JP2007303887A - 雨滴検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学的に雨滴に関する情報を検知する雨滴検知装置において、大型化、コストアップを抑えつつ、周囲の光が強い場合であっても正確に雨滴に関する情報を検知すること。
【解決手段】オペアンプ6の入力端子を増幅回路7の入力端子側に接続する。抵抗素子13と並列にトランジスタ12を接続する。オペアンプ6の出力端子とトランジスタ12のベース端子を、スイッチング素子10を介して接続する。オペアンプ6の出力電圧を充電するコンデンサ15をスイッチング素子10とトランジスタ12の間に設ける。受光電流が増えて、電圧源14にて生じる基準電圧よりも、増幅回路7に入力される電圧が大きくなった場合、受光電流のうち一部がトランジスタ12に流れる。LED3を発光させるときにはCPU9はスイッチング素子10を開放する。トランジスタ12には、コンデンサ15に充電されていた電圧によって、LED3を発光させる前後で同じ電流が流れる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車のワイパ制御のために用いられる、雨が降っているか否か又は雨滴量など雨滴に関する情報を検知する雨滴検知装置に関する。
従来、雨滴検知装置として、例えば自動車のワイパ自動制御装置に適用されたものが知られている(特許文献1〜4)。これら特許文献1〜4に記載の雨滴検知装置は光学的に雨滴に関する情報を得るものである。図5に示す図は、特許文献1の雨滴検知装置を示している。同図に示すように、この雨滴検知装置は、電流を流すことによって発光する発光素子30と、受光して電流を生じる受光素子40を備えている。この発光素子30はウィンドウガラスに向けて発光するように設置されており、受光素子40は、発光素子30が発光した光がウィンドウガラスで反射されて、その反射光を受光できる位置に設置されている。
そして、雨滴に関する情報を検知する際には、CPU70からの指示信号に基づいて駆動部80を駆動して発光素子30に電流を流す。これによって発光素子30からウィンドウガラスに向けて発光させ、ウィンドウガラスで反射された光をプリズム等からなる光学系を介して受光素子40で電流として検知する。この電流は、微小電流であるので、抵抗素子90で電圧に変換し、その電圧を増幅回路50によって増幅する。次いでAC増幅回路(図示せず)によって周囲の光に対応する電圧を除き、発光素子30からの反射光に対応する電圧のみを増幅する。その後、CPU70は、この電流値をAD変換して取り込む。
ここで、発光素子30から光を発光させた場合に、降雨しているときに対する受光電流は、発光素子30から発光された光がウィンドウ界面で雨により透過する割合が大きくなるために、降雨していないときに比べて小さくなる。したがって、予め、降雨していないときの受光電流を記憶しておくことにより、降雨しているか否かを判断することができる。また、降雨している場合であっても、雨滴量の違いによっても、発光素子30から発光された光がウィンドウで反射する割合が異なってくる。したがって、雨滴量の違いによって、受光素子40で受光した光に対する電流は異なる。その結果、雨滴検知装置は、雨滴量も検知することができる。したがって、ワイパ自動制御装置は、雨が降ってきたときには自動でワイパを駆動させたり、雨滴量によってワイパの間欠時間や速さを変えることができる。なお、特許文献1の雨滴検知装置には、AC増幅回路の図示が省略されている。
なお、特許文献2に記載の雨滴検知装置は、周囲の光の受光を抑えて発光素子で発光した光に対する反射光のみを透過させるような特殊光学フィルタで、受光素子を収納している。
特開2002−267598号公報 特開2000−28753号公報
上述したように、受光素子40で受光した光に対応する電流は、増幅回路50によって増幅しなければならない。しかしながら、増幅回路50には、増幅可能な範囲が存在し、入力電圧が増幅回路の動作電圧以上になると、出力電圧が飽和してしまう。この場合、正確に雨滴量を検知することができない。
これを解決する手段としては、抵抗素子90の値を小さくして、増幅回路50に入力する電圧を小さくすることが考えられる。しかし、この場合、微小電圧をさらに小さくしていることから、増幅回路50、AC増幅回路60の増幅率を上げなければならないが、増幅率を上げるとノイズなどの影響により雨滴に関する情報として誤検知の原因となる可能性がある。
