JP2007311981A - 携帯電話機 - Google Patents

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秀一 菅原
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Abstract

【課題】両端部に回転体であるカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを回転自在に取りつけ、各スピーカー音孔部と反対面にカメラ撮影窓、マイク音孔部をそれぞれ取りつけ、着信時に各ユニットを180°回転することにより通話のON、OFFを可能にする携帯電話機を提供する。
【解決手段】少なくても表示部3、送受信部4及び制御部5を有する筐体2の両端部に表示部の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支10が表示部3センターに対して形成される回転構造を備え、前記回転体8内にはカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットと、前記回転体9内マイク部13とスピーカー部14を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ部、スピーカー部等を具備する携帯電話機やPDA(personal
Digital Assistants)等の携帯端末装置に関するものである。
従来、携帯電話機やPDA(personal Digital Assistants)等の携帯端末装置は、携帯性を高めるために折畳み機構をもったものが普及しつつあり、さらに情報端末装置としての本来の機能に加え、付加的な機能を追加したものが提案されている。
その付加機能の1つとして近年ステレオ音でのハンズフリー通話や着信音のメロディ、音楽再生等の音声出力をする機能を有する携帯電話機が提案されており、従来そのステレオ再生はイヤホン(ステレオホン)を通して可能とされていたが、携帯電話機が保持している音声データの再生をイヤホンを介さないで、ステレオ音を効果的に再生できる音声出力手段を備えた携帯電話機がある。
また、基本機能である音声の通信に加え、文字や画像等のデータも通信できるデータ情報端末としての役割を担うことが強く望まれており、特にテレビ電話の需要が大きくなってきている。この要求に応えるために、ここ最近、撮影用のカメラを装備した携帯電話機が提案されている。
また、携帯電話機はその携帯性につながる小型化を維持できるような設計上の配慮が必要であり、特にカメラ、マイク、スピーカー、アンテナ等全ての構成部品をバランスよく配置すると共に用途に合わせたスピーカー、マイク、カメラの向き位置が要求されている。
また、特にテレビ、映像等に関しては、大画面表示が必要であり、縦長表示から横長表示にて映像を表示するものがある。
一方、従来から種々の携帯電話機およびそれに関する技術関連が提案されている
例えば、特許文献特開2002-57768号公報(以下 先行技術文献1と呼ぶ)
この先行技術文献1によれば図に示すように筐体の端側それぞれに、略同一方向に向くように位置される第一及び第2の音声出力部を有する音声出力部から音声出力する再生手段を備え、筐体の第1及び第2の音声出力部が離れて位置されて、ステレオシステムの1対のスピーカーのように配置されるのでステレオ音が効果的に出力されるというものである。
また、特許文献特開2004-258916号公報(以下 先行技術文献2と呼ぶ)
この先行技術文献2によれば、図 に示しように第一筐体1の前面1aに表示部6とスピーカー部7,8を有すると共に、第二筐体2の前面2aに操作部5を有し、前記第一筐体1を第二筐体2の前面2aに対して略平行に回動させることができる携帯電話機25に関するものであり、第二筐体2の端部に回動可能に軸支された回転体4を設け、この回転体4内にカメラ部11とマイク部9をそれぞれ搭載し、かつ上記回転体表面4aにカメラ部11の撮影窓12とマイク部9の音孔部10を同じ方向に向けて配置しており、携帯電話機が撮影モード以外であって、上記回転体4の音孔部10が第一筐体1のスピーカー部7,8側を向いていないとき、上記表示部6及び又はスピーカー部7,8によって警告音を放音させるようにするものである。
また、特許文献特開2001-245267号公報(以下 先行技術文献3と呼ぶ)
この先行技術文献3によれば、図に示したように本体とカメラおよびレシーバーを搭載しかつ前記本体の上縁面の垂直方向に軸支されたカメラ、レシーバーユニットとを備えさらにカメラの受光面とレシーバーの音孔面が表裏に分離して配置されているたことを特徴とする携帯電話であり、この構成により、カメラを本体の垂直方向の軸の回りに回転させて撮影することができるため、自分の顔を撮影するテレビ電話として使用する時と後方に存在する被写体を撮影するカメラとして使用する時とでカメラの上下関係が変化せず画像信号の上下反転処理は不要となるというものである。
また、特許文献特開2003-319043号公報(以下 先行技術文献4と呼ぶ)
この先行技術文献4によれば操作部を有する下側ユニットと、表示部を有する上側ユニットと、下側ユニットと上側ユニットとを開閉自在に結合するヒンジ部とを有する折り畳み型携帯電話機において、表示部は下側ユニットに対して縦長状態又は横長状態となるように配置転換可能であり、表示部が縦長状態にある場合には表示部の上下に、表示部が横長状態にある場合には表示部の左右水平に位置するように、上側ユニットに配置された一対の正面カメラ部を備えたことを特徴とするというものでる。
また、特許文献特開2002-325127号公報(以下 先行技術文献5と呼ぶ)
この先行技術文献5によれば本体の正面に通信情報を表示するディスプレイを備え、本体上端部に本体に対して左右水平軸を中心として回動する回動筐体を備えており、回動筐体の回動方向の1つの面にスピーカーを設け、その面と反対の面にカメラを設けてあり、被写体を問わずディスプレイ上で被写体の像を確認しながら撮影を行え、全体を厚くすること無く小型化できるというものである。
また、特許文献特開2004-112433号公報(以下 先行技術文献6と呼ぶ)
この先行技術文献6によれば携帯電話機の筐体の端部にカメラ部が接続されるカメラ付き携帯端末であり、前記カメラ部と前記筐体の端部とは互いの接合面に対して直交する軸を中心に回転自在に接続され、カメラ部は所定の回転位置で前記一の筐体と面一になっていて、前記カメラ部における前記筐体の表面と面一となる面にカメラが設けられており、さらに前記カメラの設置面と反対面にスピーカーを設けていることを特徴とする携帯電話機である。
特開2002-57768号公報 特開2004-258916号公報 特開2001-245267号公報 特開2003-319043号公報 特開2002-325127号公報 特開2004-112433号公報
しかしながら、先行技術文献1記載の携帯電話機は表示画面と反対面でその筐体の端側それぞれに音声出力手段であるスピーカー音孔部(以下参考文献に記載されている「レシーバー」は全てスピーカーに置き換えて記載する)を備えているにすぎず、音声を伴った映像データに対しては考慮されていない。映像と音声が合い反する方向に設置されているため音声のみしか対応できないという課題ある。
また、先行技術文献2記載の携帯電話機はカメラ部11の撮影窓12とマイク部9の音孔部10を同じ方向に向けて配置しており、携帯電話機が撮影モード以外であって、上記回転体4の音孔部10が第一筐体1のスピーカー部7,8側を向いていないとき、上記表示部6及び又はスピーカー部7,8によって警告音を放音させ使用者に知らせる機能をもたせているが、通常使用者が撮影モードで撮影し、通常モード(通話時の待ち受け状態時)にする場合、撮影が完了した時点でマイク音孔部9を回転させて通話モードにして、着信時に改めて通話ボタンを押さなければ通話開始ができない。また撮影モード以外(通話モード)の場合は警告音が放音されマイク音孔部9を回転させるように使用者に警告を促し、マイク音孔部9を回転させる行為が使用者にとっては煩わしいものである。
また、先行技術文献3記載の携帯電話機はカメラの撮影窓とスピーカーの音孔部が表裏に分離して配置されているため、テレビ電話機として使用する場合、例えば使用者はマイクの音孔部を正面に配置しカメラを見ながら通話を行うが、このとき相手の音声は本体の反対面から出力されるため聞きづらくなるという課題がある。
また、通常通話時においてはスピーカーの音孔部がマイク音孔部と同一面になければ通話することが不可能であり、着信時において使用者は常にカメラ、スピーカーユニットを回転させスピーカーの音孔部をマイク音孔部と同一面に設置させ、更に着信ボタンを押さなければならないという煩わしさがある。
また、先行技術文献4記載の携帯電話機は表示部を簡単に縦長表示および横長表示に変えることが可能であり、利用者の利便性を向上させることを提供しており、映像に対する音声出力に関する効果作用を開示していない。
また、先行技術文献5記載の携帯電話機は、本体上端部に本体に対して左右水平軸を中心として回動する回動筐体を備えており、回動筐体の回動方向の1つの面にスピーカー音孔部を設け、その面と反対の面にカメラの撮影窓を設けてあり、先行技術文献3記載と同様にカメラの撮影窓とスピーカーの音孔部が表裏に分離して配置されているため、テレビ電話機として使用する場合、例えば使用者はマイクの音孔部を正面に配置しカメラを見ながら通話を行うが、このとき相手の音声は本体の反対面から出力されるため聞きづらくなるという課題がある。また、通常通話時においてはスピーカーの音孔部がマイク音孔部と同一面になければ通話することが不可能であり、着信時において使用者は常にカメラ、スピーカーユニットを回転させスピーカーの音孔部をマイク音孔部と同一面に設置させ、更に着信ボタンを押さなければならないという煩わしさがある。
