JP2007306187A - 符号化装置、符号化方法及びプログラム - Google Patents

符号化装置、符号化方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 比較的軽い処理負荷で画像データを符号化する符号化装置を提供する。
【解決手段】 画像処理装置2は、画像データから抽出された代表データ(R成分の画像データ)についてのみ、コンテクスト値Qを算出し、算出されたR成分のコンテクスト値Q及び予測誤差値を計数し、この代表データ(R成分)の計数結果に基づいて、R成分の符号化パラメータを算出すると共に、他の色成分(G成分及びB成分)の符号化パラメータデータを推定する。RGB間では、階調変化の相関が高いため、代表色(R成分)のみについてコンテクスト値の算出及びその計数を行っても、その結果から、他の色(G成分及びB成分)のコンテクスト値、その計数値又は符号化パラメータが推定可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテクストに応じて符号を切り替える符号化装置に関する。
例えば、特許文献1は、比較的早めに取得できる予測誤差のみに基づいて、最終的に出力されるGolomb-Rice符号化データを予めK個生成しておくことにより、符号化処理を高速化する符号化装置を開示する。
特開2000−115782号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、比較的軽い処理負荷で画像データを符号化する符号化装置を提供することを目的とする。
[符号化装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる符号化装置は、入力された画像データから一部の画像データを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された一部の画像データについて、階調変化の状態を決定する状態決定手段と、前記状態決定手段により決定された階調変化の状態に基づいて、入力された画像データを符号化する符号化手段とを有する。
好適には、入力される画像データは、複数の色成分からなるカラー画像データであり、前記抽出手段は、入力されたカラー画像データの中から、一部の色成分の画像データを抽出し、前記状態決定手段は、抽出された一部の色成分の画像データについて、階調変化の状態を決定する。
好適には、入力される画像データは、CMYK色空間のカラー画像データであり、前記抽出手段は、CMY成分の中から少なくとも1つの色成分の画像データと、K成分の画像データとを抽出し、前記状態決定手段は、抽出された画像データそれぞれについて、階調変化の状態を決定し、前記符号化手段は、CMY成分から抽出された色成分の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、C成分、M成分及びY成分の画像データを符号化し、K成分の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、K成分の画像データを符号化する。
好適には、前記状態決定手段により決定された階調変換の状態に対して、既定の累積演算を行い、累積結果を更新する状態更新手段と、前記状態更新手段により更新される演算結果に基づいて、適用すべき符号化パラメータを決定するパラメータ決定手段とをさらに有し、前記符号化手段は、前記パラメータ決定手段により決定された符号化パラメータを用いて、入力された画像データを符号化する。
好適には、入力される画像データは、既定数の色成分の画像データからなるカラー画像データであり、前記抽出手段は、入力されたカラー画像データの中から、複数の色成分の画像データを抽出し、前記状態決定手段は、抽出された複数の色成分の画像データそれぞれについて、階調変化の状態を決定し、前記状態更新手段は、抽出された複数の色成分の画像データそれぞれについて、前記累積演算を行い、前記パラメータ決定手段は、抽出された複数の色成分の画像データについては、それぞれの累積結果に基づいて、符号化パラメータを決定し、抽出されなかった色成分の画像データについては、抽出された色成分の符号化パラメータに基づいて、適用すべき符号化パラメータを決定する。
好適には、前記抽出手段は、入力された画像データの中から、既定の間隔で画素値を抽出し、前記状態決定手段は、既定の間隔で間引かれた画素値について、階調変化の状態を決定する。
