JP2007310233A - プラガブル光トランシーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】トランシーバのラッチ機構に係る部品は固定式及び回転式でそれぞれ別々に準備するが、共通のレセプタクルを用いることができるプラガブル光トランシーバを提供する。
【解決手段】回転式ラッチ機構のベールとアクチュエータに代えて、固定式ラッチ機構とする場合は、光コネクタを受納するレセプタクル3に取り付けられてケージの係合孔に係合する係合突起36を有する金属製のアタッチメント4と、アタッチメント4に移動可能に取り付けられケージの係合片に当接して弾性的に跳ね上げる傾斜面54を有するスライドアクチュエータ5が取り付けられる。アタッチメント4は、一端側に係合突起48を有する中央部41の両側に支持脚部42を有し、中央部41はレセプタクル3の底面と接し、支持脚部42は側面35に接し、この側面に設けた突起36に開口43を嵌合して取り付けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光データリンク、光LAN等で光信号を送受信する光通信システムに用いられ、ホストシステムに着脱可能なプラガブル光トランシーバに関する。
光トランシーバの運用方法について、特にSFP(Small Form-factor Pluggable)と呼ばれる小型の光トランシーバは、プラガブル構造を採用していることからプラガブル光トランシーバとも言われている。このプラガブル光トランシーバ(以下、単にトランシーバという)は、ホストシステム上に搭載された金属製のケージに挿入されて用いられる。ケージの奥部には電気コネクタがセットされていて、トランシーバを挿着することでホストシステムとトランシーバとの間で通信が可能となる。この場合、ホストシステム側の電源をオフせずにトランシーバを着脱するのが一般的で、この状態をホットプラガブルと呼んでいる。
トランシーバとケージとの着脱は、アクチュエータと呼ばれる部材により、ラッチ又はラッチ解除することにより行われる。このラッチ構造には、固定式と回転式が知られている。固定式のラッチ構造は、例えば、特許文献1に開示のように、トランシーバの下部に固定的に設けた三角形状の突起を、ケージ側に設けた弾性的に変位する係合片の係合孔に係止させてラッチし、アクチュエータ部材を押し込むことによりラッチ解除を行う構造である。
すなわち、トランシーバ本体の下面に係合突起が固定構造で設けられていて、この係合突起をトランシーバが挿入される金属性のケージの下面に設けられた弾性を有する係合片の係合孔に係止させることで、トランシーバをケージ内にラッチし固定する。そして、トランシーバをケージ内から取出すには、前後にスライドするアクチュエータ部材でケージ側の係合片を弾性に抗して押し下げ、トランシーバ本体の係合突起を係合片の係合孔から外してラッチ状態を解除する。
回転式のラッチ構造は、例えば、特許文献2に開示のように、ケージ側に固定的な係合孔を設け、トランシーバ側に係合突起を有する回転可能なアクチュエータを設けてラッチし、このアクチュエータの回転により係合突起のラッチ解除を行う構造である。すなわち、トランシーバとケージとの着脱機構としては、回動可能なベールと回転可能なアクチュエータを用い、アクチュエータに設けられた係合突起をケージ側の係合孔に係止させることで、トランシーバをラッチし固定する。そして、トランシーバをケージから取出すには、ベールを定常位置から着脱可能な位置に回動することにより、ベールのカム部でアクチュエータを回転して、アクチュエータの係合突起をケージ側の係合孔から脱出させることで、ラッチを解除する。
米国特許第6517382号明細書 特開2005−317540号公報
前者の固定式と後者の回転式のいずれのラッチ構造も長所・短所があり、ユーザによって使い分けられている。一方、上述したラッチ構造は、トランシーバの構造上レセプタクルと呼ばれる部品の下面側に設けられるが、固定式と回転式では共通のレセプタクルを用いるのが不可能である。そのため、固定式と回転式ではそれぞれ別の構造のトランシーバを準備しなければならず、安価に製造することが難しかった。この固定式と回転式でレセプタクルを共通の構造にできない理由としては、回転式について以下のような制約があることが原因となっている。