また、特許文献2のように、受光素子を特殊光学フィルタで収納する方法も考えられる。しかし、特殊光学フィルタを設置するために雨滴検知装置が大型化したり、またコストアップとなってしまう。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、大型化、コストアップを抑えつつ、周囲の光が強い場合であっても正確に雨滴に関する情報を検知できる雨滴検知装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の雨滴検知装置は、表面に雨滴が付着する光透過部材の裏面側から表面側に向けて光を発する発光素子と、前記発光素子に発光を指示する発光指示部と、前記発光素子が発した光の内、前記光透過部材の表面において当該光透過部材の裏面側に向かって反射する反射光を受光して、その受光量に応じた電流を発生する受光素子と、前記受光素子と直列に接続され、前記受光素子によって発生された電流に応じた電圧を発生する第1の抵抗素子と、増幅可能な電圧が所定電圧に制限されたものであって、前記第1の抵抗素子によって発生された電圧を入力して増幅する第1の増幅回路と、前記第1の増幅回路で増幅された電圧の内、前記発光素子からの光の前記光透過部材表面での反射光の受光に基づく電圧を取り出して、その電圧を増幅する第2の増幅回路と、前記第2の増幅回路の増幅電圧に基づき、雨滴に関する情報を検知する雨滴検知手段とを備えた雨滴検知装置において、前記第1の増幅回路への入力電圧と、所定の基準電圧との差に対応した電圧信号を出力する出力回路と、前記第1の抵抗素子と並列に接続され、前記出力回路が出力する電圧信号に応じた電流を、前記第1の抵抗素子をバイパスするように流すことによって、前記第1の増幅回路の入力電圧を前記基準電圧に対応した電圧に制限する電流制御素子と、前記出力回路が出力する電圧信号を保持する保持回路と、前記発光素子が発光している間、前記保持回路に保持された電圧信号によって前記電流制御素子を駆動するように、前記出力回路と前記保持回路との接続を遮断する遮断回路とを備えたことを特徴とする。
これによれば、周囲の光が強くなることによって受光素子で生じた電流が大きくなった場合、第1の増幅回路に入力される電圧を基準電圧に保つように、受光素子で生じた電流の一部が電流制御素子に流れることになる(このときの制御をフィードバック制御という)。その後、発光素子を用いて発光させる場合には、遮断回路によって上記フィードバック制御は中止される。この中止をしなければ、発光素子で発光させた前後で第1の増幅回路に入力される電圧は変化しないことになり、周囲の光に対応する電圧と発光素子から発せられた光に対応する電圧とが区別できないためである。
また、フィードバック制御が中止された場合であっても、電流制御素子に流れる電流は、保持回路によって、中止する前と同じ値に保持される。その結果、第1の増幅回路に入力される電圧は、瞬間的に発光前に制御していた電圧と発光によって生じた電圧との足し合わせた電圧が入力されることになる。したがって、発光前に制御していた基準電圧を適切な値に設定することにより、上記足し合わせた電圧を第1の増幅回路の増幅可能範囲に収めることができる。これにより、周囲の光が強い場合であっても、雨滴に関する情報を検知することができる。
また、周囲光を抑えるための特殊光学フィルタ等を用いていないので、大型化、コストアップを抑えることができる。
さらに、この雨滴検知装置は、第1の増幅回路に入力される電圧を制御するために、受光素子にて生じた電流の一部を電流制御素子に流している。つまり、電流によって第1の増幅回路に入力される電圧を制御している。これによって、受光電流が大きい場合(周囲の光が強い場合や、発光素子から発光する光が強い場合)であっても、電源電圧の制約を受けることなく、雨滴に関する情報を検知することができる。
請求項2の雨滴検知装置において、前記出力回路は、非反転入力端子と反転入力端子の一方が前記第1の増幅回路の入力端子と接続され、他方が前記基準電圧を生じさせる電圧源と接続され、出力端子が前記電流制御素子と接続されたオペアンプから構成されていることを特徴とする。オペアンプを用いることにより、簡易に請求項1の作用をする出力回路を構成することができる。