好適には、前記抽出手段は、入力された画像データの中から、画素値を示すビット列の上位ビットを抽出し、前記状態決定手段は、抽出された画素値の上位ビットに基づいて、階調変化の状態を決定する。
[符号化方法]
また、本発明にかかる符号化方法は、入力された画像データから一部の画像データを抽出し、抽出された一部の画像データについて、階調変化の状態を決定し、一部の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、入力された画像データを符号化する。
[プログラム]
また、本発明にかかるプログラムは、入力された画像データから一部の画像データを抽出するステップと、抽出された一部の画像データについて、階調変化の状態を決定するステップと、一部の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、入力された画像データを符号化するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の符号化装置によれば、比較的軽い処理負荷で符号化処理を実現できる。
以下、図を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、本実施形態では、JPEG−LS方式に本発明を適用した形態を具体例として説明する。
図1は、JPEG−LS方式の符号化処理を実現する第1の符号化プログラム5の構成を例示する図である。
図1に例示するように、第1の符号化プログラム5は、画像入力部500、代表抽出部510、状態決定部520、予測誤差算出部530、状態更新部540、パラメータ決定部550、及び符号化部560を有する。また、パラメータ決定部550は、代表値算出部552及び推定処理部554を含む。
符号化プログラム5において、画像入力部500は、符号化対象となる画像データを取得し、取得された画像データのうち、処理対象となる注目データを順に、代表抽出部510及び予測誤差算出部530に出力する。
本例の画像入力部500は、入力されたRGBの画像データから、注目画素の画素値を、代表抽出部510及び予測誤差算出部530に出力する。
代表抽出部510は、入力された画像データの中から、一部の画像データを抽出し、抽出された画像データを状態決定部520に出力する。
例えば、代表抽出部510は、複数の色成分の画像データからカラー画像データの中から、一部の色成分の画像データを抽出する。
本例の代表抽出部510は、入力されたRGB画像データの中から、R成分の画素値を抽出し、抽出されたR成分の画素値を状態決定部520に出力する。
状態決定部520は、代表抽出部510から入力された注目画素について、注目画素の周囲にある周囲画素の画素値に基づいて、画素値の変化状況を示すコンテクスト値を算出し、算出された各注目画素のコンテクスト値を状態更新部540に出力する。コンテクスト値とは、注目画素(すなわち、処理対象となるデータ)の近傍における階調変化の状態を示すインデクスである。
本例の状態決定部520は、代表抽出部510からR成分の注目画素値が入力されると、この注目画素の周囲画素のR成分の画素値に基づいて、コンテクスト値を算出する。
予測誤差算出部530は、画像入力部500から入力された注目画素の画素値と、この注目画素に対する予測値(補正された予測値)との差分を算出し、算出された差分を予測誤差として状態更新部540及び符号化部560に出力する。
例えば、予測誤差算出部530は、画像入力部500から入力された各色成分の画素値を保持し、注目画素の周囲にある周辺画素の画素値を用いて、色成分毎に、注目画素の予測値を算出し、算出された予測値を既定の方法で補正し、補正された予測値と、注目画素値との差分(予測誤差値)を色成分毎に算出する。なお、予測値の補正は、例えば、状態更新部540から入力される予測誤差の計数結果などに基づいてなされる。
本例の予測誤差算出部530は、R成分、G成分及びB成分それぞれについて、予測誤差を算出し、算出された予測誤差値(R予測誤差値、G予測誤差値、及びB予測誤差値)を符号化部560及び状態更新部540に出力する。なお、状態更新部540に出力される予測誤差値は、R予測誤差値のみでもよい。
状態更新部540は、状態決定部520から入力されたコンテクスト値と、予測誤差算出部530から入力された予測誤差値とを計数して、計数結果(累積演算の結果)をパラメータ決定部550に出力する。
