JP2007300209A - 動画像再符号化装置およびその動きベクトル判定方法 - Google Patents

動画像再符号化装置およびその動きベクトル判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】予測動きベクトルと入力された符号データの動きベクトルの比較を行うことにより、動きベクトルの再利用の判断が出来るようになる動画像再符号化装置等を提供することを課題とする。
【解決手段】動きベクトル判定部は、対象ブロックに隣接する隣接ブロックの動きベクトルから予測動きベクトルを作成し、予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果を出力する予測動きベクトル精度判定部と、対象ブロックの動きベクトルと予測動きベクトルとを比較し、対象ブロックの動きベクトルの精度について判定処理を行い、対象ブロックの動きベクトルと動きベクトル判定結果とを出力する動きベクトル精度判定部と、予測動きベクトル判定結果と動きベクトル判定結果とを入力することにより、動きベクトルを再利用するか否か総合判定を行う総合判定部と、を少なくとも備えて構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動画像再符号化装置およびその動きベクトル判定方法に関するものである。
従来、符号化装置における動き探索処理時の探索開始点として、予測動きベクトルを利用することが適切かどうかを判定する動きベクトル検出方法が存在する(特許文献1参照)。ここで、特許文献1に記載の動きベクトル検出方法は、予測動きベクトルを求める場合に利用する周辺の3つの隣接マクロブロックの動きベクトルの分散や差分を利用することにより、予測動きベクトルの評価を行うものである。
特開2000−253407号公報
しかしながら、上述した特許文献1は、符号化装置おける探索中心点としての予測動きベクトル利用の判断を行うものであり、このような予測動きベクトルの評価だけでは、再符号化時における入力された符号データの動きベクトルを再利用すべきかどうかの判断は出来ないというという問題が生じる。
また、通常の動画像再符号化装置においては、動きベクトルの再利用を行わずに探索により動きベクトルを検出する手法と、動きベクトルをそのまま再利用する手法の2つの手法が考えられるが、前者の場合には、探索を行うことによる計算量の増大やハードウェア規模の増大という問題が生じ、後者の場合には、符号化効率の低下や画質劣化という問題が生じる。本発明が解決しようとする課題には上述した問題が一例として挙げられる。
本発明では、上記問題に鑑みてなされたものであって、予測動きベクトルと入力された符号データの動きベクトルの比較を行うことにより、動きベクトルの再利用の判断が出来るようになる動画像再符号化装置およびその動きベクトル判定方法を提供することを目的とするものである。すなわち、本発明は、動きベクトルや予測動きベクトルの単純な比較(例えば、分散や内積などのベクトル演算など)のみの処理で、計算量を抑え、かつ画質劣化等の問題を抑えて動きベクトルの再利用を判断することができる動画像再符号化装置およびその動きベクトル判定方法を提供することを目的とするものである。
このような目的を達成するため、請求項1に記載の動画像再符号化装置は、復号化部と動きベクトル判定部と符号化部とを少なくとも備えて構成され、入力符号データを再符号化する動画像再符号化装置において、上記復号化部は、上記入力符号データを復号して画像データを上記符号化部へ出力し、対象ブロックの動きベクトルを上記動きベクトル判定部に出力し、上記動きベクトル判定部は、動きベクトル判定処理を行い、判定処理の結果に基づいて上記対象ブロックの動きベクトルを上記符号化部に出力し、上記符号化部は、上記対象ブロックの動きベクトルを利用して、上記画像データを再符号化するものであって、上記動きベクトル判定部は、上記対象ブロックに隣接する隣接ブロックの動きベクトルから予測動きベクトルを作成し、上記予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果を出力する予測動きベクトル精度判定部と、上記対象ブロックの動きベクトルと上記予測動きベクトルとを比較し、上記対象ブロックの動きベクトルの精度について判定処理を行い、上記対象ブロックの動きベクトルと動きベクトル判定結果とを出力する動きベクトル精度判定部と、上記予測動きベクトル判定結果と上記動きベクトル判定結果とを入力することにより総合判定を行い、上記総合判定の結果、上記対象ブロックの動きベクトルの精度が高いと判