JP2007304024A - 信号伝達回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 相手方機器の環状鉄心などに信号線をコイル状に巻回する煩雑な作業を不要にでき、その結果作業時間の短縮や作業効率の向上を図ることができる信号伝達回路装置を提供する。
【解決手段】 電磁誘導作用によって相手方機器との間で信号を授受する回路装置であって、基部と、これに支持される基部上絶縁導体束と、前記基部上絶縁導体束を構成する各絶縁導体と交互に一続きとなって全体としてコイル状導体路を形成する複数の絶縁導体を備える基部外絶縁導体束とを少なくとも備えてなる信号伝達回路装置。該回路装置には、前記基部上絶縁導体束または前記基部外絶縁導体束に接続され、前記コイル状導体路の通電可能な巻数を切り替える巻数切り替え手段を設けることができる。前記基部外絶縁導体束は、少なくとも一方の端部が前記基部上絶縁導体束と接続コネクターによって着脱自在に接続できる。この絶縁導体束としては、多芯絶縁電線が使用できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばCTやクランプメーターなどの相手方機器との間で電磁誘導作用によって信号を授受する信号伝達回路装置に関する。
変流器(以下、CTという。)やクランプメーターなどを用いて被測定回路の電流を測定する場合に、これらの機器の測定部の貫通穴に被測定回路の電線とともに、電流発生装置の出力線を貫通させて、これに被測定回路中の不用な電流と逆位相の電流を流すことで、当該不用な電流を打ち消し、被測定回路の本来測定したい電流のみを測定する方法がある。例えば、CTやクランプメーターを用いた漏洩電流測定において、容量成分を除いた抵抗成分のみを測定する場合などに、この測定方法が用いられる。
しかし、この測定方法では、打ち消したい電流が大きい場合、電流発生装置からの出力も大きくなり、消費電力が増加するので、その対策として電流発生装置からの出力線を複数回巻回することによって出力電流を見かけ上増幅することが行われる。しかし、そのためにはCTやクランプメーターなどから電流発生装置の出力線を一旦取り外し、クランプメーターのクランプ部に複数回巻回し直すという煩雑な作業が必要となる。
また、モーターの回転軸を回転させ回転動力を得る電動機回路には、モーター過負荷保護を目的として、モーターリレーが設置されることが多い。このモーターリレーは、CTからなるカレントコンバーターと組み合わせて用いられ、カレントコンバーター出力によって過負荷などの異常状態を検出し、例えば前記電動機回路の電磁開閉器などの外部機器に制御信号を出力する機能を備えたものである。このモーターリレーについては、定期的に電流発生装置などの試験装置からカレントコンバーターにモーター過負荷の模擬電流を流して、正常に動作するか否か確認する試験を行う必要がある。
この動作試験では、カレントコンバーターにモーターへの電力線を複数回巻回している場合、試験装置の電流出力線を同様の巻数となるようにカレントコンバーターに巻回して試験を行う必要があるが、この電流出力線をカレントコンバーターに巻回する作業に時間と手間がかかるという問題がある。また、カレントコンバーターの取り付け位置によっては電流出力線を巻回する作業自体が困難な場合も多い。
なお、本明細書では、以下、前記のCT、クランプメーターおよびカレントコンバーターなどの環状鉄心を備えた機器のほか、環状鉄心自体を「相手方機器」と呼ぶこととする。
特開2003−255011号公報 特許第3405407号明細書 特開平9−80095号公報 特公平8−14593号公報 実用新案登録第3112098号明細書
本発明は、前記事情に鑑み、相手方機器の環状鉄心などに信号線をコイル状に巻回する煩雑な作業を不要にでき、その結果作業時間の短縮や作業効率の向上を図ることができる信号伝達回路装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的の下鋭意検討を重ねた結果、複数の絶縁導体を束状に平行に並べて形成されたコイル状導体路を備える回路装置を用意し、該コイル状導体路の一部をなす束状の複数の絶縁導体を相手方機器の環状鉄心に挿通しておき、前記複数の絶縁導体に通電するように構成することで、前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、前記目的は、電磁誘導作用によって相手方機器との間で信号を授受する回路装置であって、基部と、これに支持された基部上絶縁導体束と、前記基部上絶縁導体群を構成する各絶縁導体と交互に一続きとなって全体としてコイル状導体路を形成する複数の絶縁導体を備える基部外絶縁導体束とを少なくとも備えてなることを特徴とする信号伝達回路装置によって達成される。