本例の状態更新部540は、状態決定部520から入力されたR成分のコンテクスト値と、予測誤差算出部530から入力されたR成分の予測誤差値とに対して累積演算を行う。累積演算の結果は、例えば、各コンテクスト値の出現回数、及び、コンテクス値毎の予測誤差振幅の累積和である。
パラメータ決定部550は、状態更新部540から入力された計数結果(累積演算の結果)に基づいて、符号化パラメータを生成し、生成された符号化パラメータを符号化部560に出力する。
より具体的には、パラメータ決定部550の代表値算出部552は、状態更新部540から入力された計数結果に基づいて、一部の画像データに適用する符号化パラメータを算出する。
推定処理部554は、代表値算出部552により算出された符号化パラメータ(一部の画像データに適用されるパラメータ)に基づいて、他の画像データ(すなわち、代表抽出部510により抽出されなかった画像データ)に適用される符号化パラメータを決定する。
本例では、代表値算出部552は、状態更新部540から入力されたR成分の計数結果に基づいて、R成分に適用すべき符号化パラメータを算出し、推定処理部554は、算出されたR成分の符号化パラメータをそのままG成分及びB成分の符号化パラメータとして複製する。
符号化部560は、パラメータ決定部550から入力された符号化パラメータに基づいて、予測誤差算出部530から入力された予測誤差を符号化する。
本例の符号化部560は、予測誤差算出部530から入力された予測誤差と、パラメータ決定部550により生成された符号パラメータとに基づいて、色成分毎にゴロム符号を生成する。
図2は、注目画素と周辺画素との位置関係を例示する図である。
図2に例示するように、本例の符号化プログラム5(図1)は、注目画素Xを基準として、複数の周辺画素A〜Dを設定する。具体的には、第1の周辺画素Aは、注目画素Xの主走査方向上流側に隣接する画素であり、第2の周辺画素Bは、注目画素Xの副走査方向上流側に隣接する画素である。また、第3の周辺画素Cは、第2の周辺画素Bの主走査方向上流側に隣接する画素であり、第4の周辺画素Dは、第2の周辺画素Bの主走査方向下流側に隣接する画素である。このように、周辺画素A〜Dは、注目画素Xよりも前に処理される画素である。
図3は、符号化プログラム5によりなされる第1の符号化処理(S10)のフローチャートである。
図3に示すように、ステップ100(S100)において、画像入力部500は、外部から、符号化対象となる画像データ(RGB画像)を取得し、取得された画像データの中から、スキャン順に注目画素Xを設定して、注目画素Xの画素値(R値、G値及びB値)を代表抽出部510及び予測誤差算出部530に出力する。
ステップ110(S110)において、代表抽出部510は、画像入力部500から入力された注目画素Xの画素値(R値、G値及びB値)の中から、R値を抽出し、抽出された注目画素XのR値を状態決定部520に出力する。
ステップ120(S120)において、予測誤差算出部530は、周辺画素A〜Dのいずれかの画素値に基づいて、注目画素Xの予測値(R予測値、G予測値、及びB予測値)を算出し、算出された予測値を補正する。
そして、予測誤差算出部530は、補正された予測値(R予測値、G予測値、及びB予測値)と、画像入力部500から入力された注目画素Xの画素値(R値、G値、及びB値)との差分を算出し、算出された差分を予測誤差(R予測誤差値、G予測誤差値及びB予測誤差値)として符号化部560及び状態更新部540に出力する。
ステップ140(S140)において、状態決定部520は、代表抽出部510から入力されたR値に基づいて、周辺画素A〜Dの状態(すなわち、コンテクスト値)を決定する。
状態更新部540は、状態決定部520により決定されたR値のコンテクスト値、及び、予測誤差算出部530により算出されたR予測誤差値を計数する。
代表値算出部552は、状態更新部540により計数されたコンテクスト値の計数値及び予測誤差値の計数値に基づいて、R成分の符号化パラメータを算出する。
推定処理部554は、代表値算出部552により算出されたR成分の符号化パラメータを、G成分及びB成分の符号化パラメータとして複製する。
ステップ160(S160)において、符号化部560は、パラメータ算出部520から入力された各色の符号化パラメータを用いて、予測誤差算出部530から入力された予測誤差値(R予測誤差値、G予測誤差値及びB予測誤差値)を符号化する。
ステップ170(S170)において、符号化プログラム5は、符号化部560により生成された注目画素の符号(R符号、G符号及びB符号)を外部(例えば、記憶装置等)に出力する。