定した場合に、上記対象ブロックの動きベクトルを上記符号化部へ出力する総合判定部と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項9に記載の動きベクトル判定方法は、復号化部と動きベクトル判定部と符号化部とを少なくとも備えて構成され、入力符号データを再符号化する動画像再符号化装置における動きベクトル判定方法において、上記復号化部にて、上記入力符号データを復号して画像データを上記符号化部へ出力し、対象ブロックの動きベクトルを上記動きベクトル判定部に出力するステップと、上記動きベクトル判定部の予測動きベクトル精度判定部にて、上記対象ブロックに隣接する隣接ブロックの動きベクトルから予測動きベクトルを作成し、上記予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果を出力するステップと、上記動きベクトル判定部の動きベクトル精度判定部にて、上記対象ブロックの動きベクトルと上記予測動きベクトルとを比較し、上記対象ブロックの動きベクトルの精度について判定処理を行い、上記対象ブロックの動きベクトルと動きベクトル判定結果とを出力するステップと、上記動きベクトル判定部の総合判定部にて、上記予測動きベクトル判定結果と上記動きベクトル判定結果とを入力することにより総合判定を行い、上記総合判定の結果、上記対象ブロックの動きベクトルの精度が高いと判定された場合に、上記対象ブロックの動きベクトルを上記符号化部へ出力するステップと、上記符号化部にて、上記対象ブロックの動きベクトルを利用して、上記画像データを再符号化ステップと、を含むことを特徴とする。
以下に、本発明にかかる動画像再符号化装置およびその動きベクトル判定方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
[動画像再符号化装置の概要]
以下、本動画像再符号化装置の概要について説明し、その後、本装置の構成および処理等について詳細に説明する。
本動画像再符号化装置は、概略的に、復号化部と、動きベクトル判定部と、符号化部とを少なくとも備えて構成される。ここで、復号化部は、入力符号データを復号して画像データを符号化部へ出力し、対象ブロックの動きベクトルを動きベクトル判定部に出力する。また、動きベクトル判定部は、動きベクトル判定処理を行い、判定処理の結果に基づいて対象ブロックの動きベクトルを符号化部に出力する。また、符号化部は、対象ブロックの動きベクトルを利用して、画像データを再符号化する。
ここで、この装置の動きベクトル判定部は、概略的に、以下の基本的特徴を有する。すなわち、動きベクトル判定部は、対象ブロックに隣接する隣接ブロックの動きベクトルから予測動きベクトルを作成し、予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果を出力する予測動きベクトル精度判定部と、対象ブロックの動きベクトルと予測動きベクトルとを比較し、対象ブロックの動きベクトルの精度について判定処理を行い、対象ブロックの動きベクトルと動きベクトル判定結果とを出力する動きベクトル精度判定部と、予測動きベクトル判定結果と動きベクトル判定結果とを入力することにより総合判定を行い、総合判定の結果、対象ブロックの動きベクトルの精度が高いと判定した場合に、対象ブロックの動きベクトルを符号化部へ出力する総合判定部と、を少なくとも備えて構成される。
ここで、予測動きベクトル精度判定部は、隣接ブロックの動きベクトルの揃い具合を利用することにより、予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果を総合判定部へ出力してもよい。
また、動きベクトル精度判定部は、対象ブロックにTop−動きベクトルとBottom−動きベクトルが存在している場合、対象ブロックのTop−動きベクトルとBottom−動きベクトルの揃い具合を対象ブロックの動きベクトルの精度判定に利用してもよい。
また、動きベクトル精度判定部は、対象ブロックにForward−動きベクトルとBackward−動きベクトルが存在している場合、対象ブロックのForward−動きベクトルとBackward−動きベクトルの揃い具合を対象ブロックの動きベクトルの精度判定に利用してもよい。
また、動きベクトル精度判定部は、対象ブロックの動きベクトルと予測動きベクトルの揃い具合を対象ブロックの動きベクトルの精度判定に利用してもよい。ここで、動きベクトル精度判定部は、対象ブロックの動きベクトルと予測動きベクトルの揃い具合について、内積、長さの比率、分散、差分のうちいずれか一つを用いることにより求めてもよい。