本発明の信号伝達回路装置によれば、コイル状導体路の一部である基部外絶縁導体束をCTなどの相手方機器の環状鉄心に挿通することにより、前記相手方機器の環状鉄心に1本の絶縁導体を環状鉄心に複数回巻回した場合と同様の効果が得られるので、絶縁導体を巻回する煩雑な作業を不要にでき、その結果作業時間の短縮や作業効率の向上を図ることができる。また、相手方機器に見かけ上増幅された電流を与え、場合によっては相手方機器よりより小さい誘導電流を受け取ることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の信号伝達回路装置についてより詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、以下の図では、同一または共通の各部については同一の符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の信号伝達回路装置の一実施形態の概略を模式的に示す回路図である。本発明の信号伝達回路装置1は、コイル状導体路10と、前記コイル状導体路10の一部を支持する基部5とを少なくとも備える。
コイル状導体路10は、基部5の外側に引き出され、再び基部5に帰還する部分(以下、「基部外絶縁導体束」という。)2と、基部5上に支持された部分(以下、「基部上絶縁導体束」という。)3とから構成されている。このコイル状導体路10の巻数は適宜設定できるが、図1では8回としている。
基部5は、それ自体が絶縁材料であり、前記基部上絶縁導体束3などを支持固定できるものであれば、その材質、形状およびサイズに特に制限されないが、例えばプリント配線板(基板)などを好適に使用できる。この基部5には、前記コイル状導体路10を流れる信号を他の回路などに授受する接続端6,7を設けることができる。この接続端6,7は、公知の接続端子であってもよい。なお、以下の図では、接続端または接続端子に同一の符号6、7を用いることとする。
本発明の基部外絶縁導体束2は、複数本の絶縁導体を平行に並べて束状にされたものである。複数本の絶縁導体を束状とするのに、結束具などを用いても用いなくてもよい。各絶縁導体は、銅、鉄またはアルミニウムなどの電導材料からなる芯材にゴム、合成樹脂、紙、綿または絹糸、エナメル、無機絶縁物などで電気的に絶縁被覆を施したものである。芯材は、素線導体単独であってもよく、該素線導体を複数本撚り合わせたものであってもよい。また、この素線導体は、その断面形状が円形、正方形、長方形、楕円形などの断面形状を備えた棒状体または線状体とされる。
絶縁導体の好適な具体例としては、器具用、屋内配線用、通信用などに使用される絶縁電線が挙げられる。特に、通信機器やIT機器などに使用される音声信号、映像信号またはデータ伝送用の各種絶縁電線などを好適に使用できる。この絶縁電線は、単芯であっても多芯であってもよい。また、この絶縁電線は、内部にシールド加工が施されたものであってもよい。この絶縁電線が多芯の場合、その断面形状が円形に限定されない。従って、通常の円形断面の多芯の絶縁電線を使用することができるだけでなく、平型のフラットケーブルなども好適に使用できる。このような絶縁電線の好適な具体例としては、パーソナルコンピューター内に収納された各種機器を接続する多芯ケーブルやフラットケーブルなど、該コンピューターとその周辺機器を接続するLANケーブル、SCSIケーブル、eSATAケーブルなど、音響機器相互間や通信機器相互間に用いられる汎用ケーブルなどが挙げられる。
絶縁電線が単芯の場合には、複数本の絶縁電線を束状にまとめることで本発明の回路装置に使用できる。絶縁電線を束状にするには、公知の結束具や電線保護材などを用いてもよく、用いなくともよい。また、絶縁電線が多芯の場合には、前記単芯の電線の場合と同様、当該多芯の絶縁電線を複数本束ねることも可能であるが、必要な芯材数を含んだ多芯絶縁電線を1本のみ用いることもできる。本発明においては、このように多芯または単芯の絶縁電線を使用できるが、好ましくは多芯のもの、より好ましくは必要な芯材数を含んだ多芯の絶縁電線を使用するのがよい。