請求項3の雨滴検知装置において、前記電流制御素子は、前記第1の増幅回路に入力される電圧が前記基準電圧より小さい場合は、前記電流のバイパスを停止することを特徴とする。これによれば、第1の増幅回路に入力される電圧が上記基準電圧以下の場合には、電流制御素子に電流が流れない。この場合、従来の雨滴検知装置と同様な方法で雨滴に関する情報を検知することになる。
請求項4の雨滴検知装置において、前記電流制御素子は、トランジスタであり、当該トランジスタのベース端子に、前記出力回路及び前記保持回路が接続されていることを特徴とする。これによれば、出力回路と保持回路が遮断されていないときは、出力回路から出力される電圧信号によって、トランジスタに流れる電流が制御される。一方、出力回路と保持回路とが遮断された場合には、上記フィードバック制御は解かれるものの保持回路に保持されている電圧信号によって、遮断される前と同じ電流がトランジスタに流れることになる。このように、トランジスタを用いれば、上記請求項1、3の作用をする電流制御を簡易に構築することができる。
請求項5の雨滴検知装置において、前記遮断回路は、導通/遮断をするスイッチング素子と、当該スイッチング素子に導通又は遮断するように指示をするスイッチング指示部とを備え、前記スイッチング素子が前記出力回路と前記保持回路との間に接続されていることを特徴とする。これによれば、スイッチング素子を遮断することによって、上記フィードバック制御を中止することができる。
請求項6の雨滴検知装置において、前記保持回路は、コンデンサであることを特徴とする。このように、コンデンサを用いることによって、出力回路の出力電圧信号を保持しておくことができる。
請求項7の雨滴検知装置において、前記遮断回路は、前記電流制御素子に接続された第2の抵抗素子と、2つの入力端子のうち一方に前記第2の抵抗素子の端子電圧が入力され、他方に前記保持回路に保持された電圧が入力されるように接続され、かつ、出力端子が前記電流制御素子に流れる電流を制御する端子と接続されているオペアンプとを備え、前記遮断回路によって、前記出力回路と前記保持回路との接続が遮断された場合、前記保持回路に保持されている電圧信号の放電を鈍感にしたことを特徴とする。
これにより、コンデンサによる放電を鈍くすることができる。その結果、発光前後で電流制御素子に流れる電流値の変動を低く抑えることができる。なお、第2の抵抗素子は、第2のオペアンプの基準電圧とするためのものである。但し、この第2の抵抗素子を電流制御素子に接続することにより、電流制御素子に流れる電流値が制限されることになる。
以下、本発明に係る雨滴検知装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態の雨滴検知装置100は、自動車のワイパの自動制御のために用いられる。図1は、雨滴検知装置100を車両フロントウィンドウの車室内側に設置したときにおける雨滴検知装置100の断面と、図2は雨滴検知装置100の電気回路部分を示す概略構成図である。
図1に示すように、雨滴検知装置100は、車両のフロントウィンドウシールド2上の車室内側の運転者の視界を妨げない部位、例えば上方に、光を透過する透明接着材を用いて取り付けられる。そして、この雨滴検知装置100は、光学的に雨滴Xの状態(有無及び雨滴量)を検知でき、CPU9(図2に示す)からの駆動信号に応じた入射光を発光させる発光素子3(以下、単にLEDという)、雨滴Xの付着した量に応じて減光される反射光を受光し、この反射光の受光量に応じた電流を生じる受光素子4(以下、単にPD(フォトダイオード)という)、入射光及び反射光を案内するプリズム5等からなる光学系と、この光学系への入出力信号を制御して雨滴付着対象物であるフロントウィンドウシールド2に付着する雨滴Xの状態(有無及び雨滴量)を判断する電気回路等から構成される。
そして、雨滴に関する情報を検知する際には、CPU9からの指示信号に基づいてトランジスタ11(図2に示す)を駆動して発光素子3に電流を流す。これによって発光素子3からウィンドウガラスに向けて発光させ、ウィンドウガラスで反射された光をプリズム等からなる光学系を介して受光素子4で電流として検知する。この電流は、微小電流であるので、抵抗素子13(図2に示す)で電圧に変換し、その電圧を増幅回路7(図2に示す)によって増幅する。次いでAC増幅回路8(図2に示す)によって例えばハイパスフィルターを用いて周囲の光に対応する電圧を除き、発光素子3からの反射光に対応する電圧のみを増幅する。その後、CPU9(図2に示す)は、この電流値をAD変換して取り込む。