また、先行技術文献6記載の携帯電話機は、前記先行技術文献4及び5と同様にカメラの設置面と反対面にスピーカー音孔部を設けていることを特徴としており、カメラの撮影窓とスピーカーの音孔部が表裏に分離して配置されているため、テレビ電話機として使用する場合、例えば使用者はマイクの音孔面を正面に配置しカメラを見ながら通話を行うが、このとき相手の音声は本体の反対面から出力されるため聞きづらくなるという課題がある。
また、文献にはカメラの撮影窓が表示画面側(マイク音孔部側)に向けた状態で通話しようとした場合、カメラの回転位置を検出し、通話不能としたり、カメラ部を正しい位置に回転させるように指示制御を行うとあるが、通常通話時においてはスピーカ−の音孔部がマイク音孔部と同一面になければ通話することが不可能であり、着信時において使用者は常にカメラ、スピーカーユニットを回転させスピーカーの音孔部をマイク音孔部と同一面に設置させ、更に着信ボタンを押さなければならないという煩わしさがある。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたものであり、大画面でありステレオ効果を有するスピーカー搭載の携帯電話機において少なくても表示部、送受信部及び制御部を有する筐体の両端部に表示部の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転構造を備え、前記回転体内にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備している携帯電話機であり動画再生時のステレオ効果、音楽再生時のステレオ効果、大画面でのテレビ電話、大画面でのパノラマ撮影を可能にし、更に前記回転体を回転させることにより着信時の通話のON、OFFを可能にできる携帯電話機を提供することを目的とするものである。
本発明の携帯電話機は、少なくても表示部、電池部、送受信部及び制御部を有する筐体の両端部に表示部の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転構造を備え、前記回転体内にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備した構成を有する。
この構成により、動画再生時のステレオ効果、音楽再生時のステレオ効果、大画面でのテレビ電話、大画面でのパノラマ撮影等の使用者の用途に合わせた使い方が可能となる効果を有する。
また、本発明の携帯電話機は、前記カメラ部とスピーカー部を具備するユニットにおいてカメラ撮影窓とスピーカー音孔部が相反する方向に配置させた構成を有する。
この構成により、スピーカー音孔部を任意の位置に配置することができ、例えば表示部側とスピーカー音孔部が同一方向にあるときは音声出力、着信音、音楽再生、動画再生時の音声出力部として作用され、表示部側に対してカメラ撮影窓が同一方向にあるときはテレビ電話として機能する効果を有する。またカメラ部とスピーカー部が相反する方向に配置しているため部品レイアウトがしやすく、厚み方向を薄くするこができる。
また、本発明の携帯電話機は、前記マイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいてマイク音孔部とスピーカー音孔部が相反する方向に配置され、さらにマイク音孔部はスピーカー音孔部と反対方向に配置されたマイク音孔部に対して90°側面に対してもマイク音孔部が配置された構成を有する。
この構成により、スピーカー音孔部を任意の位置に配置することができ、例えば表示部側とスピーカー音孔部が同一方向にあるときは着信音、音楽再生、動画再生時の音声出力部として作用され、マイク音孔部に関しては表示部側に対して同一方向または反対方向のどちらに配置されても通話が可能となる効果を有する。さらにマイク音孔部はスピーカー音孔部と反対面に配置されたマイク音孔部に対して90°側面に対してもマイク音孔部が配置されており例えばテレビ電話時に表示部側に対してマイク音孔部が同一方向になくても自分の音声を入力できる効果を有する。またマイク部とスピーカー部が相反する方向に配置しているため部品レイアウトがしやすく、厚み方向を薄くするこができる。
また前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部が同一方向にあり、前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー部音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対方向においてはカメラ撮影窓とマイク音孔部が同一方向にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを有する。
この構成において表示部側に2つのスピーカー部の音孔部が配置されるため着信時のステレオ効果、動画再生時のステレオ効果、音楽再生時のステレオ効果、大画面でのパノラマ撮影等の使用者の用途に合わせた使い方が可能となる効果を有する。また通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより通話が可能であり、前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部がある面を通話可能な面とし、回転させるユニットにより通話方向が表示部側でも表示部と反対側でも可能となる効果を有する。つまり常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となるため使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
また前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのカメラ撮影窓が同一方向にあり、前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対方向においてはスピーカー音孔部とマイク音孔部が同一面にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニット又はマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを有する。
この構成において表示部側にカメラ部の撮影窓とスピーカー部の音孔部が配置されるため大画面によるテレビ電話を可能にする効果を有する。また通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより通話が可能であるため、前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部がある面を通話可能な面とし、回転させるユニットにより通話方向が表示部側でも表示部と反対側でも可能となる効果を有する。つまり常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となり、使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
また前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部が同一方向にあり、前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのマイク音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対方向においてはカメラ撮影窓とスピーカー音孔部が同一方向にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニット又はマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを有する。
この構成において表示部側にスピーカー部のスピーカー音孔部とマイク部のマイク音孔部が配置され、表示部の反対方向にカメラ撮影窓があるため使用者は表示部をファインダーとして大画面によるパノラマ撮影を可能にする効果を有する。さらに表示部に対してマイク音孔部が同一方向にあり使用者が画面を見ながら音声を入力することも可能となる効果を有する。また通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより通話が可能であるため、前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部がある面を通話可能な面とし、回転させるユニットにより通話方向が表示部側でも表示部と反対側でも可能となる効果を有する。つまり常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となり、使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
また前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのカメラ撮影窓が同一方向にあり、前記回転体内のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのマイク音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対方向においてはスピーカー音孔部とスピーカー音孔部が同一方向にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを有する。
この構成において表示部側にカメラ部の撮影窓とマイク部の音孔部が配置され、表示部の反対側には各ユニットのスピーカー音孔部が配置されるので着信時のステレオ効果、音楽再生時のステレオ効果を有する。また通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより通話が可能であるため、前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部がある面を通話可能な面とし、回転させるユニットにより通話方向が表示部側でも表示部と反対側でも可能となる効果を有する。つまり常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となり、使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
