JP2007305503A - 強化材及び化合物超電導線材 - Google Patents

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Abstract

【課題】引張強度、破断応力の全ての特性を満足したCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材を提供する。
【解決手段】Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10は、超電導線材であるNb3Sn線材の強度を高めるために、中心部にCu/NbTi系強化材層11を形成している。Cu/NbTi系強化材層11に埋設されたNbTiフィラメント17の径を適切な値にすることで、その強度を高めることができ、NbTiフィラメント17の径を10μm以上40μm以下とした場合には、NbTiフィラメント17単体の引張強度を600MPa超とすることが可能となる。その結果、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の0.2%耐力を300MPa以上とすることが可能となる。

【選択図】図1

Description

本発明は、化合物系超電導線であるNb3Sn線材等の高強度化に用いるCu/NbTi系強化材、及びこれを用いたCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材等の化合物超電導線材に関するものである。
近年、超電導マグネットの高磁界化・大口径化に伴って、強大な電磁力であるフープ力に耐える高強度な超電導線材の開発が強く望まれている。特に、高磁界下での使用に適したNb3Sn線材の強度を高めるために、強化材の開発が従来より進められている。初期の強化材(Ta、アルミナ分散銅、銅ニオブ等)は、0.2%耐力に相当する引張強度が300MPaを実現することができず、高磁界化の要望にこたえることができなかった。
また、強化材としてCu/NbTi系強化材を用いたCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材の開発も従来より進められてきている。例えば、特許文献1では、Cu/NbTi系強化材であるNb-Ti-Cuフィラメントを常電導金属中に複数埋設して形成された化合物系超電導線が開示されている。
特開昭63−245824号公報
しかしながら、従来のCu/NbTi系強化材を用いたCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材でも、もろさが見えるなど実用上、十分な特性を得ることができなかった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、引張強度、破断応力の全ての特性を満足したCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材を提供することを目的とする。
本発明のCu/NbTi系強化材の第1の態様は、化合物系超電導線の高強度化に用いられ、CuとNiとの合金マトリックスに複数のNbTiフィラメントを埋設した構造を有し、かつ拡散熱処理を施したCu/NbTi系強化材であって、所定の強度を有するように前記NbTiフィラメントの径(直径)が調整されていることを特徴とする。
本発明のCu/NbTi系強化材の他の態様は、CuとNiとの合金マトリックスに複数のNbTiフィラメントを埋設した構造を有し、かつ拡散熱処理を施したCu/NbTi系強化材であって、前記NbTiフィラメント径が、10μm以上40μm以下であることを特徴とする。
本発明のCu/NbTi系強化材の他の態様は、前記NbTiフィラメント径が、15μm以上30μm以下であることを特徴とする
本発明のCu/NbTi系強化材の他の態様は、前記NbTiフィラメント径が、20μm以上30μm以下であることを特徴とする。
本発明のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材の第1の態様は、上記いずれかの態様のCu/NbTi系強化材を埋設するCu/NbTi系強化材層と、超電導線フィラメントを埋設する超電導層と、を少なくとも有していることを特徴とする。
本発明のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材の他の態様は、前記超電導線フィラメントがNb3Snフィラメントであることを特徴とする。
本発明のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材の他の態様は、前記Cu/NbTi系強化材層を中心に、第1の拡散障壁層と、前記超電導層と、第2の拡散障壁層と、Cu層とを同心円状に順次形成してなることを特徴とする。
本発明のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材の他の態様は、前記超電導層を中心に、前記第1の拡散障壁層と、前記Cu/NbTi系強化材層と、前記第2の拡散障壁層と、前記Cu層とを同心円状に順次形成してなることを特徴とする。
本発明のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材の他の態様は、前記第1の拡散障壁層及び第2の拡散障壁層は、Nb又はTaからなることを特徴とする。
本発明によれば、引張強度、破断応力の全ての特性を満足したCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材を提供することができる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態におけるCu/NbTi系強化材及びCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
図1は、本発明の実施の形態に係るCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材の構成を示す断面図である。本実施形態のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10は、Cu/NbTi系強化材層11を中心に、第1の拡散障壁層12とNb3Sn超電導層13と第2の拡散障壁層14とCu層15とが同心円状に順次形成された構造を有している。
Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10は、超電導線材であるNb3Sn線材の強度を高めるために、中心部にCu/NbTi系強化材層11を形成している。Cu/NbTi系強化材層11は、CuとNiとからなるCuNi合金マトリックス16に複数本のNbTiフィラメント17を埋設した構造を有している。