ここで、発光素子3から光を発光させた場合に、降雨しているときに対する受光電流は、発光素子3から発光された光がウィンドウ界面で雨により透過する割合が大きくなるために、降雨していないときに比べて小さくなる。したがって、予め、降雨していないときの受光電流を記憶しておくことにより、降雨しているか否かを判断することができる。また、降雨している場合であっても、雨滴量の違いによっても、発光素子3から発光された光がウィンドウで反射する割合が異なってくる。したがって、雨滴量の違いによって、受光素子4で受光した光に対する電流は異なる。その結果、雨滴検知装置100は、雨滴量も検知することができる。
次に、この雨滴検知装置100の電気回路部分(以下、単に雨滴検知装置と言う)の構成を図2に基づいて説明する。図2に示す雨滴検知装置100は、LED3、PD4、オペアンプ6、増幅回路7、AC増幅回路8、CPU9、スイッチング素子10、トランジスタ11、12、抵抗素子13、電圧源14、コンデンサ15から構成される。
CPU9は、LED3に電流を流して発光させる際(以下、このときの時間区間を検知区間という)、駆動信号をトランジスタ11のベース端子に送信して、トランジスタ11をオンにする。これによって、電圧源Vc(例えば5V)による電圧によって、LED3に電流が流れ、その電流量に応じた光がLED3から発光される。
また、CPU9は、スイッチング素子10を開放させたり、導通させたりする。具体的には、LED3から光を発光させないとき(以下、このときの時間区間を非検知区間という)には、スイッチング素子10に導通を指示する信号を送信し、スイッチング素子10を駆動させ導通状態にする。これに対し、検知区間では、このスイッチング素子10に送信していた信号の送信を解除する。これによって、スイッチング素子10は開放状態となる。なお、スイッチング素子10としては、例えばバイポーラトランジスタや電界効果型トランジスタなどを用いることができる。
また、CPU9は、発光と同期してAC増幅回路8から送信されてきた信号をAD変換し、その変換後の信号に基づいて、雨滴の有無の判定及び雨滴量の算出を行う。そして、CPU9は雨滴が有ると判定して雨滴量を算出したときには、図示しないワイパ制御機にワイパの駆動及び間欠時間や駆動速さを指示する信号を送信する。
なお、雨滴が無い状態におけるAC増幅回路8から送信される信号を、予め図示しない記憶装置に記憶しておく。これにより、CPU9は、その雨滴が無い状態における信号を参照することにより、雨滴の有無の判定を行うことができる。また、AC増幅回路8から送信される信号の大きさと雨滴量との対応関係を予め計測し、その対応関係を図示しない記憶装置に記憶しておく。これにより、CPU9はその対応関係に基づいて、雨滴量を算出することができる。
PD4は、LED3による光及び周囲の光を受光するとともに、その受光量に応じた受光電流を生じさせる。したがって、周囲の光が強ければ強いほど、受光する光量も多くなり、受光電流は増えることになる。なお、検知区間においては、PD4は、周囲の光とともに、LED3が発光した光がウィンドウガラスで反射された光も受信する。これに対し、非検知区間においては、PD4は、周囲の光のみを受光する。
抵抗素子13は、受光電流を電圧に変換する。そして、その電圧は増幅回路7に入力される。増幅回路7は、入力された電圧を増幅する回路であり、例えば、特許文献1に記載の回路が用いられる。受光電流に対応する電圧が微小であるために、この増幅回路7が用いられる。また、増幅回路7は、自身を駆動するための動作電圧以上には増幅できず、飽和してしまう特性を有している。したがって、周囲の光が強くなって受光電流が大きくなると、増幅回路7の出力電圧が飽和してしまう可能性があることになる。なお、検知区間における増幅回路7の出力端子には、LED3から発光された光に対応する電圧と、周囲の光に対応する電圧との足し合わせた電圧が出力される。したがって、従来の雨滴検知装置は受光電流が大きい場合には、検知区間においては、増幅回路7が増幅可能な閾値電圧以上となってしまう場合がある。その結果、増幅回路7の出力電圧には、一定の飽和電圧が出力されるため、本来のLED3から発光された光に対応する電圧を正確に増幅できなくなる。したがって、正確に雨滴に関する情報が検知できない問題があった。なお、非検知区間における増幅回路7の出力端子には、周囲の光に対応する電圧のみ増幅されて出力されるのは言うまでもない。
