JP2007311003A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再生経過時間が指定されてからタイムサーチが開始されるまでに要する時間を短縮した記録再生装置を提供する。
【解決手段】再生中、タイムサーチキーによってAVデータの再生経過時間が指定されれば、制御部4は、上記において記憶部6に保存したMAPファイル51に格納されているテーブル52を参照して、指定された再生経過時間の手前にあって再生経過時間に最も近い代表時間を選択する。次に、制御部4は、その代表時間に対応するインデックスのアドレスをテーブル52から抽出する。次に、制御部4は、抽出したインデックスのアドレスに存在するインデックスからPUヘッド2に読取らせる。次に、制御部4は、指定された再生経過時間に対応するAVデータのアドレスをPUヘッド2に検出させる。そして、制御部4は、検出したアドレスから再生するようPUヘッド2に指示し、タイムサーチを実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、バイナリデータと該バイナリデータを管理するインデックスとが格納されているバイナリファイルを指定して再生を行う記録再生装置に関し、特に、タイムサーチ機能を有する記録再生装置に関するものである。
従来、光ディスクなどの情報記憶媒体に記録されているバイナリファイルを再生する記録再生装置が実用化され、広く一般に普及している。ここで、バイナリファイルは、バイナリデータ及びインデックスを格納しており、例えばAVI(Audio Video Interleaving)ファイルである。バイナリデータは、文字データ以外の形式のデータを指し、画像や音声などのデータである。インデックスは、バイナリデータを記憶管理する情報であり、バイナリデータの所定再生時間毎のアドレスが順次して記述されている。この所定再生時間とは、AVIファイルであれば、1フレームを再生するのに要する時間である。
従来の一般的な記録再生装置において、バイナリファイルは、先頭から再生されたり、所望のシーンを視聴するために時間指定再生(以下、タイムサーチという)されたりする。このタイムサーチとは、再生経過時間を指定して、途中から頭だしする再生である。
このタイムサーチを行う場合、指定された再生経過時間に対応するバイナリデータのアドレスが必要となるので、インデックスが重要となる。
詳述すると、ユーザが再生中に上記の再生経過時間を指定した場合、従来の記録再生装置は、バイナリファイル中のインデックスに基づいて、その再生経過時間に対応するバイナリデータのアドレスを検出する。そして、従来の記録再生装置は、検出したアドレスからバイナリデータを読取る。これにより、タイムサーチが開始され、ユーザは、所望のシーンから視聴することができる。
一方、上記のインデックスを編集する記録再生装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−260039号公報
しかしながら、上記の従来の記録再生装置において、バイナリデータのアドレスの検出には、多くの時間を要する。その主な原因は、インデックスにおけるアドレスの順次構造にある。順次構造を有するバイナリファイルを代表して、AVIファイルについて説明する。AVIファイルのインデックスは、1フレーム毎のアドレスが順次して記述された構造となっている。このため、再生経過時間に対応するバイナリデータのアドレスを検出する場合、上記の従来の記録再生装置は、インデックスをその先頭から順番に読取っていかなければならない。しかも、AVIファイルのインデックスのデータ量は数十MB(メガバイト)と大きい。これらのことが、AVIファイルにおけるバイナリデータのアドレスの検出に多くの時間を要する原因となっている。
そのため、上記従来の記録再生装置は、再生経過時間が指定されてからタイムサーチが開始されるまでに多くの時間を要していた。
よって、ユーザが再生中に再生経過時間を指定しても、タイムサーチが開始されるまでに時間がかかるため、ユーザはしばらくの間待たされていた。従って、上記従来の記録再生装置では、ユーザの使い勝手が悪いという問題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、再生経過時間が指定されてからタイムサーチが開始されるまでに要する時間を短縮した記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明の記録再生装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)バイナリデータと該バイナリデータの所定再生時間毎のアドレスが順次して記述されたインデックスとが格納されているバイナリファイルが記録されている情報記憶媒体から、前記バイナリファイル中の前記バイナリデータを読取って再生する再生手段と、
前記バイナリデータの再生経過時間が再生中に指定された際、指定された該再生経過時間に対応する前記バイナリデータのアドレスを前記バイナリファイル中の前記インデックスに基づいて検出し、検出した該アドレスから再生するよう前記再生手段に指示するアドレス検出手段と、を備えた記録再生装置において、
