負極活物質層形成済み集電体基板120が得られる。
図6は、負極を製造する方法の一例を示す模式図である。図6において、図5と同じ構成要素については同じ符号を用いる。図6において、真空槽101内は排気ポンプ113により排気されている。真空槽101中において、第3の負極活物質層7形成済み集電体120(以下、集電体120という)が、一定速度で移動しながら蒸着できるように設置されている。なお、集電体120を移動させる移動装置は省略してある。移動マスク103は、開口部を有し、集電体120の移動速度と同一の速度で移動できるように設置されている。移動マスク103には、エッジ用酸素ノズル114が設置されている。エッジ用酸素ノズル114は、移動マスク103は、エッジ用酸素流量制御装置115で酸素量を制御して、エッジ用酸素ノズル115から酸素を導入しながら移動する。エッジ用酸素ノズル114には、伸縮可能なフレキシブルSUS配管を使用することができる。
蒸着材料106の入った蒸発るつぼ105に、電子銃107から電子を照射して、蒸着材料を融解、蒸発させる。酸素流量制御装置112で酸素流量を制御し、酸素ノズル111から所定の酸素量を真空槽101内に導入する。所定の蒸着条件に至った時点で、シャッター104を開いて成膜を開始する。蒸着材料の蒸発量は、膜厚モニタ108で制御され、蒸着材料蒸気が酸素を含む雰囲気で供給され、固定マスク102と移動マスク103の間である活物質形成領域109を通過した蒸着材料蒸気により、第3の負極活物質層7の表面に、第1の負極活物質8を複数含む第1の負極活物質層4が形成される。
活物質形成領域109は、移動マスク103の移動とともに領域が変化するが、第2の負極活物質層形成領域110は、移動マスク103と集電体120の移動速度同一でありかつ、移動方向が同一のため、一定で形成することができる。第2の負極活物質層形成領域110の大きさは、移動マスク103と集電体120のスキマで変更することができる。蒸発るつぼ105から蒸発した蒸着材料のクラスターもしくは蒸着材料原子は、直接、集電体120に到達するが、移動マスク103の影になる部分では、蒸着材料のクラスターもしくは蒸着材料原子は直進性を失っている。そのため蒸着速度が非常に遅く、酸化されやすく、ランダムな形状の膜が徐々に薄く形成することができる。また、移動マスク103と集電体120のスキマが広いほど境目が不明確で活物質エッジがなだらかに形成でき、第2の負極活物質層5の領域を広く形成することができる。
図4に示す負極10を製造する場合は、活物質形成領域109は、走行している集電体120に立てた法線に対して、角度θ(0°<θ<90°)の方向から蒸着材料原子が入射し堆積するような配置にする。これにより、負極集電体6の表面凹凸によって隙間のある柱状形状を有する第1の負極活物質8が、集電体120の法線方向D1に対して傾斜して形成することができる。
こうして負極10が得られる。なお、負極活物質4としてケイ素酸化物を形成する場合には、蒸着材料にケイ素(Si)を用いればよく、ケイ素(SiOにおいてx=0)を形成する場合は、酸素流量制御装置112からの酸素供給を停止させればよい。
また、図1に示す負極10を製造する場合は、図5に示した第3の負極活物質層を形成する工程を経なければよい。
上述した方法で得られる第1の負極活物質層4および第1の負極活物質8の形成厚さおよび組成は、それぞれ活物質形成領域109の開口広さと通過時間、及び酸素ノズル111の酸素流量により制御できる。このとき集電体120は一定速度であるので、活物質形成領域109での蒸着材料原子の堆積速度は、一般に知られているcos則から見積もることができる。また固定マスク102の位置により、通過時間を適宜設定することが出来る。
蒸発るつぼ105は、ケイ素(Si)を溶解する場合、カーボン製がよく用いられる。蒸着材料106のケイ素純度は、高いほど望ましい。一般的には、99.99%以上の純度のケイ素を使用する。蒸着材料106を過熱する方法は、誘導加熱法、抵抗加熱法、電子ビームの照射による加熱法などを用いることができる。
活物質形成領域109の酸素量は、酸素ノズル111から導入する酸素量、真空槽101の形状、排気ポンプ113の排気能力、蒸着材料106の蒸発速度、集電体120上への負極活物質4の成膜幅、その他製造条件によって適宜変更することが出来る。
第1の負極活物質層4および第1の負極活物質8の形成方法は、本発明の負極10を得ることが出来るものであれば特に限定されないが、蒸着法、スパッタ法、またはCVD法などのドライプロセスを用いることが好ましい。特に蒸着法は生産性に富んだ方法であり、移動する集電体120上に第1の負極活物質層4および第1の負極活物質8を連続的かつ大量に形成する方法として適している。