また、総合判定部は、総合判定の結果、対象ブロックの動きベクトルの精度が低いと判定した場合に、判定結果情報を符号化部へ出力してもよい。また、この場合に、予測動きベクトル、ゼロベクトルを符号化部へ出力してもよい。
このように、本実施の形態の動画像再符号化装置は、予測ベクトルと入力された符号データの動きベクトルの比較を行うことにより、動きベクトルの再利用の判断が出来るようになる。すなわち、本実施の形態の動画像再符号化装置においては、動きベクトルや予測動きベクトルの単純な比較(例えば、分散や内積などのベクトル演算)のみの処理で動きベクトルの再利用判定を行うことができるため、計算量を抑え、かつ画質劣化等の問題をも抑えて容易に再符号化のための動きベクトルの評価を行うことができるという効果がある。
[装置構成]
以下、このような基本的特徴を具現化するための、本装置の構成について説明する。
図1は、本発明の動きベクトル判定部を含む動画像再符号化装置の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。本発明の動きベクトル判定部を含む動画像再符号化装置は、DVD/HDDレコーダ、符号化変換装置および符号化変換プログラムなどとして実装してもよい。
図1において動画像再符号化装置(1)は、概略的に、復号化部(11)、符号化部(12)および動きベクトル判定部(13)を備えて構成されている。
図1のように構成された動画像再符号化装置(1)は、MPEG−2などの入力符号データ(14)が入力され、復号化部(11)において復号処理を行い、復号された画像データ(16)を符号化部(12)において再符号化を行い、例えばH.264などの出力符号データ(15)を出力する装置である。
ここで、復号化部(11)から復号時に得られた入力符号データ(14)の対象のマクロブロック(以下、単に「対象ブロック」と表す場合がある。)の動きベクトル(17)が、動きベクトル判定部(13)に入力されると、動きベクトル判定部(13)が動きベクトル判定処理などを行い、判定処理の結果得られた動きベクトル情報(18)および判定結果情報(19)を符号化部(12)に入力し、符号化部(12)がこれらの情報を利用して再符号化を行う。
また、図2は、図1の本発明の動きベクトル判定部(13)の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
図2において動きベクトル判定部(13)は、概略的に、予測動きベクトル精度判定部(131)、動きベクトル精度判定部(132)、動きベクトル情報バッファ(133)および総合判定部(134)を備えて構成されている。
図2のように構成された動きベクトル判定部(13)は、図1の復号化部(11)から得られる対象マクロブロックの動きベクトル(17)を入力とし、図1の符号化部(12)に対して動きベクトル情報(18)と動きベクトルの判定結果情報(19)を出力とする。
ここで、動きベクトル判定部(13)における処理の一実施の形態としては、動きベクトル情報バッファ(133)から隣接マクロブロック(以下、単に「隣接ブロック」と表す場合がある。)の動きベクトル(136)を取り出し、予測動きベクトル精度判定部(131)で予測動きベクトル情報(135)を作成し、さらに予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果(138)を総合判定部(134)へ出力する。
さらに動きベクトル精度判定部(132)においては、対象マクロブロックの動きベクトル(17)と予測動きベクトル情報(135)の比較処理を行い、動きベクトル情報(139)と動きベクトル判定結果(140)を総合判定部(134)へ出力する。
また総合判定部(134)は、予測動きベクトル判定結果(138)と動きベクトル判定結果(140)により動きベクトルの総合判定処理を行い、動きベクトル情報(18)と動きベクトルの判定結果情報(19)を出力する。
ここで、総合判定部(134)から出力される動きベクトル情報(18)及び(137)は、総合判定部(134)における総合判定の結果、対象ブロックの動きベクトルの精度が高いと判定した場合には当該対象ブロックの動きベクトルであり(再利用)、一方、対象ブロックの動きベクトルの精度が低いと判定した場合には予測動きベクトル、ゼロベクトル等に振り替えられた動きベクトルである(詳細は後述する)。
[動きベクトル判定部(13)の処理]
次に、このように構成された本実施の形態における動きベクトル判定部(13)の処理の一例について、以下に図3〜図8を参照して詳細に説明する。