(1)回転式では、アクチュエータに設けられた係合突起を上下方向に移動させるためにベールを回動させ、この回転運動をアクチュエータのシーソー運動に転換している。このため、アクチュエータがレセプタクルの下面側でシーソー運動が可能、すなわち、アクチュエータの前後端が上下できる余地が必須となり、係合突起の周囲には少なくとも係合突起が上下できる空間が必要となる。
(2)アクチュエータにシーソー運動を可能とする回転軸を設けて軸支させる必要上、レセプタクルの下面のスペースが制限される。
この構造を固定式に変更する場合、係合突起を設ける部材を別部品とするが、レセプタクルの下面に取り付けるための十分なスペースが確保できない。さらに、係合突起を設ける部材は規格上ある程度の強度を持たせる必要があり、設計を難しくしている。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、トランシーバのラッチ機構に係る部品は固定式及び回転式でそれぞれ別々に準備するが、共通のレセプタクルを用いることができるプラガブル光トランシーバの提供を目的とする。
本発明によるプラガブル光トランシーバは、係合孔が形成された係合片を有する金属製のケージに挿入されて使用され、光コネクタを受納するレセプタクルに取り付けられてケージの係合孔に係合する係合突起を有する金属製のアタッチメントと、アタッチメントに移動可能に取り付けられケージの係合片に当接して弾性的に跳ね上げる傾斜面を有するスライドアクチュエータを備えている。
また、本発明によるプラガブル光トランシーバのアタッチメントは、一端に係合突起を有する中央部の両側に支持脚部を有し、中央部はレセプタクルの底面と接し、支持脚部はレセプタクルの側面に接し、当該側面に設けた突起に嵌合して取り付けられる。そして、前記の支持脚部は中央部から折り返し部を介して一体に形成され、また、係合突起が形成されている面と反対側の面に折り返しによる凸部を有していて、この凸部はレセプタクルの底面に形成されたポケットに収納され、ポケットの内面に当接する。さらに、前記のアタッチメントは、スライドアクチュエータを支持するスライドレールを備えている。
本発明によれば、固定式または回転式用のラッチ機構用の部品をそれぞれ準備するが、共通のレセプタクルを用いることが可能となり、部品の共用化によるプラガブル光トランシーバのコストの低減を図ることができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1はベールによりアクチュエータにシーソー運動を与え、係合突起を上下動させる回転式のプラガブル光トランシーバの一例を説明する図、図2〜図5は本発明による係合突起を有する金属製のアタッチメントとスライドアクチュエータを用いた固定式のプラガブル光トランシーバの一例を説明する図である。
図1に示す回転式のトランシーバは、前記特許文献2にも開示されているもので、ケージに対するラッチ機構は、ベール1、アクチュエータ2及びこれらが取り付けられるレセプタクル3によって構成される。ベール1は、断面がコの字状で、一対の脚部12とこれを連結するブリッジ部11を有している。脚部12には、レセプタクル3に回動可能に取り付けるための開口13が設けられ、外辺部にベール1の回動をアクチュエータのシーソー運動に転換するためのカム部14が形成されている。
アクチュエータ2は、支点部21を中心に一方の側にアーム22、他方の側に本体部23を有し、アーム22の先端には、ケージの係合孔に係合する係合突起24が形成され、本体部23の両側には、ベール1のカム部14が当接するスライド部25が形成されている。アクチュエータ2は、支点部21をレセプタクル3の下面に形成されている係合部に係合させることにより、支点部21を軸にシーソー運動が可能に支持される。
レセプタクル3は、樹脂のモールド成形で形成され、トランシーバの内部側には発光アセンブリ及び受光アセンブリが収納される2つの開口31,32を有し、これらの開口と連通するようにトランシーバの外部側には光コネクタ(図示せず)が挿着される2つの開口33,34を有している。レセプタクル3の側壁35の外面には、ベール1の開口13が嵌合され、ベール1の回動中心となる回転軸突起36が形成され、中間部分にベール1の回動のストッパーとなるリブ37が形成されている。また、レセプタクル3の下面には、アクチュエータ2の支点部21が係止される嘴状の係合部38が形成されている。
