JP2007307114A - 炭酸浴風呂及びその液供給方法 - Google Patents

炭酸浴風呂及びその液供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007307114A
JP2007307114A JP2006138826A JP2006138826A JP2007307114A JP 2007307114 A JP2007307114 A JP 2007307114A JP 2006138826 A JP2006138826 A JP 2006138826A JP 2006138826 A JP2006138826 A JP 2006138826A JP 2007307114 A JP2007307114 A JP 2007307114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon dioxide
bath
water
liquid
dissolved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006138826A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakamura
信一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omega Inc
Original Assignee
Omega Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omega Inc filed Critical Omega Inc
Priority to JP2006138826A priority Critical patent/JP2007307114A/ja
Publication of JP2007307114A publication Critical patent/JP2007307114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

【課題】風呂中に炭酸ガスを従来よりも長く存するようにすることができる炭酸浴風呂を提供しようとするもの。
【解決手段】この炭酸浴風呂は、風呂用湯乃至水の脱気をする脱気槽と、脱気した後に炭酸ガスを圧入することにより溶解させる加圧槽とを具備し、前記処理液が浴槽に供給されるようにした。この炭酸浴風呂の液供給方法は、風呂用湯乃至水の脱気をした後に炭酸ガスを圧入することにより溶解させ、前記処理液が浴槽に供給されるようにした。中空糸膜を用いた場合のように炭酸ガスを気泡状態で混在させるのではなく液中に分子レベルで溶解させることができる。
【選択図】なし

Description

この発明は、保温作用などの生理的な効果がある炭酸浴風呂及びその液供給方法に関するものである。
従来、生理的に効果のある炭酸泉(=炭酸ガス溶解水)は優れた保温作用があることから、古くから温泉を利用する浴場等で用いられている。前記炭酸泉の保温作用は、基本的には、含有炭酸ガスの末梢血管拡張作用により身体環境が改善されるためと考えられる。また炭酸ガスの経皮進入によって、毛細血管床の増加及び拡張が起こり、皮膚の血行を改善する。このため退行性病変及び末梢循環障害の治療に効果があるとされている(例えば、特許文献1参照)。
そして前記特許文献1には、温水と炭酸ガスを炭酸ガス溶解器に供給し、溶解器内で炭酸ガスを温水に溶解させる炭酸泉の製造方法に於いて、炭酸ガス溶解器が、温水の流入口、炭酸泉の流出口及び炭酸ガスの取り入れ口が設けられた管体内に、先端が遮断された多孔管の周囲を取り巻くようにして中空糸膜集合体が配置され、多孔管、水の流入口、炭酸ガスの導入口及び中空糸膜の解放状端部がそれぞれ連通するようにして収納されたものであり、該溶解器の流入口から多孔管内に流入した水が、多孔管周面に設けられた孔から流出して中空糸膜と接触することにより、炭酸ガスの導入口から中空糸膜の中空部を経て注入された炭酸ガスを温水に溶解するようにした炭酸泉の製造方法が開示されている。この炭酸泉の製造方法によれば、簡単かつコンパクトな方法で炭酸ガスを温水に効率的に溶解させて高濃度の炭酸泉を得ることができる、というものである。
ところでこの実施例1によると、中空糸膜は3層構造を有し、内径200μm、内層と外層は厚みがそれぞれ20μmのポリエチレン多孔質膜、中間層は厚みが0.5μmの非多孔質膜セグメント化ポリウレタン膜である、とのことである。
しかし、前記内径200μmの中空糸膜により溶解される炭酸ガスでは、気泡の大きさに起因する浮力によって風呂中で湯面から早期に空気中へと揮散してしまうという問題がある。
特開平7−313855号公報
そこでこの発明は、風呂中に炭酸ガスを従来よりも長く存するようにすることができる炭酸浴風呂を提供しようとするものである。
前記課題を解決するためこの発明では次のような技術的手段を講じている。
(1)(A)この発明の炭酸浴風呂は、風呂用湯乃至水の脱気をする脱気槽と、脱気した後に炭酸ガスを圧入することにより溶解させる加圧槽とを具備し、前記処理液が浴槽に供給されるようにしたことを特徴とする。
(B)この発明の炭酸浴風呂の液供給方法は、風呂用湯乃至水の脱気をした後に炭酸ガスを圧入することにより溶解させ、前記処理液が浴槽に供給されるようにしたことを特徴とする。
(C)この(A)(B)のような構成を有するので、中空糸膜を用いた場合のように炭酸ガスを気泡状態で混在させるのではなく液中に分子レベルで溶解させることができる。また、風呂用湯乃至水の脱気をした後に炭酸ガスを圧入して溶解させることとしているので、液中の溶存酸素等が脱気された状態で、炭酸ガスをより高濃度に溶解させることができる。
ここで、前記風呂用湯乃至水の脱気は、例えば真空吸引装置を用いて行うことができる。また、前記風呂用湯乃至水への炭酸ガスの圧入は、例えば炭酸ガスの圧力ボンベやコンプレッサーを用いて行うことができる。脱気を行う脱気槽と圧入を行う加圧槽は、同一の密閉槽を用いてもよいし、別体としてもよい。
(2) 前記炭酸ガスは、風呂用湯乃至水に対し液表面側(上方側)から圧入することとしてもよい。このように構成すると、炭酸ガスを液中側からバブリングして圧入した場合と比較してほとんど気泡化させることなく溶解させることができる。
この発明は上述のような構成であり、次の効果を有する。
分子レベルで液中に溶解させることができるので液面から揮散し難いものとなり、炭酸ガスを風呂中に従来よりも長く存するようにすることができる炭酸浴風呂及びその液供給方法を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を説明する。
この実施形態の炭酸浴風呂は、風呂用湯乃至水の脱気を真空吸引装置によって行う脱気槽と、脱気した後に炭酸ガスをそのボンベから圧入することにより溶解させる加圧槽とを具備し、前記処理液が浴槽に供給されるようにしている。
前記炭酸ガスは、風呂用湯乃至水に対し液表面の上方側から圧入するようにしている。なお脱気を行う脱気槽と圧入を行う加圧槽は、同一の密閉槽を用いてもよいし、別体としてもよい。
次に、この実施形態の炭酸浴風呂の使用状態を説明する。
この炭酸浴風呂の液供給方法は、風呂用湯乃至水の脱気をした後に炭酸ガスを圧入することにより溶解させ、前記処理液が浴槽に供給されるようにする。そして前記のような構成を有するので、中空糸膜を用いた場合のように炭酸ガスを気泡状態で混在させるのではなく液中に分子レベルで溶解させることができ、液面から揮散し難いものとなり、炭酸ガスを風呂中に従来よりも長く存するようにすることができるという利点がある。
また、風呂用湯乃至水の脱気をした後に炭酸ガスを圧入して溶解させることとしているので、液中の溶存酸素等が脱気された状態で、炭酸ガスをより高濃度に溶解させることができるという利点がある。
さらに前記炭酸ガスは、風呂用湯乃至水に対し液表面の上方側から圧入するようにしたので、炭酸ガスを液中側からバブリングして圧入した場合と比較してほとんど気泡化させることなく溶解させることができるという利点がある。
従来の炭酸ガスの気泡のように湯中を上昇して水面から放出される度合いが激減することとなり、湯中の炭酸ガス濃度が高い状態をより長い時間維持することができ、またこれにより維持コストを削減することができ得る。