前記バイナリデータの再生に先立って、前記バイナリファイルにおける前記バイナリデータの再生経過時間の内の予め定められた代表時間と、該代表時間に対応する前記バイナリデータのアドレスが記述された前記インデックスのアドレスと、を対応付けたテーブルを前記情報記録媒体から読取るテーブル読取手段を備え、
前記アドレス検出手段は、
前記テーブル読取手段によって読取られた前記テーブルを参照して、指定された該再生経過時間の手前にあって該再生経過時間に最も近い前記代表時間を選択し、その代表時間に対応する前記インデックスのアドレスを該テーブルから抽出し、
抽出した前記インデックスのアドレスに存在する前記インデックスから読取って、指定された該再生経過時間に対応する前記バイナリデータのアドレスを検出する。
この構成において、記録再生装置は、例えば光ディスク装置、ハードディスク装置、又はパーソナルコンピュータである。情報記憶媒体は、例えば半導体メモリ、ハードディスク(以下、HD)、CD、又はDVDである。バイナリファイルは、例えばAVI(Audio Video Interleaving)ファイルである。代表時間は、連続的な値を取る再生経過時間から、離散的な値を取る。代表時間は、例えば10分、20分、又は30分である。
まず、テーブルを情報記憶媒体に記録する第1の場面と、情報記憶媒体に記録されているバイナリファイルを再生する第2の場面と、に分かれる。
この構成では、第2の場面を想定している。ユーザが情報記憶媒体に記録されているバイナリファイルを指定すると、テーブル読取手段は、該バイナリファイルの再生に先立って、該情報記憶媒体に記録されているテーブルを読取る。この理由は、再生中に再生経過時間が指定された場合にタイムサーチを即開始できるようにするためである。
アドレス検出手段は、再生中に再生経過時間が指定された場合、テーブル読取手段によって読取られたテーブルからインデックスのアドレスを抽出する。そして、アドレス検出手段は、そのインデックスのアドレスからインデックスを読取って、バイナリデータのアドレスを検出する。
そのため、インデックスをその先頭から順番に読取っていた従来の記録再生装置と比べ、バイナリデータのアドレスの検出に要する時間が短縮する。
以上より、再生経過時間が指定されてからタイムサーチが開始されるまでに要する時間を短縮することができる。従って、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
(2)前記情報記録媒体から前記バイナリファイル中の前記インデックスを読取って前記テーブルを作成し、さらに、該テーブルを前記バイナリファイルと関連付けて前記情報記録媒体に記録する作成記録手段を備えた。
この構成では、第1の場面を想定している。上記作成記録手段によってテーブルとバイナリファイルとが記録された上記の情報記憶媒体は、上記(1)の第2の場面において使用される。
(3)前記作成記録手段は、前記バイナリファイルの記録が終了した後に、前記バイナリファイルから前記インデックスを読取って前記テーブルを作成し、該テーブルを前記情報記録媒体に記録する。
この構成では、第1の場面を想定している。作成記録手段は、バイナリファイルの記録が終了した時にテーブルを作成し、情報記憶媒体に記録する。そのため、作成記録手段は、例えばバイナリファイルの再生が指定されてからテーブルを作成しない。第2の場面においてバイナリファイルの再生が指定されてからテーブルを作成すると、その指定から再生が開始するまでに要する時間が長くなる。
この構成では、第2の場面においてバイナリファイルの再生が指定されてから再生が開始するまでに要する時間が短いので、ユーザを待たせない。従って、ユーザの使い勝手を一層向上させることができる。
この発明によれば、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図である。光ディスク装置1は、所謂DVDレコーダであり、装置本体1を制御する制御部4と、光ディスク100に対しデータの記録や読取を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2と称する。)と、RFアンプなどの記録再生部3と、再生キーまたは録画キー等の複数のキーが設けられている操作部5と、情報を表示する表示部7と、データを記憶する記憶部6と、音声データをアナログの再生音声信号に変換するD/Aコンバータ11と、映像データをアナログの再生映像信号に変換する映像処理部13と、TV放送信号等を受信してデータを取得する受信部10と、を備えている。
光ディスク100は、例えばCD−R、CD−RW、DVD−R、DVD+R、DVD−RAM、DVD−RW、又はDVD+RWである。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、及びアクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動する。