AC増幅回路8は、その入力端子に増幅回路7の出力電圧が入力される。そして、AC増幅回路8は、増幅回路7の出力電圧のうち、例えばハイパスフィルターによって周囲の光に対応する電圧を取り除き、LED3から発光された光に対応する電圧のみを増幅し、その増幅した電圧を出力する。従来の雨滴検知装置では、例えば、LED3で発光し、その反射光をPD4で受光したにもかかわらず、AC増幅回路7の出力電圧がゼロとなることもあった。なぜなら、周囲の光が強い場合に、増幅回路6で出力した時点で、LED3に対応する電圧が全て飽和電圧に達してしまうことがあるからである。
オペアンプ6は、増幅回路7に入力される電圧をモニターするとともに、その電圧に応じた電圧を出力する。具体的には、オペアンプ6の非反転入力端子は、増幅回路7の入力端子と接続されており、反転入力端子は、電圧源14に接続されている。この電圧源14は、検知区間において、増幅回路7に入力される電圧が、増幅回路7の増幅可能な閾値電圧以下の電圧となるような電圧を生じる。また、オペアンプ6の出力端子は、スイッチング素子10に接続されている。
コンデンサ15は、スイッチング素子10が導通されている場合に、オペアンプ6の出力電圧が充電される。そのため、コンデンサ15は、オペアンプ6の出力電圧が充電できるような容量を有している。なお、あまりに大きな容量のコンデンサ15を用いると、周囲の光の量が頻繁に変化する状況においては、迅速に充放電できず、オペアンプ6の出力電圧を迅速に充電することができなくなる。
トランジスタ12は、増幅回路7に入力される電圧が基準電圧よりも大きくなった場合に、増幅回路7に入力される電圧を基準電圧に下げるために、受光電流の一部を流すためのものである。トランジスタ12のベース端子は、スイッチング素子10を介してオペアンプ6の出力端子と接続されており、コレクタ端子はPD4と抵抗素子13の間に接続されており、エミッタ端子はグランド線に接続されている。なお、トランジスタ12はNPNバイポーラトランジスタを用いている。したがって、ベース−エミッタ間電圧が正のときにトランジスタ12に電流が流れる。したがって、スイッチング素子10が導通しているときは、オペアンプ6の出力電圧が正、つまり増幅回路6に入力される電圧が基準電圧よりも大きいときに、トランジスタ12は駆動される。その結果、受光電流の一部がトランジスタ12に流れ込む。また、スイッチング素子10が開放されているときは、コンデンサ15に充電されている電圧によって、トランジスタ12は駆動される。その結果、トランジスタ12には、スイッチング素子10が導通されていたときに流れていた電流と同じ電流が流れる。つまり、スイッチング素子10の導通、開放の前後で、トランジスタ12に流れる電流は同じとなる。但し、コンデンサ15に充電されている電圧によって、トランジスタ12が駆動されているときにおいて、コンデンサ15に充電されている電圧は放電することから、厳密に言えば、スイッチング素子10の導通、開放の前後で、トランジスタ12に流れる電流は同じと言えない。しかし、通常、検知区間は短時間であるので、コンデンサ15の充電に伴うトランジスタ12に流れる電流値の変化は非常に小さいと言える。
次に、この電気回路の動作を図3のタイムチャートを用いて、非検知区間と検知区間とに分けて説明する。なお、図3のタイムチャートには、周辺光が無しの場合と、周辺光が弱い場合と、周辺光が強い場合について示してある。なお、説明の便宜上、周辺光が無しの場合とは、非検知区間において受光電流がゼロの場合を言い、周辺光が弱い場合とは、非検知区間において受光電流が3mAより小さい場合を言い、周辺光が強い場合とは、非検知区間において受光電流が3mAより大きい場合を言うものとする。また、電圧源14は3Vの電圧を生じるものとし、抵抗素子13は1kΩ、増幅回路7が増幅可能な閾値電圧を4Vとする。
先ず、非検知区間(発光電流=0)において、各周辺光に対して、受光電流の大きさ(図3(b))、各端子A〜Dの電位(図3(c)〜(f))、AC増幅回路8の出力電圧(図3(g))の状態を説明する。なお、図3(a)は、発光電流の状態を示したタイムチャートである。
同図(b)に示すように、周辺光が強くなるほどPD4にて生じる受光電流は大きくなる。また同図(c)に示すように、非検知区間では、端子A(スイッチング素子10の入力端子)に正信号が送信され続け、その結果スイッチング素子10が導通状態となっている。これは、増幅回路6に入力される電圧が基準電圧よりも大きくなった場合に、オペアンプ6から出力される正の電圧をコンデンサ15に充電するためである。