上述のように構成された回転式ラッチ機構は、図1(B)の状態のときはベール1のブリッジ部11がレセプタクル3の上面側にあり、脚部12のエッジがリブ37に当たって保持されているとき、アクチュエータ2の係合突起24がケージの係合孔に係止して、トランシーバはケージへの挿着がラッチされている。図1(B)の状態から、ベール1を反時計方向に回動させると、ベール1のカム部14がアクチュエータ2のスライド部25上をスライドして、本体部23を下方に押下げるようにして回転させる。これにより、本体部23と反対側のアーム22は上方に回動され、係合突起24はケージの係合孔から脱して、ラッチ状態が解除され、レセプタクル3とともにトランシーバは、ケージから引き抜くことが可能となる。
次に、図2〜図5により、図1のレセプタクルをそのまま用いて固定式ラッチ機構とする本発明の構成例を説明する。回転式ラッチ機構を固定式ラッチ機構に変更する場合、図1のベール1及びアクチュエータ2に代えて、図2以下に示すアタッチメント4とスライドアクチュエータ5がレセプタクル3に取り付けられる。
図2(A)、図2(B)は、固定式ラッチ機構の分解斜視図と、組立状態を示す図で、図3(A)、図3(B)はアタッチメント4の詳細を示す図である。レセプタクル3は、図1で説明したのと同じもので、樹脂のモールド成形で形成され、トランシーバの内部側には発光アセンブリ及び受光アセンブリが収納される2つの開口31,32を有し、これらの開口と連通するようにトランシーバの外部側には光コネクタが挿着される2つの開口33,34を有している。レセプタクル3の側壁35の外面には、回転軸突起36が形成され、この回転軸突起36により図1の回転式ラッチ機構ではベール1が回動可能に取り付けられ、図2の固定式ラッチ機構ではアタッチメント4が取り付けられる。
なお、トランシーバをケージに挿着する際の強度条件として、ケージとラッチした状態で、90N以上の引張り力を加えても壊れないことが規格で定められている。このため、回転式ラッチ機構の場合、樹脂製のアクチュエータ2の厚さは1.0mm以上が必要で、通常、1.3mmで形成されている。しかし、固定式ラッチ機構では、ラッチ解除用のスライドアクチュエータをスライド操作させるためには、少なくとも厚さ1.9mmを必要とし、これに樹脂製のアタッチメントを加えるとかなりの厚さになってしまう。したがって、レセプタクルを、回転式と固定式とで共用するには、本発明においては、アタッチメント4は薄くする必要があり、薄肉で強度のある金属製とし、例えば、板金又はダイキャストで形成し、その厚さも0.4mm以下とするのが望ましい。
固定式ラッチ機構を用いる場合に、アタッチメント4の取り付け方法としては、レセプタクルの下面にある嘴状の係合部38を利用するか、レセプタクル3の側壁35の外面に形成されている回転軸突起36を利用するかということになる。嘴状の係合部38を利用するには、アタッチメント4の形状が複雑になり現実的でなく、回転軸突起36を利用する形態が望ましい。ただし、ベール1の取り付けではベール1の脚部12が比較的長く形成できるが、アタッチメント4の支持脚部42はベールの脚部12と比べて短くなるので、脚部間の間隔を広げて組立てることに対する考慮が必要となる。
アタッチメント4は、金属板を切断、折り曲げ、あるいはプレス加工により形成され、ベースとなる中央部41の両側に支持脚部42を有するコ字状に形成する。このアタッチメント4は、図3(A),図3(B)に詳細に示されるように、支持脚部42の中ほどにはレセプタクル3の側壁35の外面に形成された回転軸突起36が嵌合される開口43が形成される。中央部41は、平坦形状に形成されていて、この中央部41と支持脚部42との間には、U字状に折り返した折り返し部44を設ける。この折り返し部44は、上方から見ると溝が、下方から見るとリブが形成されている状態となる。また、この折り返し部44の中間に切り欠き44aを設けている。
この折り返し部44を設けること、並びに切り欠き44aを設けることにより、支持脚部42の長さをベール1の脚部12の長さに近づけ、また、支持脚部42間の間隔を弾性的に広げ易くすることができる。この結果、アタッチメント4の取り付けに際して、アタッチメント4に無理な変形を与えることなく、ベール1の取り付けと同程度の労力でスムーズな取り付けを実現することができる。
中央部41の一端は、段差部41aを経て幅が狭められた突き出し部47を有し、この突き出し部47の先端は、上面側に折り返されて山形状に曲げられた凸部(ストッパー)49が設けられ、下面側にはケージの係合孔に係止する係合突起48がプレス等により設けられている。また、中央部41の下面側には、スライドアクチュエータ5をスライド可能に支持する1対のレール45と、スライドを規制するストッパー46がプレス等により、一体に設けられている。