ステップ180(S180)において、符号化プログラム5は、符号化対象の画像データ全体を符号化したか否かを判定し、全体を符号化した場合に、符号化処理(S10)を終了し、符号化していない画素が存在する場合に、スキャン順に次の画素を注目画素Xとし、S110の処理に戻る。
図4は、図3で説明した予測処理(S120)をより詳細に説明するフローチャートである。
図4に示すように、ステップ122(S122)において、状態更新部540(図1)は、予測誤差算出部530から入力された各注目画素の予測誤差を計数し、予測誤差の計数値を予測誤差算出部530に出力する。
予測誤差算出部530は、状態更新部540から入力された予測誤差の計数値に基づいて、予測値の補正値を決定する。
ステップ124(S124)において、予測誤差算出部530は、注目画素Xに対応する複数の周辺画素A〜Dの画素値を読み出す。
ステップ126(S126)において、予測誤差算出部530は、読み出された周辺画素A、B及びCの画素値を比較して、周辺画素Cの画素値が周辺画素A以上であり、かつ、周辺画素B以上である場合に、S128の処理に移行し、周辺画素Cの画素値が周辺画素A又は周辺画素Bのいずれかよりも小さい場合に、S130の処理に移行する。
ステップ128(S128)において、予測誤差算出部530は、周辺画素Aの画素値と、周辺画素Bの画素値とを比較して、より小さい方の画素値を仮の予測値とする。
次に、予測誤差算出部530は、この仮の予測値に対して、S122において決定された補正値を加算して、真の予測値を算出する。
ステップ130(S130)において、予測誤差算出部530は、読み出された周辺画素A、B及びCの画素値を比較して、周辺画素Cの画素値が周辺画素A以下であり、かつ、周辺画素B以下である場合に、S132の処理に移行し、周辺画素Cの画素値が周辺画素A又は周辺画素Bのいずれかよりも大きい場合に、S134の処理に移行する。
ステップ132(S132)において、予測誤差算出部530は、周辺画素Aの画素値と、周辺画素Bの画素値とを比較して、より大きい方の画素値を仮の予測値とし、この仮の予測値に、S122において決定された補正値を加算して、真の予測値を算出する。
ステップ134(S134)において、予測誤差算出部530は、周辺画素Aの画素値と、周辺画素Bの画素値とを合算し、この合算値から周辺画素Cの画素値を減算して、仮の予測値を算出する。
次に、予測誤差算出部530は、算出された仮の予測値に、S122において決定された補正値を加算して、真の予測値を算出する。
ステップ136(S136)において、予測誤差算出部530は、算出された真の予測値(S128、S132、又はS134において算出された真の予測値)と、注目画素Xの画素値との差分を算出し、算出された差分を予測誤差として符号化部560(図1)及び状態更新部540に出力する。
図5は、図3で説明した符号表生成処理(S140)をより詳細に説明するフローチャートである。
図5に示すように、ステップ142(S142)において、状態決定部520は、注目画素Xに対応する複数の周辺画素A〜Dの画素値(いずれも代表抽出部510により抽出されたR値のみ)を読み出し、読み出された周辺画素A〜Dの画素値(R値)を用いて、差分値D(D=(周辺画素Dの画素値)―(周辺画素Bの画素値))、差分値D(D=(周辺画素Bの画素値)−(周辺画素Cの画素値))、及び、差分値D(D=(周辺画素C)−(周辺画素A))を算出する。
ステップ144(S144)において、状態決定部520は、算出された差分値D、差分値D、及び、差分値Dを、9つの数値区間のいずれに属するか否かを判定し、判定された数値区間に対応する部分コンテクスト値Qを算出する。本例の部分コンテクスト値Qは、9つの数値区間それぞれに対応しており、−4から+4までの9つの整数である。
状態決定部520は、差分値D、差分値D、及び、差分値Dについて、部分コンテクスト値Q、Q、及び、Qを算出する。
ステップ146(S146)において、状態決定部520は、算出された部分コンテクスト値Q、Q、及び、Qを用いて、R値に関し注目画素Xのコンテクスト値Qを算出する。具体的には、以下の式により算出される。
Q=Q×81+Q×9+Q
状態決定部520は、算出されたR成分のコンテクスト値Qを状態更新部540に出力する。