同図(d)に示すように、端子Bの電位(オペアンプ6の出力電圧又はコンデンサ15に充電されている電圧)は、周辺光無し、周辺光弱の場合には、負又はゼロとなる。これは、受光電流が3mAより小さい場合には、増幅回路7に入力される電圧は3Vより小さくなり(抵抗素子13が1kΩであるため)、オペアンプ6の出力電圧は負又はゼロとなるためである。これに対し、周辺光強の場合には、増幅回路7に入力される電圧は3Vより大きくなり、オペアンプ6の出力電圧が正となる。トランジスタ12は、この端子Bの電位に従って、駆動されたりされなかったりする。
また、同図(e)に示すように、端子Cの電位は、周辺光が強くなるにしたがって、大きくなる。但し、周辺光強の場合(受光電流>3mA)は、上述したように端子Bの電位が正であるので、トランジスタ12が駆動し、端子Cが3Vになるように受光電流のうちの一部がトランジスタ12に流れ込む。例えば、受光電流が10mAとすると、7mAがトランジスタ12に流れることになる(抵抗素子13=1kΩのため)。つまり、周辺光強の場合は、受光電流の大きさにかかわらず、端子Cの電位が3Vに制御されることになる。一方、周辺光弱の場合は、トランジスタ12は駆動されないので、純粋に受光電流を抵抗素子13で変換した電圧が端子Cに出力される。
その結果、同図(f)に示すように、端子Dの電位(増幅回路7の出力電圧)も、周辺光が強くなるにしたがって大きくなる。この場合も、周辺光強の場合(受光電流>3mA)には、受光電流の大きさにかかわらず、増幅回路7が飽和したときの出力電圧以下の一定電圧となる。
なお、非検知区間では、LED3から発光されていないので、反射光がない。したがって、同図(g)に示すように、AC増幅回路8の出力電圧はゼロとなる。
次に検知区間(発光電流≠0)において、各周辺光に対して、受光電流の大きさ(図3(b))、各端子A〜Dに電位(図3(c)〜(f))、AC増幅回路8の出力電圧(図3(g))の状態を説明する。なお、LED3が発光する直前の受光電流の大きさ、端子A〜Dの電位、AC増幅回路8の出力電圧は、図3に示す状態になっているとする。
同図(a)に示すように、ある一定の発光電流が流れると、LED3が発光した光がフロントウィンドウで反射されて、PD4はその反射光を受光する。その結果、同図(b)に示すように、受光電流は、周辺光による電流とLED3が発光した光に対応する電流とを足し合わせた値になる。
また、同図(c)に示すように、検知区間においては、CPU9は、端子Aに負又はゼロの信号を送信して、スイッチング素子10を開放させる。したがって、トランジスタ12は、オペアンプ6の出力端子から切断されることになる。しかし、この場合であっても、コンデンサ15には、スイッチング素子10が開放される直前のオペアンプ6の出力電圧が充電されている。したがって、トランジスタ12は、この充電電圧によって引き続き駆動され、スイッチング素子10が開放される直前に自身に流れていた電流が保持されることになる。よって、同図(d)に示すように、端子Bの電圧は、検知区間と非検知区間とで変化しないことになる。なお、周辺光がゼロ又は弱いときには、コンデンサ15には電圧が充電されていないので、トランジスタ12は駆動されない。
なお、検知区間においてスイッチング素子10を開放しているのは、開放しないと周辺光強の場合には、増幅回路7に入力される電圧が基準電圧に制御されてしまい、非検知区間と検知区間とで、増幅回路7に入力される電圧が変化しないためである。つまり、LED3に対応する電圧を検知できなくなるためである。
同図(e)に示すように、端子Cの電位は、非検知区間における電位に、LED3に対応する電位を足し合わせた電位となる。非検知区間の説明で述べたように、周辺光強の場合(受光電流>3mA)は、受光電流の大きさにかかわらず、増幅回路7の増幅可能な閾値電圧以下の電圧となる。例えば、雨滴が無い状態におけるLED3に対応する受光電流が、1mAとすると、雨滴がある状態におけるそれは1mAより以下となる。このため、周辺光強に対する端子Cの電位は、増幅回路7が増幅可能な閾値電圧(4V)以下となる(抵抗素子が1kΩのため)。
したがって、同図(f)に示すように、端子Dの電位(増幅回路6の出力電圧)は、増幅回路の飽和電圧に達することがない。このため、同図(g)に示すように、AC増幅回路8の出力端子には、周辺光強の場合であっても、周辺光無し、周辺光弱と同様に、LED3の発光に対応する電圧が出力される。これにより、CPU9は、周辺光強の場合であっても、雨滴の有無及び雨滴量を検知することができる。