基部外絶縁導体束2の長さは、相手方機器との位置関係を考慮して常識的な範囲で任意に設定できる。また、前記のとおり、この基部外絶縁導体束2の中間において個々の絶縁導体を着脱自在に接続することもできる。
また、本発明の基部上絶縁導体束3は、前記基部外絶縁導体束2と同様に、複数本の絶縁導体を平行に並べたものとして構成される。この絶縁導体としては、前記基部外絶縁導体束2に使用される絶縁電線と同種または異種の絶縁電線を使用することができる。この場合、その複数本を束状にするのに結束具などを使用してもしなくてもよい。また、基部5がプリント配線板である場合、基部上絶縁導体束3として、当該プリント配線板に回路配線がプリントされたものを使用でき、またプリント配線板上の回路配線の端末などに絶縁電線を接続し、これらを組み合わせて使用することもできる。また、プリント配線板上において、1つの配線に対して他の配線を絶縁した状態で交差させる必要がある場合、このプリント配線板上に適宜絶縁導体からなるジャンパー線を用いるか、または公知の多層基板技術を用いることができる。
この基部外絶縁導体束2と基部上絶縁導体束3とは、一体とされていてもよく、別体とされ、相互に接続可能とされていてもよい。これらの具体的な態様としては、以下の3つが挙げられる。
(1)1本の絶縁導体を複数回巻回してコイル状導体路10を形成し、該コイル状導体路10において基部5上に支持固定される部分を基部上絶縁導体束3とし、それ以外の部分を基部外絶縁導体束2とする。
(2)複数の絶縁導体を平行に並べて束状に形成し、当該束状の絶縁導体の両端をそれぞれ一続きとなるように接続してコイル状導体路10を形成し、該コイル状導体路10の基部5上に支持固定される部分を基部上絶縁導体束3とし、それ以外の部分を基部外絶縁導体束2とする。この場合、前記接続端分は、基部5上の周縁部分に設けることが好ましく、接続作業をなくすよう着脱自在にしておくことがより好ましい。
(3)それぞれ絶縁導体を平行に並べて束状にしたものを2個用意し、一方を基部5上に支持固定して基部上絶縁導体束3とするとともに、他方を基部外絶縁導体束2とし、両者の各絶縁導体を交互に一続きとなるように接続する。この場合、2つの絶縁導体束は、着脱自在に接続されることが好ましい。
これらのうち、本発明においては、前記(2)および(3)の態様とするのがよい。
基部外絶縁導体束2と基部上絶縁導体束3とが別体である場合、図1に示すように、一端に接続端子6が設けられた基部上絶縁導体3aの他端は、基部外絶縁導体2aの一端に接続され、相手方機器の測定部を経由して基部5上に帰還するその他端は、基部上絶縁導体3bに接続される。このように、基部外絶縁導体と基部上絶縁導体とは交互に、3b→2b→3c→2c→3d→2d→3e→2e→3f→2f→3g→2g→3h→2h→3iの順に一体となるよう接続される。
基部上絶縁導体3a〜3iと基部外絶縁導体2a〜2hとの接続方法については特に制限はなく、例えばはんだ付けや端子締め付けなどの通常の電線接続方法によって絶縁導体ごとに接続することができる。また、図3の符号25、26に示すように予め雌雄一対の接続コネクターを基部外絶縁導体束2および基部上絶縁導体束3のそれぞれに固着し、これを介して接続することもできる。これらの接続方法のうち、本発明においては、後者の接続コネクターを用いるのが好ましい。
雌雄一対の接続コネクターを用いる場合には、対応する絶縁導体同士を接点によって接続可能となるように基部上絶縁導体束および基部外絶縁導体束の両端にそれぞれ接続コネクターを固着するようにする。このような接続コネクターとしては、通信機器やIT機器などに使用される通信用、音声伝送用、データ伝送用の各種コネクターや電源コネクターなどを使用できる。具体的には、前記例示の絶縁電線(パーソナルコンピューター内に収納された各種機器を接続する多芯ケーブルやフラットケーブルなど、該コンピューターとその周辺機器を接続するLANケーブル、SCSIケーブル、eSATAケーブルなど、音響機器相互間や通信機器相互間の接続に用いられる汎用ケーブルなど)の両端に接続固定された接続コネクターなどが挙げられる。