LDは、レーザ光を出力する光源であり、フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、アクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、及び光ディスク100の半径方向に移動させる。
まず、再生時の動作について説明する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク100に記録されている情報を光学的に読み出す。
記録再生部3は、PUヘッド2における複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成し、該RF信号を増幅する。そして、記録再生部3は、該RF信号を処理して映像と音声のデータを取り出し、デコードする。ここで、取り出される映像と音声のデータは、AVIファイルであればMotion JPEG等でエンコードされている。そして、記録再生部3は、音声データをD/Aコンバータ11に、映像データを映像処理部13に、両データの同期を取りながら、それぞれ出力する。
D/Aコンバータ11は、伸長された音声データをアナログの再生音声信号に変換し、その再生音声信号を外部のテレビジョン101に出力する。
なお、テレビジョン101がディジタル対応であれば、ディジタルで出力しても構わない。
映像処理部13は、入力された映像データをアナログの再生映像信号に変換し、外部のテレビジョン101に出力する。
なお、テレビジョン101がディジタル対応であれば、ディジタルで出力しても構わない。
D/Aコンバータ11及び映像処理部13には、テレビジョン101が接続される。ユーザは、このテレビジョン101において、D/Aコンバータ11及び映像処理部13から出力された映像信号に基づく映像、及び音声信号に基づく音声を視聴することができる。
次に、記録時の動作について説明する。
受信部10は、例えばチューナである。受信部10は、TV放送等を受信するアンテナから選択されているチャンネルのTV放送信号を抽出して、A/D変換してディジタル化し、出力する。インターネット、ディジタル放送などのようにデータとして入力されてくるならば、受信部10は、パケット又はTV放送信号等からデータを抽出して、出力する。AVIファイルは受信部10に入力され、記録再生部3に出力される。
そして、記録再生部3は、入力されたデータを(例えば、Motion JPEGで)エンコードし、ディジタル信号をPUヘッド2に出力する。
さらに、PUヘッド2は、記録再生部3からディジタル信号が入力されると、このディジタル信号に応じて記録パワーのレーザ光を制御し、光ディスク100の記録面に照射する。
以上のような記録時の動作により、バイナリファイルであるAVIファイル50(後述の図2、図3参照)も光ディスク100に記録される。
操作部5は、ユーザが光ディスク装置1に対して各種の命令(コマンド)を入力するためのものであり、再生キーや記録キーやタイムサーチキーを含む複数のキーが設けられている。光ディスク装置1に対してユーザが入力したコマンドは制御部4に伝送される。
ユーザは、この再生キーによって、光ディスク100に記録された所望のAVIファイル50を指定する(後述の図2参照)。また、上記のタイムサーチキーは、光ディスク100をタイムサーチするために指定するキーである。ユーザは、このタイムサーチキーによって、再生経過時間を指定する。
記憶部6は、例えばハードディスクやEEPROMで構成されており、装置本体1の主制御プログラムを記憶する。
表示部7は、時刻、光ディスク装置1の設定状態などを表示する。
制御部4は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、光ディスク装置1にユーザから入力された命令に応じて光ディスク装置1の各部を制御する。制御部4は、上記の主制御プログラムなどを展開するワークフィールドとしてのRAMを内蔵する。
なお、実際の光ディスク装置では、読取時や記録時に、レーザ光の照射位置を光ディスクのトラックの中心に合わせるトラッキングサーボ制御と、レーザ光の合焦位置を光ディスクの記録面に合わせるフォーカスサーボ制御と、を行っているが、本発明の実施形態では図示を省略している。
ここで、PUヘッド2、記録再生部3、D/Aコンバータ11、映像処理部13、及び制御部4が、本発明の「再生手段」に相当する。また、PUヘッド2、記録再生部3、及び制御部4が、本発明の「テーブル読取手段」に相当する。PUヘッド2、記録再生部3、及び制御部4が、本発明の「作成記録手段」に相当する。光ディスク100が、本発明の「情報記憶媒体」に相当する。
図2は、光ディスク100の記録領域を示す図である。光ディスク100の記録領域は、その内周から外周にかけてPCA(Power Calibration Area)、RMA(Recording Management Area)、リードイン領域、データ領域、リードアウト領域に分けられている。
PCAは、レーザパワーの校正が行える領域である。このPCAでは、レーザパワーの校正が現在99回行えるとされている。