Claims (3)

  1. 風呂用湯乃至水の脱気をする脱気槽と、脱気した後に炭酸ガスを圧入することにより溶解させる加圧槽とを具備し、前記処理液が浴槽に供給されるようにしたことを特徴とする炭酸浴風呂。
  2. 風呂用湯乃至水の脱気をした後に炭酸ガスを圧入することにより溶解させ、前記処理液が浴槽に供給されるようにしたことを特徴とする炭酸浴風呂の液供給方法。
  3. 前記炭酸ガスは風呂用湯乃至水に対し液表面側から圧入するようにした請求項2記載の炭酸浴風呂の液供給方法。
JP2006138826A 2006-05-18 2006-05-18 炭酸浴風呂及びその液供給方法 Pending JP2007307114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006138826A JP2007307114A (ja) 2006-05-18 2006-05-18 炭酸浴風呂及びその液供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006138826A JP2007307114A (ja) 2006-05-18 2006-05-18 炭酸浴風呂及びその液供給方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007307114A true JP2007307114A (ja) 2007-11-29

Family

ID=38840520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006138826A Pending JP2007307114A (ja) 2006-05-18 2006-05-18 炭酸浴風呂及びその液供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007307114A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012161793A (ja) 膜接触装置による液体の脱ガス
JP4426596B2 (ja) 散気装置
JP2018034147A (ja) 送水ポンプレス水素水製造装置及び水素水製造方法
JP2007275893A (ja) 気体混合液生成方法及び気体混合液
JP4867180B2 (ja) 浸漬型膜分離装置及びその薬品洗浄方法
JP6338518B2 (ja) マイクロバブル発生装置
JP2011101827A (ja) 飽和水生成器及び飽和水又は飽和液体を生成する装置
JP2007307114A (ja) 炭酸浴風呂及びその液供給方法
JP2009269026A (ja) ガス溶解モジュール
JP2007330906A (ja) 水質浄化装置及び水質浄化方法
JP2002058725A (ja) 炭酸水製造方法
JP2001293342A (ja) 炭酸水製造装置および炭酸水製造方法
JP2007229714A (ja) 炭酸水製造装置および炭酸水製造方法
JP4637329B2 (ja) 水素溶解装置
JP2001293344A (ja) 炭酸水製造装置および炭酸水製造方法
JP3154634B2 (ja) 循環型炭酸泉の製造装置
JP4004874B2 (ja) 散気方法及び装置
CN107540075B (zh) 溶氢组件可更换的在线连续性高浓度富氢水制备装置
JP2002058725A5 (ja)
JPH07313855A (ja) 炭酸泉の製造方法
JP4709357B2 (ja) 可搬式足浴槽
JP3048501B2 (ja) 炭酸泉の製造方法
TWI837309B (zh) 加氫裝置以及加氫方法
JP2005137452A (ja) 人工炭酸泉製造装置
JP2002052328A (ja) 炭酸水製造供給システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080717

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20081127

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20081219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081225

A521 Written amendment

Effective date: 20090220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090804

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02