図3は、本実施形態における動きベクトル判定部(13)の処理の一例を示すフローチャートである。また、図4は、予測動きベクトルの精度が高い場合を示す概念図であり、図5は、予測動きベクトルの精度が低い場合を示す概念図であり、図6は、Top−MVおよびBottom−MVを示す概念図であり、図7は、Forward−MVとBackward−MVの関係を示す概念図であり、図8は、予測動きベクトルと動きベクトルの揃い具合の一例を示す概念図である。
ここで、以下に説明する実施の形態は、入力符号データMPEG−2から出力符号データH.264への再符号化処理を一例にして説明する。
動きベクトル判定部(13)による動きベクトル判定処理は、図3に示すように、大きく分けて3つのステップから成る。
(1)予測動きベクトル(以下、「MVP」という。)の精度判定(予測動きベクトル精度判定部:図2の131:図3のステップS―10)
(2)MPEG−2 動きベクトル(以下、「MV」という。)の精度判定(動きベクトル精度判定部:図2の132:図3のステップS―20)
(3)総合判定および動きベクトル振替処理(総合判定部:図2の134:図3のステップS―30)
以下に、各処理の詳細を説明する。
(1)予測動きベクトルMVPの精度判定について(ステップS―10)
MPEG−2 MVの判定を行う際に、MPEG−2 MVとMVPとの比較を行うことによって、MPEG−2 MVの精度判定を行う。このとき、MVPの精度が高いことが条件となる。なぜなら、MVPの精度が悪いとMPEG−2 MVの比較対象として利用できないためである。
まず、H.264における予測動きベクトルMVPの基本的な求め方は、図4に示すように、上、右上、左の隣接マクロブロック(以下、「MB」という。)“A,B,C”における各MV“MVa,MVb,MVc”の水平成分、垂直成分のそれぞれの中央値として求められる。
すなわち、MVa=(Xa,Ya),MVb=(Xb,Yb),MVc=(Xc,Yc)とすると、

MVP=(Xp,Yp)=(median(Xa,Xb,Xc),median(Ya,Yb,Yc))

となる。
したがって、図4に示すように、隣接MBの各MV“MVa,MVb,MVc”が揃っている場合には、MVPもほぼ同じMVになり、MVPの精度は高いと推定される。
一方、図5に示すように、隣接MBの各MV“MVa,MVb,MVc”が揃っていない場合には、MVPは隣接MBのどのMVとも異なってしまい、MVPの精度は低いと推定される。
以上のように、予測動きベクトルMVPを決定するのに利用される隣接MBのMVの揃い具合を利用することにより、MVPの精度判定を行う。
ここで、MVの揃い具合を判定する方法については様々な方法が考えられるが、例えば、3つの隣接MBのMVの水平成分“Xa,Xb,Xc”および垂直成分“Ya,Yb,Yc”のそれぞれの分散値を計算し、これをMVPの精度判定に利用してもよい。
(2)MPEG−2 MVの精度判定について(ステップS―20)
MVPの精度判定の後、動きベクトル精度判定部(132)は、そのMVPを利用してMPEG−2 MVの精度判定を行う。
MPEG−2 MVの精度判定処理は次の3つの処理からなる。
A) Top/Bottom−MV判定処理(ステップS―21)
B) Forward/Backward−MV判定処理(ステップS―22)
C) MPEG−2 MV/MVP判定処理(ステップS―23)
以下に順番に詳細を説明する。
(2−A) Top/Bottom−MV判定処理について(ステップS―21)
図6に示すように、対象となるMBにTop−動きベクトルMV(以下、「MVtop」という。)およびBottom−動きベクトルMV(以下、「MVbtm」という。)の2つのMVが存在している場合、H.264におけるMB内の2つのMV“MVtop, MVbtm”は共に同じフィールドのMVであり、MPEG−2 MVの精度が高ければ、このMB内で画像が上下2つに分かれそれぞれ別の動きをするようなオブジェクトの境界部分でない限り、2つのMVは近いベクトルであると考えられる。
したがって、MBの2つのMV“MVtop,MVbtm”の揃い具合を、MPEG−2 MVの精度判定に利用することが出来る。
ここで、2つのMVの揃い具合を判定する方法として、例えば、2つのMVの方向と長さを比較するために、2つのベクトルの内積、および、長さの比率を組み合わせ、これをMVの精度判定として利用してもよい。
以下に、MVtop”と“MVbtm”の2つのMVの内積および長さ比率を利用したMVの精度判定の具体例を示す。
2つのMVをそれぞれ以下のように表す。
