JP2007298923A - 電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】導光板の位置決め、強度、耐振動性の向上を図ることが可能な電気光学装置の製造方法等を提供する。
【解決手段】電気光学装置の製造方法は、フレーム配置工程と、導光板配置工程と、表示パネル取り付け工程と、を備える。フレーム配置工程では、照明装置の導光板の平面形状の大きさに合わせた開口部を有するフレームが箱形状の外枠の内側に固定して配置される。導光板配置工程では、導光板が前記フレームの開口部に嵌め込まれる。表示パネル取り付け工程では、開口部を覆うようにフレームに表示パネルを取り付ける。このようにすることで、導光板自体にフックが設けられてなくても、フレームに導光板を固定することができ、強度の向上や、輸送時や表示パネルを取り付けるなどの組み立て時における振動に対する耐振動性の向上を図ることもできる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気光学装置の製造方法に関する。
近年、電子機器の軽量化、小型化を図る技術が発展してきている。携帯電話や携帯情報端末(PDA)においても、表示装置として液晶表示装置を用い、軽量化、小型化が図られている。
液晶表示装置は、主に、液晶を2枚の基板で挟持してなる液晶表示パネルと、LED(Light Emitting Diode)などの光源を端面に有する導光板より構成される照明装置より構成される。液晶表示装置の軽量化、小型化に伴い、照明装置も小型化、薄型化が望まれている。現在用いられている導光板の厚さは、0.7mm〜0.8mm程度であり、LEDと同程度の厚さとなっている。このような導光板には、端面にフックが設けられており、当該フックをフレームに架けることで、当該導光板はフレームに固定される。従来、液晶表示装置の組み立てや輸送が行われる場合、導光板の破損を防ぐため、当該導光板は樹脂フレームに固定した状態で扱われていた。
なお、下記の特許文献1には、このような照明装置において、LEDと導光板を密着して配置することで、光のロスを無くす技術が記載されている。
特開2004−349019号公報
しかしながら、導光板の厚さが、上記に示した厚さよりも更に薄くなった場合、当該導光板には、端面にフックを設けることができなくなるため、当該導光板をフレームに固定することができず、液晶表示装置は、導光板の位置決め、強度、組み立て時や輸送時における振動に対する耐振動性といった面で問題が生じる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、導光板の位置決め、強度、耐振動性の向上を図ることが可能な電気光学装置の製造方法等を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、表示パネルが照明装置より出射された光によって照明される電気光学装置の製造方法は、前記照明装置の導光板の平面形状の大きさに合わせた開口部を有するフレームが箱状の外枠の内側に固定して配置されるフレーム配置工程と、前記導光板が前記フレームの開口部に嵌め込まれる導光板配置工程と、前記開口部を覆うように前記フレームに前記表示パネルを取り付ける表示パネル取り付け工程と、を備える。
上記の電気光学装置の製造方法は、例えば液晶表示装置の製造方法であり、フレーム配置工程と、導光板配置工程と、表示パネル取り付け工程と、を備える。フレーム配置工程では、前記照明装置の導光板の平面形状の大きさに合わせた開口部を有するフレームが箱状の外枠の内側に固定して配置される。導光板配置工程では、前記導光板が前記フレームの開口部に嵌め込まれる。表示パネル取り付け工程では、前記開口部を覆うように前記フレームに前記表示パネルを取り付けられる。このようにすることで、導光板自体にフックが設けられてなくても、フレームに導光板を固定することができる。また、導光板を外枠に収納された状態で用いることにより、強度の向上や、輸送時や表示パネルを取り付けるなどの組み立て時における振動に対する耐振動性の向上を図ることができる。
上記の電気光学装置の製造方法の好適な実施例は、前記表示パネル取り付け工程では、前記フレームに前記表示パネルが取り付けられる前に、光学シートが前記導光板の表面上に配置される。
上記の電気光学装置の製造方法の他の一態様は、前記外枠には、底面に前記導光板の平面形状の大きさよりも小さな開口部が設けられており、前記表示パネル取り付け工程では、更にサブ表示パネルが前記外枠の底面の外面の開口部上に取り付けられる。これにより、両面表示型の電気光学装置においても、フレームに導光板を固定することができると共に、強度の向上や、組み立て時や輸送時における振動に対する耐振動性の向上を図ることができる。