ステップ148(S148)において、状態更新部540は、状態決定部520から入力されたR成分のコンテクスト値Qが0より大きいか否かを判定し、コンテクスト値Qが0より大きい場合に、S152の処理に移行し、コンテクスト値Qが0以下である場合に、S150の処理に移行する。
ステップ150(S150)において、状態更新部540は、コンテクスト値Qに対して、(−1)を乗算する。すなわち、状態更新部540は、負のコンテクスト値Qの絶対値を算出し、算出された絶対値をコンテクスト値Qとする。
ステップ152(S152)において、状態更新部540は、この注目画素Xについて算出されたR成分のコンテクスト値Q(すなわち、代表データの階調変化の状態)を計数する。
また、状態更新部540は、予測誤差算出部530から入力されたR成分の予測誤差(R予測誤差値)をコンテクスト値Q毎に計数し、予測誤差の計数値と、コンテクスト値の計数値とをパラメータ決定部550に出力する。
ステップ154(S154)において、パラメータ決定部550の代表値算出部552は、状態更新部540から入力されたR成分の予測誤差の計数値及びR成分のコンテクスト値の計数値とに基づいて、R成分の符号化パラメータを生成する。
ステップ156(S156)において、推定処理部554は、代表値算出部552により生成されたR成分の符号化パラメータに基づいて、他の成分(G成分及びB成分)の符号化パラメータを推定する。本例の推定処理部554は、R成分の符号化パラメータをそのままG成分及びB成分の符号化パラメータとして複製する。
このように生成されたR成分、G成分及びB成分の符号化パラメータは、符号化部560に出力される。
以上説明したように、第1の符号化プログラム5は、代表抽出部510により抽出された代表データ(本例では、R成分の画像データ)についてのみ、コンテクスト値Qの算出処理、及び、コンテクスト値Q及び予測誤差値の計数処理を行い、この代表データの計数結果に基づいて、他のデータ(本例では、G成分及びB成分の画像データ)の符号化パラメータを推定する。RGB間では、階調変化の相関が高いため、代表色(R成分)のみについてコンテクスト値の算出及びその計数を行っても、その結果から、他の色(G成分及びB成分)のコンテクスト値あるいはその計数値を推定できる。
これにより、コンテクスト値の算出処理及び計数処理(累積演算)に要する処理負荷が軽減される。
また、本符号化プログラム5は、代表データ(R成分の画像データ)について生成された符号化パラメータをそのまま他のデータ(G成分及びB成分の画像データ)に適用することにより、符号化パラメータ生成処理の処理負荷をも軽減している。
なお、上記実施形態では、コンテクスト値の算出処理、コンテクスト値等の計数処理(累積演算処理)、及び符号化パラメータ生成処理の全てを代表データ(R成分)のみに限定することで処理負荷を軽減させているが、これらの処理の少なくとも1つを代表データのみに限定することで、処理負荷の軽減が実現されうる。
[変形例1]
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
上記実施形態では、RGB画像が入力される場合を具体例として説明したが、変形例1では、YMCK画像が入力される場合を説明する。
変形例1における基本的な構成及び動作は、RGB画像が入力される場合(すなわち、上記実施形態の場合)と同様であるが、YMCK画像の場合、YMC間で画像特性が互いに近似するが、YMCと、Kとの間で画像特性が大きく異なることが多い。
そこで、変形例1では、YMC成分の中から任意の1色を抽出し、さらにK色を抽出し、抽出されたこれら2つの色成分画像について、コンテクスト値の算出処理、計数処理及び符号化パラメータ生成処理を行う。
図6は、第2の符号化プログラム52の構成を例示する図である。なお、本図に示された各構成のうち、図1に示されたものと実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図6に例示するように、第2の符号化プログラム52は、図1の符号化プログラム5の構成のうち、状態決定部520を第1状態決定部522及び第2状態決定部524で置換し、状態更新部540を第1状態更新部542及び第2状態更新部544で置換し、代表色算出部552をYパラメータ算出部552及びKパラメータ算出部556で置換した構成をとる。