Figure 2007300209
これら2つのベクトルの方向成分の揃い具合を示す内積を正規化した形で表すと、次式inner_producttop/btmで求めることが出来る。

Figure 2007300209
このinner_producttop/btmから内積による判定処理のためのコストItop/btmを、
Figure 2007300209
とすることにより、ベクトルの向きが一致する場合(Itop/btm=0)から正反対の場合(Itop/btm =1)をコストとして表現することが出来る。
さらに、ベクトルの向きの比較に加えて長さの比較を行うために、2つのベクトルの長さ比率length_ratiotop/btmは、
Figure 2007300209
となる。このlength_ratiotop/btmから長さ比較による判定処理のためのコストLtop/btmを、
Figure 2007300209
とすることにより、ベクトルの長さが一致する場合(Ltop/btm =0)から完全に一致しない場合(Ltop/btm =1)をコストとして表現することが出来る。
そして、上記により求められた内積によるコストItop/btmと長さ比率によるコストLtop/btmを以下のように組み合わせることによって、2つのベクトルMVtopとMVbtmの判定コストCOSTtop/btmを計算する。
Figure 2007300209
上記ではCOSTtop/btmを加算のより求めたが、以下のように乗算、最大/最小値選択などの手法により計算することも出来る。
Figure 2007300209
(2−B) Forward/Backward−MV判定処理について(ステップS―22)
図7に示すように、通常MBにおけるForward−動きベクトルMV(以下、「MVfw」という。)とBackward−動きベクトルMV(以下、「MVbw」という。)の関係は、対象となるオブジェクトが動いている場合、それぞれのMVはほぼ反対方向を向くはずである。
逆に、それぞれのMVが同じ方向を向いていたり、直角になっていたりする場合は、MVの精度が低いと推定される。
したがって、MBの2つのMV“MVfw,MVbw”の揃い具合を、MPEG−2 MVの精度判定に利用することが出来る。
ここで、2つのMVの揃い具合を判定する方法として、例えば、2つのMVの方向と長さを比較するために、2つのベクトルの内積、および、長さの比率を組み合わせ、これをMVの精度判定として利用してもよい。
以下にMVfw”と“MVbw”の2つのMVの内積および長さ比率を利用したMVの精度判定の具体例を示す。
2つのMVをそれぞれ以下のように表す。
Figure 2007300209
これら2つのベクトルの方向成分の揃い具合を示す内積を正規化した形で表すと、次式inner_productfw/bwで求めることが出来る。
Figure 2007300209
このinner_productfw/bwから内積による判定処理のためのコストIfw/bwを、
Figure 2007300209
とすることにより、ベクトルの向きが正反対の場合 (Ifw/bw =0)から一致する場合 (Ifw/bw =1)をコストとして表現することが出来る。
さらに、ベクトルの向きの比較に加えて長さの比較を行うために、2つのベクトルの長さ比率length_ratiofw/bwは、
Figure 2007300209
となる。このlength_ratiofw/bwから長さ比較による判定処理のためのコストLfw/bwを、
Figure 2007300209
とすることにより、ベクトルの長さが一致する場合(Lfw/bw =0)から完全に一致しない場合(Lfw/bw =1)をコストとして表現することが出来る。
そして、上記により求められた内積によるコストIfw/bwと長さ比率によるコストLfw/bwを以下のように組み合わせることによって、2つのベクトルMVfwとMVbwの判定コストCOSTfw/bwを計算する。
Figure 2007300209
上記ではCOSTfw/bwを加算により求めたが、以下のように乗算、最大/最小値選択などの手法により計算することも出来る。
Figure 2007300209
(2−C) MPEG−2 MV/MVP判定処理について(ステップS―23)
予測動きベクトルMVPの精度判定の結果、MVPの精度が高いと判定された場合、そのMVPは対象のMBがオブジェクトの境界部分等でない限り、MVPとMVは近い可能性が高い。
逆に、MVPの精度が高いと判定されているのに、MVPとMVが離れている場合には、MPEG−2 MVの精度が低い、もしくは、オブジェクトの境界部分であると考えられる。