これらの接続コネクターは、基部外絶縁導体束2内および基部上絶縁導体束3内の絶縁導体の数および配置、両絶縁導体束の断面の形状などによって適宜選択して使用できる。なお、図3では、符号25a、26aは基部5上に支持固定された雌雄いずれかの接続コネクターを指し、25b、26bは、基部外絶縁導体束2の両端に固着された他方の接続コネクターを指している(以下の図4および図5についても同様である)。接続コネクター25a,26aおよび25b、26bに雌雄いずれを使用するかについては、感電事故や短絡事故などが生じないように、通常の方法に従い電源側(または誘導電流発生側)を雌とし、他方を雄とすることができる。
本発明の信号伝達回路装置を前記のように構成することで、1本の絶縁導体を相手方機器の環状鉄心に複数回巻回する場合と同様に、相手方機器において見掛け上当該電流信号が増幅され、また相手方機器では、電磁誘導作用によって前記電流信号または増幅された電流信号に応じた誘導電流が誘起されることになる。また、異なる巻数のコイル状導体路を備えた本発明の信号伝達回路装置を複数用意しておくことで、相手方機器の環状鉄心への貫通回数を変更する必要がある場合などに、それまで使用していた信号伝達回路装置に替えて、コイル状導体路の巻数の異なる別の信号伝達回路装置を用いることができ、相手方機器の環状鉄心への絶縁導体の巻回作業を不要とすることが可能となる。
本発明においては、さらに図1に示す信号伝達回路装置の入れ替え作業をなくし、作業の利便性を高めるために、コイル状導体路に巻数切り替え手段を設けることができる。この巻数切り替え手段は、コイル状導体路の通電可能な巻数を切り替え可能なスイッチである。
この巻数切り替え手段としてのスイッチは、巻数の切り替え点数を考慮して、種々のタイプのものが使用できる。例えば、1回路多接点(接点数2以上)タイプのスイッチを単独でまたは2種以上組み合わせて使用でき、またこのタイプのスイッチに1回路1接点、2回路1接点、2回路多接点などの各種タイプのスイッチを組み合わせて用いることもできる。
このようなスイッチとしては、該スイッチが備える操作部からの外力により接点を機械的に開閉する機械的スイッチやスイッチ特性を備えた半導体が組み込まれた電子スイッチなどが好適に使用できる。機械的スイッチの具体例としては、トグルスイッチ、スライドスイッチ、プッシュスイッチ、ロッカースイッチ、ロータリースイッチ、ディップスイッチ、ジャンパースイッチなどが挙げられる。これらの機械的スイッチは、本発明の信号伝達回路装置にいずれも使用できるが、使いやすさや操作性を考慮すると、トグルスイッチやロータリースイッチなどを用いるのが好ましい。また、電子スイッチとしては公知のものが使用でき、この場合、スイッチング動作を生じさせるバイアス電圧などのトリガー信号は、本発明の信号伝達回路装置または外部に設けられた所定の信号発生回路から供給することができる。
巻数切り替え手段を備えた本発明の信号伝達回路装置の2つの実施形態の概略を模式的に示す回路図を図2および図3に示す。これらの図では、巻数切り替え手段4として1回路3接点タイプのスイッチが使用され、該スイッチは基部上絶縁導体束3に近接して基部5上に配置固定されている。このスイッチの共通接点に接続端7からの絶縁導体33が接続され、残りの接点に基部上絶縁導体束3を構成する絶縁導体3iおよび該基部上絶縁導体束3から引き出された引き出し線31,32がそれぞれ接続されている。なお、図3では、符号3iを除き、コイル状導体路10を構成する個々の絶縁導体の符号を省略している。
引き出し線31、32は、基部上絶縁導体3bおよび3eの両端または中間の適当な位置から引き出すことができる。基部上絶縁導体への引き出し線の接続は、公知の方法によることができる。図2では、これら2本の引き出し線31,32のみを示すが、引き出し線の本数はこれに限定されず、本発明の信号伝達回路装置の用途などを考慮して、1本または3本以上とすることもできる。この場合、引き出し線は、それぞれ別の基部上絶縁導体から引き出せばよい。この引き出し線31、32には、絶縁導体、特には絶縁電線を使用するのが好ましい。