スライドアクチュエータ5は(図2に戻る)、アタッチメント4の中央部41の下面に取り付けられる。このスライドアクチュエータ5の本体部51の両側部には、リブ52が突き出るように形成されていて、アタッチメント4のレール45にスライド可能に挿通される。このとき、スライドアクチュエータ5の前端部53が、ストッパー46に当たることにより、前部方向に抜け出るのを防止している。スライドアクチュエータ5の後端部(奥部)は、傾斜面54で形成され、アタッチメント4の係合突起48との当接を回避する凹み55が設けられている。
図4は、レセプタクル3にアタッチメント4とスライドアクチュエータ5を組付けた状態を示し、図4(A)は横方向からの斜視図、図4(B)は下面側からの斜視図、を示した図、図4(C)は図4(A)における軸方向中心の断面を示す図である。なお、この図4では、レセプタクル3にトランシーバ本体部6を組付けた状態で示してある。
図4(A)に示すように、レセプタクル3の側壁35に形成されている回転軸突起36に、アタッチメント4の支持脚部42の開口43が嵌合されて取り付けられる。このとき、レセプタクル3に設けられているリブ37の縁部およびレセプタクル3の下面を基準面とすることにより、一意的にアタッチメント4の支持脚部42のエッジがリブ37に、中央部41がレセプタクル3の下面にフィットするように組付けられる。
しかし、アタッチメント4には後方側に突き出し部47が延びているため、アタッチメント4の重心は、回転軸突起36に嵌合された開口43より後方側にあり、後方側を下方に押し下げるような回転モーメントが常時作用している状態にある。この回転モーメントを補償するために、開口43に突片43aを設けておき、回転軸突起36側の凹み部分36a(ベール1の回動ストップ用)に、アタッチメント4が常に水平に保持される力が作用するようにしている。
スライドアクチュエータ5は、図4(B)に示すように、アタッチメント4の下面に前後方向にスライド可能に取り付けられる。このスライドアクチュエータ5の取り付けは、図2及び図3で説明したように、両側のリブ52をアタッチメント4のレール45に通すことにより支持され、前方側への移動に対してはストッパー46により脱落を防止され、後方への移動に対しては、トランシーバ本体部6を組付けた際に、トランシーバ本体部6のカバー6aがストッパーとなって脱落を防止する。
ケージの係合孔に係合する係合突起48は、アタッチメント4の下面の後方端に一体に形成されていて、トランシーバ本体6びカバー6aの切り欠き部分から、下面側に突き出る。この係合突起48は、後方側が緩やかな斜面を有し、前方が急峻な面を有する。トランシーバをケージ内に挿入する際に、係合突起48緩やかな斜面によりケージのラッチ片の係合孔にスムーズに嵌め合わされる。係合突起48がケージの係止孔に落込んでラッチ状態になると、上記のスライドアクチュエータ5を後方にスライド移動させて、ケージの係合片を押し下げない限り、ラッチ状態を解除することができなくなる。
また、回転式ラッチ機構の場合、シーソー運動でアクチュエータの係合突起部分が上方に移動したとき、この移動を制止しないようにレセプタクル側にポケット39が形成されている。固定式ラッチ機構では、アタッチメント4が嵌めこみによりレセプタクル3の回転軸突起36で支持され、この支持部分が支点となって係合突起48の部分が上下に微動する。係合突起48がラッチされる際に、この微動があるとケージ側の反発力が弱まるため、ラッチ音がしなくなる。ラッチ音の有無はユーザの使い勝手に影響するパラメータでもある。
本発明おいては、図4(C)に示すように、係合突起48の部分に上方への逃げが生じないように、係合突起48の反対側(上方側)に設けた凸部49を前記のポケット39の内面に当たるようにしている。これにより、係合突起48はポケット39のある上方側に逃げて移動するのを抑制され、ラッチ音が確実に得られるようにしている。
続いて、図5によりアタッチメント4及びスライドアクチュエータ5の組立方法について説明する。なお、図5(A)はスライドアクチュエータ5をアタッチメント4に取り付けた状態を示す図、図5(B)はアタッチメント4をレセプタクル3に取り付けた状態を示す図である。