したがって、図8に示すようなMVPとMPEG−2 MVの揃い具合を、MPEG−2 MVの精度判定に利用することが出来る。
ここで、MVPとMVの揃い具合を判定する方法として、例えば、2つのMVの方向と長さを比較するために、2つのベクトルの内積、および、長さの比率を組み合わせ、これをMPEG−2 MVの精度判定として利用してもよい。
以下に、“MV”と“MVP”の2つのMVの内積および長さ比率を利用したMVの精度判定の具体例を示す。
2つのMVをそれぞれ以下のように表す。
Figure 2007300209
これら2つのベクトルの方向成分の揃い具合を示す内積を正規化した形で表すと、次式inner_productmv/mvpで求めることが出来る。
Figure 2007300209
このinner_productmv/mvpから内積による判定処理のためのコストImv/mvpを、
Figure 2007300209
とすることにより、ベクトルの向きが一致する場合(Imv/mvp =0)から正反対の場合(Imv/mvp =1)をコストとして表現することが出来る。
さらに、ベクトルの向きの比較に加えて長さの比較を行うために、2つのベクトルの長さ比率length_ratiomv/mvpは、
Figure 2007300209
となる。このlength_ratiomv/mvpから長さ比較による判定処理のためのコストLmv/mvpを、
Figure 2007300209
とすることにより、ベクトルの長さが一致する場合(Lmv/mvp =0)から完全に一致しない場合(Lmv/mvp =1)をコストとして表現することが出来る。
そして、上記により求められた内積によるコストImv/mvpと長さ比率によるコストLmv/mvpを以下のように組み合わせることによって、2つのベクトルMVとMVPの判定コストCOSTmv/mvpを計算する。
Figure 2007300209
上記ではCOSTmv/mvpを加算のより求めたが、以下のように乗算、最大/最小値選択などの手法により計算することも出来る。
Figure 2007300209
(3)総合判定および動きベクトル振替処理について(ステップS―30)
総合判定部(134)は、「(1) MVPの精度判定」と「(2) MPEG−2 MVの精度判定」の結果を組み合わせることにより、最終的なMPEG−2 MVの精度判定を行う。
総合判定の結果、MPEG−2 MVの精度が高いと判定された場合には、MPEG−2 MVをH.264 MVとして再利用するために、動きベクトル判定部(図1の13)から符号化部(図1の12)に動きベクトル情報(図1の18)を渡す。
逆に、総合判定の結果、MPEG−2 MVの精度が低いと判定された場合には、MPEG−2 MVをH.264 MVとして再利用せずに、動きベクトル判定部(図1の13)から符号化部(図1の12)に判定結果情報(図1の19)を渡す。
さらに、MPEG−2 MVを再利用しない場合のMVの振替処理については、予測動きベクトルMVPをMVとして利用してもよく、また、零ベクトル(0,0)を利用する方法や、MVPの周辺を再探索することにより最適なMVを検出する方法、イントラ予測モードに振替える方法などを利用してもよい。
ここで、総合判定の具体例としては、「(1)MVPの精度判定」においてMVPの精度が高いと判定された場合、かつ、「(2)MPEG-2 MVの精度判定」においてMPEG-2 MVの精度が低いと判定された場合に、総合判定結果としてMPEG-2 MVの精度が低いと判定してもよい。
また、「(1)MVPの精度判定」においては、3つの隣接MBのMVの水平成分と垂直成分のそれぞれの分散値の和が、ある閾値より小さい場合にはMVPの精度が高いと判定し、ある閾値より大きい場合にはMVPの精度が低いと判定してもよい。
一方、「(2)MPEG-2 MVの精度判定」においては、前述のA),B),C)で計算したそれぞれのコスト、COSTtop/btm, COSTfw/bw, COSTmv/mvpからMPEG-2 MVのコストCOSTを求め、このコストがある閾値より大きければMPEG-2 MVの精度は低いと判定し、ある閾値より小さければMPEG-2 MVの精度は高いと判定してもよい。
MPEG-2 MVのコストCOSTを求める方法としては、
Figure 2007300209
のように加算により求める方法や、以下のように乗算、最大/最小値選択により求めることも出来る。
Figure 2007300209
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