RMAは、光ディスク装置1にとって必要な記録管理情報が記録されている領域である。制御部4は、この記録管理情報を参照することによって、例えばデータが光ディスク100上にどこまで記録されているかということを把握する。
リードイン領域は、光ディスク100上のデータ領域に記録されているデータのTOCデータが記録されている領域である。このTOCデータには、保存されたデータがファイナライズされているかどうかの情報、データが保存された日付、保存されたデータのタイトル情報、保存されたデータの光ディスク上のアドレス情報などが含まれている。
データ領域は、保存されたデータが記録されている領域である。図2では、AVIファイル50が記録されている。
リードアウト領域は、保存されたデータがファイナライズされた場合に作成される領域である。このファイナライズとは、他の光ディスク装置と互換性を持つようにするために記録情報を整えるためのプロセスである。ファイナライズを行うことにより、他の光ディスク装置においても光ディスク100の再生が可能となる。
図3は、AVIファイルのデータ構造を示す図である。AVI(Audio Video Interleaving)ファイルは、AVIフォーマットのファイルである。図3に示すように、AVIファイルは、ヘッダ領域と、AVデータ領域と、インデックス領域と、の3つの領域から構成される。
ヘッダ領域には、AVIファイルを処理するコーデック方式、フレームレートなどの再生に必要な情報が格納されている。
AVデータ領域には、バイナリデータである画像データと音声データ(以下、AVデータと称する)が交互に格納されている。
インデックス領域には、AVデータを記憶管理するインデックスが格納されている。インデックスは、AVデータの所定再生時間毎のアドレスが順次して記述されている。AVIファイルにおける所定再生時間とは、1フレームを再生するのに要する時間である。1フレーム当りの音声データのデータ量は、可変であり、例えば4272B(バイト)である。1フレーム当りの画像データのデータ量は、固定であり、例えば120MB(メガバイト)である。1フレーム当りのインデックスのデータ量は、可変であり、例えば40B(バイト)である。
ここで、AVIファイルは、インデックスを読取らなくとも、先頭からの再生ができる。しかし、インデックスを読取らないと、タイムサーチはできない。
なお、図3では、バイナリファイルとして、AVIファイルを説明しているが、その他のファイル形式を除外する趣旨ではない。
以下、テーブル52(後述の図5参照)を光ディスク100に記録する第1の場面と、光ディスク100に記録されているAVIファイル50を再生する第2の場面と、に分けて説明する。
まず、第1の場面について説明する。
図4は、本発明の実施形態である光ディスク装置において光ディスクへのAVIファイルの記録が終了した時に制御部が行う動作を示すフローチャートである。光ディスク100へのAVIファイル50の記録が終了すると、制御部4は、AVIファイル50中のインデックスをPUヘッド2に読取らせる(S1)。
次に、制御部4は、S1で読取ったインデックスに基づいて、テーブル52を含むMAPファイル51を作成する(S2)。
図5は、MAPファイルのデータ構造を示す図である。
MAPファイル51には、テーブル52が格納されている。テーブル52は、AVIファイル50におけるAVデータの再生経過時間の内の予め定められた代表時間と、該代表時間に対応するAVデータのアドレスが記述されたインデックスのアドレスと、を対応付けた情報である。ここで、代表時間の詳細は、図7のS18において説明する。
なお、テーブル52のインデックスのアドレスにおいて、数値の前に付されている「0×」は、その数値が16進数で表記されていることを示している。
制御部4は、PUヘッド2に指示して、MAPファイル51をAVIファイル50と関連付けて光ディスク100に記録し(S3)、本処理を終了する。
図6は、光ディスク100の記録領域を示す図である。図6では、データ領域にAVIファイル50及びMAPファイル51が記録されている様子が示されている。
S3におけるMAPファイル51とAVIファイル50との関連付けは、後述の図7S11においてMAPファイル51を発見しやすいように行う。例えば、MAPファイル51とAVIファイル50とのファイル名を同じにして拡張子のみを変える方法で関連付けると良い。また、MAPファイル51とAVIファイル50とを同一のディレクトリ内に格納する方法でも構わない。
ここで、第2の場面においてAVIファイル50の再生が指定されてからMAPファイル51を作成すると(S12〜S14)、その指定から再生が開始するまでに要する時間が長くなる。
図4では、第2の場面においてAVIファイル50の再生が指定されてから再生が開始するまでに要する時間が短いので、ユーザを待たせない。従って、ユーザの使い勝手を一層向上させることができる。
次に、第2の場面について説明する。