その後CPU9は、図示しないワイパ制御装置に、ワイパを駆動させたり、その間欠時間や駆動する速さを指示する信号を送信する。
以上、本実施形態の雨滴検知装置100は、増幅回路7に入力される電圧が基準電圧より小さい場合には、従来のように受光電流をそのまま電圧に変換して増幅回路7で増幅する。これに対し、周囲の光が強くなることにより受光電流が大きくなって、増幅回路7に入力される電圧が基準電圧より大きくなった場合は、増幅回路7に入力される電圧が基準電圧になるように制御される。この際、増幅回路7に入力される電圧を基準電圧に制御するために、受光電流のうち一部をトランジスタ12に流し込んでいる。
そして、雨滴に関する情報を検知する際には、スイッチング素子10を開放して、増幅回路7に入力される電圧のフィードバック制御を解く。この際コンデンサ15に充電されている電圧により、トランジスタ12に流れる電流が、スイッチング素子10を開放する前後で同じ値となる。その結果、増幅回路7に入力される電圧は、検知区間の直前における増幅電圧が基準電圧に制御されている場合には、基準電圧とLED3の発光に対応する電圧との足し合わせた値になる。なお、検知区間において、増幅回路7に入力される電圧が、増幅回路7が増幅可能な閾値電圧以下に基準電圧は設定されている。これにより、周辺光が強い場合であっても、増幅回路7の出力が飽和することなく雨滴に関する情報を検知することができる。
また、増幅回路7に入力される電圧を基準電圧に制御するために、受光電流のうち一部をトランジスタ12に流し込んでいる。これに対し、増幅回路7に入力される電圧を電圧によって制御すると、電源電圧の制約を受けてしまい、受光電流が大きくなった場合には正確に雨滴に関する情報を検知することができない。換言すれば、受光電流のうち一部をトランジスタ12に流し込んで、増幅回路7に入力される電圧を基準電圧に制御すると、受光電流の許容範囲を大きくとることができる。
また、特許文献4のように周囲の光を抑えるために特殊光学フィルタを用いていないので、コストアップ、大型化を抑えることができる。
なお、本発明に係る雨滴検知装置は、上記実施形態に限定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変形してもよい。例えば、上記実施形態では、非検知区間においては常にスイッチング素子10を導通させている。これは、増幅回路7に入力される電圧が基準電圧以上となった場合に、オペアンプ6の出力電圧をコンデンサ15に充電するためである。このことから、雨滴に関する情報を検知する一定時間前からスイッチング素子10を導通させるようにしてもよい。つまり、それまではスイッチング素子10を開放しておく。
また、周辺光が小さい場合は、検知区間と同様に非検知区間の場合も、スイッチング素子10を常に開放させてもよい。なお、この場合、従来の雨滴検知装置と同様の構成になる。
(変形例)
上記実施形態では、検知区間において、コンデンサ15に電圧が充電されている場合は、その電圧によって、トランジスタ12は駆動され、LED3を発光する前後でトランジスタ12に流れる電流が変化しないようにしていた。
しかし、コンデンサ15の放電が速いと、トランジスタ12に流れる電流が、LED3を発光する前後で変化してしまう可能性もある。そこで、図4に示すように、コンデンサ15と、トランジスタ12の間にオペアンプ16を挿入する。具体的には、オペアンプ16の非反転入力端子に、コンデンサ15に充電されている電圧が入力されるように接続し、反転入力端子には、トランジスタ12のエミッタ端子側に接続する。また、オペアンプ16の基準電圧を決めるための抵抗素子17をトランジスタ12のエミッタ端子側に接続する。これにより、コンデンサ15の放電を鈍くすることができると考えられる。よって上記問題点を防ぐことができる。
但し、抵抗素子17をトランジスタ12に接続することにより、トランジスタ12に流れる電流値が制限されることになる。その結果、受光電流の許容範囲が上記実施形態に比べて小さくなると考えられる。
なお、図4において、上記実施形態と同一の働きをするものには、図2に示す符号と同一の符号を付している。