例えば、上述した実施例においては、(1)予測動きベクトルの精度判定、(2)MPEG-2動きベクトルの精度判定の両方を行う構造であるが、(2)の処理だけを行うようにしてもよい。これによりさらに計算量を抑えられる。
また、(2)MPEG-2動きベクトルの精度判定の処理においても、(2-A)Top/Bottom-MVの判定、(2-B)FW/BW-MVの判定、(2-C)MPEG-2 MV/MVPの判定という3つの処理を組み合わせたが、(2-A)と(2-C)のみ、(2-B)と(2-C)のみ、(2-C)のみ等の組み合わせで処理を行ってもよい。
さらに、実施例の各処理におけるベクトルの比較処理で、ベクトルの分散を利用したり、内積や長さ比率などを利用したが、それぞれの処理において実施例にある組み合わせが必須ではなく、ベクトルの揃い具合やばらつき具合を判定できるならば、分散、内積、長さ比率、差分など何れかもしくは組み合わせで判定処理を行うことも可能である。
すなわち、動きベクトルの判定の精度を高めることに重点をおくのであれば、上述の判定方法を適切に組み合わせることで精度を高めることが可能であり、逆に計算量を抑えることに重点を置くのであれば、上述の判定方法のうち計算量の軽い処理を適宜、選択利用することが可能である。
また、本実施例においては、2つのMVの比較を行う手法として、内積と長さ比率を組み合わせた手法を例示したが、他の実施例として2つのMVの差分により比較を行う手法を用いてもよい。なお、差分を利用する方法は、内積や長さ比率を利用する方法と比べて計算量が少なくすることができるという特徴がある。
まず、2つのベクトルを
Figure 2007300209
とすると、この2つのベクトルの差分MVDは、
Figure 2007300209
となる。
この差分MVDの大きさをコストDa/bとし、コストがある閾値より大きければ2つのベクトルは揃っていないと判定し、ある閾値より小さければ揃っていると判定することが出来る。
ここで、差分MVDの大きさの求め方としては、
Figure 2007300209
のように水平成分、垂直成分の大きさを単純に加算する方法や、
Figure 2007300209
のように差分ベクトルの長さを利用する方法がある。
また、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、図1および図2に示した各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
本発明の動きベクトル判定部を含む動画像再符号化装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の図1の動きベクトル判定部(13)の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態における動きベクトル判定部(13)の処理の一例を示すフローチャートである。 予測動きベクトルの精度が高い場合を示す概念図である。 予測動きベクトルの精度が低い場合を示す概念図である。 Top−MVおよびBottom−MVを示す概念図である。 Forward−MVとBackward−MVの関係を示す概念図である。 予測動きベクトルと動きベクトルの揃い具合の一例を示す概念図である。
符号の説明
1 動画像再符号化装置
11 復号化部
12 符号化部
13 動きベクトル判定部
131 予測動きベクトル精度判定部
132 動きベクトル精度判定部
133 動きベクトル情報バッファ
134 総合判定部

Claims (9)

  1. 復号化部と動きベクトル判定部と符号化部とを少なくとも備えて構成され、入力符号データを再符号化する動画像再符号化装置において、
    上記復号化部は、上記入力符号データを復号して画像データを上記符号化部へ出力し、対象ブロックの動きベクトルを上記動きベクトル判定部に出力し、
    上記動きベクトル判定部は、動きベクトル判定処理を行い、判定処理の結果に基づいて上記対象ブロックの動きベクトルを上記符号化部に出力し、
    上記符号化部は、上記対象ブロックの動きベクトルを利用して、上記画像データを再符号化するものであって、
    上記動きベクトル判定部は、
    上記対象ブロックに隣接する隣接ブロックの動きベクトルから予測動きベクトルを作成し、上記予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果を出力する予測動きベクトル精度判定部と、
    上記対象ブロックの動きベクトルと上記予測動きベクトルとを比較し、上記対象ブロックの動きベクトルの精度について判定処理を行い、上記対象ブロックの動きベクトルと動きベクトル判定結果とを出力する動きベクトル精度判定部と、