また、前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットに少なくても1個以上の検出手段と前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットに少なくても1個以上の検出手段が配置され、また前記表示部、操作部、電池部送受信部及び制御部を有する筐体に少なくても2個以上の検出手段を配置していることを有している。
この構成により、前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットまたは前記マイク部とスピーカー部を具備するユニットを回転させると各ユニットの検出手段と、表示部、操作部、電池部、送受信部及び制御部を有する筐体の検出手段が反応して、状態を検出し、各制御回路により着信時のステレオ効果、音楽再生時のステレオ効果、動画再生時のステレオ効果、大画面でのパノラマ撮影等の使用者の用途に合わせた使い方が可能となる効果を有する。また、着信時には前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットまたは前記マイク部とスピーカー部を具備するユニットを回転させることにより各検出手段が状態を検出し通話可能となる効果を有する。
また、表示部を有する筐体と電池部、操作部、送受信部及び制御部を有する筐体とで構成され、前記表示部を有する筐体の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転軸構造を備え、前記回転体にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットとマイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備した構成を有した折畳み式携帯電話機であり。
この構成において、更なる大画面表示が可能となる効果を有する。
また、表示部を有する筐体と電池部、操作部、送受信部及び制御部を有する筐体とで構成され前記表示部を有する筐体の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転軸構造を備え、前記回転体にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットとマイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備していることを特徴とする折畳み式携帯電話機であり、折り畳んだ状態において前記回転構造を有するユニットのカメラ部の撮影窓、スピーカー部のスピーカー音穴部、マイク部のマイク音穴部の垂直方向に対する厚みは前記表示部を有する筐体の表示部の垂直面に対する厚みと電池部、操作部、送受信部及び制御部を有する筐体の操作部の垂直面に対する厚みを合計した厚み以下となるような構成を有した折畳み式携帯電話機であり
この構成において、折り畳んだときに表示部を有する筐体と電池部、操作部、送受信部及び制御部を有する筐体との凹凸感がなく、携帯しやすいデザインにすることができ、通話時においてもスピーカー音穴部に対する耳当たりがよくなる効果を有する。
本発明は、少なくても操作部、電池部、送受信部及び制御部を有する筐体の両端部に表示部の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転構造を備え、前記回転体にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備している携帯電話機でありこの構成により、動画再生時のステレオ効果、音楽再生時のステレオ効果、大画面でのテレビ電話、大画面でのパノラマ撮影等の使用者の用途に合わせた使い方が可能となる効果を有する。また着信時には前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットのどちらかを180°回転させることにより通話のON、OFFを可能し、各ユニットがどの向きにおいても通話可能となる効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の正面図、側面図及び背面図である。
本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1は、図1に示すように、少なくても表示部3、送受信部4及び制御部5を有する筐体2を有しており、表示部3の面視には操作部6が配置されている。送受信部4及び制御部5は筐体2の内部に回路基板にて構成されており図中は省略している。また背面には電池部7が配置されている。この筐体2の両端部に表示部3の上下、或いは左右を挟むように回転体8、9のユニットが構成され回転可能に軸支10が表示部センターに対して形成される回転構造を備えている。
回転体8にはカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットにて構成され、回転体9にはマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットにて構成されている。
例えば表示部3側と回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にあり、かつ回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にある状態のとき回転体8、9は軸支10を中心に10aまたは,10b,10cまたは,10dの方向に180°回転する。
回転体8,9及び筐体2には180°以上回転しないようなストッパー構造を有しており、回転方向に多大な負荷がかからないようになっている。ここではストッパー構造に関する詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の回転体8、9のユニットの内部構造について図2を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の回転体8、9のユニットを回転軸支10に対して垂直に切断した状態図である。本来回転体8、9のユニットはそれぞれ分離しているがここでは回転体8,9のユニット構成がほぼ同じであるため1つの断面構成図にて説明する。図2から回転体8又は9のユニットは筐体15、16が接合して構成され互いに係止爪17又はねじ18にて締結されている。また回転体8のユニット内部にはカメラ部11、スピーカー部12が回転体9のユニット内部にはスピーカー部14、マイク部13と電気的に接続する回路基板19とが配置されている。回路基板19は回転体8又は9のユニット筐体15、16のいずれか一方に対して係止爪20又はねじ21により締結される構造となっている。図2では筐体16側に締結されている。次に回転体8のユニットにおいて回路基板19を挟んで一方にはスピーカー部12を他方にはカメラ部11をそれぞれ装備している。スピーカー部12、14の配置面側の筐体15にはスピーカー音孔部22が設けられ、さらに音孔部22の反対面にはスピーカーの音を効率良く放出し、またスピーカー音孔部22から侵入するゴミ等を防ぐ役割を行うネットクッション23を貼りつけてある。また、カメラ部11配置面側の筐体16にはカメラ撮影窓24が設けられており、さらにカメラ撮影窓24の反対面には、落下時等の衝撃等を緩和及び筐体内のゴミ、異物等がカメラレンズ周りに侵入するのを防ぐ役割を行うカメラクッション25を貼りつけてある。次に回転体9のユニットにおいて回路基板19を挟んで一方にはスピーカー部14を他方にはマイク部13をそれぞれ装備している。スピーカー配置面側の筐体15にはスピーカー音孔部22が設けられ、さらにスピーカー音孔部22の反対面にはスピーカー14の音を効率良く放出し、また外部の音孔部から侵入するゴミ等を防ぐ役割を行うネットクッション23を貼りつけてある。また、マイク部13配置面側の筐体16にはマイク音孔部26が設けられており、さらにマイク音孔部26の反対面には、外部音声を効率良く入力し、また外部のマイク音孔部26から侵入するゴミ等を防ぐ役割を行うネットクッション27を貼りつけてある。スピーカー部12、14、カメラ部11及びマイク部13は回路基板19に対して直接半田等により接合されるか、または筐体15、16に対して係爪、ねじ及び圧入等により保持され、予めスピーカー部12、14、カメラ部11、マイク部13に設けられた接触ばねまたは導電ゴム等により回路基板と接合する方法が考えられる。ここでは詳細な説明は省略する。
また回路基板19のどちらかの一方の面には筐体2の本体回路基板29と接合させるコネクタ28が装備されている。なお回転体8、9のユニット自体を小型薄型化するために回路基板19を厚みを持ったガラエポ基板ではなくフレキシブル基板30を用いてもよい。
更に薄型化するために図3に示したようにスピーカー部12、14とカメラ部11又はマイク部13の配置をスピーカー部12、14に対して横に並列に並ぶ配置することにより筐体内の容積を小さくすることができる。このとき回路基板はフレキシブル基板30を使用する。
図4は、本実施の形態における携帯電話機1の回転体8、9のユニットを回転軸支10に対して平行に切断した状態図である。本回転体8、9のユニットと表示部3、送受信部4及び制御部5を有する筐体2と分離されており、回転体8、9のユニットには前記で説明したように回路基板19、スピーカー部12、14、カメラ部11、マイク部13がそれぞれ配置されている、図中には1つの部品として示してあるが各回転体8、9のユニットにおいて回転体8にはカメラ部11とスピーカー部12を具備する構成であり、回転体9にはマイク部13とスピーカー部14を具備する構成となっている。また回路基板19上には筐体2に配置される本体回路基板29と接合させるコネクタ28が装備されている。また筐体2の本体回路基板29上には各回転体8、9のユニットのコネクタと接続するコネクタ31が配置されている。各回転体8、9のユニットのコネクタと筐体2の本体回路基板29上のコネクタはフレキシブル基板又は細線同軸ケーブル32等で電気的に接続されている。