またNb3Sn超電導層13は、Nbからなる芯18の周りに形成されたNb3Snフィラメント19が、CuSnからなるブロンズ20の内部に複数埋設された構造を有している。
Cu/NbTi系強化材層11とNb3Sn超電導層13との間に設けられた第1の拡散障壁層12は、Nb3Sn超電導層13に含まれるSn(ブロンズ20に含まれるSn)がCuNi合金マトリックス16内に拡散するのを防止するために設けられたものである。同様に、Nb3Sn超電導層13とCu層15との間にも第2の拡散障壁層14を設けることで、Nb3Sn超電導層13に含まれるSnがCu層15内に拡散するのを防止するのが好ましい。第1の拡散障壁層12及び第2の拡散障壁層14は、Nb又はTaで形成することができる。
上記説明の構造を有するCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10では、Cu/NbTi系強化材層11に埋設されたNbTiフィラメント17の径を適切な値にすることで、その強度を高めることが可能となる。Cu/NbTi系強化層11の強度として、以下の特性のものがあり、それぞれが所定値以上になることが要求される。
(1)引張強度(0.2%耐力)
(2)破断応力(応力-歪特性)
本実施形態のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10では、NbTiフィラメント17の径を10μm以上40μm以下とすることで、Cu/NbTi系強化材層11単体の引張強度(0.2%耐力で評価)を600MPa超とすることが可能である。また、好ましくはNbTiフィラメント17の径を15μm以上30μm以下とするのがよく、さらに好ましくはNbTiフィラメント17の径を20μm以上30μm以下とするのがよい。
NbTiフィラメント17の径を上記のようにしたとき、Cu/NbTi系強化材層11単体で600MPa超の引張強度を得ることが可能となり、その結果、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の0.2%耐力を300MPa以上とすることが可能となる。
NbTiフィラメント17の径の大きさとその引張強度の関係を評価した結果を、実施例を用いて以下に説明する。まず、引張強度(0.2%耐力)を測定した結果を表1及び図2に示す。なお、以下での評価は、規格番号JIS H 7303:2002、標題「超電導 ― 機械的性質の試験方法 ― 銅安定化ニオブ・チタン複合超電導体の室温引張試験」に従って行ったものである。
Figure 2007305503
本実施例では、NbTiフィラメント17の径をそれぞれ20、25、31、40、51μmとしたときのCu/NbTi系強化材層11の単体を作成し、それぞれを熱処理して、Cu/NbTi系強化材層11が強化材としての特性を発現するようにした後に強度を測定している。表1及び図2の結果より、NbTiフィラメント17の径が25μmの近傍で引張強度が最大となることが示されている。また、NbTiフィラメント17の径が40μm以下では600MPa超の引張強度が得られることが示されている。
次に、破断応力(応力-歪特性)を評価した結果を図3に示す。ここでは、NbTiフィラメント17の径を25μm、40μm、51μmとしたときの応力-歪特性をそれぞれ31,32、33で示している。図3より、NbTiフィラメント17の径を細くするほど、破断応力を高くすることができることが示されている。
上記の結果は、NbTiフィラメント17の全体がCuTi等の金属間化合物を生成しているのではなく、その一定量のみがCuあるいはNiと金属間化合物を生成して強度を高めていることによるものである。そこで、NbTiフィラメント17の径を小さくすることで、金属間化合物の生成割合を増加させることができ、これにより強度を高めることが可能となる。
次に、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の実施例を以下に説明する。ここでは、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の径を1〜2mmとしたときの実施例を説明する。
Cu/NbTi系強化材層11は、径25mmのNbTiフィラメント17を用いた場合、CuNi合金マトリックス16に約800本埋設させて形成することができる。CuNi合金マトリックス16としては、Cu-10w%Ni合金を用いるのがよい。
第1の拡散障壁層12及び第2の拡散障壁層14は、それぞれの厚さをともに11mmとすることができる。また、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の線材構成を、Cu層15の比率26.4%、Nb3Sn超電導層13の比率47.1%、Cu/NbTi系強化材層11の比率26.5%とすることができる。但し、この構成比率は、第1の拡散障壁層12及び第2の拡散障壁層14を除いた比率で示している。
上記のように構成された本実施例のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10について、温度4.2K、磁界14.5Tの条件で応力-歪特性を測定した結果を図4に示す。同図では、比較のために従来のNb3Sn線材の応力-歪特性も合わせて示しており、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の応力-歪特性を34、従来のNb3Sn線材の応力-歪特性を35でそれぞれ示している。なお、従来のNb3Sn線材では、Cu/NbTi系強化材層11を安定化銅に置き換えた構造としている。
図4より、4.2Kでの引張強度(0.2%耐力)は、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10で370MPa、従来のNb3Sn線材で150MPaとなった。すなわち、本実施例のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10は、従来のNb3Sn線材の2倍以上の引張強度を有していることがわかる。
上記の通り、NbTiフィラメント17の径を10〜40μmの範囲とすることにより、Cu/NbTi系強化材層11単体の引張強度を600MPa超とすることができ、このCu/NbTi系強化材層11を用いたCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10では、その引張強度として300MPa以上を確保することが可能となる。