上記の電気光学装置の製造方法の好適な実施例は、前記フレーム配置工程では、前記フレームが前記外枠の内側に配置される前に、サブ表示パネル用の光学シートが前記外枠の底面上に配置される。
本発明の他の観点では、電気光学装置は、導光板の平面形状の大きさに合わせた開口部を有するフレームと、前記フレームを内側に固定して配置されてなる箱状の外枠と、前記フレームの開口部に嵌め込まれている前記導光板と、前記開口部を覆うように前記フレームに取り付けられてなる表示パネルと、を備え、前記導光板の厚さは、0.45mm以下であることを特徴とする。このようにすることで、導光板の厚さが0.45mm以下とフックを設けることができない程薄い場合にも、フレームに導光板を固定することができる。また、導光板を外枠に収納された状態で用いることにより、強度の向上や、組み立て時や輸送時における振動に対する耐振動性の向上を図ることができる。
上記の電気光学装置の一態様は、前記外枠には、底面に前記導光板の平面形状の大きさよりも小さな開口部が設けられ、前記外枠の底面の外面の開口部上には、サブ表示パネルが取り付けられている。このように、両面表示型の電気光学装置においても、フレームに導光板を固定することができると共に、強度の向上や、組み立て時や輸送時における振動に対する耐振動性の向上を図ることができる。
本発明の他の観点では、上記の電気光学装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器を構成することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を液晶表示装置に適用したものである。
[第1実施形態]
(液晶表示装置)
図1は、第1実施形態に係る液晶表示装置100の斜視図であり、図2は、図1に示した液晶表示装置100の破線A−A´における断面図を示す。
液晶表示装置100は、片面表示型の液晶表示装置であり、主に、光源部15と導光板11からなる照明装置9と、液晶表示パネル20より構成される。液晶表示パネル20は、導光板11の上面に対向して配置される。導光板11の下面には、反射シート14が配置される。光源部15は、点光源である複数のLED16を備える。
各LED16から出射された光Lは、導光板11内へ入り、導光板11の上下面で反射を繰り返すことにより方向を変え、上面より照明光Laとして外部へ出射する。出射した光Laは、液晶表示パネル20へ向けて進む。
液晶表示パネル20は、導光板11の発光面積とほぼ同一の表示面積を有する。液晶表示パネル20は、ガラスなどの基板1a及び2aを、シール材3aを介して貼り合わせてセル構造を形成し、その内部に液晶4aを封入して構成される。液晶表示パネル20は、基板1a、2aの夫々の外面上に偏光板polaを備える。
照明装置9と液晶表示パネル20との間には、光学シートとして、例えば、拡散シート12a、プリズムシート13aが設けられる。拡散シート12aは、導光板11より出射された光Laを全方位に拡散する役割を有する。プリズムシート13aは、光Laを液晶表示パネル20に集光する役割を有し、断面が略三角形のプリズム形状を一辺の方向(当該断面と垂直な辺の方向)に延在させた形状を有する。導光板11から出射した光Laは、これらの光学シートを通過した後、液晶表示パネル20を透過することにより照明する。
液晶表示パネル20には、COG(Chip On Glass)技術により、液晶駆動用IC(ドライバ)たるドライバIC40aが直接実装されている。液晶表示パネル20の駆動回路は、ドライバIC40aによって駆動され、これにより液晶4aの配向状態は制御されることとなる。
照明装置9は、板金などで形成された箱状の外枠62に収納されている。具体的には、外枠62の内部の底面上に反射シート14が配置され、導光板11の平面形状の大きさに合わせた開口部61aを有する枠状のフレーム61が外枠62の内側に固定して配置され、導光板11がフレーム61の開口部61aに嵌め込まれている。フレーム61は、樹脂などで形成されている。そして、フレーム61には、光源部16が設置され、拡散シート12a、プリズムシート13aといった光学シートが、導光板11の上面の表面上に配置される。液晶表示パネル20は、例えば、遮光性を有する枠状の両面テープ21aによって、開口部61aを覆うようにフレーム61に接着されて取り付けられている。このようにして導光板11は、外枠62内で固定される。