また回転体8,9と筐体2は回転軸ユニット33にて接合され回転する。回転軸ユニット33は回転体8、9側と筐体2側にねじ締結部34を具備しており各筐体を締結する構造となっている。なおここではねじを使用し締結する手段を説明したが、係止爪固定、かしめ固定、接着剤固定、圧入固定等の締結手段でも構わない。
図5は回転軸ユニット33の斜視図である。回転軸ユニット33の中央部回転部33aは空洞になっており、この中を細線同軸ケーブル32等の接続用部材が通って回転体8、9のユニットと筐体2とを電気的に接続する構造となる。
なお回転軸33にはクリック感を出す構造や、回転体8、9のユニットが180°で止まるストッパー構造を装備しており、使用者の操作性を向上させている。ここでは詳細な構造の説明は省略する。なおここで説明した回転軸ユニット33は一例であり、例えば図6のように回転体8、9のユニットに回転中心となる断面円形の回転軸35を突出させて設けている。また図7より筐体2は正面側(例えば操作部側)と背面側(例えば電池部側)に分割された筐体36と筐体37を接合して構成されるが、接合面で回転体8、9の回転軸35に対応するような回転軸径と略同一径の円形孔38を設けてある。そして回転体8,9のユニットの回転軸35をこの円形孔38に分割された筐体36、37により挟みこんで取りつけられる構造も考えられる。
次に本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の使用方法について図にて説明する。本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の使用例は図8の使用例A、図12の使用例B、図13の使用例C、図14の使用例Dの4つの使用例にて構成されそれぞれの使用例において各用途が異なっている。
次に図8の使用例Aについて説明する。表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのスピーカー部音孔部22が同一方向にある構成(図8-a)、または表示部3と反対方向(ここでは電池部7側)においてはカメラ撮影窓24とマイク音孔部26が同一方向にある構成(図8-b)である状態のとき、表示部3を挟んでスピーカー部12、14のスピーカー音孔部22が左右方法(上下方向)に配置されているので、使用者は音楽再生時に再生音をステレオ効果にて体感することができる。
また表示部3を目線に対して横長方向し、動画再生時に表示部3を挟んでスピーカー部12、14のスピーカー音孔部が左右方法に配置されているので動画音声をステレオ効果にて体感することができる。また着信時にはスピーカー部12、14のスピーカー音孔部22が同じ配置面にあるのでステレオ効果にて体感することができる。
この使用例Aの待ち受けモード状態にて着信があった場合には回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットまたは回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより、通話のON、OFFを可能にすることができる。
例えば着信時に回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10aまたは回転方向10b側へ180°回転させ電池部7側へ回転させた場合(図8-c)、通話ON状態になり、電池部7の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して回転体8のスピーカー12のスピーカー音孔部22、回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が同一方向であるので、スピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声はマイク音孔部26より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
または着信時に回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10cまたは回転方向10d側へ180°回転させ電池部7側へ移動させた場合(図8-d)、通話ON状態になり、表示部3側の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して回転体8のスピーカー12のスピーカー音孔部22、回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が同一方向であるので、回転体8のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部26より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
なお通常この携帯電話機には通話ONボタン39と通話OFFボタン40を備えているのでこのボタンにて操作しても構わない。
次にこの使用例Aの状態において着信があり、通話ONボタン39、通話OFFボタン40にて着信を受ける場合について説明する。(図8-e)
使用例Aの状態で着信した場合、通話ボタン39を押すことにより通話開始となる。
このとき表示部3に対して回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と、回転体9のスピーカー部14のスピーカー音孔部22が同一方向にあり、回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9マイク部13から入力される。このとき使用例Aの状態では表示部3側が使用者の耳当て面であり、回転体9のマイク部13のマイク音孔部26はその反対面に配置されるため、自分の音声が入力しづらいという課題が発生してしまうが、本発明によれば回転体9のマイク部13のマイク音孔部13はスピーカー音孔部22と反対面に配置されたマイク音孔部13に対して90°側面に対してもマイク音孔部41が配置される構造になっているため、自分の音声を確実に入力することができる。
図9-aにその一例の拡大詳細図を示す。マイク音孔部26に対して90°方向の面に別なマイク音孔部41を配置しており、音声を横から入力できる構造となっている。
図10は軸支10に対して垂直に切断した回転体の断面図を示しているマイク音孔部41に入力された音声は回転体9の筐体内を通ってマイク部13に入力される。図11は図10を軸支10に対して平行に切断した回転体の断面を矢印Fから見た断面図であり、マイク音孔部41から入力された音声が筐体内において拡散しないように、筐体内にリブ41a,41bにてマイク音孔部41から筐体内を囲うように構成され効率よく音声をマイク部13に入力できるようになっている。
このように本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の待ち受けモードの使用例Aの着信時において、使用者は回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部12のある面を通話面とすることにより常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となるため使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
また図9-aの説明では表示部3から見てマイク音孔部26の左面にマイク音孔部41を配置しているが図9-b、図9-cのようにマイク音孔部26に対して90°となる面のいずれかに配置していればよい。
次に図12の使用例Bについて説明する。表示部3側を基本面としたとき表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのカメラ撮影窓24が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのスピーカー部音孔部22が同一方向にある構成(図12-a)、または表示部3と反対方向(ここでは電池部7側)においてはスピーカー音孔部22とマイク音孔部26が同一方向にある構成(図12-b)である状態のとき、使用者はテレビ電話として使用することができる。このとき表示部3には相手側の映像が表示され、相手側にはカメラ撮影窓を通して自分の映像を送信しながら通話することができる。また相手側の音声は回転体9のスピーカー音孔部22から出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部41またはマイク音孔部26から入力される。この場合スピーカー音孔部22とマイク音孔部41、マイク音孔部26が近接した位置にあり音のエコーハウリング、音の干渉が懸念される可能性がある場合は、相手側の音声を回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22から出力し、自分の音声は回転体9のマイク音孔部41またはマイク音孔部26から入力するように制御してもよい。このとき相手側の音声は表示部3に対して反対面から出力されるため使用者が表示部3を見ながら使用している状態では相手の声が聞きづらいという課題があるが、本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1は使用例Aのマイク音孔部41でも説明したような構造と同じように回転体8内のスピーカー部12のスピーカー音孔部22はカメラ撮影窓24と反対面に配置されたスピーカー音孔部22に対して90°側面に対してもスピーカー音孔部42が配置される構造とすることにより、相手の声を確実に聞くことができる。構造的には前記マイク音孔部41の構造と同じなので詳細な説明は省略する。