図7は、本発明の実施形態である光ディスク装置において光ディスク上のAVIファイルが指定された時に制御部が行う動作を示すフローチャートである。ユーザが再生キーによって光ディスク100に記録された所望のAVIファイル50を指定すると、制御部4は、上述のMAPファイル51が存在するか否かを判断する(S11)。この判断は、MAPファイル51を検索することにより行われる。
MAPファイル51が存在すると判断すると、制御部4は、MAPファイル51をPUヘッド2に読取らせる(S15)。S15を設けた趣旨は、再生中に再生経過時間が指定された場合にタイムサーチを即開始できるようにするためである。S15において制御部4は、後述で実行されるタイムサーチに備えて、S15において読取ったMAPファイル51を記憶部6に保存しておく。
一方、MAPファイル51が存在しないと判断すると、制御部4は、AVIファイル50中のインデックスをPUヘッド2に読取らせる(S12)。この処理は、上記のS1と同様である。S12〜S14では、AVIファイル50は存在するもののMAPファイル51が存在しないため、第2の場面においてMAPファイル51を作成する場面を想定している。
制御部4は、S12で読取ったインデックスに基づいて、テーブル52を含むMAPファイル51を作成する(S13)。この処理も、上記のS2と同様である。
制御部4は、PUヘッド2に指示して、MAPファイル51をAVIファイル50と関連付けて光ディスク100に記録する(S14)。この処理も、上記のS3と同様である。
なお、制御部4は、後述で実行されるタイムサーチに備えて、S13において作成したMAPファイル51を記憶部6に保存しておく。
S14又はS15の後、制御部4は、再生動作を開始する(S16)。
そして、制御部4は、再生中、タイムサーチキーによってAVデータの再生経過時間が指定されているか否かを判断する(S17、S23)。ここでは、所望のシーンを視聴するために、ユーザがタイムサーチキーによって再生経過時間を指定する場面を想定している。
再生中、タイムサーチキーによってAVデータの再生経過時間が指定されなければ、制御部4は、再生動作を終了し(S24)、本処理を終了する。
一方、再生中、タイムサーチキーによってAVデータの再生経過時間が指定されれば、制御部4は、上記において記憶部6に保存したMAPファイル51に格納されているテーブル52を参照して、指定された再生経過時間の手前にあって再生経過時間に最も近い代表時間を選択する(S18、図5参照)。例えば、指定された再生経過時間が38分である場合、制御部4は、38分の手前にあって38分に最も近い代表時間30分を選択する。
なお、代表時間を多く取ると、AVデータのアドレスの検出(S21)に要する時間が短くなるが、MAPファイル51のデータ量が大きくなりMAPファイル51の読取(S15)に時間がかかる。一方、代表時間を少なく取ると、AVデータのアドレスの検出(S21)に要する時間が大きくなるが、MAPファイル51のデータ量が小さくなりMAPファイル51の読取(S15)に時間を要しなくなる。ここで、AVデータのアドレスの検出(S21)に要する時間が長くなると、再生経過時間が指定されてからタイムサーチが開始されるまでに要する時間が長くなる。また、MAPファイル51の読取(S15)に要する時間が長くなると、AVIファイルが指定されてから再生が開始(S16)するまでの時間が長くなる。そのため、代表時間は、これらを考慮して予め定める。
次に、制御部4は、その代表時間に対応するインデックスのアドレスをテーブル52から抽出する(S19、図5参照)。例えば、S18において選択された代表時間が30分ある場合、制御部4は、30分に対応するインデックスのアドレス「0×A0300」をテーブル52から抽出する。
次に、制御部4は、抽出したインデックスのアドレスに存在するインデックスからPUヘッド2に読取らせる(S20、図3参照)。例えば、S19において抽出したインデックスのアドレスが「0×A0300」であれば、制御部4は、「0×A0300」に存在するインデックスからPUヘッド2に読取らせる(図3矢印53参照)。
制御部4は、指定された再生経過時間に対応するAVデータのアドレスをPUヘッド2に検出させる(S21、図3参照)。例えば、指定された再生経過時間が38分である場合、制御部4は、「0×A0300」(対応する代表時間は30分)に存在するインデックスからPUヘッド2をシークさせて行き(図3矢印53参照)、再生経過時間38分に対応するAVデータのアドレスをPUヘッド2に検出させる。
制御部4は、検出したアドレスから再生するようPUヘッド2に指示し、タイムサーチを実行する(S22)。
このように、制御部4が抽出したインデックスのアドレスに存在するインデックスからPUヘッド2に読取らせるので(S20、図3の「0×A0300」と矢印53参照)、インデックスをその先頭から順番に読取っていた従来の記録再生装置(図3の「0×A0000」と矢印54参照)と比べ、AVデータのアドレスの検出に要する時間が短縮する。
よって、再生経過時間が指定されてからタイムサーチが開始されるまでに要する時間を短縮することができる。従って、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