このスイッチを操作することで、接続端子6,7を介して本発明の信号伝達回路装置1に入出力される信号は、3a→2a→3b→31の導体路、巻数4回のコイル状導体路(3a→2a→・・・→2d→3e→32)または巻数8回のコイル状導体路(3a→2a→・・・→2h→3i)から巻数切り替え手段4を経て接続端子7に通じる回路を流れることになる。
なお、巻数切り替え手段の配置固定位置やコイル状導体路10との接続位置は、図2および図3に示す例に限定されない。例えば、基部外絶縁導体束2と基部上絶縁導体束3とを接続する接続コネクターに近接してこれら両絶縁導体束のいずれかに設置できる。この場合、巻数切り替え手段は、相手方機器への挿通に際して支障とならない限り、それぞれの絶縁導体束の任意の位置に設けることができる。このような巻数切り替え手段として、これを操作することで、基部外絶縁導体束2または基部上絶縁導体束3を構成する複数本の絶縁導体の一部または全部を短絡するタイプのものなどが使用できる。また、巻数切り替え手段は、本発明の信号伝達回路装置の外部に配置することもできる。この場合、コイル状導体路の端部および所定の本数の引き出し線が該コイル状導体路から引き出され、巻数切り替え手段に接続される。
このように、本発明の信号伝達回路装置に巻数切り替え手段をさらに設けることで、相手方機器の環状鉄心への貫通回数を変更する必要が生じた場合に該巻数切り替え手段を操作するだけで容易に貫通回数を替えることができ、作業の利便性が向上する。
なお、本発明の信号伝達回路装置には、前記構成以外にも、フォトカプラなどを用いた絶縁回路やデータ伝送(送受信)回路などを必要に応じて組み込むことができる。これらの回路は、例えば基部5上に配置できる。
次に、本発明の信号伝達回路装置の使用例について説明する。本発明の信号伝達回路装置は、電流発生装置(標準電流発生装置を含む。以下同じ。)などの出力装置として、あるいは環状鉄心において発生する誘導電流などの伝達装置(例えば、CTの2次巻線など)などとして使用することができる。以下では、前者の本発明の信号伝達回路装置の電流発生装置への装着例について説明した上で、このような電流発生装置の使用例について説明する。
図4は、基部外絶縁導体束としてLANケーブルを用いた本発明の信号伝達回路装置を備えた電流発生装置の一例を示す図である。この図において、電流発生装置11には、基部上絶縁導体束3および巻数切り替え手段4を備えた基部5が内蔵されている。この基部5には、雌雄一対のうちの一方の接続コネクター25a,26aが2個、所定の距離離れて固定されている。これらの雌雄いずれかの接続コネクター25a,26aは、当該電流発生装置11の外箱に設けられた不図示の貫通穴を通して器外に露出しており、これらに、それぞれLANケーブル21の両端に接続された雌雄一対のうちの他方の接続コネクター25b、26bが接続される。かくして、基部上絶縁導体束3とLANケーブル21とが、接続コネクター25、26を介して接続され、コイル状導体路が形成される。なお、巻数切り替え手段4は、前記例示のものを適宜選択して使用できる。また、LANケーブル21としては、例えば4ペア8芯のタイプが使用できる。
図5は、本発明の信号伝達回路装置1を装着可能な電流発生装置11の別の例を示している。この図の信号伝達回路装置1は、それ自体単独の装置として構成されており、基部5は電流発生装置11に内蔵されていない。基部上絶縁導体束3および巻数切り替え手段4からそれぞれ引き出された2本の引き出し線が、当該基部5から同一方向に平行に延設された接続プラグ6、7にそれぞれ接続されている。接続プラグ6,7は、電流発生装置11の所定のソケットタイプの出力端子に挿入嵌合可能とされる。その他の構成は、図4に示す実施形態と実質的に変わるところはない。なお、前記基部5は、別途用意したこれを収容可能な器体に収容することができる。この場合、LANケーブル21の接続コネクター25a,26a、接続プラグ6,7および巻数切り替え手段4の操作部のそれぞれは、外部に露出または突出した状態とされる。
図4および図5に示す電流発生装置の例では、これに装着された本発明の信号伝達回路装置の基部外絶縁導体束2としてのLANケーブル21を相手方機器の環状鉄心の貫通穴に挿通しておき、巻数切り替え手段4を操作することで、電流発生装置11から出力される一定の大きさの電流信号を相手方機器に対して送るだけでなく、見掛け上当該電流信号を増幅することが可能となる。また、相手方機器では、電磁誘導作用によって前記電流信号または増幅された電流信号に応じた誘導電流が誘起されることになる。