この使用例Bの待ち受けモード状態にて着信があった場合には回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットまたは回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより、通話のON、OFFを可能にすることができる。
例えば着信時に回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10aまたは回転方向10b側へ180°回転させ電池部7側へ回転させた場合(図12-d)、通話ON状態になり、表示部3の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22、前記回転体9のスピーカー部14のスピーカー音孔部22が同一方向となり、回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は前記回転体9のマイク音孔部26またはマイク音孔部41より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
または着信時に回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10cまたは回転方向10d側へ180°回転させ電池部7側へ移動させた場合(図12-c)、通話ON状態になり、電池部7側の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と前記回転体9のスピーカー部14のスピーカー音孔部22が同一方向であるので回転体8のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部26またはマイク音孔部41より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
なお通常この携帯電話機には通話ONボタン39と通話OFFボタン40を備えているのでこのボタンにて操作しても構わない。
次にこの使用例Bの状態において着信があり、通話ONボタン39、通話OFFボタン40にて着信を受ける場合について説明する。(図12-e)
使用例Bの状態で着信した場合、通話ボタン39を押すことにより通話開始となる。
このとき表示部3に対して回転体8のカメラ撮影窓24と、回転体9のスピーカー部14のスピーカー音孔部22が同一方向にあり、電池部7に対して回転体8のスピーカー音孔部22と、回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が同一方向にあるため電池部7側の面視が使用者の耳当て側の通話面となり、回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部26から入力される。
このように本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の待ち受けモードの使用例Bの着信時において、使用者は回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部12のある面を通話面とすることにより常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となるため使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
次に図13の使用例Cについて説明する。表示部3側を基本面としたとき表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのマイク音孔部26が同一方向にある構成(図13-a)、または表示部3と反対方向(ここでは電池部7側)においてはカメラ撮影窓24とスピーカー音孔部22が同一方向にある構成(図13-b)である状態のとき、この構成において表示部3側に回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が配置され、表示部3の反対方向、電池部7側にカメラ撮影窓24があるため使用者は表示部3をファインダーとして大画面によるパノラマ撮影を可能にする効果を有する。さらに表示部に対してマイク音孔部が同一方向にあり使用者が表示部3の画面を見ながら音声を入力することも可能となる効果を有する。
この使用例Cの待ち受けモード状態にて着信があった場合には回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットまたは回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより、通話のON、OFFを可能にすることができる。
例えば着信時に回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10aまたは回転方向10b側へ180°回転させ電池部7側へ回転させた場合(図13-c)、通話ON状態になり、電池部7の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して前記回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22、前記回転体9のスピーカー部14のスピーカー音孔部22が同一方向であるので、回転体8のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部26またはマイク音孔部41より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
または着信時に回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10cまたは回転方向10d側へ180°回転させ電池部7側へ移動させた場合(図13-d)、通話ON状態になり、表示部3側の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して回転体8のスピーカー12のスピーカー音孔部22、回転体9のスピーカー部14のスピーカー音孔部22が同一方向であるので、回転体8のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は前記回転体9のマイク音孔部26またはマイク音孔部41より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
なお通常この携帯電話機には通話ONボタン39と通話OFFボタン40を備えているのでこのボタンにて操作しても構わない。
次にこの使用例Cの状態において着信があり、通話ONボタン39、通話OFFボタン40にて着信を受ける場合について説明する。(図13-e)
使用例Cの状態で着信した場合、通話ボタン39を押すことにより通話開始となる。
このとき表示部3に対して回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と、回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が同一方向にあるため、回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク部26から入力される。
このように本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の待ち受けモードの使用例Cの着信時において、使用者は回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部12のある面を通話面とすることにより常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となるため使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
次に図14の使用例Dについて説明する。表示部3側を基本面としたとき表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのカメラ撮影窓24が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのマイク音孔部26が同一方向にある構成(図14-a)、または表示部3と反対方向(ここでは電池部7側)においてはスピーカー音孔部22とスピーカー音孔部22が同一方向にある構成(図14-b)である状態のとき、この構成において電池部7側に回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と回転体9のスピーカー部12のスピーカー音孔部22が同一方向に配置されため使用者は音楽再生時に再生音をステレオ効果にて体感することができる。また着信時にはスピーカー部12、14のスピーカー音孔部22が同じ配置面にあるのでステレオ効果にて体感することができる。また表示部3側においては回転体8のカメラ撮影窓24と回転体9のマイク音孔部26が同じ方向にあるので、
使用者はテレビ電話として使用することができる。このとき表示部3には相手側の映像が表示され、相手側にはカメラ撮影窓を通して自分の映像を送信しながら通話することができる。また相手側の音声は使用例Bでも説明したように回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22から出力し、自分の音声は回転体9のマイク音孔部41またはマイク音孔部26から入力するようにする。このとき相手側の音声は表示部3に対して反対方向から出力されるため使用者が表示部3を見ながら使用している状態では相手の声が聞きづらいという課題があるが、本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1は使用例Aのマイク音孔部41でも説明したような構造と同じように回転体8内のスピーカー部12のスピーカー音孔部22はカメラ撮影窓24と反対方向に配置されたスピーカー音孔部22に対して90°側面に対してもスピーカー42が配置される構造とすることにより、相手の声を確実に聞くことができる。構造的には前記マイク音孔部41の構造と同じなので詳細な説明は省略する。