これに対し、NbTiフィラメントの径を40μmを超える値とした場合には、Cu/NbTi系強化材層単体の引張強度として600MPaを確保することが困難となり、このCu/NbTi系強化材層を用いたCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材では、その引張強度として300MPaを確保できなくなってしまう。
上記では、NbTiフィラメント17の径の下限を10μmとしたが、これは主として加工の容易性で決定したものであり、NbTiフィラメント17の径をこれより細くすると、断線が多発して加工が困難となってしまう。NbTiフィラメント17の径の下限を10μmとすることで、加工容易なCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10を提供することが可能となる。
本発明の別の実施形態に係るCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材を図5を用いて以下に説明する。図5は、本実施形態のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材40の構成を示す断面図である。本実施形態のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材40は、図1に示したCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10のCu/NbTi系強化材層11とNb3Sn超電導層13との配置を入れ替えた構造を有している。
すなわち、本実施形態のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材40は、Nb3Sn超電導層13を中心に、第1の拡散障壁層12とCu/NbTi系強化材層11と第2の拡散障壁層14とCu層15とが同心円状に順次形成された構造を有している。
上記説明の構造を有するCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材40においても、NbTiフィラメント17の径を10μm以上40μm以下とすることで、NbTiフィラメント17単体の引張強度(0.2%耐力で評価)を600MPa超とすることが可能となる。その結果、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材40の引張強度として300MPa以上を確保することが可能となる。
本実施形態においても、好ましくはNbTiフィラメント17の径を15μm以上30μm以下とするのがよく、さらに好ましくはNbTiフィラメント17の径を20μm以上30μm以下とするのがよい。
次に、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の製造方法を、図6を用いて以下に説明する。同図において、(a)はCu/NbTi系強化材を製造する工程を示しており、(b)は、Cu/NbTi系強化材を用いて、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10を製造する工程を示している。(b)の製造工程で用いられるCu/NbTi系強化材は、(a)の製造工程で製造されたものである。
図6(a)に示すCu/NbTi系強化材の製造工程では、まず円柱状NbTi51をチューブ状Cu52の内部に挿入し、これを押出・伸線することで第1の中間体53を形成する。次に、第1の中間体53を所定本数だけチューブ状Cu54の内部に挿入し、これを押出・伸線し、第2の中間体55を形成する。最後に、所定の長さに製直、切断してCu/NbTi系強化材56を製造する。
次に、図6(b)に示すCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の製造工程では、まず円柱状のNbインゴット57をCuSnブロンズ管58の内部に挿入し、これを押出し、中間焼鈍を入れながら伸線し、第3の中間体59を形成する。つぎに、チューブ状Cu60の内面に所定幅のTa又はNbからなる第2の拡散障壁層61を配設し、さらに内側にTa又はNbからなる第1の拡散障壁層62を配設する。第2の拡散障壁層60と第1の拡散障壁層61との間には所定本数の第3の中間体59を挿入する一方、第1の拡散障壁層61の内側には所定本数のCu/NbTi系強化材56を挿入することで第4の中間体63を形成する。
さらに、第4の中間体63を押出し、中間焼鈍を入れながら伸線し、第5の中間体64を形成する。最後に、第5の中間体64を反応熱処理することで、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10を製造する。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るCu/NbTi系強化材及びCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるCu/NbTi系強化材及びCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材の細部構成等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態に係るCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材の構成を示す断面図である。 NbTiフィラメントの径の大きさと引張強度との関係を示すグラフである。 NbTiフィラメントの径を変えて破断応力(応力-歪特性)を測定した結果を示すグラフである。 本発明のCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材の応力-歪特性を測定した結果を示すグラフである。 本発明の別の実施形態に係るCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材の構成を示す断面図である。 Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の製造方法を示す工程図である。
符号の説明
10、40 Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材
11 Cu/NbTi系強化材層
12、62 第1の拡散障壁層
13 Nb3Sn超電導層
14、61 第2の拡散障壁層
15 Cu層
16 CuNi合金マトリックス
17 NbTiフィラメント
18 芯
19 Nb3Snフィラメント
20 ブロンズ
31〜35 応力-歪特性
51 円柱状NbTi
52、54、60 チューブ状Cu
53 第1の中間体
55 第2の中間体
56 Cu/NbTi系強化材
57 Nbインゴット
58 CuSnブロンズ管
59 第3の中間体
63 第4の中間体
64 第5の中間体