〔使用例1〕
本発明の信号伝達回路装置は、背景技術において記載したCTやクランプメーターなどを用いて交流回路の漏洩電流測定において抵抗成分のみの電流を測定する場合に使用できる。本発明の信号伝達回路装置を前記図4または図5に示したように電流発生装置に装着しておき、本発明の信号伝達回路装置の基部外絶縁導体束を被測定回路の電線とともにCTなどの貫通穴に挿通し、該基部外絶縁導体束に被測定回路中の容量性の電流と逆位相の電流を流すことで、当該容量性の電流を打ち消し、被測定回路の抵抗成分のみの電流を測定することができる。
打ち消したい容量性の電流が大きい場合、電流発生装置からの電流出力が大きくなり消費電力が増加するが、当該装置に本発明の信号伝達回路装置を装着することで、従来のような電流発生装置の出力線をCTの貫通穴に券回する作業を行うことなく、貫通回数を増減でき、その結果見かけ上出力電流の増幅などが可能となる。
〔使用例2〕
本発明の信号伝達回路装置は、モーターリレーの動作確認試験に用いる電流発生装置の出力装置として使用できる。本発明の信号伝達回路装置は、前記使用例1と同様に図4または図5に示すように電流発生装置に装着可能であるが、本使用例では前者の電流発生装置を使用するものとする。図6は、このモーターリレーの動作試験のための機器接続図であり、図7は、図6に示すカレントコンバーターの各相の貫通穴30a、30b、30cへの各相配電線および本発明の信号伝達回路装置の一部である多芯絶縁電線の挿通状態を示す部分拡大図である。なお、図6および図7に示す使用例では、電流発生装置12は多チャンネル出力が可能であり、その出力回路に本発明の信号伝達回路装置が3組装着されているものとする。
図6に示すように、三相3線式の交流配電線路U,V,Wが、電磁開閉器40を介してモーター45に接続され、モーター回路が構成されている。このモーター45の過負荷保護回路は、電磁開閉器40とモーター45との間に設置されたカレントコンバーター30と、モーターリレー41と、これらの間を接続するカレントコンバーター30の出力線34と、モーターリレー41と電磁開閉器40のコイルを接続する制御信号線42とからなる。この保護回路では、カレントコンバーター30の電流出力が所定の過負荷条件となった場合、モーターリレー41は制御信号線42を介して電磁開閉器40のコイルを動作させ、電磁開閉器40内の接点を開いてモーターを停止させることで、モーターの過負荷防止が図られる。
モーターリレー41の動作確認試験においては、予めモーター回路に通電させない状態で、図7に示すように、カレントコンバーター30の3つの貫通穴へ本発明の信号伝達回路装置の多芯絶縁電線を各1本挿通する。この多芯絶縁電線は、モーターの過負荷条件における許容電流を考慮して前記に例示したもののなかから適宜選択できる。このように、U,V,Wの各相配電線がカレントコンバーター30に4回巻回されているのに対して(貫通回数4回)、多芯絶縁電線は各相配電線のように4回巻回する必要がない。
次に、電流発生装置12からカレントコンバーター30に対してモーターリレー41の過負荷条件を満たす電流を流し、モーターリレー41が電磁開閉器40の接点を開閉するか否かを確認する。電磁開閉器40の接点が開いた場合、モーターリレー41の動作は正常であり、接点が開かない場合、モーターリレー41の動作は異常であると判断できる。その際、本発明の信号伝達回路装置の巻数切り替え手段4を操作することで、カレントコンバーター30では電流が見かけ上増幅されるので、電流発生装置12からの電流出力を抑えることができ、電流発生装置12の消費電力を低く抑えることができる。
[使用例3]
本発明の信号伝達回路装置は、図8に示すように、クランプメーターなどの校正に使用される校正用標準電流発生装置に装着し、当該装置から標準電流を出力するための装置として使用することができる。この図において、符号13が標準電流発生装置、50がクランプメーター、51が当該クランプメーターのクランプ部、53が表示器である。ここで、校正とは、クランプメーターなどが予め決められた時間間隔で定期的に標準電流と電流測定値との差が許容範囲内にあるか否かを判定することをいう。なお、図8では、標準電流発生装置13内に内蔵された基部上絶縁導体束を省略している。