本変形例において、代表抽出部510は、YMCKの画像データの中から、Y成分の画像データ、及び、K成分の画像データを抽出し、抽出されたY成分の画像データ(Y値)を第1状態決定部522に出力し、抽出されたK成分の画像データ(K値)を第2状態決定部524に出力する。なお、代表抽出部510は、Y成分の代わりに、M成分又はC成分の画像データを抽出してもよい。
第1状態決定部522は、代表抽出部510から入力されたY値に基づいて、Y成分のコンテクスト値Qを算出し、算出されたY成分のコンテクスト値Qを第1状態更新部542に出力する。
第2状態決定部524は、代表抽出部510から入力されたK値に基づいて、K成分のコンテクスト値Qを算出し、算出されたK成分のコンテクスト値Qを第2状態更新部544に出力する。
第1状態更新部542は、第1状態決定部522から入力されたY成分のコンテクスト値と、予測誤差算出部530から入力されたY成分の予測誤差値とに対して累積演算を行い、累積演算の結果(例えば、コンテクスト値の出現頻度、コンテクスト値毎の予測誤差の累積和)をYパラメータ算出部552に出力する。
第2状態更新部544は、第2状態決定部524から入力されたK成分のコンテクスト値と、予測誤差算出部530から入力されたK成分の予測誤差値とに対して累積演算を行い、累積演算の結果をKパラメータ算出部556に出力する。
Yパラメータ算出部552は、第1状態更新部542から入力されたY成分の計数結果に基づいて、Y成分の画像データに適用する符号化パラメータを算出する。
Kパラメータ算出部556は、第2状態更新部544から入力されたK成分の計数結果に基づいて、K成分の画像データに適用する符号化パラメータを算出する。
また、本変形例の推定処理部554は、Yパラメータ算出部552により算出されたY成分の符号化パラメータに基づいて、M成分及びC成分の符号化パラメータを推定する。
このように、YMCK画像が入力される場合には、YMC成分と、K成分とを分離して符号化パラメータを生成することが望ましい。
なお、YCbCrなど様々な色空間が考えられるが、RGB画像が入力された場合(実施形態)、又は、YMCK画像が入力された場合(変形例1)と同様に処理することにより、色間の相関関係を利用して状態決定、状態更新、符号パラメータ決定の処理量を減少させることができる。
[変形例2]
次に、変形例2を説明する。
上記実施形態では、R成分の符号化パラメータをそのままG成分及びB成分の符号化パラメータとして転用したが、変形例2では、複数の色成分(R成分及びB成分)について、符号化パラメータを算出し、算出された複数の色成分の符号化パラメータに基づいて、残りの色成分(G成分)の符号化パラメータを推定する。
図7は、第3の符号化プログラム54の構成を例示する図である。なお、本図に示された各構成のうち、図6に示されたものと実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図7に例示するように、第3の符号化プログラム54は、図6の符号化プログラム52の構成のうち、Yパラメータ算出部552及びKパラメータ算出部556をRパラメータ算出部552及びBパラメータ算出部556で置換し、推定処理部554をG推定処理部558で置換した構成をとる。
本変形例において、代表抽出部510は、RGBの画像データの中から、R成分の画像データ、及び、B成分の画像データを抽出し、抽出されたR成分の画像データ(R値)を第1状態決定部522に出力し、抽出されたB成分の画像データ(B値)を第2状態決定部524に出力する。
第1状態決定部522は、代表抽出部510から入力されたR値に基づいて、R成分のコンテクスト値Qを算出し、算出されたR成分のコンテクスト値Qを第1状態更新部542に出力する。
第2状態決定部524は、代表抽出部510から入力されたB値に基づいて、B成分のコンテクスト値Qを算出し、算出されたB成分のコンテクスト値Qを第2状態更新部544に出力する。
第1状態更新部542は、第1状態決定部522から入力されたR成分のコンテクスト値と、予測誤差算出部530から入力されたR成分の予測誤差値とに対して累積演算を行い、累積演算の結果(例えば、コンテクスト値の出現頻度、コンテクスト値毎の予測誤差の累積和)をRパラメータ算出部552に出力する。
第2状態更新部544は、第2状態決定部524から入力されたB成分のコンテクスト値と、予測誤差算出部530から入力されたB成分の予測誤差値とに対して累積演算を行い、累積演算の結果をBパラメータ算出部556に出力する。
Rパラメータ算出部552は、第1状態更新部542から入力されたR成分の計数結果に基づいて、R成分の画像データに適用する符号化パラメータを算出する。
