JP2007315252A - ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出された液体の流量に応じて除菌装置により添加される薬液の量を常時精度良く注入できるポンプ装置を提供する。
【解決手段】揚水用のポンプ2と、このポンプの吐出圧力を検出する圧力センサ8と、前記ポンプを駆動するモータ3と、前記モータに供給する電力を制御する制御部7とを有するポンプ装置1であって、前記制御部7は、前記ポンプ2が吐出する水に除菌用の薬液を注入する除菌装置14に電力を供給する接続ケーブル13が接続される除菌装置接続端子台12を備えるとともに、前記圧力センサから出力される圧力値に基づいて前記除菌装置接続端子台に供給する電力を制御することにより前記除菌装置から投入する薬液量を変化させるよう構成してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータにより駆動され、液体を吸入して吐出するポンプ装置に関する。
例えば飲用を目的として揚水するポンプにおいては、水に、一般細菌や大腸菌等の細菌類が水道法で規定する量より多く含まれている場合、揚水した水を除菌する機器の接続が義務づけられている。
通常、揚水した水の除菌には、所定の物質(例えば次亜塩素酸ナトリウム)を薬液として揚水した水に注入する。このため、ポンプ装置には、揚水した水に除菌用の薬液を注入する除菌装置を設け、ポンプ装置が運転されると前記除菌装置が同期運転されるように、ポンプ装置の電気系と除菌装置の電気系が連携して配線される。
なお、除菌装置の駆動電動機としては、小型の単相誘導電動機が一般的である。また、除菌装置における一定時間内の薬液の注入量は、ポンプ装置を運転する使用者が手動調整可能とされている。
ポンプ装置の運転に同期して除菌装置を運転させると、ポンプ装置から排出される水量が変動しても、薬液は一定量しか注入できない。そのため、次亜塩素酸ナトリウムの濃度はばらつきが大きいという問題があった。
このような問題を解決するために、ポンプ装置に流量スイッチ、流量センサ、回転数検出によりポンプ装置で揚水された水量を検出し、その水量に応じて除菌装置への電源供給時間を変化させることにより、次亜塩素酸ナトリウムの濃度のばらつきを抑えるポンプ装置が提案されている(例えば特許文献1、2など参照)。
特開平5−309373号公報 特開2004−108200公報
しかしながら、前記従来技術の特許文献1および2に記載の技術では、流量スイッチ、流量センサや回転数検出により流量が検出可能なポンプ装置であっても、流量検出部にゴミなどが詰まると流量を正確に検出することが困難になることがあり、揚水した水の流量に応じて除菌用の薬液(次亜塩素酸ナトリウム)を注入し、薬液の濃度を安定して精度よく保つことが困難な場合があった。
そこで本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、吐出された液体の流量に応じて除菌装置により添加される薬液の量(濃度)を常時精度良く注入できるポンプ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、揚水用のポンプと、このポンプの吐出圧力を検出する圧力センサと、前記ポンプを駆動するモータと、前記モータに供給する電力を制御する制御手段とを有するポンプ装置であって、前記制御手段は、前記ポンプが吐出する水に除菌用の薬液を注入する除菌装置に電力を供給する接続ケーブルが接続される接続手段を備えるとともに、前記圧力センサから出力される圧力値に基づいて前記接続手段に供給する電力を制御することにより前記除菌装置から投入する薬液量を変化させるよう構成されていることを特徴としている。
具体的には、複数に分割された圧力領域に対して、前記接続手段への電力供給時間をあらかじめ設定しておき、前記圧力センサから出力される圧力値に対応する電力供給時間だけ前記接続手段に電力を供給する制御手段を設けるものである。
この構成により、流量スイッチ、流量センサや回転数検出手段を用いずに、吐出された液体の流量に応じて除菌装置により添加される薬液の量を常時精度良く注入するという作用が達成できる。