第1実施形態に係る液晶表示装置100では、導光板11の端面にフックが設けられてなくても、外枠62内で導光板11を固定することができる。従って、導光板11が、その端面にフックを形成することが困難な程、厚さが薄い場合、具体的には、導光板11の厚さが、0.45mm以下となるような場合に、第1実施形態に係る液晶表示装置100の構造を採ることは特に好適である。
(液晶表示装置の製造方法)
次に、第1実施形態に係る液晶表示装置100の製造方法について、図3に示すフローチャートを参照しつつ述べる。図3は、第1実施形態に係る液晶表示装置100の製造方法を示すフローチャートである。図4、図5は、図1に示した液晶表示装置100の破線B−B´における断面図であると共に各製造工程における模式図を示している。
まず、図4(a)に示すように、箱状の外枠62の底面に反射シート14を配置する(工程P11)。反射シート14は、外枠62の底面と略同じ大きさに形成されているため、外枠62の底面に配置されると同時に位置決めされる。次に、図4(b)に示すように、導光板11の平面形状の大きさに合わされた開口部61aを有する枠状のフレーム61が外枠62の内側に配置される(工程P12)。具体的には、フレーム61の側面には、フックFKが設けられており、フックFKを外枠62の側面に設けられた穴に引っ掛けることにより、フレーム61は、外枠62に固定して配置される。この工程P12が、本発明におけるフレーム配置工程である。
この後、図4(c)に示すように、導光板11が、フレーム61の開口部61aに嵌め込まれて配置される(工程P13)。先にも述べたように、フレーム61の開口部61aは、導光板11の平面形状の大きさに合わされて形成されているので、導光板11は、フレーム61の開口部61aに嵌め込まれることにより、外枠62内で位置決めされる。なお、このとき、光源部15もフレーム61に配置される。この工程P13が本発明における導光板配置工程である。
次に、図5(a)に示すように、光学シート(図5(a)に示す例では、拡散シート12a、プリズムシート13a)が、導光板11の表面上に配置された後(工程P14)、図5(b)に示すように、液晶表示パネル20が、枠状の両面テープ21aによって、開口部61aを覆うようにしてフレーム61に接着される。これにより、液晶表示パネル20は、フレーム61に取り付けられ(工程P15)、導光板11は、外枠62内で完全に固定される。この工程P15が、本発明における表示パネル取り付け工程である。このようにして、液晶表示装置100は完成する。
以上述べたように、第1実施形態に係る液晶表示装置の製造方法は、導光板11の平面形状の大きさに合わせた開口部61aを有するフレーム61が箱状の外枠62の内側に固定して配置されるフレーム配置工程と、導光板11がフレーム61の開口部61aに嵌め込まれる導光板配置工程と、当該開口部61aを覆うようにフレーム61に液晶表示パネル20を取り付ける表示パネル取り付け工程と、を備える。このようにすることで、導光板11自体にフックが設けられてなくても、フレーム61に導光板11を固定することができる。また、導光板11を外枠62に収納された状態で用いることにより、強度の向上や、輸送時や液晶表示パネル20を取り付けるなどの組み立て時における振動に対する耐振動性の向上を図ることができる。従って、例えば、従来、輸送時などにおいて、導光板11を振動から保護するのにかかっていたコストを削減することもできる。
また、第1実施形態に係る液晶表示装置の製造方法において、両面テープで接着されるのは、フレーム61と液晶表示パネル20の間のみであるため、製造工程中において、導光板11と拡散シート12aの間、拡散シート12aとプリズムシート13aの間、導光板11と反射シート14の間にごみが混入し、完成後にそのことに気づいた場合であっても、フレーム61と液晶表示パネル20の間の両面テープを取り外しさえすれば、拡散シート12a、プリズムシート13a、導光板11を簡単に取り外すことができ、導光板11と拡散シート12aの間、拡散シート12aとプリズムシート13aの間、導光板11と反射シート14の間に混入したごみを取り除くことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る液晶表示装置100aは、片面表示型の第1実施携帯に係る液晶表示装置100と異なり、両面表示型の液晶表示装置である。第2実施形態に係る液晶表示装置100aの斜視図は、図1に示した第1実施形態に係る液晶表示装置100の斜視図と同様である。図6は、第2実施形態に係る液晶表示装置100aの破線A−A´における断面図を示す。液晶表示装置100aは、主に、照明装置9と、液晶表示パネル20の他、更に液晶表示パネル30を有する構成とされる。