Bパラメータ算出部556は、第2状態更新部544から入力されたB成分の計数結果に基づいて、B成分の画像データに適用する符号化パラメータを算出する。
G推定処理部558は、複数の色成分について算出された符号化パラメータに基づいて、残りの色成分の符号化パラメータを推定する。
本例のG推定処理部558は、Rパラメータ算出部552により算出されたR成分の符号化パラメータと、Bパラメータ算出部556により算出されたB成分の符号化パラメータとの平均値を、G成分の符号化パラメータとして算出する。
なお、G推定処理部558は、複数の色成分について算出された符号化パラメータのうち、最大の符号化パラメータ、又は、最小の符号化パラメータを、残りの色成分の符号化パラメータとしてもよい。
このように、複数の色成分の符号化パラメータに基づいて、残りの色成分の符号化パラメータを推定することにより、符号化パラメータの推定精度が向上することが期待される。
[その他の変形例]
上記実施形態及び変形例では、代表抽出部510が一部の色成分の画像データを抽出する形態を説明してきたが、これに限定されるものではなく、例えば、代表抽出部510は、入力された画像データのうち、各画素値を示すビット列の上位数ビットを抽出してもよいし、既定の間隔で画素値を間引いて抽出してもよい。画素値を示すビット列の上位ビットが抽出されると、限定色化された画像(階調数を減らした画像)が生成されることと等価になり、画像の特性がある程度保存されると共に、画素値のビット幅が小さくなるため、処理負荷が軽減される。また、画素値を間引いて抽出すると、解像度を減少させた画像が生成されることと等価になり、画像の特性がある程度保存されると共に、画素数が小さくなるため、処理負荷が軽減される。
このように、代表抽出部510は、元の画像の特性を残しつつ、画像データのデータ量が小さくなるように一部のデータを抽出することにより、符号化効率をそれほど低下させずに、符号化処理を高速化することができる。
また、上記実施形態及び変形例では、画素単位で処理する点順(ピクセルインターリーブ)処理の形態を説明したが、これに限定されるものではなく、ライン順(ラインインタリーブ)、面順(プレーンインターリーブ)で構成される画像であってもよい。
[実験結果]
図8は、符号化プログラム5の処理性能と、国際標準JPEG−LSの処理性能とを比較するグラフである。なお、本図で示された値は、RGB点順画像を符号化した場合の測定値である。
符号化プログラム5は、国際標準JPEG−LSと比較して、図8(A)に示すように、符号量をほとんど増加させていないにも関わらず、図8(B)に示すように、処理時間を短縮することに成功している。
[ハードウェア]
次に、上記実施形態における画像処理装置2のハードウェア構成を説明する。
図9は、本発明にかかる符号化方法が適応される画像処理装置2のハードウェア構成を、制御装置21を中心に例示する図である。
図9に例示するように、画像処理装置2は、CPU212及びメモリ214などを含む制御装置21、通信装置22、HDD・CD装置などの記録装置24、並びに、LCD表示装置あるいはCRT表示装置およびキーボード・タッチパネルなどを含むユーザインターフェース装置(UI装置)25から構成される。
画像処理装置2は、例えば、上記符号化プログラム5がプリンタドライバの一部としてインストールされた汎用コンピュータであり、通信装置22又は記録装置24などを介して画像データを取得し、取得された画像データを符号化してプリンタ装置3に送信する。
JPEG−LS方式の符号化処理を実現する第1の符号化プログラム5の構成を例示する図である。 注目画素と周辺画素との位置関係を例示する図である。 符号化プログラム5によりなされる第1の符号化処理(S10)のフローチャートである。 図3で説明した予測処理(S120)をより詳細に説明するフローチャートである。 図3で説明した符号表生成処理(S140)をより詳細に説明するフローチャートである。 第2の符号化プログラム52の構成を例示する図である。 第3の符号化プログラム54の構成を例示する図である。 符号化プログラム5の処理性能と、国際標準JPEG−LSの処理性能とを比較するグラフである。 本発明にかかる符号化方法が適応される画像処理装置2のハードウェア構成を、制御装置21を中心に例示する図である。
符号の説明
2・・・画像処理装置
5、52、54・・・符号化プログラム
500・・・画像入力部
510・・・代表抽出部