この使用例Dの待ち受けモード状態にて着信があった場合には回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットまたは回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより、通話のON、OFFを可能にすることができる。
例えば着信時に回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10aまたは回転方向10b側へ180°回転させ電池部7側へ回転させた場合(図14-d)、通話ON状態になり、表示部3の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が同一方向であるので、回転体8のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部26またはマイク音孔部41より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
または着信時に回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットを軸支10に対して回転方向10cまたは回転方向10d側へ180°回転させ電池側へ移動させた場合(図14-b)、通話ON状態になり、電池部7側の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。このときこの通話面に対して回転体8のスピーカー12のスピーカー音孔部22と回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が同一方向であるので、回転体8のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部26またはマイク音孔部41より入力される。また通話を終了するときは回転体8または回転体9のどちらかを軸支10を中心に180°回転可能な方向に回転させることにより通話OFF状態にできる。
なお通常この携帯電話機には通話ONボタン39と通話OFFボタン40を備えているのでこのボタンにて操作しても構わない。
次にこの使用例Dの状態において着信があり、通話ONボタン39、通話OFFボタン40にて着信を受ける場合について説明する。(図14-e)
使用例Dの状態で着信した場合、通話ボタン39を押すことにより通話開始となる。
このとき電池部7に対して回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と、回転体9のスピーカー部14のスピーカー音孔部22が同一方向にあるため、回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22から相手側の音声が出力され、自分の音声は回転体9のマイク部41から入力される。
このように本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1の待ち受けモードの使用例Dの着信時において、使用者は回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部12のある面を通話面とすることにより常に表示部側を耳当て側で通話するのではなくその反対側(例えば電池側)を耳当て側に配置しても通話が可能となるため使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
(第2の実施の形態)
図15は、本発明の第2の実施の形態における携帯電話機43の正面図、側面図及び背面図である。
本発明の第2の実施の形態における携帯電話機43は、図15に示すように、少なくても表示部3、送受信部4及び制御部5を有する筐体2を有しており、表示部3はタッチパネル44構造を具備しており各操作ボタンはタッチパネル44を押すことにより操作可能となっている。この筐体2の両端部に表示部3の上下、或いは左右を挟むように回転体8、9のユニットが構成され回転可能に軸支10が表示部センターに対して形成される回転構造を備えている。
この構成により本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1よりも表示部3が大画面表示となり、大画面でのテレビ電話、大画面でのパノラマ撮影及び大画面での動画再生が可能となる効果を有する。
本発明の第2の実施の形態における携帯電話機43は本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1との相違点は携帯電話機1の操作ボタンをなくし、操作ボタンの配置面に表示部3を拡大して配置した点と操作をタッチパネル44にて操作する点であり、回転体8、9のユニットが構成され回転可能に軸支10が表示部センターに対して形成される回転構造による作用、効果は本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1と同じであるため説明を省略する。
(第3の実施の形態)
図16は、本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の斜視図である。
本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45は、図16に示すように、折畳み式の携帯電話機であり、本体は上方側にある第1の筐体46と下方側にある第2の筐体47からなり、互いの一端をヒンジ48を介して接合することにより、第1の筐体46と第2の筐体48とが折畳み可能な構成となっており、図は開いた状態となっている。また、ヒンジ48の構成部は第1筐体46と第2筐体47の長手方向の一端に構成されている。第1の筐体46の正面に表示部3を配置し、第2の筐体47には送受信部4及び制御部5を有しており、操作部6及び電池部7を配置している。送受信部4及び制御部5は筐体47の内部に回路基板にて構成されており図中は省略している。この第1の筐体46の両端部に表示部3の上下、或いは左右を挟むように回転体8、9のユニットが構成され回転可能に軸支10が表示部センターに対して形成される回転構造を備えている。
回転体8にはカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットにて構成され、回転体9にはマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットにて構成されている。
表示部側に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にあり、かつ回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にある状態としたとき回転体8、9は軸支10を中心に10aまたは,10b,10cまたは,10dの方向に180°回転する。
回転体8,9及び筐体2には180°以上回転しないようなストッパー構造を有しており、回転方向に多大な負荷がかからないようになっている。ここではストッパー構造に関する詳細な説明は省略する。
なお、図中において表示部3の正面にし、左側に回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットを右側には回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットを配置しているが、この逆に表示部3の正面にし、左側に回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットを右側には回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットを配置してもよい。
なお、本実施の第3の実施の形態における携帯電話機45の回転体8、9のユニットの内部構造は本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1と同じ構造であるので詳細な説明は省略する。
次に本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の使用方法について図にて説明する。図6の開いた状態であり、この状態の本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の使用モードは図17の使用例E、図18の使用例F、図19の使用例G、図20の使用例Hの4つの使用例にて構成されそれぞれの使用例において各用途が異なっている。
次に図17の使用例Eについて説明する。表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのスピーカー部音孔部22が同一方向にある構成、または表示部3と反対方向においてはカメラ撮影窓24とマイク音孔部26が同一方向にある構成である状態のとき、表示部3を挟んでスピーカー部12、14のスピーカー音孔部22が左右方法(上下方向)に配置されているので、使用者は音楽再生時に再生音をステレオ効果にて体感することができる。また動画再生時に表示部3を挟んでスピーカー部12、14のスピーカー音孔部が左右方法に配置されているので動画音声をステレオ効果にて体感することができる。
次に図18の使用例Fについて説明する。表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのカメラ撮影窓24が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのスピーカー部音孔部22が同一方向にある構成、または表示部3と反対方向においてはスピーカー音孔部22とマイク音孔部26が同一方向にある構成である状態のとき、使用者はテレビ電話として使用することができる。このとき表示部3には相手側の映像が表示され、相手側にはカメラ撮影窓を通して自分の映像を送信しながら通話することができる。また相手側の音声は回転体9のスピーカー音孔部22から出力され、自分の音声は回転体9のマイク音孔部41またはマイク音孔部26から入力される。この場合スピーカー音孔部22とマイク音孔部41、マイク音孔部26が近接した位置にあり音のエコーハウリング、音の干渉が懸念される可能性がある場合は、相手側の音声を回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22またはスピーカー音孔部42から出力し、自分の音声は回転体9のマイク音孔部41またはマイク音孔部26から入力するように制御してもよい。