本発明は、吐出された液体の流量に応じて除菌装置により添加される薬液の量を常時精度良く注入できるポンプ装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態は、揚水用のポンプと、このポンプの吐出圧力を検出する圧力センサと、前記ポンプを駆動するモータと、前記モータに供給する電力を制御する制御手段とを有するポンプ装置であって、前記制御手段は、前記ポンプが吐出する水に除菌用の薬液を注入する除菌装置に電力を供給する接続ケーブルが接続される接続手段を備えるとともに、複数に分割された圧力領域に対して、前記接続手段への電力供給時間をあらかじめ設定しておき、前記圧力センサから出力される圧力値に対応する電力供給時間だけ前記接続手段に電力を供給することにより前記除菌装置から投入する薬液量を変化させるようにしたものである。
これにより、流量スイッチ、流量センサや回転数検出手段を設けずに、揚水した水の流量に応じて除菌用の薬液(次亜塩素酸ナトリウム)を注入し、薬液の濃度を安定して精度よく維持することができるポンプ装置を提供できる。
以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2に示すように、ポンプ装置1はベース10に取付けられたポンプ部2と、前記ベース10に内装された吸込み側通水管の上流端で該ベース10に結合された吸込みフランジ5と、前記ベース10に内装された吐出し側通水管の下流端で該ベース10に結合された吐出しフランジ6と、前記ベース10に取り付けられた蓄圧用のアキュムレータ4と、ポンプ部2の羽根車を回転させるモータ3と、前記ベース10に取り付けられ、前記モータ3が接続された制御部7と、を含んで構成されている。
前記ポンプ部2には、吐出圧力を検出する圧力センサ8が取り付けられており、その信号線が前記制御部7に接続されている。
前記制御部7には、前記圧力センサ8からの信号により、吐出圧力値を検出できる圧力検出回路11が設けられている。また、制御部7には、電源に接続される電源コード9を介して電力が供給されるようになっている。そして、この制御部7には、薬液を添加する除菌装置14を接続するための除菌装置接続端子台12が設けられ、前記接続ケーブル13を介して前記除菌装置14と前記制御部7とが接続されている。
図3にポンプ装置1および除菌装置14の全体での接続図を示す。
図3において、図1および図2と同じ構成(部品)のものについては同一の符号を付して、その詳細な説明は図1および図2の説明を援用する。
井戸15の上にポンプ装置1が設置され、ポンプ装置1に設けられた吸込みフランジ5に吸込み側配管16の上端が水密に接続されている。前記吸込み側配管16の下端は、井戸15の水面下に配置されている。ポンプ装置1に設けられた吐出しフランジ6には、吐出し側配管17が接続され、前記吐出し側配管17は薬液を混合するための貯水タンク23に接続され、さらに、その吐出し側配管17の先端に水栓24が設けられている。
前記除菌装置14には、注入ポンプ18の往復運動量を変更できる調整つまみ19が設けられている。
前記注入ポンプ18の吸込み部には、薬液槽20内部に導かれている薬液吸込みホース21が水密に接続されている。一方、注入ポンプ18の吐出し部には、注入ホース22を介して、前記貯水タンク23が水密に接続されている。
以上の構成において、本実施例における液体供給装置の動作を説明する。
前記水栓24を開くと前記アキュムレータ4に蓄えられた井戸水がこのアキュムレータ4の圧力により、前記吐出し側通水管および前記吐出しフランジ6を経由し、前記吐出し側配管17に導かれ前記水栓24から流出する。
このときポンプ部2内部の圧力は、水の流出により低下する。前記圧力センサ8は、常時圧力を検出しており、前記制御部7に設けられた圧力検出回路11へ信号を出力している。そして、前記制御部7は、圧力センサ8からの入力信号があらかじめ定められた圧力値以下になると、前記モータ3を起動する。駆動モータ3の起動により前記ポンプ部2内の羽根車が回転することで井戸15から水を揚水する。前記水栓24を調整し、水栓24からの水量が少なくなると、前記ポンプ部2の内部圧力が上昇する。
制御部7は、モータ3を起動させると、圧力センサ8からの信号により得られる吐出圧力値に基づいてモータ3への出力を増減させると共に、除菌装置14への電力供給時間を変化させる。電力供給時間は、前記除菌装置14の作動寿命回数を基に最大供給時間をあらかじめ算出しておき、その最大供給時間を周期としている。
具体的な制御について図4、図5および図6を用いて説明する。