そして、再生がストリームの終端に到達すれば(S23)、制御部4は、再生動作を終了し(S24)、本処理を終了する。
本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図 光ディスク100の記録領域を示す図 AVIファイルのデータ構造を示す図 本発明の実施形態である光ディスク装置において光ディスクへのAVIファイルの記録が終了した時に制御部が行う動作を示すフローチャート MAPファイルのデータ構造を示す図 光ディスク100の記録領域を示す図 本発明の実施形態である光ディスク装置において光ディスク上のAVIファイルが指定された時に制御部が行う動作を示すフローチャート
符号の説明
1−光ディスク装置
2−ピックアップヘッド
3−記録再生部
4−制御部
5−操作部
6−記憶部
7−表示部
10−受信部
11−D/Aコンバータ
13−映像処理部
50−AVIファイル
51−MAPファイル
52−テーブル
100−光ディスク
101−テレビジョン

Claims (4)

  1. バイナリデータと該バイナリデータの所定再生時間毎のアドレスが順次して記述されたインデックスとが格納されているバイナリファイルが記録されている情報記憶媒体から、前記バイナリファイル中の前記バイナリデータを読取って再生する再生手段と、
    前記バイナリデータの再生経過時間が再生中に指定された際、指定された該再生経過時間に対応する前記バイナリデータのアドレスを前記バイナリファイル中の前記インデックスに基づいて検出し、検出した該アドレスから再生するよう前記再生手段に指示するアドレス検出手段と、を備えた記録再生装置において、
    前記バイナリファイルの記録が終了した後に、前記情報記録媒体から前記バイナリファイル中の前記インデックスを読取って、前記バイナリファイルにおける前記バイナリデータの再生経過時間の内の予め定められた代表時間と、該代表時間に対応する前記バイナリデータのアドレスが記述された前記インデックスのアドレスと、を対応付けたテーブルを作成し、さらに、該テーブルを前記バイナリファイルと関連付けて前記情報記録媒体に記録する作成記録手段と、
    前記バイナリデータの再生に先立って、前記作成記録手段が記録した前記テーブルを前記情報記録媒体から読取るテーブル読取手段と、を備え、
    前記アドレス検出手段は、
    前記テーブル読取手段によって読取られた前記テーブルを参照して、指定された該再生経過時間の手前にあって該再生経過時間に最も近い前記代表時間を選択し、その代表時間に対応する前記インデックスのアドレスを該テーブルから抽出し、
    抽出した前記インデックスのアドレスに存在する前記インデックスから読取って、指定された該再生経過時間に対応する前記バイナリデータのアドレスを検出する記録再生装置。
  2. バイナリデータと該バイナリデータの所定再生時間毎のアドレスが順次して記述されたインデックスとが格納されているバイナリファイルが記録されている情報記憶媒体から、前記バイナリファイル中の前記バイナリデータを読取って再生する再生手段と、
    前記バイナリデータの再生経過時間が再生中に指定された際、指定された該再生経過時間に対応する前記バイナリデータのアドレスを前記バイナリファイル中の前記インデックスに基づいて検出し、検出した該アドレスから再生するよう前記再生手段に指示するアドレス検出手段と、を備えた記録再生装置において、
    前記バイナリデータの再生に先立って、前記バイナリファイルにおける前記バイナリデータの再生経過時間の内の予め定められた代表時間と、該代表時間に対応する前記バイナリデータのアドレスが記述された前記インデックスのアドレスと、を対応付けたテーブルを前記情報記録媒体から読取るテーブル読取手段を備え、
    前記アドレス検出手段は、
    前記テーブル読取手段によって読取られた前記テーブルを参照して、指定された該再生経過時間の手前にあって該再生経過時間に最も近い前記代表時間を選択し、その代表時間に対応する前記インデックスのアドレスを該テーブルから抽出し、
    抽出した前記インデックスのアドレスに存在する前記インデックスから読取って、指定された該再生経過時間に対応する前記バイナリデータのアドレスを検出する記録再生装置。
  3. 前記情報記録媒体から前記バイナリファイル中の前記インデックスを読取って前記テーブルを作成し、さらに、該テーブルを前記バイナリファイルと関連付けて前記情報記録媒体に記録する作成記録手段を備えた請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 前記作成記録手段は、前記バイナリファイルの記録が終了した後に、前記バイナリファイルから前記インデックスを読取って前記テーブルを作成し、該テーブルを前記情報記録媒体に記録する請求項3に記載の記録再生装置。
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