次に図19の使用例Gについて説明する。表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音孔部22が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのマイク音孔部26が同一方向にある構成、または表示部3と反対方向においてはカメラ撮影窓24とスピーカー音孔部22が同一方向にある構成である状態のとき、この構成において表示部3側に回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と回転体9のマイク部13のマイク音孔部26が配置され、表示部3の反対面、電池部7側にカメラ撮影窓24があるため使用者は表示部3をファインダーとして大画面によるパノラマ撮影を可能にする効果を有する。さらに表示部に対してマイク音孔部が同一方向にあり使用者が表示部3の画面を見ながら音声を入力することも可能となる効果を有する。
次に図20の使用例Hについて説明する。表示部3に対して回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのカメラ撮影窓24が同一方向にあり、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのマイク音孔部26が同一方向にある構成、または表示部3と反対方向においてはスピーカー音孔部22とスピーカー音孔部22が同一方向にある構成である状態のとき、この構成において電池部7側に回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22と回転体9のスピーカー部12のスピーカー音孔部22が配置されため使用者は音楽再生時に再生音をステレオ効果にて体感することができる。
また表示部3側においては回転体8のカメラ撮影窓24と回転体9のマイク音孔部26が同じ方向にあるので、使用者はテレビ電話として使用することができる。このとき表示部3には相手側の映像が表示され、相手側にはカメラ撮影窓を通して自分の映像を送信しながら通話することができる。また相手側の音声は使用例Fでも説明したように回転体8のスピーカー部12のスピーカー音孔部22またはスピーカー音孔部42から出力し、自分の音声は回転体9のマイク音孔部41またはマイク音孔部26から入力するようにする。
なお、前記本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の開いた状態において着信があった場合、本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45は、折畳み式の携帯電話機であり、ヒンジ48は第1筐体46と第2筐体47の長手方向の一端に構成されているため、通常の折畳み式携帯電話と違いスピーカー音穴部を耳に当てて通話するのが困難である。そこで、本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45は図16の開いた状態にて着信があった場合は図21のように筐体を折り畳むことにより通話ON状態となり、通話開始となるような制御構成を有している。このとき回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音穴部22の面視が使用者の耳当て側の通話面となる。
例えば回転体8のスピーカー音穴部22が図21の折り畳んだ状態で面49または面50のどちらにあっても通話可能となる。
また着信前に行っていた状態は再度筐体を開くことにより、着信前の状態に戻すことができる制御構成を有している。
このように本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の開いた状態での着信時において、使用者は即座に筐体を閉じることにより通話が可能となり、また使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
次に本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の筐体が閉じた状態での使用例を説明する。図22は本発明の第3の実施の形態における携帯電話機1の筐体が閉じた状態の斜視図である。この状態では使用者が待ち受けしている状態であり、筐体46または筐体47のどちらかの面に回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音穴部22と、回転体9のマイク部13とスピーカー部14を具備するユニットのスピーカー音穴部22同一方向にある場合、使用者は音楽再生時に再生音をステレオ効果にて体感することができる。また着信時には着信音をステレオ効果にて体感することができる。
次に本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の厚み構成について説明する。
回転体8、9の厚みJは筐体46の厚みKと筐体47の厚みLの合計以下になる構成とする。
(図23)この構成により、折り畳んだときに筐体46、筐体47に対しての凹凸感がなく、携帯しやすいデザインにすることができ、通話時においてもスピーカー音穴部に対する耳当たりがよくなる効果を有する。
次に本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の閉じた状態において、着信があった場合について説明する。本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45の操作部は閉じた状態では内側に配置されるおり操作不可能であるため、通常の通話ONボタン51、通話OFFボタン52は図22の筐体46の長手側面、筐体47の長手側面にそれぞれ配置されている。使用者は着信時にこの通話ONボタン51、通話OFFボタン52を操作して通話を行う。
また、本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45は回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音穴部22が筐体46の面にあるときはその面は通話面となり(図24)、回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を具備するユニットのスピーカー音穴部22が筐体47の面にあるときはその面は通話面となる。(図25)
また、本発明の第3の実施の形態における携帯電話機45は本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1と同様に回転体8のカメラ部11とスピーカー部12を構成するユニットまたは回転体9のマイク部13とスピーカー部14を構成するユニットのどちらかを180°回転させることにより、通話のON、OFFを可能にすることができる。
詳細な説明は本発明の第1の実施の形態における携帯電話機1と同じであるため省略する。
次に本発明の形態における携帯電話機の回転体8、9のユニットが回転したときの制御方法について説明する。
本発明の第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施における携帯電話機の回転体8のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットに少なくても1個以上の検出手段と回転体9のマイク部とスピーカー部を具備するユニットに少なくても1個以上の検出手段が配置され、また前記表示部、操作部、電池部、送受信部及び制御部を有する筐体(本発明の第3の実施形態の折り畳み式携帯電話機においては表示部を有する筐体)に回転体8のユニットに対して少なくても1個以上の検出手段また回転体9のユニットに対して少なくても1個以上の検出手段の計2個以上の検出手段を配置している。
例えば図26に示すように検出手段を磁気センサーとマグネットを使用する場合について説明する。筐体の回転面の側面にマグネット55が設置され、回転体8のユニット側の回転面の側面にも磁気センサー54、53設置されている。
供に回転軸センターから外れた方向に設置させる。回転体8のユニットを回転させることにより、磁気センサーとマグネットが反応して各モードの切り替えを行う。なお、本発明における検出手段としては、マグネットと磁気センサーとの組み合わせを用いて検出しているが、リードスイッチ、または光学センサー等を用いてもよい。
また、各モードにおける制御方法の詳細説明は省略する。
本発明は、少なくても操作部、電池部、送受信部及び制御部を有する筐体の両端部に表示部の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転構造を備え、前記回転体にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備している携帯電話機でありこの構成により、動画再生時のステレオ効果、音楽再生時のステレオ効果、大画面でのテレビ電話、大画面でのパノラマ撮影等の使用者の用途に合わせた使い方が可能となる効果を有する。また着信時には前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットのどちらかを180°回転させることにより通話のON、OFFを可能し、各ユニットがどの向きにおいても通話可能とし、使用者が常に向きを意識しなくても通話が可能となり、また瞬時に応じた通話が可能となる効果を有する。