雨滴検知装置100の断面と、雨滴検知装置100をフロントウィンドウに取り付けた状態を示した図である。 本実施形態における雨滴検知装置100の全体構成を示す概略図である。 発光電流、受光電流、端子A〜Dの電位、AC増幅回路の出力電圧に対するタイムチャートである。 変形例における雨滴検知装置200の全体構成を示す概略図である。 従来の雨滴検知装置の全体構成を示す概略図である。
符号の説明
100、200 雨滴検知装置、3 LED、4 PD、6 オペアンプ、7 増幅回路、8 AC増幅回路、9 CPU、12 バイパス用トランジスタ、13 抵抗素子、14 電圧源、15 コンデンサ、16 オペアンプ、17 抵抗素子

Claims (7)

  1. 表面に雨滴が付着する光透過部材の裏面側から表面側に向けて光を発する発光素子と、
    前記発光素子に発光を指示する発光指示部と、
    前記発光素子が発した光の内、前記光透過部材の表面において当該光透過部材の裏面側に向かって反射する反射光を受光して、その受光量に応じた電流を発生する受光素子と、
    前記受光素子と直列に接続され、前記受光素子によって発生された電流に応じた電圧を発生する第1の抵抗素子と、
    増幅可能な電圧が所定電圧に制限されたものであって、前記第1の抵抗素子によって発生された電圧を入力して増幅する第1の増幅回路と、
    前記第1の増幅回路で増幅された電圧の内、前記発光素子からの光の前記光透過部材表面での反射光の受光に基づく電圧を取り出して、その電圧を増幅する第2の増幅回路と、
    前記第2の増幅回路の増幅電圧に基づき、雨滴に関する情報を検知する雨滴検知手段とを備えた雨滴検知装置において、
    前記第1の増幅回路への入力電圧と、所定の基準電圧との差に対応した電圧信号を出力する出力回路と、
    前記第1の抵抗素子と並列に接続され、前記出力回路が出力する電圧信号に応じた電流を、前記第1の抵抗素子をバイパスするように流すことによって、前記第1の増幅回路の入力電圧を前記基準電圧に対応した電圧に制限する電流制御素子と、
    前記出力回路が出力する電圧信号を保持する保持回路と、
    前記発光素子が発光している間、前記保持回路に保持された電圧信号によって前記電流制御素子を駆動するように、前記出力回路と前記保持回路との接続を遮断する遮断回路とを備えたことを特徴とする雨滴検知装置。
  2. 前記出力回路は、非反転入力端子と反転入力端子の一方が前記第1の増幅回路の入力端子と接続され、他方が前記基準電圧を生じさせる電圧源と接続され、出力端子が前記電流制御素子と接続されたオペアンプから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の雨滴検知装置。
  3. 前記電流制御素子は、前記第1の増幅回路に入力される電圧が前記基準電圧より小さい場合は、前記電流のバイパスを停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の雨滴検知装置。
  4. 前記電流制御素子は、トランジスタであり、当該トランジスタのベース端子に、前記出力回路及び前記保持回路が接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の雨滴検知装置。
  5. 前記遮断回路は、導通/遮断をするスイッチング素子と、当該スイッチング素子に導通又は遮断するように指示をするスイッチング指示部とを備え、前記スイッチング素子が前記出力回路と前記保持回路との間に接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の雨滴検知装置。
  6. 前記保持回路は、コンデンサであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の雨滴検知装置。
  7. 前記遮断回路は、前記電流制御素子に接続された第2の抵抗素子と、
    2つの入力端子のうち一方に前記第2の抵抗素子の端子電圧が入力され、他方に前記保持回路に保持された電圧が入力されるように接続され、かつ、出力端子が前記電流制御素子に流れる電流を制御する端子と接続されているオペアンプとを備え、
    前記遮断回路によって、前記出力回路と前記保持回路との接続が遮断された場合、前記保持回路に保持されている電圧信号の放電を鈍感にしたことを特徴とする請求項1に記載の雨滴検知装置。
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