先ず、図5(A)に示すように、アタッチメント4の下面にスライドアクチュエータ5を組付ける。スライドアクチュエータ5の後部側は、凹み55を有するコの字状に形成されているので、この凹み55で係合突起48を回避するようにして、アタッチメント4の下面に平行に接するようにする。次いで、アタッチメント4の下面後方側からスライドアクチュエータ5の側方に形成されているリブ52を、レール45内に嵌め込むようにして挿通させる。挿通方向(前方側)には、ストッパー46が設けられていて前方に抜け落ちることはない。
次に、スライドアクチュエータ5を保持した状態で、アタッチメント4をレセプタクル3の下面側に取り付ける。この取り付け後は、トランシーバ本体部6のカバー6aがストッパーとなって、スライドアクチュエータ5の後方側への抜け落ちが防止される。
アタッチメント4は、中央部41の両側に支持脚部42を持つコ字形状に形成されているので、支持脚部42の間隔を弾性的に開いて、開口43をレセプタクル3の回転軸突起36に嵌め込む。このとき、アタッチメント4の後方端で幅が縮小された突き出し部47(回転式ラッチ機構のアクチュエータの支点部を係止し、シーソー運動の支点となる部分)が形成されているが、この幅が変わる段差部41aが、レセプタクル3の嘴状の係合部38に当接する。
これは前述した通りトランシーバをケージに挿着する際の強度条件として、ケージとラッチした状態で、90N以上の引張り力を加えても壊れないことが規格で定められており、この引っ張り力がアタッチメント4のケージの係合孔に係止する係合突起48に伝えられる。この応力は、段差部41aが係合部38に当接することで、他の部分で発生する応力を緩和することができる。すなわち、係合部38との当接がない場合は、実質的に回転軸突起36と開口43との嵌合部分で応力を受けることになるため、回転軸突起36を損傷しやすく、また、支持脚部42の嵌合が外れやすくなり、好ましくない。
回転式ラッチ機構の概略を説明する図である。 本発明における固定式ラッチ機構の概略を説明する図である。 本発明で用いる固定式ラッチ機構のアタッチメントの詳細を説明する図である。 本発明における固定式ラッチ機構の組付け状態に付いて説明する図である。 本発明における固定式ラッチ機構の組立方法について説明する図である。
符号の説明
3…レセプタクル、4…アタッチメント、5…スライドアクチュエータ、6…トランシーバ本体部、31,32,33,34…開口、35…側壁、36…回転軸突起、36a…凹み部分、37…リブ、38…係合部、39…ポケット、41…中央部、41a…段差部、42…支持脚部、43…開口、43a…突片、44…折り返し部、44a…切り欠き、45…レール、46…ストッパー、47…突き出し部、48…係合突起、49…凸部(ストッパー)、51…本体部、52…リブ、53…前端部、54…傾斜面、55…凹み。

Claims (5)

  1. 係合孔が形成された係合片を有する金属製のケージに挿入されて使用されるプラガブル光トランシーバであって、
    光コネクタを受納するレセプタクルに取付けられて前記ケージの係合孔に係合する係合突起を有する金属製のアタッチメントと、前記アタッチメントに移動可能に取付けられ前記ケージの係合片に当接して弾性的に跳ね上げる傾斜面を有するスライドアクチュエータを備えていることを特徴とするプラガブル光トランシーバ。
  2. 前記アタッチメントは、一端に前記係合突起を有する中央部の両側に支持脚部を有し、前記中央部は前記レセプタクルの底面に接し、前記支持脚部は前記レセプタクルの側面に接し、当該側面に設けた突起に嵌合していることを特徴とする請求項1に記載のプラガブル光トランシーバ。
  3. 前記支持脚部は前記中央部から折り返し部を介して一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のプラガブル光トランシーバ。
  4. 前記係合突起が形成されている面と反対側の面に折り返し片による凸部を有し、該凸部は前記レセプタクルのポケットに収納され、該ポケットの内面に当接することを特徴とする請求項2又は3に記載のプラガブル光トランシーバ。
  5. 前記アタッチメントは、前記中央部に前記スライドアクチュエータを支持するスライドレールを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラガブル光トランシーバ。
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