液晶表示パネル30は液晶表示パネル20よりも小型であり、液晶表示パネル20よりも表示面積が小さいパネルである。液晶表示パネル30は、両面表示型の携帯電話で言えば、サブ表示パネル(メイン表示パネルの背面に設けられた小型の表示パネル)に相当する。液晶表示パネル30も、ガラスなどの基板1b及び2bを、シール材3bを介して貼り合わせ、その内部に液晶4bを封入して構成される。なお、本発明では液晶表示パネル30の構成は特定のものに限定されない。
各LED16から出射された光Lは、導光板11内へ入り、導光板11の上下面で反射を繰り返すことにより方向を変え、導光板11の上下面から夫々、照明光La及びLbとして外部へ出射する。導光板11において、下面は、液晶表示パネル30に対向している。従って、上面から出射した光Laは、液晶表示パネル20へ向けて進み、下面から出射した光Lbは、液晶表示パネル30へ向けて進む。
液晶表示パネル30と導光板10との間にも、光学シートとして、例えば、拡散シート12b、プリズムシート13bが設けられる。拡散シート12bは、導光板11より出射された光Lbを全方位に拡散し、プリズムシート13bは、拡散された光Lbを集光して液晶表示パネル30に導く。導光板11から出射した光Lbは、これらの光学シートを通過した後、液晶表示パネル30を透過することにより照明する。
また、液晶表示パネル30においても、液晶表示パネル20と同様、COG技術により、液晶駆動用IC(ドライバ)たるドライバIC40bが直接実装されている。液晶表示パネル30の駆動回路は、ドライバIC40bによって駆動され、これにより液晶4bの配向状態は制御されることとなる。液晶表示パネル30は、基板1b、2bの夫々の外面上に偏光板polbを備える。
第2実施形態に係る液晶表示装置100aにおいても、第1実施形態に係る液晶表示装置100と同様、照明装置9は、板金などで形成された箱状の外枠62に収納されている。即ち、導光板11の平面形状の大きさに合わせた開口部61aを有する枠状のフレーム61が外枠62の内側に固定して配置され、導光板11がフレーム61の開口部61aに嵌め込まれている。
第2実施形態に係る液晶表示装置100aでは、第1実施形態に液晶表示装置100と異なり、光Lbが液晶表示パネル30に到達するように外枠62の底面には開口部64が設けられている。開口部64は、導光板11の平面形状の大きさよりも小さく形成されている。反射シート14は、外枠62の底面の開口部64以外の部分に設置されている。また、拡散シート12b、プリズムシート13bといった光学シートは、フレーム61と反射シート14の間に配置されている。なお、第2実施形態に係る液晶表示装置100aは、両面表示型の液晶表示装置なので、観察者は、液晶表示パネル20の表示画面を見たときに、開口部61aを通して、液晶表示パネル30の影が見えてしまうことがある。そこで、液晶表示装置100aでは、反射シート14の代わりに、光を吸収する光吸収シートを備えるとしても良い。液晶表示装置100aに光吸収シートを備えるとすることで、観察者は、液晶表示パネル20を見たときに、液晶表示パネル30の影を見えなくすることができる。
第2実施形態に係る液晶表示装置100aにおいても、第1実施形態に係る液晶表示装置100と同様、液晶表示パネル20は、例えば枠状の両面テープ21aによって、開口部61aを覆うようにフレーム61に接着されて取り付けられており、これにより、導光板11は、外枠62内で固定される。
サブ表示パネルたる液晶表示パネル30は、外枠62の外側の底面の開口部64上に、例えば、開口部64を囲む枠状の両面テープ21bによって、接着されて取り付けられている。
第2実施形態に係る液晶表示装置100aにおいても、導光板11の端面にフックが設けられてなくても、外枠62内で導光板11を固定することができる。従って、導光板11が、その端面にフックを形成することが困難な程、厚さが薄い場合、具体的には、導光板11の厚さが、0.45mm以下となるような場合に、第2実施形態に係る液晶表示装置100aの構造を採ることは特に好適である。
(液晶表示装置の製造方法)
次に、第2実施形態に係る液晶表示装置100aの製造方法について、図7に示すフローチャートを参照しつつ述べる。図7は、第2実施形態に係る液晶表示装置100aの製造方法を示すフローチャートである。図8、図9は、液晶表示装置100aの破線B−B´における断面図であると共に各製造工程における模式図を示している。