ポンプ装置1を運転することにより、吐出圧力Hと流量Qは図4に示すように変化する。すなわち、流量Qが大きくなるに従って吐出圧力Hは小さくなり、流量Qが小さくなるに従って吐出圧力Hは大きくなる。また、図示のように井戸の深さが浅くなることで最大吐出圧力値は上昇し、最大流量値は増加する。井戸の深さが深くなると、最大吐出圧力値は低下し、最大流量値は減少する。
例えば図5に示すように、このようなQ−H特性に対して、吐出圧力をP1、P2、P3を閾値とする4つの圧力領域に分割する。さらに、図6に示すように、前記圧力領域のそれぞれに対してT1、T2、T3、T4の前記除菌装置14への電力供給時間を割り付けておく。
ただし、前記閾値はP1<P2<P3となるように設定し、また、各電力供給時間はT4<T3<T2<T1となるようにし、さらにT1は前記最大供給時間以下となるように設定する。
前記水栓24を開き井戸水を流出させると、前記制御部7は前記圧力センサ8からの信号を前記圧力検出回路11を介して吐出圧力値として受け取る。そして、制御部7は、検出された前記吐出圧力値を前記閾値(P1、P2、P3)と比較することにより、前記吐出圧力値があらかじめ分割された前記圧力領域のどの領域にあるかを判定し、その圧力領域に割り当てられた前記除菌装置14への電力供給時間だけ前記除菌装置接続端子台12に電力を供給する。これにより、前記接続ケーブル13を通じて前記除菌装置14に電力が供給され、この除菌装置14から揚水した水の流量に応じて除菌用の薬液が前記貯水タンク23内に注入される。その結果、薬液の濃度を安定して精度よく維持することができる。
ここで、圧力領域を4つに分割したが、ポンプ装置1のQ−H特性に応じてそれ以上の複数個の圧力領域に分割し、それぞれの圧力領域に対して電力供給時間を割り付けることにより、薬液の濃度を安定して精度よく維持することができることとなる。
本発明は、揚水した水に除菌用薬液を注入する機器への電力供給が必要な井戸ポンプなどの給水機器に利用することができる。
実施例に示すポンプ装置の構成を示す概略図である。 実施例に示す制御部の概略を示すブロック図である。 実施例に示す流体供給装置の全体構成を示す概略図である。 実施例に示すポンプ装置の圧力と流量の関係を示すQ−H特性図である。 実施例に示す制御方法の圧力領域と電力供給時間の関係図である。 実施例に示す制御方法の各圧力領域に対するそれぞれの電力供給時間を示す図である。
符号の説明
1 ポンプ装置
2 ポンプ部
3 モータ
4 アキュムレータ
5 吸込みフランジ
6 吐出しフランジ
7 制御部(制御手段)
8 圧力センサ
9 電源コード
10 ベース
11 圧力検出回路
12 除菌装置接続端子台(接続手段)
13 接続ケーブル
14 除菌装置
15 井戸
16 吸込み側配管
17 吐出し側配管
18 注入ポンプ
19 調節つまみ
20 薬液槽
21 薬液吸込みホース
22 注入ホース
23 貯水タンク
24 水栓

Claims (2)

  1. 揚水用のポンプと、このポンプの吐出圧力を検出する圧力センサと、前記ポンプを駆動するモータと、前記モータに供給する電力を制御する制御手段と、を有するポンプ装置であって、
    前記制御手段は、前記ポンプが吐出する水に除菌用の薬液を注入する除菌装置に電力を供給する接続ケーブルが接続される接続手段を備えるとともに、前記圧力センサから出力される圧力値に基づいて前記接続手段に供給する電力を制御することにより前記除菌装置から投入する薬液量を変化させるよう構成されている
    ことを特徴としたポンプ装置。
  2. 請求項1記載のポンプ装置であって、
    複数に分割された圧力領域に対して、前記接続手段への電力供給時間をあらかじめ設定しておき、前記圧力センサから出力される圧力値に対応する電力供給時間だけ前記接続手段に電力を供給することにより前記除菌装置から投入する薬液量を変化させるように制御する
    ことを特徴とするポンプ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015136902A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 水処理装置
JP2018008214A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 日本ムール株式会社 塩素滅菌装置

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