Claims (9)

  1. 化合物系超電導線の高強度化に用いられ、CuとNiとの合金マトリックスに複数のNbTiフィラメントを埋設した構造を有し、かつ拡散熱処理を施したCu/NbTi系強化材であって、
    所定の強度を有するように前記NbTiフィラメントの径(直径)が調整されている
    ことを特徴とするCu/NbTi系強化材。
  2. CuとNiとの合金マトリックスに複数のNbTiフィラメントを埋設した構造を有し、かつ拡散熱処理を施したCu/NbTi系強化材であって、前記NbTiフィラメント径は、10μm以上40μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のCu/NbTi系強化材。
  3. 前記NbTiフィラメント径は、15μm以上30μm以下である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のCu/NbTi系強化材。
  4. 前記NbTiフィラメント径は、20μm以上30μm以下である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のCu/NbTi系強化材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかのCu/NbTi系強化材を埋設するCu/NbTi系強化材層と、超電導線フィラメントを埋設する超電導層と、を少なくとも有している
    ことを特徴とするCu/NbTi系強化型化合物超電導線材。
  6. 前記超電導線フィラメントはNb3Snフィラメントであることを特徴とする請求項5に記載のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材。
  7. 前記Cu/NbTi系強化材層を中心に、第1の拡散障壁層と、前記超電導層と、第2の拡散障壁層と、Cu層とを同心円状に順次形成してなる
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材。
  8. 前記超電導層を中心に、前記第1の拡散障壁層と、前記Cu/NbTi系強化材層と、前記第2の拡散障壁層と、前記Cu層とを同心円状に順次形成してなる
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材。
  9. 前記第1の拡散障壁層及び第2の拡散障壁層は、Nb又はTaからなることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のCu/NbTi系強化型化合物超電導線材。
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