まず、図8(a)に示すように、箱状の外枠62の底面に反射シート14を配置する(工程P21)。反射シート14は、外枠62の底面と略同じ大きさに形成されているため、外枠62の底面に配置されると同時に位置決めされる。具体的には、外枠62の底面には開口部64が設けられ、反射シート14にも、外枠62の底面の開口部64と同じ位置に開口部が設けられているため、反射シート14は、外枠62の底面における開口部64以外の部分に配置されることとなる。
次に、図8(b)に示すように、光学シート(図8(b)に示す例では、拡散シート12b、プリズムシート13b)が、外枠62の底面の反射シート14の表面上に配置される(工程P22)。なお、このとき、拡散シート12b、プリズムシート13bは、開口部64を跨って配置される。
次に、図8(c)に示すように、第1実施形態と同様、フレーム配置工程として、導光板11の平面形状の大きさに合わせた開口部61aを有する枠状のフレーム61が外枠62の内側に配置される(工程P23)。フレーム61には、フックFKが側面に設けられており、フックFKを外枠62の側面に設けられた穴に引っ掛けることにより、フレーム61は、外枠62に固定して配置される。
この後、図9(a)に示すように、導光板設置工程として、導光板11が、フレーム61の開口部61aに嵌め込まれて配置される(工程P24)。第2実施形態においても、フレーム61の開口部61aは、導光板11の平面形状に合わされて形成されているので、導光板11は、フレーム61の開口部61aに嵌め込まれることにより、外枠62内で位置決めされる。なお、このとき、光源部15もフレーム61に配置される。
次に、図9(b)に示すように、光学シート(図9(a)に示す例では、拡散シート12a、プリズムシート13a)が、導光板11の表面上に配置される(工程P25)。
その後、図9(c)に示すように、表示パネル取り付け工程として、液晶表示パネル20が、開口部61aを覆うようにして枠状の両面テープ21aによってフレーム61に接着されることで取り付けられる。これにより、導光板11は、外枠62内で完全に固定される。また、このとき、液晶表示パネル30が、外枠62の外側の底面の開口部64上に、例えば、開口部64を囲む枠状の両面テープ21bによって接着されることで取り付けられる(工程P26)。このようにして、液晶表示装置100aは完成する。
以上に述べたことからも分かるように、第2実施形態に係る液晶表示装置100aの製造方法を用いることによっても、第1実施形態に係る液晶表示装置100と同様、導光板11自体にフックが設けられてなくても、フレーム61に導光板11を固定することができる。また、導光板11を外枠62に収納された状態で用いることにより、強度の向上や、輸送時や液晶表示パネル20、30を取り付けるなどの組み立て時における振動に対する耐振動性の向上を図ることができる。
また、第2実施形態に係る液晶表示装置100aにおいても、第1実施形態と同様、フレーム61と液晶表示パネル20の間の両面テープを取り外しさえすれば、導光板11、光学シート(拡散シート12a、12b、プリズムシート13a、13b)を簡単に取り外すことができ、導光板11と光学シートの間、光学シート間に混入したごみを取り除くことができる。
[電子機器]
次に、上述の各実施形態に係る液晶表示装置100、100aを適用可能な電子機器の具体例について図10、図11を参照して説明する。
まず、第1実施形態に係る液晶表示装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図10(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部713とを備えている。
続いて、第1実施形態に係る液晶表示装置100を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図10(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部724を備える。
次に、第2実施形態に係る液晶表示装置100aを、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図11は、本発明の電子機器の一実施形態である携帯電話機2000を示す。この携帯電話機2000は、各種操作ボタンが設けられマイクを内蔵した本体部2001と、表示画面やアンテナを備えスピーカを内蔵した表示部2002とを有し、本体部2001と表示部2002とが相互に折りたたみ自在に構成されている。図11(a)は、携帯電話機2000を開いたときの図を示し、図11(b)は、携帯電話機2000を折りたたんだときの図を示す。表示部2002内には上記の液晶表示装置100aが内蔵され、その内面上にはメイン側の液晶表示パネル20の表示画面110が視認可能に構成され、また、外面上にはサブ側の液晶表示パネル30の表示画面130が視認可能に構成されている。