520・・・状態決定部
530・・・予測誤差算出部
540・・・状態更新部
550・・・パラメータ決定部
552・・・代表値算出部
554・・・推定処理部
560・・・符号化部

Claims (9)

  1. 入力された画像データから一部の画像データを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された一部の画像データについて、階調変化の状態を決定する状態決定手段と、
    前記状態決定手段により決定された階調変化の状態に基づいて、入力された画像データを符号化する符号化手段と
    を有する符号化装置。
  2. 入力される画像データは、複数の色成分からなるカラー画像データであり、
    前記抽出手段は、入力されたカラー画像データの中から、一部の色成分の画像データを抽出し、
    前記状態決定手段は、抽出された一部の色成分の画像データについて、階調変化の状態を決定する
    請求項1に記載の符号化装置。
  3. 入力される画像データは、CMYK色空間のカラー画像データであり、
    前記抽出手段は、CMY成分の中から少なくとも1つの色成分の画像データと、K成分の画像データとを抽出し、
    前記状態決定手段は、抽出された画像データそれぞれについて、階調変化の状態を決定し、
    前記符号化手段は、CMY成分から抽出された色成分の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、C成分、M成分及びY成分の画像データを符号化し、K成分の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、K成分の画像データを符号化する
    請求項2に記載の符号化装置。
  4. 前記状態決定手段により決定された階調変換の状態に対して、既定の累積演算を行い、累積結果を更新する状態更新手段と、
    前記状態更新手段により更新される演算結果に基づいて、適用すべき符号化パラメータを決定するパラメータ決定手段と
    をさらに有し、
    前記符号化手段は、前記パラメータ決定手段により決定された符号化パラメータを用いて、入力された画像データを符号化する
    請求項1に記載の符号化装置。
  5. 入力される画像データは、既定数の色成分の画像データからなるカラー画像データであり、
    前記抽出手段は、入力されたカラー画像データの中から、複数の色成分の画像データを抽出し、
    前記状態決定手段は、抽出された複数の色成分の画像データそれぞれについて、階調変化の状態を決定し、
    前記状態更新手段は、抽出された複数の色成分の画像データそれぞれについて、前記累積演算を行い、
    前記パラメータ決定手段は、抽出された複数の色成分の画像データについては、それぞれの累積結果に基づいて、符号化パラメータを決定し、抽出されなかった色成分の画像データについては、抽出された色成分の符号化パラメータに基づいて、適用すべき符号化パラメータを決定する
    請求項4に記載の符号化装置。
  6. 前記抽出手段は、入力された画像データの中から、既定の間隔で画素値を抽出し、
    前記状態決定手段は、既定の間隔で間引かれた画素値について、階調変化の状態を決定する
    請求項1に記載の符号化装置。
  7. 前記抽出手段は、入力された画像データの中から、画素値を示すビット列の上位ビットを抽出し、
    前記状態決定手段は、抽出された画素値の上位ビットに基づいて、階調変化の状態を決定する
    請求項1に記載の符号化装置。
  8. 入力された画像データから一部の画像データを抽出し、
    抽出された一部の画像データについて、階調変化の状態を決定し、
    一部の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、入力された画像データを符号化する
    符号化方法。
  9. 入力された画像データから一部の画像データを抽出するステップと、
    抽出された一部の画像データについて、階調変化の状態を決定するステップと、
    一部の画像データについて決定された階調変化の状態に基づいて、入力された画像データを符号化するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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