本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の正面図、側面図、背面図 図1の軸支に対して垂直に切断した回転体の断面図 図1の軸支に対して垂直に切断した回転体の断面図 図1の軸支に対して平行に切断した回転体の断面図 図1の軸支に対して平行に切断した回転体の略断面図 回転軸の構成図 回転軸の構成斜視図 (a)本発明の携帯電話機1待ち受けモード状態正面図(b)本発明の携帯電話機1待ち受けモード状態背面図(c)本発明の携帯電話機1の通話状態図(d)本発明の携帯電話機1の通話状態図(e)本発明の携帯電話機1の通話状態図 (a)拡大詳細図(b)マイク音孔部位置を示す図(c)マイク音孔部位置を示す図 図9の軸支10に対して垂直に切断した回転体の断面図 図10の軸支10に対して平行に切断した回転体の断面図 (a)本発明の携帯電話機1待ち受けモード状態正面図(b)本発明明の携帯電話機1待ち受けモード状態背面図(c)本発明の携帯電話機1の通話状態図(d)本発明の携帯電話機1の通話状態図(e)本発明の携帯電話機1の通話状態図 (a)本発明の携帯電話機1待ち受けモード状態正面図(b)本発明の携帯電話機1待ち受けモード状態背面図(c)本発明の携帯電話機1の通話状態図(d)本発明の携帯電話機1の通話状態図(e)本発明の携帯電話機1の通話状態図 (a)本発明の携帯電話機1待ち受けモード状態正面図(b)本発明の携帯電話機1待ち受けモード状態背面図(c)本発明の携帯電話機1の通話状態図(d)本発明の携帯電話機1の通話状態図(e)本発明の携帯電話機1の通話状態図 本発明の第2実施の形態における携帯電話機の正面図 側面図 背面図 本発明の第3施の形態における携帯電話機の斜視図 本発明の第3施の形態における使用例を示す図 本発明の第3施の形態における使用例を示す図 本発明の第3施の形態における使用例を示す図 本発明の第3施の形態における使用例を示す図 本発明の第3施の形態における着信時の使用例を示す図 本発明の第3の実施の形態における携帯電話機の筐体が閉じた状態の斜視図 本発明の第3の実施の形態における携帯電話機の厚み構成を示す図 本発明の第3の実施の形態における携帯電話機の通話面を示す図 本発明の第3の実施の形態における携帯電話機の通話面を示す図 本発明の実施の形態における携帯電話機の検出手段配置例を示す図 先行技術文献1の説明図 先行技術文献2の説明図 先行技術文献3の説明図 先行技術文献4の説明図 先行技術文献5の説明図 先行技術文献6の説明図
符号の説明
1 携帯電話機
2 筐体
3 表示部
6 操作部
7 電池部
8 回転体
9 回転体
10 軸支
10a 回転方向
10b 回転方向
10c 回転方向
10d 回転方向
11 カメラ部
12 スピーカー部
13 マイク部
14 スピーカー部
15 回転体筐体
16 回転体筐体
17 回転体筐体を締結する係止爪
18 回転体筐体を締結するねじ
19 回路基板
20 回路基板を締結する係止爪
21 回路基板を締結するねじ
22 スピーカー音孔部
23 ネットクッション
24 カメラ撮影窓
25 カメラクッション
26 マイク音孔部
27 ネットクッション
28 コネクタ
29 本体側回路基板
30 フレキシブル基板
31 コネクタ
32 細線同軸ケーブル
33 回転軸ユニット
33a 中央部回転部
34 回転軸ユニットのねじ部
35 回転軸
36 筐体2の正面側
37 筐体2の背面側
38 円形孔
39 通話ONボタン
40 通話OFFボタン
41 マイク音孔部
42 スピーカー音孔部
43 携帯電話機
44 タッチパネル
45 携帯電話機
46 筐体
47 筐体
48 ヒンジ
49 筐体の面
50 筐体の面
51 通話ONボタン
52 通話OFFボタン
53 磁気センサー
54 磁気センサー
55 マグネット

Claims (10)

  1. 少なくても表示部、操作部、電池部、送受信部及び制御部を有する筐体の両端部に表示部の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転構造を備え、前記回転体内にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと、マイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備している携帯電話機。
  2. 前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットにおいてカメラ撮影窓とスピーカー音孔部が相反する方向に配置させることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機
  3. 前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいてマイク音孔部とスピーカー音孔部が相反する方向に配置され、さらにマイク音孔部はスピーカー音孔部と反対方向に配置されたマイク音孔部に対して90°側面に対してもマイク音孔部が配置されていることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機
  4. 前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部が同一方向にあり、前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対方向においてはカメラ撮影窓とマイク音孔部が同一方向にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを特徴とする請求項1、2、3記載携帯電話機。
  5. 前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのカメラ撮影窓が同一方向にあり、前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対方向においてはスピーカー音孔部とマイク音孔部が同一方向にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニット又はマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを特徴とする請求項1、2、3記載携帯電話機
  6. 前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのスピーカー音孔部が同一方向にあり、前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのマイク音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対面においてはカメラ撮影窓とスピーカー音孔部が同一方向にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニット又はマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを特徴とする請求項1、2、3記載携帯電話機
  7. 前記回転体を有するカメラ部とスピーカー部を具備するユニットと前記回転体を有するマイク部とスピーカー部を具備するユニットにおいて、表示部に対して前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットのカメラ撮影窓が同一方向にあり、前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットのマイク音孔部が同一方向にある構成、または表示部と反対面においてはスピーカー音孔部とスピーカー音孔部が同一方向にある構成を有し、通話時には前記カメラ部とスピーカー部を構成するユニットまたはマイク部とスピーカー部を構成するユニットのどちらかを180°回転させるか別の通話ボタンを操作することにより、通話のON、OFFを可能にすることを特徴とする請求項1、2、3記載携帯電話機
  8. 前記回転体のカメラ部とスピーカー部を具備するユニットに少なくても1個以上の検出手段と前記回転体のマイク部とスピーカー部を具備するユニットに少なくても1個以上の検出手段が配置され、また前記表示部、操作部、電池部、送受信部及び制御部を有する筐体に少なくても2個以上の検出手段を配置している請求項1、2、3、4,5、6,7記載の携帯電話機。
  9. 表示部を有する筐体と電池部、操作部、送受信部及び制御部を有する筐体とで構成され前記表示部を有する筐体の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転軸構造を備え、前記回転体にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットとマイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備していることを特徴とする請求項1、2、3、4,5、6,7、8記載の折畳み式携帯電話機
  10. 表示部を有する筐体と電池部、操作部、送受信部及び制御部を有する筐体とで構成され前記表示部を有する筐体の上下、或いは左右を挟む回転体を回転可能に軸支が表示部センターに対して形成される回転軸構造を備え、前記回転体にはカメラ部とスピーカー部を具備するユニットとマイク部とスピーカー部を具備するユニットの2つの回転構造を有するユニットを具備していることを特徴とする折畳み式携帯電話機であり、折り畳んだ状態において前記回転構造を有するユニットのカメラ部の撮影窓、スピーカー部のスピーカー音穴部、マイク部のマイク音穴部の垂直方向に対する厚みは前記表示部を有する筐体の表示部の垂直面に対する厚みと電池部、操作部、送受信部及び制御部を有する筐体の操作部の垂直面に対する厚みを合計した厚み以下となるような前記請求項1、2、3、4,5、6,7、8、9記載の折畳み式携帯電話機
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