校正作業に当たっては、クランプメーター50のクランプ部51に本発明の信号伝達回路装置5から標準電流出力線としてLANケーブル21が挿通されている。このLANケーブル21に標準電流発生装置13からの標準電流が流され、クランプメーター50にて当該LANケーブルを流れる電流の測定を行い、結果を表示器53に表示させることで、真の電流値とクランプメーター50の電流表示値との差についての評価が可能となる。
この使用例においても、本発明の信号伝達回路装置5の巻数切り替え手段3によってコイル状導体路の巻数を変更することで、クランプメーター50のクランプ部51の貫通回数を巻回作業を行うことなく変えることができ、その結果、前記標準電流とは異なる標準電流についての校正が可能となる。巻数切り替え手段4において、出力線としてのLANケーブルを含むコイル状導体路の巻数を多段階で変更できるようにしておくことで、複数の標準電流についての校正が可能となる。
以上の使用例で説明したように、本発明の信号伝達回路装置を電流発生装置や校正用標準電流発生装置の出力装置として用いることで、カレントコンバーターの貫通穴へ信号線を巻回する作業が不要になり、また巻数切り替え手段によってコイル状導体路の通電可能な巻数を増すことで、カレントコンバーターでは見かけ上電流が増幅されるので、電流発生装置の消費電力を低く抑えることができる。
本発明の信号伝達回路装置の一実施形態の概略を模式的に示す回路図である。 巻数切り替え手段を備えた本発明の信号伝達回路装置の一実施形態の概略を模式的に示す回路図である。 巻数切り替え手段を備えた本発明の信号伝達回路装置の別の実施形態の概略を模式的に示す回路図である。 本発明の信号伝達回路装置を内蔵した電流発生装置の一例を示す正面図である。 本発明の信号伝達回路装置を外付け可能な電流発生装置の一例を示す正面図である。 本発明の信号伝達回路装置を内蔵する電流発生装置を用いたモーターリレーの動作確認試験を行うための機器接続図である。 図5に示すカレントコンバーターの貫通穴への各相配電線および本発明の信号伝達回路装置の一部であるLANケーブルの貫通状態を示す部分拡大斜視図である。 本発明の信号伝達回路装置を内蔵する電流発生装置を用いたクランプメーターの校正を行うための機器接続図である。
符号の説明
1 信号伝達回路装置(入出力装置)
2 多芯ケーブル
3 導体(芯材)
4 巻数切り替え手段
5 基板(基部)
6、7 接続端(接続端子)
8、9 受け側接続端
11 電流発生装置
12 試験装置
13 標準器
21、22,23 多芯ケーブル
25、26 コネクター
30 CT
30a,30b,30c CT貫通穴
34(34a、34b) CT電流出力線
40 電磁開閉器
41 モーターリレー
42 信号出力線
45 モーター
50 クランプメーター
51 クランプ部(測定部)
52 出力線
53 表示器




Claims (6)

  1. 電磁誘導作用によって相手方機器との間で信号を授受する回路装置であって、基部と、これに支持される基部上絶縁導体束と、前記基部上絶縁導体束を構成する各絶縁導体と交互に一続きとなって全体としてコイル状導体路を形成する複数の絶縁導体を備える基部外絶縁導体束とを少なくとも備えてなることを特徴とする信号伝達回路装置。
  2. さらに、前記基部上絶縁導体束または前記基部外絶縁導体束に接続され、前記コイル状導体路の通電可能な巻数を切り替える巻数切り替え手段を備える請求項1に記載の信号伝達回路装置。
  3. 前記基部外絶縁導体束は、少なくとも一方の端部が前記基部上絶縁導体束と着脱自在に接続されるものである請求項1または2に記載の信号伝達回路装置。
  4. 前記基部外絶縁導体束は、少なくとも一方の端部が雌雄のコネクターを介して前記基部上導体束と着脱自在に接続されるものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の信号伝達回路装置。
  5. 前記基部外絶縁導体束は、多芯絶縁電線である請求項1〜4のいずれか1項に記載の信号伝達回路装置。
  6. 前記多芯絶縁電線は、LANケーブルまたはフラットケーブルである請求項5に記載の信号伝達回路装置。


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