    上記予測動きベクトル判定結果と上記動きベクトル判定結果とを入力することにより総合判定を行い、上記総合判定の結果、上記対象ブロックの動きベクトルの精度が高いと判定した場合に、上記対象ブロックの動きベクトルを上記符号化部へ出力する総合判定部と、
    を備えたことを特徴とする動画像再符号化装置。
  2. 請求項1に記載の動画像再符号化装置において、
    上記予測動きベクトル精度判定部は、上記隣接ブロックの動きベクトルの揃い具合を利用することにより、上記予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、上記予測動きベクトル判定結果を上記総合判定部へ出力すること、
    を特徴とする動画像再符号化装置。
  3. 請求項1に記載の動画像再符号化装置において、
    上記動きベクトル精度判定部は、上記対象ブロックにTop−動きベクトルとBottom−動きベクトルが存在している場合、上記対象ブロックの上記Top−動きベクトルと上記Bottom−動きベクトルの揃い具合を上記対象ブロックの動きベクトルの精度判定に利用すること、
    を特徴とする動画像再符号化装置。
  4. 請求項1に記載の動画像再符号化装置において、
    上記動きベクトル精度判定部は、上記対象ブロックにForward−動きベクトルとBackward−動きベクトルが存在している場合、上記対象ブロックの上記Forward−動きベクトルと上記Backward−動きベクトルの揃い具合を上記対象ブロックの動きベクトルの精度判定に利用すること、
    を特徴とする動画像再符号化装置。
  5. 請求項1に記載の動画像再符号化装置において、
    上記動きベクトル精度判定部は、上記対象ブロックの動きベクトルと上記予測動きベクトルの揃い具合を上記対象ブロックの動きベクトルの精度判定に利用すること、
    を特徴とする動画像再符号化装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一つに記載の動画像再符号化装置において、
    上記動きベクトル精度判定部は、上記対象ブロックの動きベクトルと上記予測動きベクトルの揃い具合について、内積、長さの比率、分散、差分のうちいずれか一つを用いることにより求めること、
    を特徴とする動画像再符号化装置。
  7. 請求項1に記載の動画像再符号化装置において、
    上記総合判定部は、上記総合判定の結果、上記対象ブロックの動きベクトルの精度が低いと判定した場合に、判定結果情報を上記符号化部へ出力することを特徴とする動画像再符号化装置。
  8. 請求項1に記載の動画像再符号化装置において、
    上記総合判定部は、上記総合判定の結果、上記対象ブロックの動きベクトルの精度が低いと判定した場合に、上記予測動きベクトル、ゼロベクトルを上記符号化部へ出力することを特徴とする動画像再符号化装置。
  9. 復号化部と動きベクトル判定部と符号化部とを少なくとも備えて構成され、入力符号データを再符号化する動画像再符号化装置における動きベクトル判定方法において、
    上記復号化部にて、上記入力符号データを復号して画像データを上記符号化部へ出力し、対象ブロックの動きベクトルを上記動きベクトル判定部に出力するステップと、
    上記動きベクトル判定部の予測動きベクトル精度判定部にて、上記対象ブロックに隣接する隣接ブロックの動きベクトルから予測動きベクトルを作成し、上記予測動きベクトルの精度について判定処理を行い、予測動きベクトル判定結果を出力するステップと、
    上記動きベクトル判定部の動きベクトル精度判定部にて、上記対象ブロックの動きベクトルと上記予測動きベクトルとを比較し、上記対象ブロックの動きベクトルの精度について判定処理を行い、上記対象ブロックの動きベクトルと動きベクトル判定結果とを出力するステップと、
    上記動きベクトル判定部の総合判定部にて、上記予測動きベクトル判定結果と上記動きベクトル判定結果とを入力することにより総合判定を行い、上記総合判定の結果、上記対象ブロックの動きベクトルの精度が高いと判定された場合に、上記対象ブロックの動きベクトルを上記符号化部へ出力するステップと、
    上記符号化部にて、上記対象ブロックの動きベクトルを利用して、上記画像データを再符号化ステップと、
    を含むことを特徴とする動きベクトル判定方法。
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