なお、上述した製造方法では、図6に示すように、第3の負極活物質層7形成済み集電体120を使用して、本発明の負極を得ているが、第3の負極活物質層7の形成は、同一の真空層内で実施しても良い。また、同一の装置内で連続で実施しても良い。この場合には、前述したx=yである負極、すなわち第3の負極活物質層7と第1の負極活物質4との接合部でのケイ素酸化物の化学組成が一致している負極を容易に得ることが出来る。
こうした手法により得られた負極10は、LiCoO、LiNiO、LiMnなどといった一般的に使用される正極活物質を含む正極と、微多孔性フィルムなどからなるセパレータと、6フッ化リン酸リチウムなどをエチレンカーボネートやプロピレンカーボネートなどの環状カーボネート類に溶解した、一般に知られている組成のリチウムイオン伝導性を有する電解質と共に用いることで、リチウム二次電池が作製出来る。
また、本発明の負極は、円筒型、扁平型、コイン型、角形等の様々な形状のリチウム二次電池に適用可能であり、捲回極板群を使用した電池であれば、電池の形状や封止形態は特に限定されない。
本発明にかかる負極、およびそれを用いた電池は、高容量負極活物質を用い、充放電に伴う膨張収縮の影響で発生する、捲回極板の最外周部でのセパレータの破壊を抑制することができる負極、およびそれを用いた電池として有用である。
本発明の実施の形態1における負極の概略断面図 本発明の実施の形態1における負極を用いた捲回型電池の概略断面図 本発明の実施の形態1における別の負極の概略断面図 本発明の実施の形態1における別の負極の概略断面図 本発明の実施の形態1における集電体上に第3の負極活物質層を形成する方法の一例を示す模式図 本発明の実施の形態1における負極を製造する方法の一例を示す模式図
符号の説明
1 正極活物質
2 正極集電体
3 セパレータ
4 第1の負極活物質層
5 第2の負極活物質層
6 負極集電体
7 負極活物質層
8 第1の負極活物質
9 第2の負極活物質
10 負極
101 真空槽
102 固定マスク
103 移動マスク
104 シャッター
105 蒸発源るつぼ
106 蒸着材料
107 電子銃
108 膜厚モニタ
109 活物質形成領域
100 集電体基板
110 第2の負極活物質層形成領域
111 酸素ノズル
112 酸素流量制御装置
113 排気ポンプ
114 エッジ用酸素ノズル
115 エッジ用酸素流量制御装置
120 第3の負極活物質層形成済み集電体

Claims (6)

  1. 長尺の集電体と、前記集電体表面に形成された負極活物質層とを含むリチウム二次電池用負極であって、
    前記負極活物質層は、前記集電体表面に形成され、複数の柱状粒子からなる第1の負極活物質を含む第1の負極活物質層と、
    前記第1の負極活物質層に隣接し、前記集電体の長手方向の終端部に向かって高さが低くなると共に、含有する酸素濃度が前記集電体の長手方向の終端部に向かって大きくなるように形成された第2の負極活物質を含む第2の負極活物質層と、
    を含むリチウム二次電池用負極。
  2. 前記第1の負極活物質層に含まれる第1の負極活物質は、SiO(0≦x<1.2)で表される化学組成であり、
    前記第2の負極活物質層に含まれる第2の負極活物質は、SiO(1.0<y≦2.0)で表される化学組成であること、
    を特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極。
  3. 前記負極活物質層は、前記集電体と前記第1の負極活物質層および前記第2の負極活物質層との間にさらに第3の負極活物質層を含み、
    前記第3の負極活物質層に含まれる第3の負極活物質は、SiO(1.0<z<2.0)で表される化学組成であって、厚さが5nm以上100nm以下であること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のリチウム二次電池用負極。
  4. 前記第1の負極活物質層に含まれる第1の負極活物質は、前記集電体の法線方向に対して傾斜した柱状粒子で構成されており、
    前記第2の負極活物質層に含まれる第2の負極活物質は、成長方向がランダムな柱状粒子で構成されていること、
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のリチウム二次電池用負極。
  5. 前記第1の負極活物質層と第3の負極活物質層とが接している面積(s1)と前記第3の負極活物質層の面積(s2)との面積比(S=s1/s2)は、30%≦S≦60%を満たすこと、
    を特徴とする請求項3記載のリチウム二次電池用負極。
  6. リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極と、
    請求項1から5のいずれかに記載のリチウム二次電池用負極と、
    前記正極と前記リチウム二次電池用負極との間に配置されたセパレータと、
    リチウムイオン伝導性を有する電解質と、
    を含むリチウムイオン二次電池。
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