なお、本発明に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器としては、図10(a)に示したパーソナルコンピュータや図10(b)、図11に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
第1実施形態に係る液晶表示装置の斜視図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の断面図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る液晶表示装置の各製造工程を示す模式図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の各製造工程を示す模式図である。 第2実施形態に係る液晶表示装置の断面図である。 第2実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る液晶表示装置の各製造工程を示す模式図である。 第2実施形態に係る液晶表示装置の各製造工程を示す模式図である。 第1実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器の例を示す図である。 第2実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器の例を示す図である。
符号の説明
9 照明装置、 11 導光板、 15 光源部、 16 LED、 61 フレーム、 62 外枠、 20 液晶表示パネル、 100 液晶表示装置

Claims (7)

  1. 表示パネルが照明装置より出射された光によって照明される電気光学装置の製造方法であって、
    前記照明装置の導光板の平面形状の大きさに合わせた開口部を有するフレームが箱状の外枠の内側に固定して配置されるフレーム配置工程と、
    前記導光板が前記フレームの開口部に嵌め込まれる導光板配置工程と、
    前記開口部を覆うように前記フレームに前記表示パネルを取り付ける表示パネル取り付け工程と、を備えることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  2. 前記表示パネル取り付け工程では、前記フレームに前記表示パネルが取り付けられる前に、光学シートが前記導光板の表面上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の製造方法。
  3. 前記外枠には、底面に前記導光板の平面形状の大きさよりも小さな開口部が設けられており、
    前記表示パネル取り付け工程では、更にサブ表示パネルが前記外枠の底面の外面の開口部上に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置の製造方法。
  4. 前記フレーム配置工程では、前記フレームが前記外枠の内側に配置される前に、サブ表示パネル用の光学シートが前記外枠の底面上に配置されることを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置の製造方法。
  5. 導光板の平面形状の大きさに合わせた開口部を有するフレームと、
    前記フレームを内側に固定して配置されてなる箱状の外枠と、
    前記フレームの開口部に嵌め込まれている前記導光板と、
    前記開口部を覆うように前記フレームに取り付けられてなる表示パネルと、を備え、
    前記導光板の厚さは、0.45mm以下であることを特徴とする電気光学装置。
  6. 前記外枠には、底面に前記導光板の平面形状の大きさよりも小さな開口部が設けられ、前記外枠の底面の外面の開口部上には、サブ表示パネルが取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 請求項5又は6に記載の液晶表示装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器。
JP2006129037A 2006-05-08 2006-05-08 電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 Pending JP2007298923A (ja)

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